JP2004064201A - 画像記録方法および装置並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラにおいて取得した第1の画像データおよび第1の画像データを変換することにより得たDVD−Video形式またはVideo−CD形式の第2の画像データをブランク記録媒体5Cに記録する際に、第1および第2の画像データの記録容量を算出し、これをモニタ59に表示する。記録容量の表示結果に基づいて、画像データの記録を行うユーザは、記録媒体の記録容量を超えないように、記録する画像データの数の削減、容量の削減等を行うことができる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルカメラにより取得したコンピュータ読み取り可能な形式の画像データと、DVD−VideoまたはVideo−CD形式の再生装置において読み取り可能な形式の画像データとを記録媒体に記録する画像記録方法および装置並びに画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ等において撮影により取得したデジタルの静止画像データや動画像データは、コンピュータ読み取り可能な記録形式により、メモリカード、CD−R等の記録媒体に記録される。このため、デジタルカメラにより取得した静止画像データや動画像データ(以下単に画像データとする)を再生するためには、画像データを再生するソフトウェアをインストールしたコンピュータを起動する必要があり、画像データを閲覧するのが非常に面倒である。また、コンピュータが設備として必要となり、さらには画像データの閲覧ソフトウェアをコンピュータにインストールする必要がある。
【0003】
このため、コンピュータ処理専用の画像データを記録した第1の画像領域およびこの画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の画像データを記録した第2の画像領域とを備えた記録媒体が提案されている。この記録媒体を用いることにより、コンピュータのみならず、DVDプレーヤーのようなデジタルビデオ機器においても、デジタルカメラにおいて取得した画像と同一の画像をデジタルビデオ機器に接続されたテレビにおいて再生することができることとなる。
【0004】
ところで、記録媒体に画像データを記録する際には、コンピュータにインストールされたライティングソフトウェアが用いられる。このようなライティングソフトウェアは、デジタルカメラにおいて取得した画像データのサムネイル画像を一覧表示し、記録媒体に書き込む画像データの選択を受け付け、さらに書き込み指示を受け付けることにより、選択された画像データを記録媒体に書き込むものである。この際、選択した画像データの記録容量がコンピュータに接続されたモニタに表示されるため、書き込む画像データを取捨選択したり、画像データの品質を調整したり、音声データを書き込む場合には音声データの時間を削減したりして、記録媒体の総容量を超えないように、画像データを選択することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようにコンピュータ処理専用の画像データおよびこの画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の画像データを記録媒体に記録する場合には、双方の画像データについての記録容量を確認する術がないため、これらの画像データを記録媒体に記録する際に、どのようにして記録する画像データの数や品質を調整したらよいか全く分からないのが現状である。このため、画像データの記録を開始してから容量オーバーのエラーが生じたり、最悪の場合記録媒体を無駄にしてしまうという問題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、コンピュータ処理専用の画像データおよびこの画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の画像データを記録媒体に記録する際に、画像データの記録容量の確認を容易に行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像記録方法は、コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび該第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する画像記録方法であって、
前記第1の画像データについての第1の記録容量および前記第2の画像データについての第2の記録容量を算出し、
前記第1および前記第2の記録容量を表示手段に表示することを特徴とするものである。
【0008】
本発明による画像記録装置は、コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび該第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、
前記第1の画像データについての第1の記録容量および前記第2の画像データについての第2の記録容量を算出し、
前記第1および前記第2の記録容量を表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
