JP3741215B2 - 動画編集方法、動画編集システム、情報処理装置 - Google Patents

動画編集方法、動画編集システム、情報処理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して互いに接続された複数の情報処理装置を用いた動画編集方法、動画編集システム、情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、動画を編集するためのシステムとして、複数の装置をネットワークを介して互いに接続し、ネットワーク上のある装置を所有する編集者がネットワーク上の別の装置に格納された動画の編集を行うシステムがある。
【0003】
この種のシステムの一例として、編集者(ユーザ)が撮影したビデオデータなどの動画を、サービス提供会社が所有するネットワーク上のサーバに格納した後、編集者が所有するネットワーク上のコンピュータを用いて、サーバに格納された動画の編集を行うサービス提供システムが開示されている(特許文献1参照)。
【0004】
より具体的には、特許文献1に開示されたサービス提供システムにおいては、まず、ネットワーク上のコンピュータAを所有する編集者は、ネットワーク上の別のコンピュータBおよびサーバを所有するサービス提供会社に対し、対象となる動画(映像)を記録した記録媒体を送付する。
【0005】
次に、サービス提供会社は、編集者から送付されてきた記録媒体に記録された動画をMPEG2データなどに変換してサーバに登録するとともに、MPEG2データなどに変換された動画を一定時間ごとに静止画としたインデックス画像のデータベースを作成してサーバに登録する。このデータベースは、編集者による動画編集時に、サーバからネットワークを介してコンピュータBに伝送される。
【0006】
その後、編集者は、コンピュータAからネットワークを介した遠隔操作によってコンピュータBの編集ソフトウェアを制御することにより、インデックス画像を元にMPEG2データなどに変換された動画を編集する。
【0007】
このように、特許文献1に開示されたサービス提供システムによれば、編集者は、コンピュータAからネットワークを介した遠隔操作によってコンピュータBを操作し動画編集を行うため、高額なビデオ編集装置を所有することなく、自分で動画編集を行うことができるという利点がある。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−320667号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されたサービス提供システムにおいては、編集者が、コンピュータAからネットワークを介した遠隔操作によってコンピュータB上でインデックス画像を編集しているため、ネットワークの転送速度によっては、編集時の操作性が著しく低下してしまうという問題点がある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、ネットワーク上のある装置を所有する編集者がネットワーク上の別の装置に格納された動画の編集処理を行う際に、編集者の操作性を低下させることなく動画の編集処理を行うことができる動画編集方法、動画編集システム、情報処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の動画編集方法は、
ネットワークを介して互いに接続された複数の情報処理装置を用いた動画編集方法において、第1の情報処理装置にて、該第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成し、該中間データを前記ネットワークを介して第2の情報処理装置に送信する第1のステップと、前記第2の情報処理装置にて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を指定し、該副素材を用いて前記第1の情報処理装置から受信した前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行い、該編集処理内容を記述したスクリプトを作成して前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信する第2のステップと、前記第1の情報処理装置にて、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索し、該副素材を用いて前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う第3のステップとを有することを特徴とするものである。
【0012】
この構成によれば、ネットワーク上の第2の情報処理装置を所有する編集者が、ネットワーク上の第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画を編集する場合に、従来技術のようにネットワークを介した遠隔操作により編集処理を行うことがなくなるため、ネットワークの転送速度などに起因して編集処理時の編集者の操作性が低下することを防止することが可能となる。また、ネットワークに接続された複数の情報処理装置を対象として副素材を検索しているため、自己の情報処理装置のみを対象とする場合と比較して副素材の検索対象範囲を拡げることが可能となる。さらに、ネットワーク上の特定の情報処理装置に副素材を集約させておく必要もない。
【0013】
また、前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であっても良い。
【0015】
また、前記第2のステップでは、該第2のステップで検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択して前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うこととしても良い。また、前記第2のステップでは、該第2のステップで検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することとしても良い。
【0016】
この構成によれば、第1の情報処理装置にて編集対象の動画の元データに対する編集処理を行う際に、編集対象の動画の元データのグレードと副素材のグレードとの対応が取れないという事態が発生することを回避することが可能となる。
【0017】
また、前記第3のステップでは、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整し、調整されたタイミングになった時点で編集処理を開始することとしても良い。また、前記第2のステップでは、前記第1の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述し、前記第3のステップでは、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された指示内容に基づいて、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することとしても良い。
【0018】
この構成によれば、第1の情報処理装置側では、該第1の情報処理装置の負荷状態などに応じたタイミングで編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始することも可能である。また、第2の情報処理装置を所有する編集者側では、自身が希望するタイミングで第1の情報処理装置に対し編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させることも可能である。
【0019】
上記目的を達成するために本発明の動画編集システムは、
ネットワークを介して互いに接続された複数の情報処理装置を用いた動画編集システムにおいて、前記複数の情報処理装置は、自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成し、該中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信する第1の情報処理装置と、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を指定し、該副素材を用いて前記第1の情報処理装置から受信した前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行い、該編集処理内容を記述したスクリプトを作成して前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信する第2の情報処理装置とを含み、前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索し、該副素材を用いて前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行うことを特徴とするものである。
