JP2000141038A - 直流溶接機用出力チョ―クおよび該出力チョ―クの使用方法 - Google Patents
直流溶接機用出力チョ―クおよび該出力チョ―クの使用方法Info
- Publication number
- JP2000141038A JP2000141038A JP11293428A JP29342899A JP2000141038A JP 2000141038 A JP2000141038 A JP 2000141038A JP 11293428 A JP11293428 A JP 11293428A JP 29342899 A JP29342899 A JP 29342899A JP 2000141038 A JP2000141038 A JP 2000141038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- choke
- output choke
- output
- inductance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/10—Composite arrangements of magnetic circuits
- H01F3/14—Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/08—High-leakage transformers or inductances
- H01F38/085—Welding transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
- Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接機用の高性能の直流アーク出力チョーク
を提供する。 【解決手段】 互いに対向し、中間領域をもってそれぞ
れ2つの間隔のあいた端をもつ第1及び第2面に終わる
第1及び第2極片によって区切られたインダクタンスを
制御するための空気ギャップをもつ高透磁率コアからな
り、前記第1及び第2面が中間領域から各端に向かって
収束して空気ギャップ用の特定の断面形状を与える直流
アーク溶接機用出力チョークで、該チョークは少なくと
も約100Aの溶接電流を流すのに十分な大きさであ
る。
を提供する。 【解決手段】 互いに対向し、中間領域をもってそれぞ
れ2つの間隔のあいた端をもつ第1及び第2面に終わる
第1及び第2極片によって区切られたインダクタンスを
制御するための空気ギャップをもつ高透磁率コアからな
り、前記第1及び第2面が中間領域から各端に向かって
収束して空気ギャップ用の特定の断面形状を与える直流
アーク溶接機用出力チョークで、該チョークは少なくと
も約100Aの溶接電流を流すのに十分な大きさであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流アーク溶接機用
出力チョークおよび該チョークを用いる直流溶接機の出
力回路におけるインダクタンスを制御する方法に関する
ものである。
出力チョークおよび該チョークを用いる直流溶接機の出
力回路におけるインダクタンスを制御する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】直流アーク溶接機において、
出力回路は通常電極と工作物に並列にキャパシタを有
し、該キャパシタは整流器あるいは電源が直流電流を供
給するとき、キャパシタを充電するための比較的小さな
インダクタンスを有している。該インダクタンスによ
り、溶接電流からリップルが除かれる。溶接機のアーク
・ギャップと直列に、約50A以上の高電流を扱うこと
ができ、アークを安定化するための電流を制御するため
に使われる大きなチョークが設けられている。工作物に
向かう電極の供給速度とアークの長さが変化すると、溶
接電流は変動する。従来、アークと直列の大きな出力チ
ョークは電流が変動するときある一定値にインダクタン
スを制御するために、コア内に固定された空気ギャップ
(以下空隙と称する)をもっていた。しかし、チョーク
に高溶接電流が流れると、コアが飽和し、インダクタン
スを大幅に減小した。このため、コア内の空隙の幅は溶
接機の動作電流範囲にわたる一定インダクタンスを供給
するため、拡張された。該チョークは特定動作電流範囲
に対して選定された。しかし、この範囲は異なる溶接作
業に対して変動するものだった。こうして、チョークの
空隙は大多数の溶接作業用に選定された。標準チョーク
において、小さな空隙は高インダクタンスを与えたが、
比較的低電流で飽和するものだった。チョークの電流容
量を増大させるため、空隙が拡張されてチョークの特定
サイズに対するインダクタンス量を減小させた。このた
め、チョークは溶接電流を流す大きなワイヤと、飽和を
防ぐ大きな断面積のコアを有して、非常に大きく作られ
た。空隙は広範囲の溶接電流を流すために大きかった。
このようなチョークは高価で溶接機の重量を大幅に増や
した。さらに、溶接電流に反比例するインダクタンスを
もつ理想的なアーク溶接が実現したとしても、飽和点ま
でチョークが一定インダクタンスを生じた。これらの問
題を軽減するため、空隙が2ないし3の異なる幅を有す
ることが提案されてきている。この提案は小さな空隙が
飽和するまで高インダクタンスを生じた。その後、大き
な空隙が飽和するまでより低いインダクタンスが実現さ
れる。2ないし3の段階を踏んだ空隙というこの概念を
使うことにより、チョークの大きさが小さくなり、チョ
ークによって制御される電流の範囲が増す。さらに、イ
ンダクタンスに対する電流の関係が逆だった。出力チョ
ークのコア内で段階的な空隙を使うという概念によりチ
ョークは小さくなったが、1以上の屈曲点または膝が存
在した。屈曲点のエリア内で作動するために電極の供給
速度あるいはアーク長さが変動すると、直流溶接機は飽
和または屈曲点の回りで振動し、動作を不安定にさせ
る。標準揺動チョークは、溶接電流が変動しすぎて飽和
点で作動できないため、解決手段にはならなかった。加
えて、揺動チョークは小電流用途のためのものだった。
出力回路は通常電極と工作物に並列にキャパシタを有
し、該キャパシタは整流器あるいは電源が直流電流を供
給するとき、キャパシタを充電するための比較的小さな
インダクタンスを有している。該インダクタンスによ
り、溶接電流からリップルが除かれる。溶接機のアーク
・ギャップと直列に、約50A以上の高電流を扱うこと
ができ、アークを安定化するための電流を制御するため
に使われる大きなチョークが設けられている。工作物に
向かう電極の供給速度とアークの長さが変化すると、溶
接電流は変動する。従来、アークと直列の大きな出力チ
ョークは電流が変動するときある一定値にインダクタン
スを制御するために、コア内に固定された空気ギャップ
(以下空隙と称する)をもっていた。しかし、チョーク
に高溶接電流が流れると、コアが飽和し、インダクタン
スを大幅に減小した。このため、コア内の空隙の幅は溶
接機の動作電流範囲にわたる一定インダクタンスを供給
するため、拡張された。該チョークは特定動作電流範囲
に対して選定された。しかし、この範囲は異なる溶接作
業に対して変動するものだった。こうして、チョークの
空隙は大多数の溶接作業用に選定された。標準チョーク
において、小さな空隙は高インダクタンスを与えたが、
比較的低電流で飽和するものだった。チョークの電流容
量を増大させるため、空隙が拡張されてチョークの特定
サイズに対するインダクタンス量を減小させた。このた
め、チョークは溶接電流を流す大きなワイヤと、飽和を
防ぐ大きな断面積のコアを有して、非常に大きく作られ
た。空隙は広範囲の溶接電流を流すために大きかった。
このようなチョークは高価で溶接機の重量を大幅に増や
した。さらに、溶接電流に反比例するインダクタンスを
もつ理想的なアーク溶接が実現したとしても、飽和点ま
でチョークが一定インダクタンスを生じた。これらの問
題を軽減するため、空隙が2ないし3の異なる幅を有す
ることが提案されてきている。この提案は小さな空隙が
飽和するまで高インダクタンスを生じた。その後、大き
な空隙が飽和するまでより低いインダクタンスが実現さ
れる。2ないし3の段階を踏んだ空隙というこの概念を
使うことにより、チョークの大きさが小さくなり、チョ
ークによって制御される電流の範囲が増す。さらに、イ
ンダクタンスに対する電流の関係が逆だった。出力チョ
ークのコア内で段階的な空隙を使うという概念によりチ
ョークは小さくなったが、1以上の屈曲点または膝が存
在した。屈曲点のエリア内で作動するために電極の供給
速度あるいはアーク長さが変動すると、直流溶接機は飽
和または屈曲点の回りで振動し、動作を不安定にさせ
