JPH0573043B2 - - Google Patents

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JPH0573043B2
JPH0573043B2 JP60056207A JP5620785A JPH0573043B2 JP H0573043 B2 JPH0573043 B2 JP H0573043B2 JP 60056207 A JP60056207 A JP 60056207A JP 5620785 A JP5620785 A JP 5620785A JP H0573043 B2 JPH0573043 B2 JP H0573043B2
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JP
Japan
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wound
cores
reactor
winding
cutting
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JP60056207A
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JPS61214507A (ja
Inventor
Takeshi Taisaku
Seishi Kajimura
Yutaka Nakane
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Osaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61214507A publication Critical patent/JPS61214507A/ja
Publication of JPH0573043B2 publication Critical patent/JPH0573043B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/263Fastening parts of the core together
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F37/00Fixed inductances not covered by group H01F17/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば中厚板の高速自動切断など
に用いられるプラズマアーク切断用電源の直流リ
アクトルに関し、さらに詳しくは、小電流に対し
ては高インダクタンスを呈し、大電流に対しては
低インダクタンスを呈して、切断時のプラズマア
ーク長の変動に伴う切断電流の変動を抑制するよ
うな機能を発揮する直流リアクトルの構造に関す
る。
(従来の技術) プラズマアーク切断機においては、母材の板厚
に応じてプラズマアーク長が変化する。つまり、
母材側の極点(アークの足)は切断溝の進行面に
沿つて形成されるが、この極点では上記溝内で上
下方向に高速で繰り返し移動する。このような極
点の移動に対応して、アーク電圧に特徴的な鋸歯
状波が認められ、その周波数は数〜数十kHzオー
ダにも及び、それに伴つて切断電流が大きく変動
する。即ち、切断中の切断電圧の変動を考えた場
合、切断電流が大きく設定されていれば、該切断
電流が少々変動しても、アークが消弧するおそれ
はないが、切断電流が小さく設定されている場合
であれば、僅かでも安定領域から外れると、切断
電流が零近くまで減少してアークが消弧してしま
う。したがつて、切断電流の変動にかかわらず、
安定した切断電流を得るためには、インダクタン
スの大きい直流リアクトルが必要となる。
特に、プラズマ作動ガスとしてエアを用いるエ
アプラズマ切断機においては、エア中に小電流で
プラズマアークを維持しなければならず、切断用
電源の無負荷電圧は通常のTIG溶接電源の4〜5
倍程度も必要である。従つて、プラズマアークの
スタート時の切断電流の立上がり変動が大きく、
切断中の電流変動も通常のTIG溶接用電源よりも
大きくなり、上述のような数〜数十kHzオーダの
変動に対しても、切断電流を安定化するために
は、図6のプラズマアークの電圧・電流特性図か
らも明らかなように、小電流域(≦Is)でアーク
が消弧しないように、数十mHオーダのインダク
タンスをもつた直流リアクトルが必要である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の要求を達成するため、従来、特開昭53−
34654号公報の第3図の回路に示されているよう
に、開磁路タイプの直流リアクトルと閉磁路タイ
プの直流リアクトルを直列に2個の接続したもの
が提案されているが、この方法では、上記要求は
満足しても、大型で大重量の構造となり、かつ、
コスト的にも非常に高くなる欠点がある。
また、特開昭53−34656号公報の第2図に開示
されているように、開磁路タイプと閉磁路タイプ
との2つの機能を単一の直流リアクトルで具現し
たものも提案されているが、このものは、I形と
コ字形といつた互いに形状の異なる巻鉄芯を組合
わせてなるものであるために、両巻鉄芯の組立に
溶接を採用する必要がある。したがつて、該直流
リアクトルを経済的に設計し製作しようとする
と、プレス金型の多用および高度な溶接技術を要
し、製作面でのコストアツプは避けられないとい
う問題がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、小
型軽量にして、製作コストの低減を図り得るもの
でありながら、小電流域からの大電流域の全域に
わたり数十mHオーダのインダクタンスをもち、
切断電流の変動にかかわらずアークの消弧を確実
に防止することができるプラズマアーク切断用電
源の直流リアクトルを提供することを目的として
いる。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明に係るプラズ
マアーク切断用電源の直流リアクトルは、同一大
きさで、かつ同一形状の3個の略C字状の巻鉄芯
のうち、2個の巻鉄芯を端面合わせして閉磁路を