【0020】
また、前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であっても良い。
【0021】
また、前記第2の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記編集対象の動画の中間データを受信する通信手段と、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を検索する素材検索手段と、前記編集対象の動画の中間データに対して前記副素材を用いて編集処理を行う動画編集手段と、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信するスクリプト作成手段とを有することとしても良い。また、前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するデータ変換手段と、前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して前記第2の情報処理装置に送信するとともに、前記第2の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記スクリプトを受信する通信手段と、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するスクリプト解析手段と、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索する素材検索手段と、前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を用いて、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う動画編集手段とを有することとしても良い。
【0022】
また、前記第2の情報処理装置の前記スクリプト作成手段は、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いた前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報を前記スクリプトに記述し、前記第1の情報処理装置の前記スクリプト解析手段は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された格納場所の情報を解析し、前記第1の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された格納場所の情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索することとしても良い。
【0023】
また、前記第2の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択し、前記第2の情報処理装置の前記動画編集手段は、前記選択された副素材を用いて前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うこととしても良い。
【0024】
また、前記第2の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することとしても良い。
【0025】
また、前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整するスケジューリング管理手段を有し、前記第1の情報処理装置の前記素材検索手段および前記動画編集手段は、前記スケジューリング管理手段にて調整されたタイミングになった時点で処理を開始することとしても良い。
【0026】
また、前記第2の情報処理装置の前記スクリプト作成手段は、前記第1の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述し、前記第1の情報処理装置の前記スクリプト解析手段は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された指示内容を解析し、前記第1の情報処理装置の前記スケジューリング管理手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された指示内容に基づいて、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することとしても良い。
【0027】
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、
ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置において、自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するデータ変換手段と、前記データ変換手段にて作成された前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信する通信手段と、前記別の情報処理装置にて行われた前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容が記述されたスクリプトが前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記通信手段に受信された場合に、前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するスクリプト解析手段と、前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材と同一の副素材を検索する素材検索手段と、前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記素材検索手段にて検索された副素材を用いて前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う動画編集手段とを有することを特徴とするものである。
【0028】
また、前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であっても良い。
【0029】
また、前記スクリプト解析手段は、前記別の情報処理装置から受信した前記スクリプトに前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報が記述されている場合、該格納場所の情報を解析し、前記素材検索手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された格納場所の情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索することとしても良い。
【0030】
また、自己の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整するスケジューリング管理手段を有し、前記素材検索手段および前記動画編集手段は、前記スケジューリング管理手段にて調整されたタイミングになった時点で処理を開始することとしても良い。
【0031】
また、前記スクリプト解析手段は、前記別の情報処理装置から受信した前記スクリプトに、前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングの指示内容が記述されている場合、該指示内容を解析し、前記スケジューリング管理手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された指示内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することとしても良い。
【0032】
上記目的を達成するために本発明の他の態様の情報処理装置は、
ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置において、別の情報処理装置に格納された編集対象の動画を、該動画の容量を相対的に小さくした中間データとして前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信する通信手段と、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を検索する素材検索手段と、前記通信手段にて受信した前記編集対象の動画の中間データに対して、前記素材検索手段にて検索された副素材を用いて編集処理を行う動画編集手段と、前記動画編集手段における編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記別の情報処理装置に送信するスクリプト作成手段とを有することを特徴とするものである。