る。標準揺動チョークは、溶接電流が変動しすぎて飽和
点で作動できないため、解決手段にはならなかった。加
えて、揺動チョークは小電流用途のためのものだった。
【0003】直流アーク溶接機用に固定出力チョークを
使うことが現在の標準である。このようなチョークは大
きく、作動点がインダクタンスの線形部にあって、溶接
機の出力インダクタンスの大幅な減小を妨げている。こ
のようなチョークは高価で重い。段階的な空隙をもつ手
続きによってチョークの大きさは小さくでき、電流動作
範囲は増すが、1つの空隙の飽和における屈曲点により
溶接機が弱くなり、あるアーク長さと供給速度における
振動を受けやすくなる。したがって、この提案された改
良は実用化できなかった。
使うことが現在の標準である。このようなチョークは大
きく、作動点がインダクタンスの線形部にあって、溶接
機の出力インダクタンスの大幅な減小を妨げている。こ
のようなチョークは高価で重い。段階的な空隙をもつ手
続きによってチョークの大きさは小さくでき、電流動作
範囲は増すが、1つの空隙の飽和における屈曲点により
溶接機が弱くなり、あるアーク長さと供給速度における
振動を受けやすくなる。したがって、この提案された改
良は実用化できなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定空隙をも
つ大きなチョークあるいは段階的な空隙をもつ小さなチ
ョークによる重量、コストおよび溶接不調和の問題を解
決した直流アーク溶接機用出力チョークに関するもので
ある。本発明によれば、該出力チョークは、2つの離れ
た端をもつ断面形状の領域を有する高透磁率(パーモア
ビリティ)コアおよび空隙(即ち空気ギャップ)からな
り、該空隙が該2つの端の間の距離の少なくとも一部に
対して徐々に収束する幅をもっている。こうして、空隙
は徐々に端から増す。実施例において、空隙はダイヤモ
ンド形状で、端からコア中心部に徐々に増している。こ
のダイヤモンド・コア技術により出力回路内にインダク
タンスを生じ、該インダクタンスは溶接電流に反比例し
て電流範囲にわたって徐々に変化する。溶接電流が増す
と、インダクタンスは不連続や段階的でなく連続して減
小する。こうして、溶接電流は出力チョークあるいは飽
和膝上の作動に対して、けっして飽和点にない。溶接電
力は振動しない。本発明はアークを不安定にさせること
なく、5〜10Vまでアーク長さの変動を扱うことので
きる強力な溶接機を提供する。こうして、振動させるこ
となく、あるいは大きな出力チョークを使う必要なく、
本発明のチョークは広範囲の溶接電流に対する制御を与
える。
つ大きなチョークあるいは段階的な空隙をもつ小さなチ
ョークによる重量、コストおよび溶接不調和の問題を解
決した直流アーク溶接機用出力チョークに関するもので
ある。本発明によれば、該出力チョークは、2つの離れ
た端をもつ断面形状の領域を有する高透磁率(パーモア
ビリティ)コアおよび空隙(即ち空気ギャップ)からな
り、該空隙が該2つの端の間の距離の少なくとも一部に
対して徐々に収束する幅をもっている。こうして、空隙
は徐々に端から増す。実施例において、空隙はダイヤモ
ンド形状で、端からコア中心部に徐々に増している。こ
のダイヤモンド・コア技術により出力回路内にインダク
タンスを生じ、該インダクタンスは溶接電流に反比例し
て電流範囲にわたって徐々に変化する。溶接電流が増す
と、インダクタンスは不連続や段階的でなく連続して減
小する。こうして、溶接電流は出力チョークあるいは飽
和膝上の作動に対して、けっして飽和点にない。溶接電
力は振動しない。本発明はアークを不安定にさせること
なく、5〜10Vまでアーク長さの変動を扱うことので
きる強力な溶接機を提供する。こうして、振動させるこ
となく、あるいは大きな出力チョークを使う必要なく、
本発明のチョークは広範囲の溶接電流に対する制御を与
える。
【0005】本発明の他の面によれば、出力チョークは
互いに対面している第1・第2面に終わる第1・第2極
片によって区切られている空隙をもつ高透磁率コアを有
している。各面は中間領域をもつ2つの離れた端を有
し、該中間領域はそこから各端に向かって収束する対向
面をもち、空隙に対して特定の断面形状を与えている。
この断面形状はダイヤモンド形状(正8面体)が好まし
いが、溶接電流の変化に対しインダクタンスが徐々に変
化する限り、卵形あるいは他の曲直線状形状でもよい。
好ましいダイヤモンド状空隙において、中間領域は極片
の中心にあるが、対向面の1つの端の近くにあってもよ
い。これは非均側面ダイヤモンド形状を与える。本発明
の他の面によれば、空隙は対向面の1つの端から他の端
に向かって収束する形状をもつ。これは三角形状をもつ
空隙を与える。これらすべての形状により、あるワイヤ
速度およびアーク長さで溶接機を振動させることになる
屈曲点を生じさせる隣接領域間の飽和を起こすことな
く、チョークのインダクタンスが溶接機の出力電流に対
して徐々に変化するようになる。
互いに対面している第1・第2面に終わる第1・第2極
片によって区切られている空隙をもつ高透磁率コアを有
している。各面は中間領域をもつ2つの離れた端を有
し、該中間領域はそこから各端に向かって収束する対向
面をもち、空隙に対して特定の断面形状を与えている。
この断面形状はダイヤモンド形状(正8面体)が好まし
いが、溶接電流の変化に対しインダクタンスが徐々に変
化する限り、卵形あるいは他の曲直線状形状でもよい。
好ましいダイヤモンド状空隙において、中間領域は極片
の中心にあるが、対向面の1つの端の近くにあってもよ
い。これは非均側面ダイヤモンド形状を与える。本発明
の他の面によれば、空隙は対向面の1つの端から他の端
に向かって収束する形状をもつ。これは三角形状をもつ
空隙を与える。これらすべての形状により、あるワイヤ
速度およびアーク長さで溶接機を振動させることになる
屈曲点を生じさせる隣接領域間の飽和を起こすことな
く、チョークのインダクタンスが溶接機の出力電流に対
して徐々に変化するようになる。
【0006】本発明の他の面によれば、電極と工作物と
の間の空隙に溶接電流を流すことにより溶接するための
ある電流範囲で作動する直流アーク溶接機の出力回路に
おけるインダクタンスを制御する方法を与える。この方
法は、溶接空隙またはアークと並列のキャパシタを充電
するため電流範囲にわたって一般に一定のインダクタン
スをもつインダクタを設け、該電流範囲にわたって徐々
に変化するインダクタンスをもつ出力チョークを設け、
および該チョークを空隙またはアークと直列にかつアー
クとキャパシタの間に接続する工程からなる。この方法
において、インダクタンスは溶接電流に対し反比例して
一般に直線状に変化するので、電流が増すとインダクタ
ンスは該直線に沿って徐々に減小する。これはアーク溶
接に対する最適の関係である。段階的な空隙によって生
じるように曲線に沿う屈曲点がない限り、一般に直線は
凹または凸の線形関係を有している。
の間の空隙に溶接電流を流すことにより溶接するための
ある電流範囲で作動する直流アーク溶接機の出力回路に
おけるインダクタンスを制御する方法を与える。この方
法は、溶接空隙またはアークと並列のキャパシタを充電
するため電流範囲にわたって一般に一定のインダクタン
スをもつインダクタを設け、該電流範囲にわたって徐々
に変化するインダクタンスをもつ出力チョークを設け、
および該チョークを空隙またはアークと直列にかつアー
クとキャパシタの間に接続する工程からなる。この方法
において、インダクタンスは溶接電流に対し反比例して
一般に直線状に変化するので、電流が増すとインダクタ
ンスは該直線に沿って徐々に減小する。これはアーク溶
接に対する最適の関係である。段階的な空隙によって生
じるように曲線に沿う屈曲点がない限り、一般に直線は
凹または凸の線形関係を有している。
【0007】本発明は比較的大きな出力チョークを要す
るアーク溶接機に関するものである。この分野は照明・
音響・ビデオ設備のような低電力装置に対して使われる
電源とは区別される。このような装置用の小電源は、ア
ーク溶接に要する大電流または広範囲の電流をもたな
い。溶接機は50Aを超える電流を使う。実際、本発明
のチョークは不飽和コアをまだ保ちながら100〜50
0Aの電流を扱うことができる。本発明では少なくとも
約100Aの電流を扱う。これは明らかに、他の電源に
使われるインダクタとは本発明の出力チョークを区別す
るものである。
るアーク溶接機に関するものである。この分野は照明・
音響・ビデオ設備のような低電力装置に対して使われる
電源とは区別される。このような装置用の小電源は、ア
ーク溶接に要する大電流または広範囲の電流をもたな
い。溶接機は50Aを超える電流を使う。実際、本発明
