JP2003334173A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JP2003334173A JP2002145384A JP2002145384A JP2003334173A JP 2003334173 A JP2003334173 A JP 2003334173A JP 2002145384 A JP2002145384 A JP 2002145384A JP 2002145384 A JP2002145384 A JP 2002145384A JP 2003334173 A JP2003334173 A JP 2003334173A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定対象物の動きに追従して、必要な電圧を
適切に測定可能な測定装置を提供する。 【解決手段】 測定装置10は、固定部材11を備え、
電極12が固定部材11の固定対象物である指との接触
面の反対側に設けられる。そのため、測定装置10は、
固定部材11を指に嵌めるだけで固定部材11により指
に固定され、電極12を頭部表面や顔面、腕表面や脚部
表面の皮膚等の測定したい領域に押し当てるだけで、電
圧を容易に測定することが可能となる。又、固定部材1
1が、指と嵌合可能な環状をなす。そのため、環状の固
定部材11を指に嵌めるだけで、テープ等を用いずに電
極12を指に容易に安定して固定でき、電極12自体や
電極12の周辺部材に粘着性がある必要もないため、指
や頭部表面や顔面等の皮膚への影響もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧を測定する測
定装置に関する。特に、本発明は電圧に基づく信号を利
用する場合に用いられる電圧を測定する測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】筋電信号や脳波等の生体信号を検出する
場合、測定対象物である人体の皮膚の電圧の変化を測定
する電極が用いられている。従来、この電極として金属
製の皿電極が用いられている。皿電極は、電極と皮膚と
の接触インピーダンスを低下させるためにペーストが塗
布されて、人体の皮膚に貼り付けられ、テープ等で固定
される。そして、皿電極は、このテープで固定された状
態で皮膚の電圧の変化を測定する。又、皿電極以外に
も、電極自体や電極の周囲の部材に粘着性を持たせ、テ
ープ等で固定することなく、電極を皮膚に接触させて、
皮膚の電圧の変化を測定するディスポーサブル電極と呼
ばれる使い捨て電極も用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テープで固定する皿電極を用いた測定装置では、電極が
テープで固定されているため、測定対象物である皮膚が
動いた際に、貼り付けられた電極がずれてしまったり、
皮膚表面と適切な接触状態を保てなくなったりしてしま
い、測定対象物の動きに追従できないという問題点があ
った。又、電極をテープで貼り付けるという作業が繁雑
であるという問題点もあった。
【0004】又、使い捨て電極の場合には、測定対象物
である皮膚が動いても、皮膚から剥がれずに接触状態を
保つために、電極や周囲の部材の粘着性を高めたり、電
極の皮膚との接触面積を大きくしたりする必要があっ
た。しかし、粘着性を高めると、皮膚等の測定対象物に
悪影響を及ぼすおそれがあった。又、接触面積を大きく
すると、測定対象物の細かな動きに追従できないという
問題点があった。又、使い捨てであるために、再利用が
できないという問題点もあった。
【0005】そこで、本発明は、測定対象物の動きに追
従して、必要な電圧を適切に測定可能な測定装置を提供
することを目的とする。又、他の発明は、固定対象物に
電極を容易に固定でき、固定対象物への影響を抑えるこ
とが可能な測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る測定装置
は、固定対象物に固定され、その固定対象物との接触面
が非導電性物質で形成される固定部材と、その固定部材
の固定対象物との接触面の反対側に設けられ、測定対象
物の電圧を測定する電極と、その電極が測定した電圧を
外部に送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
【0007】このような測定装置によれば、固定部材を
備え、電極が固定部材の固定対象物との接触面の反対側
に設けられる。そのため、測定装置は、固定部材により
固定対象物に固定され、電極を測定対象物に押し当てて
測定することが可能となる。よって、測定装置は、測定
対象物の動きに十分に追従することができる。更に、固
定部材は、固定対象物との接触面が非導電性物質で形成
されているため、固定部材によって固定対象物と電極と
を電気的に切断することができる。よって、電極は、固
定対象物に生じる電圧、即ち、不要な電圧の影響を受け
ることなく、必要な測定対象物についての電圧だけを適
切に測定することができる。そして、送出手段により測
定した電圧を外部に送出できるため、その電圧から信号
を検出し、各種用途に用いることができる。
【0008】又、固定部材は、固定対象物と嵌合可能な
環状であることが好ましい。これによれば、環状の固定
部材を固定対象物に嵌めるだけで、テープ等を用いずに
電極を固定対象物に容易に安定して固定でき、電極自体
や周辺部材に粘着性がある必要もないため固定対象物へ
の影響もない。即ち、固定対象物に固定するのにテープ
などで固定する必要がなく、さらに測定対象物に固定す
る際にも押し当てるのみでよいために、テープで固定す
る必要や粘着物で固定する必要がない。よって、例え
ば、固定対象物が手の指等であっても、電極を容易に指
に固定でき、皮膚への影響も抑えることができる。
【0009】又、固定部材は、固定対象物と嵌合可能な
凹部を有するようにしてもよい。これによれば、固定部
材が有する凹部を、固定対象物に嵌めるだけで、テープ
等を用いずに電極を固定対象物に容易に安定して固定で
き、電極自体や周辺部材に粘着性がある必要もないため
固定対象物への影響もない。即ち、固定対象物に固定す
るのにテープなどで固定する必要がなく、さらに測定対
象物に固定する際にも押し当てるのみでよいために、テ
ープで固定する必要や粘着物で固定する必要がない。よ
って、例えば、固定対象物が手の指等であっても、電極
を容易に指に固定でき、皮膚への影響も抑えることがで
きる。
【0010】又、固定部材は、固定対象物を把持する把
持部を有するようにしてもよい。これによれば、把持部
により固定対象物を把持するだけで、テープ等を用いず
に電極を固定対象物に容易に安定して固定でき、電極自
体や周辺部材に粘着性がある必要もないため固定対象物
への影響もない。即ち、固定対象物に固定するのにテー
プなどで固定する必要がなく、さらに測定対象物に固定
する際にも押し当てるのみでよいために、テープで固定
する必要や粘着物で固定する必要がない。よって、例え
ば、固定対象物が手の指や手首等であっても、電極を容
易に指や手首に固定でき、皮膚への影響も抑えることが
できる。
【0011】又、固定部材は、固定対象物に沿う湾曲部
を有するようにしてもよい。これによれば、固定部材の
湾曲部が固定対象物に沿うため、例えば、固定対象物が
爪のように湾曲した形状のものであっても、電極を容易
に固定対象物に固定できる。
【0012】又、固定部材の固定対象物との接触面の反
対側が非導電性物質で形成され、複数の電極が電極間に
間隔をおいて設けられてもよい。これによれば、測定装
置は、複数の電極を非導電性物質を介して電気的に切断
した状態で、かつ、一定の間隔をおいた状態で接続でき
る。よって、常に複数の電極間に一定の間隔を設けて、
両者の電圧の差を測定することができる。従って、例え
ば、測定条件を常に一定にして電圧を測定したい場合に
有効である。
【0013】更に、測定装置は、電極が測定した電圧を
増幅する増幅器を備えることが好ましい。これによれ
ば、測定した電圧が増幅器によって増幅されるため、測
定装置は、測定した電圧に外部から混入するノイズを低
減することができる。
【0014】又、測定装置は、電極が測定した電圧に基
づく信号を用いた処理を行う演算器を備えることが好ま
しい。これによれば、測定装置は測定した電圧に基づく
信号を用いた処理を行うことができる。そのため、測定
装置は、測定した電圧をそのままの状態ではなく、その
電圧に基づく信号を検出し、その信号を用いた処理を施
した後の状態で外部に送出することができる。電極が測
定した電圧に基づく信号を用いた処理としては、例え
ば、信号を用いて音声を認識する音声認識処理や、信号
