JP2001203971A - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JP2001203971A
JP2001203971A JP2000010637A JP2000010637A JP2001203971A JP 2001203971 A JP2001203971 A JP 2001203971A JP 2000010637 A JP2000010637 A JP 2000010637A JP 2000010637 A JP2000010637 A JP 2000010637A JP 2001203971 A JP2001203971 A JP 2001203971A
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JP2000010637A
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English (en)
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Naoki Yamamoto
直樹 山本
Hideto Noguchi
秀人 埜口
Keiji Nagayama
啓治 長山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一画像を異なるフォーマットで記録した場
合、何れか一方のフォーマット画像を編集して、再記録
した画像を再生するとき、編集時に用いなかった画像に
も編集内容を反映すると共に、編集時に用いた画像であ
っても編集前の画像を再生することが可能な、使い勝手
のよい装置を提供すること。 【解決手段】 異なる複数のフォーマットの画像を記録
する際、ファイル名や格納位置等を画像管理情報として
記録し、再生画像を編集した場合は、その内容を示す編
集履歴情報を画像管理情報に追加記録する。再度再生す
る場合は、対応する何れの画像を選択しても、画像管理
情報にある編集履歴情報を元に、同情報の内容と同じ編
集を施して再生可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の記録再生及
び編集機能を有する画像データ処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、書き換え可能な光ディスク等の記
録媒体の大容量化、及び動画圧縮技術の向上に伴い、光
ディスクに動画像を記録出来るカメラやレコーダブルプ
レーヤなどの検討が行われており、共通なフォーマット
で動画像、及び静止画像を光ディスクに記録を行うこと
が可能となってきている。
【0003】圧縮方式としては、動画像の記録はMPE
G(Moving Picture Experts Group)規格を用いること
が、圧縮率の点で有利である。なお、MPEG規格につ
いては、「最新MPEG教科書」((株)アスキー、19
94年8月1日)などで公知の技術であり、詳細説明を
省略する。
【0004】静止画圧縮方式においても、一般的な電子
スチルカメラ等の静止画デジタル記録に用いられるJP
EG(Joint Photographic Coding Experts Groupe)な
どの規格ではなく、MPEGの動画像1フレーム分のデ
ータIピクチャで記録すれば、前記のレコーダブルプレ
ーヤ等において、MPEGの圧縮形式を伸張できる手段
があれば、動画、及び静止画の再生ともに可能であり、
再生時にJPEGなどの伸張手段を必要とせず再生系の
コストを削減できる。
【0005】しかしながら、動画像をリアルタイムで符
号化するには非常に高速なデータ処理が必要なため、動
画像1フレームあたりの画素数はあまり増やすことがで
きない。例えば、MPEG2で現行テレビ方式程度の解
像度を取り扱うメインプロファイルメインレベルという
符号化レベルでは、1フレームあたりの最大画素数は水
平720画素、垂直480画素である。一方、静止画に
おいては、1枚あたりの符号化処理時間の制約はあまり
無いので、撮像素子の高解像度化に合わせて取り扱う画
素数を増やすことが可能である。したがって、現在の電
子スチルカメラはJPEG圧縮を用いて記録を行うもの
がほとんどであり、年々、取り扱える画素数が増えてい
る。
【0006】レコーダブルプレーヤやプレーヤなどのM
PEGをベースとした再生機器でも再生でき、かつ、高
解像度の静止画記録も行うためには、MPEGのIピク
チャと高精細のJPEGの両者を記録すればよい。その
ような技術に関しては、例えば特開平10−10813
3号公報に、一回の撮像で複数の異なる符号化方式で符
号化して記録する技術や、動画と静止画の符号化および