のチョークは不飽和コアをまだ保ちながら100〜50
0Aの電流を扱うことができる。本発明では少なくとも
約100Aの電流を扱う。これは明らかに、他の電源に
使われるインダクタとは本発明の出力チョークを区別す
るものである。
【0008】本発明は最適作動がインダクタンスと溶接
電流の間の反比例関係を伴うアーク溶接分野に関するも
のである。小インダクタは通常、電流とインダクタンス
の間の最適動作特性が線形であるところで使われる。電
流とインダクタンスの間に反比例関係の動作を与えるた
め、小インダクタが飽和曲線の膝で使われる。これは小
電流に対して最大のインダクタンスを与え、電流が増す
ときより低い値に対して揺動する。このようなインダク
タは「揺動リアクタ」と呼ばれるが、それらは磁気飽和
曲線の膝で比較的小電流範囲で動作し、通常10A未満
の小電流を扱う大きさである。このような小揺動リアク
タは、電流範囲が極めて広く、溶接電流が約50Aより
も大きな直流溶接機の出力チョークとしては使うことが
できなかった。
電流の間の反比例関係を伴うアーク溶接分野に関するも
のである。小インダクタは通常、電流とインダクタンス
の間の最適動作特性が線形であるところで使われる。電
流とインダクタンスの間に反比例関係の動作を与えるた
め、小インダクタが飽和曲線の膝で使われる。これは小
電流に対して最大のインダクタンスを与え、電流が増す
ときより低い値に対して揺動する。このようなインダク
タは「揺動リアクタ」と呼ばれるが、それらは磁気飽和
曲線の膝で比較的小電流範囲で動作し、通常10A未満
の小電流を扱う大きさである。このような小揺動リアク
タは、電流範囲が極めて広く、溶接電流が約50Aより
も大きな直流溶接機の出力チョークとしては使うことが
できなかった。
【0009】本発明の主な目的は、直流アーク溶接機用
出力チョークを提供することで、該チョークは広範囲な
電流に対して徐々に変化するインダクタンスをもち、約
50Aを超える電流、通常は100〜500Aの範囲の
電流を扱うことができる。
出力チョークを提供することで、該チョークは広範囲な
電流に対して徐々に変化するインダクタンスをもち、約
50Aを超える電流、通常は100〜500Aの範囲の
電流を扱うことができる。
【0010】本発明の他の目的は、ワイヤ供給速度が変
動するときあるいはアーク長さが変動するとき屈曲点を
生じず、電源を発振させない上記直流アーク溶接機用出
力チョークを提供することにある。
動するときあるいはアーク長さが変動するとき屈曲点を
生じず、電源を発振させない上記直流アーク溶接機用出
力チョークを提供することにある。
【0011】さらに他の目的は、非線形エリアをもた
ず、飽和せずに広い溶接電流範囲にわたって作動できる
上記直流アーク溶接機用出力チョークを提供することに
ある。
ず、飽和せずに広い溶接電流範囲にわたって作動できる
上記直流アーク溶接機用出力チョークを提供することに
ある。
【0012】さらに別の目的は、広範囲の溶接電流に対
して電流をインダクタンスの間に一般に直線関係をもつ
直流アーク溶接機用出力チョークを提供し、および該チ
ョークを使う直流アーク溶接機の出力回路におけるイン
ダクタンスを制御する方法を提供することにある。
して電流をインダクタンスの間に一般に直線関係をもつ
直流アーク溶接機用出力チョークを提供し、および該チ
ョークを使う直流アーク溶接機の出力回路におけるイン
ダクタンスを制御する方法を提供することにある。
【0013】さらに他の目的は、チョークに対する一つ
の飽和曲線から他の飽和曲線に移ることなく、低いワイ
ヤ供給速度での高インダクタンスと高いワイヤ供給速度
での低インダクタンスを許す上記直流アーク溶接機用出
力チョークおよび該チョークを使う方法を提供すること
にある。
の飽和曲線から他の飽和曲線に移ることなく、低いワイ
ヤ供給速度での高インダクタンスと高いワイヤ供給速度
での低インダクタンスを許す上記直流アーク溶接機用出
力チョークおよび該チョークを使う方法を提供すること
にある。
【0014】本発明の他の目的は、電流−インダクタン
ス関係を制御するためダイヤモンド形状の空隙をもつ直
流アーク溶接機用出力チョークを提供することにある。
ス関係を制御するためダイヤモンド形状の空隙をもつ直
流アーク溶接機用出力チョークを提供することにある。
【0015】これらおよび他の目的と効果は添付図面を
用いて行われる以下の説明によって明らかになるであろ
う。
用いて行われる以下の説明によって明らかになるであろ
う。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いて説明するが、これらは本
発明の実施例を説明する目的のためだけであり、本発明
をそれらに限定する目的のものではない。図1は少なく
とも約50A、多ければ200〜1000Aまで溶接電
流を作ることのできる直流アーク溶接機10を示す。単
相線電圧として示される電源12が変圧器14を通して
整流器16につながれている。もちろん、整流器は3相
電源によっても駆動されて直流電圧を発生できる。標準
実務によれば、約20k〜150kμFの大きさのキャ
パシタ20が約20mHの大きさのインダクタ22によ
って充電される。整流器16はインダクタ22を通して
キャパシタ20を充電し、該インダクタは変圧器のイン
ダクタンスによって代替され得る。端子24・26での
整流器16からの出力電圧は、ワイヤ・フィーダ32か
らの電極30と工作物34の間のアーク・ギャップaに
かかる電圧を維持するキャパシタ20にかかる電圧であ
る。アークaにかかる電流を平滑に保つため、キャパシ
タ20とギャップ・アークaとの間の出力回路に比較的
大きな出力チョーク50が設けられている。本発明は電
流制御出力チョーク50の組立と動作を含みそれを図6
に示す。従来、出力チョークは図2に示すような大きな
チョークで、チョーク100は2つの対向面104・1
06の間に設けられた空隙gをもつ高信頼性コア102
を有している。高電流が巻回(コイル)110のための
大ワイヤを必要とする。高インダクタンスを得るため、
巻回数は高い。飽和を防ぐため、コア102の断面積は
大きい。こうして、チョーク100は大きくて重く、高
価である。対向面104・106の間の空隙gの幅を変
えることにより、図3のグラフに示すような飽和曲線に
よって、コア102は巻回110の高溶接電流によって
飽和する。与えられたチョークに対して空隙gが比較的
小さいと高インダクタンスが生じるが、低い溶接電流で
コアが飽和する。これを図3の飽和曲線20で示す。空
隙gの幅が増すと、インダクタンスは減小し、飽和電流
が増す。この増大する空隙の大きさの関係が飽和曲線1
22・124・126に示されている。各飽和曲線はそ
れぞれ飽和膝すなわち飽和点120a・122a・12
4aおよび126aをもっている。図2のような固定空
隙をもつアーク溶接機10を作動させると、所定の溶接
電流を受け入れるため、ある飽和曲線が選定されねばな
らない。高インダクタンスおよび大電流範囲を生じさせ
るため、巻回110の回数を増やし、コアを大きくしな
ければならない。これにより、チョークの大きさと重さ
が大幅に増す。チョークの重さと大きさを減らすことに
より、飽和曲線は直流溶接機の不安定な作動をひきおこ
す減小した飽和電流をもつ。このような固定空隙をもつ
出力チョークに伴う問題を解決するため、図4に示すよ
うなチョークを使うことが提案されてきた。チョーク2
00は空隙210をもつ高透磁率コア202を有してい
る。このチョークで、空隙は大ギャップ212と、小極
片216を付加して作られた小ギャップ214とで段階
的になっている。100〜500Aを超える電流が巻回
(コイル)220を通って流れると、インダクタンスは
図5のように2つの部分飽和曲線に従う。この非線形曲
線は小ギャップ214が飽和するまでの第1部分230
と、大ギャップ212が飽和するまでの第2部分232
を有している。これらの2つの部分によって、破線24
0に示すような効果的な電流−インダクタンス関係が得
られる。この反比例する電流−インダクタンス関係は電
気アーク溶接において有利である。これら2つの部分を
もつ曲線が低電流作動と高電流作動の双方を受け入れ
る。しかし、屈曲点242を生じる突然の飽和膝232
aがある。アーク溶接機が破線240に沿って作動する
とき、ワイヤ供給速度が変動し、アーク長さあるいはア
ーク電圧が変動すると屈曲点240が発振をひきおこ
す。こうして、屈曲点242のエリアにハンチングは存
在し、図4に示す段階的な空隙の効果を減殺する。
発明の実施例を説明する目的のためだけであり、本発明
をそれらに限定する目的のものではない。図1は少なく
とも約50A、多ければ200〜1000Aまで溶接電
