JPH05101118A - マルチメデイア・フアイリング・システム - Google Patents

マルチメデイア・フアイリング・システム

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Publication number
JPH05101118A
JPH05101118A JP3251904A JP25190491A JPH05101118A JP H05101118 A JPH05101118 A JP H05101118A JP 3251904 A JP3251904 A JP 3251904A JP 25190491 A JP25190491 A JP 25190491A JP H05101118 A JPH05101118 A JP H05101118A
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JP
Japan
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data
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image
output
processing
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Application number
JP3251904A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Fujimori
弘善 藤森
Tatsuo Nagasaki
達夫 長崎
Seiichi Wakamatsu
誠一 若松
Shinichi Imaide
慎一 今出
Akira Hatanaka
晃 畠中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データ信号(動)(静),音声データ信
号,テキストデータ信号等を小型コンピュータにて単独
又は同時にファイル管理(編集,加工,ファイリング,
通信)可能で、上記各種データ信号を有機的に結合させ
利用者が求める情報を迅速,適確に提供できるマルチメ
ディア・ファイリング・システムを得る事。 【構成】画像データ信号(動)(静),音声データ信
号,テキストデータ信号等を同時又は単独に取扱い可能
な小型コンピュータ20、音声・画像入出力装置23、テキ
ストデータ入出力装置25、画像データ乃至テキストデー
タ表示装置26、コンピュータ処理画像,音声,テキスト
データ信号を記憶する装置22、データ通信装置24のうち
の少なくとも一つ以上と、情報データを対話形式で加
工,編集,ファイリング,通信等の処理を行なうデータ
処理部31とを備えてなるシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画および静止画の画
像データ信号,音声データ信号,テキストデータ信号等
の各種の情報データ信号を、ファイル管理(編集,加
工,ファイリング,通信等)することが可能なマルチメ
ディア・ファイリング・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータ制御により静止
画データをファイルして管理する画像ファイリング・シ
ステムは知られている。この画像ファイリング・システ
ムは、静止画データを外部記憶装置に蓄積可能であり、
コンピュータ管理下において、付帯情報(テキストデー
タ等)を添加することが可能である。このため検索機能
や編集機能を有する画像データベースとして利用可能で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した画像ファイリ
ング・システムには、次のような問題点があった。
【0004】第1に、取り扱える画像データが、静止画
データに限られる点である。つまり膨大なデータ量をも
つ動画データについては、これをリアルタイムで処理す
ることは不可能に近かった。
【0005】第2に、動画データを外部記憶装置にリア
ルタイムで転送して保存することや事実上満足できる時
間的長さの動画データを、現状の容量の外部記憶装置に
対して支障なく記憶し保存することは、比較的規模の小
さいコンピュータでは処理能力の点で困難であった。ま
たメディアコストの点でも困難であった。
【0006】第3にデータを編集,加工する際に、ユー
ザとの対話形式による処理を行なおうとすれば、高速処
理コンピュータが必要となる。しかし、このような高速
処理コンピュータを使用すると、システムが大規模にな
り、高コストになる。したがってコスト面で一般利用者
が容易かつ手軽に取り扱うことが困難であった。
【0007】第4に、専用のデータ入出力ユニットを必
要とし、かつこれに限定されるため他の形態を有する一