なお、本発明による画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する際に、第1の画像データについての第1の記録容量および第2の画像データについての第2の記録容量が算出され、第1および第2の記録容量が表示手段に表示される。このため、表示手段に表示された第1および第2の記録容量を参照することにより、第1および第2の画像データの数の増減、画質の変更等を行い、記録媒体の容量を超えないように第1および第2の画像データを記録媒体に記録することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態により画像データが記録された記録媒体のデータ構成を示すデータマップであり、図1(a)はDVD方式の記録媒体、図1(b)はCD方式の記録媒体を示す。
【0012】
本実施形態により画像データが記録された記録媒体のデータ構成は、図1(a)に示すDVD方式の記録媒体の場合、DVD−ROM1内にDVD−Video再生装置用の画像領域11と、コンピュータ処理用の画像領域12とを含む。また、図1(b)に示すCD方式の記録媒体の場合、CD−ROM2内に、Video−CD再生装置用の画像領域21と、コンピュータ処理用の画像領域22とを含む。
【0013】
DVD−Video再生装置用の画像領域11には、DVD−Video再生装置で再生することが可能なデータ形式を備えたデジタルの画像データ(以下、DVD−Video形式の画像データとする)が書き込まれ、Video−CD再生装置用の画像領域21には、Video−CD再生装置で再生することが可能なデータ形式を備えたデジタルの画像データ(以下Video−CD形式の画像データとする)が書き込まれている。コンピュータ処理用の画像領域12,22には、パソコン等のコンピュータを使用して、記録、再生、およびプリントが可能なデータ形式を備えたデジタルの画像データが書き込まれている。
【0014】
コンピュータ処理用の画像領域12,22には、デジタルカメラのファイル規格であるDCF(Design rule for Camera File system)に則り、画像データを記録する。プリント用の画像データを特定するため、DCF規格のコマ番号を利用することにより、外部にプリント依頼する場合の画像データの特定が可能となる。
【0015】
図2は、本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像領域のデータ構成を示すデータマップであり、図2(a)は、DVD−Video再生装置用の画像領域11の、図2(b)はVideo−CD再生装置用の画像領域21の、図2(c)はコンピュータ処理用の画像領域12の、図2(d)はコンピュータ処理用の画像領域22のデータ構成をそれぞれ示す。
【0016】
図2(a)において、DVD−Video再生装置用の画像領域11のデータ構成は、DVD−Video用ディレクトリ領域111と、DVD−Video用画像データ領域112とを含む。図2(b)において、Video−CD再生装置用の画像領域21のデータ構成は、Video−CD用ディレクトリ領域211と、Video−CD用画像データ領域212とを含む。図2(c)において、コンピュータ処理用の画像領域12のデータ構成は、CPU用ディレクトリ領域121と、CPU用画像データ領域122とを含む。図2(d)において、コンピュータ処理用の画像領域22のデータ構成は、CPU用ディレクトリ領域221と、CPU用画像データ領域222とを含む。
【0017】
DVD−Video用ディレクトリ領域111には、例えば図3(a)で後述するようなファイル情報が書き込まれている。また、DVD−Video用画像データ領域112には、DVD−Video形式の画像データが書き込まれている。
【0018】
Video−CD用ディレクトリ領域211には、例えば図3(b)で後述するようなファイル情報が書き込まれている。また、Video−CD用画像データ領域212には、Video−CD形式の画像データが書き込まれている。
【0019】
CPU用ディレクトリ領域121には、例えば図3(c)で後述するようなファイル情報が書き込まれている。また、CPU用画像データ領域122には、DVD−Video再生装置を備えたコンピュータを使用して、記録、再生およびプリントすることが可能なデータ形式を備えたデジタルの画像データが書き込まれている。
【0020】
CPU用ディレクトリ領域221には、例えば図3(c)で後述するようなファイル情報が書き込まれている。また、CPU用画像データ領域222には、Video−CD再生装置を備えたコンピュータを使用して、記録、再生およびプリントすることが可能なデータ形式を備えたデジタルの画像データが書き込まれている。
【0021】
図3は、本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像領域に含まれるディレクトリ領域の情報例を示す図であり、図3(a)はDVD−Video用ディレクトリ領域111に、図3(b)はVideo−CD用ディレクトリ領域211に、図3(c)はCPU用ディレクトリ領域121,221にそれぞれ含まれる情報例を示す。これらの各ディレクトリ領域には、それぞれに対応する画像データ領域に書き込まれている画像データに付与されるファイル名、画像データにアクセスするために必要な位置情報、画像データの圧縮方式、誤り訂正コードを含む符号化方式、および符号化に必要な暗号キー等の情報を書き込むことができる。
【0022】
具体的には、DVD用ディレクトリ領域111において、¥Video_TSはデジタルビデオ機器用ビデオ情報のディレクトリを表し、このディレクトリには、ビデオ管理情報(VIDEO_TS.IFO)、ビデオ管理情報バックアップ(VIDEO_TS.BUP)、ビデオタイトルセット情報(VTS_01_0.IFO)、タイトルのビデオオブジェクトセット情報(VTS_01_0.VOB,VTS_01_1.VOB,VTS_01_2.VOB)(すなわち動画像データファイル)、およびビデオタイトルセット情報バックアップ(VTS_01_0.BUP)が書き込まれている。
