JP2000145231A - ロッド棒ロック装置 - Google Patents

ロッド棒ロック装置

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JP2000145231A
JP2000145231A JP10323140A JP32314098A JP2000145231A JP 2000145231 A JP2000145231 A JP 2000145231A JP 10323140 A JP10323140 A JP 10323140A JP 32314098 A JP32314098 A JP 32314098A JP 2000145231 A JP2000145231 A JP 2000145231A
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修平 大野
Katsumi Ito
嘉告巳 伊藤
Kenichi Yamada
健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】クレモン錠等に連結されるロッド棒に介設
して、クレモン錠等に備わるロック手段とは独立に扉開
放不能位置のロッド棒をロック可能とする新規なロッド
棒ロック装置を提供する。 【手段】ロック棒ロック装置を、扉の所定位置に設置す
るケース部材10と、ケース部材10を上下方向に変位
可能に貫通し、既存の上方ロッド棒を分割した形のクラ
ッチ側ロッド棒1及びクレモン錠側ロッド棒2を上下に
接続するロッド部材20と、扉開放不能位置のロッド部
材20の凹部23にストッパー34のロッド係合部36
を係合させてロッドの変位を不能とするカム機構30と
から構成する。凹部23にロッド係合部36が入り込ん
だ状態で、ロッド部材20はロック状態となり、この状
態からサムターン40をロック解除位置へと90°回す
と、凹部23からロッド係合部36が外れ、ロッド部材
20のケース部材10に対する上下動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はロッド棒ロック装置
に関し、更に詳しくは、扉を閉める際、ハンドルの回動
操作に伴って変位して扉の上部及び下部を扉受け口に係
止させるために取り付けられるロッド棒に介設して、扉
開放不能位置のロッド棒をロック可能とするロッド棒ロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、扉を確実強固に閉鎖するた
め、ハンドルの回動操作に伴って、扉の側部からデッド
ボルトを突出させ、扉受け口のデッドボルト受けに受け
入れさせると共に、上方ロッド棒及び下方ロッド棒を上
方及び下方にそれぞれ変位させ、ラッチ錠等を介して扉
の上部及び下部を扉受け口に係止させるいわゆる3点締
付けを可能とするクレモン錠等が知られている。
【0003】そして、クレモン錠等にロック手段が一体
的に備わる場合は、そのロック手段によってハンドルを
回動不能とし、もって扉を開放不能とする位置にあるロ
ッド棒をロックすることができるが、クレモン錠等にそ
のようなロック手段が備わっていない場合、扉開放不能
位置のロッド棒をロックすることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、クレモン錠等に連結されるロッド棒に介設して、ク
レモン錠等に備わるロック手段とは独立に扉開放不能位
置のロッド棒をロック可能とする新規なロッド棒ロック
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハンド
ルの正逆回動操作に伴って長手方向に進退して扉を開放
不能/開放可能とするためのロッド棒に介設して、扉開
放不能位置の当該ロッド棒をロック可能とする装置であ
って、扉に設置する装置本体と、この装置本体を進退可
能に貫通し、前記ロッド棒の少なくとも一部を構成させ
るロッド部材と、扉開放不能位置の前記ロッド部材を前
記装置本体に対して固定するためのロッド固定手段とを
備えることを特徴とするロッド棒ロック装置が提供され
る。
【0006】即ち、本発明に係るロッド棒ロック装置
は、クレモン錠等に連結される上方ロッド棒(又は下方
ロッド棒)の中間に介設して、扉開放不能位置のロッド
棒をロック可能とするものである。従って、ロック手段
を備えていないクレモン錠等であってもロック可能とな
り、また、ロック手段を既に備えているクレモン錠等に
あっては、当該ロッド棒ロック装置によっていわゆるダ
ブルロックが可能となる。
【0007】本装置は、主として既設のクレモン錠等に
おける上方ロッド棒に介設するものであるが、特にこれ
に限定するものではなく、新設のクレモン錠等に取り付
