JP3344311B2 - 門型洗車機 - Google Patents
門型洗車機Info
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- JP3344311B2 JP3344311B2 JP05743498A JP5743498A JP3344311B2 JP 3344311 B2 JP3344311 B2 JP 3344311B2 JP 05743498 A JP05743498 A JP 05743498A JP 5743498 A JP5743498 A JP 5743498A JP 3344311 B2 JP3344311 B2 JP 3344311B2
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- JP
- Japan
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- sensor
- signal
- car
- vehicle
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、門型の洗車機本体
を往復走行させて、車の上面を洗浄するトップブラシの
昇降制御を行う門型洗車機に関するものである。
を往復走行させて、車の上面を洗浄するトップブラシの
昇降制御を行う門型洗車機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かかる門型洗車機は、レール上に洗車機
本体を移動自在に設け、洗車機本体に車形を計測する車
センサと、走行輪に連動して洗車機本体の移動量を計測
するエンコーダとを設け、両センサの信号から車形デー
タを作成し、該車形データに基づいてトップブラシの支
持軸が昇降モータにより昇降制御され、車の上面の洗浄
が行われる。
本体を移動自在に設け、洗車機本体に車形を計測する車
センサと、走行輪に連動して洗車機本体の移動量を計測
するエンコーダとを設け、両センサの信号から車形デー
タを作成し、該車形データに基づいてトップブラシの支
持軸が昇降モータにより昇降制御され、車の上面の洗浄
が行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、昇降モータは
洗車機本体の走行位置、すなわちトップブラシの支持軸
の位置に対応する車形データにより昇降が制御されてい
るので、例えばピックアップトラックを洗車する場合、
復路時は荷台から運転席の変わり目が垂直になっている
ため、角度変化に追従できず車に損傷を与えるばかりで
はなく、トップブラシが引掛かって洗車機自体も損傷し
てしまう問題があった。さらに、ルーフ部後部よりリヤ
スポイラーを挿着した車を洗車する場合、リヤスポイラ
ーが突出しているにも関わらず、リヤウインドウを洗浄
するためトップブラシが下降してリヤスポイラーを損傷
させる問題もあった。
洗車機本体の走行位置、すなわちトップブラシの支持軸
の位置に対応する車形データにより昇降が制御されてい
るので、例えばピックアップトラックを洗車する場合、
復路時は荷台から運転席の変わり目が垂直になっている
ため、角度変化に追従できず車に損傷を与えるばかりで
はなく、トップブラシが引掛かって洗車機自体も損傷し
てしまう問題があった。さらに、ルーフ部後部よりリヤ
スポイラーを挿着した車を洗車する場合、リヤスポイラ
ーが突出しているにも関わらず、リヤウインドウを洗浄
するためトップブラシが下降してリヤスポイラーを損傷
させる問題もあった。
【０００４】そこで本発明は、予め進行方向前後の車形
を認識して、トップブラシを昇降させる門型洗車機を提
供することである。
を認識して、トップブラシを昇降させる門型洗車機を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、昇降モ
ータにより昇降して車の上面を洗浄するトップブラシが
設けられ、洗車機本体の脚体の上下方向に複数個配置し
て車形を計測する車センサと、敷地上に敷設されたレー
ル上を走行する走行輪の移動量を計測するエンコーダー
と、該エンコーダーからのパルス信号に応じた車センサ
からのオン信号又はオフ信号より車形を記憶する車形デ
ータ記憶手段とを備えた門型洗車機において、前記車セ
ンサはトップブラシより往路前方に離間して配設され、
トップブラシには軸上、下方の外周付近に現在位置を示
す第一センサと、該第一センサの進行方向前後の外周付
近に前位置を示す第二センサと、後位置を示す第三セン
サとが設けられ、さらにトップブラシを昇降する昇降モ
