JP2000147380A - ズームレンズ及びカメラ - Google Patents

ズームレンズ及びカメラ

Info

Publication number
JP2000147380A
JP2000147380A JP10334943A JP33494398A JP2000147380A JP 2000147380 A JP2000147380 A JP 2000147380A JP 10334943 A JP10334943 A JP 10334943A JP 33494398 A JP33494398 A JP 33494398A JP 2000147380 A JP2000147380 A JP 2000147380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
group
optical element
positive
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10334943A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Takayama
英美 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10334943A priority Critical patent/JP2000147380A/ja
Publication of JP2000147380A publication Critical patent/JP2000147380A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体として4つのレンズ群を有し、少なくと
も1つのレンズ群に1つの回折光学素子を用いて変倍に
伴う色収差を良好に補正したコンパクトなズームレンズ
を得ること。 【解決手段】 物体側より負の屈折力を有する第1群と
正の屈折力を有する第2群と正の屈折力を有する第3
群、そして正の屈折力を有する第4群の4つのレンズ群
より構成し、第1群と第2群の間隔及び第2群と第3群
の間隔及び第3群と第4群の間隔を変化させることによ
り変倍させるズームレンズにおいて、第1群から第4群
のいずれかのレンズ群に回折光学素子を少なくとも1面
設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ及びカ
メラに関するものであり、特にレンズ群の一部に回折光
学素子を用いることにより色収差の補正を良好に行った
電子スチルカメラ、ビデオカメラ、写真用カメラ等に使
用されるコンパクトなズームレンズ及びカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子スチルカメラ、ビデオカ
メラ、写真用カメラ等の撮像装置では、その小型軽量化
に伴い撮像用のズームレンズの小型軽量化が強く要望さ
れてきている。また近年変倍機能を備えたズームレンズ
へのニーズはますます強くなり、変倍機能の重要性が増
している。一方、高画質への要求により撮像素子の高精
細化が進み、ズームレンズの光学性能への要求も高いも
のとなってきている。
【0003】ズームレンズ系をコンパクト化するには各
レンズ群の屈折力を強くする必要がある。又、光学性能
を良好に維持するためにはレンズの枚数を増加させて収
差補正を良好に行う必要がある。
【0004】収差補正を良好に行う方法として非球面を
用いて行うのが有効であることが知られている。非球面
を用いることにより球面収差や像面湾曲、コマ収差等の
収差を補正することには効果がある。しかしながら色収
差の補正は難しい。特にレンズの枚数の少ないコンパク
トな3倍程度のズームレンズにおいては、レンズの枚数
が少ないが故に硝材の組み合わせに限界があり、色収差
を良好に補正するのが難しい。色収差のうち、2次スペ
クトルを取り除くことが特に難しい。最近のズームレン
ズはレンズ全長の短縮化を図りつつ色収差を含め諸収差
を良好に補正し、光学性能を良好に維持するのが大きな
課題となっている。
【0005】一方、色収差を小さく押さえる一方法とし
ては近年、回折光学素子を撮像光学系に応用した提案が
なされている。そしてズームレンズに回折光学素子を用
いて高変倍化を狙ったものなどが提案されている。
【0006】光学系の一部に回折作用を有する回折光学
素子を設けて諸収差を補正した光学系が、例えば特開平
4-213421号公報や特開平6-324262号公報、米国特許第5,
268,790 号等で提案されている。このうち、米国特許第
5,268,790 号では第2群と第3群に回折光学素子を用い
たズームレンズを提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にズームレンズで
は、各レンズ群内で発生する色収差を補正する為、各レ
ンズ群内に貼り合わせレンズを用いることが多い。そし
てレンズ群に対し、非球面を用いることによりレンズ群
のレンズ枚数を削減し、レンズ全長を短くする方法がと
られている。
【0008】しかしながら、レンズ枚数を減らすと色収
差の補正をする要素が不十分になってきて、変倍に伴う
色収差の変動を良好に補正することが困難になってく
る。
