JP4093817B2 - アタッシュケースの錠前 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はアタッシュケースなどに使用して便利な錠前に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来のかばん類の錠前は、センターロックと両側のサイドロックを備え、キーなどでセンターロックを解錠して、サイドロックの解放を可能にしておいて、サイドロックを開くという順序で蓋をあけることを行っており、錠前の構造も操作も複雑であった。
【0003】
そこでアタッシュケースなどには簡便に操作でき、キーなどを用いないで、ワンタッチで開閉が可能な錠前が望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明では前記の課題を解決するために、ケースの本体に取り付けた操作部から左右にのびるリンクの先端に、ケースの蓋に取り付けた係止鉤との係合体を兼ねるスライダーが接するように設けられ、ケース本体に上記の操作部に併設されたダイヤル錠によって上記のリンクの動きを阻止又は解放するように構成されていることを特徴とするアタッシュケースの錠前を得たものである。
【0005】
【実施例】
図1はこの発明の錠前を備えたアタッシュケース10の斜視図、図2は蓋を開いた状態を示す斜視図であって、1はケース本体、2は蓋、20はこの発明の錠前、30は錠前の操作部、40はダイヤル錠をそれぞれ示している。又22は錠前のセンターカバー、23は同じくサイドカバーを示している。さらに3は蓋2に取り付けられている係止鉤、4は本体1に取り付けられているハンドルである。
【0006】
図3は錠前20の部分を取り出して示した正面図、図4は上面図、図5は内部の機構を示す断面図、図6は正面の方向からみた錠前と蓋の係止鉤との関係を示す断面図である。
【0007】
錠前20は外箱21、中央のセンターカバー22、両側のサイドカバー23、中央に併設された操作部30とダイヤル錠40等から構成されている。外箱21、カバー22、23はケースの外皮11をはさんで取りつけられている。
【0008】
操作部30においては、上方レバー31と下方レバー32とが組み合わされてレバーホルダー34に取り付けられている。図10に上方レバー31の、図11に下方レバー32の、図12にレバーホルダー34の斜視図がそれぞれ示されている。35は上方、下方レバーの組み合わせ体をホルダー34に取り付ける保持板、37はレバー31、32の組み合わせ体を操作する操作片、39はレバー組み合わせ体の回転軸である。図7は図5のA−A断面図であって、図5、図7、図11等から判るように下方レバー32にカム溝38が形成されていて、その溝38とカム板33とが係合している。
【0009】
上方レバー31の操作片37に指をあてて上方レバー31を回動させれば、上方レバーと組み合わされている下方レバー32も同時に回動し、下方レバー32のカム溝38と係合している2個のカム板33、33がそれぞれ反対方向に移動する。さらにカム板33の各々に右側リンク24と左側リンク25とが結合されていて、カム板33とともに反対方向に移動する。図12において36はカム板33の係合部が突き出してカム溝38と係合するための孔である。
【0010】
ダイヤル錠40は任意の数の数字盤(図示の例では3個)41を有し、所定の暗証番号を用いて左右のリンク24、25の動きを阻止したり(鎖錠状態)又は可能にしたり(解錠時)することができる。
【0011】
左右のリンク24、25の先端に接してスライダー50が介在している。図8はスライダー50の斜視図、図9は図8をD方向からみた底面図であって、51はケースの蓋2に取り付けられた係止鉤3との係合部、52は蓋をしめた時係止鉤3がスライダー3内に入るための孔である。
【0012】
図示の実施例においては、アタッシュケースの鎖錠時にはカム体33、左右のリンク24、25、スライダー50は全て中央に寄っていて、図6に示されるように蓋2に取り付けられた係止鉤3がスライダー50の孔52を通過して係止部51と係合している。(具体的な構造としては、リンクとスライダーを一体とするか、結合すれば、構造が複雑となるので、外箱21の両端にばねを配置し、スライダーを中央に向けて付勢することなどが考えられる。)
【0013】
アタッシュケース10の蓋2をあける時は、所定の暗証番号によってダイヤル錠40を操作し、左右のリンク24、25の移動の阻止を解除する。(ダイヤル錠関係の機構については、周知の技術であり、この発明の要旨とは直接の関係はないので、詳細な記載は省略する。)そして上方レバー31の操作片37に指をかけて上方レバー31を回動させれば、上方レバー31と組み合わされている下方レバー32も同じ方向に回動する。
【0014】
そうすると下方レバー32のカム溝38と係合しているカム板33はそれぞれカム溝に沿って互いに外方に移動する。そしてカム板の各々と結合されている右方リンク24は右側へ、左方リンク25は左側へ移動する。そしてそれぞれのリンクは対応しているスライダー50を外側へ押す。(即ち図6においては、右方リンク24がスライダー50を右方に押す。)そのため左右のスライダー50において、蓋2の係止鉤3と、スライダー50の係合部51との係合が外れ、蓋2を開けることができる。
【0015】
蓋を閉めるときは、蓋を閉じれば、係止鉤3をスライダー50に押し込む事によって、一時スライダー50も外側に向かって動き、(即ち図6では右方向)又、元に戻ってスライダー50の係合部51と蓋2の係止鉤3とが係合し、鎖錠状態となる。その時、スライドするのはスライダー50のみである。そしてダイヤル錠40の数字盤を適当に廻し、左右のリンク24、25の動きを阻止すれば、操作片37を動かすことができず、完全な鎖錠状態になる。
【0016】
【発明の効果】
この発明のアタッシュケースの錠前は前記の如き構成であって、ダイヤル錠を使用し、中央の操作部の操作片を指で回動させることにより、一動作でアタッシュケースの錠前の解錠を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の錠前を有するアタッシュケースの斜視図
【図2】同じく蓋を開いた状態の斜視図
【図3】錠前の部分を示す正面図
【図4】同じく上面図
【図5】内部の機構を示す断面図
【図6】錠前と蓋に取り付けた係止鉤の関係を示す断面図
【図7】図5のA−A断面図
【図8】スライダーの斜視図
【図9】図8をD方向からみた底面図
【図10】上方レバーの斜視図
【図11】下方レバーの斜視図
【図12】レバーホルダーの斜視図
【符号の説明】
1 ケース本体
2 蓋
3 係止鉤
4 ハンドル
10 アタッシュケース
20 錠前
21 外箱
22 センターカバー
23 サイドカバー
24 右側リンク
25 左側リンク
30 操作部
31 上方レバー
32 下方レバー
33 カム板
34 レバーホルダー
35 保持板
36 孔
37 操作片
38 カム溝
39 レバー回転軸
40 ダイヤル錠
41 数字盤
50 スライダー
51 係合部
52 係止鉤の通る孔

Claims (1)

  1. アタッシュケースの本体に取り付けられた操作部と、2つのカム板を介して前記操作部にそれぞれ連結されて前記各カム板と同方向に動く2本のリンクと、前記各リンクの先端に接するように設けられ前記アタッシュケースの蓋に取り付けられた2つの係止鉤との係合部を有する2個のスライダーと、前記操作部に併設され前記各リンクの動きを阻止又は解放するダイヤル錠とを具備し、前記操作部の外側方向への前記各スライダーの移動に応じて前記各スライダーと前記各係止鉤との係合が解除されるアタッシュケースの錠前において、前記操作部は、操作片を有する上方レバーと、前記上方レバーに組み合わされた下方レバーとを備え、前記下方レバーは、前記操作片が解錠方向に回動操作されて前記上方レバーと前記下方レバーとの組み合せ体が回転することに応じて前記各カム板をそれぞれ反対方向で前記操作部の外側方向に移動させるカム溝を備えることを特徴とするアタッシュケースの錠前。
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