JP3383931B2 - かばんの錠装置 - Google Patents

かばんの錠装置

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JP3383931B2
JP3383931B2 JP02995395A JP2995395A JP3383931B2 JP 3383931 B2 JP3383931 B2 JP 3383931B2 JP 02995395 A JP02995395 A JP 02995395A JP 2995395 A JP2995395 A JP 2995395A JP 3383931 B2 JP3383931 B2 JP 3383931B2
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慎路郎 山根
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美和ロック株式会社
株式会社松崎
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B65/00Locks or fastenings for special use
    • E05B65/52Other locks for chests, boxes, trunks, baskets, travelling bags, or the like

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、アタッシュケース、
スーツケースその他のかばんにおける錠装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のかばんの錠装置としては次に示す
ような形式のものを挙げることできる。その一の錠装置
は、かばん本体に固定された基枠内にスライダを設ける
こと;スライダにレバーの端を枢着すること;レバーの
中間部と基枠との間はリンクで連係させること;スライ
ダには前記レバーの自由端が外方に向くように付勢させ
るばねを設けること;レバーを押し込んだとき基枠に自
動的に係合させるようにした、ラッチばねを有するラッ
チを該レバーに備えること;前記レバーにシリンダ錠を
設けること;鍵の回動操作により基枠に対し係脱される
錠止片をシリンダ錠の内筒の先端部に設けること;及
び、かばんの蓋側に固定された鉤片の先端に選択的に係
止され、かばんを閉鎖状態に保持させる止め部材を、上
記スライダの側部に設けたことを条件として構成されて
いる。 【0003】また、他の錠装置は、実公平5−525号
公報に記載されているように、トランクケースの上蓋の
両端部に一対のプッシュレバーを揺動可能に設けると共
に、各プッシュレバーの下側に突設されたロックピンを
トランクの下ケースの内面のフックに係合させて錠止さ
せるようにし、上記一対のプッシュレバーの開閉を上蓋
の中央部に設けたシリンダ錠及びスライド式のロックで
制御するようにしたものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の一
の錠装置は、機能や強度の割に機構が複雑で、全体とし
て重量が大であるなどの改良すべき点が見られる。 【0005】また、従来の他の錠装置は、鞄の大きさが
変るとプッシュレバーの制御機構の寸法を変えなければ
ならない、という不都合がある。 【0006】この発明のかばんの錠装置は、従来装置に
おける機能や強度を犠牲にすることなくスライダ及びリ
ンクを排し、機構の簡単化、コストダウン並びに軽量化
を図ることを目的として提案されたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のかばんの錠装置は、かばん本体と蓋側の
接合部において、かばん本体側に固定された中空の基枠
と、この基枠の外側において、一端を回動可能に支承さ
れ、ばねで自由端が外方に向くように付勢さたレバー
と、かばんの蓋側に固定された鉤片と、レバーの内面部
に基枠に向け突設された突片と、このレバーの自由端側
に摺動可能に装着され、レバーを押し込んだとき基枠に
自動的に係合させるようにした、ラッチばねを有するラ
ッチとを有し、レバーを基枠側に押込み、ラッチでレバ
ーを基枠に係止した状態で、上記突片を鉤片と係合させ
ることにより蓋を拘束するようにしたものであって、上
記レバーにこれを貫通するようにシリンダ錠を設け、
の内筒の内端に装着された錠止片を鍵の回動操作によ
り、基枠の溝部に係脱させるようにしたことを特徴とす
。 【0008】 【作用】図1及び図2はかばんの蓋側20をかばん本体
10に対し閉ざし、かつシリンダ錠7で施錠した状態を
示している。 【0009】 ここに、シリンダ錠7の内筒先端72に
固着された錠止片8は、かばん本体10に固定された基
枠1の溝部12に係合しているので、ラッチ5を手で操
作してレバー2と基枠1との間の係止状態を解いても、
押し込み位置にあるレバー2を立ち上がらせることはで
きない。 【0010】従って、かばんの蓋側20に固定された鉤
片9に対し、レバー2の突片21が係入された状態が保
たれるので、かばんの蓋側20はかばん本体10に対し
閉鎖位置に保持されることになる。 【0011】かばんを開放するにはレバー2上のシリン
ダ錠7に図3に示す鍵70を差し込み、シリンダ錠7の
内筒72と共に錠止片8を例えば左回りに90度回転さ
せる。 【0012】 すると、錠止片8は溝部12から外れ、
図2の1点鎖線の位置に変位するので、レバー2の基枠
1に対する施錠状態が解かれる。 【0013】 次いで、ラッチ5をラッチばね6に抗し
て図2で左方向に摺動させると、レバー2の基枠1に対
する係合が解けるので、レバー2はばね4の付勢力によ
り矢印A方向に自動的に跳ね上がる。 【0014】 ここに、レバー2の突片21とかばんの
蓋側20の鉤片9との係 状態が解除されるので、
かばんは自由に開閉できることになる。 【0015】 逆にかばんに施錠するには、かばんを閉
鎖した後、レバー2を矢印Aと逆方向に手指で押し戻
し、次いでこれを離すことにより、ラッチ5を介して
バー2を基枠1に対し自動的に係止させる。 【0016】 そして、鍵70によりシリンダ錠7の内
筒72を錠止片8と共に例えば右回りに90°回転させ