【0009】一般に正レンズに低分散ガラスを用いれ
ば、色収差を軽減することもできる。しかしながら一般
に低分散のガラスは屈折率が低く加工が難しいレンズ形
状になりやすい。この為、各レンズ群の屈折力を弱くす
ると、これに応じて他のレンズ群の屈折力も弱くしなけ
ればならず、前方レンズ群の径が大きくなり、結果とし
て前方レンズ群のレンズ肉厚を増す必要が生じてレンズ
全長が長大化してくる。
【0010】本発明は、4群タイプのズームレンズにお
いて、所定のレンズ群に回折光学素子を適切に設定する
ことにより、広角端から望遠端に至る全変倍範囲渡り良
好なる光学性能を有したレンズ枚数の少ない小型のズー
ムレンズ及びカメラの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のズームレンズ
は、 (1-1) 物体側より負の屈折力を有する第1群と正の屈折
力を有する第2群と正の屈折力を有する第3群、そして
正の屈折力を有する第4群の4つのレンズ群より構成
し、第1群と第2群の間隔及び第2群と第3群の間隔及
び第3群と第4群の間隔を変化させることにより変倍さ
せるズームレンズにおいて、第1群から第4群のいずれ
かのレンズ群に回折光学素子を少なくとも1面設けたこ
とを特徴としている。
【0012】(1-2) 長い共役点側から短い共役点側にか
けて負の屈折力を有する第1群と正の屈折力を有する第
2群と正の屈折力を有する第3群、そして正の屈折力を
有する第4群の4つのレンズ群より構成し、第1群と第
2群の間隔及び第2群と第3群の間隔及び第3群と第4
群の間隔を変化させることにより変倍させるズームレン
ズにおいて、第1群から第4群のいずれかのレンズ群に
回折光学素子を少なくとも1面設けたことを特徴として
いる。
【0013】特に、構成(1-1)又は(1-2)において、 (1-2-1) 前記第1群を像面側に凸状の軌跡を有し、前記
第2群と第3群をいずれも物体側へ移動させて広角端か
ら望遠端への変倍を行っていること。 (1-2-2) 前記回折光学素子を前記第2群に設けたこと。 (1-2-3) 前記第1群と第3群は非球面を有すること。 (1-2-4) 前記回折光学素子は回折格子を基盤ガラス上に
積層して形成した積層型回折格子であること。 (1-2-5) 前記第1群は負レンズと正レンズの2枚のレン
ズより構成され、前記第2群は正レンズと負レンズの2
枚のレンズで構成され、前記第3群は1つの正レンズよ
り構成され、前記第4群は1つの正レンズより構成され
たこと。 (1-2-6) 前記第1群は両レンズ面が凹面の負レンズと物
体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズより成り、
前記第2群は両レンズ面が凸面の正レンズと物体側に凹
面を向けた負レンズより成り、前記第3群は物体側に凸
面を向けたメニスカス状の正レンズより成り、前記第4
群は物体側に凸面を向けた正レンズより成っていること
等を特徴としている。
【0014】本発明のカメラは、 (2-1) 構成(1-1)又は(1-2)のズームレンズを有している
ことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の数値実施例1の広
角端のレンズ断面図、図2、図3は本発明の数値実施例
1の広角端と望遠端の収差図である。図4は本発明の数
値実施例2の広角端のレンズ断面図、図5、図6は本発
明の数値実施例2の広角端と望遠端の収差図である。図
7は本発明の数値実施例3の広角端のレンズ断面図、図
8、図9は本発明の数値実施例3の広角端と望遠端の収
差図である。図10は本発明の数値実施例4の広角端の
レンズ断面図、図11、図12は本発明の数値実施例4
の広角端と望遠端の収差図である。
【0016】本実施形態は各数値実施例のズームレンズ
をカメラ本体(不図示)に固着又は着脱可能に装着して
カメラを構成している。
【0017】図中、物体側より(又は長い共役点側から
短い共役点側へ)L1は負の屈折力の第1群、L2は正
の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4は
正の屈折力の第4群である。矢印は広角側から望遠側へ
の変倍を行う際の各レンズ群の移動方向を示す。SPは
絞り、Gはフィルター,色分解プリズム等のガラスブロ
ックである。
【0018】本実施形態では広角端から望遠端への変倍
に際して、第1群と第2群の間隔、第2群と第3群の間
隔、そして第3群と第4群の間隔が変化するように第
1,第2,第3群を光軸上移動させている。
【0019】特に第1群を像面側(長い共役点側)に凸
状の軌跡を有しつつ、又、第2群と第3群をいずれも物
体側(短い共役点側)へ移動させて広角端から望遠端へ
の変倍を行っている。これにより所定の変倍比化を効果
的に達成しつつレンズ系全体の小型化を図っている。
【0020】本実施形態では、4つのレンズ群のうち少
なくとも1つのレンズ群に少なくとも1つの回折光学素
子を設けその位相を適切に設定し、これにより回折光学
素子を設けたレンズ群で発生する色収差を低減し、全変
倍範囲に渡り色収差を良好に補正している。
【0021】本実施形態の回折光学素子は回折の法則 nsinθ−n'sin θ'=m λ/d (上記式において入射側媒質の屈折率n 、出射側媒質の
屈折率n ’、光線入射角θ、光線出射角θ’、波長λ、
格子間隔d)によって屈折反射させる光学素子である。
【0022】屈折光学素子の通常のガラスが
【0023】
【数1】 で表される分散νを持つのに対して、回折光学素子は中
心波長をλ、使用波長域の波長差をΔλとすると、
【0024】
【数2】 の分散を持つ。(例えばd ,F ,C 線の波長をλd ,λ
F ,λC とすると、
【0025】
【数3】 となる。)通常のガラスのアッベ数νが約20〜95で
あるのに対して回折光学素子のアッベ数はν=−3.453
という値をもつ。つまり通常のガラスが正のアッベ数を
持つのに対して回折光学素子は負のアッベ数を持つこと
になる。また部分分散比についても通常のガラスとはか
け離れた値を持つ。
【0026】本実施形態ではこのような回折光学素子の
特性を利用することによって色補正を効率的に行ってい
る。
【0027】回折光学素子の面は以下の位相方程式で表
すことができるものである。
【0028】
【数4】 上記φ(h) は位相を表しており、h はレンズ光軸から径
方向の距離、λは基準波長である。つまり回折光学素子
面はレンズの基準面に位相を付加することにより表され
る。
【0029】本発明のズームレンズの具体的なレンズ構
成としては、第1レンズ群を負レンズと正レンズの2枚
のレンズで構成してトータルとしてパワー(焦点距離)
は負のパワーを持つように構成する。また第2レンズ群
を正レンズと負レンズの2枚のレンズで構成し、合成パ
ワーは正のパワーを有するように構成する。また第3レ
ンズ群を正のパワーを持つ1枚の正レンズで構成し、第
4群を正のパワーを持つ1枚の正レンズで構成する。前
記第1群から第4群のいずれか1つのレンズ群に少なく
とも1枚の回折光学素子を設けて、全変倍範囲に渡り色
収差を良好に補正している。
【0030】更に具体的に説明すると、「前記第1群は
両レンズ面が凹面の負レンズと物体側に凸面を向けたメ
ニスカス状の正レンズより成り、前記第2群は両レンズ
面が凸面の正レンズと物体側に凹面を向けた負レンズよ
り成り、前記第3群は物体側に凸面を向けたメニスカス
状の正レンズより成り、前記第4群は物体側に凸面を向
けた正レンズより成っていること」である。
【0031】4群ズームレンズに回折光学素子を使用し
た場合、最も効率的に回折光学素子のメリットを生かせ
るのは第2群の最初のレンズ面に使用した場合である。
この時、軸上の色消しに効果がある。
【0032】また倍率の色については回折光学素子を入
れることによりほぼ完璧に取り除くことができるが、特
に画角の大きくなるワイド側においては第2群のガラス
レンズで発生する色収差を回折光学素子でキャンセルす
ることにより色収差を小さく抑えている。
【0033】また回折光学素子のピッチを変更すること
により非球面の効果を持たせている。特に、回折光学素
子の位相の高次項を最適化することによりワイド側のコ
マ収差及び球面収差についても補正効果を持たせてい
る。さらに回折光学素子を用いることにより、像面湾曲
を小さくし、これによって全体として良好な光学性能を
得ている。
【0034】前記回折光学素子は基盤ガラスの表面をブ
レーズド状に形成しても達成する事が可能であるが、第
1の回折格子と第2の回折格子を基盤のガラス上に形成
して回折光学素子を形成し、積層構造の回折格子として
も良く、これによれば設計次数の回折光以外の回折光を
減らし、より良好な光学性能を得ることが可能である。
【0035】ここまで述べてきた回折光学素子はホログ
ラフィック光学素子の制作手法であるリソグラフィック
手法で2値的に制作した光学素子であるバイナリーオプ
テックスで製作してもよい。またこれらの方法で作成し
た型によって成型によって製造してもよい。また光学面
にプラスチック等の膜を上記回折光学面として添付する
方法(いわゆるレプリカ非球面)で作成してもよい。
【0036】前述の各実施例における回折光学素子の回
折格子形状101は、例えば図13に示すキノフォーム
形状が適用可能である。図14は図13に示す回折光学
素子の1次回折効率の波長依存特性を示している。実際
の回折格子の構成は、前述した基材102の表面に紫外
線硬化樹脂を塗布し、樹脂部に波長530nmで1次回
折効率が100%となるような格子厚dの格子103を
形成している。図14で明らかなように設計次数での回
折効率は最適化した波長530nmから離れるに従って
低下し、一方設計次数近傍の次数0次、2次回折光が増
大している。この設計次数以外の回折光の増加は、フレ
アとなり、光学系の解像度の低下につながる。
【0037】図15に図13の格子形状で前述の実施例
を作成した場合の空間周波数に対するMTF特性を示
す。この図で、低周波数領域のMTFが所望の値より低
下していることがわかる。そこで図16に示す積層型の
回折格子を本発明の実施例における回折光学素子部の格
子形状として用いても良い。
【0038】図17はこの構成の回折光学素子の1次回
折効率の波長依存特性である。具体的な構成としては、
基材上に紫外線硬化樹脂(nd=1.499、νd=54)からな
る第1の回折格子104を形成し、その上に別の紫外線
硬化樹脂(nd=1.598、νd=28)からなる第2の回折格
