JP3900383B2 - 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 - Google Patents
映像信号処理装置及び映像信号処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3900383B2 JP3900383B2 JP10388497A JP10388497A JP3900383B2 JP 3900383 B2 JP3900383 B2 JP 3900383B2 JP 10388497 A JP10388497 A JP 10388497A JP 10388497 A JP10388497 A JP 10388497A JP 3900383 B2 JP3900383 B2 JP 3900383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- video
- edited
- holding means
- processed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術(図3)
発明が解決しようとする課題(図3)
課題を解決するための手段(図1及び図2)
発明の実施の形態
(1)本実施の形態によるニユース番組制作放送システムの構成(図1)
(2)システム制御部の各種処理(図2)
(3)実施の形態の動作及び効果
(4)他の実施の形態
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明は映像信号処理装置及び映像信号処理方法に関し、例えばニユース番組制作放送システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、この種のニユース番組制作放送システムの1つとして、図3に示すように構成されたものがある。
【0005】
かかる構成のニユース番組制作放送システム1においては、デイスクアレイ構成の記録再生部を有する第1及び第2のAV(Audio Video )サーバ2及び3と、複数台の編集装置4A〜4Nと、システム1全体の制御を司るシステム制御部5と、各種データが格納されたデータ記憶装置6と、複数台の参照閲覧装置7A〜7Nとがネツトワーク8を介して接続されている。
【0006】
この場合第1のAVサーバ2は、取材により得られた非圧縮又は低圧縮された映像音声データD1A〜D1Nをシステム制御部5の制御のもとに同時に取り込み、これをフアイル化して記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納する。
【0007】
ここで各編集装置4A〜4Nは、オペレータのマニユアル操作により編集処理し得るようになされており、オペレータによりフアイルの読み出し命令が入力されると、システム制御部5の制御のもとに第1のAVサーバ2から対応するフアイルのデータ(映像音声データD1A〜D1N)を読み出してこれに基づく映像をモニタ表示する。
【0008】
この状態においてオペレータは、編集装置4A〜4Nのモニタに表示された映像を目視確認しながらイン点及びアウト点等の編集に必要な各種情報を編集装置4A〜4Nに入力することにより映像音声データD1A〜D1Nを所定状態に加工編集することができる。
【0009】
編集装置4A〜4Nにおいて得られた編集された映像音声データD2A〜D2Nは、当該編集装置4A〜4Nから第2のAVサーバ3に送出され、システム制御部5の制御のもとに第2のAVサーバ3に順次取り込まれ、フアイル化されて記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納される。
【0010】
このときシステム制御部5は、編集された映像音声データD2A〜D2Nの放送時刻を管理しており、所定時刻になるとデータ記憶装置6内に予め記憶された二ユース映像の送出順番を規定したキユーシートに基づいて第2のAVサーバ3から対応する各映像音声データD2A〜D2Nを順次読み出して外部のオンエア機器(図示せず)に送出し、かくして映像音声データD2A〜D2Nをオンエア機器を介して放送することができる。
【0011】
因みに各参照閲覧装置7A〜7Nは、第2のAVサーバ3に格納された映像音声データD2A〜D2Nを読み出してこれに基づく映像をモニタ表示し得るようになされている。従つてオペレータは、参照閲覧装置7A〜7Nを用いて第2のAVサーバ3からオンエア機器に送出される前の映像音声データD2A〜D2Nを読み出してこれに基づく映像をモニタ表示させることにより、実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送前に目視確認することができるようになされている。
【0012】
このようにしてニユース番組制作放送システム1では、取材によつて得られた映像音声データD1A〜D1Nを所望の状態に編集して所定時刻に放送し得るようになされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成のニユース番組制作放送システム1においては、当該システム1が比較的大型化されていることにより、例えば各編集装置4A〜4Nが編集室と呼ばれる部屋に設置され、また各参照閲覧装置8A〜8Nが復調整室と呼ばれる部屋に設置される等のように各装置が別々の部屋に設置されている。
【0014】
このため副調整室とは別の部屋で番組制作に携わる番組制作担当者やニユース原稿作成者等の関連業務者が編集された映像の参照閲覧を希望した場合には、その都度作業を中断して副調整室に行く必要があり、作業効率が著しく低下することがある。従つて最近では、作業の高効率化を図るうえでも参照閲覧装置8A〜8Nの数を増加させて複数の部屋に配置することにより各部屋から映像の編集結果を確認し得るようにする要望が高まつている。
【0015】
しかしながらこのニユース番組制作放送システム1においては、第2のAVサーバ3に接続し得る参照閲覧装置7A〜7Nの数の上限が当該第2のAVサーバ3の転送能力によつて決定し、システム的に参照閲覧装置8A〜8Nの数を容易には増加させ難い問題があつた。