般の入出力装置(TVカメラ,電子カメラ,レーザディ
スク他)からの入出力がむずかしかった。つまり、マル
チメディアの利用が困難であった。
【0008】本発明の目的は、動画および静止画の画像
データ信号,音声データ信号,テキストデータ信号等の
各種情報データ信号を、比較的小規模なコンピュータ
(パソコン等)により、単独又は同時にファイル管理
(編集,加工,ファイリング,通信等)することができ
ると共に、コンピュータを使って各種情報データを有機
的に結合させ、利用者が求める情報を、迅速かつ適確に
提供することのできる、マルチメディア・ファイリング
・システムを得る事にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明では次のような手段を講じた。 (1)動画データ信号および静止画データ信号を含む画
像データ信号,音声データ信号,テキストデータ信号,
等の各種データ信号を同時または単独に取扱うことが可
能なコンピュータと、前記画像データ信号を入出力する
複数の画像入出力装置と、前記音声データ信号を入出力
する音声入出力装置と、前記テキストデータ信号を入出
力するテキストデータ入出力装置と、前記画像データ並
びに前記テキストデータのうち少なくとも一つ以上のデ
ータを表示する表示装置と、前記コンピュータで処理し
た前記画像,音声,テキストの各データ信号を記憶し保
存する記憶装置と、前記コンピュータにおいて入出力さ
れる前記各データ信号をデータ通信回線を通じて伝送し
データ通信を行なうデータ通信装置と、のうちの少なく
とも一つ以上の装置と、情報データを対話形式で加工,
編集,ファイリング,通信等の処理を行なう機能および
インターフェイスを備えたデータ処理部と、を備えるよ
うにした。
【0010】なお画像入出力装置のうち、静止画データ
を取り扱うものとしては、ディジタルおよびアナログ電
子カメラ、CDーROM、超高解像度画像取込み装置、
イメージスキャナ、画像プリンタ、モニター、等が挙げ
られる。また画像入出力装置のうち、動画データを取り
扱うものとしては、ビデオカメラ、レーザディスク、C
DーROM、VTR、モニター、等が挙げられる。音声
入出力装置としては、レコード、CDプレーヤ、マイク
ロホン、テープレコーダ、スピーカ、等が挙げられる。
【0011】記憶装置としては、光磁気ディスク装置、
データストレージ磁気記録装置(DATA/DAT、D
DS、MT、8mmデータストレージ)、RAMディス
ク、光カード、等が挙げられる。 (2)前記手段(1)に記載の前記コンピュータとして
は、
【0012】前記画像入出力装置および音声入出力装置
から入出力される情報データを入出力する高速データ入
出力手段(インターフェイス:ADC,DACを含む)
からなる第1のデータ入出力手段と、前記データ入出力
装置により入出力される少なくとも一つの情報データを
選択する情報データ選択手段と、
【0013】前記入力された情報データを表示する表示
部およびCPU,RAM,ROM等を有し前記情報デー
タについて所要データ量へのデータ圧縮/伸長手段を含
む各種演算および処理制御を行なう専用データ処理部
と、
【0014】この専用データ処理部にて処理された情報
データを出力するためのバッファメモリ,D/A変換
部,映像信号フォーマット変換部,複数の出力端子等か
らなる出力部と、
【0015】前記専用データ処理部にて処理する情報デ
ータ又は処理済みの情報データを、前記記憶装置に書き
込み又は読取りすると共に、上記情報データを前記デー
タ通信装置に対して入出力させる第2のデータ入出力手
段と、
【0016】全情報データ入出力手段,表示手段,CP
U,データ処理部等における各情報データを、適時伝送
可能ならしめる共通データバス,アドレスバス,コント
ロールバスと、前記情報データを対話形式で各種の処理
を実行可能とするソフトウェアと、を備えるようにし
た。 (3)前記手段(2)に記載の前記専用データ処理部と
しては、前記情報データを所望のデータ量にデータ圧縮
またはデータ伸長するデータ圧縮・伸長部と、
【0017】前記情報データの各種画像処理ならびに編
集処理をユーザとの対話形式の処理を通して実行可能
で、かつそれらの処理プログラムを適時所望のものに交
換可能な如く設けられたプログラマブルな高速DSP
と、を備えるようにした。
【0018】
【作用】上記手段を講じたことにより、次のような作用
が生じる。
【0019】アナログ,ディジタルの差異を問わず、画
像データ(静止画,動画)および音声データが入力可能
となる。そして、コンピュータの管理・制御のもとに、
これらのデータに、コンピュータによって生成される文
字データ,図形データを、共通データバスを介して機能
的に結合することが可能となる。
【0020】コンピュータで管理される各種データは、
利用者が必要とするデータを共通データバスによって随
