JPH1185413A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH1185413A
JPH1185413A JP9241538A JP24153897A JPH1185413A JP H1185413 A JPH1185413 A JP H1185413A JP 9241538 A JP9241538 A JP 9241538A JP 24153897 A JP24153897 A JP 24153897A JP H1185413 A JPH1185413 A JP H1185413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
recording medium
electronic device
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9241538A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tsujioka
哲夫 辻岡
Tetsuya Onoda
哲也 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP9241538A priority Critical patent/JPH1185413A/ja
Publication of JPH1185413A publication Critical patent/JPH1185413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子装置の信号バスと記録メディア制御回路
との間のインターフェース回路の処理能力等の制約によ
り、電子装置の信号バスのデータの転送速度より遅い転
送速度でしかデータを送れず、信号バスのデータ転送能
力が十分に利用されていない。 【解決手段】 電子装置からデータの書き込み、およ
び、読み出しを行うための記録装置20において、記録
メディア16を制御する記録メディア制御回路14を電
子装置の信号バス13上に並列に複数実装する。そし
て、この複数の記録メディア制御回路14に対して同時
にアクセス可能として、電子装置からデータの書き込
み、および、読み出しを行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを高速に読
み書き可能な記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の電子装置の
分野において、データを記録するためにデータ記録装置
(以下、「記録装置」と呼ぶ)が用いられる。この記録
装置としては、ハードディスク・ドライブ、テープ・ド
ライブ、RAMディスク・ドライブ、シリコンディスク
・ドライブなどが広く用いられている。以下に、図6お
よび図7を参照して、従来の記録装置の構成について説
明する。図6は、従来の記録装置の構成例を示すブロッ
ク図である。図において、符号31、32、33は、電
子装置のCPU、メモリ、信号バスを表している。ま
た、符号34、35、36は記録装置の記録メディア制
御回路、信号バス、記録メディアを表している。この図
において、データを書き込む場合は、電子装置のCPU
31がメモリ32上のデータを信号バス33を介して、
この信号バス33に接続された記録装置内の記録メディ
ア制御回路34にデータを転送する。すると、データの
転送を受けた記録メディア制御回路34は、記録装置の
信号バス35に接続され、データを記録する記録メディ
ア36に対し、転送されたデータの記録を行う。一方、
データを読み出す場合には、電子装置のCPU31は記
録装置の記録メディア制御回路34に対してデータを読
み出すための信号を送る。そして、信号を受けた記録メ
ディア制御回路34は、記録メディア36からデータを
読み出す。この記録メディアから読み出されたデータ
は、電子装置の信号バス33を介してメモリ32に転送
される。
【0003】図7は、データの書き込みや読み出しの速
度を速めるための記録装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、記録装置の記録メディア制御回路44
には複数の信号バス45が接続されている。これによっ
て記録メディア制御回路44は、複数の記録メディア4
6に対し同時にデータの書き込み、読み出しができるよ
うになり、データを分散させるとともに同時に制御され
る記録メディア46の個数に応じてデータの書き込みや
読み出し速度を速めることができる。この図においてデ
ータを書き込む場合は、電子装置のCPU31がメモリ
32上のデータを信号バス33を介して、この信号バス
33に接続された記録装置内の記録メディア制御回路4
4にデータを転送する。記録メディア制御回路44は転
送されたデータを分割し、信号バス45に接続される複
数の記録メディア46を同時に制御してデータの記録を
行う。一方、データを読み出す場合は、電子装置のCP
U31は記録装置の記録メディア制御回路44に対して
データを読み出すための信号を送る。そして、信号を受
けた記録メディア制御回路44は、複数の記録メディア
46から同時にデータを読み出す。この記録メディア4
4から読み出されたデータは、電子装置の信号バス33
を介してメモリ32に転送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4の記録メディア制
御回路44は複数の記録メディア46を同時に制御する
ことより、書き込み速度、読み出し速度を速めることが