【0016】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、番組制作の作業効率を向上し得る映像信号処理装置及び映像信号処理方法を提案しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を記憶保持する第1の記憶保持手段と、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を高圧縮して記憶保持する第2の記憶保持手段と、第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成するリスト作成手段と、第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、リスト作成手段において作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力する編集手段とを設け、編集手段において加工編集した映像信号の出力先とは別に当該加工編集した映像信号を第2の記憶保持手段に供給し、当該第2の記憶保持手段においてその加工編集された映像信号を高圧縮して記憶保持し、映像表示手段において、第2の記憶保持手段に記憶保持された加工編集された映像信号に基づく映像を表示させるようにした。
【0018】
この結果、第2の記憶保持手段に接続し得る映像表示手段の数を大幅に増加させることができ、これにより映像表示手段を番組制作を行う複数の部屋にそれぞれ配置してその部屋で番組作成に携わる関連業務者に自室から実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に確認させることができる。
【0019】
また、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を第1の記憶保持手段に記憶保持する一方、当該映像信号を高圧縮して第2の記憶保持手段に記憶保持し、当該第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成し、当該作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力すると共に、その加工編集された映像信号を出力先とは別に取り込んで高圧縮して第2の記憶保持手段に記憶保持すると共に、当該加工編集された映像信号に基づく映像を表示するようにした。
【0020】
この結果、番組作成に携わる複数の関連業務者がそれぞれ自室に居ながらにして実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に目視確認することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0022】
(1)本実施の形態によるニユース番組制作放送システムの構成
図1において、20は全体として本発明を適用したニユース番組制作放送システムを示し、取材により得られた映像音声データをどのように編集するかといつた編集実行順序を規定したリスト(以下、これをEDL(Edit Decision List)と呼ぶ)をオペレータが作成するためのオフラインEDL作成系22と、編集した各映像音声データの放送順番を規定したリスト(以下、これをオンエアリストと呼ぶ)や、二ユース原稿及び当該二ユース原稿の使用順番を規定したリストをオペレータが作成するためのオンエアリスト作成系23と、オフラインEDL作成系22において作成されたEDLに基づいて編集処理を実行するオンライン編集送出系24と、必要な映像音声データを保管するためのアーカイブ25と、このニユース番組制作放送システム20全体の制御を司るシステム制御部26とから構成され、これらオフラインEDL作成系22、オンエアリスト作成系23、オンライン編集送出系24、アーカイブ25及びシステム制御部26がLAN(Local Area Network)27を介して接続されている。
【0023】
この場合このニユース番組制作放送システム20には、取材現場から電話回線又は衛星通信回線等の電送回線を介して転送され、又は取材テープからビデオテープレコーダにより再生された映像音声データD10が複数系統で供給され、これがオンライン編集送出系24のデイリーサーバ30及びオフラインEDL作成系22の入力バツフア装置31に入力する。なお以下の説明においては、各映像音声データD10は非圧縮又は低圧縮(例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2 422プロフアイルアツトメインレベル規格による圧縮)で供給されているものとする。
【0024】
デイリーサーバ30においては、デイスクアレイ構成の記録再生部と、例えばMPEG2に代表される専用のデータ圧縮伸長部とを有する高速でのデータ入出力が可能なAVサーバでなり、システム制御部26の制御のもとに、供給される各映像音声データD10のなかから指定された複数系統の映像音声データD10を同時に取り込み、これらをそれぞれフアイル化して記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納する。
【0025】
一方入力バツフア装置31は、システム制御部26の制御のもとに、供給される各映像音声データD10のなかからデイリーサーバ30と同じ系統の映像音声データD10を順次取り込む。そして入力バツフア装置31は、この取り込んだ映像音声データD10が実時間よりも速い高速の場合には当該映像音声データD10を複数チヤンネルに時分割すると共に、各チヤンネルの映像音声データD10をそれぞれ実時間に伸長し、かくして得られた各チヤンネルの映像音声データD11をそれぞれエンコーダ部32に送出する。これに対して入力バツフア装置31は、この取り込んだ映像音声データD10が実時間速度である場合には、当該映像音声データD10をそのままエンコーダ部32に送出する。
【0026】
エンコーダ部32は、供給される映像音声データD10又は各映像音声データD11を順次取り込み、これをJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式等の所定の圧縮方式で2〔Mbps〕程度に高能率符号化し、得られた高圧縮符号化データD12をクリツプサーバ33に送出する。
【0027】
クリツプサーバ33は、デイスクアレイ構成の記録再生部を有するAVサーバでなり、入力する高圧縮符号化データD12をシステム制御部26の制御のもとに順次取り込み、これをフアイル化して記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納する。
【0028】