【0023】
また、Video−CD用ディレクトリ領域211において、¥MPEGAVおよび¥SEGMENTは動画像データファイル用のディレクトリであり、¥VCDはVideo−CD形式のファイル用のディレクトリである。ここで、INFO.VCDはVideo−CD情報であり、Video−CDのバージョン情報やトラック構成等が記録してある。
【0024】
また、CPU用ディレクトリ領域121,221において、¥DCIMはDCF規格に基づくデジタルカメラのオリジナル画像を書き込むディレクトリであり、その下位に¥100_FUJIのディレクトリが作成されてここにデジタルカメラにおいて取得したJPEG形式の静止画像データやAVI形式の動画像データが書き込まれる。また、¥FPVINDEXはパソコンで画像を見るためのhtmlファイルを構成する画像データを書き込むディレクトリであり、その下位に¥100_FUJIのディレクトリが作成されてここにhtml形式のファイルや、静止画像および動画像のサムネイルファイル(THUMXXX.JPG)が書き込まれる。また、¥TEMPLATEはhtmlファイルの部品を書き込むディレクトリである。
【0025】
図4は、本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像データ領域に書き込まれる画像データの例を示す図であり、図4(a)はDVD−Video用画像データ領域112に、図4(b)はVideo−CD用画像データ領域212にそれぞれ書き込まれる画像データを示す。
【0026】
DVD−Video用画像データ領域112には、CPU用画像データ領域122に書き込まれている画像データの1コマ(動画像データについても1コマと称する)毎に、画像データをDVD−Video形式に合わせてリサイズした画像の反復映像が記録されている。この反復記録数は、例えば画像データが静止画像を表すものである場合、各静止画像をそれぞれ例えば5秒間だけスライドショー形式の動画像として再生することが可能な数とする。
【0027】
また、DVD−Video用画像データ領域112の記録に際しては、DVDの字幕ストリーム用の領域(コマ番号や撮影日時等の文字情報の記録が可能)の設定、画面切換時における各コマ間における2ワイプ、ディゾルブ等の切換エフェクトの設定、各画像データに対する音声データの設定、および音声データのフェードイン、フェードアウト等の設定を行うことが可能であり、このように設定を行うことにより、画像中に字幕を表示したり、画像再生中に音声を再生したり、画像が切り換わる際に所望の視覚効果や音声効果を与えることができる。
【0028】
Video−CD用画像データ領域212には、CPU用画像データ領域222に書き込まれている画像データの1コマ(動画像データについても1コマと称する)毎に、画像データをVideo−CD形式に合わせてリサイズした画像の反復映像が記録されている。この反復記録数は、例えば画像データが静止画像を表すものである場合、各静止画像をそれぞれ例えば5秒間だけスライドショー形式の動画像として再生することが可能な数とする。
【0029】
また、Video−CD用画像データ領域212の記録に際しては、CDの字幕ストリーム用の領域(コマ番号や撮影日時等の文字情報の記録が可能)の設定および各画像データに対する音声データの設定を行うことが可能であり、このように設定を行うことにより、画像中に字幕を表示したり、画像再生中に音声を再生することができる。
【0030】
図5は、本実施形態による画像記録装置の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態による画像記録装置は、画像データを記録する記録媒体がDVD−Video再生装置用か、またはVideo−CD再生装置用かで本来詳細構成が異なるものであるが、ここでは、双方に共通の部分のブロック図を示す。
【0031】
図5に示すように、本実施形態による画像記録装置は、画像記録装置に種々の入力を行うためのキーボードおよびマウスからなる入力装置51と、入力装置インターフェース52と、装置の全体を制御する制御部53と、制御プログラムおよび制御に必要なデータを記憶する記憶部54と、デジタルカメラにおいて取得された画像データを記録したメモリカード5Aの内容を読み取る読取装置55と、メモリカード5Aに記録された画像データから選択された画像データをDVD−Video再生装置用またはVideo−CD再生装置用の画像データに変換するデータ変換部56と、変換された画像データをファイル化するとともに、メモリカード5Aに記録された画像データから選択された画像データのファイルと併せて編集し、かつ出力するファイル編集部57と、ファイル編集部57からの出力をコンピュータおよびDVD−Video再生装置用またはVideo−CD再生装置用のいずれでも再生可能なデータ形式でブランク記録媒体5Cに記録し、記録済みの記録媒体5Dを得る記録装置58と、種々の表示を行うモニタ59とを備える。
【0032】
入力装置51からは、メモリカード5Aに記録された画像データのうち、ブランク記録媒体5Cに記録する第1の画像データの選択指示、第1の画像データをDVD−Video再生装置用またはVideo−CD再生装置用の第2の画像データに変換するための変換指示等の種々の入力がなされる。また、DVD−Video再生装置用の出力がなされる場合には、「切換エフェクトを使用する」等の選択を行う。また、DVD−Video再生装置またはVideo−CD再生装置用の第2の画像データに、静止画像の1コマあたりにつき何秒間の動画像を作成するのかを指定する。
【0033】
制御部53は、記憶部54に記憶されている制御プログラムを逐次ローディングして起動する。この制御プログラムには、構成要素の各々を必要に応じて制御できるように作成されている。また、制御プログラム用のGUIをモニタ59に表示し、入力装置51からの入力により、ユーザが所望とするように制御プログラムが駆動される。
【0034】
とくに、本実施形態においては、メモリカード5Aに記録された画像データのうち、ブランク記録媒体5Cに記録するよう選択された第1の画像データの記録容量、第1の画像データをDVD−Video再生装置用またはVideo−CD再生装置用に変換することにより得られた第2の画像データの記録容量を算出し、算出された記録容量をモニタ59に表示するように制御部53が制御プログラムにより駆動される。
【0035】
読取装置55は、装着されたメモリカード5Aに記録された画像データを読み取る。
【0036】
データ変換部56は、第1の画像データをDVD−Video再生装置用またはVideo−CD再生装置用の第2の画像データに変換する。データ変換部56には、第1の画像データを圧縮する手段、圧縮された第1の画像データをDVD−Video再生装置またはVideo−CD再生装置において再生可能なデータ形式に変換する手段、変換されたデータを入力装置51において指定された枚数分だけ複製する手段、複製された画像データを動画表示可能なように図4に示すように配置する手段、および字幕機能等に対応したデータを配置する手段等が含まれる。
【0037】
また、データ変換部56は、ブランク記録媒体5Cに記録される第1の画像データを、入力装置51から指示された品質を有するものとなるように調整する。なお、第1の画像データが複数ある場合には、複数の第1の画像データから選択された画像データに対して指示された品質を有するものとなるように調整が行われれる。例えば、容量を小さくするために画像を縮小する指示がなされた場合には、縮小の指示がなされた第1の画像データを縮小し、画質を低下させる指示がなされた場合には、画質低下の指示がなされた第1の画像データの画質を低下させる。
【0038】
ファイル編集部57は、第1の画像データをファイル化し、データ変換部56により得られた第2の画像データにディレクトリ情報を付与してファイル化するとともに、第1の画像データのファイルと併せて編集し、その後コンピュータおよびDVD−Video再生装置またはVideo−CD再生装置のいずれでも再生可能な形式の画像ファイルとして第1および第2の画像データを出力する。なお、算出される第1および第2の画像データの記録容量は、ファイル編集部57においてファイル化された後の第1および第2の画像データの記録容量となる。
【0039】
なお、第1のファイル化には、パソコンで第1の画像データを見るために必要なhtmlファイルの作成も含まれる。
【0040】
記録装置58は、ファイル編集部57において得られた画像ファイルをブランク記録媒体5Cに記録し、記録済み記録媒体5Dを得る。
【0041】
次いで、本実施形態の動作について説明する。図6は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、読取装置55によりメモリカード5Aに記録された画像データが読み取られ(ステップS1)、次いで、ブランク記録媒体5Cに記録する第1の画像データの選択、音声を記録する場合には音声データの選択、および第1の画像データの品質の指示(図においては単に選択および指示とする)が受け付けられる(ステップS2)。次いで、選択された第1の画像データが指示された品質に調整され(ステップS3)、品質が調整された第1の画像データが指定された枚数分だけ複製される(ステップS4)。
【0042】
なお、第1の画像データが複数ある場合には、複数の第1の画像データから選択された画像データに対してステップS3の処理が行われる。
【0043】
続いて、第1の画像データの記録容量を表示する処理(ステップS5)および第2の画像データの記録容量を表示する処理(ステップS6)が行われる。
【0044】
図7は、第1の画像データの記録容量を表示する処理を示すフローチャートである。まず、第1の画像データについてファイル化した場合の容量が算出され(ステップS21)、続いて、パソコンで第1の画像データを見る際に必要なhtmlファイルの部品の容量が算出される(ステップS22)。さらに、第1の画像データから作成されるサムネイルファイルの容量が算出され(ステップS23)、これらの容量が加算されて(ステップS24)、加算結果が第1の画像データの記録容量としてモニタ59に表示される(ステップS25)。
【0045】
図8は、第2の画像データの記録容量を表示する処理を示すフローチャートである。まず、第2の画像データの各々についてファイル化した場合の容量が算出され(ステップS31)、続いて、第2の画像データの各々の容量、1秒あたりのビット数および各画像データの再生時間が乗算され(ステップS32)、ステップS32における乗算結果が全ての第2の画像データについて加算されるとともに、付加される音声データの容量も加算され(ステップS33)、加算結果が第2の画像データの記録容量としてモニタ59に表示される(ステップS34)。
【0046】
