JP2000139560A - 鏡 - Google Patents

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JP2000139560A
JP2000139560A JP10330216A JP33021698A JP2000139560A JP 2000139560 A JP2000139560 A JP 2000139560A JP 10330216 A JP10330216 A JP 10330216A JP 33021698 A JP33021698 A JP 33021698A JP 2000139560 A JP2000139560 A JP 2000139560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
frame
sheet
soft material
sheets
Prior art date
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Pending
Application number
JP10330216A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Yamamura
保孝 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAMURA KK
Original Assignee
YAMAMURA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YAMAMURA KK filed Critical YAMAMURA KK
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡枠の表面に、ソフトな外観とか把持感覚を
生じさせる軟質素材で形成したシートを貼着した手鏡等
を工業的に生産できるようにし、かつ、布以外の例えば
レザーとか金属箔などの素材も使用できるようにする。 【解決手段】 鏡枠1の表面に、インジェクション成形
により軟質素材製のシート4をインサート成形して、少
なくとも鏡面部3を除く鏡枠の表面に対して、所望の外
観とか把持感覚を具えたシート4を強固に、かつ、均一
に貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、手鏡とかコンパ
クトミラーのように使用に際して片手で扱える程の大き
さの鏡に関し、鏡枠の表面に、主として軟質の素材で形
成したシートを貼着することにより、従来一般に使用さ
れている鏡とは異なる触感とか外観を得られるようにし
たことを特長とするものである。
【0002】
【従来の技術】チリメン布のような軟質素材で形成した
被覆を鏡枠の表面に施すようにした手鏡には、例えば特
開平10−85040号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手鏡は、樹
脂製発泡体により鏡の嵌め込み凹部を備えた鏡枠を形成
し、手作業でこの鏡枠栓体をチリメン布で包み、さらに
樹脂製発泡体との接合面を接着剤で接着するようにした
もので、趣味で行う手芸的な製作には適しているが、工
業的に生産する場合には、手間を要して採算に合わない
という欠点があった。
【0004】このようなことから、本発明が解決しよう
とする課題は、鏡枠の表面に布等の軟質素材で形成した
シートを貼着した手鏡等を工業的に生産できるように
し、かつ、布以外の例えばレザーまたは金属箔のような
素材も使用できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、使用の際に片手で扱える程の大きさの鏡
であって、鏡枠の表面に対して、軟質の素材または金属
箔で形成したシートをインジェクション成形によりイン
サート成形して、鏡枠と一体に貼着したことを特徴とす
る鏡を提供するものである。
【0006】本発明鏡は、少なくとも鏡面部を除く鏡枠
の表面に、軟質の素材または金属箔で形成したシートを
一体に貼着しているので、硬質な樹脂製の鏡枠にない柔
軟性または光沢性が具わる。また、異質素材の組み合わ
せとか彩色とか金型への刻印などにより、鏡に対して自
在な装飾性を施すことができる。そして、本発明鏡は、
鏡枠の表面を被覆するシートをインジェクション成形に
よりインサート成形しているのでコストアップをそれほ
ど要さず、工業的な生産に適い、シートの貼着を所望の
面に対して均一に、かつ、強固に施すことができる。以
上のようにして本発明は、前記の課題を解消したもので
ある。
【0007】なお本発明において使用するシートには、
特に和紙のような紙、無地または柄付きの布、ビニール
レザーあるいは合成皮革、革、金属箔などを採用するこ
とができるとともに、複種の素材の組み合わせとか彩