できる。これにより記録装置内におけるデータの転送速
度の問題は改善された。しかし、電子装置の信号バス3
3と記録メディア制御回路44との間にはインターフェ
ース回路(図示せず)があり、このインターフェース回
路の処理能力の制約によって、電子装置の信号バス33
のデータの転送速度より遅い転送速度でしかデータを送
れず、信号バス33のデータ転送速度を十分に使えない
状態となっている。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、電子装置の信号バスのデータ転送能力を十分に
利用可能な記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、電子装置か
らデータの書き込み、および、読み出しを行うための記
録装置において、記録メディアを制御する記録メディア
制御回路を前記電子装置の信号バス上に並列に複数実装
し、該複数の記録メディア制御回路に対して同時にアク
セス可能とし、データの書き込み、および、読み出しを
行うことを特徴とする記録装置である。
【0007】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記記録メディア制御回路
が、データの書き込みにおいて、前記電子装置から転送
されたデータを該記録メディア制御回路により制御され
る複数の記録メディアに記録するためにデータを分割
し、該複数の記録メディアに対して、同じ記録位置を指
定して該分割されたデータの書き込みを行う制御をする
ことを特徴としている。
【0008】次に、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記記録メディア制御回路
が、前記電子装置から各記録メディア制御回路共通の書
き込みバイト数、または、各記録メディア制御回路共通
の読み出しバイト数を受信すると、該記録メディア制御
回路に制御される記録メディアに対し、該バイト数のデ
ータの書き込み、または、読み出しを行う制御をするこ
とを特徴としている。
【0009】次に、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の記録装置において、前記記録メディア制御回路
が、前記電子装置からデータの書き込み制御命令、もし
くは、読み出し制御命令を受信すると、前記電子装置の
信号バスを直接制御してデータの書き込み、および、読
み出し制御を行うことを特徴としている。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の記録装置において、前記記録メディア制御回路
が、前記電子装置からデータの書き込み制御命令、もし
くは、読み出し制御命令を連続して受信することによ
り、連続してデータの書き込み、および、読み出し制御
を行うことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
記録装置を図面を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施形態による記録装置の概略構成を示すブロック図
である。図において、符号1は電子装置のCPU、符号
12は電子装置のメモリ、符号13は電子装置の信号バ
スである。また、符号20は記録装置、符号14は記録
装置の記録メディア制御回路、符号16はデータの記録
をおこなう記録装置の記録メディア、符号15は記録メ
ディア制御回路14と記録メディアをつなぐ記録装置の
信号バスである。また、符号51〜53は、電子装置の
信号バス13と各記録メディア制御回路14との間の信
号線である。図において、記録装置20には、複数の記
録メディア制御回路14が設けられ、これらの各記録メ
ディア制御回路14は、電子装置の信号バス13にバス
インターフェース回路(図示せず)により接続されてい
る。また、各記録メディア制御回路14には、複数の記
録装置の信号バス15が接続され、同時に複数の記録メ
ディア16を制御できるようになっている。
【0012】ここで、各記録メディア制御回路14は同
時にアクセス可能となている。ここで「同時にアクセ
ス」とは、記録メディア制御回路14を制御して記録メ
ディア16に対し、データの書き込み、読み出しをする
場合、それぞれの記録メディア制御回路14を順番に制
御するのではなく、それぞれの記録メディア制御回路1
4を独立に扱って連続制御することにより、同時にそれ
ぞれの記録メディア制御回路14を動作させてデータの
書き込み、読み出しを行うことをいう。図2は、記録メ
ディア制御回路14を順番に制御した場合の信号線51
〜53および電子装置の信号バス13のデータ転送速度
を表す使用帯域を示したものである。図より、1つ目の
記録メディア制御装置14によるデータ転送が終了する
と、次の記録メディア制御回路14によるデータ転送を
開始し、順次にアクセス制御を行う。この方式では電子
装置の信号バス13の使用帯域は信号線51〜53の使
用帯域と等しくなる。記録メディア16に対するアクセ
ス速度や記録メディア制御回路14の制御能力、信号バ
ス13と記録メディア制御回路14との間にあるインタ
ーフェース回路の処理能力等によって信号線51〜53
の使用帯域が制限されているため、信号バス13の帯域
に余裕がある場合は、信号バスのデータ転送能力を十分
に利用できないことになる。
【0013】一方、図3は、各記録メディア制御回路1
4を同時に制御した場合の信号線51〜53および電子
機器の信号バス13の使用帯域を示したものである。図
のようにそれぞれの記録メディア制御回路14を独立に