流を作ることのできる直流アーク溶接機10を示す。単
相線電圧として示される電源12が変圧器14を通して
整流器16につながれている。もちろん、整流器は3相
電源によっても駆動されて直流電圧を発生できる。標準
実務によれば、約20k〜150kμFの大きさのキャ
パシタ20が約20mHの大きさのインダクタ22によ
って充電される。整流器16はインダクタ22を通して
キャパシタ20を充電し、該インダクタは変圧器のイン
ダクタンスによって代替され得る。端子24・26での
整流器16からの出力電圧は、ワイヤ・フィーダ32か
らの電極30と工作物34の間のアーク・ギャップaに
かかる電圧を維持するキャパシタ20にかかる電圧であ
る。アークaにかかる電流を平滑に保つため、キャパシ
タ20とギャップ・アークaとの間の出力回路に比較的
大きな出力チョーク50が設けられている。本発明は電
流制御出力チョーク50の組立と動作を含みそれを図6
に示す。従来、出力チョークは図2に示すような大きな
チョークで、チョーク100は2つの対向面104・1
06の間に設けられた空隙gをもつ高信頼性コア102
を有している。高電流が巻回(コイル)110のための
大ワイヤを必要とする。高インダクタンスを得るため、
巻回数は高い。飽和を防ぐため、コア102の断面積は
大きい。こうして、チョーク100は大きくて重く、高
価である。対向面104・106の間の空隙gの幅を変
えることにより、図3のグラフに示すような飽和曲線に
よって、コア102は巻回110の高溶接電流によって
飽和する。与えられたチョークに対して空隙gが比較的
小さいと高インダクタンスが生じるが、低い溶接電流で
コアが飽和する。これを図3の飽和曲線20で示す。空
隙gの幅が増すと、インダクタンスは減小し、飽和電流
が増す。この増大する空隙の大きさの関係が飽和曲線1
22・124・126に示されている。各飽和曲線はそ
れぞれ飽和膝すなわち飽和点120a・122a・12
4aおよび126aをもっている。図2のような固定空
隙をもつアーク溶接機10を作動させると、所定の溶接
電流を受け入れるため、ある飽和曲線が選定されねばな
らない。高インダクタンスおよび大電流範囲を生じさせ
るため、巻回110の回数を増やし、コアを大きくしな
ければならない。これにより、チョークの大きさと重さ
が大幅に増す。チョークの重さと大きさを減らすことに
より、飽和曲線は直流溶接機の不安定な作動をひきおこ
す減小した飽和電流をもつ。このような固定空隙をもつ
出力チョークに伴う問題を解決するため、図4に示すよ
うなチョークを使うことが提案されてきた。チョーク2
00は空隙210をもつ高透磁率コア202を有してい
る。このチョークで、空隙は大ギャップ212と、小極
片216を付加して作られた小ギャップ214とで段階
的になっている。100〜500Aを超える電流が巻回
(コイル)220を通って流れると、インダクタンスは
図5のように2つの部分飽和曲線に従う。この非線形曲
線は小ギャップ214が飽和するまでの第1部分230
と、大ギャップ212が飽和するまでの第2部分232
を有している。これらの2つの部分によって、破線24
0に示すような効果的な電流−インダクタンス関係が得
られる。この反比例する電流−インダクタンス関係は電
気アーク溶接において有利である。これら2つの部分を
もつ曲線が低電流作動と高電流作動の双方を受け入れ
る。しかし、屈曲点242を生じる突然の飽和膝232
aがある。アーク溶接機が破線240に沿って作動する
とき、ワイヤ供給速度が変動し、アーク長さあるいはア
ーク電圧が変動すると屈曲点240が発振をひきおこ
す。こうして、屈曲点242のエリアにハンチングは存
在し、図4に示す段階的な空隙の効果を減殺する。
【0017】図1のチョーク50は、図6〜8に示す本
発明の実施例に具体化されている。高透磁率材料のコア
52は50A以上、好ましくは100〜500A以上で
飽和を防ぐのに十分な大きさの断面積を有している。コ
ア52の対向面54・56は間隔のあいた端54a・5
4bおよび56a・56bの間にある。これらの端はそ
れぞれ互いに対向し、比較的小さな空隙を与えている。
対向面54・56の間にある中央部58は大きな空隙を
作っている。このダイヤモンド形状空隙は、対向面54
・56の間隔のあいた端の間にあり、面54の部分54
c・54dおよび面56の部分56c・56dによって
区切られている。これらの部分は、ダイヤモンド形状空
隙の頂54e・56eで最大になる空隙から分岐してい
る。溶接電流を流す大きさをもち所定のインダクタンス
を得る巻き数をもつ巻回(コイル)60は、コア52の
回りに溶接電流を流す。選定されたコアの大きさと巻回
数を伴って、図6のようなダイヤモンド形状の空隙を使
うことによって、図7のような電流−インダクタンス曲
線70が得られる。曲線70は電気アーク溶接に対する
理想的な電流−インダクタンス関係を表し、電流が20
Aから約200Aまで、時には500〜1000Aを超
える高電流に増えるときのものである。図8のように、
端54a・56aおよび54b・56bでの小さな空隙
は低電流で飽和しやすい。電流が増すと、チョーク50
のダイヤモンド形状空隙は飽和しない。高電流レベルで
は、チョークは極めて大きな空隙で飽和しようとする。
矢印で示したように、ダイヤモンド形状空隙を通る磁束
によるコアの飽和は位置aでより小さな空隙を飽和させ
るが、点b・c・dから上には進まない。ダイヤモンド
形状空隙の頂は最大溶接電流のときでさえ飽和を防ぐよ
うに選ばれている。こうして、電流とインダクタンスの
間には直線関係が存在し、この関係はダイヤモンド形状
空隙を使用することによってゆるやかで連続的である。
発明の実施例に具体化されている。高透磁率材料のコア
52は50A以上、好ましくは100〜500A以上で
飽和を防ぐのに十分な大きさの断面積を有している。コ
ア52の対向面54・56は間隔のあいた端54a・5
4bおよび56a・56bの間にある。これらの端はそ
れぞれ互いに対向し、比較的小さな空隙を与えている。
対向面54・56の間にある中央部58は大きな空隙を
作っている。このダイヤモンド形状空隙は、対向面54
・56の間隔のあいた端の間にあり、面54の部分54
c・54dおよび面56の部分56c・56dによって
区切られている。これらの部分は、ダイヤモンド形状空
隙の頂54e・56eで最大になる空隙から分岐してい
る。溶接電流を流す大きさをもち所定のインダクタンス
を得る巻き数をもつ巻回(コイル)60は、コア52の
回りに溶接電流を流す。選定されたコアの大きさと巻回
数を伴って、図6のようなダイヤモンド形状の空隙を使
うことによって、図7のような電流−インダクタンス曲
線70が得られる。曲線70は電気アーク溶接に対する
理想的な電流−インダクタンス関係を表し、電流が20
Aから約200Aまで、時には500〜1000Aを超
える高電流に増えるときのものである。図8のように、
端54a・56aおよび54b・56bでの小さな空隙
は低電流で飽和しやすい。電流が増すと、チョーク50
のダイヤモンド形状空隙は飽和しない。高電流レベルで
は、チョークは極めて大きな空隙で飽和しようとする。
矢印で示したように、ダイヤモンド形状空隙を通る磁束
によるコアの飽和は位置aでより小さな空隙を飽和させ
るが、点b・c・dから上には進まない。ダイヤモンド
形状空隙の頂は最大溶接電流のときでさえ飽和を防ぐよ
うに選ばれている。こうして、電流とインダクタンスの
間には直線関係が存在し、この関係はダイヤモンド形状
空隙を使用することによってゆるやかで連続的である。
【0018】ダイヤモンド形状空隙概念を用いる他の2
つの実施例を図9・10に示す。図9において、コア5
2の極片300・302は、弓状形状で卵形あるいは楕
円形空隙を作る対向面304・306を有している。こ
の空隙は小さな空隙310・312と大きな中央空隙を
314にもっている。本発明のこの実施例は図11のよ
うにわずかに凹の線形曲線72を与える。図11で概略
線形であるが凸の曲線74は図10のような本発明の実
施例によって得られる。ここでコア52はそれぞれ対向
面324・326をもつ極片320・322を有してい
る。これらの対向面は中央部334での大きな空隙によ
って分離された小さな空隙330・3322をもつ曲直
線状である。この実施例はコアの中央部からコアの外端
に向かって空隙の幅が徐々に変わっている。実施例の最
適適用はダイヤモンド形状空隙で、図6・8に最も良く
示されている。図9の卵形空隙と図10の曲直線状空隙
も、図1の直流アーク溶接機に使われるチョーク50に
よって制御される大電流の電流−インダクタンス間の比
較的線形な反比例関係の曲線を与える。
