JP2000145873A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

Info

Publication number
JP2000145873A
JP2000145873A JP10371791A JP37179198A JP2000145873A JP 2000145873 A JP2000145873 A JP 2000145873A JP 10371791 A JP10371791 A JP 10371791A JP 37179198 A JP37179198 A JP 37179198A JP 2000145873 A JP2000145873 A JP 2000145873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
shock absorber
hydraulic
piston
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10371791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3943270B2 (ja
Inventor
Tadashi Jo
忠 城
Tatsuya Masamura
辰也 政村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP37179198A priority Critical patent/JP3943270B2/ja
Publication of JP2000145873A publication Critical patent/JP2000145873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3943270B2 publication Critical patent/JP3943270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の小径化や重量の低減化を可能にして車
両への搭載性を向上させると共にコストの低廉化を可能
にして、その汎用性の向上を可能にする。 【解決手段】 倒立型に設定の緩衝器本体がリザーバR
をシリンダ1内に有する単筒型に設定されてなると共
に、緩衝器本体を伸側方向に附勢する懸架ばね3の一端
をを支承する油圧シリンダ機構4における主構成部分が
緩衝器本体を構成して車体側部材とされる上記のシリン
ダ1の外周に介装されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧緩衝器に関
し、特に、車高調整機能を具有する油圧緩衝器の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載の油圧緩衝器は、基本的に
は、路面振動を吸収して車両における乗り心地を改善す
るように機能するものであるが、同時に、近年では、こ
の種の油圧緩衝器に車高調整機能を具有させるとする提
案があり、これまでに種々の提案がなされている。
【0003】その中で、セルフポンピング型と称される
油圧緩衝器があるが、このセルフポンピング型の油圧緩
衝器は、原理的には、路面振動で伸縮する際に、リザー
バからの油をシリンダ内に吸い込んでシリンダ圧を上昇
させ、これによって車高を上昇させるとしている。
【0004】そして、このセルフポンピング型の油圧緩
衝器は、車高が設定の高さに到達すると、以降は、シリ
ンダ内の油をリザーバに流出させてシリンダ圧のそれ以
上の上昇、すなわち、車高のそれ以上の上昇を抑制し
て、車高を設定の高さに維持するように構成されてい
る。
【0005】それに対して、同じくセルフポンピング型
ではあるが、本願の出願人が先に提案した特開平9−2
77814号公報に開示の油圧緩衝器では、シリンダに
対してピストンロッドが出没可能に挿通されてなる緩衝
器本体を伸側方向に、すなわち、ピストンロッドをシリ
ンダ内から突出させる方向に附勢する懸架ばねが油圧シ
リンダ機構による支承下に緩衝器本体に介装されてなる
としている。
【0006】そして、この公報に開示の油圧緩衝器で
は、緩衝器本体のポンピング作動で油圧シリンダ機構が
伸縮作動して懸架ばねの下端を昇降させることで、ピス
トンロッドを昇降させるとしている。
【0007】それゆえ、この公報に開示の油圧緩衝器に
よれば、同じセルフポンピング型でありながら、ポンピ
ング作動による緩衝器本体内におけるいたずらな高圧化
を招来させずして、結果として、緩衝器本体の伸縮によ
る車高調整を可能にし得ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報開示の油圧緩衝器にあっては、所定のセルフポンピン
グ動作が、すなわち、車高調整が可能であるにも拘わら
ず、以下のような不都合があると指摘される可能性があ
る。
【0009】すなわち、上記の油圧緩衝器では、緩衝器
本体がこの緩衝器本体における油温補償やポンピング作
動用の油量補償をするリザーバをシリンダのいわゆる外
周側に有する複筒型に設定されてなるとするから、緩衝
器本体において、いきおい径方向の寸法が大きくならざ
るを得ず、しかも、この緩衝器本体の外周に懸架ばねを
支承する油圧シリンダ機構が介装されてなるとするか
ら、車両への搭載性が低下され易くなる危惧がある。
【0010】そして、緩衝器本体において、径方向の寸
法が大きくなることは、一般的に言って、重量を大きく
することに繋がり、この観点からしても、車両への搭載
性が低下されると共に、部品点数が多くなることが重な
る場合には、コストの低廉化をも妨げられることにな
る。