ータを制御する制御装置が設けられ、その制御装置は、
エンコーダーからのパルス信号発生毎に車センサからの
車高信号を検出してその位置からトップブラシと車セン
サとの距離だけ前方の位置を車形データ記憶手段に記憶
し、前記動作を繰返し行って、車形データを作成し、そ
して前記車形データに基づき第一センサと第二センサが
オン信号を受けると昇降モータに上昇信号を出力し、第
一センサがオン信号を受けかつ第三センサがオフ信号を
受けると昇降モータに上昇信号及び下降信号の出力を停
止し、第一センサ及び第三センサがオン信号を受けると
下降信号を出力するように制御する機能を有している。
ータにより昇降して車の上面を洗浄するトップブラシが
設けられ、洗車機本体の脚体の上下方向に複数個配置し
て車形を計測する車センサと、敷地上に敷設されたレー
ル上を走行する走行輪の移動量を計測するエンコーダー
と、該エンコーダーからのパルス信号に応じた車センサ
からのオン信号又はオフ信号より車形を記憶する車形デ
ータ記憶手段とを備えた門型洗車機において、前記車セ
ンサはトップブラシより往路前方に離間して配設され、
トップブラシには軸上、下方の外周付近に現在位置を示
す第一センサと、該第一センサの進行方向前後の外周付
近に前位置を示す第二センサと、後位置を示す第三セン
サとが設けられ、さらにトップブラシを昇降する昇降モ
ータを制御する制御装置が設けられ、その制御装置は、
エンコーダーからのパルス信号発生毎に車センサからの
車高信号を検出してその位置からトップブラシと車セン
サとの距離だけ前方の位置を車形データ記憶手段に記憶
し、前記動作を繰返し行って、車形データを作成し、そ
して前記車形データに基づき第一センサと第二センサが
オン信号を受けると昇降モータに上昇信号を出力し、第
一センサがオン信号を受けかつ第三センサがオフ信号を
受けると昇降モータに上昇信号及び下降信号の出力を停
止し、第一センサ及び第三センサがオン信号を受けると
下降信号を出力するように制御する機能を有している。
【０００６】従って、本発明によれば予め進行方向の前
後の車高位置がわかるので、洗車機本体の移動方向の前
後に凸部又は角度が急激に変化する場合でも、予めトッ
プブラシの前後の車高位置を優先してトップブラシの昇
降動作を制御することができる。そのため、可能な限り
車の上面に追従して洗い残しや、車及び洗車機本体への
損傷を防止できる。
後の車高位置がわかるので、洗車機本体の移動方向の前
後に凸部又は角度が急激に変化する場合でも、予めトッ
プブラシの前後の車高位置を優先してトップブラシの昇
降動作を制御することができる。そのため、可能な限り
車の上面に追従して洗い残しや、車及び洗車機本体への
損傷を防止できる。
【０００７】また、予め進行方向の車高位置を認識でき
るので、トップブラシの昇降がスムーズに行われ、急激
な昇降動作を減らすことができ、耐久性向上に寄与する
ことができる。
るので、トップブラシの昇降がスムーズに行われ、急激
な昇降動作を減らすことができ、耐久性向上に寄与する
ことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の門型洗車機の構成
を示す正面図、図２は本発明の門型洗車機の構成を示す
側面図、図３は本発明の門型洗車機の制御を示すブロッ
ク図、図４は車形データの記憶動作を示すフロー図、図
５は車形データを示す説明図である。
に基づいて説明する。図１は本発明の門型洗車機の構成
を示す正面図、図２は本発明の門型洗車機の構成を示す
側面図、図３は本発明の門型洗車機の制御を示すブロッ
ク図、図４は車形データの記憶動作を示すフロー図、図
５は車形データを示す説明図である。
【０００９】図１、図２、図３に示すように、洗車機本
体１は敷地に敷設したレール上を往復走行するように設
けられ、該洗車機本体１はその内面が開口し、梁部２内
には車の上面を洗浄するトップブラシ３が脚体４に設け
られ、トップブラシ３の両端に設けられた回転軸５をガ
イド６に沿って昇降モータ７によって昇降できるように
配設されている。また、洗車機本体１の脚体４には車の
側面を洗浄するサイドブラシ８と、水、シャンプー、ワ
ックス等の洗浄液を噴射する洗浄ノズル９と、車形状を
検出する車センサ１０が配設されている。前記トップブ
ラシ３の軸上、下方の外周付近に、後述する車形データ
記憶手段内のデータにより現在位置を示す第一センサ１
１と、第一センサの前後に第二センサ１２、第三センサ
１３を仮想的に設けている。
体１は敷地に敷設したレール上を往復走行するように設
けられ、該洗車機本体１はその内面が開口し、梁部２内