記録を同時に行う技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術
は、デジタル信号処理技術により可能となったものであ
る。このデジタル信号処理技術は、画像の一部の拡大/
縮小、変形、回転や、色、コントラスト、色相、彩度の
調整等のレタッチ等の編集が容易に実現でき、編集専用
の装置やソフトが開発されている。
【0008】前記従来技術により記録された画像を再生
した場合、再生画像を上記のように編集する要求は高
く、更に同処理を反映した画像を記録して再利用するこ
とは十分に予想される。
【0009】しかしながら、前記従来技術では、静止画
として、記録装置に同一画像を元に作成した異なるフォ
ーマットの画像であるMPEGのIピクチャと、高精細
のJPEGとが記録されている。この静止画を編集する
際は、何れか一方の画像を用いて処理することになる。
したがって、編集し再度記録した場合、記録装置には対
応する2つの静止画が存在していながら、内容が異なる
ものとなる。また、編集前の静止画を再生して再利用し
たいという要求も十分考えられる。
【0010】本発明の目的は、この課題を解決し、編集
して記録した静止画を再生するときに、編集時に用いな
かった静止画にも編集内容を反映すると共に、編集時に
用いた静止画であっても編集前の画像を再生することが
可能な、ユーザにとって使い勝手のよい画像データ処理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、異なる複数のフォーマットの静止画
を記録する際、ファイル名や格納位置等を画像管理情報
として記録し、再生する際、上記画像管理情報の内容を
閲覧し画像を選択して再生し、再生画像を編集した場合
は、その内容を示す編集履歴情報を上記画像管理情報に
追加記録し、再度再生する場合は、対応する何れの静止
画を選択しても、上記画像管理情報にある編集履歴情報
を閲覧し、実際に記録されている画像に編集されてない
場合は、同情報の内容と同じ編集を施して再生可能とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明に一実施形態に係る画像記
録再生及び編集機能を有する画像データ処理装置の構成
を示すシステムブロック図である。
【0014】図1において、101は、画像を外部から
の入力するか、若しくは光学系及び撮像系を有して本装
置で処理する入力画像を生成するための画像入力処理
部、102は、画像処理、出力処理するため画像を一時
記憶するバッファメモリ、103、106は、後段の圧
縮処理に必要な画像のサイズ、サンプリング等に変換す
るためのサイズ変換処理部、104は主に動画像を圧縮
するMPEG圧縮部、112は静止画像を圧縮するJP
EG処理部、105は本装置を一括制御するシステム制
御部、107は記録媒体へのデータの入出力を行うI/
F部、108は記録媒体、109はMPEG圧縮された
データを伸長するMPEG伸長部、110はバッファメ
モリ102に記憶されている画像を編集する編集処理
部、111はバッファメモリ102に記憶されている画
像を出力する画像出力処理部である。
【0015】先ず、記録処理の動作を説明する。
【0016】システム制御部105は、TV、VTR、
PCその他からの外部装置より画像が入力された場合
は、画像入力処理部101を制御し、必要に応じてA/
D変換し、後段の処理にあった信号レベルに変換して、
順次バッファメモリ102に入力する。また、内部で画
像を生成する場合は、画像入力処理部101を制御し、
光学系及び撮像系を駆動して光学画像を光電変換して画
像信号を生成し、バッファメモリ102に入力する。
【0017】本装置は、動画記録モードと静止画記録モ
ードを有し、各々以下の処理により記録する。
【0018】図示しないSWにより動画記録モードを選
択した場合、システム制御部105は、バッファメモリ
102に展開されている画像を順次サイズ変換処理部1
03に入力し、MPEG処理用のサイズに変換する。例
えば、MPEG2で処理する場合は、現行テレビ方式程
度の解像度を取り扱うメインプロファイルメインレベル
に相当する1フレームあたりの画素数、水平720画
素、垂直480画素に変換する。変換された画像をMP
EG圧縮処理部104に入力し、圧縮処理を施した後、
I/F処理部107を介して記録媒体108に記録す
る。更に、システム制御部105は、MPEG圧縮画像
の画像管理情報を生成し、I/F処理部107を介して
記録媒体108に記録する。
【0019】また、図示しないSWにより静止画記録モ
ードを選択した場合、システム制御部105は、バッフ
ァメモリ102に展開されている画像を、サイズ変換処