そしてこのクリツプサーバ33に収録された各フアイルのデータ(高圧縮符号化データD12)は、当該クリツプサーバ33に接続された複数台の各EDL作成装置34A〜34Nをそれぞれ用いて読み出すことができる。
【0029】
実際上各EDL作成装置34A〜34Nは、EDL作成モード時、オペレータにより所望のフアイルの読み出し命令が入力されると、クリツプサーバ33及びLAN27を順次介してシステム制御部26にアクセスし、当該システム制御部26を介してクリツプサーバ33を制御することにより、当該クリツプサーバ33に対応するフアイルの高圧縮符号化データD12を順次読み出させる。
【0030】
またEDL作成装置34A〜34Nは、このクリツプサーバ33から読み出させた高圧縮符号化データD20を復号し、得られた映像音声データに基づく映像をモニタ表示する。
【0031】
このときオペレータは、EDL作成装置34A〜34Nを介してクリツプサーバ33を制御し、当該クリツプサーバ33に所望の動作(再生、巻戻し又は早送り等)を実行させることができ、またこのとき当該EDL作成装置34A〜34Nのモニタに表示された映像を目視確認しながらイン点及びアウト点等の編集に必要な各種情報を当該EDL作成装置34A〜34Nに入力するようにしてEDLを作成することができる。
【0032】
さらにEDL作成装置34A〜34Nは、作成されたEDLに基づいてクリツプサーバ33から対応する高圧縮符号化データD20を読み出してこれを復号し、得られた映像音声データをEDLに基づいて加工編集し、編集結果をモニタ表示することができ、これにより作成したEDLに基づく編集結果をオペレータ及びデイレクタ等が確認することができるようになされている。
【0033】
そしてこのEDL作成装置34A〜34Nを用いて作成されたEDLのデータ(以下、これをEDLデータと呼ぶ)は、当該EDL作成装置34A〜34Nからクリツプサーバ33及びLAN27を順次介してシステム制御部26に転送され、当該システム制御部26の制御のもとに外部記憶装置35にデータベースとして登録される。
【0034】
一方オンエアリスト作成系23においては、パーソナルコンピユータ構成のデータベース管理装置36と、外部記憶装置37と、データベース管理装置36とネツトワーク38を介して接続された複数台のパーソナルコンピユータ39A〜39Nとから構成されており、これらパーソナルコンピユータ39A〜39Nを用いてオンエアリストや、各ニユース番組における各ニユース項目のアナウンサが読む原稿を作成し得るようになされている。
【0035】
そしてこれら作成されたオンエアリスト及び原稿の各データは、データベース管理装置36の制御のもとに外部記憶装置37にデータベースとして登録されると共に、オンエアリストのデータ(以下、これをオンエアリストデータと呼ぶ)がLAN27を介してシステム制御部26に与えられ、これが外部記憶装置35にデータベースとして登録される。
【0036】
そしてシステム制御部26は、この外部記憶装置35に登録されたEDLデータ及びオンエアリストデータに基づいてオンライン編集送出系24を制御する。
【0037】
実際上システム制御部26は、オンライン編集送出系24のデイリーサーバ30と接続された複数台の自動編集装置でなるEDL実行装置40A〜40Cの稼働状態を常時監視しており、いずれかのEDL実行装置40A〜40Cが先行する後述の編集処理を終了すると、外部記憶装置35に記憶されたEDLデータをオンエアリストデータに基づいてオンエアの早いものを優先的に読み出し、これをLAN27を介してそのEDL実行装置40A〜40Cに送出する。
【0038】
EDL実行装置40A〜40Cは、システム制御部26から与えられるEDLデータに基づいてデイリーサーバ30を制御し、当該デイリーサーバ30に格納されている非圧縮又は低圧縮された映像音声データD10のなかから必要な映像音声データD10を順次読み出させる。またEDL実行装置40A〜40Cは、この映像音声データD10が低圧縮されている場合にはこれを復号した後、この映像音声データD10を与えられたEDLデータに基づいて指定された状態に加工編集し、得られた映像音声データD13A〜D13Cをそれぞれエンコーダ部32及びオンエアサーバ41に送出する。
【0039】
なおデイリーサーバ30にはマニユアル操作の編集装置42も接続されており、オペレータが当該編集装置42を用いてデイリーサーバ30に格納された映像音声データD10を読み出し、加工編集することもできる。そしてこの結果得られた編集された映像音声データD13Dがオンエアサーバ41に送出される。
【0040】
ここでまずエンコーダ部32は、上述した映像音声データD11が入力された場合と同様に、加工編集された映像音声データD13A〜D13CをJPEG方式等の所定の圧縮方式で2〔Mbps〕程度に高能率符号化し、かくして得られる高圧縮符号化データD14をクリツプサーバ33に送出する。これによりクリツプサーバ33は、システム制御部26の制御のもとに高圧縮符号化データD14を順次取り込み、これをフアイル化して記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納する。
【0041】
この場合クリツプサーバ33に格納された各フアイルのデータ(編集された映像音声データD13A〜D13Cからなる高圧縮符号化データD14)は、当該クリツプサーバ33にLAN27を介して接続された複数台の各参照閲覧装置43A〜43Nをそれぞれ用いて読み出すことができる。
【0042】
実際上各参照閲覧装置43A〜43Nは、参照閲覧モード時、オペレータにより所望のフアイル(高圧縮符号化データD14のフアイル)の読み出し命令が入力されると、クリツプサーバ33及びLAN27を順次介してシステム制御部26にアクセスし、当該システム制御部26を介してクリツプサーバ33を制御することにより、当該クリツプサーバ33に対応するフアイルの高圧縮符号化データD21を読み出させる。
【0043】
また参照閲覧装置43A〜43Nは、クリツプサーバ33から読み出させた高圧縮符号化データD21を復号し、かくして得られた映像音声データに基づく映像をモニタ表示し、かつ当該映像音声データに基づく音声をスピーカから出力させる。
【0044】
なおこのときオペレータは、参照閲覧装置43A〜43Nを介してクリツプサーバ33を制御し、当該クリツプサーバ33に所望の動作(再生、巻戻し又は早送り等)を実行させることができ、かくしてモニタ表示された映像の編集結果を必要に応じて詳細に目視確認し得るようになされている。