には車の上面を洗浄するトップブラシ３が脚体４に設け
られ、トップブラシ３の両端に設けられた回転軸５をガ
イド６に沿って昇降モータ７によって昇降できるように
配設されている。また、洗車機本体１の脚体４には車の
側面を洗浄するサイドブラシ８と、水、シャンプー、ワ
ックス等の洗浄液を噴射する洗浄ノズル９と、車形状を
検出する車センサ１０が配設されている。前記トップブ
ラシ３の軸上、下方の外周付近に、後述する車形データ
記憶手段内のデータにより現在位置を示す第一センサ１
１と、第一センサの前後に第二センサ１２、第三センサ
１３を仮想的に設けている。
【００１０】前記車センサ１０は、例えば発光器Ｔ１、
Ｔ２、・・・と受光器Ｒ１、Ｒ２、・・・より構成され
る光電センサが脚体４の長手方向に対向して複数個配設
され、発光器Ｔ１、Ｔ２、・・・からの光信号を受光器
Ｒ１、Ｒ２、・・・が受光したときオン、遮光したとき
オフとなって、図５に示すようにオンを白丸、オフを黒
丸で表した車形データを作成する。
Ｔ２、・・・と受光器Ｒ１、Ｒ２、・・・より構成され
る光電センサが脚体４の長手方向に対向して複数個配設
され、発光器Ｔ１、Ｔ２、・・・からの光信号を受光器
Ｒ１、Ｒ２、・・・が受光したときオン、遮光したとき
オフとなって、図５に示すようにオンを白丸、オフを黒
丸で表した車形データを作成する。
【００１１】脚体４の下部には走行輪１４が設けられ、
一方の走行輪１４は図示しない移動用のモータで回動さ
れ、他方の走行輪１４には単位角度回転毎にパルス信号
を出力して洗車機本体１の走行位置を検知するエンコー
ダ１５が係合している。そして図中符号１６は洗車内容
の設定や洗車の開始を出力するキーボードである。
一方の走行輪１４は図示しない移動用のモータで回動さ
れ、他方の走行輪１４には単位角度回転毎にパルス信号
を出力して洗車機本体１の走行位置を検知するエンコー
ダ１５が係合している。そして図中符号１６は洗車内容
の設定や洗車の開始を出力するキーボードである。
【００１２】キーボード１６からの開始信号と、車セン
サ１０からの車高信号、及びエンコーダ１５からのパル
ス信号を制御装置２１に入力している。制御装置２１で
は前記車高信号とパルス信号に基づいて車形データを作
成し、車形データ記憶手段２２に記憶する。そして、予
め記憶された車センサ１０とトップブラシ３の水平方向
の距離より、前記パルス信号と車形データ記憶手段２２
から現在位置を示す第１センサ１１、及第１センサ１１
の前後に設けられ、その位置でのパルス信号発生時の車
高位置を示す第２センサ１２、第３センサ１３からの信
号に基づいてトップブラシ３の支持軸５を昇降する昇降
モータ７に昇降信号を出力する。また、キーボード１６
からの開始信号に基づいて洗浄ノズル９、トップブラシ
３及びサイドブラシ８に駆動信号を出力する。
サ１０からの車高信号、及びエンコーダ１５からのパル
ス信号を制御装置２１に入力している。制御装置２１で
は前記車高信号とパルス信号に基づいて車形データを作
成し、車形データ記憶手段２２に記憶する。そして、予
め記憶された車センサ１０とトップブラシ３の水平方向
の距離より、前記パルス信号と車形データ記憶手段２２
から現在位置を示す第１センサ１１、及第１センサ１１
の前後に設けられ、その位置でのパルス信号発生時の車
高位置を示す第２センサ１２、第３センサ１３からの信
号に基づいてトップブラシ３の支持軸５を昇降する昇降
モータ７に昇降信号を出力する。また、キーボード１６
からの開始信号に基づいて洗浄ノズル９、トップブラシ
３及びサイドブラシ８に駆動信号を出力する。
【００１３】次に車高を検出する動作を説明する。まず
車を洗車機本体１に対して所定位置に停止させ、キーボ
ード１６内で洗車内容を選択して開始スイッチを押圧す
ると（図４ ＳＴ１）、洗車機本体１が前進駆動され、
制御装置２１ではパルス信号発生毎（図４ ＳＴ２）に
車センサ１０からの車高信号が検出される（図４ ＳＴ
３）。このとき、エンコーダ１５で検出した走行位置Ｓ
１でのパルス信号と、車センサ１０が下方より最初に光
信号を受けてオンした車高Ｌ３を車形データ記憶手段２
２に記憶し、その車高Ｌ３を走行位置Ｓ１よりＸ（トッ
プブラシ３と車センサ１０との距離）だけ前方のＹ（Ｙ
＝Ｘ＋１）を車形データ記憶手段２２に記憶する（図４
ＳＴ４）。そして、順次前記動作を繰り返し行って、
受光器Ｒ１が発光器Ｔ１からの光信号を受けてオンして
（図４ ＳＴ５）、例えば５秒経過しても（図４ ＳＴ
６）受光器Ｒ１がオンしていれば（図４ ＳＴ７）、車
の後端部を検出したと判断して、車高検出の動作を終了
して、図５に示すような車形データを作成する。