つの実施例を図9・10に示す。図9において、コア5
2の極片300・302は、弓状形状で卵形あるいは楕
円形空隙を作る対向面304・306を有している。こ
の空隙は小さな空隙310・312と大きな中央空隙を
314にもっている。本発明のこの実施例は図11のよ
うにわずかに凹の線形曲線72を与える。図11で概略
線形であるが凸の曲線74は図10のような本発明の実
施例によって得られる。ここでコア52はそれぞれ対向
面324・326をもつ極片320・322を有してい
る。これらの対向面は中央部334での大きな空隙によ
って分離された小さな空隙330・3322をもつ曲直
線状である。この実施例はコアの中央部からコアの外端
に向かって空隙の幅が徐々に変わっている。実施例の最
適適用はダイヤモンド形状空隙で、図6・8に最も良く
示されている。図9の卵形空隙と図10の曲直線状空隙
も、図1の直流アーク溶接機に使われるチョーク50に
よって制御される大電流の電流−インダクタンス間の比
較的線形な反比例関係の曲線を与える。
【0019】実施例において、空隙はコアに対して徐々
に収束して対称である。図12・13のような非対称形
状の空隙を与えることができる。図12で、チョーク5
0のコア52aは極片350・352を有し、収束部3
60・362および364・366をもつ対向面を有し
ている。これらの収束部は大空隙部338を区切り、こ
の大空隙部はコア中央からわずかに外れている。他の非
対称空隙形状を図13に示す。ここでコア526は極片
370・372を有し、傾斜面374と直平面376を
もっている。図13の空隙もフラットだが極片372に
対して傾斜している面をもつ極片370を形成すること
によって達成される。これらの構造により、左側に小さ
く右側に大きな部分をもつ空隙が作られる。これら2つ
の非対称空隙は図4の段階的な空隙210よりも良い結
果を与えるが、図8〜10の実施例の対称空隙によって
達成される図11の望ましい効果を得られない。
に収束して対称である。図12・13のような非対称形
状の空隙を与えることができる。図12で、チョーク5
0のコア52aは極片350・352を有し、収束部3
60・362および364・366をもつ対向面を有し
ている。これらの収束部は大空隙部338を区切り、こ
の大空隙部はコア中央からわずかに外れている。他の非
対称空隙形状を図13に示す。ここでコア526は極片
370・372を有し、傾斜面374と直平面376を
もっている。図13の空隙もフラットだが極片372に
対して傾斜している面をもつ極片370を形成すること
によって達成される。これらの構造により、左側に小さ
く右側に大きな部分をもつ空隙が作られる。これら2つ
の非対称空隙は図4の段階的な空隙210よりも良い結
果を与えるが、図8〜10の実施例の対称空隙によって
達成される図11の望ましい効果を得られない。
【0020】実際には、チョーク50は図14のような
コア52cを有している。ダイヤモンド形状対称空隙4
00が極片402・404の間に設けられ、極片402
・404は互いに接触して中間空隙400を区切る隣接
端部406・408を有し、中間空隙400は小さな空
隙部410・412をもちそれらが徐々に増大して大空
隙部414を有している。極片402・404は適当な
ピン422・424を使ってストラップ420によって
接合されている。空隙400はダイヤモンド形状で、頂
または中心で大きく、コアの両端に向かって小さくな
る。このダイヤモンド形状空隙は概略線形で反比例関係
を電流とインダクタンスの間に与え、該関係は電気アー
ク溶接に対して最適である。チョークが現場で使用され
るためパッケージされるとき、低透磁率ポンティング材
料が空隙400を埋められる。
コア52cを有している。ダイヤモンド形状対称空隙4
00が極片402・404の間に設けられ、極片402
・404は互いに接触して中間空隙400を区切る隣接
端部406・408を有し、中間空隙400は小さな空
隙部410・412をもちそれらが徐々に増大して大空
隙部414を有している。極片402・404は適当な
ピン422・424を使ってストラップ420によって
接合されている。空隙400はダイヤモンド形状で、頂
または中心で大きく、コアの両端に向かって小さくな
る。このダイヤモンド形状空隙は概略線形で反比例関係
を電流とインダクタンスの間に与え、該関係は電気アー
ク溶接に対して最適である。チョークが現場で使用され
るためパッケージされるとき、低透磁率ポンティング材
料が空隙400を埋められる。
【図1】本発明の出力チョークを用いる直流アーク溶接
機の回路図。
機の回路図。
【図2】従来の出力チョークの斜視図。
【図3】図2の出力チョークに使われる空隙に対する電
流−インダクタンス曲線。
流−インダクタンス曲線。
【図4】図2の出力チョークの欠点を修正するために提
案された出力チョークの斜視図。
案された出力チョークの斜視図。
【図5】図4の出力チョークに対する電流−インダクタ
ンス曲線。
ンス曲線。
【図6】本発明の実施例よりなる出力チョークの斜視
図。
図。
【図7】図6の出力チョークに対する電流−インダクタ
ンス曲線。
ンス曲線。
【図8】本発明の他の実施例よりなる出力チョークの部
分拡大図。
分拡大図。
【図9】本発明の他の実施例よりなる出力チョークの部
分拡大図。
分拡大図。
【図10】本発明の他の実施例よりなる出力チョークの
部分拡大図。
部分拡大図。
【図11】図8〜10の出力チョークに対する電流−イ
ンダクタンス曲線。
ンダクタンス曲線。
【図12】図8〜10の出力チョークの変形よりなる出
力チョークの部分拡大図。
力チョークの部分拡大図。
【図13】図8〜10の出力チョークの変形よりなる出
力チョークの部分拡大図。
力チョークの部分拡大図。
【図14】本発明の実施例よりなる出力チョークの部分
拡大図。
拡大図。
10: 直流アーク溶接機 50: 出力チョーク 52: コア 60: 巻回(コイル) 70,72,74: 電流−インダクタンス曲線 400: 空隙 410,412: 小空隙部 414: 大空隙部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン ケイス ハウサー アメリカ合衆国オハイオ州 44024 チャ ードン チャードン−ウインザー ロード 15016
Claims (20)
- 【請求項1】 互いに対向し、中間領域をもってそれぞ
れ2つの間隔のあいた端をもつ第1及び第2面に終わる
第1及び第2極片によって区切られたインダクタンス制
御用空気ギャップをもつ高透磁率コアからなると共に、
前記第1及び第2面が中間領域から各端に向かって収束
して前記ギャップ用の特定の断面形状を与えていること
を特徴とする直流アーク溶接機用出力チョーク。 - 【請求項2】 前記断面形状が対称である請求項1の出
力チョーク。 - 【請求項3】 断面形状がダイヤモンド形状である請求
項1の出力チョーク。 - 【請求項4】 断面形状が卵形である請求項1の出力チ
ョーク。 - 【請求項5】 断面形状が曲直線状である請求項1の出
力チョーク。 - 【請求項6】 中間領域が1つの端の方により近い請求
項1の出力チョーク。 - 【請求項7】 断面形状がダイヤモンド形状である請求
項6の出力チョーク。 - 【請求項8】 第1面の両端が第2面の両端と接触する
請求項1の出力チョーク。 - 【請求項9】 断面形状がダイヤモンド形状である請求
項8の出力チョーク。 - 【請求項10】 断面形状が卵形である請求項9の出力
チョーク。 - 【請求項11】 断面形状が曲直線状である請求項8の
出力チョーク。 - 【請求項12】 中間領域が1つの端の方により近い請
求項8の出力チョーク。 - 【請求項13】 ギャップが低透磁率材料で埋められる
請求項1の出力チョーク。 - 【請求項14】 出力チョークが溶接電流を導くための
巻回コイルを有し、コイルとコアが少なくとも約100
Aの溶接電流で飽和を防ぐ大きさをもつ請求項1の出力
チョーク。 - 【請求項15】 ギャップと並列に接続されたキャパシ
タを充電するため電流範囲にわたってほぼ一定のインダ
クタンスをもつインダクタを設け、該電流範囲にわたっ
て徐々に変化するインダクタンスをもつチョークを設
け、そして該チョークをギャップと直列にかつギャップ
とキャパシタの間に接続することを特徴とする電極と工
作物の間のギャップに溶接電流を流すことにより溶接す
るための与えられた電流範囲にわたって作動する直流電
気アーク溶接機の出力回路でインダクタンスを制御する
方法。 - 【請求項16】 前記インダクタンスが溶接電流に対し
て概して直線で反比例して変化する請求項15の方法。 - 【請求項17】 チョークが巻回コイルを有し、そして