色、模様の他に、金型への刻印による文字あるいはマー
ク等の表示なども自在に選択できる。
【0008】
【実施例】本発明に係る鏡M1、M2は、図1、2およ
び図3、4に示すように、樹脂製の鏡枠1と、鏡枠1の
表側に設けた嵌め込み凹部2内に装着した鏡面部3と、
少なくとも鏡面部3を除く鏡枠1の表面、すなわち、鏡
枠1の背面部1’側から側面部1”にかけて貼着した軟
質素材製のシート4とを有する。
【0009】軟質素材製のシート4は、それぞれ接着剤
を介して、インジェクション成形により鏡枠1の表面に
インサート成形されている。したがって、該シート4の
貼着面は、全表面で均一に、かつ、強固に貼着されてい
る。
【0010】本発明を手鏡M1に採用した実施例1にお
いて、鏡枠1は、図1の(b)に示すように、背面側部
材1aと、鏡面部3の嵌め込み凹部2を具えた表側部材
1bとに2分割され、上述のようにインジェクション成
形して両部材1a、1bを合体させるとともに、シート
4を貼着してなる。
【0011】なお図2中、5は実施例1の手鏡の背面の
シート4に、金型への凹凸の刻印により施した文字表示
部、6は主たるシート4と併用して異質の軟質素材のシ
ートを組み合わせた場合を示す。
【0012】次に、本発明をコンパクトミラーに用いた
実施例2を、図3、4について説明すると、鏡枠1は、
背後側に具えたヒンジ部7を介して開閉自在にコンパク
ト本体8の上面に重ね合わされている。また、シート4
は、図3に示すように、コンパクト本体8の表側と共
に、鏡枠1の背面部1’側から側面部1”にかけて一体
に貼着され、鏡面部3の嵌め込み凹部2内には貼着され
ていない場合を示している。また、図4は、実施例2の
鏡枠1に貼着するシート4に、前部と後部とで異質の軟
質素材製シート4aと4bを組み合わせて使用した例を
示している。
【0013】次に図5は、実施例1において、鏡面部3
の嵌め込み凹部2内にもシート4を一連に貼着して、鏡
面部3の周縁を軟質素材のシート4で被覆した場合を示
すものである。
【0014】本発明に使用されるシート4は、前述のよ
うに和紙、布、ビニールレザー、合成皮革、革、金属箔
を問わず、インジェクション成形に耐えて鏡枠1にイン
サート成形されるものであれば良いことはいうまでもな
い。また、異質素材の組み合わせとか彩色とか柄、模様
および表示の有無を問わない。また、手鏡、コンパクト
ミラーに限らず、少なくとも片手で扱える程の大きさの
鏡であればその用途を問わない。
【0015】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
鏡枠の表面が貼着した軟質素材製または金属箔のシート
で被覆されているので、手触り、外観ともに柔軟性また
は光沢性に優れものを得ることができるとともに工業的
な生産に適する。また、被覆するシートは表示とか模様
などを自在に選択できるので、装飾性に富む鏡を製作す
ることができ、例えば色調とかマークをバッグに揃える
などしてトータルファッションの一部を構成することが
できるなど、きわめて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)(b)は本発明の実施例1の背面図
と一部切欠分解側面斜視図
【図2】図2は実施例1の態様例を示す一部切欠斜視図
【図3】図3は実施例2の縦断面図
【図4】図4は実施例2の斜視図
【図5】図5はシートの貼着態様の一例を示す一部切欠
拡大断面図である。
【符合の説明】
M (M1,M2) 鏡 1 鏡枠 2 嵌め込み凹部 3 鏡面部 4 シート 5 表示部 6 異質のシート 7 ヒンジ部 8 コンパクト本体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用の際に片手で扱える程の大きさの鏡
    であって、鏡枠の表面に対して、軟質の素材または金属
    箔で形成したシートをインジェクション成形によりイン
    サート成形して、鏡枠と一体に貼着したことを特徴とす
    る鏡。
  2. 【請求項2】 前記鏡は、手鏡またはコンパクトミラー
    であることを特徴とする請求項1の鏡。
  3. 【請求項3】 前記シートは、適宜の表示部を有するか
    または異質の軟質素材または金属箔の組み合わせかある
    いは模様付きの軟質素材の組み合わせからなることを特
    徴とする請求項1の鏡。
  4. 【請求項4】 前記鏡は、前記鏡面部の嵌め込み部内面
    にも前記シートをインサート成形により一体に貼着した
    ことを特徴とする請求項1の鏡。
JP10330216A 1998-11-04 1998-11-04 Pending JP2000139560A (ja)

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