時呼び出し得る。そして各種データの検索や加工・編集
はコンピュータが所要機能を発揮するように当然設けら
れている機器(キーボード,マウス,ディスプレイ)
や、音声モニターのためのスピーカ、ヘッドフォン等を
用いて、利用者と対話形式で行なえる。加工・編集され
たデータは、データファイルとして有効なファイリング
方法により、記憶装置にファイリングすることができ
る。各種データは、データ通信回線を通じての通信手段
によっても入出力可能である。
【0021】画像データ,音声データは、コンピュータ
へのデータ入出力をリアルタイムまたは高速化すること
と、データ量の削減を行なうために、コンピュータ制御
のもとに共通データバスによりデータ圧縮/伸長手段へ
伝送され、データが所望データ量に適宜圧縮または伸長
される。これにより、画像データの低転送レートが実現
されるため、音声入出力手段により入出力する音声デー
タ信号またはこれをデータ圧縮または伸長したデータ信
号、およびテキストデータを同時に取り扱う事が可能と
なる。なお圧縮/伸長プログラムは随時交換可能であ
る。
【0022】データの加工・編集に際しては、共通デー
タバスを介して専用画像処理部へデータ伝送することの
指示、およびその処理方法の指示等を行なうことが可能
である。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るマルチメディ
ア・ファイリング・システムの概要を示す図である。図
1の中央部に示す符号1は、パソコン等のコンピュータ
ユニットを示している。このコンピュータユニット1の
裏面のスロット内には、画像処理,編集,表示などの機
能を有するボードや、データ圧縮専用のボード等のボー
ド類が入っている。このコンピュータユニット1には、
カード書込み/読取り装置2,ディジタル電子カメラ
3,超高解像度画像取込み装置4,イメージスキャナ
5、ビデオカメラ6,マイクロホン7,光磁気ディスク
装置8,スピーカ9,ISDNインターフェイスボード
10,カラービデオプリンタ11等が、適宜接続され得
るものとなっている。符号12〜14は、前記ボード類
の一例である。図2は本システムの概略的構成を示すブ
ロック図、図3および図4は本システムのより具体的な
構成を示すブロック図である。
【0024】図2〜図4に示すように、本システム20
は、前述したコンピュータユニット1に相当するコンピ
ュータ21と、データ記憶装置22と、音声・画像入出
力装置23と、データ通信装置24と、テキストデータ
入出力装置25と、表示装置26とのうち、少なくとも
一つ以上の装置で構成されている。
【0025】コンピュータ21は、通常パーソナルコン
ピュータと呼ばれる小型で小規模な汎用コンピュータの
一般的な構成を基本として構成されている。そしてマル
チメディア用としての特徴を持たせるべく、音声データ
および画像データを処理するためのデータ処理部を組み
込んでいる。またデータ記憶部の大容量化およびデータ
の種類(音声、画像、文字等)の多様化に対応するため
に、専用のデータベース管理用CO(サブ)プロセス部
を組み込んで、データの属性,ファイル先メディア,フ
ァイル格納位置,検索情報等の管理を、CPUに代わっ
て管理し、ファイルスピード,効率向上を計っている。
さらに多様な入出力装置に対応するためのIF(インタ
ーフェイス)の多様化および増強が施されている。
【0026】データ記憶装置22は、動画像ファイルに
対応可能なように、大容量記憶媒体を備えている。この
データ記憶装置22としては、例えばHDD、データ用
DAT等の高速磁気テープ(MT)データストレージ装
置、リムーバブル・ハードディスク(カートリッジ式)
等が適用される。
【0027】音声・画像入出力装置23は、あらゆるデ
ータ取り込み装置を備えている。本装置におけるディジ
タル入出力ユニットとしては、例えば図1に示したイメ
ージスキャナ5、超高解像度画像取込み装置4、ビデオ
プリンタ11、ディジタル電子カメラ(スチル,ムービ
ー)3、さらにBSチューナ、アナログ・ビデオ・オー
ディオ入出力器(ディジタイザ(A/DーC)・D/A
ーCユニットとAVセレクタ)等が適用可能である。
【0028】なおディジタル電子カメラがスチルカメラ
である場合、ICメモリカードまたはFDに記録したデ
ータは、拡張メモリカードスロットにカードを接続する
か又はFDDにFDをセットすることにより、ディジタ
ル電子カメラ用のカード(あるいはFD)書込み/読取
り装置のディジタル・インターフェイスを介してディジ
タルデータのまま入出力される。ディジタル電子カメラ
がムービーカメラである場合、ディジタルVTR(デッ
キ)のディジタル入出力端子を介して入出力される。な
お、共にアナログ・インターフェイスを介して、ビデオ
信号(コンポーネント,コンポジット,S.RGB等)