ると、錠止片8が再び基枠の溝部12と係合するに致
り、図1及び図2に示す当初の施錠状態に戻ることにな
る。 【0017】 【実施例】以下図面に示す実施例に基いてこの発明につ
いて説明する。図1及び図2において、符号10はアタ
ッシュケース、スーツケースその他のかばんにおける本
体、20はかばん本体10に枢着されたかばんの蓋側を
それぞれ示す。 【0018】この発明の錠装置は、前記のようなかばん
に対し1個又は2個取り付けて用いられる。図示例のか
ばんには、取手(図示しない)が取り付けられる中央基
板30の長さ方向の前後に、この発明の錠装置が対称的
に設けられているが、その一方は図示が省略されてい
る。 【0019】錠装置用の基枠1は、それに当接するレバ
ー2が突出部分を有するので、中空に作られており、全
体はねじ91等でかばん本体10に固定してある。 【0020】そして、基枠1の長さ方向の一端部にはレ
バー2の一端が横軸3で枢着してあり、そのレバー2は
ねじりばね4等で自由端が外方に向くように付勢してあ
る。 【0021】 符号5は、レバー2の自由端側に摺動可
能に装着された周知のラッチで、圧縮コイルばねその他
のラッチばね6を有しており、図2で右方向に向け付勢
させてある。従って、このラッチ5は、レバー2を手で
基枠方向に押し込んだとき、先端の爪片51に形成され
た傾斜部と対応部11との間に生じる楔作用により、爪
片51が基枠1の対応部11に自動的に係合する。 【0022】また、前記レバー2の中央部には周知のシ
リンダ錠7が設けてある。図示のシリンダ錠7は、レバ
ー2の一部を外筒71、外筒71に回動可能に嵌め合わ
された内筒72、複数の磁石ピン73及び複数のピンば
ね74からなる磁石ピンタンブラー錠である。 【0023】 磁石ピン73は、内外筒の軸線に沿う
向、すなわち、鍵70の挿入方向に装着された形式のも
のであるが、シリンダ錠としては、その他に磁石ピンの
装着方向が異なる形式、例えば半径方向に装着された
石ピンタンブラー錠、非磁石式のピンタンブラー錠又は
ディスクタンブラー錠等を用いることができる。 【0024】符号75は、内筒72の表面部分に施され
た目印の表示で、鍵70の挿入方向及び施解錠状態を表
すためのものである。 【0025】前記外筒71の底部を貫通させることによ
りレバー2の下面側に突出させた内筒72の先端部に
は、全体が例えば逆T字状をなす錠止片8が止めねじ9
2等により固定してある。 【0026】この錠止片8は、図3に示す複数の磁石片
76をを備えた鍵70によりシリンダ錠7を回動操作し
たとき、内筒72と共に回動し、基枠1における溝部1
2に係脱する。 【0027】なお、図2において、実線で表された錠止
片8は基枠1の溝部12に係合している状態、すなわ
ち、施錠状態を示しており、1点鎖線で表された錠止片
8は基枠1の溝部12との係合が解かれた解錠状態を示
している。 【0028】上記したレバー2の内面部には、基枠1に
向け一体に又は別体として1つ又は2つの突片21が突
設してある。 【0029】この突片21は、図1及び図2に示すよう
に、かばんの蓋側20を閉じてレバー2を基枠1の上面
部に当接するように押し込んだ時、かばんの蓋側20の
ねじ93等で固定された鉤片9の先端に選択的に係入さ
れ、かばんを閉鎖状態に保持させる。 【0030】 なお、図2において符号13は基枠1の
一方又は両方の側壁に設けた貫通孔で、蓋側20の鉤片
9が抜き差しされるものである。 【0031】 また、図1で鉤片9に対し係合しない他
方(下方)の突片21は、本発明の錠装置が左右を逆に
して取り付けられた場合等にその役割を果たすものであ
る。 【0032】 【発明の効果】以上に説明したこの発明のかばんの錠装
置は、前記した一の従来装置と対比して機能や強度を犠
牲にする事なく、部品数を減少させることができるの
で、機構の簡単化、コストダウン並びに軽量化を図るに
有効である。 【0033】また、前記した他の従来装置と比較して、
トランクの大きさが変っても錠装置の寸法を変える必要
がなく、しかも、プッシュレバーとシリンダー錠を一体
化したので、1ヵ所に使用する場合は構造が簡単であ
り、また、複数箇所に使う場合には安全性が向上する、
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明のかばんの錠装置の実施例を示す平面
図。 【図2】その縦断側面図。 【図3】図1の錠装置を施解錠するための鍵を示す側面
図。 【符号の説明】 10 かばん本体 20 かばんの蓋側 1 基枠 2 レバー 21 突片 4 ばね 5 ラッチ 6 ラッチばね 7 シリンダ錠 70 鍵 72 内筒 9 鉤片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−272183(JP,A) 実開 平2−89171(JP,U) 実公 平5−525(JP,Y2) 実公 昭57−57176(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45C 13/10 E05B 65/52

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 かばん本体と蓋側の接合部において、か
    ばん本体側に固定された中空の基枠と、この基枠の外側
    において、一端を回動可能に支承され、ばねで自由端が
    外方に向くように付勢さたレバーと、かばんの蓋側に
    固定された鉤片と、レバーの内面部に基枠に向け突設さ
    れた突片と、このレバーの自由端側に摺動可能に装着さ
    れ、レバーを押し込んだとき基枠に自動的に係合させる
    ようにした、ラッチばねを有するラッチとを有し、レバ
    ーを基枠側に押込み、ラッチでレバーを基枠に係止した
    状態で、上記突片を鉤片と係合させることにより蓋を拘
    束するようにしたものであって、上記レバーにこれを貫
    通するようにシリンダ錠を設け、その内筒の内端に装着
    された錠止片を、鍵の回動操作により、基枠の溝部に係
    脱させるようにしたことを特徴とするかばんの錠装置。
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