【0011】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたもので、その目的とするところは、全体の小径化や
重量の低減化を可能にして車両への搭載性を向上させる
と共にコストの低廉化を可能にして、その汎用性の向上
を期待するのに最適となるセルフポンピング型の油圧緩
衝器を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明による油圧緩衝器の構成を、基本的に
は、シリンダに対してピストンロッドを出没可能に挿通
させてなる緩衝器本体を伸側方向に附勢する懸架ばねが
油圧シリンダ機構の配在下に緩衝器本体に介装されてな
る一方で、油圧シリンダ機構が緩衝器本体におけるポン
ピング作動で伸縮作動して懸架ばねの一端を係止するピ
ストンロッドをシリンダに対して出没させるように設定
されてなる油圧緩衝器において、緩衝器本体がリザーバ
をシリンダ内に有する単筒型に設定されてなる一方で、
緩衝器本体を構成するシリンダが車両における車体側に
連結される車体側部材に設定されると共に、緩衝器本体
を構成するピストンロッドが車両における車軸側に連結
される車軸側部材に設定されなるとするものである。
【0013】そして、上記した基本的な構成において、
より具体的には、油圧シリンダ機構は、緩衝器本体を構
成するシリンダの上端外周に基端が保持される環状シリ
ンダ体と、この環状シリンダ体と上記のシリンダの外周
との間に形成される隙間内に摺動可能に収装される環状
ピストン体とを有してなり、上記の隙間内に環状ピスト
ン体が収装されることで形成される油室たる圧力室に対
する油圧の給排で伸縮するように構成されてなるとす
る。
【0014】なお、油圧シリンダ機構が過伸長状態にな
るときには、油圧シリンダ機構における上記の圧力室が
シリンダに開穿の圧力解放ポートを介してシリンダ内の
リザーバに連通するように設定されてなるとするのが好
ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図示した実施の形態に基
づいて、この発明を説明するが、この発明の一実施の形
態による油圧緩衝器にあっても、原理的には、前記した
公報に開示の油圧緩衝器と同様にセルフポンピング型に
設定されている。
【0016】すなわち、この発明による油圧緩衝器は、
図1に示すように、シリンダ1に対してピストンロッド
2を出没可能に挿通させてなる緩衝器本体(符示せず)
を伸側方向に附勢する懸架ばね3が油圧シリンダ機構4
の配在下に緩衝器本体に介装されてなる一方で、油圧シ
リンダ機構4が緩衝器本体におけるポンピング作動で伸
縮作動して懸架ばね3の一端を係止するピストンロッド
2をシリンダ1に対して出没させるように設定されてい
る。
【0017】そして、この油圧緩衝器にあっては、緩衝
器本体がリザーバRをシリンダ1内に有する単筒型に設
定されてなる一方で、倒立型に設定されていて、緩衝器
本体を構成するシリンダ1が車両における車体(図示せ
ず)側に連結される車体側部材とされるのに対して、緩
衝器本体を構成するピストンロッド2が車両における車
軸(図示せず)側に連結される車軸側部材とされてい
る。
【0018】少し説明すると、まず、緩衝器本体を構成
するシリンダ1は、いわゆるボトム端を上端にする有頭
円筒状に形成されてなるもので、図中で下端となる開口
端がベアリング11で閉塞されてなるとし、このベアリ
ング11の軸芯部にシール11aを有してピストンロッ
ド2を液密構造下に貫通させている。
【0019】そして、このシリンダ1は、図示する実施
の形態では、上端寄りの内周に段差部1aを有してい
て、この段差部1aに下方からベースバルブケース12
を係止させるとしている。
【0020】このベースバルブケース12の外周側の下
端には、シリンダ1内に収装の内筒13の上端を係止さ
せるとし、また、この内筒13の下端をストッパ14の
配在下に上記したベアリング11に当接させるとしてい
る。
【0021】なお、ストッパ14は、その軸芯部にピス
トンロッド2を貫通させながら内筒13の下端を閉塞す
るもので、ピストンロッド2のストローク量を規制する
ものとして機能する。
【0022】それゆえ、このストッパ14は、ピストン
ロッド2のストローク量を大きくする観点からして、そ
の配設が省略されるとしても良いことはもちろんであ
る。
【0023】上記のベースバルブケース12は、シリン
ダ1の上端側の内周に前述したリザーバRを区画する一
方で、上記した内筒13の内周側のリザーバRへの連通
を許容しながら所定の減衰力を発生する圧側減衰バルブ
12aと、この圧側減衰バルブ12aに並列しながらリ
ザーバRの内筒13の内周側への連通のみを許容する圧
側チェック弁12bとを有している。
【0024】上記の内筒13は、その内周に後述するピ
ストン21の外周を摺動可能に摺接させるとして、実質
的な意味でのシリンダを構成するもので、この内筒13
の配在によって、部材数が増える点で不利があるが、シ
リンダ1において、その内周をシリンダ向けに加工しな
くて済む点で有利となる。
【0025】また、図示する実施の形態では、シリンダ
1の上端に車両の車体側への連結を可能にするアイ15
が連設されている。
【0026】つぎに、緩衝器本体を構成するピストンロ
ッド2は、上記のシリンダ1内、すなわち、内筒13内
に臨在される基端たる上端に上記のピストン21を有し
てなると共に、シリンダ1おける開口端から外部に突出
する先端たる下端にばね受22を有してなる。
【0027】そして、このばね受22には、ピストンロ
ッド2の下端を車両の車軸側に連結することを可能にす
るアイ22aが連設されている。
【0028】上記のピストン21は、前記したように、
内筒13内に摺動可能に収装されてなるもので、このと
き、この内筒13内に伸側油室となるロッド側油室R1
と、圧側油室となるピストン側油室R2とを区画してな
るとしている。
【0029】そして、このピストン21は、ロッド側油
室R1のピストン側油室R2への連通を許容しながら所
定の減衰力を発生する伸側減衰バルブ21aと、この伸
側減衰バルブ21aに並列しながらピストン側油室R2
のロッド側油室R1への連通のみを許容する伸側チェッ
ク弁21bとを有している。
【0030】ちなみに、この伸側チェック弁21bは、
図示するところでは、いわゆる背圧を具有するように設
定されていて、圧側の減衰バルブとしても機能するよう
に設定されているが、たとえば、この油圧緩衝器の用途
に応じて、前記した圧側チェック弁12bと同様に、い
わゆる逆流を阻止する単なるチェック弁に設定されてな
る(図2参照)としても良いことはもちろんである。
【0031】さらに、懸架ばね3は、前記したように、
一端たる下端がピストンロッド2の先端に連設のばね受
22に係止される一方で、他端たる上端が後述する油圧
シリンダ機構4に係止されてなるとするもので、ピスト
ンロッド2をシリンダ1内から突出させる傾向に、すな
わち、緩衝器本体を伸側方向に附勢している。
【0032】それゆえ、上記のように構成された緩衝器
本体にあっては、懸架ばね3を伸縮させるようにしてピ
ストンロッド2がシリンダ1に対して出没されるとき
に、伸側減衰バルブ21aおよび圧側減衰バルブ12
a、さらに、図示する実施の形態では、圧側減衰バルブ
として機能する伸側チェック弁21bによって、それぞ
れ所定の大きさになる伸側および圧側の各減衰力が発生
されることになる。
【0033】そして、この緩衝器本体にあっては、リザ
ーバRをシリンダ1の上端側の内部に有する態様に形成
されていて、前記した従来例としての公報に開示の油圧
緩衝器におけるようにリザーバをシリンダの外周に有す
る構成とされないから、この緩衝器本体における径方向
の寸法を小さく抑えることが可能になる。
【0034】したがって、この発明による油圧緩衝器に
あっては、後述する油圧シリンダ機構4が緩衝器本体の
外周に介装されるとしても、油圧緩衝器における径方向
の寸法をいたずらに大きくしないようにすることが可能
になる。
【0035】また、この発明では、緩衝器本体がいわゆ
る倒立型に設定されているから、油圧シリンダ機構4が
シリンダ1たる車体側部材に介装されることになり、し
たがって、油圧シリンダ機構4がピストンロッド2たる
車軸側部材に介装される場合に比較して、車載状態で泥
を被る機会が減り、油圧シリンダ機構4における作動性
や耐久性を保障する上で有利となる。
【0036】ところで、油圧シリンダ機構4は、この発
明による油圧緩衝器がセルフポンピング型に設定されて
なることを具現化するものであって、前記したように、
緩衝器本体におけるポンピング作動で伸縮作動するよう
に設定されている。
【0037】すなわち、この油圧シリンダ機構4は、図
示する実施の形態では、緩衝器本体を構成するシリンダ
1の上端外周に基端が固定状態に保持される環状シリン
ダ体41と、この環状シリンダ体41と上記のシリンダ
1の外周との間に形成される隙間(符示せず)内に摺動
可能に収装される環状ピストン体42とを有してなり、
上記の隙間内に環状ピストン体42が収装されることで
形成される油室たる圧力室R3に対する油圧の給排で伸
縮するように構成されている。
【0038】そして、上記の環状ピストン体42が前記
した懸架ばね3の上端を係止するばね受を兼ねるとして
おり、したがって、この油圧シリンダ機構4にあって
は、圧力室R3に油圧が作用していないときには、懸架
ばね3の附勢力で環状ピストン体42が環状シリンダ体
41内に押込まれて収縮状態になる。
【0039】また、この油圧シリンダ機構4にあって
は、圧力室R3に所定の油圧が供給されるときに、環状
ピストン体42が懸架ばね3の附勢力に抗して環状シリ
ンダ体41内から突出するようになって伸長状態にな
る。
【0040】ちなみに、この油圧シリンダ機構4にあっ
ては、図示する実施の形態では、環状ピストン体42が
環状シリンダ体41内から大きいストロークで突出して
過伸長状態になるときに、上記の圧力室R3がシリンダ
1に開穿の圧力解放ポート1bを介してリザーバRに連
通するように設定されてなるとしており、いわゆるリリ
ーフ機能を発揮し得る構成に設定されている。
【0041】なお、上記のように圧力解放ポート1bを
設けることでリリーフ機能を発揮させるとする場合に
は、油圧シリンダ機構4にいわゆるバルブ構成を設ける
ことでリリーフ機能を発揮させるとする場合に比較し
て、構成が簡単になる点で有利となる。
【0042】一方、上記の油圧シリンダ機構4における
圧力室R3への油圧の給排は、前記したように、緩衝器
本体におけるポンピング作動で具現化されるとしている
が、このポンピング作動を具現化する構成は、以下のよ
うになる。
【0043】すなわち、まず、緩衝器本体は、シリンダ
1内の軸芯部に垂設されるポンプロッド31と、このポ
ンプロッド31の下端側を出没可能に挿入させるポンプ
ハウジング(符示せず)とを有してなり、このポンプハ
ウジング内にポンプロッド31の下端で区画されるポン
プ室Pを形成するとしている。
【0044】このとき、ポンプロッド31は、上端をシ
リンダ1の上端部の下面側に連設させた状態で下端を下
方、すなわち、シリンダ1の開口端側に垂下させるよう
に配設されてなるとしている。
【0045】そして、このポンプロッド31は、軸芯部
に透孔31aを有してなるとしており、この透孔31a
をシリンダ1の上端部に開穿されて前記した油圧シリン
ダ機構4における圧力室Rに連通する通路1cに連通さ
せるとしている。