該コイルを通してギャップを横切って少なくとも約50
Aの溶接電流を導く工程を含む請求項15の方法。 - 【請求項18】 2つの間隔のあいた端をもつ断面形状
をもつ領域を有する高透磁率コアと該領域内の空気ギャ
ップからなり、該ギャップが前記両端の間の距離の少な
くとも一部に対して徐々に変わる幅をもつ直流アーク溶
接機用出力チョーク。 - 【請求項19】 ギャップが間隔のあいた端の間にほぼ
ダイヤモンド形状断面をもつ請求項18の出力チョー
ク。 - 【請求項20】 チョークが溶接電流を導くためのコイ
ルを有し、そしてコイルとコアが少なくとも約100A
の溶接電流で飽和を防ぐ大きさをもつ請求項19の出力
チョーク。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US18414998A | 1998-11-02 | 1998-11-02 | |
US184149 | 1998-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141038A true JP2000141038A (ja) | 2000-05-23 |
JP3151619B2 JP3151619B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=22675766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29342899A Expired - Fee Related JP3151619B2 (ja) | 1998-11-02 | 1999-10-15 | 直流溶接機用出力チョークおよび該出力チョークの使用方法 |
Country Status (20)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US6859128B1 (ja) |
EP (1) | EP0999564B1 (ja) |
JP (1) | JP3151619B2 (ja) |
KR (1) | KR100336721B1 (ja) |
CN (1) | CN1202935C (ja) |
AT (1) | ATE244450T1 (ja) |
AU (1) | AU727969B2 (ja) |
CA (1) | CA2284958C (ja) |
DE (1) | DE59906171D1 (ja) |
DK (1) | DK0999564T3 (ja) |
ES (1) | ES2202982T3 (ja) |
HU (1) | HUP9903995A3 (ja) |
MY (1) | MY130731A (ja) |
NO (1) | NO318789B1 (ja) |
PL (1) | PL192456B1 (ja) |
SG (1) | SG80076A1 (ja) |
SI (1) | SI0999564T1 (ja) |
SK (1) | SK286966B6 (ja) |
TR (1) | TR199902411A3 (ja) |
TW (1) | TW445467B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185935A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 電流センサ |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TR199902411A3 (tr) | 1998-11-02 | 2000-06-21 | Lincoln Global, Inc. | Dogru akim kaynak makinasi için çikis bobini ve kullanma yöntemi |
DE10128527A1 (de) * | 2001-06-13 | 2002-12-19 | Lite On Electronics Inc | Induktor mit einer Vielzahl von Luftspalten |
JP2003343677A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-03 | Smc Corp | 電動アクチュエータ |
DE10234979A1 (de) * | 2002-07-31 | 2004-02-12 | Epcos Ag | Drosselkern für nichtlineare Kerndrossel und Verfahren zur Herstellung |
US7897103B2 (en) * | 2002-12-23 | 2011-03-01 | General Electric Company | Method for making and using a rod assembly |
US7307502B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-12-11 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
US7489219B2 (en) | 2003-07-16 | 2009-02-10 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
US7023313B2 (en) | 2003-07-16 | 2006-04-04 | Marvell World Trade Ltd. | Power inductor with reduced DC current saturation |
US20050162021A1 (en) * | 2004-01-26 | 2005-07-28 | Dell Products L.P. | Information handling system including zero voltage switching power supply |
US8324872B2 (en) | 2004-03-26 | 2012-12-04 | Marvell World Trade, Ltd. | Voltage regulator with coupled inductors having high coefficient of coupling |
US8530789B2 (en) * | 2004-12-13 | 2013-09-10 | Lincoln Global, Inc. | Power module cartridge |
US7646281B2 (en) * | 2005-01-14 | 2010-01-12 | Lincoln Global, Inc. | Snap-together choke and transformer assembly for an electric arc welder |
US20080074230A1 (en) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Ford Motor Company | Variable permeability inductor cre structures |
FR2908231B1 (fr) * | 2006-11-07 | 2009-01-23 | Commissariat Energie Atomique | Noyau magnetique ferme en forme de spirale et micro-inductance integree comportant un tel noyau magnetique ferme |
KR100979165B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2010-08-31 | 한국이찌몽(주) | 스터드 용접장치 |
CN102203885A (zh) * | 2008-12-05 | 2011-09-28 | Abb研究有限公司 | 可控电抗器及其组装方法 |
JP5143765B2 (ja) * | 2009-02-16 | 2013-02-13 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電流センサ |
US20110132877A1 (en) * | 2009-12-09 | 2011-06-09 | Lincoln Global, Inc. | Integrated shielding gas and magnetic field device for deep groove welding |