を用いて動きや動作を認識する認識処理等がある。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る測定装置
10の斜視図であり、図2は、本発明の第1の実施の形
態に係る測定装置10の構造を説明する説明図である。
図1に示すように、測定装置10は、固定部材11と、
電極12と、リード線13とから構成される。又、図
1、図2に示すように、測定装置10は、固定部材11
と電極12との2層構造になっている。
【0016】固定部材11は、固定対象物に固定され
る。固定部材11は、固定対象物と嵌合可能な環状をな
している。固定対象物とは、測定装置10を固定する対
象物であり、本実施形態では、固定対象物は人体の指で
ある。そのため、固定部材11は指に嵌められる環状を
なし、指輪形状となっている。固定部材11は、指等の
固定対象物に安定して固定できるように、その内径は、
固定対象物の固定部分の外径にほぼ一致することが好ま
しい。但し、固定部材11の内径は、固定部材11を固
定対象物に嵌めたり、固定対象物から外したりすること
が可能な範囲内で決定する必要がある。
【0017】固定部材11は、固定部材11と電極12
とから構成される2層構造の内側を形成する。そして、
固定部材11は、固定対象物に固定した際に、固定対象
物と接触する接触面を有する。即ち、固定部材11は、
測定装置10を指に嵌めた際に、指と接触する接触面を
有する。ここでは、固定部材11の環の内側の表面全体
が接触面となる。図2に示すように、固定部材11は、
非導電性物質から形成される。そのため、固定対象物で
ある指と接触する接触面11aは、非導電性物質で形成
されることとなる。これにより、固定部材11によって
指と電極12とを電気的に切断できる。固定部材11を
形成する非導電性物質としては、例えば、プラスチック
や樹脂、ゴム等を用いることができる。又、固定部材1
1は、固形状、シート状、電極12の環の内側の表面を
コーティングする薄膜状のものを用いることができる。
【0018】又、固定部材11は、電極12を保持す
る。具体的には、固定部材11の接触面11aの反対
側、即ち、固定部材11の環の外側に、電極12が1つ
設けられる。そのため、固定部材11の幅は、電極12
を1つ設けることができ、指と電極12が接触しないだ
けの幅を有することが好ましい。例えば、固定部材11
の幅は、電極12の幅以上とすることができる。本実施
形態では、固定部材11の幅は、電極12の幅と等し
い。
【0019】電極12は、測定対象物の電圧を測定す
る。又、図1に示すように、電極12は、固定部材11
の固定対象物である指との接触面11aの反対側に1つ
設けられる。具体的には、電極12は、固定部材11の
環の外側を覆う環状をなして、接触面11aの反対側に
設けられる。電極12は、固定部材11と幅が同じで、
かつ、指輪を横から見たときに幅の両端が一致してい
る。ここで、指輪を横から見るというのは指輪の輪が見
えない方向から見るということである。これによれば、
測定装置10が固定対象物に固定された際に、電極12
が固定対象物に接触しないようにすることができる。
尚、電極12の幅が固定部材11の幅よりも小さい場合
には、電極12は、固定部材11の幅方向の内側に位置
するように固定部材11に設けられる。
【0020】電極12は、固定部材11と電極12から
構成される2層構造の外側を形成して、測定対象物と接
触し、電位を測定する測定面12aを有する。ここで
は、電極12の固定部材11との接触面の反対側の面全
体が測定面12aとなる。測定対象物は、測定装置10
が電圧を測定する対象物であり、人体の一部、例えば、
頭部、顔、腕、脚部等の表面の皮膚等がある。測定対象
物が頭部表面の皮膚であれば、測定した電圧の変化から
脳波を検出でき、口元等の顔面や、腕表面、脚部表面の
皮膚であれば、測定した電圧の変化から筋電信号を検出
できる。電極12は、図2に示すように、導電性物質か
ら形成される。そのため、測定対象物である頭部表面や
顔面の皮膚と接触する測定面12aは、導電性物質で形
成されることとなる。よって、測定面12aを測定対象
物に押し当てて接触させると、電極12に電圧が誘導さ
れる。これにより、電極12は、電圧を測定できる。
【0021】電極12を形成する導電性物質としては、
例えば、銀、白金、塩化銀等を用いることができる。
又、電極12は、固形状、シート状、あるいは、固定部
材11環の外側の表面をコーティングする薄膜状のもの
を用いることができる。よって、固定部材11と電極1
2が両方とも固形状であれば、電極12の環の内側に固
定部材11を嵌め込むことにより、固定部材11と電極
12の2層構造からなる指輪形状を形成できる。又、固
定部材11と電極12が両方ともシート状であれば、電
極12の環の内側に固定部材11を貼り付けることによ
り、固定部材11と電極12の2層構造の指輪形状を形
成できる。
【0022】又、固定部材11が固形状で、電極12が
シート状や薄膜状であれば、固定部材11の環の外側の
表面にシート状の電極12を貼り付けたり、固定部材1
1の環の外側の表面を電極12の材料でコーティングし
て薄膜状の電極12を形成したりすることにより、固定
部材11と電極12の2層構造の指輪形状を形成でき
る。一方、固定部材11がシート状や薄膜状であり、電
極12が固形状であれば、反対に、電極12の環の内側
の表面にシート状の固定部材11を貼り付けたり、電極
12の環の内側の表面を固定部材11の材料でコーティ
ングして薄膜状の固定部材11を形成したりすることに
より、固定部材11と電極12の2層構造の指輪形状を
形成できる。
【0023】リード線13は、電極12が測定した電圧
を外部に送出する送出手段である。リード線13の一端
は、電極12の測定面12aの一部に取り付けられる。
リード線13の他端は、外部装置に接続される。リード
線13が接続される外部装置としては、例えば、電極1
2が測定した電圧を増幅する増幅器、測定した電圧から
信号を検出し、その信号を用いて音声を認識する音声認
識処理や、動きや動作を認識する処理等、所定の処理を
行う演算器、測定した電圧や、その電圧から検出される
信号を、測定値として出力するディスプレイやプリンタ
等の出力装置がある。そして、リード線13は、電極1
2が測定した電圧を伝送して、増幅器や演算器、出力装
置等の外部装置に送出する。増幅器や演算器は、測定装
置10から取得した測定対象物の電圧の変化から、脳波
や筋電信号等の生体信号を検出することができる。
【0024】次に、このような測定装置10を用いた電
圧の測定方法を説明する。図3は、本発明の第1の実施
の形態に係る測定装置10を用いた電圧の測定方法を説
明する説明図である。図3に示すように、電圧を測定さ
れる被験者は、2つの測定装置10の固定部材11を、
1本の指2に嵌める。これにより、固定部材11が指に
固定される。次に、頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面
の皮膚3の測定したい領域に、電極12を押し当てて接
触させる。これにより、2つの電極12に電圧が誘導さ
れるため、電極12はその電圧を測定する。リード線1
3は、測定された電圧を伝送して、増幅器や演算器等の
外部に送出する。これにより、測定した電圧は、リード
線13を介して、外部に送出される。増幅器や演算器等
の外部装置が、2つの電極12間の電圧の差(電位差)
の変化(以下「電位変化」という)を検出し、その電位
変化から脳波や筋電信号等の生体信号を検出する。そし
て、演算器が、その生体信号を用いて音声認識処理や、
動きや動作の認識処理を行ったり、出力装置が、検出さ
れた生体信号を測定値として出力したりすることができ
る。
【0025】尚、固定対象物(被験者の指)に固定され
る測定装置10の個数は限定されない。但し、測定装置
10には、電極12が1つ設けられているため、差動増
幅により信号を検出する場合や、複数箇所の電圧を測定
する場合には、測定箇所の個数だけ測定装置10を固定
対象物に固定する。又、測定装置10が定対象物に固定
される位置も限定されない。図3では、1本の指2に2
つの電極12を嵌めているが、2本の指に電極12を1
つずつ嵌めてもよい。
【0026】このような本実施形態に係る測定装置10
によれば、固定部材11を備え、電極12が固定部材1
1の固定対象物である指との接触面11aの反対側に設
けられる。そのため、測定装置10は、固定部材11を
指2に嵌めるだけで固定部材11により指2に固定さ
れ、電極12を頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の皮
膚3等の測定したい領域に押し当てるだけで、電圧を容