【0046】一方、ポンプハウジングは、図示する実施
の形態では、ピストンロッド2で代替えされてなるとす
るもので、このピストンロッド2の上端側の軸芯部に開
穿されて上記したポンプロッド31の下端側の挿入を許
容する穴部2aを有してなるとし、この穴部2a内にポ
ンプロッド31の下端で上記のポンプ室Pが区画される
としている。
【0047】そして、このポンプ室Pには、前記したポ
ンプロッド31の軸芯部に開穿の透孔31aの下端が開
口しており、したがって、ポンプ室Pからの油は、油圧
シリンダ機構4における圧力室R3に流入し得ることに
なる。
【0048】なお、上記の透孔31aには、圧力室R3
からの油がポンプ室Pへ逆流することを阻止するチェッ
ク弁31bが配在されている。
【0049】つぎに、ポンプ室Pには、ピストンロッド
2に開穿されてロッド側油室R1からの油の流入を許容
する通路32が連通されており、この通路32には、ポ
ンプ室Pからの油がロッド側油室R1へ逆流することを
阻止するチェック弁32aが配在されている。
【0050】それゆえ、上記の構成からすれば、ピスト
ンロッド2がシリンダ1に対して出没されることになる
と、以下のようにして、圧力室R3への油圧の供給が実
現されることになる。
【0051】すなわち、ピストンロッド2が伸側作動す
るときには、ロッド側油室R1からの油が通路32を介
して拡大されるポンプ室Pに流入し、この状態から、ピ
ストンロッド2が反転して圧側作動すると、収縮される
ポンプ室Pからの油が透孔31aを介して圧力室Rに流
入することになる。
【0052】その結果、油圧シリンダ機構4において
は、圧力室R3に油圧がたち、したがって、環状ピスト
ン体42が環状シリンダ体41内から突出する傾向にな
り、この油圧シリンダ機構4が伸長作動することにな
る。
【0053】なお、油圧シリンダ機構4が伸長作動する
と、懸架ばね3の上端が押し下げられるようになり、し
たがって、ピストンロッド2がシリンダ1内から突出す
る傾向になり、このとき、緩衝器本体におけるいわゆる
ロッド反力が上昇することになる。
【0054】一方、上記のようにして伸長作動する油圧
シリンダ機構4の伸長を停止させるのは、以下の構成に
よる。
【0055】すなわち、まず、前記したポンプロッド3
1の下端側には、前記した透孔31aに並列するように
連通孔31cが開穿されてなるとし、この連通孔31c
は、下端がポンプ室Pに開口するに対して、上端がポン
プロッド31の軸部でピストン側油室R2に開口すると
している。
【0056】そして、この連通孔31cの上端は、ポン
プロッド31の下端側のポンプハウジング内、すなわ
ち、ピストンロッド2の上端側に形成の前記した穴部2
aへの没入状況に応じて、開閉されることになるように
設定されている。
【0057】すなわち、ポンプロッド31の下端側が穴
部2aに浅く没入するときには、連通孔31cの上端が
ピストン側油室R2に開口するが、ポンプロッド31の
下端側が穴部2aに深く没入するときには、連通孔31
cの上端が穴部2aの内周で閉塞されるように設定され
ている。
【0058】それゆえ、上記したように、油圧シリンダ
機構4が伸長作動することで、緩衝器本体が伸長状態に
なる、すなわち、ピストンロッド2がシリンダ1内から
突出することになると、ポンプロッド31の下端側が穴
部2aから抜け出る状態になる。
【0059】その結果、連通孔31cの上端がピストン
側油室R2に開口することになり、したがって、ポンプ
室Pからの油が油圧シリンダ機構4における圧力室R3
には流出されずしてピストン側油室R2に流出されるこ
とになり、油圧シリンダ機構4の伸長が停止されること
になる。
【0060】そして、このとき、透孔31aには圧力室
R3側からの油の流出を阻止するチェック弁31bが配
在されているから、油圧シリンダ機構4における伸長状
態が維持されることになる。
【0061】ところで、上記のようにして伸長作動が停
止された油圧シリンダ機構4における収縮は、以下の構
成によって具現化される。
【0062】すなわち、ポンプロッド31に開穿の透孔
31aには、いわゆる枝分かれ状態に分岐通路31dが
接続されていて、この分岐通路31dがポンプロッド3
1の軸部でピストン側油室R2に開口するとしている。
【0063】ちなみに、分岐通路31dは、上記のチェ
ック弁31bの上流側で透孔31aに接続されるとして
おり、かつ、上記した連通孔31cの開口位置より下方
でピストン側油室R2に開口するとしている。
【0064】それゆえ、ポンプロッド31が上記した以
上に、すなわち、油圧シリンダ機構4における伸長状態
を維持するとき以上にピストンロッド2の穴部2aから
突出する状況になると、上記の分岐通路31dがピスト
ン側油室R2に開口することになり、圧力室R3からの
油がピストン側油室R2に流出して油圧シリンダ機構4
が収縮することになる。
【0065】その結果、油圧シリンダ機構4が伸長状態
にあって車高が高くなっているときに、たとえば、積荷
の降しや乗員数の減少によって車高がさらに高くなると
きには、上記したところから、車高が低くなり、積荷の
揚げや乗員の搭乗を動作的に容易にし得ることになる。
【0066】それゆえ、以上のように構成されたこの発
明による油圧緩衝器にあっては、たとえば、積荷や乗員
の搭乗などによって収縮して車高を低くしている緩衝器
本体が車両の走行で伸縮されることで、所定の減衰力を
発生する一方で、ポンピング作動によって油圧シリンダ
機構4を伸長作動させることになる。
【0067】その結果、緩衝器本体は、懸架ばね3の附
勢力にバランスするように伸長することになり、このと
き、車高が上昇されて、たとえば、車両におけるいわゆ
る底着が回避されることになる。
【0068】そして、緩衝器本体の伸長が続行されるこ