【0045】
一方オンエアサーバ41は、デイスクアレイ構成の記録再生部を有するAVサーバでなり、入力する映像音声データD13A〜D13Dをシステム制御部26の制御のもとに順次取り込み、これをフアイル化して記録再生部内の指定されたアドレス位置に格納する。
【0046】
そしてこのオンエアサーバ41に収録された各フアイルデータ(編集された映像音声データD13A〜D13D)は、この後外部記憶装置35に格納されたオンエアリストデータに基づいて、LAN27に接続されたパーソナルコンピユータ構成のオンエアターミナル44により放送時刻が管理され、指定された時刻になるとシステム制御部26の制御のもとにオンエアサーバ41から読み出されて図示しない後段のオンエア装置に送出される。
【0047】
このようにしてこのニユース番組制作放送システム20では、オフラインEDL作成系22において作成されたEDLに基づいてオンライン編集送出系24において非圧縮又は低圧縮された映像音声データD10を用いて編集処理を実行し、得られた映像音声データD13A〜D13Dをオンエアリストデータに基づいてオンエア装置に送出し得るようになされ、これにより指定された時刻に指定された状態に編集されたニユース映像及び音声を放送させることができるようになされている。
【0048】
かかる構成に加えこのニユース番組制作放送システム20の場合、オンライン編集送出系24には、例えばMO(Magnnet Optical )チエンジヤ等の安価なかつ記憶容量の大きい記録再生部を有するAVサーバでなるニアラインサーバ45が設けられており、システム制御部26の制御のもとに、デイリーサーバ30及びオンエアサーバ41に格納された映像音声データD10、D13A〜D13Dをニアラインサーバ45に転送し、これを当該ニアラインサーバ45内に格納することができるようになされている。
【0049】
またニアラインサーバ45内に格納された映像音声データD10、D13A〜D13Dは、システム制御部26の制御のもとに、デイリーサーバ30に転送して当該デイリーサーバ30内に格納することができ、これにより高価なデイスクアレイ構成のデイリーサーバ30の記録再生部の記憶容量を増加させることなく、オンライン編集送出系24の入力段の記憶容量を増加させ得るようになされている。
【0050】
さらにニアラインサーバ45は、SCSI(Small Computer System Interface )等の所定のインターフエイスを介してアーカイブ25内のカートマシン46と接続されており、システム制御部26の制御のもとに、ニアラインサーバ45内の映像音声データD10、D13A〜D13Dをアーカイブ25内のカートマシン46に転送し、当該映像音声データD10、D13A〜D13Dをこのカートマシン46を介して磁気テープ等の所定の記録媒体に記録することができる。これによりこのニユース番組制作放送システム20では、必要な映像音声データを資料として保管し得るようになされている。
【0051】
このときアーカイブ25に接続されたパーソナルコンピユータ構成のデータベース管理装置47には、システム制御部26からLAN27を介してその映像音声データD10、D13A〜D13Dの内容に関する各種管理データが供給される。そしてこの各種管理データがデータベース管理装置47の制御のもとに、外部記憶装置48に与えられ、データベースとして保管される。
【0052】
さらにこのときアーカイブ25のデータベース管理装置47には、システム制御部26の制御のもとに、オンエアリスト作成系23のデータベース管理装置36からLAN27を介してその映像音声データD10、D13A〜D13Dに対応する原稿データを転送させることができ、これをデータベース管理装置47の制御のもとに外部記憶装置48内にデータベースとして登録させることもできる。
【0053】
またアーカイブ25内に保管された磁気テープ等の記録媒体に記録された映像音声データD10、D13A〜D13Dは、カートマシン46により再生してオフラインEDL作成系22の入力バツフア装置31及びオンライン編集送出系24のデイリーサーバ30に転送することができ、これにより保管した映像音声データD10、D13A〜D13Dを再び編集に利用することができるようになされている。
【0054】
なおこのニユース番組制作放送システム20の場合、LAN27にはパーソナルコンピユータ構成のフアイリングターミナル49が接続されており、当該フアイリングターミナル49を用いて、入力バツフア装置31及びデイリーサーバ30に取り込ませる映像音声データD10の指定や、当該指定した映像音声データD10のフアイル名の入力、及びデイリーサーバ30に収録された映像音声データD10の内容確認を行うことができるようになされている。
【0055】
またこのニユース番組制作放送システム20の場合、LAN27にはパーソナルコンピユータ構成のEDLプレビユーターミナル50も接続されており、当該EDLプレビユーターミナル50を用いて外部記憶装置35内に格納されたEDLデータを読み出し、当該EDLデータに基づく編集をいずれかのEDL実行装置40A〜40Cに実行させて、その実行結果をそのEDL実行装置40A〜40Cに接続された図示しないモニタに表示させ、スピーカから出力させることができる。
【0056】
さらにこのニユース番組制作放送システム20の場合、オンエアターミナル44を用いてオンエアサーバ41に格納された所望のフアイルデータ(編集された映像音声データD13A〜D13D)を読み出し、当該フアイルデータに基づく映像及び音声をオンエアサーバ41に接続された図示しないモニタに表示させ、スピーカから出力させることができ、これによりオペレータが実際に放送される編集されたニユース映像を放送前に事前に確認することができるようになされている。
【0057】
(2)システム制御部の各種処理
ここでニユース番組制作放送システム20では、上述したようなEDL作成処理、及び映像音声データD10の編集処理、並びに編集された映像の参照閲覧処理がシステム制御部26の制御のもとに行われる。
【0058】
実際上システム制御部26は、図2に示すように、オペレータの操作に基づいてEDL作成装置34A〜34Nからクリツプサーバ33内に格納されたフアイルの閲覧要求が得られると、当該クリツプサーバ33の制御部33Aに再生要求を与えると共に、この結果としてクリツプサーバ33の制御部33Aから許可が得られると、対応するEDL作成装置34A〜34Nに閲覧許可を与える。
【0059】