【0033】
また、前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であっても良い。
【0034】
また、前記スクリプト作成手段は、自己の情報処理装置における編集処理に用いた前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報を、前記スクリプトに記述することとしても良い。
【0035】
また、前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択し、前記動画編集手段は、前記素材検索手段にて選択された副素材を用いて前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うこととしても良い。
【0036】
また、前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することとしても良い。
【0037】
また、前記スクリプト作成手段は、前記別の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述することとしても良い。
【0038】
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置に実行させるプログラムにおいて、自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するステップと、前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信するステップと、前記別の情報処理装置にて行われた前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容が記述されたスクリプトが前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信された場合に、前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するステップと、前記スクリプトに記述された編集処理内容の解析結果に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材と同一の副素材を検索するステップと、前記スクリプトに記述された編集処理内容の解析結果に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記副素材を用いて前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行うステップとを有することを特徴とするものである。
【0039】
上記目的を達成するために本発明の他の態様のプログラムは、
ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置に実行させるプログラムにおいて、別の情報処理装置に格納された編集対象の動画を、該動画の容量を相対的に小さくした中間データとして前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信するステップと、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を検索するステップと、前記編集対象の動画の中間データに対して前記副素材を用いて編集処理を行うステップと、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容を記述したスクリプトを作成するステップと、前記スクリプトを前記ネットワークを介して前記別の情報処理装置に送信するステップとを有することを特徴とするものである。なお、前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であっても良い。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0041】
図1は、本発明の一実施形態の動画編集システムを示す図である。
【0042】
図1を参照すると、本発明の一実施形態の動画編集システムは、ネットワークNWを介して互いに接続された複数の情報処理装置101〜10nを有しており、これらの情報処理装置101〜10nの中には、第1の情報処理装置である情報処理装置101と、第2の情報処理装置である情報処理装置102とが含まれている。情報処理装置101〜10nとしては、パーソナルコンピュータなどの各種コンピュータや、Webサーバなどの各種サーバを適用することができる。
【0043】
本実施形態においては、情報処理装置101および情報処理装置102は、概略次のような動作を行う。
【0044】
まず、情報処理装置101は、自己の情報処理装置101に格納された編集対象の動画(主素材)の容量を相対的に小さくした中間データを、ネットワークNWを介して情報処理装置102に送信する。
【0045】
次に、情報処理装置102は、情報処理装置101からネットワークNWを介して受信した編集対象の動画の中間データに対してネットワークNW上の副素材(動画、静止画、音声、テキストなど)を用いて編集処理(切り取り、再圧縮、結合など)を行い、その編集処理内容を記述したスクリプトを作成してネットワークNWを介して情報処理装置101に送信する。
【0046】
その後、情報処理装置101は、情報処理装置102からネットワークNWを介して受信したスクリプトに基づいて、編集対象の動画の元データに対して情報処理装置102と同一の副素材を用いて同一内容の編集処理を行う。
【0047】
以下に、情報処理装置101,102の具体的な構成について説明する。
【0048】
情報処理装置101は、通信部101と、動画編集部102と、スクリプト解析部103と、データ管理部104と、素材格納部105と、スクリプト格納部106と、素材検索部107と、データ変換部108と、スケジューリング管理部109とを有している。
【0049】
通信部101は、ネットワークNWを介して他の情報処理装置102〜10nとの通信処理を行う。具体的には、通信部101は、編集対象の動画の中間データを情報処理装置102に送信する処理、情報処理装置102における編集処理内容が記述されたスクリプトを情報処理装置102から受信する処理などを行う。
【0050】
スクリプト解析部103は、通信部101に受信されたスクリプトの内容を解析する。具体的には、スクリプト解析部103は、情報処理装置102における編集処理内容として、編集処理の種類(切り取り、再圧縮、結合など)、その編集処理に用いられた副素材の種類(動画、静止画、音声、テキストなど)を解析する。さらに、スクリプト解析部103は、編集処理に用いられた副素材の格納場所(情報処理装置の装置名や、情報処理装置が開設するネットワークNW上のWebサイトのURLなど)、情報処理装置102から指示された編集処理の開始タイミングを解析する。
【0051】
素材検索部107は、スクリプト解析部103にて解析されたスクリプトの内容に基づいて、ネットワークNWに接続されている情報処理装置101〜10n(自己の情報処理装置101を含む)に格納されている素材の中から、情報処理装置102における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索する。
【0052】
動画編集部102は、スクリプト解析部103にて解析されたスクリプトの内容に基づいて、編集対象の動画の元データに対して、素材検索部107にて検索された副素材を用いて情報処理装置102と同一内容の編集処理を行う。
【0053】
スケジューリング管理部109は、スクリプト解析部103にて解析されたスクリプトの内容に基づいて、動画編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整する。
【0054】
データ変換部108は、編集対象の動画の元データに対して変換処理を行うことにより、その動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するなど、各種のデータを所定の形式に変換する。
【0055】
データ管理部104は、編集対象の動画の元データおよび中間データ、編集処理に用いる副素材、編集処理後の動画データを素材格納部105に格納し管理するとともに、情報処理装置102から受信したスクリプトをスクリプト格納部106に格納し管理する。
