JP2000142331A - 門型洗車機 - Google Patents

門型洗車機

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JP2000142331A
JP2000142331A JP10312811A JP31281198A JP2000142331A JP 2000142331 A JP2000142331 A JP 2000142331A JP 10312811 A JP10312811 A JP 10312811A JP 31281198 A JP31281198 A JP 31281198A JP 2000142331 A JP2000142331 A JP 2000142331A
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JP
Japan
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car
sensor
car wash
moving mechanism
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10312811A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tanaka
明 田中
Shigeru Matsuoka
繁 松岡
Naoaki Natori
直明 名取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンネットの高さが60センチメートル以下
の車の洗車でも、ボンネットの部分を洗い残したり車を
傷つけることがない門型洗車機を提供する。 【解決手段】 洗車機本体を走行する走行機構と、洗車
ブラシ6を昇降移動する移動機構20と、車センサ及び
走行センサの信号を受けて車形データを演算し、車形デ
ータに基づいて走行機構及び移動機構20を制御する制
御装置とを具備した門型洗車機において、移動機構20
の昇降板23には支持軸25が設けられ、支持軸25に
設けられた揺動腕27に前記洗車ブラシ6が取り付けら
れ、揺動腕27が一定角度以上回動したときに振れ信号
を出力する振れセンサ30が設けられ、制御装置は振れ
信号を受けて移動機構20へ退避駆動信号を出力し、退
避駆動信号を受けた移動機構20は昇降板23を上昇し
て洗車ブラシ6を退避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車を洗車する
門型洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】門型洗車機は、レール上に洗車機本体を
往復走行自在に設け、洗車機本体に車センサ及び走行セ
ンサを設け、両センサの信号を受けて車形データを演算
し、車形データに基づいて洗車機の各機構を制御してい
る。一般に門型洗車機は給油所に設置され、地上60セ
ンチメートル以下に設ける電気機器は防爆構造のものが
義務づけられているために、発光体及び受光体を組み合
わせた車センサは、60センチメートル以上の高さに設
置されている。そして、一般の車のボンネットは60セ
ンチメートル以上有るので不都合がないが、スポーツタ
イプの車のボンネットは60センチメートル以下のもの
もあり、洗車ブラシの駆動の制御が充分にできず、ボン
ネットの部分を洗い残したり車を傷つけることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ボン
ネットの高さが60センチメートル以下の車の洗車で
も、ボンネットの部分を洗い残したり車を傷つけること
がない門型洗車機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、レール上を往復走行する洗車機本体と、
洗車機本体を走行する走行機構と、洗車機本体の梁体に
平行に設けられた洗車ブラシと、洗車ブラシを昇降移動
する移動機構と、洗車機本体に設けられた車センサ及び
走行センサと、車センサ及び走行センサの信号を受けて
車形データを演算し、車形データに基づいて走行機構及
び移動機構を制御する制御装置とを具備した門型洗車機
において、前記移動機構の昇降板には支持軸が設けら
れ、支持軸に設けられた揺動腕に前記洗車ブラシが取り
付けられ、揺動腕が一定角度以上回動したときに振れ信
号を出力する振れセンサが設けられ、前記制御装置は振
れ信号を受けて前記移動機構へ退避駆動信号を出力し、
退避駆動信号を受けた移動機構は昇降板を上昇して洗車
ブラシを退避するので、車センサの下端位置以下まで洗
車ブラシを下降できるようになり、ボンネットの高さが
60センチメートル以下の車の洗車でも、洗い残したり
