JP2003131185A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JP2003131185A
JP2003131185A JP2001325013A JP2001325013A JP2003131185A JP 2003131185 A JP2003131185 A JP 2003131185A JP 2001325013 A JP2001325013 A JP 2001325013A JP 2001325013 A JP2001325013 A JP 2001325013A JP 2003131185 A JP2003131185 A JP 2003131185A
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JP
Japan
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substrate
liquid crystal
scribe line
display device
crystal display
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Wataru Watanabe
亙 渡邉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/07Cutting armoured, multi-layered, coated or laminated, glass products
    • C03B33/074Glass products comprising an outer layer or surface coating of non-glass material

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置の割断時の異常な割れを防止す
ることを目的とする。 【解決手段】 液晶セルを駆動するアクティブ素子がマ
トリクス状に形成されたアレイ基板11と、対向電極が
形成され、層状に形成された上記液晶セルを介して上記
アレイ基板11と並行に固着したカラーフィルタ基板1
2がウェハ状態から個片、あるいは短冊状に分割する際
に、アレイ基板11のスクライブライン13の溝深さD
1がカラーフィルタ基板12のスクライブライン14の
溝深さD2よりも深くなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の製
造方法に関し、特に駆動回路と接続するための実装端子
部を有するアレイ基板と、アレイ基板に対向するカラー
フィルタ基板を割断する液晶表示装置の製造方法に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】近年、液晶を用いた表示装置は各方面に
広く使用されている。特に薄膜トランジスタ(以下、T
FTと称す)を用いた液晶表示装置に関する技術の進歩
は、目を見張るものがある。 【0003】図3は、従来の液晶表示装置の構成を示す
断面図である。図3において、アレイ基板21はスイッ
チング用のTFTが形成された第1の基板である。カラ
ーフィルタ基板22は液晶の動作を制御するための基準
電圧を与える透明電極が形成された第2の基板である。
樹脂成形枠30はアレイ基板21を保持するためにトレ
イ状に形成された樹脂製の枠である。実装回路基板27
はTFTを動作させる回路が実装された第3の基板であ
り、アレイ基板21の実装端子を含む配線部29の端部
に固着されている。金属フレーム28は液晶パネルの外
周部全体を覆う金属のフレームである。スクライブ/ブ
レイクライン23、及び24は、基板が割断された部位
である。 【0004】図3に示すように液晶表示装置を構成する
アレイ基板21、及びカラーフィルタ基板22は互いに
実装端子を含む配線部29を介して接合されており、後
述するスクライブ/ブレイク工法によりウェハ状態か
ら、品種別の寸法に割断される。図4にアレイ基板2
1、及びカラーフィルタ基板22を割断する方法を示
す。 【0005】図4は従来の液晶表示装置におけるスクラ
イブ/ブレイク工法を説明するための工程図である。な
お、図中図3と同一部分については同一符号を付してい
る。また、図4では図3に示すアレイ基板21と、カラ
ーフィルタ基板22を固着している、実装端子を含む配
線部29を省略している。 【0006】まず、図4(a)に示す工程では、ダイヤ
モンドカッター31を用いてアレイ基板21上にスクラ
イブライン23を入れる。図4(b)に示す工程では、
固着された、アレイ基板21とカラーフィルタ基板22
(以下、アレイ基板21とカラーフィルタ基板22を合
わせてウェハ25と称す)とを反転し、ブレイクバー3
2の厚み方向センターラインと、アレイ基板21上のス
クライブライン23とが一致するように、ブレイクバー
32をブレイクシート26上のウェハ25に押し込み、
アレイ基板21を割断する。詳しくは、図5に示すよう
に、図4(a)で入れたスクライブライン23と平行す
るように、その上部にブレイクバー32を配置し、カラ
ーフィルタ基板22上に押し込む。すると、アレイ基板
21のスクライブライン23上にブレイクライン(実線
部分)が形成される。 【0007】次に図4(c)に示す工程では、ダイヤモ
ンドカッター31(図示せず)を用いてカラーフィルタ
基板22上にスクライブライン24を入れる。そして図
4(d)に示す工程では、ウェハ25を反転し、図4
(b)に示す工程と同様に、ブレイクバー32の厚み方
向センターラインと、カラーフィルタ基板22上のスク
ライブライン24が一致するようにブレイクバー32
(図示せず)をブレイクシート26上のウェハ25に押
し込み、カラーフィルタ基板22を割断する。 【0008】図4(e)に示す工程では、ウェハ25が
所定寸法に割断され、図4(d)に示すガラス片19が
スクライブ/ブレイク工法により取り除かれて、アレイ
基板21の実装端子を含む配線部34が露出することと
なる。このように、液晶表示装置はウェハ状態からスク
ライブ/ブレイク工法により、品種別の寸法に割断する
ことができる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置の製造方法によれば、ウェハ25を液
晶表示装置の品種別に応じて所定寸法に仕上げる過程
で、異常な割れが生じる場合がある。 【0010】例えば、図4(b)に示す工程において、
ブレイクバ−32をブレイクシート26上のウェハ25
に押し込む際に、スクライブライン23の溝深さが浅い
場合はブレイクバー32を強く押し込まなければならな
い。なぜなら、スクライブライン23の亀裂を進行させ
るための曲げ、あるいは衝撃力を大きく発生させるよう
にしないと、アレイ基板21の分割ができないことにな
る。ところがアレイ基板21を分割するためにブレイク
バー32による曲げ、あるいは衝撃力を大きく取り過ぎ
ると、この加えた力によりアレイ基板21のスクライブ
/ブレイクライン23に対向するカラーフィルタ基板2
2側に、本来分割するタイミングではない図4(b)の
段階にて、異常な割れ(以降、逆ブレークと称す)が発
生してしまうこととなる。 【0011】また、割断工程の最終工程であるカラーフ
ィルタ基板22の分割過程(図4(d))は、アレイ基
板21の分割(図4(b))を実施した後に行うもので
ある。このとき、カラーフィルタ基板22と固着された
アレイ基板21は既に分割されているので、ウェハ25
の構造的強度は低減している。この状態で、ダイヤモン
ドカッター31を用いてカラーフィルタ基板22上にス
クライブライン24を入れると、ウェハ25の構造的強
度は更に低減することとなる。そこで、最終工程(図4
(d))が行われる前に、ウェハ25を反転したり、あ
るいは基板の搬送を行うと、反転、あるいは基板搬送時
の振動等によりウェハ25に外力が作用した際に、スク
ライブライン24の一部に亀裂が進行し、本来の分割動
作を実施する前に逆ブレークが発生することとなる。 【0012】以上のように、従来の製造工程では、スク
ライブライン23とスクライブライン24の溝深さは同
等にしているため、それが原因で、アレイ基板21を分
割する際にカラーフィルタ基板22の逆ブレーク、ある
いはウェハ25反転時、もしくは基板搬送時に基板割れ
が発生することとなる。 【0013】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたものであり、液晶表示装置の割断時の異常な割
れを防止する液晶表示装置の製造方法を提供することを
目的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の液晶表示装置の製造方法
は、液晶セルを駆動するアクティブ素子がマトリクス状
に形成され、上記アクティブ素子を動作させる実装端子
部を備えた第1の基板と、対向電極が形成され、層状に
形成された上記液晶セルを介して上記第1の基板と並行
に固着した第2の基板とからなるウェハに対して、上記
第1の基板上にスクライブラインを、第1の深さまで入
れる第1の工程と、上記ウェハを反転し、上記スクライ
ブラインと一致するように上記第2の基板上にブレイク
バーを押し込んで上記第1の基板を割断する第2の工程
と、上記第2の基板上にスクライブラインを、上記第1
の深さより浅い第2の深さまで入れる第3の工程と、上
記ウェハを反転し、上記スクライブラインと一致するよ
うに上記第1の基板上にブレイクバーを押し込んで上記
第2の基板を割断する第4の工程とを具備することを特
徴とするものである。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形
態による液晶表示装置におけるスクライブ/ブレイク工
法を説明するための工程図である。まず、図1(a)に
示す工程では、ダイヤモンドカッター31を用いてアレ
イ基板11上にスクライブライン13を入れる。 【0016】図1(b)に示す工程では、固着されたア
レイ基板11とカラーフィルタ基板12(以下、アレイ
基板11とカラーフィルタ基板12を合わせてウェハ1
5と称す)とを反転し、ブレイクバー32の厚み方向セ
ンターラインと、アレイ基板11上のスクライブライン
13とが一致するようにブレイクシート26上のウェハ
15に対し、ブライクバー32を押し込み、アレイ基板
11を割断する。 【0017】次に図1(c)に示す工程では、ダイヤモ
ンドカッター31(図示せず)を用いてカラーフィルタ
基板12上にスクライブライン14を入れる。この時、
後述するように、スクライブライン14の深さはスクラ
イブライン13より浅くなるように設定する。 【0018】そして、図1(d)に示す工程では、ウェ
ハ15を反転し、ブレイクバー32の厚み方向センター
ラインと、カラーフィルタ基板12上のスクライブライ
ン14が一致するようにブレイクバー32(図示せず)
をブレイクシート26上のウェハ15に押し込んで、カ
ラーフィルタ基板12を割断する。 【0019】図1(e)に示す工程では、ウェハ15が
所定寸法に割断され、図1(d)に示すガラス片19が
スクライブ/ブレイク工法により取り除かれて、アレイ
基板11の実装端子を含む配線部が露出することとな
る。 【0020】次に、アレイ基板11とカラーフィルタ基
板12のスクライブラインの設定について説明する。図
2は、本発明の実施の形態によるスクライブラインの溝
深さの構造を説明するための図である。 【0021】図2において、D1は、アレイ基板11の
スクライブライン13の溝深さ、D2は、カラーフィル
タ基板12のスクライブライン14の溝深さである。図
2に示すように、D1の溝深さはD2の溝深さより深く
なるように設定する。つまり、上述した図1(c)の工
程において、スクライブライン13の溝深さD1は、図
1(a)の工程で入れたスクライブライン14の溝深さ
D2より深くなるようにする。 【0022】以上のように、本実施の形態による液晶表
示装置の製造方法によれば、アレイ基板11をブレイク
する際に、アレイ基板11のスクライブライン13の溝
深さD1がカラーフィルタ基板12のスクライブライン
14の溝深さD2より深くなるように設定したので、ス
クライブライン13の亀裂を進行させるための曲げ、あ
るいは衝撃力を小さく押さえることができ、カラーフィ
ルタ基板12に生じる異常な割れ(逆ブレーク)の発生
を防ぐことができる。 【0023】また、カラーフィルタ基板12をブレイク
する際、カラーフィルタ基板12のスクライブ深さD2
を浅く設定したため、図1(c)の工程が終了後、ウェ
ハ25を反転したり、あるいは基板の搬送を行う際、反
転、あるいは基板搬送時の振動等による外力が作用して
も、スクライブライン14の亀裂が進行したり、異常な
割れが生じたりすることなく、基板の異常な割れを防止
することができる。つまり、液晶表示装置の組立製造上
の歩留まりを向上することができる。 【0024】 【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の液晶表示装置の製造方法によれば、液晶セルを駆動す
るアクティブ素子がマトリクス状に形成され、上記アク
ティブ素子を動作させる実装端子部を備えた第1の基板
と、対向電極が形成され、層状に形成された上記液晶セ
ルを介して上記第1の基板と並行に固着した第2の基板
とからなるウェハに対して、上記第1の基板上にスクラ
イブラインを、第1の深さまで入れる第1の工程と、上
記ウェハを反転し、上記スクライブラインと一致するよ
うに上記第2の基板上にブレイクバーを押し込んで上記
第1の基板を割断する第2の工程と、上記第2の基板上
にスクライブラインを、上記第1の深さより浅い第2の
深さまで入れる第3の工程と、上記ウェハを反転し、上
記スクライブラインと一致するように上記第1の基板上
にブレイクバーを押し込んで上記第2の基板を割断する
第4の工程とを具備するようにしたので、アレイ基板分
割の際の割断力を弱め、かつカラーフィルタ基板分割前
の基板強度を高く保つことにより、液晶表示装置の基板
分割時の異常な割れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態による液晶表示装置におけ
るスクライブ/ブレイク工法を説明するための工程図 【図2】本発明の実施の形態によるスクライブラインの
溝深さの構造を説明するための図 【図3】従来の液晶表示装置の構成を示す断面図 【図4】従来の液晶表示装置におけるスクライブ/ブレ
イク工法を説明するための工程図 【図5】従来の液晶表示装置におけるブレイクバーを用
いてブレイクラインを形成する工程を説明するための図 【符号の説明】 11、21 アレイ基板 12、22 カラーフィルタ基板 13、14 スクライブライン 15、25 ウェハ 23、24 スクライブ/ブレイクライン 26 ブレイクシート 27 実装回路基板 28 金属フレーム 29 アレイ基板の実装端子を含む配線部 30 樹脂成形枠 31 ダイヤモンドカッター 32 ブレイクバー D1 スクライブライン13の溝深さ D2 スクライブライン14の溝深さ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液晶セルを駆動するアクティブ素子がマ
    トリクス状に形成され、上記アクティブ素子を動作させ
    る実装端子部を備えた第1の基板と、対向電極が形成さ
    れ、層状に形成された上記液晶セルを介して上記第1の
    基板と並行に固着した第2の基板とからなるウェハに対
    して、上記第1の基板上にスクライブラインを、第1の
    深さまで入れる第1の工程と、 上記ウェハを反転し、上記スクライブラインと一致する
    ように上記第2の基板上にブレイクバーを押し込んで上
    記第1の基板を割断する第2の工程と、 上記第2の基板上にスクライブラインを、上記第1の深
    さより浅い第2の深さまで入れる第3の工程と、 上記ウェハを反転し、上記スクライブラインと一致する
    ように上記第1の基板上にブレイクバーを押し込んで上
    記第2の基板を割断する第4の工程とを具備する、 ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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