JP2002520111A - 思考の検知および検知に応答して制御命令の生成をするためのシステムおよび方法 - Google Patents
思考の検知および検知に応答して制御命令の生成をするためのシステムおよび方法Info
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Abstract
Description
検知された精神活動に応答してシステム制御機能を提供することに関する。さら
に詳細には、本発明は、人間の耳の近くの空気圧の変化を分析すること、および
収集したデータを処理することによって思考を検知し、思考に対応する適切な制
御機能性を判定する。
を用いて、人の思考を解読しようという試みがなされてきた。伝統的なバイオフ
ィードバック技術は、例えば、電気皮膚反応(GSR)および皮膚電気反射(E
DR)を用いて、皮膚の伝導性および電気感度(electrical sen
sitivity)を測定することに集中してきた。しかしながら、上記の身体
的特性に強い影響を与える人体の化学的特性が、急速に変化することがないので
、従来の技術は遅い。遅い電気化学的応答が、思考または感情を検知する際に、
結果的には数秒の遅れをもたらす。それゆえ、このような限界により、多くの制
御機能環境で必要とされるか、または所望されるリアルタイムな応答の機能性を
欠くこととなった。
ットするセンサースリーブ(sensor sleeve)を用いることである
。このセンサーは、指を通る電流を生成する1対の電極を用いるものであり、ま
た、紫外(UV)線を皮膚に照射し、心拍活動(例えば、脈拍)、温度(例えば
、抵抗力の変化)、血液の脈拍の量(blood pulse volume)
、および複合神経活動(composite neural activity
)を検知する。従来技術のセンサーシステムは、複数の検知されたパラメータを
思考により生成された一連の電気信号として処理する。センサー技術には、しか
しながら、性能のばらつき、および他の制限がある。例えば、血液の脈拍の量お
よび体温等の検知された体のパラメータはかなり遅く、リアルタイムタイプの制
御機能性を妨げるので、この技術もなお遅い。また、このセンサーは、オン/オ
フ、ストップ/ゴー、またはアップ/ダウン等の二値タイプの制御機能性のみ可
能である。多くのタイプの制御システムは3以上の制御状態を必要とするので、
上記の従来技術の解決策は効果的ではない。結果として、このセンサーは受動的
ではなく、むしろ、人体を電流および他の電気的な刺激で能動的に侵し、且つ健
康や環境に対して不確かな影響を及ぼす紫外線等の放射線で人体を照射する。こ
のような不確実性のため、多くの人はこの技術を用いることを差し控える。
ためのシステムおよび方法が当該技術分野で必要である。また、パラメータを検
知するために電圧または照射を出力しない受動センサーで、思考の検知が達成さ
れるシステムおよび方法が当該技術分野で必要であり、結果として、さまざまな
制御機能を提供するシステムおよび方法が必要である。
命令を提供するシステムおよび方法に関する。本発明は、人間の耳の近くの空気
圧を受動的に監視することを含む。思考の存在の検知および伝達される思考のタ
イプの判定のために、空気圧の情報が収集および処理される。一度判定されると
、思考に対応する制御命令が、システム制御機能性を遂行するために提供される
。
フォン等の圧力変換器によって、監視および収集される。マイクロフォンは、時
間に関連する、感知された空気圧の変化に対応するアナログ電気信号を生成する
。本発明に基づいて、人の思考が、複数の思考のそれぞれに実質的に特有である
、耳の近くの空気圧の変化をもたらす。よって、検知された空気圧の変化が、思
考の存在およびタイプを検知するために用いられる。
生成するアナログ電気信号が、思考の存在およびタイプを検知するために、デジ
タル信号データに変換され、処理および分析される。本発明の1つの例示的実施
形態に基づいて、デジタル信号データが、思考と関連するデータをノイズと分離
するために、時間領域から周波数領域へと変換される。検知された思考に対応す
るデータが、次いで、さらに処理され、そして特定の思考に対応する複数のデー
タセットと相関させられ、思考のタイプを判定する。その後、制御命令が、検知
された思考に対応する制御機能を遂行するために提供される。
が、較正または演習モードと関連づけて構築される。このようなモードにおいて
、人が自身の耳の近くに圧力センサーを置き、そして特定の事を思考する一方で
、実質的に同時に、手動で(例えば、ジャンプまたはキック等の特定の機能を示
すために、ボタンを押すか、またはジョイスティックを操作して)思考のタイプ
を1回以上示し、その後の相関のための例示的な思考のシグネチャを提供する。
演習モードは、制御アプリケーションに必要とされる各タイプの思考ごとに複数
回続くことが望ましい。所与の思考についての収集されたデータの各セットに対
して、その後に相関分析で用いられ得るデータセットのさまざまな点での、平均
および標準偏差の見地から、典型的な思考シグネチャを特徴づけるために、統計