車を洗車機本体１に対して所定位置に停止させ、キーボ
ード１６内で洗車内容を選択して開始スイッチを押圧す
ると（図４ ＳＴ１）、洗車機本体１が前進駆動され、
制御装置２１ではパルス信号発生毎（図４ ＳＴ２）に
車センサ１０からの車高信号が検出される（図４ ＳＴ
３）。このとき、エンコーダ１５で検出した走行位置Ｓ
１でのパルス信号と、車センサ１０が下方より最初に光
信号を受けてオンした車高Ｌ３を車形データ記憶手段２
２に記憶し、その車高Ｌ３を走行位置Ｓ１よりＸ（トッ
プブラシ３と車センサ１０との距離）だけ前方のＹ（Ｙ
＝Ｘ＋１）を車形データ記憶手段２２に記憶する（図４
ＳＴ４）。そして、順次前記動作を繰り返し行って、
受光器Ｒ１が発光器Ｔ１からの光信号を受けてオンして
（図４ ＳＴ５）、例えば５秒経過しても（図４ ＳＴ
６）受光器Ｒ１がオンしていれば（図４ ＳＴ７）、車
の後端部を検出したと判断して、車高検出の動作を終了
して、図５に示すような車形データを作成する。
【００１４】次にトップブラシ３の昇降制御の動作を説
明する。洗車機本体１が前進駆動して、トップブラシ３
に仮想的に設けられた第１センサ１１が位置Ｓ１、つま
り洗車機本体１のエンコーダ１５で検出された走行位置
Ｙに達するとき、位置Ｓ１での車高データを車形データ
記憶手段２２より読込む。そして、洗車機本体１の移動
にともなって梁部２内に設けられたトップブラシ３の第
１センサ１１をＬ３の位置まで下降させる。このとき、
予め下降位置が解っているので、トップブラシ３の昇降
はスムーズに行われる。
明する。洗車機本体１が前進駆動して、トップブラシ３
に仮想的に設けられた第１センサ１１が位置Ｓ１、つま
り洗車機本体１のエンコーダ１５で検出された走行位置
Ｙに達するとき、位置Ｓ１での車高データを車形データ
記憶手段２２より読込む。そして、洗車機本体１の移動
にともなって梁部２内に設けられたトップブラシ３の第
１センサ１１をＬ３の位置まで下降させる。このとき、
予め下降位置が解っているので、トップブラシ３の昇降
はスムーズに行われる。
【００１５】また、トップブラシ３の第１センサ１１が
位置Ｓ４に達したとき、例えば第２センサ１２が位置Ｓ
５に達する。同時に位置Ｓ４、Ｓ５での車高位置を車形
データ記憶手段２２より読込む。このとき第一センサ１
１の車高がＬ４、第二センサ１２の車高がＬ５に位置
し、両センサともオン信号を表しているので、昇降モー
タ７に上昇信号を出力して、トップブラシ３を上昇させ
る。このとき、予め進行方向前方の昇降位置が解ってい
るので、車の上面に追従でき、かつ、汚れを確実に落し
て洗浄効率を向上させることができる。
位置Ｓ４に達したとき、例えば第２センサ１２が位置Ｓ
５に達する。同時に位置Ｓ４、Ｓ５での車高位置を車形
データ記憶手段２２より読込む。このとき第一センサ１
１の車高がＬ４、第二センサ１２の車高がＬ５に位置
し、両センサともオン信号を表しているので、昇降モー
タ７に上昇信号を出力して、トップブラシ３を上昇させ
る。このとき、予め進行方向前方の昇降位置が解ってい
るので、車の上面に追従でき、かつ、汚れを確実に落し
て洗浄効率を向上させることができる。
【００１６】洗車機本体１がさらに移動してトップブラ
シ３の第一センサ１１が位置Ｓ１５に達したとき、第三
センサ１３が位置Ｓ１４に達し、同時に位置Ｓ１４、Ｓ
１５での車高位置を車形データ記憶手段２２より読み込
む。このとき第一センサ１１の車高がＬ４でオン信号を
受け、また、第三センサ１３の車高がＬ５でオフ信号を
受けているので、昇降モータ７に上昇信号及び下降信号
の出力を停止してトップブラシ３の高さ位置を保持しな
がらリヤスポイラーの上面を洗浄する。
シ３の第一センサ１１が位置Ｓ１５に達したとき、第三
センサ１３が位置Ｓ１４に達し、同時に位置Ｓ１４、Ｓ
１５での車高位置を車形データ記憶手段２２より読み込
む。このとき第一センサ１１の車高がＬ４でオン信号を
受け、また、第三センサ１３の車高がＬ５でオフ信号を
受けているので、昇降モータ７に上昇信号及び下降信号
の出力を停止してトップブラシ３の高さ位置を保持しな
がらリヤスポイラーの上面を洗浄する。
【００１７】また、洗車機本体１が移動してトップブラ
シ３の第一センサ１１が位置Ｓ１６に達したとき、第三
センサ１３が位置Ｓ１５に達し、同時に位置Ｓ１５、Ｓ
１６での車高位置を車形データ記憶手段２２より読み込
む。このとき第一センサ１１の車高がＬ４第三センサ１
３の車高がＬ５に位置し、両センサともオン信号を表し
ているので昇降モータ７に下降信号を出力してトップブ
ラシ３を下降させる。
