JP3718982B2 - 門型洗車機 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電センサにより車の車高を検出して洗浄装置の昇降制御を行う門型洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車に対して洗車機本体を相対的に移動させ、車の上面形状を検出してトップブラシ等の洗浄装置を昇降制御するために、車を挟んで対向する位置に発光器と受光器よりなる光電センサを洗車機本体の脚体に複数個配置している。例えば特開平7−165026号公報に開示されるように、光電センサの光線は車の側面ガラスを透過して車のルーフ位置を確実に検出できないため、発光器と受光器を結ぶ光軸を水平線に対して傾斜させて投影面積を広げたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記光電センサは脚体の一方側に発光器、他方側に受光器を配置して、
検出洩れを防止するために光電センサの上下方向のピッチを狭くしている。そのため、ある発光器からの光線を同時に2個の受光器が受光し、トップブラシ等の洗浄装置が車の上面に接触して車に損傷を与える問題があった。また、検出精度を向上させるために複数の光電センサが必要となり、コストが嵩むという問題もあった。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、隣り合う発光器からの光線の影響を防止して少ない数のセンサで確実に車の上面を検出する門型洗車機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明は、洗車機本体の脚体に車を挟んで対向する位置に複数個の発光器と受光器よりなる光電センサを設け、車に対して洗車機本体を相対的に移動させて光電センサの出力より洗浄装置を昇降自在に制御する門型洗車機において、一方の脚体に等間隔に発光器を配設し、該発光器と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器からの光線を受光する受光器を設け、前記発光器を1個飛びにグループ化して、交互に発光することを特徴とする。
【0006】
従って、本発明によれば、受光器を共用できるので、洗車機自体のコストダウンに寄与でき、光電センサを対で設けた場合と同等な検出精度が得られる。また、隣り合う発光器は発光しないので誤検出を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の門型洗車機の車センサの配置を示す正面図、図2は本発明の門型洗車機の構成を示す側面図、図3は本発明の門型洗車機の制御を示すブロック図、図4は車高検出の動作を示すフロー図、図5は本発明の門型洗車機の動作説明図である。
【0008】
図1、図2、図3に示すように、洗車機本体1は敷地に敷設したレール上を往復走行するように設けられ、該洗車機本体1はその内面が開口し、梁部2内には洗浄装置として車の上面を洗浄するトップブラシ3が脚体4に設けられ、トップブラシ3の両端に設けられた支持軸5をガイド6に沿って昇降モータ7によって昇降できるように配設されている。また、洗車機本体1の脚体4には車の側面を洗浄するサイドブラシ8と、水、シャンプー、ワックス等の洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、車形状を検出する車センサ10が配設されている。
【0009】
車センサ10は発光器T1、T2、T3、T4、T5と受光器R1、R2、R3、R4、R5、R6より構成される光電センサが用いられ、一方の脚体5の垂直方向に等間隔に発光器T1、T2、・・・を配設し、発光器T1、T2、・・・と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器T1、T2、・・・からの光線を受光する受光器R1、R2、・・・を配設し、発光器T1からの光線を受光器R1、R2、発光器T2からの光線を受光器R2、R3、発光器T3からの光線を受光器R3、R4、発光器T4からの光線を受光器R4、R5、そして発光器T5からの光線を受光器R5、R6が受光するように配設されている。発光器T1、T3、T5と発光器T2、T4は交互に発光して、受光器R2、R3、R4、R5を共用する。
【0010】
脚体4の下部には走行輪11が設けられ、一方の走行輪11は図示しない移動用のモータで回動され、他方の走行輪11には単位角度回転毎にパルス信号を出力して洗車機本体1の走行位置を検知するエンコーダ12が係合している。そして図中符号13は洗車内容の設定や洗車の開始を出力するキーボードである。
【0011】