そしてシステム制御部26は、この後そのEDL作成装置34A〜34Nから所定フアイルの閲覧命令が得られると、クリツプサーバ33の制御部33Aに閲覧命令により指定されたフアイルの再生命令を与えることにより、当該クリツプサーバ33の制御部33Aを介して記録再生部33Bから対応するフアイルの高圧縮符号化データD20を読み出させ、これを対応するEDL作成装置34A〜34Nに送出させる。
【0060】
このようにしてシステム制御部26は、この後EDL作成装置34A〜34Nから閲覧要求が得られるごとに同様の動作を実行し、これにより指定されたフアイルの高圧縮符号化データD20に基づく映像を順次EDL作成装置34A〜34Nのモニタに表示させる。
【0061】
またシステム制御部26は、この後EDL作成装置34A〜34Nから作成されたEDLの登録要求及びEDLデータが得られると、これを外部記憶装置35に格納する。
【0062】
さらにシステム制御部26は、各EDL実行装置40A〜40Cの稼働状態を常時監視し、いずれかのEDL実行装置40A〜40Cが空き状態になると、外部記憶装置35からEDLデータを読み出し、これを当該空き状態のEDL実行装置40A〜40Cに送出する。
【0063】
このようにしてシステム制御部26は、この後そのEDL実行装置40A〜40CからEDLに基づく編集処理対象の映像音声データD10の再生要求が得られると、デイリーサーバ30の制御部30Aに再生要求を与えると共に、オンエアサーバ41の制御部41A及びクリツプサーバ33の制御部33Aに収録要求を与える。
【0064】
システム制御部26は、この結果としてデイリーサーバ30の制御部30A及びオンエアサーバ41の制御部41A並びにクリツプサーバ33の制御部33Aからそれぞれ許可が得られると、デイリーサーバ30の制御部30Aに指定された映像音声データD10の再生命令を与えることにより、当該デイリーサーバ30の制御部30Aを介して記録再生部30Bからその映像音声データD10を読み出させて対応するEDL実行装置40A〜40Cに送出させる。
【0065】
このときシステム制御部26は、オンエアサーバ41の制御部41A及びクリツプサーバ33の制御部33Aに収録要求を与えることにより、このときEDL実行装置40A〜40Cから出力される編集された映像音声データD13A〜D13Cを順次オンエアサーバ41の記録再生部41B内に格納させると共に、当該編集された映像音声データD13A〜D13Cを高能率符号化させてクリツプサーバ33の記録再生部33B内に格納させる。
【0066】
この後システム制御部26は、オペレータの操作に基づいて参照閲覧装置43A〜43Nからクリツプサーバ33内に格納されたフアイルの閲覧要求が得られると、当該クリツプサーバ33の制御部33Aに再生要求を与える一方、この結果としてクリツプサーバ33の制御部33Aから許可が得られると、対応する参照閲覧装置43A〜43Nに閲覧許可を与える。
【0067】
そしてシステム制御部26は、この後その参照閲覧装置43A〜43Nから所定フアイルの閲覧命令が得られると、クリツプサーバ33の制御部33Aに閲覧命令により指定されたフアイルの再生命令を与えることにより、当該クリツプサーバ33の制御部33Aを介して記録再生部33Bから対応するフアイルの高圧縮符号化データD21を読み出させ、これを対応する参照閲覧装置43A〜43Nに送出させる。このようにしてシステム制御部26は、参照閲覧装置43A〜43Nからフアイルの閲覧要求が得られるごとに同様の動作を実行し、指定されたフアイルの高圧縮符号化データD21に基づく編集された映像を対応する参照閲覧装置43A〜43Nのモニタに表示させ、当該高圧縮符号化データD21に基づく音声を対応する参照閲覧装置43A〜43Nのスピーカから出力させる。
【0068】
(3)実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、ニユース番組制作放送システム20では、まず取材によつて得られた非圧縮又は低圧縮された映像音声データD10をデイリーサーバ30に格納すると共に、当該映像音声データD10を高能率符号化してクリツプサーバ33に格納する。そしてクリツプサーバ33に格納された高圧縮符号化データD20をEDL作成装置34A〜34Nによつて読み出してこれに基づく映像をモニタ表示し、当該映像に基づいてEDLを作成する。なおこのようにして作成したEDLは、外部記憶装置35に登録する。
【0069】
またニユース番組制作放送システム20では、外部記憶装置35に格納されたEDLデータを必要に応じて読み出してEDL実行装置40A〜40Cに送出し、これによりEDL実行装置40A〜40CにおいてEDLデータに基づいてデイリーサーバ30から読み出した対応する映像音声データD10を編集処理する。このときEDL実行装置40A〜40Cから得られた編集されてなる映像音声データD13A〜D13Cは、オンエアサーバ41内に格納すると共に、当該映像音声データD13A〜D13Cを高能率符号化してクリツプサーバ33内に格納する。
【0070】
このようにしてニユース番組制作放送システム20では、クリツプサーバ33に格納された編集されてなる高圧縮符号化データD21を参照閲覧装置43A〜43Nによつて読み出してこれに基づく映像をモニタ表示し、かつ当該高圧縮符号化データD21に基づく音声をスピーカから出力させる。
【0071】
この場合ニユース番組制作放送システム20では、EDL実行装置40A〜40Cから得られる編集されてなる非圧縮又は低圧縮された映像音声データD13A〜D13Cを高能率符号化してクリツプサーバ33内に格納するようにしたことにより、従来のニユース番組制作放送システム1(図3)に設けられた第2のAVサーバ3(図3)と、クリツプサーバ33とが同じ構成でなるとすると、当第2のAVサーバ3に比べてクリツプサーバ33の転送能力を格段的に高くすることができる。従つて第2のAVサーバ3に接続し得る参照閲覧装置7A〜7Nの数に比べて、クリツプサーバ33に接続し得る参照閲覧装置43A〜43Nの数を大幅に増加させることができる。
【0072】
これに加えて各参照閲覧装置43A〜43Nは、クリツプサーバ33にLAN27を介して接続されていることにより、番組作成を行う複数の部屋にそれぞれ設置することができる。すなわち、各部屋でそれぞれ番組作成に携わる関連業務者に自室の参照閲覧装置43A〜43Nを用いて、実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に確認させることができる。