CN102360863B (zh) * | 2011-11-08 | 2013-10-16 | 田村(中国)企业管理有限公司 | 磁集成双电感器 |
KR20150045694A (ko) * | 2013-10-21 | 2015-04-29 | 삼성전기주식회사 | 코어 및 이를 구비하는 코일 부품 |
US10316982B2 (en) | 2014-07-10 | 2019-06-11 | Borgwarner Inc. | Curved shunt for solenoid curve shaping |
US20160126829A1 (en) * | 2014-11-05 | 2016-05-05 | Chicony Power Technology Co., Ltd. | Inductor and power factor corrector using the same |
CN105931813B (zh) * | 2016-06-28 | 2018-03-23 | 浙江科升电力设备有限公司 | 一种节能激磁导流铁芯电抗器 |
JP2019041531A (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-14 | オムロン株式会社 | Llc共振コンバータ |
RU2682244C1 (ru) * | 2018-03-20 | 2019-03-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кубанский государственный аграрный университет имени И.Т. Трубилина" | Устройство для питания сварочной дуги |
FR3084510B1 (fr) * | 2018-07-26 | 2020-11-27 | Valeo Systemes De Controle Moteur | Noyau magnetique pour former des bobines |
CN109167508A (zh) * | 2018-11-05 | 2019-01-08 | 郑州煤机液压电控有限公司 | 具备消除火花能量的矿用本安型电源 |
Family Cites Families (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1353711A (en) * | 1920-06-25 | 1920-09-21 | Gen Electric | Electric welding and reactor |
GB229484A (en) * | 1924-02-15 | 1925-02-26 | Frederick Edmund Berry | Improvements in or relating to electric transformers |
US2469266A (en) | 1946-08-14 | 1949-05-03 | Indiana Steel Products Co | Magnetic transducer having an irregular nonmagnetic gap |
US2509187A (en) * | 1949-05-17 | 1950-05-23 | Advance Transformer Co | Transformer |
US3136884A (en) | 1961-04-17 | 1964-06-09 | Glenn Pacific Corp | High efficiency auto-modulated welding arc power supply welding arc power supply |
US3091720A (en) | 1961-07-03 | 1963-05-28 | Advance Transformer Co | Ballast apparatus with dimming control |
GB1027685A (en) | 1962-04-02 | 1966-04-27 | Ass Elect Ind | Improvements in and relating to inductive devices |
US3211953A (en) | 1962-05-21 | 1965-10-12 | Glenn Pacific Corp | Adjustable single phase power supply for welding |
US3308265A (en) | 1962-10-29 | 1967-03-07 | Hobart Brothers Co | Filtering circuit |
US3546571A (en) | 1968-06-21 | 1970-12-08 | Varo | Constant voltage ferroresonant transformer utilizing unequal area core structure |
US3646311A (en) * | 1968-10-29 | 1972-02-29 | Gen Dynamics Corp | Method and apparatus for vertical torch oscillation inversely to current magnitude |
JPS5137901B2 (ja) | 1973-04-26 | 1976-10-19 | ||
SE438615B (sv) | 1976-04-28 | 1985-04-29 | Thermal Dynamics Corp | Bagsvetsapparat |
JPS538344A (en) | 1976-07-12 | 1978-01-25 | Osaka Denki Co Ltd | Dc arc welding machine |
DE2848119A1 (de) * | 1978-11-06 | 1980-05-14 | Siemens Ag | Getaktetes netzgeraet |
DE3017368A1 (de) * | 1980-05-07 | 1981-11-12 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Zeilentransformator fuer einen fernsehempfaenger |
SE8007479L (sv) * | 1980-10-24 | 1982-04-25 | Esab Ab | Anordning for bagsvetsning |
EP0063099B1 (de) | 1981-03-10 | 1985-11-27 | Ciba-Geigy Ag | Verfahren zur Herstellung von Phenyläthyltriazolen |
US4547705A (en) | 1982-03-20 | 1985-10-15 | Tdk Corporation | Discharge lamp lightening device |
GB2131626B (en) * | 1982-11-12 | 1986-02-05 | Gen Electric Plc | Variable set core for choke or transformer |
DE8428108U1 (de) * | 1984-09-24 | 1985-01-03 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Speicherdrossel |
JPH0653308B2 (ja) | 1986-12-26 | 1994-07-20 | 株式会社ダイヘン | ア−ク溶接電源 |
JPH03208250A (ja) | 1990-01-09 | 1991-09-11 | Nissin Electric Co Ltd | 分析電磁石 |
US5204653A (en) * | 1990-01-22 | 1993-04-20 | Tabuchi Electric Co., Ltd. | Electromagnetic induction device with magnetic particles between core segments |
JPH04225505A (ja) | 1990-12-27 | 1992-08-14 | Nec Corp | オンオフコンバータ |
US5194817A (en) | 1991-07-18 | 1993-03-16 | James G. Biddle Co. | Apparatus and method for testing insulation using a pulsed resonant power supply |