易に測定することが可能となる。よって、測定装置10
は、頭部や顔、腕や脚部の筋肉が動き、皮膚が動いて
も、その動きに十分に追従し、その動きに柔軟に対応す
ることができる。
【0027】又、固定部材11が、指2と嵌合可能な環
状であるため、環状の固定部材11を指2に嵌めるだけ
で、テープ等を用いずに電極12を指2に容易に安定し
て固定でき、電極12自体や電極12の周辺部材に粘着
性がある必要もないため、指の皮膚等の固定対象物への
影響もなく、頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の皮膚
3等、測定対象物への影響もない。即ち、固定対象物に
固定するのにテープなどで固定する必要がなく、さらに
測定対象物に固定する際にも押し当てるのみでよいため
に、テープで固定する必要や粘着物で固定する必要がな
い。更に、指2に電極12を固定できるため、電極12
が固定された指2を頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面
の皮膚3に押し当て易く、その押し当てる力を調整する
だけで、電極12の測定対象物に対する接触の具合を容
易に調整することができる。その結果、測定装置10
は、より一層、筋肉の動きに柔軟に対応することができ
る。
【0028】従って、本実施形態に係る測定装置10
は、頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の皮膚3の電位
変化から脳波や筋電信号等の生体信号を検出して、その
生体信号を解析して利用する際に用いられる新しいイン
タフェースとして利用することができる。具体的には、
測定装置10は、上記したように、測定装置10をイン
タフェースとして用いた場合に入力データとなる電圧
を、電極12を測定したい領域に押し当てるだけで、測
定対象物の動きに十分に追従して容易に測定でき、指2
への固定も容易で、指の皮膚への影響もない。よって、
電圧を正確に測定して正確なデータの入力を行うことが
でき、日常利用するインタフェースとしての利用のし易
さも実現できるため、インタフェースに対する要求を満
たすことができる。もちろん、本実施形態に係る測定装
置10は、工学的に脳波や筋電信号を検出して何かに利
用するだけでなく、医学的に簡易に脳波や筋電信号を測
定することにも利用可能である。
【0029】更に、固定部材11は、固定対象物である
指2との接触面11aが非導電性物質で形成されている
ため、固定部材11によって指2と電極12とを電気的
に切断することができる。よって、電極12は、指に生
じる電圧といった不要な電圧の影響を受けることなく、
測定対象物である頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の
皮膚3についての電圧だけ、即ち、必要な電圧だけを適
切に測定することができる。そして、リード線13によ
り測定した電圧を外部に送出できる。よって、増幅器や
演算器等の外部装置は、その電圧から測定対象物の電位
変化だけを検出し、その電位変化から、測定対象物の筋
電信号や脳波等、必要な生体信号のみを検出できる。即
ち、増幅器や演算器等の外部装置は、指の筋電信号のよ
うな不要な信号の影響を受けることなく、必要な生体信
号のみを検出できる。そして、増幅器や演算器は、その
生体信号を音声認識処理や、動きや動作の認識処理等の
各種用途に用いることができる。このように測定装置1
0は、脳誘発電位検査、筋電図検査を目的とした電極を
備える装置のように、電極が固定対象物である人体と電
気的に接続し、電極から固定されている人体に電気刺激
を与える装置とは、大きく異なっているのである。
【0030】又、本実施形態の測定装置10は、固定部
材11が指2と嵌合可能な環状であり、電極12が1つ
設けられている。そのため、測定個所の数だけ指2に測
定装置10を嵌めるだけで、測定個所の数の変化に臨機
応変に対応できる。更に、測定装置10は、固定部材1
1を指2に嵌める位置を変化させるだけで、測定したい
電極12間の距離を容易に変化させることができる。例
えば、1本の指2に2つの測定装置10を固定したり、
2本の指2に1つずつ測定装置10を固定したりするこ
とによって、電極12間の距離を変化させることができ
る。又、測定装置10を親指と小指に嵌めたり、中指と
薬指に嵌めたりして測定装置10を嵌める指を変えた
り、測定装置10を嵌めた指2を広げたり狭めたりする
ことによっても、容易に臨機応変に電極間12の距離を
変えることができる。そのため、増幅器や演算器等の外
部装置は、離れた電極12間、即ち、離れた2点間の電
位差を検出することができる。
【0031】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図4
は、本発明の第2の実施の形態に係る測定装置20の斜
視図である。図4に示すように、測定装置20は、固定
部材21と、電極22a,22bと、リード線23とか
ら構成される。本実施形態においても固定対象物は人体
の指であり、測定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表
面や脚部表面の皮膚である。
【0032】固定部材21は、第1の実施の形態と同様
に、固定対象物である指と嵌合可能な環状をなしてい
る。即ち、固定部材21は、指に嵌められる環状をな
し、指輪形状となっている。1つの固定部材21の指と
の接触面の反対側、即ち、固定部材21の環の外側に、
2つの電極22a,22bが、電極22a,22b間に
隙間21aという間隔をおいて設けられる。そのため、
固定部材21の幅は、間に隙間21aという間隔をおい
て2つの電極22a,22bを設けることができ、指と
電極22a,22bが接触しないだけの幅を有する。本
実施形態では、固定部材21の幅は、2つの電極22
a,22bの幅、隙間21aの幅の合計と等しい。
【0033】図4においては、固定部材21の環の外側
は平坦になっており、電極22a,22bを設けた際
に、固定部材21の環の外側には、電極22a,22b
間に形成された凹部のような隙間21aが形成される。
これによれば、固定部材21を単なる環状とできるので
製造しやすい。この場合、固定部材21は、電極22
a,22bを固定部材21に隙間21aを設けて固定す
るために、固形状やシート状の非導電性物質により形成
される。
【0034】尚、固定部材21の環の外側に隙間21a
を埋める凸部が、非導電性物質で形成されてもよい。こ
れによれば、2つの電極22a,22bに間隔を設け
て、非導電性物質の凸部で画することができる。この場
合にも、固定部材21は、固形状やシート状の非導電性
物質により形成することができる。又、凸部を形成する
部材の両端面に電極22a,22bを固定した場合に
は、固定部材21は、電極22a,22bの環の内側の
表面をコーティングして形成される薄膜状のものを用い
ることができる。
【0035】又、固定部材21は、非導電性物質で形成
されている。そのため、固定部材21の固定対象物であ
る指との接触面は、非導電性物質で形成されることとな
る。更に、固定部材21の固定対象物である指との接触
面の反対側であり、電極22a,22bが設けられる設
置面も非導電性物質で形成されることとなる。これによ
り、固定部材21によって、指と電極22a,22bと
が電気的に切断され、電極22a,22b同士も電気的
に切断される。以上説明した点以外は、固定部材21
は、第1の実施の形態に係る固定部材11と実質的に同
様である。
【0036】2つの電極22a,22bは、1つの固定
部材21の指との接触面の反対側に設けられる。電極2
2a,22bは、固定部材21の環の外側の一部を覆う
幅を持つ環状をなす。そして、電極22a,22bは、
電極22a,22b間に隙間21aという間隔を設け
て、電極22a,22bと、隙間21aの幅の合計が、
固定部材21の幅と同じで、かつ指輪を横から見たとき
に幅の両端が一致するようにして設けられる。あるい
は、電極22a,22bは、電極22aの隙間21aと
反対側の端面が、固定部材21の一端の端面よりも幅方
向の内側に位置するようにし、電極22bの隙間21a
と反対側の端面が、固定部材21の他端の端面よりも幅
方向の内側に位置するようにして設けられてもよい。こ
れによれば、電極22a,22bは、指に測定装置20
が固定された際に、指に接触しないようにできる。以上
説明した点以外は、電極22a,22bは、第1の実施
の形態に係る電極12と実質的に同様である。リード線
23の一端は、電極22a,22bが測定対象物と接触
し、電圧を測定する測定面の一部に取り付けられる。こ
の点以外は、リード線23は、第1の実施の形態に係る
リード線13と実質的に同様である。
【0037】このような測定装置20を用いて電圧を測
定する場合、電圧を測定される被験者は、1つの測定装
置20を1本の指に嵌める。次に、頭部表面や顔面、腕
表面や脚部表面の皮膚の測定したい領域に、電極22
a,22bを押し当てて接触させる。これにより、2つ
の電極22a,22b間に電圧が誘導されるため、電極
22a,22bはその電圧を測定する。リード線23
は、測定した電圧を伝送して、増幅器や演算器、出力装
置等の外部装置に送出する。これにより、測定した電圧
は、リード線23を介して外部に送出される。増幅器や
演算器等の外部装置が、2つの電極22a,22b間の
電位変化を検出し、その電位変化から脳波や筋電信号等
の生体信号を検出する。そして、演算器がその生体信号
を用いて音声認識処理や、動きや動作の認識処理を行っ
たり、出力装置が検出された信号を測定値として出力し
たりすることができる。
【0038】このような本実施形態に係る測定装置20
によれば、1つの固定部材21に2つの電極22a,2
2bが隙間21aという間隔をおいて設けられている。
又、固定部材21は、非導電性物質で形成されているた
め、固定部材21の固定対象物である指との接触面の反
対側であり、電極22a,22bが設けられる設置面が
非導電性物質で形成されることとなる。よって、測定装
置20は、2つの電極22a,22bを、固定部材21
という非導電性物質を介して電気的に切断した状態で、
かつ、一定の間隔をおいた状態で接続できる。これによ
れば、測定装置20は、常に2つの電極22a,22b
間に一定の間隔を設けて、両者の電位変化を測定でき
る。従って、測定装置20は、例えば、測定条件を常に
一定にして電圧を測定したい場合に、有効である。
【0039】又、1つの固定部材21に複数の電極22
a,22bを設けることができるため、1つの測定装置
20で測定できる。尚、本実施形態では、1つの固定部
材21に2つの電極22a,22bを設けたが、1つの
固定部材21に設けられる個数は限定されず、電極間に
間隔を設ければ3つ以上の複数の電極を設けることがで
き、この場合には、1つの測定装置で複数の箇所を測定
することができる。
【0040】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図5
は、本発明の第3の実施の形態に係るアクティブ電極型
測定装置30を示す図である。図5(a)は、アクティ
ブ電極型測定装置30の斜視図であり、図5(b)は、
アクティブ電極型測定装置30を図5(a)中矢印A方
向から見た正面図の斜視図であり、図5(c)は、アク
ティブ電極型測定装置30を図5(a)中矢印B方向か
ら見た側面図である。図5(a)に示すように、アクテ
ィブ電極型測定装置30は、2つの本体部30a,30
bと、リード線33と、増幅器34とから構成される。
本実施形態においても固定対象物は人体の指であり、測
定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の
皮膚である。ここで、アクティブ電極型測定装置30と
は、電極32a,32bが測定した電圧を増幅する増幅
器34を備える測定装置をいう。
【0041】本体部30a,30bは、それぞれ固定部
材31a,31bと、電極32a,32bとから構成さ
れる。固定部材31a,31b、電極32a,32b
は、第1の実施の形態に係る固定部材11、電極12と
実質的に同様である。そのため、本体部30a,30b
は、電極32a,32bの測定面にリード線が設けられ
ていない以外は、第1の実施の形態に係る測定装置10
と実質的に同様の構成となっている。
【0042】増幅器34は、電極32a,32bが測定
した電圧を増幅する。増幅器34は、図5(a)〜
(c)に示すように、一定の間隔を設けて、側面が向か
い合うようにして平行に配列された本体部30a,30
bの上部に、電極32a,32bと接触して設けられ
る。増幅器34の電極32a,32bとの接触面の一部
には、電極32a,32bから電圧を取得する測定電圧
取得部が設けられている。例えば、測定電圧取得部は導
電性物質で形成され、電極32a,32bと電気的に接
続されている。そして、増幅器34はその測定電圧取得
部により電極32a,32bから電圧を取得する。この
ように増幅器34は、電極32a,32bと接触した状
態で設けられ、その接触面の一部に測定電圧取得部が設
けられることにより、リード線等を用いずに電極32
a,32bが測定した電圧を電極から32a,32b取
得できる。尚、増幅器34表面の測定電圧取得部以外の
部分は、非導電性物質で形成されている。
【0043】又、増幅器34は、電極32a,32bと
接触して設けられることにより、測定した電圧を最も電
極32a,32bの近くで増幅することができる。よっ
て、増幅器34は、電極32a,32bと接触して設け
られることが好ましい。又、増幅器34は、電極32
a,32bと接触しない場合であっても、電極32a,
32bのできるだけ近傍に設けられることが好ましい。
例えば、電極32a,32bを指に固定した場合、増幅
器34は、指から手首までの範囲内とすることができ
る。具体的には、増幅器34と電極32a,32bとの
間の距離は、20cm程度とすることが好ましい。手首
に増幅器34を固定する場合、増幅器34は、腕時計と
同様にして手首に固定される腕時計型増幅器を用いるこ
とができる。
【0044】このように増幅器34が、電極32a,3
2bと接触せずに、離れて設けられる場合、増幅器34
は、リード線や、測定した電圧に外部からノイズが混入
することを防止可能なシールドケーブル等を用いて電極
32a,32bが測定した電圧を電極から32a,32
b取得する。この場合、増幅器34は、増幅した電圧を
リード線33に入力するリード線入力部を備えている。
更に、電極32a,32bにプリアンプを内蔵させるこ
とにより、測定した電圧へのノイズ混入を防止すること
もできる。
【0045】リード線33は、電極32a,32bが測
定した電圧を、増幅器34が増幅した後の状態で、外部
に送出する。リード線33の一端は、増幅器34のリー
ド線入力部に取り付けられる。リード線33の他端は、
電極32a,32bが測定し、増幅器34が増幅した電
圧から信号を検出し、その信号を用いて音声認識処理や
動きや動作の認識処理等、所定の処理を行う演算器や、
電圧から検出される信号を測定値として出力する出力装
置等の外部装置に接続される。そして、リード線33
は、増幅器34が増幅した電圧を伝送して、演算器や出
力装置等の外部装置に送出する。
【0046】次に、このようなアクティブ電極型測定装
置30を用いた電圧の測定方法を説明する。図6は、本
発明の第3の実施の形態に係るアクティブ電極型測定装
置30を用いた測定方法を説明する説明図である。図6
に示すように、電圧を測定される被験者は、1つのアク
ティブ電極型測定装置30の固定部材31a,31b
を、1本の指2に嵌める。次に、頭部表面や顔面、腕表
面や脚部表面の皮膚3等の測定したい領域に、電極32
a,32bを押し当てて接触させる。これにより、2つ
の電極32a,32b間に、電圧が誘導され、電極32
a,32bはその電圧を測定する。
【0047】増幅器34は、電極32a,32bとの接
触面の一部に設けられた測定電圧取得部により、電極3
2a,32bから測定した電圧を取得する。そして、増
幅器34は電圧を増幅し、リード線入力部からリード線
33に増幅した電圧を入力する。リード線33は、増幅
器34から取得した増幅された電圧を伝送して、演算器
等の外部装置に送出する。これにより、電極32a,3
2bが測定し、増幅器34が増幅した電圧は、リード線
33を介して外部に送出される。演算器等の外部装置
は、2つの電極32a,32b間の電位変化を検出し、
その電位変化から脳波や筋電信号等の生体信号を検出す
る。
【0048】このような本実施形態に係るアクティブ電
極型測定装置30によれば、電極32a,32bが測定
した電圧を増幅する増幅器34を備えることにより、測
定した電圧が増幅器34によって増幅される。そのた
め、アクティブ電極型測定装置30は、測定した電圧に
外部から混入するノイズを低減することができる。特
に、本実施形態では、増幅器34は、電極32a,32
bと接触して設けられているため、測定した電圧を最も
電極32a,32bの近くで増幅することができ、より
一層、測定した電圧に混入するノイズを低減できる。
【0049】又、増幅器34は、一定の間隔を設けて、
側面が向かい合うようにして平行に配列された本体部3
0a,30bの上部に、電極32a,32bと接触して
設けられる。よって、アクティブ電極型測定装置30
は、増幅器34を介して、複数の電極32a,32bを
一定の間隔をおいた状態で接続できる。従って、常に2
つの電極32a,32b間に一定の間隔を設けて、両者
の電位変化を測定できる。更に、増幅器34に対して複
数の電極32a,32bを接続することができるため、
1つのアクティブ電極型測定装置30を用いて複数箇所
を測定できる。尚、本実施形態では、1つの増幅器34
に対して、2つの本体部30a,30bを設けたが、1
つの増幅器34に対して設けられる本体部の個数は限定
されず、電極間に間隔を設ければ3つ以上の複数の本体
部を設けることができる。又、第2の実施の形態のよう
に、1つの固定部材に複数の電極が設けられてもよい。
即ち、第2の実施の形態に係る固定部材21と電極22
a,22bとを本体部とし、その本体部の上部に、電極
22a,22bと接触するようにして、増幅器34が設
けられてもよい。
【0050】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図7
は、本発明の第4の実施の形態に係るアクティブ電極型
測定装置40の斜視図である。図7に示すように、アク
ティブ電極型測定装置40は、2つの本体部40a,4
0bと、リード線43と、増幅器44と、演算器45と
から構成される。本実施形態においても固定対象物は人
体の指であり、測定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕
表面や脚部表面の皮膚である。
【0051】本体部40a,40bは、それぞれ固定部
材41a,41bと、電極42a,42bとから構成さ
れ、第3の実施の形態と実質的に同様である。増幅器4
4は、その上部に接触した状態で演算器45が設けられ
ている。増幅器44の演算器45との接触面の一部に
は、増幅した電圧を演算器45に入力する演算器入力部
が設けられている。例えば、演算器入力部は、導電性物
質で形成され、演算器45の増幅器44との接触面の一
部と電気的に接続されている。この点以外は、増幅器4
4は、第3の実施の形態に係る増幅器34と実質的に同
様である。
【0052】演算器45は、電極42a,42bが測定
した電圧に基づく信号を用いて、音声を認識する音声認
識処理や、動きや動作を認識する認識処理を行う。演算
器45は、増幅器44の上部に、増幅器44の上面と、
演算器45の下面とが接触するようにして設けられる。
演算器45の増幅器との接触面の一部には、増幅器44
から増幅された電圧を取得する増幅電圧取得部が設けら
れている。例えば、増幅電圧取得部は、導電性物質で形
成され、増幅器44の演算器45との接触面に設けられ
た演算器入力部と電気的に接続されている。そして、演
算器45は、その増幅電圧取得部により、増幅器44か
ら増幅後の電圧を取得する。
【0053】このように演算器45は、増幅器44と接
触した状態で設けられ、演算器45の増幅器44との接
触面の一部に増幅電圧取得部が設けられ、その増幅電圧
取得部と、増幅器44の演算器入力部とを電気的に接続
することにより、リード線等を用いずに増幅器44が増
幅した電圧を増幅器44から取得できる。尚、演算器4
5表面の増幅電圧取得部以外の部分は、非導電性物質で
形成されている。
【0054】又、演算器45は、電極42a,42bと
接触して設けられている増幅器44と接触して設けられ
ることにより、電極42a,42bの近傍に設けられて
いることとなる。このように、演算器45が、電極42
a,42bの近傍に設けられたり、増幅器44と接触し
て設けられたりすることにより、電極42a,42bや
増幅器44から、電圧が演算器45まで伝送される距離
を短くすることができる。そのため、電圧への外部から
のノイズの混入や、増幅された電圧の減衰を抑えること
ができる。又、アクティブ電極型測定装置40全体を小
型化することも可能である。よって、演算器45は、増
幅器44と接触して設けられたり、電極42a,42b
の近傍に設けられたりすることが好ましい。尚、演算器
45は、増幅器44と接触しない場合であっても、増幅
器44のできるだけ近傍に設けられることが好ましい。
具体的には、演算器45と増幅器44との間の距離は、
20cm程度とすることが好ましい。この場合、演算器
45は、リード線やシールドケーブル等を用いて増幅器
44から増幅した電圧を取得できる。
【0055】演算器45は、取得した増幅後の電圧に基
づいて、2つの電極42a,42b間の電位変化を検出
する。演算器45は、その電位変化から脳波や筋電信号
等の生体信号を検出する。そして、演算器45は、その
検出した生体信号を用いて、音声認識処理や、動きや動
作の認識処理を行う。演算器45は、その音声認識結果
や、動きや動作の認識結果をリード線43に入力する認
識結果入力部を備える。音声認識処理は、例えば、検出
した筋電信号をバンドパスフィルタを通し、閾値の交差
回数をカウントして5母音(a、i、u、e、o)を認
識する処理や、検出した筋電信号をニュートラルネット
や隠れマルコフモデル(HMM)等を用いて処理し、母
音、子音を含めた音声を認識する処理等がある。
【0056】例えば、ニュートラルネットを用いた処理
は、次のように行われる。まず、演算器45は、検出し
た筋電信号を一定の時間毎に区切り、区切られた筋電信
号に対して、スペクトル分析、二乗平均平方(RM
S)、整流化平均値(ARV)、積分筋電図(IEM
G)等の処理を行い、筋電信号に基づくパラメータ(以
下「筋電信号パラメータ」という)を算出する。ニュー
トラルネットワークとは、パラメータの入力部及び出力
部を備えた非線形素子の集合である素子群を上流から下
流に向けて階層的に配置し、隣接する素子群間におい
て、上流の非線形素子の入力部と、下流の非線形素子の
出力部とを相互に接続して構築されるものである。そし
て、入力部に筋電信号パラメータが入力され、出力部か
らその筋電信号パラメータに対応する母音や子音が出力
されて、音声が認識される。ニュートラルネットワーク
には、例えば、全結合型の3層のニュートラルネットワ
ーク等がある。
【0057】リード線43は、電極42a,42bが測
定した電圧を、増幅器44が増幅し、その電圧から演算
器45が脳波や筋電信号等の生体信号を検出し、その生
体信号を用いた音声認識処理や、動きや動作の認識処理
を施した後の状態で、外部に送出する。リード線43の
一端は、演算器45の認識結果入力部に取り付けられ
る。リード線43の他端は、音声認識結果や、動きや動
作の認識結果を出力する出力装置や、音声認識結果や、
動きや動作の認識結果を利用する装置等の外部装置に接
続される。そして、リード線43は、電極42a,42
bが測定した電圧を、その電圧に基づく生体信号を用い
て音声認識処理を行った後の音声認識結果や、動きや動
作の認識処理を行った後の認識結果として伝送し、出力
装置等の外部装置に送出する。
【0058】このようなアクティブ電極型測定装置40
を用いて電圧を測定する場合、電圧を測定される被験者
は、1つのアクティブ電極型測定装置40を1本の指に
嵌める。次に、頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の皮
膚等の測定したい領域に、電極42a,42bを押し当
てて接触させる。これにより、2つの電極42a,42
b間に、電圧が誘導されるため、電極42a,42bは
その電圧を測定する。増幅器44は、測定電圧取得部に
より、電極42a,42bから測定した電圧を取得す
る。そして、増幅器44は、電圧を増幅し、増幅した電
圧を演算器入力部から演算器45に入力する。演算器4
5は、増幅電圧取得部を介して増幅器44から増幅後の
電圧を取得する。演算器45は、取得した増幅後の電圧
に基づいて、2つの電極42a,42b間の電位変化を
検出する。演算器45は、その電位変化から脳波や筋電
信号等の生体信号を検出する。そして、演算器45は、
その検出した生体信号を用いて、音声認識処理や、動き
や動作の認識処理を行う。最後に、演算器45は、音声
認識結果や、動きや動作の認識結果を認識結果入力部か
らリード線43に入力する。そして、リード線43が、
音声認識結果や、動きや動作の認識結果を伝送して、出
力装置等の外部装置に送出する。これにより、電極42
a,42bが測定し、増幅器44が増幅した電圧に基づ
く生体信号を用いた音声認識結果や、動きや動作の認識
結果が、リード線43を介して出力装置等の外部装置に
送出される。
【0059】このような本実施形態に係るアクティブ電
極型測定装置40によれば、電極42a,42bが測定
し、増幅器44が増幅した電圧に基づく生体信号を用い
て、音声認識処理を行う演算器45を備えるため、アク
ティブ電極型測定装置40は測定した電圧に基づく生体
信号を用いて、音声認識処理や、動きや動作の認識処理
を行うことができる。よって、アクティブ電極型測定装
置40は、測定した電圧をそのままではなく、その電圧
に基づく生体信号を検出し、音声認識処理や、動きや動
作の認識処理を施した後の状態で、出力装置等の外部装
置に送出することができる。即ち、アクティブ電極型測
定装置40それ自体で音声認識処理や、動きや動作の認
識処理までを完結させることができる。
【0060】尚、本実施形態では、増幅器44が設けら
れたアクティブ電極型測定装置40としたが、増幅器4
4が設けられていないパッシブ電極型の測定装置として
もよい。増幅器44が設けられない場合には、演算器4
5は、電極42a,42bと直接接続して、電極42
a,42bから測定した電圧を取得することができる。
その場合には、演算器45は、電極42a,42bと接
触した状態で設けられることが好ましい。あるいは、演
算器45と電極42a,42bと間の距離は、第3の実
施の形態に係る電極32a,32bと増幅器34との間
の距離と同程度とすることが好ましい。更に、電極42
a,42bにプリアンプを内蔵させることにより、測定
した電圧へのノイズ混入を防止することもできる。
【0061】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図8
は、本発明の第5の実施の形態に係るアクティブ電極型
測定装置50の斜視図である。図8に示すように、アク
ティブ電極型測定装置50は、固定部材51と、電極5
2と、リード線53と、増幅器54とから構成される。
図8に示すように、アクティブ電極型測定装置50は、
固定部材51と増幅器54との2層構造になっている。
本実施形態においても固定対象物は人体の指であり、測
定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の
皮膚である。
【0062】固定部材51は、固定部材51と増幅器5
4とから構成される2層構造の内側を形成する。固定部
材51の固定対象物との接触面の反対側、即ち、固定部
材51の環の外側には、増幅器54が設けられる。この
点以外は、固定部材51は、第1の実施の形態に係る固
定部材11と実質的に同一である。増幅器54は、固定
部材51の固定対象物である指との接触面の反対側に設
けられる。具体的には、増幅器54は、固定部材51の
環の外側を覆う環状をなして、指との接触面の反対側に
設けられる。よって、増幅器54は、固定部材51と増
幅器54とから構成される2層構造の外側を形成する。
【0063】又、増幅器54は、複数の電極52を保持
する。具体的には、増幅器54の固定部材51との接触
面の反対側、即ち、増幅器54の環の外側に、複数の電
極52が設けられる。尚、固定部材51が固形状であれ
ば、増幅器54の環の内側に固定部材51を嵌め込むこ
とにより、固定部材51と増幅器54との2層構造の指
輪形状を形成できる。又、固定部材51がシート状や薄
膜状であれば、増幅器54の環の内側に固定部材51を
貼り付けたり、固定部材51の材料でコーティングして
薄膜状の固定部材51を形成したりすることにより、固
定部材51と増幅器54との2層構造の指輪形状を形成
できる。これらの点以外は、増幅器54は、第3の実施
の形態に係る増幅器34と実質的に同一である。
【0064】電極52は、増幅器54の固定部材51と
の接触面の反対側、即ち、増幅器54の環の外側に設け
られる。即ち、電極52は、増幅器54を介して、固定
部材51の固定対象物との接触面の反対側に設けられ
る。電極52は、円柱状である。電極52は、円柱状以
外にも角柱状、円錐状や角錐状のものを用いることがで
きる。電極52は、一端が増幅器54の環の外側の面と
接触して、増幅器54に固定される。そして、電極52
の他端を構成する電極52の先端部が測定対象物と接触
し、電位を測定する測定面となる。2つの電極52は、
一定の間隔をおいて増幅器54に設けられる。尚、増幅
器54に設ける電極52の個数は限定されず、間隔をお
けば複数設けることができる。以上説明した点以外は、
電極52は、本発明の第1の実施の形態に係る電極12
と実質的に同様である。
【0065】リード線53は、第3の実施の形態に係る
リード線33と実質的に同様である。又、このようなア
クティブ電極型測定装置50を用いて電圧を測定する場
合、電圧を測定される被験者は、1つのアクティブ電極
型測定装置501本の指に嵌める。次に、頭部表面や顔
面、腕表面や脚部表面の皮膚等の測定したい領域に、2
つの電極52の測定面である先端部を押し当てて接触さ
せる。これにより、2つの電極52間に、電圧が誘導さ
れるため、電極52はその電圧を測定する。以下は、第
3の実施の形態に係る測定方法と実質的に同様である。
【0066】このような本実施形態に係るアクティブ電
極型測定装置50によれば、電極52が円柱状をなし、
電極52の先端部が、測定対象物と接触して、電位を測
定する測定面となる。そのため、環状の電極等に比べ
て、測定対象物である頭部表面や顔面、腕表面や脚部表
面の皮膚と、電極52の測定面が接触する面積を小さく
できる。よって、電極52は、頭部や顔、腕や脚部の筋
肉の微細な動き、皮膚の微細な動きによる電圧の変化
を、測定することができる。よって、アクティブ電極型
測定装置50は、測定対象物の細かな動きに、より一層
追従して測定を行うことができる。
【0067】又、電極52は、一定の間隔をおいて増幅
器54に設けられる。よって、アクティブ電極型測定装
置50は、常に2つの電極52間に一定の間隔を設け
て、両者の電位変化を測定できる。又、1つの増幅器5
4に対して複数の電極52を設けることができるため、
1つのアクティブ電極型測定装置50で複数箇所を測定
できる。
【0068】尚、本実施形態では、増幅器54が設けら
れたアクティブ電極型測定装置50としたが、増幅器5
4が設けられていないパッシブ電極型の測定装置として
もよい。この場合には、第1の実施の形態と同様に、固
定部材51が複数の電極52を保持する。即ち、電極5
2は、固定部材51の固定対象物との接触面の反対側、
即ち、固定部材51の環の外側に設けられる。又、リー
ド線53の一端は、電極52に取り付けられる。更に、
この場合、電極52にプリアンプを内蔵させることによ
り、測定した電圧へのノイズ混入を防止することができ
る。
【0069】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図9
は、本発明の第6の実施の形態に係るアクティブ電極型
測定装置60の斜視図である。図9に示すように、アク
ティブ電極型測定装置60は、固定部材61と、電極6
2と、リード線63と、増幅器64とから構成される。
本実施形態においても固定対象物は人体の指であり、測
定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表面や脚部表面の
皮膚である。
【0070】固定部材61は、固定対象物である指と嵌
合可能な凹部を有する。固定部材61の凹部は、その開
口部から固定対象物である指の先端部が挿入されて、固
定対象物である指と嵌合する。よって、固定部材61の
凹部の内面が、固定対象物に固定された際に、固定対象
物と接触する接触面となる。又、固定部材61は、増幅
器64を保持する。具体的には、固定部材61の固定対
象物との接触面の反対側、即ち、固定部材61の凹部の
外側の一部に、増幅器64が設けられる。そのため、固
定部材61は、固形状やシート状のものを用いる。これ
らの点以外は、固定部材61は、第1の実施の形態に係
る固定部材11と実質的に同様である。
【0071】増幅器64は、固定部材61の固定対象物
である指との接触面の反対側に設けられる。具体的に
は、増幅器64は、固定部材61の凹部の外側に設けら
れる。又、増幅器64は、複数の電極62を保持する。
具体的には、増幅器64の固定部材61との接触面の反
対側、即ち、増幅器64の外側に、複数の電極62が設
けられる。これらの点以外は、増幅器64は、第3の実
施の形態に係る増幅器34と実質的に同一である。
【0072】電極62は、増幅器64の固定部材61と
の接触面の反対側、即ち、増幅器64の外側に設けられ
る。即ち、電極62は、増幅器64を介して固定部材6
1の固定対象物との接触面の反対側に設けられる。電極
62は、帯状である。電極62は、帯状に限らず、円柱
状、角柱状、円錐状、角錐状のものを用いることができ
る。電極62は、一方の面が増幅器64の外側の面と接
触して、増幅器64に固定される。そして、電極62の
他方の面が測定対象物と接触し、電位を測定する測定面
となる。2つの電極62は、間隔をおいて増幅器64に
設けられる。尚、増幅器64に設ける電極52の個数は
限定されず、間隔をおけば複数設けることができる。こ
れらの点以外は、電極62は、第1の実施の形態に係る
電極12と実質的に同様である。
【0073】リード線63は、第3の実施の形態に係る
リード線33と実質的に同様である。又、このようなア
クティブ電極型測定装置60を用いて電圧を測定する場
合、電圧を測定される被験者は、固定部材61の凹部の
開口部から指を挿入して、1つのアクティブ電極型測定
装置60を1本の指に嵌める。以下は、第3の実施の形
態に係る測定方法と実質的に同様である。
【0074】このような本実施形態に係るアクティブ電
極型測定装置60によれば、固定部材61が有する凹部
を、固定対象物である指に嵌めるだけで、テープ等を用
いずに電極62を指に容易に固定でき、電極自体や周辺
部材に粘着性がある必要もないため固定対象物である指
の皮膚への影響もなく、頭部表面や顔面、腕表面や脚部
表面の皮膚への影響もない。即ち、固定対象物に固定す
るのにテープなどで固定する必要がなく、さらに測定対
象物に固定する際にも押し当てるのみでよいために、テ
ープで固定する必要や粘着物で固定する必要がない。特
に、固定部材61の凹部が指の先端を包み込むようにし
て指に固定されるため、電極62を安定して指に固定す
ることができ、測定対象物にも押し当て易い。
【0075】又、電極62は、一定の間隔をおいて増幅
器64に設けられる。よって、アクティブ電極型測定装
置60は、常に2つの電極62間に一定の間隔を設け
て、両者の電位変化を測定できる。又、1つの増幅器6
4に対して複数の電極62を設けることができるため、
1つのアクティブ電極型測定装置60で複数箇所を測定
できる。
【0076】尚、本実施形態では、増幅器64が設けら
れたアクティブ電極型測定装置60としたが、増幅器6
4が設けられていないパッシブ電極型の測定装置として
もよい。この場合には、第1の実施の形態と同様に、固
定部材61が複数の電極62を保持する。即ち、電極6
2は、固定部材61の固定対象物との接触面の反対側、
即ち、固定部材61の凹部の外側に設けられる。又、リ
ード線63の一端は、電極62に取り付けられる。更
に、この場合、電極62にプリアンプを内蔵させること
により、測定した電圧へのノイズ混入を防止することが
できる。
【0077】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図10
は、本発明の第7の実施の形態に係るアクティブ電極型
測定装置70の斜視図である。図10に示すように、ア
クティブ電極型測定装置70は、固定部材71と、電極
72と、リード線73と、増幅器74とから構成され
る。本実施形態においては、固定対象物は人体の爪2a
であり、測定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表面や
脚部表面の皮膚である。固定部材71と増幅器74は2
層構造を構成する。
【0078】固定部材71は、固定対象物である爪2a
に沿う湾曲部を有する。固定部材71は、湾曲部と爪2
aの湾曲面とが一致するように、爪2aに重ね合わせる
ことにより、固定対象物である爪2aに固定される。よ
って、固定部材71の湾曲部の内側の面が、固定対象物
に固定された際に、固定対象物と接触する接触面とな
る。尚、固定部材71の爪2aとの接触面の一部に粘着
性のある付着部材を設けたり、固定部材71の爪2aと
の接触面の一部に粘着性を持たせたりしてもよいこれに
よれば、固定部材71は、より安定して爪2aに固定さ
れる。固定部材71は、固定部材71と増幅器74とか
ら構成される2層構造の下部を形成する。具体的には、
固定部材71の固定対象物との接触面の反対側、即ち、
固定部材71の湾曲部の外側に、増幅器74が設けられ
る。これらの点以外は、固定部材71は、第1の実施の
形態に係る固定部材11と実質的に同一である。
【0079】増幅器74は、固定部材71の固定対象物
である爪2aとの接触面の反対側に設けられる。具体的
には、増幅器74は、固定部材71の湾曲部の外側を覆
う湾曲形状をなして、固定部材71の爪2aとの接触面
の反対側に設けられる。そのため、増幅器74は、固定
部材71と増幅器74とから構成される2層構造の上部
を形成する。又、増幅器74は、複数の電極72を保持
する。具体的には、増幅器74の固定部材71との接触
面の反対側、即ち、増幅器74の外側に、複数の電極7
2が設けられる。
【0080】尚、固定部材71が固形状であれば、固定
部材71と増幅器74とを重ね合わせることにより、固
定部材71と増幅器74の2層構造を形成できる。又、
固定部材71がシート状や薄膜状であれば、増幅器74
の内側に固定部材71を貼り付けたり、固定部材71の
材料でコーティングして薄膜状の固定部材71を形成し
たりすることにより、湾曲部を有する固定部材71を設
けることができる。これらの点以外は、増幅器74は、
第3の実施の形態に係る増幅器34と実質的に同一であ
る。
【0081】電極72は、第6の実施の形態に係る電極
62と実質的に同様である。又、リード線73は、第3
の実施の形態に係るリード線33と実質的に同様であ
る。このようなアクティブ電極型測定装置70を用いて
電圧を測定する場合、電圧を測定される被験者は、固定
部材71の湾曲部と爪2aの湾曲面とが一致するよう
に、固定部材71を爪2aに重ね合わせることにより、
1つのアクティブ電極型測定装置70を爪2aに固定す
る。以下は、第3の実施の形態に係る測定方法と実質的
に同様である。
【0082】このような本実施形態に係るアクティブ電
極型測定装置70によれば、固定部材71の湾曲部が固
定対象物である爪2aに沿うため、固定対象物が爪2a
のように湾曲した形状であっても、電極72を容易に固
定できる。又、電極72は、一定の間隔をおいて増幅器
74に設けられる。従って、常に2つの電極72間に一
定の間隔を設けて、両者の電位変化を測定できる。又、
1つの増幅器74に対して複数の電極72を設けること
ができるため、1つのアクティブ電極型測定装置70で
複数箇所を測定できる。
【0083】尚、本実施形態では、増幅器74が設けら
れたアクティブ電極型測定装置70としたが、増幅器7
4が設けられていないパッシブ電極型の測定装置として
もよい。この場合には、第1の実施の形態と同様に、固
定部材71が複数の電極72を保持する。即ち、電極7
2は、固定部材71の固定対象物との接触面の反対側、
即ち、固定部材71の湾曲部の外側に設けられる。又、
リード線73の一端は、電極72に取り付けられる。更
に、この場合、電極72にプリアンプを内蔵させること
により、測定した電圧へのノイズ混入を防止することが
できる。
【0084】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。図11
は、本発明の第8の実施の形態に係る測定装置80の斜
視図である。図11に示すように、測定装置80は、固
定部材81と、電極82と、リード線83とから構成さ
れる。本実施形態においては、固定対象物は人体の指や
手首であり、測定対象物は人体の頭部表面や顔面、腕表
面や脚部表面の皮膚である。固定部材81と電極82は
2層構造を構成する。
【0085】固定部材81は、固定対象物である指や手
首を把持する把持部を有する。具体的には、固定部材8
1は、環状の一部を切り欠いたC字形状をなしている。
固定部材81は、C字形状からなる把持部で、指や手首
を把持することにより、指や手首に固定される。よっ
て、固定部材81の把持部の内側の表面が、固定対象物
に固定された際に、固定対象物と接触する接触面とな
る。固定部材81は、固定部材81と電極82とから構
成される2層構造の内側を形成し、電極82を保持す
る。具体的には、1つの固定部材81の固定対象物との
接触面の反対側、即ち、1つの固定部材81の把持部の
外側に、電極82が1つ設けられる。
【0086】電極82は、固定部材81の固定対象物で
ある指との接触面の反対側に設けられる。具体的には、
電極82は、固定部材81の把持部の外側を覆うC字形
状をなして、固定部材81の固定対象物との接触面の反
対側に設けられる。よって、電極82は、固定部材81
と電極82の2層構造の外側を形成して、測定対象物と
接触し、電位を測定する測定面を有する。ここでは、電
極82の固定部材81との接触面の反対側の面全体が測
定面となる。
【0087】これらの点以外は、固定部材81、電極8
2は、第1の実施の形態に係る固定部材11、電極82
と実質的に同一である。又、リード線83は、第1の実
施の形態に係るリード線13と実質的に同様である。こ
のような測定装置80を用いて電圧を測定する場合、電
圧を測定される被験者は、固定部材81のC字形状から