【0056】
情報処理装置102は、通信部201と、動画編集部202と、スクリプト作成部203と、データ管理部204と、素材格納部205と、スクリプト格納部206と、素材検索部207と、データ変換部208と、動画再生部209と、表示部210とを有している。
【0057】
通信部201は、ネットワークNWを介して他の情報処理装置101,103〜10nとの通信処理を行う。具体的には、通信部201は、編集対象の動画の中間データを情報処理装置101から受信する処理、情報処理装置102における編集処理内容が記述されたスクリプトを情報処理装置101に送信する処理などを行う。
【0058】
素材検索部207は、ネットワークNWに接続されている情報処理装置101〜10n(自己の情報処理装置102を含む)に格納されている素材の中から、情報処理装置102における編集処理に用いる副素材を検索する。
【0059】
データ変換部208は、素材検索部207にて検索された副素材に対して、編集対象の動画の中間データと同一グレードに変換してその副素材の容量を相対的に小さくするなど、各種のデータを所定の形式に変換する。
【0060】
動画編集部202は、通信部201に受信された編集対象の動画の中間データに対して、データ変換部208にて編集対象の動画の中間データと同一グレードに変換された副素材を用いて編集処理を行う。
【0061】
スクリプト作成部203は、動画編集部202における編集処理内容を記述したスクリプトを作成する。具体的には、スクリプト作成部203は、動画編集部202における編集処理内容として、編集処理の種類(切り取り、再圧縮、結合など)、その編集処理に用いられた副素材の種類(動画、静止画、音声、テキストなど)を記述したスクリプトを作成する。さらに、スクリプト作成部203は、編集処理に用いた副素材の格納場所(情報処理装置の装置名や、情報処理装置が開設するネットワークNW上のWebサイトのURLなど)、情報処理装置101に編集処理を開始させるタイミングをスクリプトに記述する。
【0062】
データ管理部204は、編集対象の動画の中間データ、編集処理に用いる副素材、情報処理装置101にて編集対象の動画の元データに対する編集処理が行われた後の動画を素材格納部205に格納し管理するとともに、スクリプト作成部203にて作成されたスクリプトをスクリプト格納部206に格納し管理する。
【0063】
動画再生部209は、情報処理装置101にて編集対象の動画の元データに対する編集処理が行われた後の動画など、各種の動画を再生する。
【0064】
表示部210は、編集者が動画編集処理の過程における操作画面など、各種の画面を表示するディスプレイなどである。情報処理装置102を所有する編集者は、表示部210の画面を見ながら、一連の動画編集処理(編集対象の動画(主素材)の選択、副素材の選択などの処理を含む)を行うことになる。
【0065】
以下に、図1に示した動画編集システムの詳細な動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0066】
最初に、情報処理装置102を所有する編集者は、情報処理装置102の表示部210の画面を見ながら情報処理装置101に格納されている動画(主素材)の全体または一部分を指定し、指定した動画の編集を行う旨を指示する。すると、情報処理装置102では、通信部201からネットワークNWを介して情報処理装置101に対して、編集者に指示された編集対象の動画の送信要求が行われる(ステップ201)。
【0067】
情報処理装置101では、ネットワークNWを介して編集対象の動画の送信要求が通信部101にて受信されると(ステップ202)、データ管理部104が、編集対象の動画を素材格納部105から読み出し、データ変換部108が、素材格納部105から読み出された動画の全体または一部分の容量を相対的に小さくした中間データを作成し、その中間データをデータ管理部104の管理の元で素材格納部105に格納する(ステップ203)。
【0068】
具体的には、図3に示すように、情報処理装置101のデータ変換部108は、情報処理装置102を所有する編集者の指示に基づき、素材格納部105から読み出された編集対象の動画の元データ「A.mpg」の全体または一部分に対して、次の(ア)〜(エ)に示す処理のいずれか1つ以上を行うことにより、動画の容量を相対的に小さくした中間データ「A_tmp.mpg」を作成する。このとき、動画の中間データ「A_tmp.mpg」のフレーム数は、動画の元データ「A.mpg」と同じフレーム数とする。
(ア)フォーマットを変換する
(イ)ビットレートを変換する
(ウ)画面サイズを変換する
(エ)色数(色情報)を削減する
なお、情報処理装置101では、素材格納部105に格納されている動画について、当該動画全体の中間データをデータ変換部108にて予め作成し、データ管理部104の管理の元でその中間データを素材格納部105に予め格納しておくこととしても良い。その場合には、ステップ203では、データ変換部108が編集対象の動画の中間データを作成する処理は行われず、素材格納部105から編集対象の動画の全体または一部分の中間データを読み出す処理が行われる。
【0069】
続いて、情報処理装置101では、通信部101からネットワークNWを介して情報処理装置102に対して、編集対象の動画の中間データを送信する(ステップ204)。
【0070】
情報処理装置102では、ネットワークNWを介して編集対象の動画の中間データが通信部201にて受信され、その中間データがデータ管理部204の管理の元で素材格納部205に格納される(ステップ205)。以降、情報処理装置102を所有する編集者は、情報処理装置102の表示部210の画面を見ながら、編集対象の動画の中間データに対する編集処理を行う。
【0071】
続いて、情報処理装置102では、素材検索部207が、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、ネットワークNWに接続されている情報処理装置101〜10n(自己の情報処理装置102を含む)に格納されている素材を対象に、編集対象の動画の編集処理に用いる副素材(動画、静止画、音声、テキストなど)を検索して読み込み、その副素材をデータ管理部204の管理の元で素材格納部205に格納する(ステップ206)。
【0072】
具体的には、図4に示すように、情報処理装置102の素材検索部207は、情報処理装置103の素材格納部305に格納されている素材の中から、編集処理(結合処理)に用いる動画として「B.mpg」を検索し、読み込む。
【0073】
なお、情報処理装置102の素材検索部207は、編集処理に用いる副素材を読み込む際に、その副素材の種類(動画、静止画、音声、テキストなど)や格納場所(情報処理装置の装置名や、情報処理装置が開設するネットワークNW上のWebサイトのURLなど)の情報の他、図5に示すような属性情報を取得することする。
【0074】
また、情報処理装置102の素材検索部207は、ネットワークNW上の他の情報処理装置に格納されている副素材の検索を行うに際し、他の情報処理装置の全てに対して個々に副素材の照会を行うこととしても良く、また、情報処理装置101〜10nのいずれかでネットワークNW上の全ての素材を集中的に管理することとし、その装置に対して副素材の照会を行うこととしても良い。
【0075】
また、情報処理装置102の素材検索部207は、ネットワークNW上の他の情報処理装置に格納されている副素材を読み込む際に、副素材の中間データを作成した後に読み込むこととしても良い。ただし、副素材の方が編集対象の動画(主素材)よりも割合的に容量が小さいため、ネットワークNWを介して副素材を読み込んだとしてもネットワークNWの負荷は小さいと考えられることから、副素材の中間データを作成することなくそのままの状態で読み込むこととしても良い。本実施形態では、ステップ206において、副素材の中間データを作成することなくそのままの状態で読み込んだものとして、以下の動作を説明する。
【0076】
続いて、情報処理装置102の素材検索部207は、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、ステップ206で検索された副素材の中から属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択する(ステップ207)。この際の条件は、編集者が任意に設定することとし、例えば、副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが編集対象の動画の元データのグレード(DVD、高画質など)と合致していることなどが考えられる。なお、編集対象の動画の元データのグレードについては、編集者が任意のタイミングで取得することとし、例えば、ステップ205にてその動画の中間データを受信するタイミングで取得することなどが考えられる。