【0073】
またこのニユース番組制作放送システム20では、クリツプサーバ33からEDL作成装置34A〜34Nを用いて編集前の高圧縮符号化データD20を読み出し、当該クリツプサーバ33から参照閲覧装置43A〜43Nを用いて編集されてなる高圧縮符号化データD21を読み出すことができることにより、1つの映像において加工編集されて得られた部分と、これに対応する編集前の部分とが等化であるかどうかを確認させることにより、オフラインEDL作成系22と、オンライン編集送出系24とのLAN27上等でデータにエラーが生じているかどうかを知ることができ、かくして映像の閲覧参照をシステムの簡単な保守点検にも利用することができる。
【0074】
以上の構成によれば、取材によつて得られる非圧縮又は低圧縮された映像音声データD10をデイリーサーバ30に格納すると共に、当該映像音声データD10を高能率符号化してクリツプサーバ33に格納し、当該クリツプサーバ33に格納された高圧縮符号化データD20に基づいて各EDL作成装置34A〜34NによりEDLを作成し、各EDL作成装置34A〜34Nにおいて作成されたEDLに基づいて、デイリーサーバ30に格納された対応する映像音声データD10を各EDL実行装置40A〜40Cにより加工編集し、かくして得られた映像音声データD13A〜D13Cを高能率符号化してクリツプサーバ33に格納し、当該クリツプサーバ33に格納された高圧縮符号化データD21を参照閲覧装置43A〜43Nを用いて読み出してこれに基づく映像をモニタ表示すると共に、音声をスピーカから出力させるようにしたことにより、クリツプサーバ33に接続し得る参照閲覧装置43A〜43Nの数を大幅に増加させることができ、これにより当該増加させた各参照閲覧装置43A〜43Nを番組作成を行う複数の部屋にそれぞれ設置して、各部屋でそれぞれ番組作成に携わる関連業務者にその自室から、実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に確認させることができ、かくして番組作成の作業効率を向上し得るニユース番組制作放送システムを実現することができる。
【0075】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、EDL実行装置40A〜40Cにより得られる編集された映像音声データD13A〜D13Cをエンコーダ部32においてJPEG方式等の所定の圧縮方式で2〔Mbps〕程度に高能率符号化するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該映像音声データD13A〜D13Cを所定の圧縮方式で2〔Mbps〕程度の高能率符号化よりもさらに高圧縮するようにしても良い。これによりクリツプサーバ33における転送能力をさらに高くすることができ、これに応じて参照閲覧装置43A〜43Nの数をさらに増加させることができる。
【0076】
また上述の実施の形態においては、EDL実行装置40A〜40Cにより得られた編集された映像音声データD13A〜D13Cをエンコーダ部32を介してクリツプサーバ33に格納させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該編集された映像音声データD13A〜D13Cを入力バツフア部31及びエンコーダ部32を順次介してクリツプサーバ33に格納させるようにしても良い。
【0077】
さらに上述の実施の形態においては、参照閲覧装置43A〜43Nにより編集された映像を参照閲覧し得るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、参照閲覧装置43A〜43Nを用いて、編集された映像に加えて編集前の映像も参照閲覧し得るようにしても良い。これにより参照閲覧装置43A〜43Nの使い勝手を向上し得る。
【0078】
さらに上述の実施の形態においては、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を記憶保持する第1の記憶保持手段として、デイリーサーバ30を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を記憶保持することができれば、メモリ等のこの他種々の構成でなる第1の記憶保持手段を適用するようにしても良い。
【0079】
さらに上述の実施の形態においては、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を高圧縮して記憶保持する第2の記憶保持手段として、エンコーダ部32及びクリツプサーバ33を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を高圧縮して記憶保持することができれば、この他種々の構成からなる第2の記憶保持手段を適用するようにしても良い。
【0080】
さらに上述の実施の形態においては、第2の記憶保持手段32及び33に記憶保持された高圧縮された映像信号D20に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成するリスト作成手段として、EDL作成装置34A〜34Nを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第2の記憶保持手段32及び33に記憶保持された高圧縮された映像信号D20に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成することができれば、この他種々のリスト作成手段を適用するようにしても良い。
【0081】
さらに上述の実施の形態においては、第2の記憶保持手段32及び33に記憶保持された高圧縮された映像信号D21に基づく映像を表示する映像表示手段として、参照閲覧装置43A〜43Nを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第2の記憶保持手段32及び33に記憶保持された高圧縮された映像信号D21に基づく映像を表示することができれば、この他種々の映像表示手段を適用するようにしても良い。
【0082】
