JP2000142935A - 搬送方法及び搬送装置 - Google Patents

搬送方法及び搬送装置

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JP2000142935A
JP2000142935A JP10319027A JP31902798A JP2000142935A JP 2000142935 A JP2000142935 A JP 2000142935A JP 10319027 A JP10319027 A JP 10319027A JP 31902798 A JP31902798 A JP 31902798A JP 2000142935 A JP2000142935 A JP 2000142935A
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roller
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magnet
rotation axis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送装置において搬送ローラの回転軸線とそ
れを駆動する駆動軸の軸線とを食い違い直交状態に配置
する場合でも、塵等の発生のないクリーンな環境を維持
した状態で搬送ローラを用いて被搬送物を搬送できるよ
うにする。 【解決手段】 被搬送物を搬送ローラ4に載せて搬送す
る搬送方法において、搬送ローラ4に対応してローラ側
磁石18を回転可能に設け、ローラ側磁石18に対向し
て駆動側磁石17を回転可能に設け、駆動側磁石17を
回転駆動する駆動装置を設け、そしてローラ側磁石18
の回転軸線O1と駆動側磁石17の回転軸線O2とを食
い違い直交状態に配置する。さらに、ローラ側磁石18
の着磁領域は、磁石17と磁石18とが互いに対向する
所で両方の磁石の着磁領域の重なり面積が広くなるよう
に、磁石18の着磁領域を回転軸線O1に対して偏りを
持って形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物を複数の
搬送ローラに載せて搬送する搬送方法及び搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の製造分野においては、多くの
場合、自動化された一連の組立ラインによって電子機器
が製造される。このような組立ラインは、電子機器の製
造途中品に対して種々の工程を順々に実行できるように
構成される。そして、各工程への部品の供給や、各工程
間での製造途中品の移送にあたっては、それらの部品や
製造途中品を搬送するための搬送装置が使用される。
【0003】このような搬送装置として、従来、製造途
中品等を搬送ローラに載せて搬送する構造の搬送装置が
知られている。この種の搬送装置における搬送ローラの
駆動方法としては、モータ等といった駆動源の動力をギ
ヤを介して搬送ローラへ伝達する構造や、駆動源の動力
を樹脂製の丸ベルトを介して搬送ローラへ伝達する構造
や、駆動源の動力をタイミングプーリ及びそれに巻回さ
れたタイミングベルトを介して搬送ローラへ伝達する構
造等といった各種の構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の搬送装置においては、ギヤの噛合い部分や、各種ベ
ルトと各種プーリとの接触部分に塵が発生し、搬送して
いる部品や製造途中品にその塵が付着して、結果的に電
子機器の製品品質を低下させるおそれがある。電子機器
の中でも特にクリーン度の高い環境で組み立てられる液
晶装置等に関しては、搬送装置からの塵の発生によって
製品の歩留りが悪くなり、よって、生産性を向上させる
ことができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであって、搬送装置において塵等の発生のないクリ
ーンな環境を維持した状態で搬送ローラを用いて被搬送
物を搬送できるようにすることを目的とする。特に、搬
送ローラの回転軸線とそれを駆動する駆動軸の軸線とを
食い違い直交状態に配置する場合でも、クリーンな環境
を維持できる搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の目的を達