【0077】
続いて、情報処理装置102では、データ変換部208が、素材検索部207にて選択された副素材に対して、編集対象の動画の中間データと同一グレードに変換して当該副素材の容量を相対的に小さくした中間データを作成する。
【0078】
具体的には、図4に示すように、情報処理装置102のデータ変換部208は、情報処理装置103から副素材として取得した動画データ「B.mpg」を編集対象の動画の中間データ「A_tmp.mpg」と同一グレードに変換し、副素材の中間データ「B_tmp.mpg」を作成する。
【0079】
さらに、情報処理装置102では、動画編集部202が、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、編集対象の動画の中間データに対して、データ変換部208にて作成された副素材の中間データを用いて編集処理(切り取り、再圧縮、結合など)を行う(ステップ208)。
【0080】
具体的には、図6に示すように、情報処理装置102の動画編集部202は、情報処理装置101から受信した編集対象の動画の中間データ「A_tmp.mpg」から、フレーム番号「10」の部分およびフレーム番号「400」の部分を切り取る処理を行うとともに、情報処理装置103から取得した副素材の中間データ「B_tmp.mpg」を上記で切り取った動画と結合する処理を行う。
【0081】
なお、情報処理装置102では、素材検索部207にて選択された副素材の格納場所が編集対象の動画と同様の情報処理装置101である場合、編集対象の動画と同様に、情報処理装置101に対して副素材の中間データの送信要求を行うこととしても良い。その場合には、ステップ208では、データ変換部208が副素材の中間データを作成する処理は行われず、情報処理装置101に対して副素材の中間データの送信要求を行う処理とその中間データを情報処理装置101から受信する処理とが行われる。
【0082】
次に、情報処理装置102では、スクリプト作成部203が、動画編集部202にて行われた編集処理内容として、編集処理の種類(切り取り、再圧縮、結合など)、その編集処理に用いられた副素材の種類(動画、静止画、音声、テキストなど)を記述したスクリプトを作成し、そのスクリプトをデータ管理部204の管理の元でスクリプト格納部206に格納する(ステップ209)。
【0083】
このとき、情報処理装置102のスクリプト作成部203は、上記の編集処理内容以外にも、編集処理に用いた副素材の格納場所(情報処理装置の装置名や、情報処理装置が開設するネットワークNW上のWebサイトのURLなど)の情報をスクリプトに記述するとともに、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、情報処理装置101に動画編集を開始させるタイミングとして、次の(ア)〜(ウ)に示すようなタイミングを示す情報をスクリプトに記述する。(ア)即時、編集を開始する
(イ)任意の時間に編集を開始する
(ウ)時間を指定し、その指定時間に編集を開始する
なお、情報処理装置102では、情報処理装置101の負荷情報を定期的に取得するか、または任意のタイミングで送信要求を行うことで取得することとしても良い。その場合、情報処理装置102を所有する編集者は、情報処理装置101の負荷情報に基づいて、情報処理装置101に動画編集を開始させるタイミングを指示することとしても良い。
【0084】
続いて、情報処理装置102では、通信部201からネットワークNWを介して情報処理装置101に対して、スクリプト作成部203にて作成されたスクリプトを送信する(ステップ210)。
【0085】
情報処理装置101では、ネットワークNWを介してスクリプトが通信部101にて受信され、そのスクリプトがデータ管理部104の管理の元でスクリプト格納部106に格納される(ステップ211)。
【0086】
続いて、情報処理装置101では、スクリプト解析部103が、通信部101に受信されたスクリプトに記述されている内容を解析する(ステップ212)。ここで解析する内容としては、情報処理装置102における編集処理内容、情報処理装置102における編集処理に用いられた副素材の格納場所、情報処理装置102から指示された編集処理の開始タイミングである。
【0087】
続いて、情報処理装置101では、スケジューリング管理部109が、スクリプト解析部103における編集処理の開始タイミングの解析結果に基づき、編集処理の開始タイミングのスケジュールを調整する(ステップ213)。このとき、スケジューリング管理部109は、情報処理装置102から指示されたタイミングで動画編集を開始することができない場合には(別の動画の編集などを行っている場合や、別の動画の編集などを行う予約が入っている場合など)、通信部101を介して情報処理装置102との間で編集処理を開始するタイミングについて再度調整を行うことになる(ステップ214)。
【0088】
続いて、情報処理装置101では、スケジューリング管理部109にて調整されたタイミングになった時点で、素材検索部107が、スクリプト解析部103における副素材の解析結果に基づき、情報処理装置102における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を、ネットワークNWに接続されている情報処理装置101〜10n(自己の情報処理装置101を含む)に格納されている素材の中から検索して読み込み、その副素材をデータ管理部104の管理の元で素材格納部105に格納する(ステップ215)。
【0089】
さらに、情報処理装置101では、動画編集部102が、スクリプト解析部103における編集処理内容の解析結果に基づき、素材格納部105に格納されている編集対象の動画の元データに対して、素材検索部107にて読み込まれた副素材を用いて情報処理装置102にて行われた編集処理と同一内容の編集処理を行い、編集処理後の動画データをデータ管理部104の管理の元で素材格納部105に格納する(ステップ216)。
【0090】
具体的には、図7に示すように、情報処理装置101では、スクリプト解析部103における情報処理装置102からのスクリプトの解析結果に基づいて、素材検索部107が、情報処理装置102における編集処理に用いられた同一の副素材「B.mpg」を情報処理装置103から読み込み、さらに、動画編集部102が、素材格納部105に格納されている編集対象の動画の元データ「A.mpg」に対して、副素材「B.mpg」を用いて情報処理装置102における編集処理と同一内容の編集処理を行う。
【0091】
なお、情報処理装置101では、通信部101からネットワークNWを介して情報処理装置102に対して、動画編集部102における編集処理の経過情報を送信する(ステップ217)。それにより、情報処理装置102を所有する編集者は、情報処理装置102の表示部210の画面を見ながら、動画編集部102における編集処理の経過を確認することが可能となる。
【0092】
情報処理装置102を所有する編集者は、情報処理装置102の表示部210の画面を見ながら動画編集部102における編集処理が終了したことを確認すると、任意のタイミングで編集後の動画の送信要求を行う(ステップ218)。なお、この送信要求は、情報処理装置102の通信部201からネットワークNWを介して情報処理装置101に送信される。このとき、情報処理装置102を所有する編集者は、編集後の動画を再度中間データに変換させて送信させるか、または編集後の動画を変換を行わずに送信させるかを指示するものとする。
【0093】
情報処理装置101では、ネットワークNWを介して編集後の動画の送信要求が通信部101にて受信されると(ステップ219)、編集後の動画について再度中間データに変換して送信することが要求されているか、または変換を行わずに送信することが要求されているかが判断される(ステップ220)。
【0094】
ステップ220で編集後の動画について中間データが要求されていると判断した場合、情報処理装置101では、データ管理部104が、編集後の動画の元データを素材格納部105から読み出し、データ変換部108が、素材格納部105から読み出された編集後の動画の元データに対する変換処理により中間データを作成し(ステップ221)、その中間データがデータ管理部104の管理の元で素材格納部105に格納される。
【0095】
続いて、情報処理装置101では、通信部101からネットワークNWを介して情報処理装置102に対して、編集後の動画の中間データを送信する(ステップ222)。