モデルが用いられ得る。
以上の制御命令の提供をするシステムが、耳の近くの空気圧の変化を検知する圧
力センサーを含む。圧力センサーは、気圧の変化をシステムプロセッサを用いて
処理される電気信号に変換する、マイクロフォン等の変換器を含み得る。プロセ
ッサは、さまざまな形式の信号処理を実行して、思考の検知、思考のタイプの判
定、および所望の制御機能を遂行するための出力周辺装置への1以上の制御命令
の提供を実施する。よって、出力周辺装置は、ディスプレイ、医療機器、産業機
器、その他の1以上の巨大なアレイを含み得る。音波または空気圧の変化を人間
の脳が音に変換するための入力装置として、伝統的に見なされてきた人間の耳が
、脳で生成される思考による気圧の変化を生じる出力装置として用いられ、且つ
監視されるので、本発明のシステムはユニークである。それゆえ、耳の中で起こ
る気圧の変化は、生体信号として用いられ、そして制御機能で用いる思考の発生
およびタイプを検知するために処理される。
ので、実質的にリアルタイムの制御システムを提供する。また、空気圧の変化が
、実質的にさまざまな思考に対して特有であるので、複数の制御機能が従来技術
の二値制御能力に反して、利用可能である。結果として、圧力センサーが受動的
であり、それゆえ、いずれの潜在的な健康および/または環境に関する問題も生
じない。
、且つ請求の範囲で詳細に示す。下記の説明および添付の図面は、本発明のある
例示的な実施形態を詳細に示すものである。それらの実施形態は、しかしながら
、本発明の原理が用いられ得る、各種の方法のうちの少数を示したものにすぎな
い。本発明の他の目的、利点、および新奇な特徴が、図面とともに検討すること
で、本発明の下記の詳細な説明からより明らかになる。
を読み、そして理解する上で同等のものおよび修正したものを思い浮かべること
は明白である。本発明は、そのような同等のものおよび修正したものの全てを含
み、且つ請求の範囲によってのみ制限される。
、本発明を詳細に説明する。本発明は、思考を検出し、その検出に応答して1つ
以上の制御命令を提供するシステムおよび方法に関する。従来技術においては、
身体の電気化学反応の遅い解析に依存して、思考または感情が検出されていたが
、本発明は、思考に応答してほぼ瞬時に起こる、人間の耳の近くの気圧の変化を
監視して、実質的にリアルタイムの検出および制御システムが提供される。さら
に、気圧の監視は、受動的であり、従って、身体を電気信号および放射線にさら
すことに関する、健康および/または環境上の起こり得る問題点を避ける。また
、気圧の変化は、様々な思考のうちの1つと一意的に対応して(例えば、一意的
な信号シグナチャーを有する)、複数の異なる思考が検出され、複数の制御機能
を必要とするシステムのために、区別されることを可能にする。
御命令を提供するシステムには、ユーザの耳の近くに位置する圧力センサが含ま
れる。このセンサは、処理回路部と電気通信し、ユーザの思考に起因する、耳の
近くの気圧の変化を検知し、気圧の変化を電気信号へと変換する。電気信号は、
その後、回路部によって処理されて、電気信号の範囲内で思考の存在およびタイ
プが検出され、特定の思考と対応する制御命令が出力周辺装置に提供されて、制
御機能を実現する制御命令が実行される。制御機能の例には、テレビゲームディ
スプレイの制御、車椅子等の医療機器の一部の制御、手を用いなくてもよいマウ
スを実現するコンピュータ機能の制御が含まれ得るが、これらに限定されない。
供する方法が提供される。思考は、気圧を監視することによって監視され、気圧
は、耳の近くで、思考およびノイズに対応して変化する。方法には、気圧データ
のアナログ電気信号への変換が含まれ、アナログ電気信号は、さらなる処理のた
めに、続いてデジタル信号データに変換される。データを解析し、思考データか
らノイズを分けることによって、思考の存在を検出するために、データ信号処理
が実現される。その後さらなる処理が用いられて、検出された思考のタイプを判
定し、1つ以上の制御命令を、適切な制御機能の実行のために出力周辺装置に提
供する。
マイクが含まれ、データ信号処理には、データセグメントの周波数領域への変換
が含まれ、思考に関するデータをノイズと区別する。思考が検出された後、さら
なるデータ処理には、周波数領域内の信号データの、複数の周波数領域データ集
合への相関付けが含まれる。得られる相関係数が所定の閾値を越える場合、思考
のタイプが判定され、その思考に対応する1つ以上の制御命令がメモリから引き
出され、出力周辺装置へと送られて、命令が実行され、システム制御機能性が提
供される。
し、検出された思考に対応する1つ以上の制御命令を提供するシステム10を示
すブロックレベル図である。システム10は、処理回路部14に接続された圧力
センサ12を含む。処理回路部14は、Adlink Technology製
のPCI9118HGデータ取得カード、またはドイツのInes Compa
ny Gmbh製のDAQi250データ取得カード等の、アナログ信号をデジ
タル信号データに変換するアナログ−デジタル(A/D)変換器16を含む。処