成するため、本発明に係る搬送方法は、被搬送物を複数
の搬送ローラに載せて搬送する搬送方法において、個
々の搬送ローラに対応してローラ側磁石を回転可能に設
け、そのローラ側磁石に対向する位置に駆動側磁石を
回転可能に設け、その駆動側磁石を回転駆動する駆動
手段を設け、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の
回転軸線とを食い違い直交状態に配置し、さらにロー
ラ側磁石の着磁領域及び駆動側磁石の着磁領域の少なく
とも一方は、それらの磁石が互いに対向する所で両方の
着磁領域の重なり面積が広くなるように回転軸線に対し
て偏りを持って形成されることを特徴とする。
【0007】上記構成において、「食い違い直交状態」
とは、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線
とが互いにぶつかり合うことなく適宜の距離をおいてす
れ違っており、それらを真上から透過して平面的に見る
と互いに略直角の位置関係にあるような状態のことであ
る。従って、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回
転軸線の両方が同一平面上に存在して位置することがな
く交わることの無い状態を示すものである。
【0008】本発明によれば、ローラ側磁石の着磁領域
及び駆動側磁石の着磁領域の少なくとも一方が上記のよ
うな偏りを持って形成されるので、ローラ側磁石の回転
軸線と駆動側磁石の回転軸線とが食い違い直交状態に配
置される場合においても、駆動側磁石とローラ側磁石と
の間に強力な磁力を形成でき、そのため、駆動側磁石の
回転力を十分にローラ側磁石に伝達でき、その結果、搬
送ローラを十分なトルクで回転させることができる。
【0009】このように、ローラ側磁石の回転軸線と駆
動側磁石の回転軸線とを食い違い直交状態に配置すれ
ば、両方の回転軸線がぶつかり合うことがなくなって、
互いに距離をおいてすれ違うので、搬送ローラとその駆
動系との連結部分に空間的な余裕が生じ、その結果、搬
送ローラやその駆動系に関する設計の自由度が増大す
る。
【0010】また、搬送ローラを用いて搬送を行う際、
駆動側磁石とローラ側磁石とは互いに機械的に接触又は
噛合うことなく動力を伝達するので、ギヤやベルト等を
用いた従来の動力伝達構造のように接触や噛合い等によ
って動力を伝達する場合に見受けられる塵の発生がなく
なり、よって、搬送作業の全般にわたってクリーンな環
境を維持できる。このことは、液晶装置のように塵の存
在を嫌う製品を搬送する上で非常に有利である。
【0011】(2) 上記構成の搬送方法において、ロ
ーラ側磁石及び駆動側磁石の着磁領域は、N極とS極と
が複数回交互に繰返して配置される磁極パターンを有す
るよに形成することができる。この構成によれば、ロー
ラ側磁石と駆動側磁石とが対向する部分にN極とS極と
を交互に連続して持ち運ぶことができるので、駆動側磁
石の駆動力を効率良く、しかも滑らかにローラ側磁石に
伝達することができる。
【0012】(3) 上記構成の搬送方法に関しては、
ローラ側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸
線から放射状に延びる複数の着磁領域を有するように形
成できる。そしてその場合、それらの着磁領域は、ロー
ラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線との食い違
い距離を半径とする円の接線によって区画される領域と
することができる。これにより、ローラ側磁石の着磁領
域と駆動側磁石の着磁領域とが、各磁石の回転軸線の食
い違い量に対応した偏りを持って対面できるようにする
ことができる。
【0013】(4) また、上記(3)と同様に、ロー
ラ側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方が回転軸線か
ら放射状に延びる複数の着磁領域を有するように形成さ
れる場合、それらの着磁領域は、ローラ側磁石の回転軸
線と駆動側磁石の回転軸線との食い違い距離を半径とす
る円の接線を中心とする領域とすることができる。例え