【0096】
情報処理装置102では、ネットワークNWを介して編集後の動画の中間データが通信部201にて受信され、その中間データがデータ管理部204の管理の元で素材格納部205に格納される(ステップ223)。
【0097】
続いて、情報処理装置102では、動画再生部209が、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、ネットワークNWを介して通信部201にて受信された編集後の動画の中間データを表示部210の画面上で再生する(ステップ224)。
【0098】
一方、ステップ220で編集後の動画について変換を行わずに元データが要求されていると判断した場合、情報処理装置101では、データ管理部104が、編集後の動画の元データを素材格納部105から読み出し、その元データが通信部101からネットワークNWを介して情報処理装置102に対して送信される(ステップ225)。
【0099】
情報処理装置102では、ネットワークNWを介して編集後の動画の元データが通信部201にて受信され、その元データがデータ管理部204の管理の元で素材格納部205に格納される(ステップ226)。
【0100】
続いて、情報処理装置102では、情報処理装置102を所有する編集者の指示に応じて、動画再生部209が、ネットワークNWを介して通信部201に受信された編集後の動画を表示部210の画面上で再生する(ステップ227)。
【0101】
上述したように本実施形態においては、情報処理装置102が、情報処理装置101から編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データをネットワークNWを介して受信して該中間データに対して編集処理を行い、その編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、情報処理装置101が、情報処理装置102にて作成されたスクリプトに基づいて、編集対象の動画の元データに対して情報処理装置102と同一の副素材を用いて同一内容の編集処理を行う。
【0102】
そのため、情報処理装置102を所有する編集者が情報処理装置101に格納された編集対象の動画を編集する場合に、従来技術のようにネットワークNWを介した遠隔操作により編集処理を行うことがなくなるため、ネットワークNWの転送速度などに起因して編集処理時の編集者の操作性が低下することを防止することができる。また、動画編集のために大容量の動画をネットワークNW上で送受信することがなくなるため、ネットワークNWの負荷が増大することを防止することができる。
【0103】
なお、本発明においては、情報処理装置101,102内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを各情報処理装置101,102にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを各情報処理装置101,102に読み込ませ、実行するものであっても良い。各情報処理装置101,102にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROMなどの移設可能な記録媒体の他、各情報処理装置101,102に内蔵されたHDDなどの記憶部を指す。さらに、各情報処理装置101,102にて読取可能な記録媒体は、ネットワークNWを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなる各情報処理装置101,102内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含む。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、第2の情報処理装置が、第1の情報処理装置から編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データをネットワークを介して受信して該中間データに対して編集処理を行い、その編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、第1の情報処理装置が、第2の情報処理装置にて作成されたスクリプトに基づいて、編集対象の動画の元データに対して第2の情報処理装置と同一の副素材を用いて同一内容の編集処理を行う構成としている。
【0105】
そのため、第2の情報処理装置を所有する編集者が、第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画を編集する場合に、従来技術のようにネットワークを介した遠隔操作により編集処理を行うことがなくなるため、ネットワークの転送速度などに起因して編集処理時の編集者の操作性が低下することを防止することができる。また、動画編集のために大容量の動画をネットワーク上で送受信することがなくなるため、ネットワークの負荷が増大することを防止することができる。
【0106】
また、第2の情報処理装置上で編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データに対して動画編集処理を行うため、編集者は、第2の情報処理装置のスペックが低い場合にも、動画編集処理を行うことができる。
【0107】
また、第2の情報処理装置上で編集対象の動画の元データに基づき作成した中間データに対して動画編集処理を行うため、編集者は、イメージ通りの動画編集処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の動画編集システムを示す図である。
【図2】図1に示した動画編集システムの動作を説明するフローチャートである。
【図3】図2に示したステップ203の処理を説明する図である。
【図4】図2に示したステップ206の処理を説明する図である。
【図5】図2に示したステップ206の処理において収集される属性情報を説明する図である。
【図6】図2に示したステップ208の処理を説明する図である。
【図7】図2に示したステップ215,216の処理を説明する図である。
【符号の説明】
101〜10n 情報処理装置
101 通信部
102 動画編集部
103 スクリプト解析部
104 データ管理部
105 素材格納部
106 スクリプト格納部
107 素材検索部
108 データ変換部
109 スケジューリング管理部
201 通信部
202 動画編集部
203 スクリプト作成部
204 データ管理部
205 素材格納部
206 スクリプト格納部
207 素材検索部
208 データ変換部
209 動画再生部
210 表示部
NW ネットワーク

Claims (30)

  1. ネットワークを介して互いに接続された複数の情報処理装置を用いた動画編集方法において、
    第1の情報処理装置にて、該第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成し、該中間データを前記ネットワークを介して第2の情報処理装置に送信する第1のステップと、
    前記第2の情報処理装置にて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を指定し、該副素材を用いて前記第1の情報処理装置から受信した前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行い、該編集処理内容を記述したスクリプトを作成して前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信する第2のステップと、
    前記第1の情報処理装置にて、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索し、該副素材を用いて前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う第3のステップとを有することを特徴とする動画編集方法。
  2. 前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であることを特徴とする、請求項1に記載の動画編集方法。
  3. 前記第2のステップでは、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いた前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報を前記スクリプトに記述し、
    前記第3のステップでは、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された格納場所の情報に基づいて、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索することを特徴とする、請求項1または2に記載の動画編集方法。