で入出力しても良い。
【0029】アナログ・ビデオ・オーディオ入出力器と
しては、ビデオカメラ、電子スチルカメラ、オーディオ
テープデッキ、VTR、ビデオプリンタ、ディジタル電
子カメラ用のカード書込み/読取り装置、マイクロホ
ン、スピーカ、レーザディスク装置、CDプレーヤ、T
Vチューナ、ラジオ・オーディオ・チューナ等が適用さ
れる。
【0030】データ通信装置24は、例えばISDN,
INS,ISDB等のディジタル通信回線、モデム,音
響カプラ等のアナログ通信回線、LAN(ローカルエリ
アネットワーク)等の専用ディジタル通信回線、等の通
信回線を通して各データ信号を伝送し、データ通信を行
なうものとなっている。
【0031】なお、メモリカードやFD,MT等の形態
で、物理的輸送手段(郵送等)を使っての通信を行なっ
てもよい。テキストデータ入出力装置25としては、ジ
ョイスティック,タッチパネル,バーコードリーダ,マ
ウス,プリンタ,キーボード等が適用される。表示装置
26としてはCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等
が適用される。これらの多様な入出力ユニットは、必要
性あるいは用途に応じて適宜選択されて接続される。次
に図5〜図7を参照して、図3に符号30で示した部
分、すなわち音声・画像入出力装置23およびデータ処
理部31について説明する。
【0032】画像データは、図6の中央部に示すビデオ
信号フォーマット変換プロセス部でY,CR ,CB のコ
ンポーネント信号に変換される。そして、データ圧縮/
伸長用のプログラマブルな高速DSPにて冗長成分を除
かれて圧縮され、符号データに変換された後、ホストイ
ンターフェイス,バッファ,を介してホスト側に送られ
る。そしてファイル管理用CO(サブ)プロセス部で管
理されているデータ記憶ユニットに記憶される。
【0033】データ伸長時及び表示時においては、上記
とは逆の流れを辿って元の画像データに復元され、ビデ
オ信号フォーマット変換プロセス部,D/Aコンバータ
により、アナログRGB信号に変換されてディスプレイ
に表示される。
【0034】画像データは、データ圧縮前あるいはデー
タ伸長(復元)後に必要に応じて図5の中央部に示す画
像処理用のプログラマブルな高速DSPで適宜画像処理
が行なわれる。
【0035】画像処理の種類としては、例えば、拡大縮
小(ズーミング)、トリミング、画面合成、カラー変
換、構造強調、カラーエンハンス、ノイズキャンセル、
スムージング、モザイク、スキューイング、ミラー、ソ
ラリゼーション、回転、などである。
【0036】処理画像データは、ホストインターフェイ
ス、バスバッファ、を介して音声・画像入出力装置ある
いはデータ通信装置24から取り込まれるだけでなく、
データ処理部31にも専用の入出力部としてNTSC/
Y CR B デコーダ・エンコーダ、RGB/Y C
R B コンバータ、S入出力部を備えたビデオセレク
タ、ビデオディジタイザD/AーC,インターフェイス
管、を備えている。
【0037】画像データのデータ圧縮/伸長処理、画像
処理には、必要に応じて共用のVRAMが使用され画像
信号の形態は、本例ではY,CR ,CB のコンポーネン
トとなっている。なおRGBでも勿論よい。
【0038】本実施例では、機能を明確にするために、
画像データのデータ圧縮/伸長処理と、画像処理とを別
々のDSPで処理する場合を示したが、両機能の動作順
序にしたがって各処理に対応したマイクロコードの入れ
替えを行なうことにより、一つのDSPで処理するよう
にしてもよい。音声データは、CDーROM/オーディ
オコントローラを介してデータ圧縮/伸長用のDSPで
データの圧縮/伸長処理が施される。
【0039】CDーROM/オーディオコントローラ
は、ホスト側の音声・画像入出力装置23からの音声デ
ータと、コントローラに直結したディジタルオーディオ
入出力と、CDーROM入出力端子の音声データとを適
宜切り換えて音声データの送受信を行なう。更にデータ
処理部31に専用オーディオA/DーC,D/AーC,
アナログ・オーディオ入出力部も備えている。
【0040】図6の中央部に示すオーディオデータ圧縮
/伸長用DSPは、画像データ圧縮/伸長用DSP,画
像処理用DSPと兼用してもよい。なお上記のように兼
用する場合、マイクロコードを書き代えて各機能に対応
するようにする。
【0041】データ圧縮/伸長用DSPにマイクロコー
ドで書き込まれる圧縮/伸長用アルゴリズムは、例え
ば、静止画の場合は、JPEG準拠、動画像の場合はM
PEG準拠、特にファクシミリのような二値画像用の場
合にはJBIG準拠のアルゴリズムとなる。これらは入
出力画像データの属性に応じて適宜選択され、対応した
マイクロコードがデータ圧縮/伸長用DSPに書き込ま
れる。
【0042】図8は本実施例に係るマルチメディア・フ