理回路部14は、また、A/D変換器16からデジタル信号データを受け取り、
デジタル信号データ上で様々な信号処理機能を行って、思考の存在を検出し、そ
の思考のタイプを判定するプロセッサ18を含む。システム10は、また、プロ
セッサ18によって提供される、検出された思考に対応する1つ以上の制御命令
を実行する、プロセッサ18に接続された出力周辺装置20を含む。
、ユーザ22は、一対のヘッドホン26の内部に圧力センサ12を配置すること
で圧力センサ12を装着している。ヘッドホン26は好適には、2つの機能を提
供する:(1)圧力センサ12を耳部付近の比較的固定された位置に位置決めす
る(2)適度な断音効果をもたらすことにより、圧力センサ12が検出する外部
音量を低減する。ユーザ22が特定の思考を開始すると、耳部24の周辺の空気
圧に変化が起こり、この空気圧変化は、思考を一義的に同定する。この空気圧変
化は、圧力センサ12により検出され、検出された空気圧変化は、アナログの電
気信号に変換され、その後、回路14により処理される。図2aにおいて、例示
的出力周辺機器20をディスプレイとして示している。周辺機器20は、制御命
令(例えば、テレビゲームでパンチまたはキックを実行するなど)を実行する。
である。圧力センサ12は、センサ(好適にはマイクロホン30)を装着したヘ
ッドホンハウジングのようなハウジング28を含む。マイクロホン30のハウジ
ング28への装着方法は、マイクロホン30と耳部24との間の距離を調整する
ため、異なり得る。マイクロホン30と耳部24との間の距離は、例えば、マイ
クロホンの感度に応じて約1〜2インチの範囲で近接するのが好ましいが、他の
距離を用いることもでき、本発明の範囲におさまると考えられる。より好適には
、マイクロホン30は、耳部24にできるだけ近接して具合良く位置決めして、
空気圧変化をより感度良く受信するのが好ましい。図2bではマイクロホン30
の形状および位置は縮尺通りではなく、分かり易くするために単に例示的に示し
たものである。
V/Pa(ミリボルト/パスカル)であり、より好適には、約10Hz〜約80
0Hzの周波数範囲で約100mV/Pa以上である。使用可能なマイクロホン
の一例としては、デンマークの
のマイクロホンまたは他の種類の圧力センサを用いることもでき、本発明の範囲
内におさまるものと考えられる。Model 4190を用いると、上記アナロ
グ出力は、ピークツーピークで約400mVとなる。しかし、この出力信号の帯
域は、電子部品の帯域係数およびマイクロホンと耳部との位置関係によって異な
り、そのためかなりの変動があり得る。
ズムをたどって空気圧変化または耳部付近の空気圧変化を発生または生成するの
か明らかにされていない。仮説によれば、思考内容によって強度が異なることに
より、耳内部または耳付近の不随意筋が微細レベルで収縮または移動し、これに
より、耳部付近の空気が圧縮するために耳部付近の圧力が変化するという。しか
しながら、物理的、化学的、または神経系統的メカニズムの精密性にもかかわら
ず、長年の試験結果では、思考中の人間の耳内部または耳部付近には微細な圧力
変化が発生し、この空気圧変化は実質的に固有のシグネチャーを有しているため
、空気圧変化は各々の思考内容に対して実質的に一意に定まることが分かってい
る。従って、耳部付近の空気圧変化モニタリングして、ユーザの思考の存在およ
び種類を検出することができる。
を与えるよう、最も広い意味で用いている。空気圧変化は、音波として特徴付け
ることもできる。当業者に周知のように、音波は、「プッシュ」を媒体(この好
適な実施形態では空気)内部の分子から分子へと伝達する縦波である。このよう
な波の復元力は、空気圧により発生する。なぜならば、分子密度が通常よりも大
きいと、圧力も通常よりも高くなり、分子を互いに離す力が働くからである。図
2cは、空気中の例示的音波40を示し、交互に現れる低分子密度ゾーン42a
および高分子密度ゾーン42bで構成される複数のゾーン42からなる。この分
子密度の差異は、音波が伝搬する際に特定の周波数を持つ空気圧変化として現れ
る。また、当業者に周知のように、音波がソースから広がるにつれて、音波の伝
搬範囲が広がるため、音波強度が低下するが、音波のエネルギー全体は一定であ
る。従って、単位領域あたりのエネルギーは、距離の逆二乗則によって低下する
。そのため、空気圧変化の強度レベルを大きくしてあらゆる音を検出できるよう
、マイクロホン30を耳部24に十分に近付けることが望ましい。
では、マイクロホン30は、十分な感度と高低の周波数の空気圧変化を検出する
のに十分な周波数検出範囲とを有するため、空気圧変化の可聴性に気を配る必要
はない。本発明の好適な実施形態では、長年の試験結果により、約10Hz〜約
800Hzの周波数範囲で思考を検出および同定するのに十分なデータが得られ
ることがわかっているため、約10Hz〜約800Hzの周波数範囲に焦点をお
いている。しかし、任意の周波数範囲をモニタリングしてもよく、このような周