なる把持部で指や手首を把持することにより、1本の指
や片方の手首に測定装置80を2つ固定する。以下は、
第1の実施の形態に係る測定方法と実質的に同様であ
る。
【0088】このような本実施形態に係る測定装置80
によれば、固定部材81の把持部により固定対象物であ
る指や手首を把持するだけで、テープ等を用いずに電極
82を固定対象物に容易に安定して固定でき、電極自体
や周辺部材に粘着性がある必要もないため固定対象物や
測定対象物への影響もない。即ち、固定対象物に固定す
るのにテープなどで固定する必要がなく、さらに測定対
象物に固定する際にも押し当てるのみでよいために、テ
ープで固定する必要や粘着物で固定する必要がない。更
に、固定部材81の把持部により固定対象物を把持する
だけで固定対象物に固定されるので、指の太さなどに対
してフレキシブルに対応することが可能となる。尚、把
持部は、固定対象物を把持可能であれば形状は限定され
ず、例えば、クリップ形状等であってもよい。
【0089】又、本実施形態の測定装置80は、固定部
材81が指や手首を把持する把持部を有し、電極82が
1つ設けられている。そのため、測定個所の数だけ指や
手首に測定装置80を固定するだけで、測定個所の数の
変化に臨機応変に対応できる。更に、測定装置80は、
固定部材81を指や手首に固定させる位置を変化させる
だけで、測定したい電極82間の距離を容易に変化させ
ることができる。
【0090】(変更例)尚、本発明は、上記実施の形態
に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
上記第1〜第8の実施の形態においては、電極12,2
2a,22b,82が測定した電圧や、増幅器34,5
4,64,74が増幅した電圧、演算器45が音声認識
処理を行った音声認識結果は、リード線13,23,3
3,43,53,63,73,83により外部に送出し
ていたが、測定装置10,20,80やアクティブ電極
型測定装置30,40,50,60,70は、リード線
に代えて、リード線以外のシールドケーブル等の有線
や、無線の通信手段を設けるようにしてもよい。又、測
定装置10,20,80やアクティブ電極型測定装置3
0,40,50,60,70は、リード線等の有線や無
線の通信手段を用いて、電極が測定した電圧や、増幅器
が増幅した電圧、演算器が音声認識処理を行った音声認
識結果を外部に送出するだけでなく、外部からの指示の
信号を受信したり、それに対する応答信号を送信したり
して、外部と信号のやりとりを行うようにしてもよい。
【0091】又、上記第1〜第8の実施の形態において
は、固定部材11,21,31a,31b,41a,4
1b,51,61,71,81を非導電性物質で形成し
たが、固定部材の固定対象物との接触面だけを非導電性
物質で形成すればよく、接触面以外の部分は導電性物質
で形成しても構わない。又、固定部材11,21,31
a,31b,41a,41b,51,61,71,81
や電極12,22a,22b,32a,32b,42
a,42b,52,62,72,82、増幅器34,4
4,54,64,74の形状は、上記実施形態に限定さ
れない。固定部材は、固定対象物に嵌合可能であった
り、固定対象物を把持することが可能であったりすれば
よく、電極は、測定対象物に測定面を押し当てることが
可能であればよい。又、電極12,22a,22b,3
2a,32b,42a,42b,52,62,72,8
2の測定対象物と接触する測定面側に、非導電性物質の
層を設けてもよい。又、上記第1、第2、第8の実施の
形態において、電極12,22a,22b,82に、プ
リアンプを内蔵させることにより、測定した電圧へのノ
イズ混入を防止するようにしてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
測定対象物の動きに追従して、必要な電圧を適切に測定
可能な測定装置を提供することができる。又、他の発明
によれば、固定対象物に電極を容易に固定でき、固定対
象物への影響を抑えることが可能な測定装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る測定装置の斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る測定装置の構
造を説明する説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る測定装置を用
いた電圧の測定方法を説明する説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る測定装置20
の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係るアクティブ電
極型測定装置を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る測定装置を用
いた電圧の測定方法を説明する説明図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るアクティブ電
極型測定装置の斜視図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係るアクティブ電
極型測定装置の斜視図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係るアクティブ電
極型測定装置の斜視図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態に係るアクティブ
電極型測定装置の斜視図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態に係る測定装置の
斜視図である。
【符号の説明】
10,20,80 測定装置 30,40,50,60,70 アクティブ電極型測定
装置 11,21,31a,31b,41a,41b,51,
61,71,81 固定部材 11a 接触面 12,22a,22b,32a,32b,42a,42
b,52,62,72,82 電極 12a 測定面 13,23,33,43,53,63,73,83 リ
ード線 30a,30b,40a,40b 本体部 33,43,53,63,73 増幅器 45 演算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉村 利明 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定対象物に固定され、該固定対象物と
    の接触面が非導電性物質で形成される固定部材と、 該固定部材の前記固定対象物との接触面の反対側に設け
    られ、測定対象物の電圧を測定する電極と、 該電極が測定した電圧を外部に送出する送出手段とを備
    えることを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 前記固定部材は、前記固定対象物と嵌合
    可能な環状であることを特徴とする請求項1に記載の測
    定装置。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記固定対象物と嵌合
    可能な凹部を有することを特徴とする請求項1に記載の
    測定装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は、前記固定対象物を把持
    する把持部を有することを特徴とする請求項1に記載の
    測定装置。
  5. 【請求項5】 前記固定部材は、前記固定対象物に沿う
    湾曲部を有することを特徴とする請求項1に記載の測定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記固定部材の前記固定対象物との接触
    面の反対側が非導電性物質で形成され、 複数の前記電極が該電極間に間隔をおいて設けられるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    測定装置。
  7. 【請求項7】 前記電極が測定した電圧を増幅する増幅
    器を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の測定装置。
  8. 【請求項8】 前記電極が測定した電圧に基づく信号を
    用いた処理を行う演算器を備えることを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1項に記載の測定装置。
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