ァイリング・システムにおけるSCSI接続構成を示す
図である。図示の如く各装置はディジーチェーン状に接
続され、各装置における各々の駆動部が平等に接続され
ている。上記の如く構成された本実施例によれば、次の
ような作用効果を奏する。
【0043】(1)本マルチメディア・ファイリング・
システムは、従来困難とされていた画像データとりわけ
膨大な情報量を有する動画データを、データ圧縮技術に
より実用上満足できるレベルの画質を維持しながら、そ
のデータ量を音声データレートのレベルまで削減できる
機能を有している。このため音声データおよびテキスト
データに加えて、動画,静止画データを取り扱う事が可
能となり、利用者に対し必要とするあらゆる情報を提供
することができる。
【0044】(2)本マルチメディア・ファイリング・
システムを構成しているコンピュータの専用データ処理
部は、前述したデータ圧縮/伸長の処理、各種画像の処
理、をプログラマブルな高速DSPで行なう如く構成さ
れている。従って、リアルタイムでの動画データの取り
扱いや、高速画像処理ができることになる。このため利
用者との対話形式により、各種情報データ(画像,音
声,テキストデータ)を同時に処理(加工、編集、検
索、通信、転送)することができる。その結果、データ
処理の高速性が要求されるマルチメディアを扱うシステ
ムを、比較的小規模なコンピュータ(パソコンレベルの
もの)21によって実現できる。
【0045】(3)前記データ圧縮技術を使用しても、
なおかつ音声データやテキストデータに比べてデータ量
の多い画像データを蓄積し、かつ必要に応じてこの画像
データを随時読み出して伸長し、リアルタイムにて取り
扱い得るように、記憶媒体としては、大容量でかつアク
セス速度が高速な記憶媒体を用いた。したがって情報デ
ータを高速に処理する事ができ、対話形式でのマルチメ
ディア・システムを容易に実現できる。
【0046】(4)先のデータ圧縮/伸長ならびに画像
処理を行なう専用データ処理部の高速DSPは、その処
理プログラムを適宜交換可能であるため、データの圧縮
/伸長のアルゴリズムの変更に対しても容易に対処可能
である。そしてデータの互換性が保たれると共に、画像
処理については、処理アルゴリズムを必要に応じて交換
して処理できるため、数多くの処理を1チップで実行す
ることもできる。また処理に余裕のある、或いは休止中
のDSPの空き時間を利用して負荷の大きい処理を複数
のDSPで分散並列処理を行ない、処理速度や効率、品
質の向上を図ることもできる。(例えば、静止画圧縮処
理時において、画像圧縮用DSPと、音声圧縮用DS
P,画像処理用DSP,フォーマット変換用DSP,の
マイクロコードを書き換えることで並列処理を行ない、
処理速度を高め、かつ高画質化が図れる。)
【0047】(5)従来のファイリング・システムで
は、コンピュータで処理する情報データは、テキストデ
ータやイメージスキャナ等による静止画データに特定さ
れていたが、本マルチメディア・ファイリング・システ
ムでは、現状において入手可能なあらゆる情報源(例え
ばアナログビデオ信号,音声・アナログビデオ信号等)
を有効に活用できることになる。なお本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、動画および静止画の画
像データ信号,音声データ信号,テキストデータ信号等
の各種情報データ信号を、比較的小規模なコンピュータ
(パソコン等)により、単独又は同時にファイル管理
(編集,加工,ファイリング,通信等)することができ
ると共に、コンピュータを使って各種情報データを有機
的に結合させ、利用者が求める情報を、迅速かつ適確に
提供することのできる、マルチメディア・ファイリング
・システムを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチメディア・ファ
イリング・システムの概要を示す図。
【図2】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムの概略的構成を示すブロック図。
【図3】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムの一部の具体的な構成を示すブロック図。
【図4】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムの他の一部の具体的な構成を示すブロック
図。
【図5】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムにおけるデータ処理部および音声・画像入出
力装置の一部の具体的構成を示すブロック図。
【図6】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムにおけるデータ処理部および音声・画像入出