キーボード13からの開始信号と、車センサ10からの車高信号、及びエンコーダ12からのパルス信号を制御装置21に入力している。制御装置21は記憶手段22内に予め記憶された車センサ10とトップブラシ3の水平方向の距離より、前記車高信号及びパルス信号に基づいてトップブラシ3の支持軸5を昇降させる昇降モータ7に昇降信号を出力する。また、キーボード13からの開始信号に基づいて洗浄ノズル9、トップブラシ3及びサイドブラシ8に駆動信号を出力する。
【0012】
次に車高検出の動作を説明する。まず車を洗車機本体1に対して所定位置に停止させ、キーボード13内で洗車内容を選択して開始スイッチを押圧すると(図4 ST1)洗車機本体1が前進駆動する。洗車機本体1の移動にともない制御装置21ではエンコーダ12から出力されるパルス信号に基づいて(図4 ST2)、発光器T1、T3、T5からの光線(図4 ST3)を受光器R1、・・・、R6が受光して(図4 ST4)、パルス信号とともに光線が遮光された受光器R1、・・・、R6を記憶する(図4 ST5)。そして、洗車機本体1の移動にともないパルス信号が出力され(図4 ST6)、発光器T2、T4からの光線(図4 ST7)を受光器R1、・・・、R6が受光して(図4 ST8)、パルス信号とともに光線が遮光された受光器R2、・・・、R5を記憶する(図4 ST8)。このように発光器T1、T3、T5と発光器T2、T4は交互に、例えば10ms毎に光線を出力する。洗車機本体1がさらに移動して、受光器R1が発光器T1からの光線を受光して(図4 ST10)、所定時間t1経過(図4 ST11)しても受光器R1が光線を受光していれば(図4 ST12)、車の後端を検知したと判断して車高検出の動作を終了する。
【0013】
次に車高に基づいたトップブラシ3の昇降動作を説明する。洗車機本体1が移動して車センサ10が図5のA−A(ボンネット部)に達すると、発光器T1からの光線が車によって受光器R1、R2を遮光する。このとき、エンコーダ12で検出した走行位置Gでのパルス信号を読込むとともに、車センサ10で検出した車高Hの車高信号を読込み、その車高Hを走行位置GよりI(トップブラシ3と車センサ10との距離)だけ前方のJ(J=G+I)を記憶手段22に記憶する。
【0014】
また、前記車高Hは受光器R1、R2が遮光されているので、その上方の発光器T2の位置まではトップブラシ3の支持軸5を下降しても車に損傷を与えない位置でありトップブラシ3が車の上面を洗浄する最適の位置と判断して、発光器T2の位置を車高H(車高信号)として記憶手段22に記憶する。そしてトップブラシ3が位置Gに達したときに、記憶手段22内の車高Hまで昇降モータ7に昇降信号を出力してトップブラシ3を昇降させて洗浄が行われる。
【0015】
その後、洗車機本体1が図5のB−B(ルーブ部)に達したときも同様に、発光器T1、T2、T3、そして受光器R1、R2、R3、R4、が車によって遮光され、車のルーフ位置を検出する。このときの車センサ10は発光器T3と受光器R4が遮光されているので、その上方の発光器T4の位置を車高H(車高信号)としてエンコーダ12からの走行位置Jとともに記憶手段22に記憶する。そして、トップブラシ3が位置Jに達すると、前記車高Hに基づいて昇降モータ7に昇降信号を出力してトップブラシ3によるルーフ部の洗浄が行われる。以下同様にエンコーダ12からのパルス信号と車センサ10からの車高信号とを記憶して、該当する位置にトップブラシ3が達するときに昇降モータ7に昇降信号を出力する。
【0016】
そして、受光器R2が発光器T1、T2からの光線を入力して、例えば5秒経過しても受光器R2が光線を入力していれば、車の後端部を検出したと判断して、この時点から車センサとトップブラシとの距離だけ移動して洗車機本体1が停止する。
【0017】
さらに、移動用のモータが逆転して前記同様な制御を行って洗車機本体1が初期位置に戻ると、洗車機本体1が停止してトップブラシ3及びサイドブラシ8等の洗車具も初期位置に戻る。
【0018】
【発明の効果】
本発明に係る門型洗車機は以上詳細に述べた如くであって、洗車機本体の脚体に車を挟んで対向する位置に複数個の発光器と受光器よりなる光電センサを設け、車に対して洗車機本体を相対的に移動させて光電センサの出力より洗浄装置を昇降自在に制御する門型洗車機において、一方の脚体に等間隔に発光器を配設し、該発光器と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器からの光線を受光する受光器を設け、前記発光器を1個飛びにグループ化して、交互に発光することを特徴とする。よって、受光器を共用できるので、洗車機自体のコストダウンに寄与でき、光電センサを対で設けた場合と同等な検出精度が得られる。また、隣り合う発光器は発光しないので誤検出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の門型洗車機の車センサの配置を示す正面図である。