  4. 前記第2のステップでは、該第2のステップで検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択して前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の動画編集方法。
  5. 前記第2のステップでは、該第2のステップで検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することを特徴とする、請求項4に記載の動画編集方法。
  6. 前記第3のステップでは、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整し、調整されたタイミングになった時点で編集処理を開始することを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の動画編集方法。
  7. 前記第2のステップでは、前記第1の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述し、
    前記第3のステップでは、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された指示内容に基づいて、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することを特徴とする、請求項6に記載の動画編集方法。
  8. ネットワークを介して互いに接続された複数の情報処理装置を用いた動画編集システムにおいて、
    前記複数の情報処理装置は、
    自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成し、該中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信する第1の情報処理装置と、
    前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を指定し、該副素材を用いて前記第1の情報処理装置から受信した前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行い、該編集処理内容を記述したスクリプトを作成して前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信する第2の情報処理装置とを含み、
    前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索し、該副素材を用いて前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行うことを特徴とする動画編集システム。
  9. 前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であることを特徴とする、請求項8に記載の動画編集システム。
  10. 前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記編集対象の動画の中間データを受信する通信手段と、
    前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる前記副素材を検索する素材検索手段と、
    前記編集対象の動画の中間データに対して前記副素材を用いて編集処理を行う動画編集手段と、
    前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信するスクリプト作成手段とを有することを特徴とする、請求項8または9に記載の動画編集システム。
  11. 前記第1の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するデータ変換手段と、
    前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して前記第2の情報処理装置に送信するとともに、前記第2の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記スクリプトを受信する通信手段と、
    前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するスクリプト解析手段と、
    前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索する素材検索手段と、
    前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を用いて、前記第2の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う動画編集手段とを有することを特徴とする、請求項10に記載の動画編集システム。
  12. 前記第2の情報処理装置の前記スクリプト作成手段は、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いた前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報を前記スクリプトに記述し、
    前記第1の情報処理装置の前記スクリプト解析手段は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された格納場所の情報を解析し、
    前記第1の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された格納場所の情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記第2の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索することを特徴とする、請求項11に記載の動画編集システム。
  13. 前記第2の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択し、
    前記第2の情報処理装置の前記動画編集手段は、前記選択された副素材を用いて前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うことを特徴とする、請求項11または12に記載の動画編集システム。
  14. 前記第2の情報処理装置の前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することを特徴とする、請求項13に記載の動画編集システム。
  15. 前記第1の情報処理装置は、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整するスケジューリング管理手段を有し、
    前記第1の情報処理装置の前記素材検索手段および前記動画編集手段は、前記スケジューリング管理手段にて調整されたタイミングになった時点で処理を開始することを特徴とする、請求項11から14のいずれか1項に記載の動画編集システム。
  16. 前記第2の情報処理装置の前記スクリプト作成手段は、前記第1の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述し、
    前記第1の情報処理装置の前記スクリプト解析手段は、前記第2の情報処理装置から受信した前記スクリプトに記述された指示内容を解析し、
    前記第1の情報処理装置の前記スケジューリング管理手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された指示内容に基づいて、前記第1の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することを特徴とする、請求項15に記載の動画編集システム。
  17. ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置において、
    自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段にて作成された前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信する通信手段と、
