JP2000147446A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000147446A
JP2000147446A JP31777298A JP31777298A JP2000147446A JP 2000147446 A JP2000147446 A JP 2000147446A JP 31777298 A JP31777298 A JP 31777298A JP 31777298 A JP31777298 A JP 31777298A JP 2000147446 A JP2000147446 A JP 2000147446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
liquid crystal
color filter
crystal display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31777298A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Morihiro
光治 森広
Koichi Kiriyama
鉱一 桐山
Hiroshi Watabe
宏 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31777298A priority Critical patent/JP2000147446A/ja
Publication of JP2000147446A publication Critical patent/JP2000147446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーフィルタ基板の非実装端子側割断面で
スカートが発生するが、このスカートの突出による樹脂
成形枠の削れと、異物混入を防止すること。 【解決手段】 TFTが形成されたアレイ基板11と、
対向電極が形成されたカラーフィルタ基板12とを貼り
合わせ、液晶表示装置の品種別に応じてスクライブ/ブ
レイク法で所定寸法に両基板を割断する。このときカラ
ーフィルタ基板12上のスクライブライン18をアレイ
基板11上のスクライブライン17より表示エリア側へ
ずらす。こうすると、非実装端子側の割断部分で常にア
レイ基板11がカラーフィルタ基板12より凸となり、
液晶表示装置の組立時に樹脂成形枠13がカラーフィル
タ基板12の端面により削られなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレイ基板とカラ
ーフィルタ基板とを割断する際の形状を規定する液晶表
示装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶を用いた表示装置は各方面に
広く使用されている。特に薄膜トランジスタ(以下、T
FTという)を用いた液晶表示装置に関する技術の進歩
は、目を見張るものがある。
【0003】図3は従来の液晶表示装置の構成を示す断
面図である。図3において、アレイ基板11は、映像信
号でスイッチングされるTFTがマトリクス状に形成さ
れたガラス製の第1の基板である。カラーフィルタ基板
12は液晶の動作を制御するための基準電圧を与えるた
め、対向電極が形成されたガラス製の第2の基板であ
る。アレイ基板11とカラーフィルタ基板12はシール
剤により貼り合わされており、その空隙に液晶が封止さ
れている。樹脂成形枠13はアレイ基板11とカラーフ
ィルタ基板12とを含む液晶パネルを保持するための樹
脂製の枠である。実装回路基板14はTFTを動作させ
る駆動回路が実装された第3の基板である。金属フレー
ム15は全体を覆う金属製のフレームである。
【0004】互いに接合されたアレイ基板11とカラー
フィルタ基板12は、スクライブ/ブレイク工法により
ウエハ状態から、品種別の寸法に割断される。図4は液
晶表示装置における従来のスクライブ/ブレイク工法を
示す工程図である。図4(a)に示す工程では、ダイヤ
モンドカッタ21を用いてアレイ基板11上にスクライ
ブライン22を入れる。図4(b)に示す工程では、ウ
エハを反転し、ブレイクバー23を押し込み、アレイ基
板11を割断する。次に図4(c)に示す工程では、ダ
イヤモンドカッタ21を用いてカラーフィルタ基板12
上にスクライブライン24を入れる。そして図4(d)
に示す工程では、ウエハーを反転し、ブレイクバー23
を押し込み、図4(e)に示すようにカラーフィルタ基
板12を所定寸法に割断する。こうしてウエハを液晶表
示装置の品種別に応じて所定寸法に仕上げる。次に図4
(f)に示すように、カラーフィルタ基板12と対面し
ない側のアレイ基板11のエッジ部を削ぎ落とし、面取
りを行う。
【0005】こうして製作された液晶パネルの実装端子
側において、図4(f)又は図3に示すように、アレイ
基板11の方がカラーフィルタ基板12より1mm以上
外側に突出している(凸になっている)。また実装端子
側の割断辺と反対側に位置する非実装端子の割断辺で
は、図4(e)に示すようにアレイ基板11のスクライ
ブライン22とカラーフィルタ基板のスクライブライン
24は同じ位置にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらスクライ
ブ/ブレイク工法では、スクライブラインからガラス基
板を垂直に割断することができない。また図4(e)又
は図3に示すように必ずスカート16といわれる傾斜が
発生する。スカート量のコントロールは難しく、アレイ
基板11、カラーフィルタ基板12のどちらにも発生す
る。この現象により非端子側の割断辺でカラーフィルタ
基板12がアレイ基板11より凸になることがある。ア
レイ基板11の下側のエッジ部は面取り25がされてい
るが、カラーフィルタ基板12側が凸になると、液晶表
示装置の組立時に樹脂成形枠13の内面を削り、異物不
良の原因となる。また、カラーフィルタ基板12側が凸
の場合、液晶表示装置組立前のハンドリング時に、カラ
ーフィルタ基板12の非実装端子側の割断面が押圧さ
れ、ガラス欠けを起こしやすい。カラーフィルタ基板1
2が欠けて表示エリア内に入ると表示不良となる。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、液晶表示装置の組立時に樹脂
成形枠の内面を削らず、ガラス欠けを起こしにくい構造
