JP2000139868A - 体脂肪計測用電極ホルダ - Google Patents

体脂肪計測用電極ホルダ

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JP2000139868A
JP2000139868A JP11243601A JP24360199A JP2000139868A JP 2000139868 A JP2000139868 A JP 2000139868A JP 11243601 A JP11243601 A JP 11243601A JP 24360199 A JP24360199 A JP 24360199A JP 2000139868 A JP2000139868 A JP 2000139868A
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clip piece
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electrode
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Ryotaro Hatsui
良太郎 初井
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての体脂肪計測用電極を計測最適部位に確
実に接触させることができる体脂肪計測用電極ホルダを
提供する。 【解決手段】 支点となる軸部材11によって揺動自在
に軸支された第1クリップ片21および第2クリップ片
31を備え、前記第1クリップ片21の先端部21a
に、第2クリップ片31の先端部31a側に突出した状
態で一対の体脂肪計測用電極部3a,3bが固定され、
前記第2クリップ片31の先端部31aに、第1クリッ
プ片21の先端部21a側に突出した状態で突起部材4
が固定されており、この突起部材4は、前記一対の体脂
肪計測用電極部3a,3b間に位置するように配置され
ているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体脂肪計測におけ
る最適部位に体脂肪計測用電極を確実に配置させるホル
ダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の体脂肪計測用電極ホルダとして
は、図8に示すものがあり、同図(a)は、従来の体脂
肪計測用電極ホルダの一例を示す斜視図であり、同図
(b)は、同図(a)に示す体脂肪計測用電極ホルダの
先端部を若干開いた状態で正面から見た端面図である。
【0003】この体脂肪計測用電極ホルダ101は、支
点となる軸部材111によって揺動自在に軸支された第
1クリップ片121および第2クリップ片131を備え
ている。
【0004】第1クリップ片121の第1先端部121
aには、絶縁性取付部材102が取付けられており、こ
の絶縁性取付部材に、第2クリップ片131側に突出し
た状態で一対の体脂肪計測用電極部103a,103b
が、一定の間隔を存して配置されている。また、絶縁性
取付部材102は、第1クリップ片121の第1先端部
121aを挟持する2枚の板体102a,102bで構
成されており、一方の板体102bに、第2クリップ片
131に対向するように一対の体脂肪計測用電極部10
3a,103bが固定されている。
【0005】第1クリップ片121には、軸部材111
の配設位置より第1先端部121a寄りの部位に弾性部
材受け穴H101が形成されており、軸部材111の配
設位置より第2先端部121b寄りの部位に弾性部材挿
入穴H102が形成されている。同様に、第2クリップ
片131には、軸部材111の配設位置より第1先端部
131a寄りの部位に弾性部材受け穴H103が形成さ
れており、軸部材111の配設位置より第2先端部13
1b寄りの部位に弾性部材挿入穴H104が形成されて
いる。一方、両クリップ片121,131に挟持力を与
えるための弾性部材141は、両端部に係合部を有する
帯形状の板体を断面形状が三角形になるように折り曲げ
形成したものである。
【0006】そして、このような形状の弾性部材141
の中央片141bを、両クリップ片121,131に形