ば、その着磁領域は、円の接線を中心とする楕円領域、
円領域、長方形領域、正方形領域、その他の形状の領域
とすることができる。
【0014】(5) 次に、本発明に係る搬送装置は、
被搬送物を複数の搬送ローラの上に載せて搬送する搬送
装置において、個々の搬送ローラに対応して設けられ
ると共に回転するローラ側磁石と、そのローラ側磁石
に対向して回転可能に配置される駆動側磁石と、その
駆動側磁石を回転駆動する駆動手段とを有し、前記ロ
ーラ側磁石の回転軸線と前記駆動側磁石の回転軸線とを
食い違い直交状態に配置し、さらにローラ側磁石の着
磁領域及び駆動側磁石の着磁領域の少なくとも一方は、
それらの磁石が互いに対向する所で両方の着磁領域の重
なり面積が広くなるように回転軸線に対して偏りを持っ
て形成されることを特徴とする。
【0015】この搬送装置によれば、ローラ側磁石の着
磁領域及び駆動側磁石の着磁領域の少なくとも一方が上
記のような偏りを持って形成されるので、ローラ側磁石
の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線とが食い違い直交状
態に配置される場合においても、駆動側磁石とローラ側
磁石との間に強力な磁力を形成でき、そのため、駆動側
磁石の回転力を十分にローラ側磁石に伝達でき、その結
果、搬送ローラを十分なトルクで回転させることができ
る。
【0016】このように、ローラ側磁石の回転軸線と駆
動側磁石の回転軸線とを食い違い直交状態に配置すれ
ば、両方の回転軸線がぶつかり合うことがなくなって、
互いに距離をおいてすれ違うので、駆動系と搬送ローラ
との連結部分に空間的な余裕が生じ、その結果、駆動系
や搬送ローラに関する設計の自由度が増大する。
【0017】また、搬送ローラを用いて搬送を行う際、
駆動側磁石とローラ側磁石とは互いに機械的に接触又は
噛合うことなく動力を伝達するので、ギヤやベルト等を
用いた従来の動力伝達構造のように接触や噛合い等によ
って動力を伝達する場合に見受けられる塵の発生がなく
なり、よって、搬送作業の全般にわたってクリーンな環
境を維持できる。このことは、液晶装置のように塵の存
在を嫌う製品を搬送する上で非常に有利である。
【0018】(6) 上記構成の搬送装置において、ロ
ーラ側磁石及び駆動側磁石の着磁領域は、N極とS極と
が複数回交互に繰返して配置される磁極パターンを有す
るよに形成することができる。この構成によれば、ロー
ラ側磁石と駆動側磁石とが対向する部分にN極とS極と
を交互に連続して持ち運ぶことができるので、駆動側磁
石の駆動力を効率良く、しかも滑らかにローラ側磁石に
伝達することができる。
【0019】(7) 上記構成の搬送装置に関しては、
ローラ側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸
線から放射状に延びる複数の着磁領域を有するように形
成できる。そしてその場合、それらの着磁領域は、ロー
ラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線との食い違
い距離を半径とする円の接線によって区画される領域と
することができる。これにより、ローラ側磁石の着磁領
域と駆動側磁石の着磁領域とが、各磁石の回転軸線の食
い違い量に対応した偏りを持って対面できるようにする
ことができる。
【0020】(8) また、上記(7)と同様に、ロー
ラ側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方が回転軸線か
ら放射状に延びる複数の着磁領域を有するように形成さ
れる場合、それらの着磁領域は、ローラ側磁石の回転軸
線と駆動側磁石の回転軸線との食い違い距離を半径とす
る円の接線を中心とする領域とすることができる。例え
ば、その着磁領域は、円の接線を中心とする楕円領域、
円領域、長方形領域、正方形領域、その他の形状の領域
とすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1及び図2は、
本発明に係る搬送装置の一実施形態を示している。特
に、図1は正面図を示し、図2は平面図を示している。
ここに示す搬送装置1は、例えば、塵を嫌う被搬送物2
を矢印Aのように搬送するために用いられる。この被搬