理部103と106に入力する。サイズ変換処理部10
3では、前述したのと同じ、水平720画素、垂直48
0画素に変換し、MPEG圧縮処理部104に入力す
る。MPEG圧縮処理部104は、入力画像をMPEG
2のIピクチャに圧縮処理する。システム制御部105
は、生成されたMPEG2のIピクチャを、I/F処理
部107を介して記録媒体108に記録する。
【0020】更に、システム制御部105は、以下の処
理も合わせて制御する。すなわち、サイズ変換処理部1
06は、JPEG処理用の画像サイズに変換する。JP
EGにおいては、画像サイズに特定の規定は無いため、
機器の処理範囲内で任意のサイズに変換する。本実施形
態では、サイズ変換処理部106は、XGA(水平10
24画素、垂直768画素)、SXGA(水平1280
画素、垂直1024画素)等、上記MPEG2のIピク
チャよりも高精細のサイズに変換可能とする。サイズ変
換処理部106によりサイズ変換された画像を、JPE
G圧縮処理部112によりJPEG圧縮し、I/F処理
部107を介して記録媒体108に記録する。
【0021】上述した処理により、同一入力画像から、
MPEG2のIピクチャとJPEG画像の2つのフォー
マットの画像が記録されるため、システム制御部105
は、両者を一元管理するための画像管理情報を生成し、
I/F処理部107を介して記録媒体108に記録す
る。
【0022】図2に、本実施形態の装置における動画、
静止画の記録ファイル形式の1例を示す。
【0023】図2において、201は、記録媒体の論理
的データファイル管理構造の最上位階層に当たるルート
ディレクトリROOT、202は、MPEG動画及びMPE
G−I静止画を記録するサブディレクトリIMAGE_MP、2
05はMPEG動画を記録するサブディレクトリMOVE_I
M 、207、208、209は、それぞれ記録されたM
PEGファイルMOVE0001.MPG、MOVE0002.MPG、MOVE000
3.MPG、206はMPEG−I静止画を記録するサブデ
ィレクトリSTILL_IM、210、211、212は、それ
ぞれ記録されたMPEG−IファイルSTIL0001.MPG、ST
IL0002.MPG、STIL0003.MPG、203はJPEG静止画を
記録するサブディレクトリIMAGE_JP、213、214、
215は、それぞれ記録されたJPEGファイル000000
01.JPG、00000002.JPG、00000003.JPG、204は画像管
理情報ファイルIMAGE_INFO.DATである。
【0024】動画記録モードでは、サブディレクトリMO
VE_IM 205に、MPEGファイルMOVE0001.MPG20
7、MOVE0002.MPG208、MOVE0003.MPG209・・・を
記録すると共に、画像管理情報IMAGE_INFO.DAT204に
情報を記録する。
【0025】静止画記録モードでは、同一入力画像から
生成したMPEG−IファイルSTIL0001.MPG210とJ
PEGファイル00000001.JPG213、MPEG−Iファ
イルSTIL0002.MPG211とJPEGファイル00000002.J
PG214、MPEG−IファイルSTIL0003.MPG212と
JPEGファイル00000003.JPG215・・・を、各々サ
ブディレクトリSTILL_IM206とIMAGE_IM203に記録
すると共に、対応する画像を一元管理するための画像管
理情報を、IMAGE_INFO.DAT204に記録する。
【0026】なお、本実施形態で用いたディレクトリ、
ファイル、拡張子名は説明を簡略に行うために用いたも
のであり、何ら制限を設けるものではない。
【0027】図3に、画像管理情報の構造及び内容の1
例を示す。IMAGE_INFO.DAT204は、動画像管理情報群
301と静止画像管理情報群302のブロックで構成し
ており、該ブロック301、302は、管理情報 MOVE_
1,2,3 303、304、305・・・と、管理情報STIL
L_1,2,3 306、307、308・・・をそれぞれ格納
している。309に動画像の管理情報 MOVE_1 303
の、310に静止画像の管理情報 MOVE_1 303の記載
内容例を、それぞれ示す。
【0028】動画像管理情報309には、ファイル名、
ファイル格納位置、圧縮方法、画像サイズ等の情報を記
載する。静止画像管理情報310には、対応する画像の
ファイル名、ファイル格納位置、圧縮方法、画像サイズ
等の情報を記載する。これにより、記録媒体108に記
録された画像は、IMAGE_INFO.DAT204から情報を入手
することで再生、編集処理を一括管理することが可能と
なる。
【0029】次に、再生処理の動作を説明する。