シ３の第一センサ１１が位置Ｓ１６に達したとき、第三
センサ１３が位置Ｓ１５に達し、同時に位置Ｓ１５、Ｓ
１６での車高位置を車形データ記憶手段２２より読み込
む。このとき第一センサ１１の車高がＬ４第三センサ１
３の車高がＬ５に位置し、両センサともオン信号を表し
ているので昇降モータ７に下降信号を出力してトップブ
ラシ３を下降させる。
【００１８】そして、受光器Ｒ１が発光器Ｔ１からの光
信号を受光して、例えば５秒経過しても受光器Ｒ１が受
光していれば車の後端部を検出したと判断して、この時
点から車センサ１０とトップブラシ３との距離だけ移動
して洗車機本体１が停止する。
信号を受光して、例えば５秒経過しても受光器Ｒ１が受
光していれば車の後端部を検出したと判断して、この時
点から車センサ１０とトップブラシ３との距離だけ移動
して洗車機本体１が停止する。
【００１９】さらに、移動用のモータが逆転して前記同
様な制御を行って洗車機本体１が初期位置に戻ると、洗
車機本体１が停止してトップブラシ３及びサイドブラシ
８等の洗車具も初期位置に戻る。
様な制御を行って洗車機本体１が初期位置に戻ると、洗
車機本体１が停止してトップブラシ３及びサイドブラシ
８等の洗車具も初期位置に戻る。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係る門型洗車機は以上詳細に述
べた如くであって、昇降モータにより昇降して車の上面
を洗浄するトップブラシと、洗車機本体の脚体の上下方
向に複数個配置して車形を計測する車センサと、敷地上
に敷設されたレール上を走行する走行輪の移動量を計測
するエンコーダーと、該エンコーダーからのパルス信号
に応じた車センサからのオン信号又はオフ信号より車形
を記憶する車形データ記憶手段とを備えた門型洗車機に
おいて、前記車センサはトップブラシより往路前方に離
間して配設され、トップブラシには軸上、下方の外周付
近に現在位置を示す第一センサと、該第一センサの進行
方向前後の外周付近に前位置、後位置を示す第二セン
サ、第三センサとを設け、前記車形データ記憶手段に基
づき第一センサと第二センサがオン信号を受けると昇降
モータに上昇信号を出力し、第一センサがオン信号を受
け、かつ、第三センサがオフ信号を受けると昇降モータ
に上昇信号及び下降信号の出力を停止し、第一センサ及
び第三センサがオン信号を受けると下降信号を出力する
ように制御する制御装置を備えたことを特徴とする。従
って、本発明によれば予め進行方向の前後の車高位置が
わかるので、洗車機本体の移動方向の前後に凸部又は角
度が急激に変化する場合でも、予めトップブラシの前後
の車高位置を優先してトップブラシの昇降動作を制御す
ることができる。そのため、可能な限り車の上面に追従
して洗い残しや、車及び洗車機本体への損傷を防止でき
る。また、予め進行方向の車高位置を認識できるので、
トップブラシの昇降がスムーズに行われ、急激な昇降動
作を減らすことができ、耐久性向上に寄与することがで
きる。
べた如くであって、昇降モータにより昇降して車の上面
を洗浄するトップブラシと、洗車機本体の脚体の上下方
向に複数個配置して車形を計測する車センサと、敷地上
に敷設されたレール上を走行する走行輪の移動量を計測
するエンコーダーと、該エンコーダーからのパルス信号
に応じた車センサからのオン信号又はオフ信号より車形
を記憶する車形データ記憶手段とを備えた門型洗車機に
おいて、前記車センサはトップブラシより往路前方に離
間して配設され、トップブラシには軸上、下方の外周付
近に現在位置を示す第一センサと、該第一センサの進行
方向前後の外周付近に前位置、後位置を示す第二セン
サ、第三センサとを設け、前記車形データ記憶手段に基
づき第一センサと第二センサがオン信号を受けると昇降
モータに上昇信号を出力し、第一センサがオン信号を受
け、かつ、第三センサがオフ信号を受けると昇降モータ
に上昇信号及び下降信号の出力を停止し、第一センサ及
び第三センサがオン信号を受けると下降信号を出力する
ように制御する制御装置を備えたことを特徴とする。従
って、本発明によれば予め進行方向の前後の車高位置が
わかるので、洗車機本体の移動方向の前後に凸部又は角
度が急激に変化する場合でも、予めトップブラシの前後
の車高位置を優先してトップブラシの昇降動作を制御す
ることができる。そのため、可能な限り車の上面に追従
して洗い残しや、車及び洗車機本体への損傷を防止でき
る。また、予め進行方向の車高位置を認識できるので、
トップブラシの昇降がスムーズに行われ、急激な昇降動
作を減らすことができ、耐久性向上に寄与することがで
きる。