送物2としては、液晶装置等といった電子機器の製造途
中品や、電子機器のための部品や、それら各種の品物を
保持するための保持治具等が考えられる。
【0022】搬送装置1は、被搬送物2の搬送方向Aに
沿って平行に配設された一対のフレーム3と、これらの
フレーム3の間に間隔を開けて支持された複数の搬送ロ
ーラ4と、各搬送ローラ4を回転させるために一方のフ
レーム3に設けられた動力装置6と、そしてその動力装
置6からの駆動力を各搬送ローラ4へ伝達する動力伝達
装置5とを含んで構成される。
【0023】フレーム3には互いに対向して配設された
軸受8が設けられ、各搬送ローラ4の両端に備えられた
軸4aがこれらの軸受8に挿通され、これにより、各搬
送ローラ4がフレーム3の所定位置に回転可能に支持さ
れている。
【0024】動力装置6は、モータ等といった回転動力
源を収容した動力ボックス9と、回転動力源の出力回転
数を調節するためのギヤ等が収容されたギヤボックス1
1とと、継手12によってギヤボックス11の出力軸1
1aに連結された駆動軸13とを有する。駆動軸13の
両端はフレーム3に設けられた軸受14によって回転可
能に支持され、さらに、ストッパ16によって駆動軸1
3の軸方向の移動が規制されている。
【0025】各搬送ローラ4の回転軸線O1と駆動軸1
3の回転軸線O2とは、図3に示すように食い違い直交
状態に配置される。ここにいう、食い違い直交状態と
は、回転軸線01と回転軸線O2とが互いにぶつかり合
うことなく適宜の距離dをおいてすれ違っており、それ
らを平面的に見ると互いに直角の位置関係にあるような
状態のことである。
【0026】動力伝達装置5は、各搬送ローラ4に対応
して動力装置6の駆動軸13に取り付けられた円筒状の
複数の駆動側永久磁石17と、それらの駆動側永久磁石
17に対向するように各搬送ローラ4の軸4aに取り付
けられた円盤状の複数のローラ側永久磁石18とを含ん
で構成される。これらの永久磁石17及び18は、互い
に接触することなく適宜の間隔をもって近接して配置さ
れる。
【0027】駆動側永久磁石17の円筒周面には、複数
のN極と複数のS極とが円周方向に交互に繰返して着磁
され、これにより磁石17は多極磁石として構成されて
いる。他方、ローラ側永久磁石18の円盤表面には、図
4に示すように、その回転軸線O1から放射状に延びる
複数の着磁領域19N及び19Sが交互に配列される。
これらの着磁領域のうち、着磁領域19Nには磁石のN
極が着磁され、着磁領域19Sには磁石のS極が着磁さ
れる。
【0028】これらの着磁領域19N及び19Sは、搬
送ローラ4の回転軸線O1と駆動軸13の回転軸線O2
との食い違い距離dを半径とする円Cの接線によって区
画されている。接線によって区画される各々のN極また
はS極の着磁領域は、ローラ側永久磁石の外周に向うに
したがい領域が拡張されている。従って、駆動側磁石1
7の着磁領域とローラ側磁石18の着磁領域とは、それ
らの磁石17及び18が互いに対向する所でそれらの着
磁領域の重なり面積が最も広く且つ長くなるような位置
関係になっている。すなわち、駆動側磁石17の回転軸
に対する側面(円筒の外周面)に存在するN極及びS極
の着磁領域と、ローラ側磁石28の円盤上に存在するN
極及びS極の着磁領域とが互いに接触すること無く対向
し、双方の着磁領域の平面的に重なる領域が大きくなる
ような構成になっている。
【0029】この構成により、駆動側磁石17とローラ
側磁石18との間で磁気吸引力及び磁気反発力が生じ、
その結果、駆動軸13の回転が搬送ローラ4へ伝達され
る。例えば、図3において、駆動軸13を矢印D方向へ
回転させると、駆動側磁石17も同じ方向へ回転し、そ
のため、これと引き合うローラ側磁石18が矢印E方向
へ回転する。すると、ローラ側磁石18と一体である搬
送ローラ4の全体が矢印E方向へ回転し、その結果、図
1において被搬送物2が矢印A方向へ移動する。
【0030】なお、各着磁領域19N及び19Sの個々
の着磁領域内における平面的な磁力分布は均一である。
つまり、着磁領域19Nと着磁領域19Sとにわたる磁
力の極性変化は、それらの領域間で徐々に変化するので
はなく、両領域の境界線のところで一気に極性が変化す
る。そして、磁力の強さは円盤の表面位置、すなわち駆