【0030】図示しないSWにより再生モードに切り替
えると、システム制御部105は、I/F処理部107
を介して記録媒体108に記録されているIMAGE_INFO.D
AT204を読み出し、情報の全てあるいは一部を、バッ
ファメモリ102を介し画像出力処理部111に出力す
るか、図示しない別途用意する表示部に出力して、ユー
ザが再生する画像を選択可能にする。
【0031】ユーザが再生画像を選択すると、システム
制御部105は、IMAGE_INFO.DAT204より選択した画
像のファイル格納位置を読み出して、実際に画像ファイ
ルをI/F処理部107を介して記録媒体108から読
み出し、MPEG伸長処理部109に入力する。本実施
形態では、再生処理部としてMPEG伸長処理部109
のみを有してるため、読み出す画像ファイルは動画であ
ればMOVE****.MPG、静止画であればSTIL****.MPGとす
る。MPEG伸長処理部109は、入力されたMPEG
画像を伸長処理した後、バッファメモリ102を介して
画像出力処理部111に入力して、外部に出力する。こ
の処理により、ユーザは再生画像を見ることができる。
【0032】続いて、図4、5、6、7を用いて、本実
施形態における記録画像の再生と編集処理の動作を説明
する。
【0033】図4は、画像出力処理部111から出力し
た画像例を示している。(a)は上記再生処理により再
生された画像で、(b)、(c)、(d)は(a)を元
に編集する過程の画像である。ここでは説明を簡略化す
るため、画像管理情報STILL_1 306の画像を再生した
場合を想定して話を進める。
【0034】本実施形態では、再生処理部をMPEG伸
長処理部109で構成しているため、画像(a)はSTIL
0001.MPG210を再生したものである。図示しない制御
パネルをユーザが操作することにより、システム制御部
105は編集処理部110を動作させ、バッファメモリ
102に展開されている画像を編集し、その結果を画像
出力処理部111から出力する。
【0035】(b)は、(a)のポイント401を中心
として45度左回転処理したものであり、(c)は、
(b)の画像をポイント402を中心に0.5倍拡大処
理(すなわち、1/2縮小処理)したものであり、
(d)は、(c)の画像のポイント403から横書きで
“ABCDEF”の文字を追加処理したものである。
【0036】(d)を最終結果として再記録する場合
は、図示しない制御パネルをユーザがすることで、以下
の動作により実現する。すなわち、システム制御部10
5は、上記編集履歴を画像管理情報STILL_1 306に追
加編集し、I/F処理部107を介して記録媒体108
に再記録する。このとき、すでに記録されているSTIL00
01.MPG210及び対応する00000001.JPG213の画像に
は何も手を加えない。
【0037】図5に、編集、再記録後の画像管理情報ST
ILL_1 306の記載内容例310を示す。編集履歴情報
であるEdit_Data 501が追加されている以外は、前記
したものと同じ構成となっている。Edit_Data 501の
記載例を502に示す。502には、編集過程の画像
(b)、(c)、(d)に対応したSTEP_1、STEP_2、ST
EP_3の編集履歴情報を記載してある。
【0038】次に、編集、再記録した画像を再生すると
きの動作を説明する。記録媒体108に記録されている
画像の選択、及びMPEG伸長処理は、前記した再生処
理と同様であり、伸長した画像はバッファメモリ102
に展開する。
【0039】図6に再生画像例を示す。これは先ず編集
前の画像を再生した後、編集後の画像を再生するもので
ある。(a)、(b)は画像出力手段から出力された画
像であり、先ず画像管理情報STILL_1 306より編集さ
れていない画像STIL0001.MPG210を読み出してMPE
G伸長し、バッファメモリ102に展開して画像(a)
を出力する。画像管理情報STILL_1 306には編集履歴
情報であるEdit_Data501が記載されており、システ
ム制御部105は、Edit_Data 501の存在を検知し、
同出力画像(a)上に編集履歴情報が存在していること
を示すキャラクタ601を加えて出力する。更に、シス
テム制御部105は、必要に応じてEdit_Data 501に
記載されている編集の概要をバッファメモリ102を介
するか、図示しない別途表示手段を用いて編集概要表示
603として出力する。
【0040】ユーザは、この編集概要表示603を見る
ことで、過去に編集されていることと、画像(a)が編
集前の画像であること、並びに、過去の編集の概要を知
ることができる。
【0041】更に、編集後の再生を指示することで、シ