    前記別の情報処理装置にて行われた前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容が記述されたスクリプトが前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して前記通信手段に受信された場合に、前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するスクリプト解析手段と、
    前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材と同一の副素材を検索する素材検索手段と、
    前記スクリプト解析手段にて解析された編集処理内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記素材検索手段にて検索された副素材を用いて前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行う動画編集手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  18. 前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であることを特徴とする、請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記スクリプト解析手段は、前記別の情報処理装置から受信した前記スクリプトに前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報が記述されている場合、該格納場所の情報を解析し、
    前記素材検索手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された格納場所の情報に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた副素材と同一の副素材を検索することを特徴とする、請求項17または18に記載の情報処理装置。
  20. 自己の情報処理装置にて前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整するスケジューリング管理手段を有し、
    前記素材検索手段および前記動画編集手段は、前記スケジューリング管理手段にて調整されたタイミングになった時点で処理を開始することを特徴とする、請求項17から19のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  21. 前記スクリプト解析手段は、前記別の情報処理装置から受信した前記スクリプトに、前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングの指示内容が記述されている場合、該指示内容を解析し、
    前記スケジューリング管理手段は、前記スクリプト解析手段にて解析された指示内容に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始するタイミングのスケジュールを調整することを特徴とする、請求項20に記載の情報処理装置。
  22. ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置において、
    別の情報処理装置に格納された編集対象の動画を、該動画の容量を相対的に小さくした中間データとして前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信する通信手段と、
    前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を検索する素材検索手段と、
    前記通信手段にて受信した前記編集対象の動画の中間データに対して、前記素材検索手段にて検索された副素材を用いて編集処理を行う動画編集手段と、
    前記動画編集手段における編集処理内容を記述したスクリプトを作成し、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記別の情報処理装置に送信するスクリプト作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  23. 前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であることを特徴とする、請求項22に記載の情報処理装置。
  24. 前記スクリプト作成手段は、自己の情報処理装置における編集処理に用いた前記副素材の前記ネットワーク上の格納場所の情報を、前記スクリプトに記述することを特徴とする、請求項22または23に記載の情報処理装置。
  25. 前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報が所定の条件を満たしている副素材を選択し、
    前記動画編集手段は、前記素材検索手段にて選択された副素材を用いて前記編集対象の動画の中間データに対して編集処理を行うことを特徴とする、請求項22から24のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  26. 前記素材検索手段は、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから検索した前記副素材のうち、該副素材の属性情報の1つ以上のパラメータを組み合わせて設定したグレードが前記編集対象の動画の元データのグレードと合致している副素材を選択することを特徴とする、請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 前記スクリプト作成手段は、前記別の情報処理装置に前記編集対象の動画の元データに対する編集処理を開始させるタイミングの指示内容を前記スクリプトに記述することを特徴とする、請求項22から26のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  28. ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置に実行させるプログラムにおいて、
    自己の情報処理装置に格納された編集対象の動画の容量を相対的に小さくした中間データを作成するステップと、
    前記編集対象の動画の中間データを前記ネットワークを介して別の情報処理装置に送信するステップと、
    前記別の情報処理装置にて行われた前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容が記述されたスクリプトが前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信された場合に、前記スクリプトに記述された編集処理内容を解析するステップと、
    前記スクリプトに記述された編集処理内容の解析結果に基づいて、前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記別の情報処理装置における編集処理に用いられた、動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材と同一の副素材を検索するステップと、
    前記スクリプトに記述された編集処理内容の解析結果に基づいて、前記編集対象の動画の元データに対して、前記副素材を用いて前記別の情報処理装置における編集処理と同一内容の編集処理を行うステップとを有することを特徴とするプログラム。
  29. ネットワークを介して複数の情報処理装置に接続され、動画に対する編集処理を行う情報処理装置に実行させるプログラムにおいて、
    別の情報処理装置に格納された編集対象の動画を、該動画の容量を相対的に小さくした中間データとして前記別の情報処理装置から前記ネットワークを介して受信するステップと、
    前記ネットワークに接続された複数の情報処理装置のいずれかから、前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理に用いる動画、静止画、音声、テキストのいずれかである副素材を検索するステップと、
    前記編集対象の動画の中間データに対して前記副素材を用いて編集処理を行うステップと、
    前記編集対象の動画の中間データに対する編集処理内容を記述したスクリプトを作成するステップと、
    前記スクリプトを前記ネットワークを介して前記別の情報処理装置に送信するステップとを有することを特徴とするプログラム。
  30. 前記編集処理は、前記編集対象の動画に前記副素材を結合する処理であることを特徴とする、請求項28または29に記載のプログラム。
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