扱い、データ転送が終了するとすぐに、同じ記録メディ
ア制御回路14の次のデータ転送を開始するように制御
する。この方式ではそれぞれの記録メディア制御回路1
4の信号バス13へのアクセス競合が発生することによ
って1つのブロックの転送時間が若干長くなるが、信号
バス13の使用帯域が大幅に増化し、利用効率が改善さ
れることによって記録装置20を含む全体的なシステム
の性能が向上する。図8は、各記録メディア制御回路1
4の処理時間にばらつきのある場合の信号線51〜43
および電子装置の信号バス13の使用帯域を示したもの
であるが、各記録メディア制御装置14を独立に扱う場
合において、処理時間にばらつきがあっても、無駄なく
信号バス13を使用することができる。このように、各
記録メディア制御回路14を同時にアクセス可能とする
ことにより、電子装置に対するデータの転送速度の改善
が図れる。
【0014】以下では、図1を用いて本実施の形態の記
録装置の動作の概要を説明する。はじめに電子装置から
記録装置20にデータを書き込む場合について説明す
る。電子装置のCPU11は、記録装置20への書き込
み対象となるメモリ12上のデータを分割し、電子装置
の信号バス13を介して記録装置20内の複数の記録メ
ディア制御回路14に同時に転送する。データの転送を
受けたそれぞれの記録メディア制御回路14は、転送さ
れたデータを同時に制御する記録メディア16の個数に
応じて、転送されたデータを分割する。そして、記録メ
ディア16に記録するために分割されたデータは、記録
メディア制御回路14の制御のもと、記録装置の信号バ
ス13に接続される複数の記録装置16に同時に記録さ
れる。以上により電子装置から記録装置20へのデータ
の書き込みが行われる。
【0015】次に、電子装置が記録装置20からデータ
を読み出す場合について説明する。まず、電子装置のC
PU11は、記録装置のそれぞれの記録メディア制御回
路14に対して、同時にデータの読み出し信号を送る。
各記録メディア制御回路14は、制御下にある記録メデ
ィア16から読み出し対象となるデータを記録装置の信
号バス15を介して同時に読み出す。この読み出された
データは、各記録メディア制御回路14から電子装置の
信号バス13を介して電子装置のメモリ12に転送され
る。このときデータのならびが書き込み時と同じになる
ように記録メディア制御回路14は、電子装置のメモリ
12上の転送先アドレスを指定してデータを送るものと
する。以上のように、電子装置の信号バス13に複数の
記録メディア制御回路14を並列に接続し、同時にアク
セス可能とすることで、電子装置の信号バス13のデー
タの転送能力を十分に使ったデータの書き込み、読み出
しが可能となる。
【0016】なお、記録メディア制御回路14は、この
記録メディア制御回路14により制御される複数の記録
メディア16に向けてデータを分割してデータの書き込
む際に、この制御下にある複数の記録メディア16に対
して、データの記録位置としてメディア上の同じ記録位
置を指定して、この分割されたデータの書き込みを行う
ように制御することが望ましい。これによりデータの書
き込みの際に同時に制御する記録メディア16の記録位
置に関する制御を同一の制御信号で行え、各記録メディ
ア16の記録位置が異なる場合より制御が容易となる。
これにより、記録メディア制御回路14の処理能力に余
裕が生じ、記録メディア制御回路14の処理能力により
データの転送速度が制限されている場合の改善を図るこ
とができる。なお、記録メディア16上の同じ位置から
データが書き込まれていることから、このデータの読み
出しの際に記録メディア16のデータの読み出し位置に
関する制御を同一の制御信号で行え、書き込みの場合と
同様、記録メディア制御回路14の処理能力によりデー
タの転送速度が制限されている場合の改善を図ることが
できる。
【0017】また、記録メディア制御回路14は、電子
装置のCPU11から各記録メディア制御回路14共通
の書き込みバイト数、または、共通の読み出しバイト数
を受信し、この記録メディア制御回路14に制御される
記録メディア16に対し、このバイト数のデータの書き
込み、または、読み出しを行うようにすることが望まし
い。このように、電子装置と各記録メディア制御回路1
4との間のデータの転送において、共通の書き込みバイ
ト数、または、読み出しバイト数を受信するようにする
ことで、各記録メディア制御回路14の処理の負担が均
一化されデータの転送効率が良くなる。なお、データ書
き込みにおける各記録メディア制御回路14へのデータ
の転送を均等にすることにより、このデータの読み出し
における各記録メディア制御回路14の処理の負担が均
等になり、結果としてデータの読み出し時の転送効率も
よくなる。
【0018】次に記録装置20における記録メディア制
御回路14の個数および各記録メディア制御回路14に
制御される記録メディア16の個数を具体的にし、記録
装置20へのデータの書き込み動作をより詳しく説明す
る。図5は、記録装置20において、記録メディア制御
回路14の個数が「3」、各記録メディア制御回路14
に制御される記録メディア16の個数が「3」の場合の
具体的な回路構成例を示した図である。図において、符
号27は記録メディア制御回路内にあり電子装置の信号
バス13を制御する信号バス制御回路を、符号28は記
録メディア制御回路内のローカルCPUを、符号29は
記録メディア16と接続する信号バス15を制御する記
録メディアの信号バス制御回路である。また、符号14
a、14b、14cは記録メディア制御回路であり、記
録メディア制御回路14b、14cは、記録メディア制
御回路14aと同じ回路構成をとるものとする。
【0019】電子装置から記録装置20へのデータの書
き込みにおいて、電子装置のメモリ12のアドレスAか
らNバイトのデータを書き込む場合について以下に説明
する。まず、電子装置のCPU11は、nバイト(n<
N)単位で均等にデータを書き込むために、記録メディ
ア制御回路14a、14b、14cのそれぞれのローカ
ルCPU28に対して、それぞれ電子装置のメモリ12
上のアドレス(A)、アドレス(A+n)、アドレス
(A+2n)からnバイトのデータを記録するように、
同時に制御命令を送信する。制御命令を受けた各ローカ
ルCPU28は、電子装置のメモリ13上の指定された
アドレスから電子装置の信号バス13、信号バス制御回
路27を介してnバイトのデータの転送を受けると共
に、このnバイトのデータをさらに3分割し、記録メデ
ィアの信号バス制御回路29を同時に駆動して、各記録
メディア16の同じデータ記録位置からデータの記録を
行うように制御する。記録メディア16へのデータの書
き込み動作が終了すると、書き込み終了信号が電子装置
のCPU11に届く。この信号を受けて、すぐにCPU
11は、記録メディア制御回路14a、14b、14c
内の各ローカルCPU28に対し、次の書き込みデータ
領域である電子装置のメモリ12上のアドレス(A+3
n)、アドレス(A+4n)、アドレス(A+5n)か
らnバイトのデータを記録するように制御命令を送信す
る。以上を繰り返し、Nバイトのデータの書き込みを終
えると、データの書き込みを終了する。
【0020】なお、信号バスへのアクセス競合が生じた
場合の調停制御を専門に行うバスマスタ制御機能を付加
すれば、電子装置のCPU11およびローカルCPU2
8の処理を介することなく電子装置のメモリ12上のデ
ータを記録メディア16に直接転送することができ、よ
り効率的なデータ転送を実現できる。このように3つの
記録メディア制御回路14a、14b、14cを同時に
繰り返して書き込み制御をすることによって、高速にデ
ータの書き込みを実行することが可能となる。一方、デ
ータの読み出しは、図1を用いてデータの読み出しを説
明した場合と同様に、書き込み時の動作手順を逆方向に
実行することにより、記録メディア16上のデータを電
子装置のメモリ12上に転送することができる。
【0021】なお、実験検証により、3個の記録メディ
アが接続された1個の記録メディア制御回路よりなる従
来の記録装置でデータの書き込み、読み出しを行った場
合において30[メガバイト/s]の性能しか得られな
いのに対して、図2のように3個の記録メディア制御回
路を同時に駆動することによって80〜100[メガバ
イト/s]の性能が得られた。この場合の電子装置の信
号バスのデータ転送能力は133[メガバイト/s]で
あり、十分な利用効率が達成できていることを実験的に
確認した。
【0022】なお、上記実施の形態における記録装置2
0として、電子装置のCPU11が、データの書き込
み、読み出しの際の制御を行っている。これを、電子装
置のCPU11は、電子装置のメモリ12上のデータの
転送元あるいは転送先のアドレス、書き込みあるいは読
み出しバイト数を各ローカルCPU28に対して送信す
るのみで、電子装置に対するデータの転送制御は各記録
メディア制御回路14内のローカルCPU28が電子装
置の信号バス13を直接制御して行うようにする事が望
ましい。これにより、電子装置のCPU11の処理を介
する必要がなくなり、CPU11の負担を減らすことが
でき、他の処理を行うことができるようになるからであ
る。
【0023】また、上記実施形態における記録装置20
において、記録装置20に書き込む際のデータの転送
元、および記録装置20から読み出す際のデータの転送
先はメモリ12に限らず、図2に示すように通信装置3
0等の電子装置の信号バス13に接続された一般の装置
であってもよい。すなわち、メモリ12を介さないで直
接に通信装置30と記録装置20がデータを送受するこ
とによって、さらに信号バス13の利用効率を向上させ
ることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による記録
装置によれば、下記の効果を得ることができる。請求項
1に記載の発明によれば、記録メディアを制御する記録
メディア制御回路を前記電子装置の信号バス上に並列に
複数実装し、この複数の記録メディア制御回路に対して
同時にアクセス可能とし、データの書き込み、および、
読み出しを行えるようにしている。これにより、並列的
なデータの書き込み、読み出しが可能となり、電子装置
の信号バスと記録メディア制御回路との間のインターフ
ェース回路の処理能力等のの制約があったとしても、記
録メディア制御回路の数に応じて、データの書き込み、
読み出し速度の改善がなされ、電子装置の信号バスのデ
ータの転送能力を十分に利用できるようになる。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、記
録メディア制御回路は、データの書き込みにおいて、電
子装置から転送されたデータを制御される複数の記録メ
ディアに記録するためにデータを分割し、この複数の記
録メディアに対して、同じ記録位置を指定して分割され
たデータの書き込みを行う制御をしている。これにより
データの書き込みの際に制御する記録メディアの制御が
容易になる。
【0026】また請求項3に記載の発明によれば、記録
メディア制御回路は、共通の書き込みバイト数、また
は、共通の読み出しバイト数を受信して、データの書き
込み、または、読み出しを行っている。これにより、各
記録メディア制御回路の処理の負担が均一化されデータ
の転送効率が良くなる。
【0027】また請求項4に記載の発明によれば、記録
メディア制御回路は、電子装置からデータの書き込み制
御命令、もしくは、読み出し制御命令を受信すると、電
子装置の信号バスを直接制御してデータの書き込み、お
よび、読み出し制御を行う。これにより、電子装置のC
PUの処理を介する必要がなくなり、この電子装置のC
PUの負担を減らすことができる。
【0028】また請求項5に記載の発明によれば、記録
メディア制御回路は、電子装置からデータの書き込み制
御命令、もしくは、読み出し制御命令を連続して受信す
ることにより、電子装置の信号バスを直接制御して、連
続したデータの書き込み、および、読み出し制御を行
う。これにより、電子装置のCPUの負担を減らすと共
に、データのサイズが大きく複数回に分けて各記録メデ
ィア制御回路にデータの転送を行わなければならない場
合への対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による記録装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】 各記録メディア制御回路を順次制御する場合
の使用帯域を示す図である。
【図3】 各記録メディア制御回路を同時に制御する場
合の使用帯域を示す図である。
【図4】 各記録メディア制御回路を同時に制御する場
合で各記録メディア制御回路の処理時間にばらつきのあ
る場合の使用帯域を示す図である。
【図5】 記録装置の具体的構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】 記録装置の一従来例を示すブロック図であ
る。
【図7】 記録装置の他の一従来例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 電子装置のCPU 12 電子装置
のメモリ 13 電子装置の信号バス 14 記録メデ
ィア制御回路 15 記録装置の信号バス 16 記録メデ
ィア 20 記録装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置からデータの書き込み、およ
    び、読み出しを行うための記録装置において、 記録メディアを制御する記録メディア制御回路を前記電
    子装置の信号バス上に並列に複数実装し、 該複数の記録メディア制御回路に対して同時にアクセス
    可能とし、データの書き込み、および、読み出しを行う
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録メディア制御回路は、データの
    書き込みにおいて、 前記電子装置から転送されたデータを該記録メディア制
    御回路により制御される複数の記録メディアに記録する
    ためにデータを分割し、 該複数の記録メディアに対して、同じ記録位置を指定し
    て該分割されたデータの書き込みを行う制御をすること
    を特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録メディア制御回路は、 前記電子装置から各記録メディア制御回路共通の書き込
    みバイト数、または、各記録メディア制御回路共通の読
    み出しバイト数を受信すると、 該記録メディア制御回路に制御される記録メディアに対
    し、該バイト数のデータの書き込み、または、読み出し
    を行う制御をすることを特徴とする請求項1記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記録メディア制御回路は、 前記電子装置からデータの書き込み制御命令、もしく
    は、読み出し制御命令を受信すると、前記電子装置の信
    号バスを直接制御してデータの書き込み、および、読み
    出し制御を行うことを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録メディア制御回路は、 前記電子装置からデータの書き込み制御命令、もしく
    は、読み出し制御命令を連続して受信することにより、
    連続してデータの書き込み、および、読み出し制御を行
    うことを特徴とする請求項4記載の記録装置。
JP9241538A 1997-09-05 1997-09-05 記録装置 Pending JPH1185413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9241538A JPH1185413A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9241538A JPH1185413A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1185413A true JPH1185413A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17075851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9241538A Pending JPH1185413A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1185413A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005017879A3 (en) * 2003-08-14 2005-05-12 Lg Electronics Inc Recording medium, method of configuring control information thereof, recording and reproducing method using the same, and apparatus thereof
US7460453B2 (en) 2003-07-07 2008-12-02 Lg Electronics Inc. Recording medium, method of recording and/or reproducing speed information on a recording medium, and apparatus thereof
US7468936B2 (en) 2003-08-14 2008-12-23 Lg Electronics Co., Ltd. Recording and/or reproducing methods and apparatuses
US7542395B2 (en) 2003-07-09 2009-06-02 Lg Electronics Inc. Method of recording data on a multi-layer recording medium, recording medium, and apparatus thereof
US7630280B2 (en) 2003-08-14 2009-12-08 Lg Electronics Inc. Recording medium, method of configuring control information thereof, recording and reproducing method using the same, and apparatus thereof
US7650362B2 (en) 2003-08-14 2010-01-19 Lg Electronics Inc. Information recording medium, method of configuring version information thereof, recording and reproducing method using the same, and recording and reproducing apparatus thereof
US7706230B2 (en) 2004-05-13 2010-04-27 Lg Electronics, Inc. Recording medium, read/write method thereof and read/write apparatus thereof

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546524A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスクアレイ制御装置
JPH05289818A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Hitachi Ltd ディスクアレイ制御方式
JPH0830400A (ja) * 1994-07-19 1996-02-02 Hitachi Ltd 動画像情報記録再生装置
JPH08129461A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Hitachi Ltd 補助記憶装置
JPH08328760A (ja) * 1995-06-01 1996-12-13 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
JPH09114604A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオサーバ
JPH09190294A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Hitachi Ltd 連続情報記録再生装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546524A (ja) * 1991-08-21 1993-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスクアレイ制御装置
JPH05289818A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Hitachi Ltd ディスクアレイ制御方式
JPH0830400A (ja) * 1994-07-19 1996-02-02 Hitachi Ltd 動画像情報記録再生装置
JPH08129461A (ja) * 1994-11-01 1996-05-21 Hitachi Ltd 補助記憶装置
JPH08328760A (ja) * 1995-06-01 1996-12-13 Hitachi Ltd ディスクアレイ装置
JPH09114604A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオサーバ
JPH09190294A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Hitachi Ltd 連続情報記録再生装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460453B2 (en) 2003-07-07 2008-12-02 Lg Electronics Inc. Recording medium, method of recording and/or reproducing speed information on a recording medium, and apparatus thereof
US7468937B2 (en) 2003-07-07 2008-12-23 Lg Electronics Inc. Method of recording control information on a recording medium, and apparatus thereof
US7639584B2 (en) 2003-07-07 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Recording medium, method of configuring control information thereof, recording and/or reproducing method using the same, and apparatus thereof
US7542395B2 (en) 2003-07-09 2009-06-02 Lg Electronics Inc. Method of recording data on a multi-layer recording medium, recording medium, and apparatus thereof
WO2005017879A3 (en) * 2003-08-14 2005-05-12 Lg Electronics Inc Recording medium, method of configuring control information thereof, recording and reproducing method using the same, and apparatus thereof
US7468936B2 (en) 2003-08-14 2008-12-23 Lg Electronics Co., Ltd. Recording and/or reproducing methods and apparatuses
US7542391B2 (en) 2003-08-14 2009-06-02 Lg Electronics Inc. Recording and/or reproducing methods and apparatuses
US7630280B2 (en) 2003-08-14 2009-12-08 Lg Electronics Inc. Recording medium, method of configuring control information thereof, recording and reproducing method using the same, and apparatus thereof
US7650362B2 (en) 2003-08-14 2010-01-19 Lg Electronics Inc. Information recording medium, method of configuring version information thereof, recording and reproducing method using the same, and recording and reproducing apparatus thereof
US7706230B2 (en) 2004-05-13 2010-04-27 Lg Electronics, Inc. Recording medium, read/write method thereof and read/write apparatus thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3688835B2 (ja) データ記憶システム及び同システムに適用するデータ転送方法
JPH1185413A (ja) 記録装置
JPH08235092A (ja) データ転送制御装置
JPH0635619A (ja) 情報多重読取り装置
JP2523715B2 (ja) 磁気ディスク装置
JPH0225958A (ja) 高速データ転送システム
JP2655119B2 (ja) 磁気ディスク駆動制御装置
JPH01309117A (ja) 磁気デイスク装置
JPH11175261A (ja) ディスクの制御方法
JPH076093A (ja) 記憶制御装置
JPH0246967B2 (ja)
JPH07334281A (ja) Scsi接続装置
JP2003005916A (ja) ディスク制御装置、および、そのデータアクセス方法
JPS63213018A (ja) 外部記憶制御装置
JPH0344866A (ja) 磁気ディスク装置
JPH0833801B2 (ja) データブロック制御装置
JPS6194167A (ja) 周辺制御装置
JPH04191921A (ja) データファイル装置
JP2570986B2 (ja) データ転送制御装置及び方法
JP3309575B2 (ja) データレコーダ
JPH05204830A (ja) 入出力制御装置
JPS58223861A (ja) 入出力制御装置のデ−タ2重記録方式
JPH05276550A (ja) 局データバックアップ方式
JP2001125753A (ja) ディスクアレイ装置
JPS6263351A (ja) デイスクキヤツシユ装置