【図2】本発明の門型洗車機の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の門型洗車機の制御を示すブロック図である。
【図4】車高検出の動作を示すフロー図である。
【図5】本発明の門型洗車機の動作説明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体
2 梁部
3 トップブラシ
4 脚体
5 支持軸
6 ガイド
7 昇降モータ
8 サイドブラシ
9 洗浄ノズル
10 車センサ
11 走行輪
12 エンコーダ
13 キーボード
21 制御装置
22 記憶装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電センサにより車の車高を検出して洗浄装置の昇降制御を行う門型洗車機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車に対して洗車機本体を相対的に移動させ、車の上面形状を検出してトップブラシ等の洗浄装置を昇降制御するために、車を挟んで対向する位置に発光器と受光器よりなる光電センサを洗車機本体の脚体に複数個配置している。例えば特開平7−165026号公報に開示されるように、光電センサの光線は車の側面ガラスを透過して車のルーフ位置を確実に検出できないため、発光器と受光器を結ぶ光軸を水平線に対して傾斜させて投影面積を広げたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記光電センサは脚体の一方側に発光器、他方側に受光器を配置して、
検出洩れを防止するために光電センサの上下方向のピッチを狭くしている。そのため、ある発光器からの光線を同時に2個の受光器が受光し、トップブラシ等の洗浄装置が車の上面に接触して車に損傷を与える問題があった。また、検出精度を向上させるために複数の光電センサが必要となり、コストが嵩むという問題もあった。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、隣り合う発光器からの光線の影響を防止して少ない数のセンサで確実に車の上面を検出する門型洗車機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明は、洗車機本体の脚体に車を挟んで対向する位置に複数個の発光器と受光器よりなる光電センサを設け、車に対して洗車機本体を相対的に移動させて光電センサの出力より洗浄装置を昇降自在に制御する門型洗車機において、一方の脚体に等間隔に発光器を配設し、該発光器と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器からの光線を受光する受光器を設け、前記発光器を1個飛びにグループ化して、交互に発光することを特徴とする。
【0006】
従って、本発明によれば、受光器を共用できるので、洗車機自体のコストダウンに寄与でき、光電センサを対で設けた場合と同等な検出精度が得られる。また、隣り合う発光器は発光しないので誤検出を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の門型洗車機の車センサの配置を示す正面図、図2は本発明の門型洗車機の構成を示す側面図、図3は本発明の門型洗車機の制御を示すブロック図、図4は車高検出の動作を示すフロー図、図5は本発明の門型洗車機の動作説明図である。
【0008】
図1、図2、図3に示すように、洗車機本体1は敷地に敷設したレール上を往復走行するように設けられ、該洗車機本体1はその内面が開口し、梁部2内には洗浄装置として車の上面を洗浄するトップブラシ3が脚体4に設けられ、トップブラシ3の両端に設けられた支持軸5をガイド6に沿って昇降モータ7によって昇降できるように配設されている。また、洗車機本体1の脚体4には車の側面を洗浄するサイドブラシ8と、水、シャンプー、ワックス等の洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、車形状を検出する車センサ10が配設されている。
【0009】
車センサ10は発光器T1、T2、T3、T4、T5と受光器R1、R2、R3、R4、R5、R6より構成される光電センサが用いられ、一方の脚体5の垂直方向に等間隔に発光器T1、T2、・・・を配設し、発光器T1、T2、・・・と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器T1、T2、・・・からの光線を受光する受光器R1、R2、・・・を配設し、発光器T1からの光線を受光器R1、R2、発光器T2からの光線を受光器R2、R3、発光器T3からの光線を受光器R3、R4、発光器T4からの光線を受光器R4、R5、そして発光器T5からの光線を受光器R5、R6が受光するように配設されている。発光器T1、T3、T5と発光器T2、T4は交互に発光して、受光器R2、R3、R4、R5を共用する。
【0010】
脚体4の下部には走行輪11が設けられ、一方の走行輪11は図示しない移動用のモータで回動され、他方の走行輪11には単位角度回転毎にパルス信号を出力して洗車機本体1の走行位置を検知するエンコーダ12が係合している。そして図中符号13は洗車内容の設定や洗車の開始を出力するキーボードである。
【0011】
キーボード13からの開始信号と、車センサ10からの車高信号、及びエンコーダ12からのパルス信号を制御装置21に入力している。制御装置21は記憶手段22内に予め記憶された車センサ10とトップブラシ3の水平方向の距離より、前記車高信号及びパルス信号に基づいてトップブラシ3の支持軸5を昇降させる昇降モータ7に昇降信号を出力する。また、キーボード13からの開始信号に基づいて洗浄ノズル9、トップブラシ3及びサイドブラシ8に駆動信号を出力する。
【0012】
次に車高検出の動作を説明する。まず車を洗車機本体1に対して所定位置に停止させ、キーボード13内で洗車内容を選択して開始スイッチを押圧すると(図4 ST1)洗車機本体1が前進駆動する。洗車機本体1の移動にともない制御装置21ではエンコーダ12から出力されるパルス信号に基づいて(図4 ST2)、発光器T1、T3、T5からの光線(図4 ST3)を受光器R1、・・・、R6が受光して(図4 ST4)、パルス信号とともに光線が遮光された受光器R1、・・・、R6を記憶する(図4 ST5)。そして、洗車機本体1の移動にともないパルス信号が出力され(図4 ST6)、発光器T2、T4からの光線(図4 ST7)を受光器R1、・・・、R6が受光して(図4 ST8)、パルス信号とともに光線が遮光された受光器R2、・・・、R5を記憶する(図4 ST8)。このように発光器T1、T3、T5と発光器T2、T4は交互に、例えば10ms毎に光線を出力する。洗車機本体1がさらに移動して、受光器R1が発光器T1からの光線を受光して(図4 ST10)、所定時間t1経過(図4 ST11)しても受光器R1が光線を受光していれば(図4 ST12)、車の後端を検知したと判断して車高検出の動作を終了する。
【0013】
次に車高に基づいたトップブラシ3の昇降動作を説明する。洗車機本体1が移動して車センサ10が図5のA−A(ボンネット部)に達すると、発光器T1からの光線が車によって受光器R1、R2を遮光する。このとき、エンコーダ12で検出した走行位置Gでのパルス信号を読込むとともに、車センサ10で検出した車高Hの車高信号を読込み、その車高Hを走行位置GよりI(トップブラシ3と車センサ10との距離)だけ前方のJ(J=G+I)を記憶手段22に記憶する。
【0014】
また、前記車高Hは受光器R1、R2が遮光されているので、その上方の発光器T2の位置まではトップブラシ3の支持軸5を下降しても車に損傷を与えない位置でありトップブラシ3が車の上面を洗浄する最適の位置と判断して、発光器T2の位置を車高H(車高信号)として記憶手段22に記憶する。そしてトップブラシ3が位置Gに達したときに、記憶手段22内の車高Hまで昇降モータ7に昇降信号を出力してトップブラシ3を昇降させて洗浄が行われる。
【0015】
その後、洗車機本体1が図5のB−B(ルーブ部)に達したときも同様に、発光器T1、T2、T3、そして受光器R1、R2、R3、R4、が車によって遮光され、車のルーフ位置を検出する。このときの車センサ10は発光器T3と受光器R4が遮光されているので、その上方の発光器T4の位置を車高H(車高信号)としてエンコーダ12からの走行位置Jとともに記憶手段22に記憶する。そして、トップブラシ3が位置Jに達すると、前記車高Hに基づいて昇降モータ7に昇降信号を出力してトップブラシ3によるルーフ部の洗浄が行われる。以下同様にエンコーダ12からのパルス信号と車センサ10からの車高信号とを記憶して、該当する位置にトップブラシ3が達するときに昇降モータ7に昇降信号を出力する。
【0016】
そして、受光器R2が発光器T1、T2からの光線を入力して、例えば5秒経過しても受光器R2が光線を入力していれば、車の後端部を検出したと判断して、この時点から車センサとトップブラシとの距離だけ移動して洗車機本体1が停止する。
【0017】