【図１】本発明の門型洗車機の構成を示す正面図であ
る。
る。
【図２】本発明の門型洗車機の構成を示す側面図であ
る。
る。
【図３】本発明の門型洗車機の制御を示すブロック図で
ある。
ある。
【図４】車形データの記憶動作を示すフロー図である。
【図５】車形データを示す説明図である。
１ 洗車機本体 ２ 梁部 ３ トップブラシ ４ 脚体 ５ 支持軸 ６ ガイド ７ 昇降モータ ８ サイドブラシ ９ 洗浄ノズル １０ 車センサ １１ 第一センサ １２ 第二センサ １３ 第三センサ １４ 走行輪 １５ エンコーダ １６ キーボード ２１ 制御装置 ２２ 車形データ記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−205768（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−178050（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−156208（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−196018（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−169316（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−16726（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60S 3/00 - 3/06
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降モータにより昇降して車の上面を洗
浄するトップブラシが設けられ、洗車機本体の脚体の上
下方向に複数個配置して車形を計測する車センサと、敷
地上に敷設されたレール上を走行する走行輪の移動量を
計測するエンコーダーと、該エンコーダーからのパルス
信号に応じた車センサからのオン信号又はオフ信号より
車形を記憶する車形データ記憶手段とを備えた門型洗車
機において、前記車センサはトップブラシより往路前方
に離間して配設され、トップブラシには軸上、下方の外
周付近に現在位置を示す第一センサと、該第一センサの
進行方向前後の外周付近に前位置を示す第二センサと、
後位置を示す第三センサとが設けられ、さらにトップブ
ラシを昇降する昇降モータを制御する制御装置が設けら
れ、その制御装置は、エンコーダーからのパルス信号発
生毎に車センサからの車高信号を検出してその位置から
トップブラシと車センサとの距離だけ前方の位置を車形
データ記憶手段に記憶し、前記動作を繰返し行って、車
形データを作成し、そして前記車形データに基づき第一
センサと第二センサがオン信号を受けると昇降モータに
上昇信号を出力し、第一センサがオン信号を受けかつ第
三センサがオフ信号を受けると昇降モータに上昇信号及
び下降信号の出力を停止し、第一センサ及び第三センサ
がオン信号を受けると下降信号を出力するように制御す
る機能を有することを特徴とする門型洗車機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05743498A JP3344311B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 門型洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP05743498A JP3344311B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 門型洗車機 |
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| JPH11240428A JPH11240428A (ja) | 1999-09-07 |
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ID=13055558
Family Applications (1)
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-
1998
- 1998-02-23 JP JP05743498A patent/JP3344311B2/ja not_active Expired - Fee Related
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