構成するとともに、該端面合わせされた巻鉄芯の
いずれか一方と残る巻鉄芯を背中合わせして開磁
路を構成し、上記端面合わせされた両巻鉄芯を、
リアクトル取付け架台に挿通して係着した鉄芯締
結バンドで縛着して相互に固定すると共に、上記
背中合わせされた両巻鉄芯に絶縁性巻枠を抱持さ
せ、かつ、この巻枠に巻線を巻回して両巻鉄芯を
相互に固定してなるものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面によつて説明す
る。
第1図乃至第4図において、1a,1b,1c
は積層タイプの略C字状の巻鉄芯であつて、これ
らは同一大きさで、かつ、同一形状(合同形)に
製作されたものである。この3個の巻鉄芯1a,
1b,1cのうち、一対のもの1aと1bがスペ
ーサ2を介して端面合わせされることにより閉磁
路を構成する。残る巻鉄芯1cが巻鉄芯1bに対
して背中合わせされて開磁路を構成する。上記端
面合わせされた巻鉄芯1aと1bはリアクトル取
付け架台3に挿通係着された鉄芯締結バンド4に
て縛着されて相互に固定される。一方、背中合わ
せされた巻鉄芯1bと1cに対しては、第4図に
示すように、絶縁性巻枠を構成するプラスチツク
製の半割りボビン5a,5bを抱かせ、その上に
巻線6を巻回して両巻鉄芯1b,1cを固縛し、
さらに巻鉄芯1cをリアクトル取付け架台3に溶
接7して固定する。
上記のように構成されたプラズマアーク切断用
電源の直流リアクトルにあつては、巻線6に小電
流が流れている状態では、もつぱら磁束は巻鉄芯
1aと巻鉄芯1bによつて形成される閉磁路を通
り、第5図に示すように閉磁路の大きなインダク
タンスL1が得られる。電流が増大して閉磁路が
飽和すると、該閉磁路のインダクタンスL1は零
近くになるが、巻線6を巻回した部分は巻鉄芯1
bと1cによつて巻鉄芯1aの倍の磁束断面積が
保証されているから、この2倍の断面積と巻線数
で決まる開磁路がこの部分に実質的に形成された
ことになつてこの開磁路の一定した低いインダク
タンスL2が得られる。
これをプラズマアーク切断時について考察して
みると、母材の板厚が薄く、従つて切断電流が小
さい時は本発明直流リアクトルはその閉磁路の高
いインダクタンスL1によつて切断電流の変動を
小さくして安定化できる。一方、母材の板厚が大
になり、切断電流が大きくなると、インダクタン
スL1が低くなるが、切断電流が大きいので、多
少の変動を含んでもプラズマアークが消弧するま
で切断電流が減少しないように、つまり変動が抑
えられるようにインダクタンスL2を設定してあ
るので、安定領域外に大きく外れることがなく、
従つてアークが消弧することがない。故に単一の
直流リアクトルであり乍ら、低電流域から大電流
域を良好にカバーでき、またリアクトル鉄芯とし
て断面積の大きなものを用いる必要がなくなり、
鉄芯断面積を経済的に設計できるに至る。
この直流リアクトルの組立ては、次のように行
われる鉄芯締結バンド4を間に挟んで巻鉄芯1b
と1cを背中合わせし、両巻鉄芯1b,1cに半
割りボビン5a,5bを対向方向から嵌めた後、
両半割りボビン5a,5bにわたつて巻線6を巻
回し、巻鉄芯1b,1c、半割りボビン5a,6
b、鉄芯締結バンド4を固縛する。次に、鉄芯締
結バンド4をリアクトル取付け架台3のバンド通
し穴8,8に通すと共に、巻鉄芯1bに対し巻鉄
芯1aをスペーサ2を介し端面合わせし、鉄芯締
結バンド4の一端に取着した連結部材9から他端
の連結部材10にビス11を捻じ込んで、該バン
ド4にて巻鉄芯1aと1bとを縛着し、しかる後
巻鉄芯1cをリアクトル取付け架台3に溶接7す
る。
(効果) 以上のように、この発明によれば、同一大きさ
で、同一形状の3個の略C字状の巻鉄芯を使用し
て、巻鉄芯の量産化によるコストダウンを図り得
るのはもとより、それら3個の巻鉄芯の端面合わ
せと背中合わせの配置によつて、単一のリアクト
ルでありながら、小電流域で数十mHオーダの大
きなインダクタンスをもつ閉磁路と大電流域で最
低限必要な数mHオーダの小さなインダクタンス
をもつ開磁路とを巧妙に作り出して、小電流域か
ら大電流域の全域において、数〜数十kHzオーダ
にも及び切断電流の変動にもかかわらず、プラズ
マアークの消弧の発生を確実に防止することがで
きる。
しかも、端面合わせされた巻鉄芯同士の固定に
は締結バンドを使用し、かつ、背中合わせされた
巻鉄芯同士の固定には、巻線を利用することがで
きるので、溶接作業がほとんど不要で、巻鉄芯の
組立も容易であり、巻鉄芯自体の量産化と相埃つ
て製作コストの著しい低減を図ることができる。
また、締結バンドを利用してリアクトル本体を
取付け架台上にセツトしたので、プラズマアーク
切断機の内部に簡単に組込むことができるという
効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は直流リアクトルの正面図、第2図は縦断正面
図、第3図は第1図−線矢視切断図、第4図
は分解図、第5図は電流対インダクタンスの特性
図、第6図はプラズマアークの電圧・電流特性図
である。 1a,1b,1c……巻鉄芯、3……リアクト
ル取付け架台、4……鉄芯締結バンド、5a,5
b……半割りボビン、6……巻線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一大きさで、かつ同一形状の3個の略C字
    状の巻鉄芯のうち、2個の巻鉄芯を端面合わせし
    て閉磁路を構成するとともに、該端面合わせされ
    た巻鉄芯のいずれか一方と残る巻鉄心を背中合わ
    せして開磁路を構成し、上記端面合わせされた両
    巻鉄芯を、リアクトル取付け架台に挿通して係着
    した鉄芯締結バンドで縛着して相互に固定すると
    共に、上記背中合わせされた両巻鉄芯に絶縁性巻
    枠を抱持させ、かつ、この巻枠に巻線を巻回して
    両巻鉄芯を相互に固定してなるプラズマアーク切
    断用電源の直流リアクトル。
JP5620785A 1985-03-20 1985-03-20 プラズマアーク切断用電源の直流リアクトル Granted JPS61214507A (ja)

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