ステム制御部105は、Edit_Data501に記載されて
いる編集内容と同じ処理を、編集処理部110を用いて
バッファメモリ102に展開してある画像に施し、編集
後である画像(b)を出力する。
【0042】図7に、本実施形態における別の再生画像
例を示す。図7に示した本例は、先ず編集後の画像を再
生し、必要に応じて編集前の画像を再生するものであ
る。(a)、(b)は画像出力手段から出力された画像
であり、画像管理情報STILL_1306より編集されてい
ない画像STIL0001.MPG210を読み出してMPEG伸長
し、バッファメモリ102に展開する。このとき、画像
出力手段111は動作させない。システム制御部105
は、Edit_Data 501に記載されている編集内容と同じ
処理を、編集処理部110を用いてバッファメモリ10
2に展開してある画像に施す。上記処理の終了後、画像
出力手段111を動作させることで、バッファメモリ1
02に展開されている画像を、編集後の画像(a)とし
て出力すると共に、編集履歴情報が存在していることを
示すキャラクタ602を加えて出力する。更に、システ
ム制御部105は、必要に応じてEdit_Data 501に記
載されている編集の概要をバッファメモリ102を介す
るか、図示しない別途表示手段を用いて編集概要表示6
04として出力する。
【0043】ユーザは、この編集概要表示604を見る
ことで、出力されている画像(a)が編集された画像で
あることと、編集の概要を知ることができる。更に編集
前の再生を指示することで、システム制御部105は、
Edit_Data501 に記載されている編集内容の逆の処理
を、編集処理部110を用いてバッファメモリ102に
展開してある画像に施すか、画像STIL0001.MPG210を
再度MPEG伸長することで、編集前の元画像(b)を
出力する。
【0044】また、前記記録媒体108を、R/W可能
でJPEGの伸長が可能な画像記録再生及び編集機能を
有する装置にて、JPEG画像を再生した場合でも、画
像管理情報IMAGE_INFO.DAT204を読み出す機能を持た
すことにより、編集内容を知ることができ、編集内容を
反映したJPEG再生画像を出力することができる。
【0045】以上述べた本実施形態によれば、同一画像
をフォーマットの異なる画像に変換して記録した後、何
れか1つのフォーマット画像に編集操作を施しても、編
集履歴を共通の画像管理情報に記憶しているため、何れ
のフォーマット画像に対しても元画像及び編集画像を再
生するための情報が確保されており、装置の対応フォー
マットに応じて編集前、編集後の画像を再生することが
できる。
【0046】また、上述してきた実施形態では、編集後
に再記録する際、すでに記録されているSTIL0001.MPG2
10及び対応する00000001.JPG213の画像には何も手
を加えない場合を説明したが、バッファメモリ102に
は編集結果の画像が展開されているので、上記記録処理
を再度行い、編集結果を反映したSTIL0001.MPG210及
び00000001.JPG213を両者あるいは一方を生成し、再
記録すると共に画像管理情報に編集後の画像を記録した
ことを記載すれば、画像再生時に、画像管理情報に記載
されている編集履歴を元に逆ステップの編集処理を施せ
ば、再生前の画像を再生することができ、同様の効果が
得られることは言うまでもない。
【0047】また、上述してきた実施形態では、複数の
編集処理を施した編集画像と編集前の画像の再生動作の
みを説明したが、上記Edit_Data 501には、編集内容
を項目別にStep_1,2,3 と記載しているため、各段階の
編集画像を選択して再生することも容易に可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、同一画像をフォーマッ
トの異なる画像に変換して記録した後、何れか1つのフ
ォーマット画像に編集操作を施しても、編集履歴を共通
の画像管理情報に記憶しているため、何れのフォーマッ
ト画像に対しても元画像及び編集画像を再生するための
情報が確保されており、装置の対応フォーマットに応じ
て編集前、編集後の画像を再生することができ、ユーザ
の使い勝手が大いに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像記録再生及び編
集機能を有する画像データ処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施形態における記録ファイル形式
を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態における画像管理情報の構