けたり、下方ロッド棒に介設することも可能である。
【0008】装置本体は、ロッド固定手段を介してロッ
ド部材を開放不能状態の扉に対して固定可能とするもの
であり、例えばロッド固定手段を内蔵させたケース状の
形態とすることができる。
【0009】ロッド棒の少なくとも一部を構成させるロ
ッド部材とは、例えば既設の上方ロッド棒に本装置を介
設する場合、ロッド部材が上方ロッド棒の少なくとも一
部を構成する趣旨であり、そのため一般的には、上方ロ
ッド棒をクラッチ側(上方側)ロッド棒とクレモン状側
(下方側)ロッド棒とに分割した態様にて取り替え、ク
ラッチ側ロッド棒とクレモン錠側ロッド棒との間にロッ
ド部材を介設する。この際、ロッド部材とクラッチッチ
側及びクレモン錠側ロッド棒との総長は元の上方ロッド
棒の長さに一致する。また、ロッド部材自体のみによっ
て元の上方ロッド棒を代替させることもできる。
【0010】ロッド固定手段としては、カム機構等を好
ましく用いることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0012】図1は本発明に係るロック棒ロック装置の
正面図であり、図2は図1の透視図、図3は図1の一部
A−A断面に沿う断面説明図である。ロック棒ロック装
置は、装置本体としての矩形箱状のケース部材10と、
ケース部材10の上下面の穿孔14を介してケース部材
10を上下方向に変位可能に貫通するロッド部材20
と、ケース部材10の内部に配設したロッド固定手段と
してのカム機構30とを備える。ケース部材10は、上
下左右面及び前面を実質規定するケース本体11と、ケ
ース本体11の後方を閉じるケース蓋12と、ケース本
体11の外側を被覆する化粧カバー13とから構成され
る。
【0013】ロッド部材20の上下端部には、詳細は後
述される上方ロッド棒(1,2)を接続するためのジョ
イント部材21、22が付設され、かかるジョイント部
材21,22によってロッド部材20はケース部材10
から抜脱不能となる。また、ロッド部材20の中央には
カム機構30と係合させる凹部23が設定される。
【0014】カム機構30は、前後一対のカムプレート
31と、各カムプレート31間を連結する第1及び第2
のカム軸32,33と、第1のカム軸32をカム軸受け
用のカムスリット35に受け入れると共に、一のスタッ
ドピン38を中心に回動可能に配されるストッパー34
と、第2のカム軸33に係合させるカムスプリング(ね
じりコイルスプリング)39とを有する。カムプレート
31の中央の孔31'には、ケース部材10の前面中央
の穿孔を介して、ケース部材10外からサムターン40
の回動軸41が一体的に連結される。尚、化粧板13の
前面には、図1に示すように、ロック位置及びロック解
除位置が表示される。ストッパー34は、図4に示され
るように、前後一対のストッパープレート34'と、各
プレート34'間を連結する板状のロッド係合部36及
びスプリング係合部37とを有する。
【0015】以上のカム機構30は、図2に示されるよ
うに、ロッド部材20の凹部23にストッパー34のロ
ッド係合部36が入り込んだ状態で、ロッド部材20の
ケース部材10に対する上下動が不能となる(ロック状
態)。このロック状態では、サムターン40はロック位
置にある(図1参照)。このロック位置からサムターン
40をロック解除位置へと90°回すと、図5に示すよ
うにカムプレート31も90°回動し、第1のカム軸3
2がストッパーカムスリット35内を上端部から下端部
へと移動しながら、ストッパー34をスタッドピン38
を中心に僅かに右方向に回動させる。これによってロッ
ド部材20の凹部23からストッパーロッド係合部36
が外れ、ロッド部材20のケース部材10に対する上下
動が可能となる(ロック解除状態)。
【0016】また、カムプレート31がロック位置から
ロック解除位置へと90°回動する間、第2のカム軸3
3はカムスプリング39を図2の初期状態から圧縮した
後、再び初期状態に戻す(図5参照)。従って、カムス
プリング39はロック位置とロック解除位置との中間位
置にある第2のカム軸33を弾性的復元力によってロッ
ク位置又はロック解除位置側へ向かうように働きかけ、
第2のカム軸33がロック位置又はロック解除位置にお
いて安定的に収まるように作用する。尚、ロック状態
(図2参照)においては、スプリング39の基端側に接
する第2のカム軸33と共に、ストッパー34のスプリ
ング係合部37もスプリング37の先端側に接し、ま
た、ロック解除状態(図5参照)において、第2のカム
軸33はスプリング39の先端側とスプリング係合部3
7との間に入る。
【0017】以上のロッド棒ロック装置を既設のクレモ
ン錠の上方ロッド棒(図示せず)に介設するにあたって
は、まず、上方ロッド棒を分割する形で長さ調整したラ
