JPH06251953A - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
- Publication number
- JPH06251953A JPH06251953A JP3503493A JP3503493A JPH06251953A JP H06251953 A JPH06251953 A JP H06251953A JP 3503493 A JP3503493 A JP 3503493A JP 3503493 A JP3503493 A JP 3503493A JP H06251953 A JPH06251953 A JP H06251953A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped laminated
- iron core
- laminated iron
- coil
- coil component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電子機器に使用するコイル部品におい
て、組み立て時間および溶接時間が短縮でき生産性が向
上するコイル部品を提供することを目的とする。 【構成】 コイル７を装着した両端が略三角形状に形成
されたＩ形ラミネート鉄心８と、このＩ形ラミネート鉄
心８の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミ
ネート鉄心８の両端の三角形状のテーパ面９に合致する
テーパ面１０を設けブロック化されたＣ形ラミネート鉄
心１１の先端部を少なくとも一箇所のスポット溶接１２
で固着した構成により組み立て時間および溶接時間の短
縮ができる生産性が向上するコイル部品を実現できるも
のである。
て、組み立て時間および溶接時間が短縮でき生産性が向
上するコイル部品を提供することを目的とする。 【構成】 コイル７を装着した両端が略三角形状に形成
されたＩ形ラミネート鉄心８と、このＩ形ラミネート鉄
心８の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミ
ネート鉄心８の両端の三角形状のテーパ面９に合致する
テーパ面１０を設けブロック化されたＣ形ラミネート鉄
心１１の先端部を少なくとも一箇所のスポット溶接１２
で固着した構成により組み立て時間および溶接時間の短
縮ができる生産性が向上するコイル部品を実現できるも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に使用する
トランスやチョークコイルなどのコイル部品に関するも
のである。
トランスやチョークコイルなどのコイル部品に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】近年、各種電子機器に使用されるトラン
スなどのコイル部品は軽薄短小などの小型化や低損失、
低発熱、高効率、低リーケージフラックスなどの電気特
性の向上が一層要求されている。
スなどのコイル部品は軽薄短小などの小型化や低損失、
低発熱、高効率、低リーケージフラックスなどの電気特
性の向上が一層要求されている。
【０００３】この場合、生産性についても優れた構造が
必要となっている。以下、最近開発されたコイル部品の
代表としてのトランスについて図７〜図９を用いて説明
する。
必要となっている。以下、最近開発されたコイル部品の
代表としてのトランスについて図７〜図９を用いて説明
する。
【０００４】図７において、ボビン５に巻回したコイル
１を装着した両端が略三角形状に形成されたＩ形ラミネ
ート鉄心２と、このＩ形ラミネート鉄心２の両端に配置
され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミネート鉄心２の両
端の三角形状のテーパ面２ａに合致するテーパ面３ａを
設けたＣ形ラミネート鉄心３を連続溶接４にて固着して
構成していた。
１を装着した両端が略三角形状に形成されたＩ形ラミネ
ート鉄心２と、このＩ形ラミネート鉄心２の両端に配置
され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミネート鉄心２の両
端の三角形状のテーパ面２ａに合致するテーパ面３ａを
設けたＣ形ラミネート鉄心３を連続溶接４にて固着して
構成していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、図８に示すようにＩ形ラミネート鉄心２はバ
ラケやすく、コイル１に装着するのが困難であり、かつ
Ｃ形ラミネート鉄心３もバラケやすく、Ｉ形ラミネート
鉄心２の両端の略三角形状のテーパ面２ａにＣ形ラミネ
ート鉄心３のテーパ面３ａを前面にわたって合致させる
のも困難なため、図９に示すように、Ｃ形ラミネート鉄
心３を加圧治具６で積み厚全体を精度よく加圧整形、保
持した状態で連続溶接４を行いＩ形ラミネート鉄心２と
Ｃ形ラミネート鉄心３を固着していたため組み立て時間
および溶接時間が長くなるという問題点を有していた。
構成では、図８に示すようにＩ形ラミネート鉄心２はバ
ラケやすく、コイル１に装着するのが困難であり、かつ
Ｃ形ラミネート鉄心３もバラケやすく、Ｉ形ラミネート
鉄心２の両端の略三角形状のテーパ面２ａにＣ形ラミネ
ート鉄心３のテーパ面３ａを前面にわたって合致させる
のも困難なため、図９に示すように、Ｃ形ラミネート鉄
心３を加圧治具６で積み厚全体を精度よく加圧整形、保
持した状態で連続溶接４を行いＩ形ラミネート鉄心２と
Ｃ形ラミネート鉄心３を固着していたため組み立て時間
および溶接時間が長くなるという問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、Ｃ形
ラミネート鉄心をブロック化してコイルに装着されたＩ
形ラミネート鉄心を両端から挟み込み接合部をスポット
溶接で固着することにより、組み立て時間および溶接時
間の短縮ができ、生産性が向上するコイル部品を提供す
ることを目的とするものである。
ラミネート鉄心をブロック化してコイルに装着されたＩ
形ラミネート鉄心を両端から挟み込み接合部をスポット
溶接で固着することにより、組み立て時間および溶接時
間の短縮ができ、生産性が向上するコイル部品を提供す
ることを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のコイル部品は、コイルに装着した両端が略三
角形状に形成されたＩ形ラミネート鉄心と、このＩ形ラ
ミネート鉄心の両側に配置され両側磁脚の端部の内側に
Ｉ形ラミネート鉄心の両端の略三角形状のテーパ面に合
致するテーパ面を設けブロック化されたＣ形ラミネート
鉄心の先端を少なくとも一箇所のスポット溶接で固着し
た構成にしたものである。
に本発明のコイル部品は、コイルに装着した両端が略三
角形状に形成されたＩ形ラミネート鉄心と、このＩ形ラ
ミネート鉄心の両側に配置され両側磁脚の端部の内側に
Ｉ形ラミネート鉄心の両端の略三角形状のテーパ面に合
致するテーパ面を設けブロック化されたＣ形ラミネート
鉄心の先端を少なくとも一箇所のスポット溶接で固着し
た構成にしたものである。
【０００８】
【作用】この構成において、Ｃ形ラミネート鉄心をブロ
ック化してコイルに装着したＩ形ラミネート鉄心を両端
から挟み込み、Ｃ形ラミネート鉄心の先端をスポット溶
接するだけで十分な強度が得られ、溶接時間および組み
立て時間の短縮ができ、加圧治具の精度もあまり必要と
しない。
ック化してコイルに装着したＩ形ラミネート鉄心を両端
から挟み込み、Ｃ形ラミネート鉄心の先端をスポット溶
接するだけで十分な強度が得られ、溶接時間および組み
立て時間の短縮ができ、加圧治具の精度もあまり必要と
しない。
【０００９】またＩ形ラミネート鉄心をブロック化する
とさらにコイルへの装着が容易になりＣ形ラミネート鉄
心の合致も容易になりＣ形ラミネート鉄心の先端をスポ
ット溶接した後の強度も向上する。
とさらにコイルへの装着が容易になりＣ形ラミネート鉄
心の合致も容易になりＣ形ラミネート鉄心の先端をスポ
ット溶接した後の強度も向上する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１１】図１，図２において、両端に鍔１３を有す
るコイルボビン１４に巻回された少なくとも１次、２次
巻線からなるコイル７を装着した両端が略三角形状に形
成されたＩ形ラミネート鉄心８と、このＩ形ラミネート
鉄心８の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラ
ミネート鉄心８の両端の三角形状のテーパ面９に合致す
るテーパ面１０を設けてカシメ、テーピング、接着、溶
接等によりブロック化されたＣ形ラミネート鉄心１１の
先端部を１箇所のスポット溶接１２で固着した構成にし
ている。なお、この構成の場合、コイルボビン１４の鍔
１３の外側面にＣ形ラミネート鉄心１１の側磁脚をガイ
ドするガイド部１５を設けることが望ましい。
るコイルボビン１４に巻回された少なくとも１次、２次
巻線からなるコイル７を装着した両端が略三角形状に形
成されたＩ形ラミネート鉄心８と、このＩ形ラミネート
鉄心８の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラ
ミネート鉄心８の両端の三角形状のテーパ面９に合致す
るテーパ面１０を設けてカシメ、テーピング、接着、溶
接等によりブロック化されたＣ形ラミネート鉄心１１の
先端部を１箇所のスポット溶接１２で固着した構成にし
ている。なお、この構成の場合、コイルボビン１４の鍔
１３の外側面にＣ形ラミネート鉄心１１の側磁脚をガイ
ドするガイド部１５を設けることが望ましい。
【００１２】また図３，図４はＩ形ラミネート鉄心８を
カシメ、テーピング、接着、溶接等によりブロック化し
たもので、Ｉ形ラミネート鉄心８とＣ形ラミネート鉄心
１１の接合面を片側２箇所溶接１２で固着したものであ
る。
カシメ、テーピング、接着、溶接等によりブロック化し
たもので、Ｉ形ラミネート鉄心８とＣ形ラミネート鉄心
１１の接合面を片側２箇所溶接１２で固着したものであ
る。
【００１３】なお、溶接箇所はＩ形ラミネート鉄心８と
Ｃ形ラミネート鉄心１１の接合部１６であればどこでも
よい。
Ｃ形ラミネート鉄心１１の接合部１６であればどこでも
よい。
【００１４】またスポット溶接は図５のようにＩ形ラミ
ネート鉄心８の三角形状の先端をカットしてＣ形ラミネ
ート鉄心１１のみの溶接１２であっても図６のようにＣ
形ラミネート鉄心１１とＩ形ラミネート鉄心８との溶接
１２で３つの鉄心を結合するものであってもよい。
ネート鉄心８の三角形状の先端をカットしてＣ形ラミネ
ート鉄心１１のみの溶接１２であっても図６のようにＣ
形ラミネート鉄心１１とＩ形ラミネート鉄心８との溶接
１２で３つの鉄心を結合するものであってもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明は、コイルに装着し
た両端が略三角形状に形成されたＩ形ラミネート鉄心
と、このＩ形ラミネート鉄心の両側に配置され両側磁脚
の端部の内側にＩ形ラミネート鉄心の両端の三角形状の
テーパ面に合致するテーパ面を設けブロック化されたＣ
形ラミネート鉄心の先端部を少なくとも一箇所のスポッ
ト溶接で固着した構成により、組み立て時間および溶接
時間の短縮ができ生産性に優れ工業的価値の高いコイル
部品を提供することができるものである。
た両端が略三角形状に形成されたＩ形ラミネート鉄心
と、このＩ形ラミネート鉄心の両側に配置され両側磁脚
の端部の内側にＩ形ラミネート鉄心の両端の三角形状の
テーパ面に合致するテーパ面を設けブロック化されたＣ
形ラミネート鉄心の先端部を少なくとも一箇所のスポッ
ト溶接で固着した構成により、組み立て時間および溶接
時間の短縮ができ生産性に優れ工業的価値の高いコイル
部品を提供することができるものである。
【図１】本発明のコイル部品の一実施例を示す斜視図
【図２】同分解斜視図
【図３】他の実施例の斜視図
【図４】他の実施例の分解斜視図
【図５】他の溶接の実施例の断面図
【図６】さらに他の溶接の実施例の断面図
【図７】最近開発されたコイル部品の斜視図
【図８】同分解斜視図
【図９】同溶接工法を示す断面図
７ コイル ８ Ｉ形ラミネート鉄心 ９，１０ テーパ面 １１ Ｃ形ラミネート鉄心 １２ 溶接
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅原 佐登志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 コイルを装着した両端が略三角形状に形
成されたＩ形ラミネート鉄心と、このＩ形ラミネート鉄
心の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミネ
ート鉄心の両端の三角形状のテーパ面に合致するテーパ
面を設けブロック化されたＣ形ラミネート鉄心の先端部
を少なくとも一箇所のスポット溶接で固着したコイル部
品。 - 【請求項２】 Ｉ形ラミネート鉄心としてブロック化し
たものを用いる請求項１記載のコイル部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3503493A JPH06251953A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3503493A JPH06251953A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251953A true JPH06251953A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12430777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3503493A Pending JPH06251953A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06251953A (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP3503493A patent/JPH06251953A/ja active Pending
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