成した弾性部材挿入穴H102,H104に挿入し、一
方の折曲片141aの先端係合部を第1クリップ片12
1に形成した弾性部材受け穴H101に挿入係止し、他
方の折曲片141cの先端係合部を第2クリップ片13
1に形成した弾性部材受け穴H103に挿入係止するこ
とにより、前記第1クリップ片121および第2クリッ
プ片131が弾性部材141によって挟持された状態と
なる。その結果、通常の状態では、第1クリップ片12
1の第1先端部121aと第2クリップ片131の先端
部131aとが当接している。
【0007】また、一対の体脂肪計測用電極部103
a,103bには、図示していないが、体脂肪計測計が
電気的に接続されている。
【0008】この体脂肪計測用電極ホルダ101を使用
して体脂肪を計測する場合、体脂肪計測用電極ホルダ1
01を被計測者の手首付近に取り付ける。このとき、一
方の体脂肪計測用電極103aが手の甲に接触し、他方
の体脂肪計測用電極103bが手首の外側に接触し、第
2クリップ片131の先端部131aが手のひらから手
首の内側にかけて接触する。つまり、手の甲側を2点で
受け、手のひら側を面で受けることによって被計測者の
手首付近を挟持する。この状態で、体脂肪計測計(図示
せず)から一対の体脂肪計測用電極部103a,103
bに所定の電気信号が供給され、体脂肪の計測が行われ
る。しかし、この体脂肪計測用電極ホルダ101を用い
た測定では、電極の接触位置のズレが生じて正確な測定
ができない場合がしばしばある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の体脂肪計測用電
極ホルダによれば、体脂肪を計測するときに第2クリッ
プ片131の先端部131aが手のひらから手首の内側
にかけて面接触する。
【0010】このとき、図8に示すように、手104a
の厚みD1に比べて手首104bの厚みD2が厚い人が
この体脂肪計測用電極ホルダ101を使用した場合、手
のひらを面接触で受ける第2クリップ片131が傾斜
し、これに合わせて第1クリップ片121も傾斜する。
そのため、手104aの甲に接触させるべき一方の体脂
肪計測用電極103aが手104aの甲から離れ、他方
の体脂肪計測用電極103bしか計測最適部位Pmに接
触せず、いわゆる片当たりの状態となる。また、手首を
曲げて計測した場合にも、手のひらから手首にかけて湾
曲してしまい、第2クリップ片131の先端部131a
全体が面接触しないので、密着性が悪く片当たりの状態
となってしまう。
【0011】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたもので、全ての体脂肪計測用電極を計測最適部位
に確実に接触させることができる体脂肪計測用電極ホル
ダを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の体脂肪計測用電
極ホルダは、支点となる軸部材によって揺動自在に軸支
された第1クリップ片および第2クリップ片を備え、前
記第1クリップ片の先端部に、第2クリップ片の先端部
側に突出した状態で一対の体脂肪計測用電極部が一定の
間隔を存して固定され、前記第2クリップ片の先端部
に、第1クリップ片の先端部側に突出した状態で突起部
材が固定されており、この突起部材は、前記一対の体脂
肪計測用電極部間に位置するように配置されているもの
であるので、一対の体脂肪計測用電極部の2点と突起部
材の1点との3点接触によって、体脂肪計測用電極ホル
ダを被計測者の手首付近に取り付けることができる。そ
のため、全ての体脂肪計測用電極を計測最適部位に確実
に位置決めし接触させることができる。
【0013】また、前記突起部材の第1クリップ片に対
向する面が凸面である場合、体脂肪計測用電極を計測最
適部位にさらに確実に接触させることができる。
【0014】また、前記突起部材が、第2クリップ片の
一先端部から他先端部に向けてスライド移動させること
が可能な状態で、第2クリップ片の先端部に設けられて
いる場合、身体の、第1クリップ片と第2クリップ片と
で挟み込む部分の厚さが変わっても、体脂肪計測用電極
を計測最適部位に確実に接触させることができる。
【0015】また、前記体脂肪計測用電極部の身体接触
面には滑り止め用の凹凸が形成されている場合、体脂肪
計測用電極が計測最適部位からずれることがなく、体脂
肪計測用電極を計測最適部位にさらに確実に接触させる
ことができる。
【0016】また、前記体脂肪計測用電極部が1枚の電
極支持板を介して第1クリップ片の先端部に設けられて
おり、この電極支持部材は、電極支持部材の中心部を支
点として揺動可能な状態で、第1クリップ片の先端部に
設けられている場合、身体の、第1クリップ片と第2ク
リップ片とで挟み込む部分の表面に凹凸が有っても、体
脂肪計測用電極を計測最適部位に確実に接触させること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の体脂肪計測用電極ホルダ
の実施の形態について説明する。 [実施の形態1]まず、本発明の体脂肪計測用電極ホル
ダの実施の形態1について図面を参照しつつ説明する。
【0018】図1は、本発明の体脂肪計測用電極ホルダ
の一実施の形態を示す説明図であり、同図(a)は、体
脂肪計測用電極ホルダの一実施の形態を示す斜視図であ
り、同図(b)は、同図(a)に示す体脂肪計測用電極
ホルダの先端部を若干開いた状態で正面から見た端面図
である。
【0019】本実施の形態において、体脂肪計測用電極
ホルダ1は、支点となる軸部材11によって揺動自在に
軸支された第1クリップ片21および第2クリップ片3
1を備えている。
【0020】前記第1クリップ片21の第1先端部21
aには、絶縁性取付部材2が取り付けられており、この
絶縁性取付部材2に、第2クリップ片31側に突出した
状態で一対の体脂肪計測用電極部3a,3bが、一定の
間隔を存して配置されている。また、絶縁性取付部材2
は、例えば、第1クリップ片21の第1先端部21aを
挟持する2枚の板体2a,2bで構成されており、一方
の板体2bには、第2クリップ片31に対向するように
一対の体脂肪計測用電極部3a,3bが固定されてい
る。
【0021】また、前記第2クリップ片31の先端部3
1aには、第1クリップ片21側に突出した状態で突起
部材4が固定されており、この突起部材4は、前記一対
の体脂肪計測用電極部3a,3b間に位置するように配
置されている。この突起部材4は、電気的な絶縁性と弾
性とを有する材料によって形成されていることが、正確
な測定および密着性の向上を実現するために好ましい。
この弾性を有する材料の具体例としては、ウレタンゴム
やクロロプレンゴムなどがある。突起部材4の固定手段
の一例としては、接着剤を用いてもよく、また、予め第
2クリップ片31と突起部材4とにナット穴を形成して
おいてボルト固定してもよい。
【0022】第1クリップ片21には、軸部材11の配
設位置より第1先端部21a寄りの部位に弾性部材受け
穴H1が形成されており、軸部材11の配設位置より第
2先端部21b寄りの部位に弾性部材挿入穴H2が形成
されている。同様に、第2クリップ片31には、軸部材
11の配設位置より第1先端部31a寄りの部位に弾性
部材受け穴H3が形成されており、軸部材11の配設位
置より第2先端部31b寄りの部位に弾性部材挿入穴H
4が形成されている。一方、両クリップ片21,31に
挟持力を与えるための弾性部材41は、両端部に係合部
を有する帯形状の板体を断面形状が三角形になるように
折り曲げ形成したものである。
【0023】そして、このような形状の弾性部材14の
中央片41bを、両クリップ片21,31に形成した弾
性部材挿入穴H2,H4に挿入し、一方の折曲片41a
の先端係合部を第1クリップ片21に形成した弾性部材
受け穴H1に挿入係止し、他方の折曲片41cの先端係
合部を第2クリップ片31に形成した弾性部材受け穴H
3に挿入係止することにより、前記第1クリップ片21
および第2クリップ片31が弾性部材41によって挟持
された状態となる。その結果、通常の状態では、第1ク
リップ片21の第1先端部21aと第2クリップ片31
の先端部31aとが当接している。
【0024】また、一対の体脂肪計測用電極部3a,3
bには、図示していないが、体脂肪計測計が電気的に接
続されている。
【0025】この体脂肪計測用電極ホルダ1を被計測者
の手首付近に取り付けた場合、一対の体脂肪計測用電極
部3a,3bは、それぞれ手5aの甲または手首5bの
外側に点接触した状態となり、突起部材4は、図2に示
すように、手のひら5cから手首5bの内側近傍の箇所
に点接触した状態となる。つまり、一対の体脂肪計測用
電極部3a,3bの2点と突起部材4の1点との3点P
1,P2,P3接触によって、被計測者の手首付近に取
り付けることができる。その結果、例えば取付箇所に凹
凸がある場合や、手首が曲げられた状態である場合、ま
たは手のひら部分の厚みに比べて手首の厚みが厚い人が
この体脂肪計測用電極ホルダ1を使用した場合であって
も、第2クリップ片31は突起部材4によって点接触す
るので、手の形に影響されず、第2クリップ片31はほ
とんど傾かない。そのため、一対の体脂肪計測用電極部
3a,3bは片当たりの状態にならず計測最適部位に確
実に接触する。従って、一対の体脂肪計測用電極部3
a,3bと計測最適部位との接触面の電気抵抗値が安定
して、正しい計測値を得ることができる。
【0026】なお、突起部材4は、第2クリップ片31
に一体に設けられていてもよい。また、突起部材4は第
1クリップ片21に対向する面(すなわち、突起部材4
の上面)Sが凸面であってもよい。例えば、図3(a)
に示すように、第1クリップ片21に対向する面Sの断
面形状が湾曲面形状(半円形状も含む)となっているも
のでもよく、図3(b)に示すように、第1クリップ片
21に対向する面Sの断面形状が先端に丸みを有する略
三角形状となっているものでもよく、図3(c)に示す
ように、第1クリップ片21に対向する面Sの中央部の
みが突出しているものでもよい。この場合、突起部材4
の表面のうち、被計測者の手首に接触する面積がより小
さくなるので第2クリップ片31の傾きがさらに小さく
なり、一対の体脂肪計測用電極部3a,3bが計測最適
部位により確実に接触する。
【0027】また、一対の体脂肪計測用電極部3a,3
bのうち手の甲側の体脂肪計測用電極部3aの第2クリ
ップ片31に対向する面(すなわち、体脂肪計測用電極
部3aの下面)が平面であることが、手の甲の腱(筋)
に体脂肪計測用電極部3aがより密接し、体脂肪計測用
電極部3aと計測最適部位との接触面の電気抵抗値が安
定して、正しい計測値を得ることができるので好まし
い。
【0028】一方、一対の体脂肪計測用電極部3a,3
bのうち手首側の体脂肪計測用電極部3bの第2クリッ
プ片31に対向する面(すなわち、体脂肪計測用電極部
3bの下面)が、突起部材4の上面と同様に凸面(たと
えば球面)であってもよい。この場合、手首表面の凹凸
に影響を受けることがなく、体脂肪計測用電極部3bが
計測最適部位に密接するので、体脂肪計測用電極部3b
と計測最適部位との接触面の電気抵抗値が安定して、正
しい計測値を得ることができる。 [実施の形態2]次に、本発明の体脂肪計測用電極ホル
ダの実施の形態2について図面を参照しつつ説明する。
【0029】図4は、本発明の体脂肪計測用電極ホルダ
の先端部付近の他の実施の形態を示す断面図であり、図
5(a),(b)は、体脂肪計測用電極ホルダの体脂肪
計測用電極部の身体接触面の一例を示す説明図である。
【0030】本実施の形態の体脂肪計測用電極ホルダ
は、前述の実施の形態1の体脂肪計測用電極ホルダと比
較すると、突起部材4が第2クリップ片31の一先端部
31aから他先端部31bに向けてスライド移動させる
ことが可能な状態で設けられている点と、体脂肪計測用
電極部3a,3bの身体接触面には滑り止め用の凹凸が
形成されている点と、体脂肪計測用電極部3a,3bが
1枚の電極支持板6を介して第1クリップ片21の先端
部21aに設けられており、この電極支持板6が第1ク
リップ片21の先端部21aに対して揺動可能な状態で
設けられている点とが異なっている。
【0031】具体的には、突起部材4には、第2クリッ
プ片31に対向する側にめねじ部4aが設けられてお
り、第2クリップ片31には、その一先端部31aから
他先端部31b(図1参照)に向けて、設定長さの長穴
形状の開口部31cが設けられており、突起部材4を第
2クリップ片31に取り付ける際には、ボルト8を第2
クリップ片31下側から開口部31cに挿通させてめね
じ部4aにねじ込み、突起部材4を第2クリップ片31
に固定する。そして、突起部材4をスライド移動させる
際には、ボルト8を緩めてから突起部材4を所望の位置
まで移動させて、再び、ボルト8をめねじ部4aにねじ
込んでおけばよい。また、突起部材4を第2クリップ片
31に取り付ける際に、ボルト8と第2クリップ片31
との間にバネ7を挟み込んでからボルト8をめねじ部4
aにねじ込めておけば、ボルト8を突起部材4側に押し
込みながら所望の位置まで移動させるだけで、突起部材
4をスライド移動させることができる。なお、この突起
部材4の形状は特に限定されるものではなく、例えば、
図1に示すようなボタン形状であってもよく、また、図
4に示すような略半円柱形状(但し、図4は半円柱形状
の突起部材4を側面から見た図である)の様な柱状であ
ってもよい。
【0032】また、体脂肪計測用電極部3a,3bの身
体接触面を平面とし、この身体接触面に滑り止め用の細
かい凹凸模様を形成してもよい(図5参照)。本実施の
形態では、碁盤目状の凹凸模様としている。つまり、複
数の格子状の溝部13a,13bによって凹凸模様を実
現している。
【0033】さらに、電極支持板6は、電極支持板6の
中心部を支点として揺動可能な状態で、第1クリップ片
21の先端部に設けられている。
【0034】本実施の形態においては、スペーサ16と
ユニバーサルジョイント17とを介して、電極支持板6
を、ボルト穴21cを備えた第1クリップ片21の先端
部にボルト18とナット19とで固定することにより、
第1クリップ片21の先端部に対して電極支持板6を揺
動可能にしている。
【0035】前記ユニバーサルジョイント17は、球面
軸受部17aと、この球面軸受部17aに嵌まり込んで
揺動する揺動部材17bとで構成されている。この球面
軸受部17aは、電極支持板6が揺動するために必要な
隙間を確保するためのスペーサ16を挟んで、第1クリ
ップ片21のボルト穴21cの下端面に配設されてお
り、球面軸受部17aとスペーサ16とはボルト18を
挿通させるためのボルト穴を有している。
【0036】一方、電極支持板6の中央部には貫通孔6
aが形成されている。この貫通孔6aには第1クリップ
片21に対向する端部に環状段部6a1が形成されてお
り、この環状段部6a1に揺動部材17bが嵌合されて
いる。なお、揺動部材17bは、環状段部6a1からの
脱落防止のために、環状段部6a1の底面と、電極支持
板6の貫通孔6a近傍にねじ込まれた2本のねじ20
a,20bの頭部とで挟持されている。
【0037】また、図示していないが、電極支持板6の
揺動範囲(図4において、両方向矢印Xで示す方向での
揺動範囲)を制限する必要がある場合には、例えば、ね
じ20a,20bの頭部の大きさ(高さ)によってねじ
20a,20bから第1クリップ片21下面までの距離
を調節し、第1クリップ片21に対して電極支持板6の
傾きが変化する範囲を制限してもよい。また、ただ単
に、スペーサ16の厚みを調整して、電極支持板6上面
から第1クリップ片21下面までの距離を調節し、第1
クリップ片21に対して電極支持板6の傾きが変化する
範囲を制限してもよい。
【0038】さらにまた、図6に示す両方向矢印Yで示
す方向での揺動範囲(つまり、体脂肪計測用電極ホルダ
を第1クリップ片21側から見た状態における、第1ク
リップ片21に対する電極支持板6の回転範囲)につい
ては、第1クリップ片21下部に設けられた回転規制部
材30によって調整してもよい。この回転規制部材30
は水平部30aと垂直部30bとから構成された断面L
字形状の部材であり、水平部30aは第1クリップ片2
1と図4に示すスペーサ16との間に挟持されており、
垂直部30bは水平部30aの一端部から図4に示す第
2クリップ片31側に向けて突出している。このような
回転規制部材30を設けることにより、第1クリップ片
21に対する電極支持板6の回転範囲を、電極支持板6
の垂直面6bが回転規制部材30の垂直部30bに当接
するまでにすることができる。
【0039】上述のような構成の体脂肪計測用電極ホル
ダを採用することにより、身体の測定最適部位の厚さに
合わせて突起部材をスライド移動させることができ、体
脂肪計測用電極部が計測最適部位からずれることを防止
でき、さらに、身体の測定最適部位表面の凹凸に従って
体脂肪計測用電極部の位置がずれるので、実施の形態1
の体脂肪計測用電極ホルダと比較して、体脂肪計測用電
極を計測最適部位にさらに確実に接触させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2クリップ片の先端部に、第1クリップ片側に突出し
た状態で突起部材が固定されているので、一対の体脂肪
計測用電極部の2点と突起部材の1点との3点接触によ
って、被計測者の手首付近に体脂肪計測用電極ホルダを
確実に取り付けることができる。その結果、一対の体脂
肪計測用電極部は片当たりの状態にならず計測最適部位
に確実に接触し、一対の体脂肪計測用電極部と計測最適
部位との接触面の電気抵抗値が安定して、正しい計測値
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体脂肪計測用電極ホルダの一実施の形
態を示す説明図である。
【図2】図1に示す体脂肪計測用電極ホルダを被計測者
の手首付近に取り付けた状態を示す説明図である。
【図3】図1に示す体脂肪計測用電極ホルダに固定され
る突起部材の他の例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の体脂肪計測用電極ホルダの先端部付近
の他の実施の形態を示す断面図である。
【図5】体脂肪計測用電極ホルダの体脂肪計測用電極部
の身体接触面の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の体脂肪計測用電極ホルダを構成する第
1クリップ片の先端部の他の例を示す斜視図である。
【図7】従来の体脂肪計測用電極ホルダの一例を示す説
明図である。
【図8】図7に示す体脂肪計測用電極ホルダを被計測者
の手首付近に取り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 体脂肪計測用電極ホルダ 11 軸部材 21 第1クリップ片 31 第2クリップ片 3a,3b 体脂肪計測用電極部 4 突起部材 6 電極支持板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支点となる軸部材によって揺動自在に軸
    支された第1クリップ片および第2クリップ片を備え、
    前記第1クリップ片の先端部に、第2クリップ片の先端
    部側に突出した状態で一対の体脂肪計測用電極部が一定
    の間隔を存して設けられ、前記第2クリップ片の先端部
    に、第1クリップ片の先端部側に突出した状態で突起部
    材が設けられており、この突起部材は、前記一対の体脂
    肪計測用電極部間に位置するように配置されていること
    を特徴とする体脂肪計測用電極ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記突起部材の第1クリップ片に対向す
    る面が凸面である請求項1記載の体脂肪計測用電極ホル
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記突起部材が、第2クリップ片の一先
    端部から他先端部に向けてスライド移動させることが可
    能な状態で、第2クリップ片の先端部に設けられている
    請求項1記載の体脂肪計測用電極ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記体脂肪計測用電極部の身体接触面に
    は滑り止め用の凹凸が形成されている請求項1記載の体
    脂肪計測用電極ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記体脂肪計測用電極部が1枚の電極支
    持板を介して第1クリップ片の先端部に設けられてお
    り、この電極支持部材は、電極支持部材の中心部を支点
    として揺動可能な状態で、第1クリップ片の先端部に設
    けられている請求項1記載の体脂肪計測用電極ホルダ。
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