波数範囲の変更は本発明の範囲内におさまるものと考えられる 図2dに示すように、(好適にはマイクロホン30を含む)圧力センサ12は
、空気圧変化をモニタリングし、空気圧変化のデータをアナログの電気信号50
に変換する。信号50は、少なくとも2つの信号構成要素(すなわち高周波要素
52および低周波要素54)を含む点に留意されたい。また、電気信号50内に
は他の周波数も存在し得、本発明は好適には、その後のプロセッサ18によるデ
ータ処理の際に様々な信号周波数を分析し、この点について以下に詳述する。
において、人間の思考によって発生する空気圧変化をモニタリングすることによ
り思考を検出する工程を含む。工程102において思考を検出すると、工程10
4において、検出された思考に対応する1つ以上の制御命令を出力周辺機器に提
供し、所望の制御機能を実行する。
て、図1および図2a〜2dに関連して開示したような圧力センサを、思考検出
の対象となるユーザの耳部付近に配置する。本発明の好適な実施形態において、
耳部付近の空気圧の変化は、思考に応答して発生するため、工程120において
圧力センサを耳部付近に配置する。しかし、思考によって身体の他の部分または
その付近に圧力変化が発生する可能性もあるため、本発明の別の実施形態では、
圧力センサを身体の他の部分またはその付近に位置決めし得、空気圧変化を解析
することによるあらゆる思考の検出が本発明の範囲内にあると考えられる。
程124において、モニタリングした空気圧を電気信号に変換し、その後解析を
行う。工程124において空気圧を電気信号に変換した後、工程126において
、電気信号を解析し、思考を検出する。さらなるデータ処理を行わなくても工程
126において空気圧変化に対応する信号を解析するだけで思考検出が可能であ
ることは想像に難くないが、工程126の思考検出工程において信号解析と共に
データ処理を行うのが好ましい。
図5に示す。図2dに示すようなアナログ信号である電気信号は、図6に示すよ
うに、ステップ140においてデジタル信号に変換される。当業者に周知である
ように、選択された周波数でアナログ信号をサンプリングし、信号の振幅を各サ
ンプリング点において特定することにより、アナログ信号はデジタル信号に変換
され得る。その後、サンプリングされたデータポイントの各々が、デジタルワー
ドとしてメモリ内にセーブされ、さらなる分析のために使用される。図6に、サ
ンプリングされたアナログ信号を示す。図中、点線は、特定の期間についての例
示的なアナログ信号を示し、点線上の複数の点は、メモリ内にセーブされた、サ
ンプリングされた振幅値を示す。サンプリング周波数は、十分なデータ点をキャ
プチャして、適切にアナログ信号を表現するのに十分な周波数であるのが望まし
い。好適には、本発明のサンプリングレートは32KHzであり、分析が行われ
る合計信号時間の長さは2048mSecである。しかし、これとは異なり、他
のサンプリングレートおよびデータ捕捉時間フレームを使用し得、そのような変
形例が本発明の範囲内にあると想定されている。
と、デジタルデータは、ステップ142において、例えば信号プロセッサによっ
て分析および処理されて、思考の存在が検出される。好適には、データの分析お
よび処理は、図7および図8に示すように、複数のセグメントにおいて実行され
る。図7に示すように、ステップ144において第1のデータセグメントが分析
され、その後ステップ146において第2のデータセグメントの分析が行われる
。一旦さまざまなデータセグメントが別個に分析されると、ステップ148にお
いて、これらのデータセグメントが一緒に分析される。ステップ150において
全てのデータセグメントが分析されていない場合、方法142はステップ146
に戻り、次のデータセグメントが分析され、その後、ステップ148において、
前のセグメントの全てが一緒に分析される。ステップ150において全てのデー
タセグメントが分析されるまでこのプロセスが継続され、したがって、ステップ
152において、分析されたデータセグメントを用いて結果を生成することがで
きる。
は、簡略化のために連続的なものとして示される。分析のためのデータの合計長
は、好適には、各々が32mSecの長さを有する64個のセグメントに分割さ
れる。信号154が高周波数成分155および低周波数成分156の両方を含む
ことに留意されたい。思考に関連するデータがいずれかの成分内に潜在的に見つ
かり得るか、または、思考データが複数のデータセグメントに亘り得るので、デ
ータセグメントは、一緒に分析されるとともに、別個に分析されるのが好ましい
。したがって、図7のステップ144において、第1のデータセグメントが分析
され(領域157)、ステップ146において、第2のデータセグメントが分析
され(領域158)、ステップ148において、両方のデータセグメントが一緒
に分析される(領域159)。その後、プロセスは全てのデータセグメントにつ
いて継続して行なわれる。その結果、実験テストは、関心のある信号が通常約1
0Hz〜約800Hzの範囲内にあることを示すので、本発明のデータ分析は、
好適には、高周波数信号および低周波数信号の両方を分析して、思考を検出する
。
ける圧力データ内に一旦見つかると、次の分析が行われて、ステップ160にお
いて検出された思考のタイプが判定される。好適には、そのような分析は、検出
された信号と予め識別された思考に対応する複数の格納されたデータセットとの
間の相関関係を含む。検出された信号データが、所定の量(通常、相関係数によ
って特定される)内で、格納されたデータセットのうちの1つと相関関係がある
場合、思考のタイプが判定されており、その特定の思考に対応する1つ以上の制
御命令が取り出され、出力周辺機器に出力されて、所望の制御機能を提供する。
しかし、それとは異なり、一旦思考が検出されると、他の技術を利用して思考タ
イプを特定し得る。そのような技術が本発明の範囲内にあると想定されている。
す。32mSecの各データセグメントについて、データは、ステップ170に
おいて、例えば当業者に周知の高速フーリエ変換(FFT)を用いて、時間ドメ
インから周波数ドメインに変換される。周知であるように、時間ドメイン信号f
(t)は、次の式に基づいて、周波数ドメインf(jω)とリンクされる。
ーリエ変換は、離散フーリエ変換を計算するための効率的なアルゴリズムである
ので、高速フーリエ変換は従来のフーリエ変換に関係している。デジタル信号デ
ータが高速フーリエ変換を介して周波数ドメインに変換された後、ステップ17
2において、周波数ドメインデータが処理されて、思考に関するデータがノイズ
データから区別される。当業者に周知のように、ノイズとは異なり、データ信号
は一定の物理的特性を有するので、ノイズからのデータの分離は、周波数ドメイ
ンにおいてしばしば簡略化される。時間ドメイン内のデータ信号はノイズよりも
小さな振幅を有するが、データ信号は周波数ドメイン内のノイズよりも大きな振
幅を有する。したがって、高速フーリエ変換は、ノイズを分離するための典型的
な方法である。
データ処理技術を介して達成され得、任意のデータ処理手法が本発明の範囲内に
あると想定されている。多くの異なるデータ処理手法を使用し得るが、以下の方
法と共に、好適な手法を以下に開示する。
に詳細に示す。図7および図8と共に説明したように、2048mSecの合計
捕捉時間長を有するデジタル信号データを、複数のデータセグメントに分離する
。32mSecの長さである各データセグメント180について、図11に示す
ように、ステップ200において、データセグメント180の一部分に対応する
時間窓182が選択される。本発明の好適な実施形態によると、時間窓182は
16mSecの長さであり、したがって、データセグメントの半分を構成する。
その後、ステップ202において、時間窓182内のデータセグメント部分のデ
ータは、例えばFFT技術を用いて、時間ドメインから周波数ドメインに変換さ
れ、その結果、図12に示す周波数スペクトル203が得られる。図12の詳細
は必ずしも図11のデジタル信号とは一致しないが、明瞭さのために簡略に提供
されていることに留意されたい。図12に示すように、fMINは信号捕捉の合計
時間に関し(この特定の実施形態において、2048mSecであり、したがっ
てfMINは0.5Hzに等しい)、fMAXは可変であるナイキスト周波数に等しい
が、この特定の例では、16KHzに等しい。
たデータ部分についてパワースペクトル204を計算することによりさらに処理
される。これを図13にグラフで示す。当業者に周知のように、パワースペクト
ルは、周波数スペクトルデータの平方を計算することにより決定され得る。
正処理の間に規定される複数の周波数範囲内のパワー振幅(power amp
litude)を合計することによってさらに処理される。ここで、較正は、ユ
ーザが各思考についてシステムを調節する場合に方法を適用するプロセスである
。範囲の個数が20〜50の間を変化し得、周波数範囲が等しい長さである必要
はないことが実験によって分かった。例えば、「蹴る(kick)」という思考
について、以下のように26個の周波数範囲を使用した。
トルデータを利用して、各特定の周波数範囲内の各データ点についてのパワー振
幅の合計を効率的に含むパワースペクトルの積分値207を計算する。各範囲に
ついての例示的な積分値207を、図14にグラフで示す。図14において、明
瞭さのため、6個の周波数範囲のみを示す。他の個数の周波数範囲が本発明の範
囲内にあると想定されているが、しかし好適には、このような範囲が20〜50
個存在する。
ステップ208において、ノイズデータを用いて各周波数レンジについての信号
対ノイズ比(S/N)を計算する。ノイズデータは好ましくは、思考が検出され
る前に圧力センサを用いて空気圧データを監視することによって取得される。次
に、記録されたノイズデータを周波数領域に変換し、ノイズパワースペクトルを
生成して、信号データについて前述したのと同様に複数の周波数レンジについて
ノイズ積分値を計算する。信号データの積分値207(S)およびノイズデータ
積分値(N)(図示せず)を用い、以下の計算式を用いて各周波数レンジについ
ての信号対ノイズ比(S/N)を計算する: S/N=(S−N)/N×100% 各周波数レンジについての信号対ノイズ比(S/N)が計算されると、この比を
所定のしきい値と比較され(好ましくはしきい値は実証的に決定された値である
20%に等しい)、ステップ210において、この比較を用いてさらなる分析の
ためのデータ信号積分値207の部分集合を選択する。
テップ230において、複数の周波数レンジ中の最初の周波数レンジに対応する
ように変数「i」を初期化する。最初の周波数レンジ(i=1)について、ステ
ップ232において信号対ノイズ比(S/N)を所定のしきい値と比較する。比
(S/N)がしきい値を越えた場合(YES)、ステップ234においてその周
波数レンジについてのデータ信号積分値は信号積分値部分集合に含められ、ステ
ップ236において変数「i」を次の周波数レンジに対応するようにインクリメ
ントする。次にステップ238において、変数「i」を、予め較正された周波数
レンジ(実証的に決定される)の総数を表す数と比較する。ステップ238にお
いて各周波数レンジについての信号対ノイズ比(S/N)がまだ評価されていな
ければ、ステップ232において次の周波数レンジについての信号対ノイズ比(
S/N)を評価する。
しきい値より大きくなければ(NO)、ステップ240においてその特定の周波
数レンジに対応するデータ信号積分値はデータ信号積分値の部分集合に含められ
ない。全ての周波数レンジが分析された後(ステップ238でYES)、所定の
しきい値より大きい信号対ノイズ比(S/N)を有するデータ信号積分値の部分
集合241が、図16に示すように存在する。部分集合中の積分値の数を次にカ
ウントし、図10のステップ250における後の分析を行うために部分集合が十
分大きいか否かを決定する。例えば、周波数レンジの数が6であり、かつ十分に
高い信号対ノイズ比(S/N)を含む部分集合が図16に示すように4であれば
、データ信号積分値207の66%は部分集合内にある。このパーセンテージを
次に所定のしきい値(好ましくは実証的に確率された値である70%)に比較さ
れ、もししきい値を越えていなければ、分析を継続するために十分なデータが存
在しないという結論が出される。この特定の例において66%<70%であるた
め、積分値の部分集合はさらなる分析のために十分には大きくなく、データサン
プルの検出プロセスは中断される。
選択されると(かつ積分値の数が継続するために十分であれば)、ステップ25
0において思考の存在を検出するために積分値の部分集合241が用いられる。
ステップ250が完了すると、ステップ252において、思考が検出されたか否
かを決定するための決定がなされる。この問い合わせの答えが肯定(YES)で
あると(例えば部分集合内に十分な数のデータ信号積分値が存在するなど)、メ
ソッド142は引き続きステップ254において分析を継続し、ここで、図11
に示すタイムウィンドウ182が異なるデータセグメント部分に対応するように
移動される。好ましくは、タイムウィンドウ182(16mSec幅)が右に1
mSec移動され、新しいデータセグメント部分について図10のステップ20
2〜250を再び繰り返す。思考が検出されたにも関わらずプロセスがステップ
252および254で継続する理由は、ステップ202〜250で分析されたデ
ータセグメント部分の長さは16mSecだけであり、検出された思考に対応す
るさらなるデータ信号情報が、次の隣接するデータセグメント部分中に(あるい
は次の32mSecのデータセグメント中にさえも)存在し得るからである。従
って、ステップ252において思考が検出されなくなり(NO)、ステップ25
6において次の問い合わせ(前回に思考が検出されたかの答えが肯定になるまで
(YES))、メソッド142はステップ202〜250を継続する。もしステ
ップ252において前回に思考が決定されておりかつこれ以上検出されなければ
、そのときメソッド142は、ステップ258において全ての思考データが検出
されたものと結論し、次にメソッドは、図5のステップ160における思考のタ
イプの決定へと進むことができる。
テップ256において前回に思考が検出されていなければ、そのときメソッド1
42はステップ254へと進むことによりその検出プロセスを継続し、ここで、
タイムウィンドウ182を好ましくは右に1mSecインクリメントして移動さ
れることにより、ステップ202〜250の思考検出のプロセスを再び開始する
。
いて思考のタイプが決定される。決定を達成するために好適な方法を図17およ
び18に示す。図17中、ステップ260において、検出された思考に対応する
データ信号積分値の部分集合に関連するデータを、メモリに格納された1セット
の較正済みデータに相関付けることにより、思考のタイプが決定される。ここで
、データセットの各々は、特定の予め同定された思考に対応する。相関は好まし
くは図18に示すように決定される。各周波数レンジ(f1、f2、...fn)
についての信号対ノイズ比(S/N)をY軸上にプロットしている。さらに、デ
ータセットの信号対ノイズ比(S/N)の各々を同様にプロットする。こうして
、図18にグラフ表現したように、2つのデータセット間の相関を、例えば以下
のようなPearson相関を用いて計算することができる:
ただしNは周波数レンジの数である)である。あるいは、しかし他の相関方法を
用いてもよく、そのような相関法はそれぞれ本発明の範囲内に属するものと考え
られる。
プレートとして機能する)の各々を用いて相関係数を決定し、ステップ262に
おいて相関しきい値(好ましくは50%であるが他のしきい値も用いられ得る)
に対して比較される。さらに、しきい値はプログラマブルにされるかあるいはユ
ーザ定義されることで、システムの感度を「チューニング」することができる。
例えば、所望に応じ、ユーザ特異的な用途(話者に依存する音声認識と同様な場
合)にシステムをチューニングするときには相関しきい値を増大させ得、一方、
複数のユーザによる使用(話者に非依存の音声認識と同様な場合)に対しては相
関しきい値を低くし得る。ステップ262において各相関付けられたデータセッ
トに対する相関係数がしきい値未満であれば(NO)、ステップ266において
思考は検出されない。しかし、格納されたデータセットのうちの1つが検出され
た思考に対しステップ262において十分に相関していれば、ステップ264に
おいて思考のタイプが検出され、検出された思考のタイプに対応する1つ以上の
制御命令が(好ましくはルックアップテーブルを用いて命令を検索することによ
り)提供されて所望の制御機能を実現することができる。
属の図面を読み理解することにより、これと均等な変更例および改変例が当業者
に想起されることは明らかである。特に上述の要素(アセンブリ、デバイス、回
路など)によって行われる様々な機能について、そのような要素を記述するため
に用いられる用語(「手段」と言及されるものも含む)は、特に断らない限り、
記載された要素の特定された機能を行う任意の要素(すなわち機能的等価物)に
対応することが−−たとえ本明細書に例示された本発明の実施形態例における機
能を行う開示された構造に対し構造的には等価でなくとも−−意図される。また
、本発明の特定の特徴を複数の実施形態のうちの1つのみについて開示した場合
も、そのような特徴は、所与のあるいは特定の用途において所望であり有利であ
れば、その他の実施形態の他の1つ以上の特徴と組み合わせられ得る。
提供するように用いられるシステムを示すブロックレベル図である。
ている圧力センサを耳の近くにつけているユーザの環境図である。
をより詳細に示す、図2aの一部分の拡大図である。
絵画図である。
化を示す圧力センサと関連付けられたトランスデューサが発生する例示的な電気
信号を示すグラフである。
提供する方法を示すフローチャートである。
ーチャートである。
すグラフである。
ートである。
る方法を示すグラフである。
ートである。
ャートである。
ィンドウの選択を示すグラフである。
周波数領域表示を示すグラフである。
グラフである。
トルの積分値を示すグラフである。
分集合を選択する方法を示すフローチャートである。
比に基づいて選択された部分集合を示すグラフである。
よびタイプを検出する方法を示すフローチャートである。
数範囲についての信号対ノイズ比を示すグラフである。
Claims (20)
- 【請求項1】 思考を検出し、該思考に対応する制御命令を生成する方法で
あって、 人が該思考を行っているときに該人の耳近傍の気圧をモニタすることによって
該思考を検出する工程と、 該検出された思考に対応する制御命令を提供する工程と、 を包含する方法。 - 【請求項2】 前記思考を検出する工程が、 前記耳近傍に圧力センサを配置する工程と、 該圧力センサで前記気圧をモニタする工程と、 検出された気圧変化を電気信号に変換する工程と、 該電気信号を処理して該思考を検出する工程と、 を包含する、請求項1に記載の方法。
- 【請求項3】 前記電気信号を処理する工程が、 該電気信号をディジタル信号データに変換する工程と、 該ディジタル信号データを処理して、前記思考の存在を検出する工程と、 該処理されたディジタル信号データを分析して、該思考に対応する適切な制御
命令を決定する工程と、 を包含する、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記ディジタル信号データを処理する工程が、 該ディジタル信号データを時間領域から周波数領域に変換する工程と、 該周波数領域データを処理して、ノイズと前記思考とを区別する工程と、 を包含する、請求項3に記載の方法。
- 【請求項5】 前記ディジタル信号データを処理する工程が、 (a)該データを複数のデータセグメントに分割する工程と、 (b)思考の検出のために第1のデータセグメントを分析する工程と、 (c)思考の検出のために次のデータセグメントを分析する工程と、 (d)思考の検出のためにすべての該分析されたデータセグメントを分析する
工程と、 (e)すべての該データセグメントが分析されるまで、工程(c)と工程(d
)とを反復する工程と、 を包含する、請求項3に記載の方法。 - 【請求項6】 前記ディジタル信号データを処理する工程が、 (a)時間窓に対応する該ディジタル信号データのセグメントを選択する工程
と、 (b)該データセグメントの一部分を時間領域から周波数領域に変換する工程
と、 (c)該変換されたデータ部分用のパワースペクトルを演算する工程と、 (d)該変換されたデータ部分の該パワースペクトルの積分値を複数の周波数
領域用に演算する工程と、 (e)該変換されたデータ部分積分値と、該複数の周波数領域用のノイズ信号
の該パワースペクトルの積分値とを用いて、複数のS/N比を演算する工程と、 (f)該変換されたデータ部分積分値のサブセットを、該S/N比に基づいて
選択する工程と、 (g)該変換されたデータ部分積分値のサブセットを評価して、前記思考の存
在を検出する工程と、 を包含する、請求項3に記載の方法。 - 【請求項7】 別の時間窓に対応する、前記ディジタル信号データの別のセ
グメントを選択する工程であって、これら2つの時間窓が部分的に重複する工程
と、 思考が検出されるまで、またはすべての該ディジタル信号データが評価される
まで、工程(b)から工程(g)を反復する工程と、 をさらに包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記変換されたデータ部分積分値のサブセットを選択する工
程が、 前記周波数領域の各々用のS/N比を、所定の閾値と比較する工程と、 該S/N比が該所定の閾値より大きい場合、該周波数領域に対応する該変換さ
れたデータ部分積分値を選択する工程と、 次の分析のために、該選択された変換されたデータ部分積分値のサブセットを
用いる工程と、 を包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 前記選択されたサブセット内の前記変換されたデータ部分積
分値の数を閾値と比較する工程と、 該数が該閾値より低い場合、該データ部分を無視する工程と、 を包含する、請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 前記積分値のサブセットを評価する工程が、 該積分値のサブセットを、複数の思考に対応する複数の積分値セットと相関さ
せる工程と、 該積分値サブセットと、該複数の思考のうちの1つに対応する該積分値セット
との相関が、所定の閾値より大きい場合、該複数の思考のうちの1つを前記検出
された思考として選択する工程と、 を包含する、請求項6に記載の方法。 - 【請求項11】 前記複数の思考に対応する前記積分値セットが、ユーザに
よって思考較正プロセスを介して生成される、請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記思考較正プロセスが、 (a)人の前記耳近傍に前記圧力センサを配置する工程と、 (b)該人に、少なくとも1回、特定の思考をさせる工程と、 (c)該思考プロセス中の前記気圧を記録する工程と、 (d)次の相関のために、該特定の思考に対応する積分値セットを生成する工
程と、 を包含する、請求項11に記載の方法。 - 【請求項13】 複数の思考のために工程(a)から工程(d)を反復し、
それによって該複数の思考のための積分値セットを生成する工程を包含する、請
求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 前記気圧をモニタする工程が、 前記耳近傍にマイクロフォンを配置する工程と、 該マイクロフォンを用いて、気圧変化をアナログ電気信号に変換する工程と、
を包含する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】 思考を検出し、該思考に対応する制御命令を生成するシス
テムであって、 人が該思考を行っているときに該人の耳近傍の圧力を感知し、該圧力に対応す
る電気信号を生成する圧力センサと、 該電気信号を処理して該思考を検出し、かつ、該検出に応答して該制御命令を
生成する、プロセッサと、 該プロセッサからの該制御命令を受け取り、かつ、該制御命令に対応する出力
を提供する、出力周辺機器と、 を備える、システム。 - 【請求項16】 前記圧力センサからのアナログ信号を、前記プロセッサに
よる次の処理のためにディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換器を
さらに備える、請求項15に記載のシステム。 - 【請求項17】 前記圧力センサがマイクロフォンを備える、請求項15に
記載のシステム。 - 【請求項18】 前記マイクロフォンが、取付手段によって前記人の耳近傍
に設けられ、外部圧力ノイズからは実質的に隔離されている、請求項17に記載
のシステム。 - 【請求項19】 前記出力周辺機器が、ディスプレイ、ロボット、機械装置
、医療機器、およびゲームのうちの少なくとも1つである、請求項15に記載の
システム。 - 【請求項20】 人の耳近傍の気圧をモニタすることによって思考を検出す
ることを包含する、思考を検出する方法。
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