とで油圧シリンダ機構4の伸長が続行されて車高が所定
の状態になると、油圧シリンダ機構4の伸長が停止され
て所定の伸長状態に維持され、それ以上の伸長が停止さ
れることになる。
【0069】また、油圧シリンダ機構4が所定の伸長状
態に維持されている状態から、積荷の降しや乗員数の減
少によって車高が一層高くなるときには、油圧シリンダ
機構4が収縮して、車高が所定の車高状態にまで低下さ
れることになる。
【0070】図2および図3に示す各油圧緩衝器は、前
記した図1に示す油圧緩衝器に対して、減衰力発生部分
以外の構成を変更したものであるが、以下には、これら
について少し説明する。
【0071】ちなみに、以下の各実施の形態において、
その構成が図1に示す実施の形態の場合と同様となると
ころについては、図中に同一の符号を付するのみとし
て、その詳しい説明を省略し、以下には、各実施の形態
において特徴となるところを中心に説明する。
【0072】まず、図2に示す油圧緩衝器は、前記した
図1に示す実施の形態における内筒13に配設を省略す
ると共に、シリンダ1を上方の有頭筒体1dと下方の筒
体1eからなる二分割体で構成するとしたものである。
【0073】それゆえ、この実施の形態による場合に
は、図1に示す実施の形態のようにいわゆるボトム端を
一体に有するシリンダ体、すなわち、言わば長尺になる
有頭円筒状体を加工してシリンダ1を形成する場合に比
較して、シリンダ1の形成が容易になる点で有利とな
る。
【0074】ちなみに、この実施の形態では、ピストン
21に配在されて伸側減衰バルブ21aに並列する伸側
チェック弁21bは、圧側減衰力を発生せずして、いわ
ゆる逆流を阻止する単なるチェック弁に設定されてい
る。
【0075】つぎに、図3に示す油圧緩衝器は、図2に
示す実施の形態の場合と同様に内筒13に配設を省略す
る一方で、シリンダ1内にベースバルブケース12を有
しない構成に設定されてなるとするものである。
【0076】それゆえ、この実施の形態による場合に
は、シリンダ1をその上端側の内周に段差部1aを有し
ない有頭円筒状に形成すれば良く、加工工数が減るのは
もちろんのこと、ベースバルブケース12を有しない
分、重量の軽減が可能になり、また、バルブ数が減る点
でコスト的にも有利となる。
【0077】なお、この実施の形態による場合には、圧
側の減衰力は、ピストン21に配設の圧側減衰バルブ2
1cによって発生されるとしている。
【0078】図4および図5に示す各油圧緩衝器は、前
記した各油圧緩衝器に対して、減衰力発生部分の構成を
変更したものであるが、以下には、これについて少し説
明する。
【0079】ちなみに、以下の各実施の形態において、
その構成が前記した図1に示す実施の形態の場合と同様
となるところについては、図中に同一の符号を付するの
みとして、その詳しい説明を省略し、以下には、各実施
の形態において特徴となるところを中心に説明する。
【0080】まず、図4に示す実施の形態では、油圧緩
衝器の伸長作動時に発生される減衰力を安定させる構成
に設定されてなるとする。
【0081】すなわち、この実施の形態にあっては、ピ
ストンロッド2に形成されて図中で下端となる一端がポ
ンプ室Pに開口する通路33の図中で上端となる他端が
ピストン側油室R2に開口してなるとしている。
【0082】すなわち、前記した図1に示す実施の形態
では、一端がポンプ室Pに開口する通路32の他端がロ
ッド側油室R1に開口しているところと差異がある。
【0083】なお、上記の通路33には、通路32の場
合と同様に、チェック弁33aが配在されている。
【0084】それゆえ、この実施の形態では、ポンプP
が拡大する伸長作動時にピストン側油室R2からの油が
通路33およびチェック33aを介してポンプPに流入
することになり、このとき、ロッド側油室R1の油は、
ピストン21に配在の伸側減衰バルブ21aを介してピ
ストン側油室R2に流入することになる。
【0085】その結果、図1に示す実施の形態では、連
通孔31cの上端が閉鎖されているときに、ロッド側油
室R1の油がピストン21に配在の伸側減衰バルブ21
aを介してピストン側油室R2に流入し、高い減衰力を
発生することになるが、連通孔31cの上端が開放され
ているときには、ロッド側油室R1の油がポンプ室Pお
よび連通孔31cを介してピストン側油室R2に流入す
ることになり、高い減衰力の発生を期待できなくなる。
【0086】それに対して、この実施の形態による場合
には、連通孔31cの上端が閉鎖されているか開放され
ているかに拘わりなく、ロッド側油室R1の油が伸側減
衰バルブ21aを介してピストン側油室R2に流入する
ことになり、安定した伸側減衰力の発生を期待し得るこ
とになる。
【0087】したがって、図1に示す実施の形態では、
路面振動が入力される機会を少なくしてポンピング作動
を優先させる場合の利用に適するのに対して、この実施
の形態による場合には、ポンピング作動を必要とするの
はもちろんであるが、路面振動の入力機会が多い場合の
利用に適することになる。
【0088】つぎに、図5に示す実施の形態では、油圧
緩衝器の伸縮作動時に発生される減衰力がその利用状況
に応じたものになるように設定されている。
【0089】すなわち、この実施の形態にあっては、ポ
ンプロッド31に形成の連通孔31cおよび分岐路31
dがピストン側油室R2に対して開閉する際に、言わば
いきなり開閉状態になるのが阻止される構成に設定され
ている。
【0090】すなわち、図示しないが、油圧緩衝器が収
縮状態にあるときには、連通孔31cおよび分岐路31
dは、ピストン21の軸芯部に開穿されてポンプ室Pを
形成する穴部2aの内周に対向していて閉鎖状態に維持
されるが、この穴部2aの図中で上端部となる内周部に