さらに、移動用のモータが逆転して前記同様な制御を行って洗車機本体1が初期位置に戻ると、洗車機本体1が停止してトップブラシ3及びサイドブラシ8等の洗車具も初期位置に戻る。
【0018】
【発明の効果】
本発明に係る門型洗車機は以上詳細に述べた如くであって、洗車機本体の脚体に車を挟んで対向する位置に複数個の発光器と受光器よりなる光電センサを設け、車に対して洗車機本体を相対的に移動させて光電センサの出力より洗浄装置を昇降自在に制御する門型洗車機において、一方の脚体に等間隔に発光器を配設し、該発光器と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器からの光線を受光する受光器を設け、前記発光器を1個飛びにグループ化して、交互に発光することを特徴とする。よって、受光器を共用できるので、洗車機自体のコストダウンに寄与でき、光電センサを対で設けた場合と同等な検出精度が得られる。また、隣り合う発光器は発光しないので誤検出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の門型洗車機の車センサの配置を示す正面図である。
【図2】本発明の門型洗車機の構成を示す側面図である。
【図3】本発明の門型洗車機の制御を示すブロック図である。
【図4】車高検出の動作を示すフロー図である。
【図5】本発明の門型洗車機の動作説明図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体
2 梁部
3 トップブラシ
4 脚体
5 支持軸
6 ガイド
7 昇降モータ
8 サイドブラシ
9 洗浄ノズル
10 車センサ
11 走行輪
12 エンコーダ
13 キーボード
21 制御装置
22 記憶装置
Claims (1)
- 洗車機本体の脚体に車を挟んで対向する位置に複数個の発光器と受光器よりなる光電センサを設け、車に対して洗車機本体を相対的に移動させて光電センサの出力より洗浄装置を昇降自在に制御する門型洗車機において、
一方の脚体に等間隔に発光器を配設し、該発光器と対向した他方の脚体の上下位置に前記発光器からの光線を受光する受光器を設け、前記発光器を1個飛びにグループ化して、交互に発光することを特徴とする門型洗車機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637498A JP3718982B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 門型洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01637498A JP3718982B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 門型洗車機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198774A JPH11198774A (ja) | 1999-07-27 |
JP3718982B2 true JP3718982B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=11914531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01637498A Expired - Fee Related JP3718982B2 (ja) | 1998-01-12 | 1998-01-12 | 門型洗車機 |
Country Status (1)
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JP4798100B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2011-10-19 | 株式会社ダイフク | 洗車機 |
JP7454482B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2024-03-22 | エムケー精工株式会社 | 車両洗浄システム |
-
1998
- 1998-01-12 JP JP01637498A patent/JP3718982B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH11198774A (ja) | 1999-07-27 |
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Legal Events
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