動側磁石17に対向する面が最も強く、円盤の厚さ方向
に従って徐々に弱くなって行く。
【0031】本実施形態の搬送装置では、上記のよう
に、非接触状態で近接する駆動側永久磁石17及びロー
ラ側永久磁石18を介して駆動軸13の回転を搬送ロー
ラ4に伝達するため、ギヤの噛合いや、ベルトとプーリ
との接触を用いた従来の搬送装置に比較して、構造を簡
単にすることができ、しかも塵の発生を防止できる。従
って、塵を嫌う精密電子機器、例えば液晶装置を被搬送
物とする場合に、その被搬送物が塵によって悪影響を受
けることを防止でき、それ故、歩留りを改善して生産性
を向上させることができる。
【0032】また、駆動軸13は、搬送ローラ4に対し
て直角方向に延びる長尺の一本の軸部材であり、その長
手方向に沿って駆動側磁石17が複数設けられるため、
駆動側磁石17とローラ側磁石18とを一対一で対応さ
せることができ、駆動軸13の回転をそれらの磁石17
及び18を介して各搬送ローラ4へ直に伝達できる。
【0033】従って、搬送ローラ4は、隣接する他の搬
送ローラ4の回転状態に影響される心配がなく、例えば
3本の搬送ローラ4のうち中央の1本が何等かの理由に
よって回転しない場合でも、被搬送物2が3本の搬送ロ
ーラ4に跨る大きさであれば、その被搬送物2を両脇の
搬送ローラ4の回転によって確実に搬送できる。
【0034】また、本実施形態では、動力ボックス9の
出力回転方向を逆転させたり、ギヤボックス11の出力
軸の回転方向を逆転させることにより、搬送ローラ4の
回転方向、すなわち被搬送物2の搬送方向を容易に反転
させることができる。また、図2に符号17aで示すよ
うに、駆動側磁石17を駆動軸13に沿ってずらせるこ
とにより、搬送ローラ4の回転方向を反転させることが
できる。また、駆動軸13の長手方向において、駆動側
磁石17はいずれのローラ側磁石18にも物理的に干渉
しないので、駆動軸13の取付け及び取外しを容易に行
うことができる。
【0035】さらに本実施形態によれば、図4に示すよ
うに、ローラ側磁石18の着磁領域19N及び19Sが
回転軸線O1に対して偏りを持って形成されるので、ロ
ーラ側磁石18の回転軸線O1と駆動側磁石17の回転
軸線O2とが食い違い直交状態に配置される場合におい
ても、駆動側磁石17とローラ側磁石18との間に強力
な磁力を形成でき、そのため、駆動側磁石17の回転力
を十分にローラ側磁石18に伝達でき、その結果、搬送
ローラ4を十分なトルクで回転させることができる。
【0036】そしてそのように、ローラ側磁石18の回
転軸線O1と駆動側磁石17の回転軸線O2とを食い違
い直交状態に配置すれば、両方の回転軸線O1及びO2
がぶつかり合うことがなくなって、互いに距離dをおい
てすれ違うので、駆動軸13及び駆動側磁石17を含む
駆動系と搬送ローラ4との連結部分に空間的な余裕が生
じ、その結果、駆動系や搬送ローラ4に関する設計の自
由度が増大する。
【0037】また、本実施例では搬送ローラ4の片側一
方に動力装置6からの駆動力を各搬送ローラ4へ伝達す
る駆動軸13及び動力伝達装置5等を設けてあるが、搬
送ローラ4の両側に同様の駆動軸及び動力伝達装置等を
設けても良い。
【0038】(第2実施形態)図5は、本発明に係る搬送
装置の他の実施形態に含まれる動力伝達装置25を示し
ている。この動力伝達装置25が用いられる搬送装置の
全体的な構成は図1及び図2に示すものと同じ構成を採
用できる。ここに示す動力伝達装置25が、図4に示し
た動力伝達装置5と異なる点は、ローラ側永久磁石28
に形成される着磁領域19N及び19Sに改変を加えた
ことである。
【0039】図4に示す実施形態では、搬送ローラ4の
回転軸線O1と駆動軸13の回転軸線O2との食い違い
距離dを半径とする円Cの接線によって着磁領域19N
及び19Sを区画した。これに対し、図5に示す本実施
形態では、回転軸線O1と回転軸線O2との食い違い距
離dを半径とする円Cの接線を中心とする楕円領域を着
磁領域19N及び19Sとしたことである。
【0040】この方法によっても、食い違い直交状態に
配置された一対の磁石17及び28の間に強い磁力を発
生でき、よって、駆動軸13の回転を十分なトルクで搬
送ローラ4へ伝達できる。なお、本実施形態における着