車を傷つけることがなくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1、2に示すように、門型洗車機1は、敷地に
敷設されているレール2と、このレール2上を往復走行
する門型の洗車機本体3で構成されている。洗車機本体
3の梁体4及び脚体5a、5bには、後述する移動機構
20で昇降移動する洗車ブラシ6が設けられている。
【0006】そして、脚体5a、5bには車センサ7が
設けられている。この車センサ7の発光体8a、8b・
・・は一方の脚体5aに縦一列に並べられ、受光体9
a、9b・・・は他方の脚体5bに設けられている。車
センサ7は非防爆構造であり、最下端の発光体8a及び
受光体9aは地面から60センチメートル以上の位置に
設けられている。
【0007】また、脚体5a、5bには、走行機構10
及び走行センサ11が設けられている。走行機構10は
レール2に係合した車輪12と、車輪12を正逆回転す
るモータ13で構成され、走行センサ11はレール2に
係合した車輪14と、車輪14の回転に連動したエンコ
ーダ15で構成されている。さらに、脚体5aにはキー
ボード16及び制御装置17が設けられている。
【0008】制御装置17は、キーボード16から始動
信号を受けて走行機構10及び移動機構20へ初期駆動
信号を出力し、洗車ブラシ6の後述するモータ29へ駆
動信号を出力する。そして、車センサ7と走行センサ1
1からの信号から車形データを演算し、この車形データ
に基づいて走行機構10及び移動機構20へ洗車駆動信
号を出力し、傾きセンサから傾き信号を受けて移動機構
20へ退避駆動信号を出力するようになっている。
【0009】なお、門型洗車機1には洗剤噴射ノズル及
びエア噴射ノズル等が設けられているが、図が煩雑とな
ることを避けるためにこれらは省略されている。
【0010】次に、本発明の要部である梁4に設けられ
た洗車ブラシ6の移動機構20の構造を、図3、4に基
づいて説明する。脚体5a、5bに設けられた移動機構
20は、上下に設けられた歯車21と、この歯車21に
掛けられたチェン22と、チェン22に取り付けられた
昇降板23と、歯車21を回動するモータ24で構成さ
れている。
【0011】昇降板23に植設された支持軸25にはバ
ネ26で垂下位置に保持される揺動腕27が設けられ、
揺動腕27には洗車ブラシ6の回転軸28が取り付けら
れ、洗車ブラシ6を回転するモータ29が揺動腕27に
設けられている。また、昇降板20には、揺動腕27に
設けられた磁石31を検知して振れ信号を出力する振れ
センサ30が設けられている。そして、揺動腕27がバ
ネ26に抗して一定角度以上回動すると、振れセンサ3
0から制御装置17へ振れ信号が伝わるようになってい
る。
【0012】次に、図5のフロー図に基づき、梁体4に
設けられている洗車ブラシ6の動作を説明する。レール
2の間に車を停車し、キーボード16の始動釦が押され
ると(ST1)、制御装置17は走行機構10及び移動
機構20へ初期駆動信号を出力し、洗車ブラシ6を回転
するモータ29へ駆動信号を出力する(ST2)。これ
により、走行機構10のモータ13が正転し、モータ1
3により車輪12が正転し、洗車機本体3はレール2上
を前進する。同時に、移動機構20のモータ24が正転
し、モータ24により歯車21及びチェン22が正転
し、チェン22に設けられている昇降板23が下降し、
洗車ブラシ6が最下端まで下降する。そして、洗車ブラ
シ6が最下端まで下降すると、モータ29が回転し、洗
車ブラシ6が回転する。
【0013】洗車機本体3が前進して車の先端が車セン
サ7で検知され、車センサ7と走行センサ11の信号に
基づいて車形データが制御装置17で演算されると(S
T3)、制御装置17は、走行機構10及び移動機構2
0へ車形データに基づいた洗車駆動信号を出力する(S
T4)。これにより、走行機構10のモータ13が正
転、停止、及び逆転し、洗車機本体3はレール2上を前
進、停止、及び後退する。同時に、移動機構20のモー
タ24が正転、停止、及び逆転し、洗車ブラシ6が回転
しながら下降、停止、及び上昇する。このようにして、
洗車ブラシ6と車との距離を最適に保ちながら洗車が行
われる。
【0014】このようにして通常の車の洗車が行われる
が、車のボンネットの先端の高さが車センサ7の下端の
発光体8a及び受光体9a以下である車の場合は、車の
ボンネットの先端部分の車形データが制御装置17で演
算できず、洗車ブラシ6が車の先端に当接するまで洗車
機本体3は前進する。洗車ブラシ6が車に当接すると、
バネ26に抗して揺動腕27が傾き、揺動腕27に設け
られている磁石31を傾きセンサ30が検知し、傾き信
号が制御装置17に入力する(ST5)。傾き信号を受
けた制御装置17は、移動機構20へ退避駆動信号を出