さらに上述の実施の形態においては、リスト作成手段34A〜34Nにおいて作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段30に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を加工編集する編集手段として、EDL実行装置40A〜40Cを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、リスト作成手段34A〜34Nにおいて作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段30に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号D10を加工編集することができれば、この他種々の編集手段を適用するようにしても良い。
【0083】
さらに上述の実施の形態においては、本発明をニユース番組制作放送システム20に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、供給される映像信号を加工編集し得るこの他種々の映像信号処理装置に適用するようにしても良い。
【0084】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を記憶保持する第1の記憶保持手段と、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を高圧縮して記憶保持する第2の記憶保持手段と、第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成するリスト作成手段と、第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、リスト作成手段において作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力する編集手段とを設け、編集手段において加工編集した映像信号の出力先とは別に当該加工編集した映像信号を第2の記憶保持手段に供給し、当該第2の記憶保持手段においてその加工編集された映像信号を高圧縮して記憶保持し、映像表示手段において、第2の記憶保持手段に記憶保持された加工編集された映像信号に基づく映像を表示させるようにしたことにより、第2の記憶保持手段に接続し得る映像表示手段の数を大幅に増加させることができ、これにより映像表示手段を番組制作を行う複数の部屋にそれぞれ配置してその部屋で番組作成に携わる関連業務者に自室から実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に確認させることができ、かくして番組制作の作業効率を向上し得る映像信号処理装置を実現することができる。
【0085】
また本発明によれば、供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を第1の記憶保持手段に記憶保持する一方、当該映像信号を高圧縮して第2の記憶保持手段に記憶保持し、当該第2の記憶保持手段に記憶保持された高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成し、当該作成されたリストに基づいて、第1の記憶保持手段に記憶保持された非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力すると共に、その加工編集された映像信号を出力先とは別に取り込んで高圧縮して第2の記憶保持手段に記憶保持すると共に、当該加工編集された映像信号に基づく映像を表示するようにしたことにより、番組作成に携わる複数の関連業務者がそれぞれ自室に居ながらにして実際に放送されるニユース映像の編集結果をその放送の前に確認することができ、かくして番組制作の作業効率を向上し得る映像信号処理方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるニユース番組制作放送システムの一実施の形態を示すブロツク図である。
【図2】システム制御部によつて制御される各種処理の説明に供する略線図である。
【図3】従来のニユース番組制作放送システムの構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
20……ニユース番組制作放送システム、26……システム制御部、30……デイリーサーバ、31……入力バツフア装置、32……エンコーダ部、33……クリツプサーバ、34A〜34N……EDL作成装置、35……外部記憶装置、40A〜40C……EDL実行装置、41……オンエアサーバ、43A〜43N……参照閲覧装置。
Claims (5)
- 供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を記憶保持する第1の記憶保持手段と、
上記供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を高圧縮して記憶保持する第2の記憶保持手段と、
上記第2の記憶保持手段に記憶保持された上記高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成するリスト作成手段と、
上記第2の記憶保持手段に記憶保持された上記高圧縮された映像信号に基づく映像を表示する映像表示手段と、
上記リスト作成手段において作成された上記リストに基づいて、上記第1の記憶保持手段に記憶保持された上記非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力する編集手段と
を具え、上記編集手段は上記加工編集した映像信号の上記出力先とは別に当該加工編集した映像信号を上記第2の記憶保持手段に供給し、上記第2の記憶保持手段は上記編集手段から供給された上記加工編集された映像信号を高圧縮して記憶保持し、上記映像表示手段は上記第2の記憶保持手段に記憶保持された上記加工編集された映像信号に基づく映像を表示する
ことを特徴とする映像信号処理装置。 - 上記編集手段から出力された上記加工編集された映像信号を取り込んで記憶保持する送出信号記憶保持手段
を具えることを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。 - 上記映像表示手段は、上記第2の記憶保持手段にネツトワークを介して接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。 - 供給される非圧縮又は低圧縮された映像信号を第1の記憶保持手段に記憶保持する一方、当該映像信号を高圧縮して第2の記憶保持手段に記憶保持する記憶保持ステツプと、