図9は、第1および第2の記録容量の表示例を示す図である。図9に示す表示例においては、第1の記録容量が600MBのうちの134.7MBとなり、第2の記録容量が600MBのうちの102MBとなることを表示してる。また、ブランク記録媒体5Cの総容量に占める第1および第2の記録容量の割合を視覚的に表示する容量表示バー70が表示される。容量表示バー70はその横方向の長さがブランク記録媒体5Cの総容量を、左側の斜線部分がブランク記録媒体5Cの総容量に占める第1の記録容量の割合を、右側の斜線部分がブランク記録媒体5Cの総容量に占める第2の記録容量の割合をそれぞれ示すものとなっている。
【0047】
図6に戻り、ユーザにより第1および第2の画像データの記録容量が確認され、この記録容量でOKである旨の入力がなされたか否かが判定される(ステップS7)。ステップS7が否定されると、ブランク記録媒体5Cに記録する第1の画像データの数の削減、品質の低下、音声データの削除、音声データの短縮化等を含むデータの修正が行われ(ステップS8)、ステップS3に戻りステップS3以降の処理が行われる。
【0048】
ステップS7が肯定されると、第1の画像データがファイル化される(ステップS9)。次いで、第1の画像データがDVD−Video再生装置またはVideo−CD再生装置用の画像データに変換され(ステップS10)、変換された画像データがスライドショー形式の動画表示が可能なように配置されて第2の画像データが取得され(ステップS11)、さらにこれにディレクトリ情報が付加されて第2の画像データがファイル化される(ステップS12)。続いて、ファイル化された第1および第2の画像データがコンピュータおよびDVD−Video再生装置またはVideo−CD再生装置のいずれでも読み取り可能な形式のファイルとして出力され(ステップS13)、さらに、記録装置58によりブランク記録媒体5Cに記録され(ステップS14)、記録済み記録媒体5Dを得て処理を終了する。
【0049】
このように、本実施形態によれば、第1および第2の画像データの記録容量を算出し、算出された第1および第2の記録容量を例えば図9に示すようにモニタ59に表示するようにしたため、モニタ59に表示された第1および第2の記録容量を参照することにより、第1および第2の画像データの数の増減、画質の変更等を行い、記録媒体の容量を超えないように第1および第2の画像データを記録媒体に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態により画像データが記録された記録媒体のデータ構成を示すデータマップ
【図2】本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像領域のデータ構成を示すデータマップ
【図3】本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像領域に含まれるディレクトリ領域の情報例を示す図
【図4】本実施形態により画像データが記録された記録媒体の画像データ領域に書き込まれる画像データの例を示す図
【図5】本実施形態による画像記録装置の構成を示す概略ブロック図
【図6】本実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【図7】第1の画像データの記録容量を表示する処理を示すフローチャート
【図8】第2の画像データの記録容量を表示する処理を示すフローチャート
【図9】第1および第2の記録容量の表示例を示す図
【符号の説明】
1 DVD−ROM
2 CD−ROM
11 DVD−Video再生装置用の画像領域
12,22 コンピュータ処理用の画像領域
21 Video−CD再生装置用の画像領域
51 入力装置
52 入力装置インターフェース
53 制御部
54 記憶部
55 読取装置
56 データ変換部
57 ファイル編集部
58 記録装置
59 モニタ
70 容量表示バー70
111 DVD−Video用ディレクトリ領域
112 DVD−Video用画像データ領域
121,221 CPU用ディレクトリ領域
122,222 CPU用画像データ領域
211 Video−CD用ディレクトリ領域
212 Video−CD用画像データ領域
Claims (3)
- コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび該第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する画像記録方法であって、
前記第1の画像データについての第1の記録容量および前記第2の画像データについての第2の記録容量を算出し、
前記第1および前記第2の記録容量を表示手段に表示することを特徴とする画像記録方法。 - コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび該第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する画像記録装置であって、
前記第1の画像データについての第1の記録容量および前記第2の画像データについての第2の記録容量を算出し、
前記第1および前記第2の記録容量を表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。 - コンピュータ処理専用の第1の画像データおよび該第1の画像データを情報源とするデジタルビデオ機器専用の第2の画像データを記録媒体に記録する画像記録方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記第1の画像データについての第1の記録容量および前記第2の画像データについての第2の記録容量を算出する手順と、
前記第1および前記第2の記録容量を表示手段に表示する手順とを有するプログラム。
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