子105を形成している。この材質の組み合わせでは、
第1の回折格子部の格子厚d1はd1=13.8 μm、第2
の回折格子部の格子厚d2はd=10.5 μmとしている。
図17からわかるように積層構造の回折格子にすること
で、設計次数の回折効率は、使用波長域全域で95%以
上の高い回折効率を有している。
【0039】図18にこの場合の空間周波数に対するM
TF特性を示す。積層構造の回折格子を用いることで、
低周波数のMTFは改善され、所望のMTF特性が得ら
れている。このように、本発明の実施例の回折光学素子
として積層構造の回折格子を用いることで、光学性能は
さらに改善される。
【0040】なお前述の積層構造の回折光学素子とし
て、材質を紫外線硬化樹脂に限定するものではなく、他
のプラスチック材なども使用できるし、基材によって
は、第1の回折格子部104を直接基材に形成してもよ
い。また各格子厚が異なる必要はなく、材料の組み合わ
せによっては図19に示すように2つの格子厚を等しく
できる。この場合は、回折光学素子表面に格子形状が形
成されないので、防塵性に優れ、回折光学素子の組み立
て作業性が向上し、より安価な光学系を提供できる。
【0041】次に本発明の数値実施例を記載する。
【0042】数値実施例においてri は物体側より順に
第 i番目のレンズ曲率半径、diは物体側より順に第i 番
目のレンズ厚及び空気間隔、n iとν i はそれぞれ物
体側より順に第i 番目のレンズの屈折率とアッベ数であ
る。
【0043】また本実施例において最も像面側の平板ガ
ラスは光学フィルター、フェーズプレート等を表す。
【0044】また本実施例の非球面については回転対称
の非球面であり、基準曲率半径をr、レンズ光軸からの
径方向の距離をhとしたとき、光軸方向の座標Z(h) は
以下の式で表される。
【0045】
【数5】 回折光学素子面を表す位相方程式は前記(1)式の係数
を表記した。このとき回折の次数は1次であり、波長は
d線である。
【0046】
【外1】
【0047】
【外2】
【0048】
【外3】
【0049】
【外4】
【0050】
【外5】
【0051】
【発明の効果】本発明によれば以上説明したように、4
群ズームレンズの第1群から第4群のいずれかの面に回
折光学素子を用いることにより、コンパクトでかつ低コ
ストであって、しかも全ズーム域全物体距離にわたって
良好な性能を維持したズームレンズ及びカメラを達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1の広角端のレンズ断面
【図2】 本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図3】 本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図4】 本発明の数値実施例2の広角端のレンズ断面
【図5】 本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図6】 本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図7】 本発明の数値実施例3の広角端のレンズ断面
【図8】 本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図9】 本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図10】 本発明の数値実施例4の広角端のレンズ断
面図
【図11】 本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図12】 本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図13】 本発明に係る回折光学素子の説明図
【図14】 本発明に係る回折光学素子の波長依存特性
の説明図
【図15】 本発明に係る回折光学素子のMTF特性図
【図16】 本発明に係る回折光学素子の説明図
【図17】 本発明に係る回折光学素子の波長依存特性
の説明図
【図18】 本発明に係る回折光学素子のMTF特性図
【図19】 本発明に係る回折光学素子の説明図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 SP 絞り G ガラスブロック 101 回折光学素子 103,104,105回折格子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA02 KA03 NA14 PA06 PA17 PB06 QA03 QA05 QA19 QA21 QA25 QA33 QA41 QA46 RA05 RA12 RA13 RA36 RA42 RA43 RA46 SA24 SA26 SA29 SA32 SA62 SA63 SA64 SA75 SB03 SB13 SB22 SB32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より負の屈折力を有する第1群と
    正の屈折力を有する第2群と正の屈折力を有する第3
    群、そして正の屈折力を有する第4群の4つのレンズ群
    より構成し、第1群と第2群の間隔及び第2群と第3群
    の間隔及び第3群と第4群の間隔を変化させることによ
    り変倍させるズームレンズにおいて、第1群から第4群
    のいずれかのレンズ群に回折光学素子を少なくとも1面
    設けたことを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 長い共役点側から短い共役点側にかけて
    負の屈折力を有する第1群と正の屈折力を有する第2群
    と正の屈折力を有する第3群、そして正の屈折力を有す
    る第4群の4つのレンズ群より構成し、第1群と第2群
    の間隔及び第2群と第3群の間隔及び第3群と第4群の
    間隔を変化させることにより変倍させるズームレンズに
    おいて、第1群から第4群のいずれかのレンズ群に回折
    光学素子を少なくとも1面設けたことを特徴とするズー
    ムレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第1群を像面側に凸状の軌跡を有
    し、前記第2群と第3群をいずれも物体側へ移動させて
    広角端から望遠端への変倍を行っていることを特徴とす
    る請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記回折光学素子を前記第2群に設けた
    ことを特徴とする請求項1,2又は3のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記第1群と第3群は非球面を有するこ
    とを特徴とする請求項1, 2,3又は4のズームレン
    ズ。
  6. 【請求項6】 前記回折光学素子は回折格子を基盤ガラ
    ス上に積層して形成した積層型回折格子であることを特
    徴とする請求項1, 2, 3,4又は5のズームレンズ。
  7. 【請求項7】 前記第1群は負レンズと正レンズの2枚
    のレンズより構成され、前記第2群は正レンズと負レン
    ズの2枚のレンズで構成され、前記第3群は1つの正レ
    ンズより構成され、前記第4群は1つの正レンズより構
    成されたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1
    項のズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第1群は両レンズ面が凹面の負レン
    ズと物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズより
    成り、前記第2群は両レンズ面が凸面の正レンズと物体
    側に凹面を向けた負レンズより成り、前記第3群は物体
    側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズより成り、前
    記第4群は物体側に凸面を向けた正レンズより成ってい
    ることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項のズ
    ームレンズ。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項のズーム
    レンズを有していることを特徴とするカメラ。
JP10334943A 1998-11-10 1998-11-10 ズームレンズ及びカメラ Pending JP2000147380A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10334943A JP2000147380A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 ズームレンズ及びカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10334943A JP2000147380A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 ズームレンズ及びカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000147380A true JP2000147380A (ja) 2000-05-26

Family

ID=18282978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10334943A Pending JP2000147380A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 ズームレンズ及びカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000147380A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090624A (ja) * 2000-07-10 2002-03-27 Olympus Optical Co Ltd 電子撮像装置
JP2003084199A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Olympus Optical Co Ltd 変倍結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2006065026A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2007206331A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2012252253A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
WO2013128856A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社ニコン ズーム光学系

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090624A (ja) * 2000-07-10 2002-03-27 Olympus Optical Co Ltd 電子撮像装置
JP4540261B2 (ja) * 2000-07-10 2010-09-08 オリンパス株式会社 電子撮像装置
JP2003084199A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Olympus Optical Co Ltd 変倍結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP4536301B2 (ja) * 2001-09-12 2010-09-01 オリンパス株式会社 変倍結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2006065026A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP4659412B2 (ja) * 2004-08-27 2011-03-30 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2007206331A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP2012252253A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
WO2013128856A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社ニコン ズーム光学系
CN104040405A (zh) * 2012-02-29 2014-09-10 株式会社尼康 变焦光学系统
JPWO2013128856A1 (ja) * 2012-02-29 2015-07-30 株式会社ニコン ズーム光学系
US9535240B2 (en) 2012-02-29 2017-01-03 Nikon Corporation Zoom optical system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3144292B2 (ja) ズームレンズ
US6992839B2 (en) Lens system and optical device having the same
JP2002244044A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
US9535240B2 (en) Zoom optical system
JP3691638B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いたカメラ
JP3605034B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP3342400B2 (ja) 回折光学素子を有した光学系
JP3832935B2 (ja) ズームレンズ
JP3792846B2 (ja) ズームレンズ
JPH09197274A (ja) ズームレンズ
JP3505980B2 (ja) 撮像装置
JPH1152235A (ja) ズームレンズ
JPH09197273A (ja) ズームレンズ
JP2003215457A (ja) ズームレンズ及びそれを有する光学機器
JP2003021783A (ja) ズームレンズ及びそれを用いた光学機器
JP3880147B2 (ja) カメラ
JP2000147379A (ja) ズームレンズ
JP3792847B2 (ja) ズームレンズ
JPH1152236A (ja) リヤーフォーカス式のズームレンズ
JP2000147380A (ja) ズームレンズ及びカメラ
JP2004012504A (ja) ズームレンズ及びそれを有する光学機器
JP2000121821A (ja) 回折光学素子を有したリヤ−フォーカス式のズームレンズ
JP4208293B2 (ja) ズームレンズ
JP4266414B2 (ja) ズームレンズ
JP3581541B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有するカメラ