力し(ST6)、移動機構20のモータ24が一定数逆
転し、洗車ブラシ6が回転しながら一定量上昇する。こ
のようにして、車センサ7の下端以下のボンネットの部
分の洗車が行われる。なお、制御装置17で車形データ
が演算される前に(ST3)、再び傾き信号が制御装置
17に入力すると(ST5)、前述したように洗車ブラ
シ6は再び退避する。
【0015】そして、ボンネットが車センサ7の高さ以
上のところまで洗車され、制御装置17で車形データが
演算されると(ST3)、前述したように、制御装置1
7から洗車駆動信号が出力され、洗車ブラシ6と車との
距離を最適に保ちながら洗車が行われる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レール上
を往復走行する洗車機本体と、洗車機本体を走行する走
行機構と、洗車機本体の梁体に平行に設けられた洗車ブ
ラシと、洗車ブラシを昇降移動する移動機構と、洗車機
本体に設けられた車センサ及び走行センサと、車センサ
及び走行センサの信号を受けて車形データを演算し、車
形データに基づいて走行機構及び移動機構を制御する制
御装置とを具備した門型洗車機において、前記移動機構
の昇降板には支持軸が設けられ、支持軸に設けられた揺
動腕に前記洗車ブラシが取り付けられ、揺動腕が一定角
度以上回動したときに振れ信号を出力する振れセンサが
設けられ、前記制御装置は振れ信号を受けて前記移動機
構へ退避駆動信号を出力し、退避駆動信号を受けた移動
機構は昇降板を上昇して洗車ブラシを退避するので、車
センサの下端位置以下まで洗車ブラシを下降できるよう
になり、ボンネットの高さが60センチメートル以下の
車の洗車でも、洗い残したり車を傷つけることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の門型洗車機の斜視図である。
【図2】本発明の門型洗車機を側面から見た構成図であ
る。
【図3】門型洗車機の移動機構を正面から見た一部断面
図である。
【図4】門型洗車機の移動機構を側面から見た一部断面
図である。
【図5】門型洗車機の制御装置のフロー図である。
【符号の説明】
1 門型洗車機 2 レール 3 洗車機本体 4 梁体 5 脚体 6 洗車ブラシ 7 車センサ 8 発光体 9 受光体 10 走行機構 11 走行センサ 12 車輪 13 モータ 14 車輪 15 エンコーダ 16 キーボード 17 制御装置 20 移動機構 21 歯車 22 チェン 23 昇降板 24 モータ 25 支持軸 26 バネ 27 揺動腕 28 回転軸 29 モータ 30 傾きセンサ 31 磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上を往復走行する洗車機本体と、
    洗車機本体を走行する走行機構と、洗車機本体の梁体に
    平行に設けられた洗車ブラシと、洗車ブラシを昇降移動
    する移動機構と、洗車機本体に設けられた車センサ及び
    走行センサと、車センサ及び走行センサの信号を受けて
    車形データを演算し、車形データに基づいて走行機構及
    び移動機構を制御する制御装置とを具備した門型洗車機
    において、 前記移動機構の昇降板には支持軸が設けられ、支持軸に
    設けられた揺動腕に前記洗車ブラシが取り付けられ、揺
    動腕が一定角度以上回動したときに振れ信号を出力する
    振れセンサが設けられ、前記制御装置は振れ信号を受け
    て前記移動機構へ退避駆動信号を出力し、退避駆動信号
    を受けた移動機構は昇降板を上昇して洗車ブラシを退避
    することを特徴とした門型洗車機。
JP10312811A 1998-11-04 1998-11-04 門型洗車機 Pending JP2000142331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111114505A (zh) * 2019-12-12 2020-05-08 宁波昊天智能设备科技有限公司 一种横刷机构及带有该横刷机构的洗车机
JP2021054339A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 エムケー精工株式会社 車両処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021054339A (ja) * 2019-10-01 2021-04-08 エムケー精工株式会社 車両処理装置
JP7316896B2 (ja) 2019-10-01 2023-07-28 エムケー精工株式会社 車両処理装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040601