造及び内容の1例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態における編集時の出力画像
例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態における画像管理情報の構
造及び内容の1例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態における再生時の出力画像
例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態における再生時の出力画像
例を示す説明図である。
【符号の説明】
101 画像入力処理部 102 バッファメモリ 103、106 サイズ変換処理部 104 MPEG圧縮処理部 105 システム制御部 107 I/F処理部 108 記録媒体 109 MPEG伸長処理部 110 編集処理部 111 画像出力処理部 112 JPEG圧縮処理部
フロントページの続き (72)発明者 長山 啓治 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5C053 FA07 FA14 FA21 FA23 GA11 GB06 GB36 GB37 HA33 JA24 KA04 KA21 KA22 LA11 5D044 AB07 BC06 CC04 DE04 DE15 DE48 EF05 GK08 HL04 HL14 5D110 AA17 AA28 DA04 DA15 DC11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段と、 画像を異なる複数のフォーマットに変換するフォーマッ
    ト変換手段と、 画像に関する画像管理情報を生成する画像管理情報生成
    手段と、 画像及び画像管理情報を記録する記録媒体と、 前記フォーマット変換手段で変換された画像のうち、少
    なくとも1つのフォーマットの画像を再生処理可能な再
    生手段と、 画像出力手段と、 再生画像に変形、回転、レタッチ等の編集を施す編集手
    段とを、具備し、 前記画像入力手段より入力された同一の画像を、前記フ
    ォーマット変換手段により異なる複数のフォーマットに
    変換し、フォーマット変換した複数の異なる画像を前記
    記録媒体に記録することが可能であると共に、前記記録
    媒体に記録された複数の異なるフォーマットの画像のう
    ち、少なくとも1つのフォーマットの画像を再生して出
    力することが可能な画像データ処理装置であって、 異なる複数のフォーマットで画像を記録する際には、入
    力画像が同一であってフォーマットが異なる複数の画像
    の存在と格納位置等を示す前記画像管理情報を前記記録
    媒体に記録し、 再生した画像を前記編集手段により編集して再記録する
    場合は、編集履歴情報を前記画像管理情報に追加して前
    記記録媒体に記録することを特徴とする画像データ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 異なる複数のフォーマットのうち、単独と複数を選択す
    るフォーマット選択手段を具備し、 該フォーマット選択手段により単独のフォーマットを選
    択した場合は、前記画像入力手段より入力された画像
    を、前記フォーマット変換手段により、選択された単独
    のフォーマットに変換し、フォーマット変換画像を前記
    記録媒体に記録することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、 前記記録媒体に記録されている、前記編集履歴情報が追
    加された前記画像管理情報に対応する画像を再生する場
    合は、この画像を前記再生手段により再生した後、前記
    編集履歴情報に記載された内容と同じ編集処理を前記編
    集手段で施して出力することを特徴とする画像データ処
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載において、 前記記録媒体に記録されている、前記編集履歴情報が追
    加された前記画像管理情報に対応する画像を再生する場
    合において、編集前と編集後の画像を選択する選択手段
    を具備し、 再生時は、該選択手段を操作することにより、編集前と
    編集後の画像を選択して再生することを特徴とする画像
    データ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載において、 前記画像管理情報を表示する表示手段を具備し、 記録画像の再生時に、前記編集履歴情報を含む前記画像
    管理情報を表示することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  6. 【請求項6】 画像入力手段と、 画像を異なる複数のフォーマットに変換するフォーマッ
    ト変換手段と、 画像に関する画像管理情報を生成する画像管理情報生成
    手段と、 画像及び画像管理情報を記録する記録媒体と、 前記フォーマット変換手段で変換された画像のうち、少
    なくとも1つのフォーマットの画像を再生処理可能な再
    生手段と、 画像出力手段と、 再生画像に変形、回転、レタッチ等の編集を施す編集手
    段とを、具備し、 前記画像入力手段より入力された同一の画像を、前記フ
    ォーマット変換手段により異なる複数のフォーマットに
    変換し、フォーマット変換した複数の異なる画像を前記
    記録媒体に記録することが可能であると共に、前記記録
    媒体に記録された複数の異なるフォーマットの画像のう
    ち、少なくとも1つのフォーマットの画像を再生して出
    力することが可能な画像データ処理装置であって、 異なる複数のフォーマットで画像を記録する際には、入
    力画像が同一であってフォーマットが異なる複数の画像
    の存在と格納位置等を示す前記画像管理情報を前記記録
    媒体に記録し、 再生した画像を前記編集手段により編集して再記録する
    場合は、編集履歴情報を前記画像管理情報に追加して前
    記記録媒体に記録すると共に、編集した画像を少なくと
    も再生したフォーマットと同一のフォーマットに変換し
    て記録することを特徴とする画像データ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載において、 異なる複数のフォーマットのうち、単独と複数を選択す
    るフォーマット選択手段を具備し、 該フォーマット選択手段により単独のフォーマットを選
    択した場合は、前記画像入力手段より入力された画像
    を、前記フォーマット変換手段により、選択された単独
    のフォーマットに変換し、フォーマット変換画像を前記
    記録媒体に記録することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載において、 前記画像管理情報を表示する表示手段を具備し、 記録画像の再生時に、前記編集履歴情報を含む前記画像
    管理情報を表示することを特徴とする画像データ処理装
    置。
  9. 【請求項9】 画像入力手段と、 画像を異なる複数のフォーマットに変換するフォーマッ
    ト変換手段と、 画像に関する画像管理情報を生成する画像管理情報生成
    手段と、 画像及び画像管理情報を記録する記録媒体と、 画像を再生処理可能な再生手段と、 画像出力手段と、 再生画像に変形、回転、レタッチ等の編集を施す編集手
    段とを具備し、 前記画像入力手段より入力された同一の画像を、前記フ
    ォーマット変換手段により異なる複数のフォーマットに
    変換し、フォーマット変換した複数の異なる画像を前記
    記録媒体に記録すると共に、入力画像が同一であってフ
    ォーマットが異なる複数の画像の存在と格納位置等を示
    す前記画像管理情報を前記記録媒体に記録し、 再生した画像を前記編集手段により編集して再記録する
    場合は、編集画像は記録せず、編集履歴情報を、入力画
    像が同一でフォーマットが異なる画像に共通の前記画像
    管理情報に追加して前記記録媒体に記録することを特徴
    とする画像データ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像データ処理装置
    で記録された内容をもつ前記記録媒体を用いる画像デー
    タ処理装置であって、 前記フォーマット変換手段で変換された画像のうち、少
    なくとも1つのフォーマットの画像を再生処理可能な再
    生手段と、画像出力手段とを具備し、 前記記録媒体に記録されている、前記編集履歴情報が追
    加された前記画像管理情報に対応する画像を再生する場
    合、編集前と編集後の画像を選択して再生可能であるこ
    とを特徴とする画像データ処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載において、 記録画像の再生時に、前記編集履歴情報を含む前記画像
    管理情報を表示することを特徴とする画像データ処理装
    置。
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