磁領域19N及び19Sの形状は、楕円形状に限られる
ことはなく、円形状、正方形状、長方形状、その他の任
意の形状とすることができる。
【0041】(第3実施形態)図6は、本発明に係る搬送
装置のさらに他の実施形態に含まれる動力伝達装置35
を示している。この動力伝達装置35が用いられる搬送
装置の全体的な構成は図1及び図2に示すものと同じ構
成を採用できる。ここに示す動力伝達装置35が、図3
に示した動力伝達装置5と異なる点は、食い違い直交状
態に配置される一対の回転軸線O1及びO2に設けられ
る永久磁石を入れ替えたことである。
【0042】具体的には、図3の実施形態では、駆動側
回転軸線O2に円筒状永久磁石17を設け、ローラ側回
転軸線O1に円盤状の永久磁石18を設けた。これに対
し、図6に示す本実施形態では、駆動側回線軸線O2に
円盤状永久磁石37を設け、ローラ側回転軸線O1に円
筒状永久磁石38を設けた。そして、駆動側の磁石37
の表面に偏りを持った放射状の着磁領域19N及び19
Sを形成した。
【0043】この方法によっても、食い違い直交状態に
配置された一対の磁石37及び38の間に強い磁力を発
生でき、よって、駆動軸13の回転を十分なトルクで搬
送ローラ4へ伝達できる。
【0044】(第4実施形態)図7は、本発明に係る搬送
装置のさらに他の実施形態に含まれる動力伝達装置45
を示している。この動力伝達装置45が用いられる搬送
装置の全体的な構成は図1及び図2に示すものと同じ構
成を採用できる。ここに示す動力伝達装置45が、図3
に示した動力伝達装置5と異なる点は、食い違い直交状
態に配置される一対の回転軸線O1及びO2の両方に、
それぞれ、傘車形状の永久磁石47及び48を設けたこ
とである。すなわち、駆動側磁石及びローラ側磁石の着
磁領域の対向面を共に傾斜或いはテーパーを持たせて設
けたものであり、各回転軸線O1及びO2に対して各永
久磁石47及び48の非接触の対向面が略平行又は略垂
直に位置するものでなく、傾斜或いはテーパーを持つも
のである。
【0045】この場合にも、磁石47及び48のいずれ
が一方に、図4に示したローラ側磁石18に形成したよ
うな偏りを持った着磁領域19N及び19Sを形成する
ことにより、食い違い直交状態に配置された一対の軸線
間で動力を伝達できる。
【0046】(第5実施形態)図1及び図2に示した搬
送装置は、塵の発生を嫌う精密電子機器である液晶装置
を製造する際に、その液晶装置の製造途中品や、液晶装
置のための部品を搬送するために好適に用いることがで
きる。
【0047】液晶装置は、例えば図8に示すように、液
晶パネル21に配線板22や、バックライト23等とい
った付帯要素を組み付けることによって形成される。配
線板22の上には一般に液晶駆動用IC24が実装され
る。液晶パネル21は、例えば一対の基板26a及び2
6bをシール材31によって互いに接合し、両基板間に
液晶を封入し、さらに両基板26a及び26bの外側表
面に偏光板32を貼着する等といった工程を経て形成さ
れる。また、両基板26a及び26bの内側表面には、
電極や配向膜等が形成され、さらに、必要に応じてアク
ティブ素子、カラーフィルタ等が形成される。
【0048】液晶装置を製造するにあたっては、上記の
ような種々の工程を経なければならず、その際には、液
晶装置の製造途中品や必要部品を各工程へ運搬しなけれ
ばならない。図1及び図2に示した搬送装置は、そのよ
うな液晶装置の製造途中品等の搬送に好適に用いられ
る。
【0049】周知の通り、液晶装置はミクロン単位の精
度をもって製造されるものであり、その製造過程におい
て製造途中品等に塵等が付着すると、不良品が発生して
歩留りが低下するおそれがある。しかしながら、磁石に
よる磁力結合を利用して動力を伝達することにより、機
械的な接触部や噛合い部等を排除した本実施形態の搬送
装置によれば、塵等の発生がなくなるので、不良品の発
生を格段に抑えることができる。
【0050】(その他の実施形態)以上、好ましい実施
形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形
態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明
の範囲内で種々に改変できる。
【0051】例えば、図3に示す実施形態において、ロ
ーラ側永久磁石18は円盤形状に限られず、着磁領域の
個数に応じた多角形状に形成することができる。
【0052】また、図1及び図2に示す実施形態では、
駆動軸13を長尺に形成し、その駆動軸13に各ローラ
側磁石18に対応させて複数の駆動側磁石17を設けた
が、この構造に代えて、駆動軸13を短尺状に形成し、
動力装置6に一番近い搬送ローラ4だけに回転を伝達す
るように駆動側磁石17を1つだけ設け、さらに、各ロ
ーラ側磁石18の間に磁石から成る中間車を設け、これ
らの中間車を介して順次、他の搬送ローラ4に回転を伝
達することもできる。
【0053】また、更に、上記によるいずれの実施例に
おいても動力装置に対して一方の側に駆動軸を長尺状に
延長して動力伝達装置等を設けて搬送ローラにより被搬
送物を搬送するものであったが、動力装置に対して両方
の側に設けるものであっても良く、また駆動軸に対して
両側或いは両端に動力装置がそれぞれ配置される構成で
あっても良い。
【0054】さらに、本発明に係る搬送装置は、液晶装
置に限られず種々の被搬送物を搬送するために用いるこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る搬送方法及び搬送装置によ
れば、ローラ側磁石の着磁領域及び駆動側磁石の着磁領
域の少なくとも一方が偏りを持って形成されるので、ロ
ーラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線とが食い
違い直交状態に配置される場合においても、駆動側磁石
とローラ側磁石との間に強力な磁力を形成でき、そのた
め、駆動側磁石の回転力を十分にローラ側磁石に伝達で
き、その結果、搬送ローラを十分なトルクで回転させる
ことができる。
【0056】このように、ローラ側磁石の回転軸線と駆
動側磁石の回転軸線とを食い違い直交状態に配置すれ
ば、両方の回転軸線がぶつかり合うことがなくなって、
互いに距離をおいてすれ違うので、駆動系と搬送ローラ
との連結部分に空間的な余裕が生じ、その結果、駆動系
や搬送ローラに関する設計の自由度が増大する。
【0057】また、搬送ローラを用いて搬送を行う際、
駆動側磁石とローラ側磁石とは互いに機械的に接触又は
噛合うことなく動力を伝達するので、ギヤやベルト等を
用いた従来の動力伝達構造のように接触や噛合い等によ
って動力を伝達する場合に見受けられる塵の発生がなく
なり、よって、搬送作業の全般にわたってクリーンな環
境を維持できる。このことは、液晶装置等のように塵の
存在を嫌う製品を搬送する上で非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】図1に示す搬送装置の平面図である。
【図3】図1に示す搬送装置の要部である動力伝達系の
近傍を示す斜視図である。
【図4】図3に示す動力伝達系の正面図である。
【図5】本発明に係る搬送装置の他の実施形態を構成す
る動力伝達系を示す正面図である。
【図6】本発明に係る搬送装置のさらに他の実施形態を
構成する動力伝達系を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る搬送装置のさらに他の実施形態を
構成する動力伝達系を示す斜視図である。
【図8】被搬送物の一例である液晶装置の一例を分解し
て示す斜視図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 被搬送物 3 フレーム 4 搬送ローラ 4a 搬送ローラの軸 5 動力伝達装置 6 動力装置 13 駆動軸 17 駆動側永久磁石 18 ローラ側永久磁石 19N,19S 着磁領域 25 動力伝達装置 28 ローラ側永久磁石 35 動力伝達装置 37 円盤状永久磁石 38 円筒状永久磁石 45 動力伝達装置 47,48 永久磁石 d 食い違い軸間距離 O1 搬送ローラの軸線 O2 駆動軸の軸線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を複数の搬送ローラに載せて搬
    送する搬送方法において、 個々の搬送ローラに対応してローラ側磁石を回転可能に
    設け、 そのローラ側磁石に対向する位置に駆動側磁石を回転可
    能に設け、 その駆動側磁石を回転駆動する駆動手段を設け、 ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線とを食
    い違い直交状態に配置し、さらにローラ側磁石の着磁領
    域及び駆動側磁石の着磁領域の少なくとも一方は、それ
    らの磁石が互いに対向する所で両方の着磁領域の重なり
    面積が広くなるように回転軸線に対して偏りを持って形
    成されることを特徴とする搬送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ローラ側磁石及び駆
    動側磁石の着磁領域は、N極とS極とが複数回交互に繰
    返して配置される磁極パターンを有することを特徴とす
    る搬送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、ローラ
    側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸線から
    放射状に延びる複数の着磁領域を有し、それらの着磁領
    域は、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線
    との食い違い距離を半径とする円の接線によって区画さ
    れる領域であることを特徴とする搬送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、ローラ
    側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸線から
    放射状に延びる複数の着磁領域を有し、それらの着磁領
    域は、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線
    との食い違い距離を半径とする円の接線を中心とする領
    域であることを特徴とする搬送方法。
  5. 【請求項5】 被搬送物を複数の搬送ローラの上に載せ
    て搬送する搬送装置において、 個々の搬送ローラに対応して設けられると共に回転する
    ローラ側磁石と、 そのローラ側磁石に対向して回転可能に配置される駆動
    側磁石と、 その駆動側磁石を回転駆動する駆動手段とを有し、 前記ローラ側磁石の回転軸線と前記駆動側磁石の回転軸
    線とは食い違い直交状態に配置され、さらにローラ側磁
    石の着磁領域及び駆動側磁石の着磁領域の少なくとも一
    方は、それらの磁石が互いに対向する所で両方の着磁領
    域の重なり面積が広くなるように回転軸線に対して偏り
    を持って形成されることを特徴とする搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、ローラ側磁石及び駆
    動側磁石の着磁領域は、N極とS極とが複数回交互に繰
    返して配置される磁極パターンを有することを特徴とす
    る搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、ローラ
    側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸線から
    放射状に延びる複数の着磁領域を有し、それらの着磁領
    域は、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線
    との食い違い距離を半径とする円の接線によって区画さ
    れる領域であることを特徴とする搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項5又は請求項6において、ローラ
    側磁石及び駆動側磁石の少なくとも一方は回転軸線から
    放射状に延びる複数の着磁領域を有し、それらの着磁領
    域は、ローラ側磁石の回転軸線と駆動側磁石の回転軸線
    との食い違い距離を半径とする円の接線を中心とする領
    域であることを特徴とする搬送装置。
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