RU2055712C1 (ru) | 1992-02-17 | 1996-03-10 | Христофор Никитович Сагиров | Синергетический сварочный дроссель |
JP2553017Y2 (ja) | 1992-02-24 | 1997-11-05 | 東光株式会社 | スイッチング電源のコイル装置用コア |
US5816894A (en) * | 1994-12-16 | 1998-10-06 | Hitachi Metals, Ltd. | Gap-providing ferrite core half and method for producing same |
US5767816A (en) * | 1995-02-22 | 1998-06-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ferrite core marker |
JP2980827B2 (ja) | 1995-06-23 | 1999-11-22 | 株式会社三社電機製作所 | アーク溶接機 |
TR199902411A3 (tr) * | 1998-11-02 | 2000-06-21 | Lincoln Global, Inc. | Dogru akim kaynak makinasi için çikis bobini ve kullanma yöntemi |
-
1999
- 1999-09-30 TR TR1999/02411A patent/TR199902411A3/tr unknown
- 1999-10-04 CA CA002284958A patent/CA2284958C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-05 TW TW088117153A patent/TW445467B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-10-05 SG SG9904875A patent/SG80076A1/en unknown
- 1999-10-12 NO NO19994958A patent/NO318789B1/no unknown
- 1999-10-13 PL PL335992A patent/PL192456B1/pl not_active IP Right Cessation
- 1999-10-15 JP JP29342899A patent/JP3151619B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-16 SI SI9930409T patent/SI0999564T1/xx unknown
- 1999-10-16 AT AT99120578T patent/ATE244450T1/de active
- 1999-10-16 DE DE59906171T patent/DE59906171D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-16 ES ES99120578T patent/ES2202982T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-16 DK DK99120578T patent/DK0999564T3/da active
- 1999-10-16 EP EP99120578A patent/EP0999564B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-29 MY MYPI99004690A patent/MY130731A/en unknown
- 1999-10-29 SK SK1484-99A patent/SK286966B6/sk not_active IP Right Cessation
- 1999-11-01 AU AU57164/99A patent/AU727969B2/en not_active Ceased
- 1999-11-01 HU HU9903995A patent/HUP9903995A3/hu unknown
- 1999-11-02 KR KR1019990048084A patent/KR100336721B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-11-02 CN CNB991236564A patent/CN1202935C/zh not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-27 US US09/534,583 patent/US6859128B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-03 US US09/563,984 patent/US6194684B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-03-26 US US09/816,498 patent/US20010011938A1/en not_active Abandoned
- 2001-04-25 US US09/842,002 patent/US6930580B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-06-16 US US11/154,341 patent/US7102479B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014185935A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Aisin Seiki Co Ltd | 電流センサ |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3151619B2 (ja) | 直流溶接機用出力チョークおよび該出力チョークの使用方法 | |
JPH08175233A (ja) | 非接触給電システム | |
JPH1133721A (ja) | アーク溶接装置 | |
CZ9903851A3 (cs) | Výstupní tlumivka pro stejnosměrnou elektrickou svářečku a způsob jejího využití | |
JP2005261200A (ja) | 非接触給電装置 | |
JP2614688B2 (ja) | 直流抵抗溶接機用トランス | |
JP3684104B2 (ja) | 磁心 | |
US6414267B1 (en) | Method and apparatus for control of a welding power source | |
US1506698A (en) | Combined spot or butt and arc welder | |
JPS6060706A (ja) | 車両用誘導分流器 | |
US20230170130A1 (en) | Inductor and a method of providing an inductor | |
JPH0573043B2 (ja) | ||
JPH0624983Y2 (ja) | 高周波加熱装置の昇圧トランス | |
JP2021034478A (ja) | リアクトル | |
SU983905A2 (ru) | Машина посто нного тока | |
JPS6217158Y2 (ja) | ||
JPH09331677A (ja) | 多出力スイッチング電源装置とそれに用いるチョークコイル | |
GB2245106A (en) | Gapped flyback smps transformer core with gap faces of reduced area | |
JP2653959B2 (ja) | 直流抵抗溶接機用トランス | |
CN2098983U (zh) | 短磁路壳式饱和磁分路式弧焊变压器 | |
JPH07297040A (ja) | 電気機器 | |
JPH04154078A (ja) | 誘導加熱コイル装置 | |
JPH0636403B2 (ja) | 線形可変リアクトル | |
JPS60263413A (ja) | ア−ク溶接機 | |
JPS63119187A (ja) | トランスバ−ス磁束を利用した鋼板の誘導加熱方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |