JPH073408Y2 - コロナ放電器 - Google Patents

コロナ放電器

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JPH073408Y2
JPH073408Y2 JP7089289U JP7089289U JPH073408Y2 JP H073408 Y2 JPH073408 Y2 JP H073408Y2 JP 7089289 U JP7089289 U JP 7089289U JP 7089289 U JP7089289 U JP 7089289U JP H073408 Y2 JPH073408 Y2 JP H073408Y2
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JP
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grid screen
grid
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corona discharger
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俊宏 堀内
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、静電転写型複写器やレーザプリンタ等に供さ
れるスコロトロン型のコロナ放電器に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のスコロトロン型コロナ放電器は、第3図に示すよ
うに、ビス32で固定され、鍵状部27aが形成された薄板
状のグリッド板27と、このグリッド板27の鍵状部27aで
保持された導電材料からなるグリッドスクリーン25と、
図示しない直流高圧電源に接続されたチャージャーワイ
ヤ24と、このチャージャーワイヤ24を覆うケース本体21
とを備えている。そして、グリッドスクリーン25、チャ
ージャーワイヤ24、およびケース本体21は、絶縁材料か
らなる左右一対の支持台22・23にて支持されている。
上記のグリッドスクリーン25は、図示しない感熱体に近
接して配設されている。この際、グリッドスクリーン25
と感熱体とは、感熱体の帯電ムラを防止するために一様
な距離に保持されている必要がある。
従って、例えば実公昭62−26760号公報に開示されたグ
リッドスクリーン25には、グリッドスクリーン25の一端
部に、グリッドスクリーン25の長手方向に引っ張るよう
な張力を付与する張力スプリング26が設けられている。
これにより、グリッドスクリーン25は、湾曲や波打ち等
の歪の発生が防止され、感熱体に一様な距離を保持して
配設できるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のコロナ放電器は、グリッドス
クリーン25の清掃や更新の頻度が高く、この際に行うグ
リッドスクリーン25の着脱作業が不便であるという問題
を有している。
即ち、グリッドスクリーン25を取り付ける作業は、グリ
ッドスクリーン25の一端部を支持台22に接続された張力
スプリング26に係合して、このグリッドスクリーン25を
引っ張りながらグリッドスクリーン25の他端部に設けら
れた孔をグリッド板27に形成された鍵状部27aに係合す
ることで行われる。
一方、グリッドスクリーン25を取り外す作業は、支持台
22から張力スプリング26を取り外すか、或いは張力スプ
リング26からグリッドスクリーン25を取り外すことで行
われる。
このように、グリッドスクリーン25の着脱作業は、張力
スプリング26がグリッドスクリーン25へ付与する張力に
対抗して行う必要がある。従って、着脱作業は、コロナ
放電器を押さえながら行う必要があり不便なものとなっ
ている。
さらに、着脱作業は、通常、人手で行われる。従って、
上記のコロナ放電器は、張力スプリング26の張力が人手
で取り扱うことができる程度の柔らかさを有している必
要がある。従って、コロナ放電器が長尺になった場合に
は、グリッドスクリーン25に充分な張力を付与すること
が困難になる。
即ち、グリッドスクリーン25が長い場合には、グリッド
スクリーン25の歪を防止するために張力スプリング26の
張力を増大させる必要がある。ところが、この張力の増
大は、コロナ放電器を押さえる力およびグリッドスクリ
ーン25を引っ張る力を余分に必要とさせることになる。
さらに、グリッドスクリーン25には、張力スプリング26
や鍵状部27aに係合された部分に大きな応力が付与され
ることになる。これにより、グリッドスクリーン25は、
特に大きな張力を有した張力スプリング26が設けられて
いる場合、幅方向中央位置に生じる撓み等の変形を招来
し易くなっている。
従って、本考案においては、グリッドスクリーン25の着
脱作業が容易に行えると共に、グリッドスクリーン25の
変形を招来し難くすることができるコロナ放電器を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るコロナ放電器は、上記課題を解決するため
に、ケース本体と、このケース本体の両端部に設けられ
た支持台と、これら支持台で支持された薄板状のグリッ
ドスクリーンとを有し、上記グリッドスクリーンの一端
部が一方の支持台に設けられたグリッド板に形成された
鍵状部に係合されているコロナ放電器において、上記グ
リッドスクリーンの他端部は、他方の支持台に形成され
た鍵状部に係合され、この他方の支持台には、グリッド
スクリーンの上面に面接触または幅方向の複数箇所で点
接触してグリッドスクリーンに張力を付与する弾性を有
した押込部材が設けられていることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、押込部材を着脱することで、グリ
ッドスクリーンを両端部に係合されている鍵状部から容
易に着脱することができる。
また、グリッドスクリーンは、押込部材により張力が付
与されている。この際、押込部材は、グリッドスクリー
ンの上面に面接触または幅方向の複数箇所で点接触され
ている。従って、グリッドスクリーンは、押込部材によ
る張力がグリッドスクリーンの幅方向に均一に付与され
ることになる。これにより、グリッドスクリーンは、撓
み等の変形が生じ難くなっている。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説明
すれば、以下の通りである。
本考案に係るコロナ放電器は、第1図および第2図に示
すように、ケース本体1を有し、このケース本体1の両
端部には、第1および第2支持台2・3が設けられてい
る。第2支持台3の中部には、図示しない直流高圧電源
が接続されたワイヤー電極板8がワイヤー取付ビス11に
より固定されている。
上記のワイヤー電極板8には、チャージャーワイヤ4の
一端部が接続され、このチャージャーワイヤ4の他端部
には、チャージャーワイヤ4に一定の張力を付与するワ
イヤ張設スプリング10が設けられている。そして、この
ワイヤ張設スプリング10は、第1支持台2に固定されて
いる。
また、第2支持台3の上部には、ビス12で固定されたグ
リッド板7が設けられている。このグリッド板7には、
鍵状部7aが形成されており、この鍵状部7aには、薄板状
のグリッドスクリーン5の一端部に形成された孔が係合
されている。
また、グリッドスクリーン5の他端部には、上記と同様
に孔が形成されている。この孔は、第1支持台2に形成
された鍵状部2aに係合されており、両端部に形成された
孔の間隔は、グリッド板7の鍵状部7aと第1支持台2の
鍵状部2aとの間隔よりも大きく設定されている。
上記の鍵状部2aが形成された第1支持台2の上部には、
押込凹部2bが形成されている。この押込凹部2bには、グ
リッドスクリーン5の上面に当接して、弾性を有した押
込部材6が嵌合されている。
上記の押込部材6は、板バネ材により断面が非対象のV
字形状に形成されている。尚、押込部材6は、弾性を有
していれば、断面非対象のV字形状に形成された板バネ
材である必要はなく、他の材質および形状であっても良
い。但し、押込部材6は、グリッドスクリーン5に面接
触できるように形成されているか、或いはグリッドスク
リーン5の幅方向の複数箇所に点接触できるように形成
されていることが必要である。
上記の押込部材6の中央位置には、押込張設ビス9が上
方より嵌挿され、この押込張設ビス9下部は、第1支持
台2に螺合されている。これにより、押込張設ビス9
は、押込部材6を下方に押しつけることで、グリッドス
クリーン5に張力を付与することができるようになって
いる。
上記の構成において、グリッドスクリーン5の取り付け
は、グリッドスクリーン5の孔を両鍵状部2a・7aに係合
させた後、押込部材6を押込凹部2bに位置したグリッド
スクリーン5の上方より押さえ込みながら、押込張設ビ
ス9を第1支持台2に螺合することで完了する。この
際、グリッドスクリーン5には、押込部材6が押込張設
ビス9により第1支持台2方向に押しつけられることで
大きな張力が付与されることになる。
一方、グリッドスクリーン5の取り外しは、押込張設ビ
ス9を第1支持台2から外して押込部材6を押込凹部2b
から外し、グリッドスクリーン5の孔を両鍵状部2a・7a
から抜き取ることで完了する。
このように、グリッドスクリーン5の取り付けおよび取
り外しは、押込部材6と押込張設ビス9とで容易にでき
るようになっている。
また、上記の押込部材6は、グリッドスクリーン5に面
接触している。従って、グリッドスクリーン5には、幅
方向に均一な張力が付与されることになる。これによ
り、グリッドスクリーン5には、幅方向中央位置の撓み
等の変形が生じなくなっている。
〔考案の効果〕
本考案に係るコロナ放電器は、以上のように、ケース本
体と、このケース本体の両端部に設けられた支持台と、
これら支持台で支持された薄板状のグリッドスクリーン
とを有し、上記グリッドスクリーンの一端部が一方の支
持台に設けられたグリッド板に形成された鍵状部に係合
されているコロナ放電器において、上記グリッドスクリ
ーンの他端部は、他方の支持台に形成された鍵状部に係
合され、この他方の支持台には、グリッドスクリーンの
上面に面接触または幅方向の複数箇所で点接触してグリ
ッドスクリーンに張力を付与する弾性を有した押込部材
が設けられている構成である。
これにより、押込部材を着脱することで、グリッドスク
リーンを容易に着脱することができる。また、押込部材
による張力がグリッドスクリーンの幅方向に均一に付与
されることで、グリッドスクリーンの変形を招来し難く
することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案の一実施例を示すもので
ある。 第1図は、コロナ放電器の一部を省略して示す縦断面図
である。 第2図は、コロナ放電器の一部を省略して示す平面図で
ある。 第3図は、従来例を示すものであり、コロナ放電器の一
部を省略して示す縦断面図である。 1はケース本体、2・3は支持台、2aは鍵状部、5はグ
リッドスクリーン、6は押込部材、7はグリッド板、7a
は鍵状部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、このケース本体の両端部に
    設けられた支持台と、これら支持台で支持された薄板状
    のグリッドスクリーンとを有し、上記グリッドスクリー
    ンの一端部が一方の支持台に設けられたグリッド板に形
    成された鍵状部に係合されているコロナ放電器におい
    て、 上記グリッドスクリーンの他端部は、他方の支持台に形
    成された鍵状部に係合され、この他方の支持台には、グ
    リッドスクリーンの上面に面接触または幅方向の複数箇
    所で点接触してグリッドスクリーンに張力を付与する弾
    性を有した押込部材が設けられていることを特徴とする
    コロナ放電器。
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