上記第2の記憶保持手段に記憶保持された上記高圧縮された映像信号に基づいて編集実行順序を規定するリストを作成するリスト作成ステツプと、
上記リスト作成ステツプにおいて作成された上記リストに基づいて、上記第1の記憶保持手段に記憶保持された上記非圧縮又は低圧縮された映像信号を加工編集し、当該加工編集した映像信号を出力する編集ステツプと、
上記編集ステツプにおいて得られた上記加工編集された映像信号を上記出力先とは別に取り込んで高圧縮して上記第2の記憶保持手段に記憶保持すると共に、当該加工編集された映像信号に基づく映像を表示する映像表示ステツプと、
を具えることを特徴とする映像信号処理方法。 - 上記映像表示ステツプでは、上記第2の記憶保持手段からネットワークを介して上記加工編集された映像信号を読み出して、当該加工編集された映像信号に基づく映像を表示する
ことを特徴とする請求項4に記載の映像信号処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10388497A JP3900383B2 (ja) | 1997-04-06 | 1997-04-06 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
US09/194,826 US6535686B1 (en) | 1997-04-06 | 1998-04-06 | Signal processor and signal processing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10388497A JP3900383B2 (ja) | 1997-04-06 | 1997-04-06 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285539A JPH10285539A (ja) | 1998-10-23 |
JP3900383B2 true JP3900383B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=14365870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10388497A Expired - Fee Related JP3900383B2 (ja) | 1997-04-06 | 1997-04-06 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3900383B2 (ja) |
-
1997
- 1997-04-06 JP JP10388497A patent/JP3900383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10285539A (ja) | 1998-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3741299B2 (ja) | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 | |
JP5112287B2 (ja) | ネットワーク上でデジタルメディアの分散編集及び記憶を提供するための方法及びシステム | |
US7433576B2 (en) | Video data recording/reproducing apparatus and video data management method for use in the same | |
US6005678A (en) | Image editing apparatus | |
US20010004417A1 (en) | Video editing system | |
JP3456064B2 (ja) | 音声・映像データ記録・再生装置 | |
US20010009446A1 (en) | Editing system with router for connection to HDTV circuitry | |
JP2005333245A (ja) | ビデオデータ再生装置及びビデオデータ転送システム | |
JPH10285534A (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP3900383B2 (ja) | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 | |
US6535686B1 (en) | Signal processor and signal processing method | |
US6347180B1 (en) | Signal processor | |
JP3900384B2 (ja) | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 | |
JP3900382B2 (ja) | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 | |
WO2004049709A1 (ja) | Avサーバーに蓄積されたavデータの参照システム及び方法 | |
JP2003046928A (ja) | ネットワーク映像再生方法および圧縮映像データ復号再生装置 | |
JPH09298737A (ja) | ネットワークを利用した動画再生システム | |
JP3919033B2 (ja) | 映像音声処理装置 | |
JP3103752B2 (ja) | 圧縮画像データ処理方法および圧縮画像データ処理装置 | |
JP3741215B2 (ja) | 動画編集方法、動画編集システム、情報処理装置 | |
JP2001291370A (ja) | 編集システム及び方法、編集装置 | |
JP2012060224A (ja) | ビデオサーバーシステム | |
JP2003100014A (ja) | 記録再生管理・制御装置及び記録再生管理・制御方法 | |
JPH1132297A (ja) | ビデオサーバ | |
JP2001136479A (ja) | 番組制作送出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061221 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |