JP2000143090A - くわえづめ減速回し折り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 費用の増加や装置の複雑化をもたらすことな
く、より速い処理速度を実現する。 【解決手段】 くわえづめ減速回し折り装置が、回転可
能に取り付けられており複数の挟み込み部７４ａ〜７４
ｅを含む挟み込み胴７２と、回転可能に取り付けられて
おり挟み込み胴７２とともにニップ７０を形成するくわ
えづめ減速ドラム５２と、くわえづめ減速ドラム５２に
取り付けられている複数のくわえづめ減速機５４ａ〜５
４ｅとを含んでいる。各くわえづめ減速機５４ａ〜５４
ｅは、一度に、複数の折り丁５８ａ〜５８ｅのうちの１
つをつかみ、減速する。複数のくわえづめ減速機５４ａ
〜５４ｅのそれぞれに対応するそれぞれの押し込みブレ
ード５６ａ〜５６ｅは、折り丁５８ａ〜５８ｅが減速さ
れた後で、折り丁５８ａ〜５８ｅのそれぞれを複数の挟
み込み部７４ａ〜７４ｅのうちの対応するものに押し込
む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は印刷機の折り機に関
し、特に、つかみ、減速する回し折り機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の回し折り機は、折り丁の回し折り
されるべき領域が挟み込み胴の挟み込み部に揃えられる
まで折り丁を押し込み胴に保持するために、ピンまたは
くわえづめを用いている。折り丁は挟み込み部に押し込
まれ、回し折りが形成される。折られた折り丁は、挟み
込み部内で挟み込み胴により解放位置まで搬送され、押
し込み胴内のピンまたは挟み込み部は、折り丁の先端部
を解放している。一般的には、折り丁の速度と、押し込
み胴および挟み込み胴の表面速度とは概ね等しく、押し
込み胴から挟み込み胴への折り丁を搬送することが可能
になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】比較的低速では、挟み
込み胴および／または押し込み胴は、例えば、連続して
折り動作が起こるように胴を１２０度の部分に分ける３
つの部品のみを要件とする。高速動作を図る場合は、高
速で移動する折り丁に生じる屈曲を最小にするために、
胴の直径をより大きくする必要がある。高速の場合は、
例えば、折り動作が胴の７２度ごとの部分に連続して起
こるように胴は５つの部分を有してもよい。このような
５部分構成は、各胴の直径を６７％大きくするのみなら
ず、２つの付加的な折り機構という余分なコストを伴
う。

【０００４】折り丁のより高速の移動は、例えば、チョ
ッパー折り工程などの連続動作を起こし得る前に、中間
段階としての速度低下が必要である。このような速度低
下を行なう従来の方法は、速度低下用胴と速度低下ベル
ト装置を含む。高速動作は、要求される速度を達成する
ために交互に折り丁を受ける２つのチョッパーを必要と
することが多い。各チョッパーのために、それぞれの速
度低下装置が必要である。こうして、より高速の折り動
作は、装置の寸法を大きくし複雑にするのみならず、追
加のコストを伴う。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、回転可能に取
り付けられており、複数の挟み込み装置を含む挟み込み
胴と、回転可能に取り付けられており、ニップにおいて
挟み込み胴と係合するくわえづめ減速ドラムと、くわえ
づめ減速ドラムに取り付けられている複数のくわえづめ
減速装置とを含むくわえづめ減速回し折り装置を提供す
る。各くわえづめ減速回し折り装置は、一度に、複数の
折り丁のうちの１つをつかみ、減速する。複数のくわえ
づめ減速装置のそれぞれに対応するそれぞれの押し込み
装置が含まれている。それぞれの押し込み装置は、折り
丁が減速された後で、対応する挟み込み装置のうちのひ
とつに折り丁のそれぞれを押し込む。

【０００６】本発明は、複数の折り丁を減速し折る方法
もまた提供する。この方法は、折り丁をつかみ、減速す
る複数のくわえづめ減速装置を有し、回転可能に取り付
けられたくわえづめ減速ドラムを用いて、複数の折り丁
をつかみ、減速する工程を含む。この方法は、減速した
後に、各くわえづめ減速装置に対応するそれぞれの押し
込み装置を用い、挟み込み胴の各挟み込み装置内に、折
り丁のそれぞれを押し込むことにより、折り丁のそれぞ
れを折る工程もまた含んでいる。

【０００７】本発明の装置および方法によると、減速さ
れたために、折り丁は、くわえづめ減速ドラム上で互い
に重なり合う。この重なり合いは、まとめて切ることを
可能にしたり、折り丁のまとまりを、連続する折り動作
のための２つまたは３つ以上の位置に解放するのみなら
ず、回し折り機のデューティサイクルを上昇させる。本
発明は、折り胴周囲の部品数を増やすことに伴って費用
を増加させたり寸法を大きくしたり複雑にすることな
く、より速い動作速度を達成できる。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図２に示す本発明をよりよ
く理解するために、図１に従来技術の折り装置を示して
いる。

【０００９】図１は、押し込み胴１２と挟み込み胴３２
とを有する従来の回し折り装置１０の概略断面図を示し
ている。軸１３および３３にそれぞれ回転可能に取り付
けられている押し込み胴１２と挟み込み胴３２は、ニッ
プ２０を形成している。押し込み胴１２は、軸１３を中
心として矢印Ｌで示される方向に一定の速度で回転す
る。一方、挟み込み胴３２は、軸３３を中心として矢印
Ｍで示される方向に一定の速度で回転する。それによ
り、胴１２および３２の表面速度は、ニップ３０におい
てほぼに一致する。

【００１０】押し込み胴１２は、押し込み胴１２が軸１
３を中心として回転する時に、端縁１５とともに進む外
周面１５の周囲に等間隔で離れて配置されているくわえ
づめ１４ａ、１４ｂ、１４ｃを有している。くわえづめ
１４ａ、１４ｂ、１４ｃは、到来する折り丁１８ａ、１
８ｂ、１８ｃとそれぞれ係合し、またはつかみ、この折
り丁を外周面１５の周囲で支持する。押し込み胴１２
は、くわえづめ１４ａ、１４ｂ、１４ｃとそれぞれ対応
する押し込みブレード１６ａ、１６ｂ、１６ｃも有して
いる。押し込みブレード１６ａ、１６ｂ、１６ｃは、押
し込み胴１２が軸１３を中心として回転する時に、外周
面１５とともに進む。挟み込み胴３２は、挟み込み胴３
２が軸３３を中心として回転する時に、外周縁３５とと
もに進む、外周縁３５の周囲に等間隔で離れて配置され
ている挟み込み部３４ａ、３４ｂ、３４ｃを有してい
る。挟み込み部３４ａ、３４ｂ、３４ｃは、折られた折
り丁を受け取り、この折り丁を外周縁３５の周囲で支持
する。

【００１１】従来の折り機１０の動作において、到来す
る個々の折り丁１８ａは、くわえづめ１４ａにより係合
され、押し込み胴１２が軸１３を中心として回転する
時、折り丁は外周縁１５とともにニップ３０に向けて搬
送される。符号１６ｂで示すように、ニップ３０におい
て、例えば押し込みブレード１６ｂは、挟み込み胴３２
上の対向する挟み込み部３４ｂ、すなわち挟み込み胴３
２の軸３３を中心とした回転によりニップ３０に運ばれ
てきた挟み込み部３４ｂに向かって延びている。折り丁
１８ｂはこのような方法で挟み込み部３４ｂ内に押し込
まれ、結果的に回し折り１９がなされる。挟み込み胴が
回転を続けると、折り丁１８ｂと係合する挟み込み部３
４ｂは、外周縁３５とともにこの折り丁を搬送する。前
もって折られ係合している折り丁３８は、挟み込み部３
４ａにより搬送されるように図１に表されている。最後
に、挟み込み部３４ａ、３４ｂ、３４ｃは、後の工程の
ためにそれぞれの折り丁を解放する。例えば挟み込み部
３４ｃは、その各折り丁を既に解放した空の状態で描か
れている。

【００１２】折り機１０などの従来の折り機の処理速度
を速くするためには、通常は押し込みブレード１６ｂと
挟み込み部３４の数を増やす必要があり、それによって
胴の１回転につきより多くの折り丁が折られる。一般的
には、付加的な折り部分に適応させるために、押し込み
胴１２と挟み込み胴３２の直径もまた大きくする必要が
ある。

【００１３】図２は、本発明の実施形態のくわえづめ減
速回し折り機１００の断面概略図を示している。回し折
り機１００は、それぞれ軸５３および７３を中心として
回転し、ニップ７０を形成するくわえづめ減速ドラム５
２と挟み込み胴７２とを含んでいる。くわえづめ減速ド
ラム５２は軸５３を中心として矢印Ｐで示される方向に
回転し、一方、挟み込み胴７２は軸７３を中心として矢
印Ｑで示される方向に回転する。

【００１４】ここに例示されているくわえづめ減速ドラ
ム５２は、５つのくわえづめ減速機５４ａ、５４ｂ、５
４ｃ、５４ｄ、５４ｅを含んでいる。押し込みブレード
５６ａ、５６ｂ、５６ｃ、５６ｄ、５６ｅは、各くわえ
づめ減速機５４ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ、５４ｅと
それぞれ組み合わされている。

【００１５】ここに例示されている挟み込み胴７２は、
５つの挟み込み部７４ａ、７４ｂ、７４ｃ、７４ｄ、７
４ｅを含んでいる。挟み込み部７４は、挟み込み胴が軸
７３を中心として回転する時に、挟み込み胴７２の外周
縁７５と共に移動する。

【００１６】各くわえづめ減速機５４は、到来する折り
丁５８を係合、すなわち把持し、ニップ７０において折
り丁をより低速まで減速しつつ、折り丁をくわえづめ減
速ドラム５２の外周縁５５とともに搬送し、折り丁を解
放し、それから次に到来する折り丁と係合するために加
速するように構成されている。各くわえづめ減速機５４
は、くわえづめ減速ドラム５２の直径および回転速度に
合わせて動作し、それによってくわえづめ減速機５４に
より搬送される折り丁５８の、ニップ７０における速度
が、押し込み動作が円滑になるような挟み込み部７４の
ニップ７０における速度と実質的に等しくなるように設
計されている。くわえづめ減速機５４は、到来する折り
丁の速度を５８〜６０％減じることが好ましいが、本発
明の他の実施形態では、到来する折り丁を、くわえづめ
減速ドラム５２および挟み込み胴７２のサイズと形態と
速度に適した、他の速度に減速してもよい。

【００１７】各くわえづめ減速機５４は、ここで言及す
る、具体的に示す米国特許第５７９４９２９号に記載さ
れているタイプの回転くわえづめであってもよい。そこ
に記載されているように、ドラム上に取り付けられてい
る回転くわえづめ装置を用いる複数の折り丁に、様々な
速度特性が付与されていてもよい。本発明の他の実施形
態では、くわえづめ減速機５４は、折り丁をつかんで減
速するのに適していれば他のあらゆる装置にすることが
できる。

【００１８】押し込みブレード５６ａ、５６ｂ、５６
ｃ、５６ｄ、５６ｅは、関連するくわえづめ減速機５４
ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ、５４ｅとそれぞれ連結さ
れることが好ましく、それによって、押し込みブレード
が、それぞれのくわえづめ減速機とともに減速および加
速する。

【００１９】図２に示すように、くわえづめ減速回し折
り機１００の動作中に、比較的速い初期速度で移動して
いる、到来する折り丁は、ピックアップ位置５０にてく
わえづめ減速機５４ａに係合される。先に到来する折り
丁５８ｃ、５８ｄ、５８ｅは、くわえづめ減速機５４
ｃ、５４ｄ、５４ｅにより既にそれぞれ係合されている
ように描かれている。各折り丁５８は、それぞれのくわ
えづめ減速機５４により、ピックアップ位置５０におけ
る速い初期速度から、挟み込み胴７２の挟み込み部７４
の速度と実質的に等しい、ニップにおける遅い速度まで
減速される。ここに例示されているように、くわえづめ
減速機５４は、減速し、ニップ７０に接近する時に図２
に示すように“折り目”を作る。そして、くわえづめ減
速機５４ｅがくわえづめ減速機５４ｄに接近しているよ
りも、くわえづめ減速機５４ｄがくわえづめ減速機５４
ｃに接近しているように描かれている。一方、くわえづ
め減速機５４ｅはくわえづめ５４ａからさらに遠くにあ
る。折り丁５８が減速すると、図２において、折り丁５
８ｃと５８ｄの間、および折り丁５８ｄと５８ｅの間
の、重なり領域５９および６１によりそれぞれ例示され
ているように、結果的に、連続する折り丁が重なり合
う。

【００２０】特定のくわえづめ減速機５４と関連する押
し込みブレード５６が、挟み込み胴７２の挟み込み部７
４に揃えられる時、押し込みブレード５６は、折り丁を
折るために、くわえづめ減速機５４に保持されている折
り丁５８を挟み込み部７４に押し込むように延びてい
る。例えば、くわえづめ減速機５４ｃと関連する押し込
みブレード５６ｃが、挟み込み胴７２の挟み込み部７４
ｃに揃えられ、回し折り６０をなすために挟み込み部７
４ｃに折り丁５８ｃを挟み込む状態で示されている。各
折り丁の折り動作中に、関連するくわえづめ減速機５４
が折り丁５８を解放し、関連する挟み込み部７４が折り
丁に係合し、挟み込み胴７２が軸７３を中心とした回転
を続ける際に折り丁を運び去る。例えば、図２に示すよ
うに、挟み込み部７４ｂは、前もって折られた折り丁５
８ｂを運び去るように描かれており、一方、くわえづめ
減速機５４ｂは、折り丁５８ｂを挟み込み部７４ｂに解
放した空の状態で示されている。

【００２１】挟み込み胴７２の所定の回転位置で、折っ
たり切ったりする次作業のために、挟み込み部７４は折
られた折り丁５８を解放する。例えば、図２には、挟み
込み部７４ｂが、折られた折り丁５８を既に解放した空
の状態で示されている。くわえづめ減速ドラム５２にお
いて重なり合うことにより折られた折り丁の間隔が比較
的近接しているので、折られた折り丁は、まとめて切る
ため、あるいは次の折り動作のためまとめて２つあるい
は３つ以上の位置に、挟み込み部７４により解放される
のが有利である。

【００２２】くわえづめ減速機５４が折り動作中に折り
丁５８を解放した後、空のくわえづめ減速機はくわえづ
め減速ドラム５２とともに移動し続ける。同時に、空の
くわえづめ減速機は、ニップ７０から、到来する高速の
折り丁と係合するピックアップ位置５０まで、くわえづ
め減速ドラム５２に対して加速する。例えば、図２に
は、到来する折り丁５８ｆと係合するために加速する際
の空のくわえづめ減速機５４ｂが示されている。くわえ
づめ減速機５４がニップ７０からピックアップ位置５０
まで加速するため、図２のくわえづめ減速機５４ｃ、５
４ｂ、５４ａに例示されているように、これらは互いの
間隔が拡げられている。

【００２３】本発明のくわえづめ減速回し折り機にはい
くつかの利点がある。例えば、回し折りに先立って、折
り丁の減速が行われる。連続動作に先立つ中間段階とし
ての速度低下は不要である。また、回し折りに先立って
折り丁が減速されているので、挟み込み胴７２は、減速
されていない折り丁を折る従来の挟み込み胴よりも遅い
表面速度であるが、折られた折り丁のスループットを同
じにして回転できる。こうして挟み込み胴７２は、従来
技術と同様に２つの胴が同じ速度で回転する時、通常よ
りも近接した部分とともに構成されていることだけが必
要である。折り丁５８の減速は、くわえづめ減速ドラム
５２と挟み込み胴７２が、通常速い動作速度で折り丁の
屈曲を最小にする必要がある場合に比べて、小さな直径
を持つこと、従って小さな体積を持つことを可能にす
る。

【００２４】他の利点は、くわえづめ減速ドラム５２上
の折り丁の重なり合いから生ずる。挟み込み胴７２への
搬送の後、折り丁は、従来の一般的な挟み込み胴におけ
るよりも近接した間隔をおいて挟み込み胴の外周７５の
周囲に配置される。このように近接して配置されると、
回し折りのデューティサイクルを上げることができる。
例えば、一般的な折り丁間の間隔では、連続する折り丁
の間隔が折り丁の長さにほぼ等しく、結果として５０％
のデューティサイクルとなるであろう。本発明のくわえ
づめ減速回し折り機では、例えば、到来時の速度の６０
％に折り丁を減速すると、連続する折り丁間の間隔を４
０％短かくできることになる。その結果、デューティサ
イクルは、５０％の６０％、すなわちデューティサイク
ル８３％と算出できる。前記した通り、間隔のより近接
した折り丁は、まとめて切られること、または、折り丁
がまとめて次の折り動作のための２つまたは３つ以上の
位置に解放されることに適している。

【００２５】本発明の範囲から逸脱しなければ、ここに
記載されている本発明の実施形態に様々な変更を加える
ことができる。例えば、くわえづめ減速ドラム５２が、
異なる個数および異なるタイプのくわえづめ減速機５４
および押し込みブレード５６を有していてもよい。同様
に、挟み込み胴７２が、異なる個数および異なるタイプ
の挟み込み部を有していてもよい。さらに、くわえづめ
減速ドラム５２および挟み込み胴７２の寸法および構成
に適するニップ７０における折り丁速度を達成するため
に、くわえづめ減速ドラム５２および挟み込み胴７２の
速度と同様に、折り丁５８の様々な減速量を用いること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の回し折り機の断面概略図である。

【図２】本発明のくわえづめ減速回し折り機の断面概略
図である。

【符号の説明】

１０ 回し折り装置 １２ 押し込み胴 １３ 軸 １４、１４ａ、１４ｂ、１４ｃ くわえづめ １５ 外周面 １６ａ、１６ｂ、１６ｃ 押し込みブレード １８ａ、１８ｂ、１８ｃ 折り丁 １９ 回し折り ２０ ニップ ３０ ニップ ３２ 挟み込み胴 ３３ 軸 ３４、３４ａ、３４ｂ、３４ｃ 挟み込み部 ３５ 外周縁 ３８ 折り丁 ５０ ピックアップ位置 ５２ くわえづめ減速ドラム ５３ 軸 ５４、５４ａ、５４ｂ、５４ｃ、５４ｄ、５４ｅ
くわえづめ減速機 ５５ 外周縁 ５６、５６ａ、５６ｂ、５６ｃ、５６ｄ、５６ｅ
押し込みブレード ５８、５８ａ、５８ｂ、５８ｃ、５８ｄ、５８ｅ、５８
ｆ 折り丁 ５９ 重なり領域 ６０ 回し折り ６１ 重なり領域 ７０ ニップ ７２ 挟み込み胴 ７３ 軸 ７４、７４ａ、７４ｂ、７４ｃ、７４ｄ、７４ｅ
挟み込み部 ７５ 外周縁 １００ 回し折り機 Ｌ、Ｍ、Ｐ、Ｑ 矢印

フロントページの続き (71)出願人 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の挟み込み装置を含む、回転可能に
   取り付けられている挟み込み胴と、 前記挟み込み胴とともにニップを形成する、回転可能に
   取り付けられているくわえづめ減速ドラムと、 折り丁をつかみ、減速させる、前記くわえづめ減速ドラ
   ムに取り付けられている複数のくわえづめ減速装置と、 複数の前記くわえづめ減速装置のそれぞれに対応するそ
   れぞれの押し込み装置とを含むくわえづめ減速回し折り
   装置。
2. 【請求項２】 前記各押し込み装置が、対応する前記く
   わえづめ減速装置にそれぞれ連結されている請求項１に
   記載のくわえづめ減速回し折り装置。
3. 【請求項３】 前記挟み込み胴の表面速度が、搬送位置
   における前記各押し込み装置の速度と実質的に一致する
   ように、前記挟み込み胴と前記くわえづめ減速ドラムが
   回転する請求項１に記載のくわえづめ減速回し折り装
   置。
4. 【請求項４】 折り丁が重なり合うように、複数の前記
   くわえづめ減速装置が前記折り丁を減速する請求項１に
   記載のくわえづめ減速回し折り装置。
5. 【請求項５】 複数の前記くわえづめ減速装置が、前記
   くわえづめ減速ドラムの外周の周りに配置された５つの
   くわえづめ減速アームを含む請求項１に記載のくわえづ
   め減速回し折り装置。
6. 【請求項６】 前記各押し込み装置が、対応する前記く
   わえづめ減速装置から所定の間隔おいて配置されている
   押し込みブレードを含む請求項１に記載のくわえづめ減
   速回し折り装置。
7. 【請求項７】 複数の前記折り丁のうちの１つが、それ
   ぞれ実質的に４０％減速される請求項１に記載のくわえ
   づめ減速回し折り装置。
8. 【請求項８】 複数の前記挟み込み装置が、前記折り丁
   のまとまりを、連続する折り動作のための少なくとも２
   つの位置に解放するように構成されている請求項４に記
   載のくわえづめ減速回し折り装置。
9. 【請求項９】 複数の前記挟み込み装置が、前記折り丁
   を、まとめて切るため、まとめて解放するように構成さ
   れている請求項４に記載のくわえづめ減速回し折り装
   置。
10. 【請求項１０】 各々が一度に複数の前記折り丁の１つ
    をつかみ、減速する複数のくわえづめ減速装置を含み、
    回転可能に取り付けられたくわえづめ減速ドラムを用い
    て、複数の折り丁をつかみ、減速する工程と、 減速した後に、前記各くわえづめ減速装置に対応するそ
    れぞれの押し込み装置を用い、複数の挟み込み装置を有
    する挟み込み胴の前記各挟み込み装置内に、複数の前記
    折り丁をそれぞれ押し込むことにより、複数の前記折り
    丁のそれぞれを折る工程とを含む、複数の折り丁を減速
    し折る方法。
11. 【請求項１１】 前記各押し込み装置が、対応する前記
    くわえづめ減速装置とともに移動するように、対応する
    前記くわえづめ減速装置に連結されている請求項１０に
    記載の方法。
12. 【請求項１２】 押し込むことを補助するように、前記
    挟み込み胴の表面速度が、搬送位置における前記各押し
    込み装置の速度と実質的に一致するように、前記挟み込
    み胴および前記くわえづめ減速ドラムが回転する請求項
    １０に記載の方法。
13. 【請求項１３】 折り工程に先立って複数の前記折り丁
    が重なり合うように、複数の前記折り丁に対し減速が行
    われる請求項１０に記載の方法。
14. 【請求項１４】 複数の前記くわえづめ折り装置が、前
    記くわえづめ減速ドラムの外周の周りに配置された５つ
    のくわえづめ減速アームを含む請求項１０に記載の方
    法。
15. 【請求項１５】 前記各押し込み装置が、対応する前記
    くわえづめ減速装置から所定の距離だけ離れて位置する
    押し込みブレードを含む請求項１０に記載の方法。
16. 【請求項１６】 複数の前記折り丁のそれぞれが、実質
    的に４０％減速される請求項１０に記載の方法。
17. 【請求項１７】 複数の前記挟み込み装置を用い、複数
    の前記折り丁のまとまりを、連続する折り動作のための
    少なくとも２つの位置に解放する工程をさらに含む請求
    項１３に記載の方法。
18. 【請求項１８】 複数の前記挟み込み装置を用い、続い
    て切るための複数の前記折り丁のまとまりを解放する工
    程をさらに含む請求項１３に記載の方法。