適宜の長さに亙ってわずかに拡径された環状隙間2bが
形成されてなるとし、この環状隙間2bに連通孔31c
および分岐路31dが対向するときには、その状態下で
の言わばわずかな油の流通を許容し、連通孔31cおよ
び分岐路31dがピストン側油室R2に開口するときに
は言わば全面的に油の流通を許容するとしている。
【0091】それゆえ、この実施の形態による場合に
は、連通孔31cが閉鎖状態にあるときにポンピング作
動が続行され、分岐路31dが閉鎖状態にあるときに油
圧シリンダ機構4の収縮が阻止される一方で、連通孔3
1cがピストン側油室R2に開口するときにポンピング
作動が停止され、分岐路31dがピストン側油室R2に
開口するときに油圧シリンダ機構4の収縮が許容される
のはもちろんとして、連通孔31cおよび分岐路31d
が共に環状隙間2bに対向するときにも、連通孔31c
および分岐路31dが共にピストン側油室R2に開口す
るときと同様の様相を呈することになる。
【0092】しかし、連通孔31cおよび分岐路31d
が共に環状隙間2bに対向するときには、言わば全面的
に開口している訳ではないので、ピストン21がシリン
ダ1内を摺動する速度が速い場合にはポンピング作動が
優先され、逆に速度が遅い場合には油圧シリンダ機構4
の収縮が優先されることになる。
【0093】すなわち、たとえば、車両がオフロード走
行をする場合にはポンピング作動による車高上げが優先
され、車両がオンロード走行をする場合には油圧シリン
ダ機構4の収縮による車高下げが優先されることにな
る。
【0094】その結果、この実施の形態による場合に
は、オフロード仕様の車両がオフロード走行をする場合
はもちろんだが、高速でオンロード走行をする場合に好
ましいな走行状態を現出できることになる。
【0095】図6は、上記した図5に示すところ、すな
わち、連通孔31cと環状隙間2bとの取り合いを具体
化した実施の形態を示すものであるが、以下には、これ
について少し説明する。
【0096】まず、図6(a)に示すように、ポンプロ
ッド31においては、軸芯部に透孔31aが開穿されて
なると共に、この透孔31aの図中で下端部となるポン
プ室(図示せず)への開口端部にチェック31bを有し
ている。
【0097】そして、このポンプロッド31において、
図6(b)にも示すように、図中で上端側寄りとなる部
位の外周に言わば浅い切欠面31eを有すると共に、図
中で下端側となる部位の外周に上記の浅い切欠面31e
に連続するが比較すれば深くなる切欠面31fを有して
なるとしている。
【0098】このとき、切欠面31eが上記した図5に
示す実施の形態における環状隙間2bに相当し、切欠面
31fが同じく連通孔31cに相当することになる。
【0099】それゆえ、この実施の形態によれば、油圧
緩衝器が伸縮してポンプロッド31が穴部2a(図5参
照)に対して、たとえば、浅く出没されることで、切欠
面31eがピストン側油室R2に露呈して連通状態にな
り、わずかな油の流通を許容し、また、深く出没される
ことで、切欠面31fがピストン側油室R2に露呈して
連通状態になり、全面的な油の流通を許容することにな
る。
【0100】そして、図6(c)に示す実施の形態にあ
っては、切欠面31fの構成は、図6(a)に示す実施
の形態の場合と同様であるが、この切欠面31fに連続
する上方の切欠面31gが言わばテーパ面からなるとす
るものである。
【0101】それゆえ、この実施の形態による場合に
は、ここにおける通過油量が図6(a)および図6
(b)に示す実施の形態の場合に比較して、ストローク
に応じて徐々に油量を増減し得ることになる点で有利と
なる。
【0102】なお、図示しないが、図5における分岐路
31dについても、同様の構成を採用できることはもち
ろんである。
【0103】そして、上記した図4および図5に示す各
実施の形態にあって、油圧緩衝器の伸縮時には所定のポ
ンピング作動および減衰作用が実現されるのはもちろん
である。
【0104】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、緩
衝器本体がリザーバをシリンダ内に有する単筒型に設定
されてなるとして、リザーバをシリンダの外周に有する
構成とされないから、緩衝器本体における径方向の寸法
を小さく抑えることが可能になり、したがって、懸架ば
ねの一端を昇降させる油圧シリンダ機構が緩衝器本体の
外周に介装されるとしても、油圧緩衝器における径方向
の寸法をいたずらに大きくしないことになる。
【0105】また、この発明では、緩衝器本体がいわゆ
る倒立型に設定されていて、油圧シリンダ機構における
主作動部分がシリンダたる車体側部材に介装されること
になるから、油圧シリンダ機構における主作動部分が車
軸側部材に介装される場合に比較して、車載状態で泥を
被る機会が減り、油圧シリンダ機構における主作動部分
の作動性や耐久性を保障し得ることになる。
【0106】そして、この発明にあって、シリンダが上
下の二分割の態様に設定される場合には、いわゆるボト
ム端を一体に有するシリンダ体、すなわち、有頭円筒状
体を加工してシリンダを形成する場合に比較して、シリ
ンダの形成が容易になる点で有利となる。
【0107】また、この発明にあって、シリンダ内にベ
ースバルブケースを有しない構成に設定されるとする場
合には、シリンダの上端側の内周に段差部を有しない有
頭円筒状に形成すれば良く、加工工数が経るのはもちろ
んのこと、ベースバルブケースを有しないとする分、重
量の軽減が可能になる点で有利となる。
【0108】さらに、この発明にあって、ポンプ室への
油の供給ルートを変更することで、車種に応じてポンピ
ング作動を優先させた油圧緩衝器や、ポンピング作動は
もちろんだが、効果的な減衰作用をする油圧緩衝器を提
供し得ることになる。
【0109】そしてさらに、ポンプ室を構成するポンプ
ロッドに僅かな設計変更を施すことで、オフロード仕様
の車両がオフロード走行する場合の車高上げを優先させ
る一方で、高速でオンロード走行する場合の車高下げを
優先させることが可能になる利点がある。
【0110】その結果、この発明によれば、全体の小径
化や重量の低減化を可能にして車両への搭載性を向上さ
せると共にコストの低廉化を可能にして、その汎用性の
向上を期待するのに最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による油圧緩衝器を一
部断面で示す正面図である。
【図2】他の実施の形態による油圧緩衝器を図1と同様
に示す図である。
【図3】他の実施の形態による油圧緩衝器を図1と同様
に示す図である。
【図4】他の実施の形態による油圧緩衝器を図1と同様
に示す図である。
【図5】他の実施の形態による油圧緩衝器を図1と同様
に示す図である。
【図6】図5におけるポンプロッドの具体的な実施の形
態を示す部分図であって、(a)は、断面図であり、
(b)は、(a)中のY−Y線位置から示す正面部図で
あり、(c)は、他の実施の形態を(b)と同様に示す
図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 1a 段差部 1b 圧力解放ポート 1c,32 通路 1d 有頭筒体 1e 筒体 2 ピストンロッド 2a 穴部 2b 環状隙間 3 懸架ばね 4 油圧シリンダ機構 11 ベアリング 11a シール 12 ベースバルブケース 12a,21c 圧側減衰バルブ 12b 圧側チェック弁 13 内筒 14 ストッパ 15,22a アイ 21 ピストン 21b 伸側チェック弁 22 ばね受 31 ポンプロッド 31a 透孔 31b,32a,33a チェック弁 31c 連通孔 31d 分岐通路 31e,31g 環状隙間に相当する切欠面 31f 連通孔に相当する切欠面 32,33 通路 41 環状シリンダ体 42 環状ピストン体 R リザーバ R1 ロッド側油室 R2 ピストン側油室 R3 圧力室 P ポンプ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに対してピストンロッドを出没
    可能に挿通させてなる緩衝器本体を伸側方向に附勢する
    懸架ばねが油圧シリンダ機構の配在下に緩衝器本体に介
    装されてなる一方で、油圧シリンダ機構が緩衝器本体に
    おけるポンピング作動で伸縮作動して懸架ばねの一端を
    係止するピストンロッドをシリンダに対して出没させる
    ように設定されてなる油圧緩衝器において、緩衝器本体
    がリザーバをシリンダ内に有する単筒型に設定されてな
    る一方で、緩衝器本体を構成するシリンダが車両におけ
    る車体側に連結される車体側部材に設定されると共に、
    緩衝器本体を構成するピストンロッドが車両における車
    軸側に連結される車軸側部材に設定されなることを特徴
    とする油圧緩衝器
JP37179198A 1998-09-11 1998-12-28 油圧緩衝器 Expired - Fee Related JP3943270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37179198A JP3943270B2 (ja) 1998-09-11 1998-12-28 油圧緩衝器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-258622 1998-09-11
JP25862298 1998-09-11
JP37179198A JP3943270B2 (ja) 1998-09-11 1998-12-28 油圧緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000145873A true JP2000145873A (ja) 2000-05-26
JP3943270B2 JP3943270B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=26543765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37179198A Expired - Fee Related JP3943270B2 (ja) 1998-09-11 1998-12-28 油圧緩衝器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3943270B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094217A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Yamaha Motor Co Ltd 車両用油圧緩衝器及び該油圧緩衝器を備えた自動二輪車
JP2008128429A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整機能付緩衝器
JP2008128428A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整機能付緩衝器
DE102013102591A1 (de) 2012-09-25 2014-03-27 Showa Corporation Einrichtung in einem Motorrad zum Einstellen seiner Höhe