の液晶表示装置及びその製造方法を実現することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、液晶セルを駆動するアクティブ素子がマトリクス状
に形成された第1の基板と、対向電極が形成され、前記
液晶セル層を挟んで前記アレイ基板と並行に固定された
第2の基板と、前記第1の基板の実装端子部に固着さ
れ、前記アクティブ素子の駆動回路が形成された第3の
基板と、前記第1〜第3の基板を枠内に保持する樹脂製
の保持枠と、を具備する液晶表示装置であって、前記第
1及び第2の基板の非実装端子部において、前記第1の
基板の端面が前記第2の基板の端面より前記保持枠の内
周面側に突出していることを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項2の発明は、液晶セルを駆動
するアクティブ素子がマトリクス状に形成された第1の
基板と、対向電極が形成され、前記液晶セル層を挟んで
前記アレイ基板と並行に固定された第2の基板と、前記
第1の基板の実装端子部に固着され、前記アクティブ素
子の駆動回路が形成された第3の基板と、前記第1〜第
3の基板を枠内に保持する樹脂製の保持枠と、を具備す
る液晶表示装置の製造方法であって、前記第1及び第2
の基板の非実装端子部における割断辺で、スクライブラ
インの配置を互いにずらすことにより、前記第1の基板
が前記第2の基板より前記保持枠の内周面に対して凸の
構造となるよう前記第1及び第2の両基板を割断したこ
とを特徴とするものである。
【0010】このような構成と製造方法によれば、非実
装端子側の割断辺の第2の基板の端面にスカートが発生
しても、このスカートが第1の基板端面より凸になるこ
とはなく、液晶表示装置の組立時の樹脂成形枠の削れを
防ぐことができる。また液晶表示装置の組立前のハンド
リング時において、第2の基板端面の押圧によるガラス
欠けを防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における液晶
表示装置とその製造方法について、図1及び図2を参照
しながら説明する。なお、図1及び図2において、図3
及び図4に示す部分と同一の箇所については、同一の符
号を付けて詳細な説明は省略する。図1において、アレ
イ基板11はスイッチング用のTFTが形成された第1
の基板である。カラーフィルタ基板12は液晶の動作を
制御するための基準電圧を与える透明電極が形成された
第2の基板である。樹脂成形枠13はアレイ基板11を
保持するためにトレイ状に形成された樹脂製の枠であ
る。実装回路基板14はTFTを動作させる回路が実装
された第3の基板である。金属フレーム15は液晶パネ
ルの外周部全体を覆う金属製のフレームである。
【0012】図2(a)に示す工程では、ダイヤモンド
カッタ21を用いてアレイ基板11上にスクライブライ
ン17を入れる。図2(b)に示す工程では、ウエハを
反転し、ブレイクバー23を押し込み、アレイ基板11
を割断する。次に図2(c)に示す工程では、ダイヤモ
ンドカッタ21を用いてカラーフィルタ基板12上にス
クライブライン18を入れる。スクライブライン18の
位置は、従来例と異なり、スクライブライン17の位置
からやや左側にずれた位置とする。
【0013】次に図2(d)に示す工程では、ウエハー
を反転し、ブレイクバー23を押し込み、図2(e)に
示すようにカラーフィルタ基板12を所定寸法に割断す
る。こうしてウエハを液晶表示装置の品種別に応じて所
定寸法に仕上げる。次に図2(f)に示すように、カラ
ーフィルタ基板12と対面しない側のアレイ基板11の
エッジ部を削ぎ落とし、面取りを行う。
【0014】図2(e)に示すスカート16はカラーフ
ィルタ基板12の非実装端子側の割断面に発生した傾斜
切断面である。スクライブライン17はアレイ基板11
の非実装端子側に形成されたスクライブラインである。
スクライブライン18はカラーフィルタ基板12の非実
装端子側に形成されたスクライブラインである。
【0015】図1に示すように、アレイ基板11とカラ
ーフィルタ基板12は、スペーサを介してシール樹脂に
より貼り合わされており、その空隙部に液晶が封止され
ている。カラーフィルタ基板12の非実装端子側のスク
ライブライン18は、アレイ基板11の非実装端子側の
スクライブライン17の位置より、液晶表示パネルの表
示エリア側(内側)にずらして設定されている。このず
れ量19により、カラーフィルタ基板12の非実装端子
側の割断面に発生したスカート16が、アレイ基板12
の非実装端子側の割断面より外側に突出しなくなる(凸
にならない)。
【0016】このスクライブライン17と18の配置関
係により、液晶表示装置の組立時にカラーフィルタ基板
12の非実装端子側の割断面に発生したスカート16
が、樹脂成形枠13と接触しなくなり、樹脂成形枠13
の削れによる液晶表示装置内への異物の混入が無くな
り、液晶表示パネルの表示不良を防ぐことができる。ま
た、カラーフィルタ基板12の非実装端子側の割断面が
ハンドリング時の押圧により欠けなくなり、液晶表示装
置の組立製造上の歩留まりが向上する。またアレイ基板
11の非実装端子側の割断面においてガラス欠けが発生
しても、この欠けは表示の裏面に位置するため、表示不
良になりにくい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、非実装端
子側の割断辺でスクライブラインの配置をずらすことに
より、第1の基板が第2の基板より凸となり、液晶表示
装置の組立時の樹脂成形枠削れによる異物不良の低減、
液晶表示装置の組立前のガラス欠けを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶表示装置の構
造を示す断面図である。
【図2】本実施の形態のスクライブ/ブレイク工法の説
明図である。
【図3】従来の液晶表示装置の構造例を示す断面図であ
る。
【図4】従来のスクライブ/ブレイク工法の説明図であ
る。
【符号の説明】
11 アレイ基板 12 カラーフィルタ基板 13 樹脂成形枠 14 実装回路基板 15 金属フレーム 16 スカート 17 アレイ基板上の非実装端子側のスクライブライン 18 カラーフィルタ基板の非実装端子側のスクライブ