ッチ側ロッド棒1とクレモン錠側ロッド棒2とに取り替
え、これらラッチ側ロッド棒1及びクレモン錠側ロッド
棒2をロッド部材20の上下端部のジョイント部材2
1、22にリベット、ワッシャ、割りピン等を用いてそ
れぞれ接続する。尚、ラッチ側ロッド棒1とクレモン錠
側ロッド棒2とロッド部材20とを足した長さが元の上
方ロッド棒の長さとなる。
【0018】次に、ケース部材10は扉の所定位置に取
り付ける。これは、ラッチ側ロッド棒1が扉上部のラッ
チ錠(図示せず)を施錠して扉を開放不能とする上方位
置にロッド部材20を位置させ、このロッド部材20の
凹部23にストッパー34のロッド係合部36が係合可
能となる位置に取り付けられる。このケース部材10の
取付け作業を容易にするため、ケース部材10の上面と
ロッド部材20の上端側のジョイント部材21との間の
ロッド部材部分に、図6に示す位置決キャップ50をス
ペーサーとして嵌め込み、該キャップ50によって上端
側ジョイント部材21を所定高さに支持して行うことが
できる。
【0019】ロッド部材20は、通常サムターン40を
ロック解除位置にして、クレモン錠のハンドル回動操作
に伴い、上方ロッド棒の一部としてラッチ側ロッド棒1
及びクレモン錠側ロッド棒2と共に上下動し、扉上部の
ラッチ錠の施解錠等を介して、扉を開放不能/開放可能
とする。そして、扉を開放不能とするロッド部材20の
上方位置でサムターン40をロック位置に回動させるこ
とにより、既述したようにストッパー34のロッド係合
部36をロッド部材20の凹部23に入り込ませ、これ
によってロッド部材20及びラッチ側、クレモン錠側ロ
ッド棒1,2を上下動不能として(ロック状態)、開放
不能状態の扉をロックすることができる。この際ハンド
ルは間接的に回動不能となる。
【0020】尚、ロッド棒ロック装置に対しては、ケー
ス部材10の後面側から後方カムプレート31に、図7
に示すように、公知のシリンダー状のロックユニット
(シリンダー錠)60を付設すると共に、フロントピン
73等を介してロックユニット60のカギ穴部61を開
閉自在にカバーする防水キャップ71付きの公知のシリ
ンダーキャップ70を付設することができ、これによっ
て扉ロック状態のカム機構30を更にロックすることが
できる。この場合、扉はケース部材10とシリンダーキ
ャップ70との間に来て、シリンダーキャップ70側が
扉の外側、サムターン40側が扉の内側に配される。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るロッド
棒ロック装置では、既存の上方ロッド棒等に介設するこ
とにより、ロック手段を備えていないクレモン錠等に対
して、扉開放不能位置の上方ロッド棒をロック可能とな
り、また、ロック手段を備えているクレモン錠等に対し
てはダブルロックが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロッド棒ロック装置の正面図であ
る。
【図2】図1の透視図であって、ロッド部材を固定した
状態のカム機構が示される。
【図3】図1の一部A−A断面に沿う断面説明図であ
る。
【図4】ストッパーの斜視図である。
【図5】ロッド部材の固定を解除した状態のカム機構を
示す部分説明図である。
【図6】位置決キャップの斜視図である。
【図7】シリンダー錠及びシリンダーキャップを付設し
たロッド棒ロック装置を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ケース部材 11 ケース本体 12 ケース蓋 13 化粧カバー 20 ロッド部材 21,22 ジョイント部材 23 凹部 30 カム機構 31 カムプレート 32 第1のカム軸 33 第2のカム軸 34 ストッパー 35 カムスリット 36 ロッド係合部 37 スプリング係合部 38 スタッドピン 39 カムスプリング 40 サムターン 50 位置決キャップ 60 シリンダー錠 70 シリンダーキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルの正逆回動操作に伴って長手方
    向に進退して扉を開放不能/開放可能とするためのロッ
    ド棒に介設して、扉開放不能位置の当該ロッド棒をロッ
    ク可能とする装置であって、扉に設置する装置本体と、
    この装置本体を進退可能に貫通し、前記ロッド棒の少な
    くとも一部を構成させるロッド部材と、扉開放不能位置
    の前記ロッド部材を前記装置本体に対して固定するため
    のロッド固定手段とを備えることを特徴とするロッド棒
    ロック装置。
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