力装置の他の一部の具体的構成を示すブロック図。
【図7】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムにおけるデータ処理部および音声・画像入出
力装置の更に他の一部の具体的構成の示すブロック図。
【図8】同実施例に係るマルチメディア・ファイリング
・システムにおけるSCSI接続構成を示す図。
【符号の説明】
20…コンピュータ、22…データ記憶装置、23…音
声・画像入出力装置、24…データ通信装置、25…テ
キストデータ入出力装置、26…表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今出 慎一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 畠中 晃 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画データ信号および静止画データ信号
    を含む画像データ信号,音声データ信号,テキストデー
    タ信号,等の各種データ信号を同時または単独に取扱う
    ことが可能なコンピュータと、前記画像データ信号を入
    出力する複数の画像入出力装置と、前記音声データ信号
    を入出力する音声入出力装置と、前記テキストデータ信
    号を入出力するテキストデータ入出力装置と、前記画像
    データ並びに前記テキストデータのうち少なくとも一つ
    以上のデータを表示する表示装置と、前記コンピュータ
    で処理した前記画像,音声,テキストの各データ信号を
    記憶し保存する記憶装置と、前記コンピュータにおいて
    入出力される前記各データ信号をデータ通信回線を通じ
    て伝送しデータ通信を行なうデータ通信装置と、のうち
    の少なくとも一つ以上の装置と、 情報データを対話形式で加工,編集,ファイリング,通
    信等の処理を行なう機能およびインターフェイスを備え
    たデータ処理部と、 を具備してなるマルチメディア・ファイリング・システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の前記コンピュータは、 前記画像入出力装置および音声入出力装置から入出力さ
    れる情報データを入出力する高速データ入出力手段(イ
    ンターフェイス:ADC,DACを含む)からなる第1
    のデータ入出力手段と、 前記データ入出力装置により入出力される少なくとも一
    つの情報データを選択する情報データ選択手段と、 前記入力された情報データを表示する表示部およびCP
    U,RAM,ROM等を有し、前記情報データについ
    て、所要データ量へのデータ圧縮/伸長手段を含む、各
    種演算および処理制御を行なう専用データ処理部と、 この専用データ処理部にて処理された情報データを出力
    するためのバッファメモリ,D/A変換部,映像信号フ
    ォーマット変換部,複数の出力端子等からなる出力部
    と、 前記専用データ処理部にて処理する情報データ又は処理
    済みの情報データを、前記記憶装置に書き込み又は読取
    りすると共に、上記情報データを前記データ通信装置に
    対して入出力させる第2のデータ入出力手段と、 全情報データ入出力手段,表示手段,CPU,データ処
    理部等における各情報データを、適時伝送可能ならしめ
    る共通データバス,アドレスバス,コントロールバス等
    からなるデータ伝送バスと、 前記情報データを対話形式で各種の処理を実行可能とす
    るソフトウェアと、 を備えている事を特徴とするマルチメディア・ファイリ
    ング・システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した前記専用データ処理
    部は、 前記情報データを所望のデータ量にデータ圧縮またはデ
    ータ伸長するデータ圧縮・伸長部と、 前記情報データの各種画像処理ならびに編集処理をユー
    ザとの対話形式の処理を通して実行可能で、かつそれら
    の処理プログラムを適時所望のものに交換可能な如く設
    けられたプログラマブルな高速DSPと、 を備えていることを特徴とするマルチメディア・ファイ
    リング・システム。
JP3251904A 1990-10-08 1991-09-30 マルチメデイア・フアイリング・システム Pending JPH05101118A (ja)

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JP2-269917 1990-10-08
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