ライン 19 ずれ量 21 ダイヤモンドカッタ 22 アレイ基板上のスクライブライン 23 ブレイクバー 25 面取り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA03 FA06 FA07 FA10 FA16 FA18 FA19 FA26 FA30 HA12 MA16 2H090 JA03 JA05 JA11 JA18 JB02 JC13 JC18 JD15 LA04 LA15 2H092 MA31 MA35 MA37 NA25 NA27 NA29 PA05 PA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶セルを駆動するアクティブ素子がマ
    トリクス状に形成された第1の基板と、 対向電極が形成され、前記液晶セル層を挟んで前記アレ
    イ基板と並行に固定された第2の基板と、 前記第1の基板の実装端子部に固着され、前記アクティ
    ブ素子の駆動回路が形成された第3の基板と、 前記第1〜第3の基板を枠内に保持する樹脂製の保持枠
    と、を具備する液晶表示装置であって、 前記第1及び第2の基板の非実装端子部において、前記
    第1の基板の端面が前記第2の基板の端面より前記保持
    枠の内周面側に突出していることを特徴とする液晶表示
    装置。
  2. 【請求項2】 液晶セルを駆動するアクティブ素子がマ
    トリクス状に形成された第1の基板と、 対向電極が形成され、前記液晶セル層を挟んで前記アレ
    イ基板と並行に固定された第2の基板と、 前記第1の基板の実装端子部に固着され、前記アクティ
    ブ素子の駆動回路が形成された第3の基板と、 前記第1〜第3の基板を枠内に保持する樹脂製の保持枠
    と、を具備する液晶表示装置の製造方法であって、 前記第1及び第2の基板の非実装端子部における割断辺
    で、スクライブラインの配置を互いにずらすことによ
    り、前記第1の基板が前記第2の基板より前記保持枠の
    内周面に対して凸の構造となるよう前記第1及び第2の
    両基板を割断したことを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
JP31777298A 1998-11-09 1998-11-09 液晶表示装置及びその製造方法 Pending JP2000147446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31777298A JP2000147446A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 液晶表示装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31777298A JP2000147446A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 液晶表示装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000147446A true JP2000147446A (ja) 2000-05-26

Family

ID=18091887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31777298A Pending JP2000147446A (ja) 1998-11-09 1998-11-09 液晶表示装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000147446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011191A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sharp Corp 表示装置
CN100439993C (zh) * 2005-12-13 2008-12-03 乐金显示有限公司 液晶显示器件及其制造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011191A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Sharp Corp 表示装置
CN100439993C (zh) * 2005-12-13 2008-12-03 乐金显示有限公司 液晶显示器件及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110037936A1 (en) Display panel
JP2001083901A (ja) フラットパネル型表示装置
JPH1062793A (ja) 液晶表示パネル
US7504273B2 (en) Scribing method and apparatus of liquid crystal panel, method for fabricating liquid crystal panel
JP2003222904A (ja) 液晶表示パネル
JP2000147446A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2002031806A (ja) 液晶表示素子の製造方法
JP2003114420A (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP2713098B2 (ja) 表示セルの製造方法
JP3747760B2 (ja) 液晶セルの製造方法
JP2001235733A (ja) 液晶表示パネルの割断方法
JPH11223803A (ja) セル基板及びセル基板の製造方法
JP2003131185A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP2002148642A (ja) 液晶表示パネルとその製造方法
KR100187424B1 (ko) 액정표시장치의 패널 절단방법
KR100720438B1 (ko) 액정표시장치의 컷팅 방법
KR100446966B1 (ko) 액정 표시장치
JPH09101529A (ja) 液晶パネルの製造方法
KR100268011B1 (ko) 액정표시소자제조방법
JPH0695131A (ja) 液晶表示素子の製造方法
JP3272137B2 (ja) 液晶表示装置
JPH08146452A (ja) 液晶表示装置
JP2003048735A (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP3131877B2 (ja) 液晶パネルの製造方法
JPH10301074A (ja) 液晶表示パネルとこの液晶表示パネルの製造方法