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187504U (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 株式会社 昭和製作所 自動車高調整機構
JPS6015210A (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 Showa Mfg Co Ltd 車高一定ダンパ−
JPS61235285A (ja) * 1985-04-11 1986-10-20 ヤマハ発動機株式会社 車両の車高調整装置
JPS61201910U (ja) * 1985-06-07 1986-12-18

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187504U (ja) * 1983-05-31 1984-12-12 株式会社 昭和製作所 自動車高調整機構
JPS6015210A (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 Showa Mfg Co Ltd 車高一定ダンパ−
JPS61235285A (ja) * 1985-04-11 1986-10-20 ヤマハ発動機株式会社 車両の車高調整装置
JPS61201910U (ja) * 1985-06-07 1986-12-18

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094217A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Yamaha Motor Co Ltd 車両用油圧緩衝器及び該油圧緩衝器を備えた自動二輪車
JP2008128429A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整機能付緩衝器
JP2008128428A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Kayaba Ind Co Ltd 車高調整機能付緩衝器
JP4726077B2 (ja) * 2006-11-24 2011-07-20 カヤバ工業株式会社 車高調整機能付緩衝器
DE102013102591A1 (de) 2012-09-25 2014-03-27 Showa Corporation Einrichtung in einem Motorrad zum Einstellen seiner Höhe
US20140084528A1 (en) * 2012-09-25 2014-03-27 Showa Corporation Vehicle-height adjustment apparatus of motorcycle
US9067636B2 (en) 2012-09-25 2015-06-30 Showa Corporation Vehicle-height adjustment apparatus of motorcycle
DE102013102591B4 (de) * 2012-09-25 2019-08-29 Showa Corporation Einrichtung in einem Motorrad zum Einstellen seiner Höhe

Also Published As

Publication number Publication date
JP3943270B2 (ja) 2007-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0841200B1 (en) Vehicular height adjusting device
KR101410155B1 (ko) 유압 완충기
KR100890109B1 (ko) 차고 조정 장치
US6871845B2 (en) Self-pumping, hydropneumatic suspension strut unit
KR100363449B1 (ko) 유압 완충기
JP2001180245A (ja) 車両用懸架装置
JP2000145873A (ja) 油圧緩衝器
US6789652B2 (en) Resilient leg
JP2000120756A (ja) 油圧緩衝器
JP2001182771A (ja) 車高調整装置
JPH07190125A (ja) 油圧緩衝器
JP4816968B2 (ja) 油圧緩衝器
JP4003140B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2004068839A (ja) 車両の油圧緩衝器
JPH0942356A (ja) 油圧緩衝器
JP4955138B2 (ja) フロントフォーク
JP3813328B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2000337419A (ja) 油圧緩衝器
JP5110285B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2003254374A (ja) 油圧緩衝器
JP2008025665A (ja) 油圧緩衝器における内部シール構造
JP2000185537A (ja) シリンダ装置
JP4844889B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2003329077A (ja) フロントフォーク
JPH10184762A (ja) 車高調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees