JP4458392B2 - 装飾パネル板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家具、棚板等に用いられる化粧板に関するものであり、詳しくは木口面の多様な色や模様、デザインの選択・変更が容易であり、且つ立体的な重厚感と透明感を付与することのできる汎用性に優れた透明性木口面を有する装飾パネル板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、装飾された木口面を有する化粧板を提供する方法として、化粧板の木口表面を直接塗装、印刷する手法に加え、単色に着色した、あるいは表面に木目調柄シートを張り合わせたT字状および帯状の木口装飾材を化粧板の木口面に貼付する手法があった。また、近年、木口面を木目や単色のプリントを裏面に施した透明樹脂製木口装飾材で装飾した化粧板は、透明樹脂を通して見える木口面の独特な光沢および重厚感など、そのデザイン性の高さが評価され、導入が試みられつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように化粧板の木口面に上記木口装飾材を貼付する手法では、現代の流動的で多様な商品ニーズに対応可能な小ロットかつ透明感を保持した木口面を有する化粧板を安価に提供することは困難であった。特に、T字状の木口装飾材の場合には、その裏面に木目や単色のプリントを施すことは技術的にも非常に困難を要し、量産が不可能であった。一方、多種多様なデザインのものが市販され、比較的入手が容易である樹脂製あるいは紙製の木口テープは化粧板の木口面を手軽に装飾できる材料であるが、その肉厚が薄く重厚感に欠けており、透明感も期待できないものであった。
【0004】
ここに、本発明の目的とするところは、透明又は半透明で立体的な重厚感に優れ、多様な色や模様に装飾された各種直線および曲線の木口面を有する装飾パネル板を簡便に形成させ、かつ低コストで提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
まず、本願の請求項1に記載の発明は、装飾パネル板であって、装飾が施された木口面にその長手方向に沿う取付溝を配設し、該木口面に、透明又は半透明の軟質樹脂製被覆部と、その底面に設けられて長手方向に伸びる不透明の軟質樹脂製嵌合脚部とから構成される木口被覆材における上記嵌合脚部を上記取付溝に嵌合させた状態で装着したことを特徴とする。また、請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の装飾パネル板において、上記木口面は装飾材にて装飾されていると共に、該装飾材と上記嵌合脚部とは同系色とされていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1から2において、1は装飾パネル板を示している。また、10はパネル板、20は木口被覆材、30は装飾材を示している。装飾材30にて装飾されたパネル板10の木口面11には、長手方向に沿って取付溝11aが配設されている。木口被覆材20は、被覆部21とその底面21aに設けられた長手方向に伸びる嵌合脚22より構成され、該嵌合脚22の両側面には鋸歯状凸条22a、22bが配設されている。図1は、本発明による装飾パネル板の断面図である。また、図2は装飾パネル板の組立形式について要部斜視図にて示している。
【0007】
また、上記木口被覆材20は、軟質合成樹脂にて一体成形されている。
【0008】
また、木口被覆材20における嵌合脚部22は、両側面にすくなくとも一条の鋸歯状凸条22a、22bを具備し、木口被覆材20と取付溝11aとの摩擦力を強化し、離脱を防止している。また、より強固に木口被覆材20を取り付ける場合は、接着剤を併用することができる。
【0009】
また、嵌合脚部22は、必ずしも図1および図2に示すように一本でなくともよく、複数本でもよい。この場合、木口面11における取付溝11aも、嵌合脚22の数に合わせて配設する。
【0010】
また、装飾材30には木口テープがよく用いられるが、塗料あるいは染料によって修飾した場合においても同様の装飾効果が得られる。
【0011】
したがって、図2に示すように、装飾パネル板1は、装飾材30を敷設した木口面11に取付溝11aを配設した後、木口被覆材20における嵌合脚部22を該取付溝11aへ挿入し嵌合させることによって、容易に組み立てることができる。
【0012】
また、木口被覆材20は軟質合成樹脂より形成されているため、手触りが柔らかく、装飾パネル板1と身体とが強く接触した際の怪我を防止する。また、該木口被覆材20は自在に屈曲可能であり、直線の木口面11においては、一方向だけでなく周囲全体を巻き込んで取り付けることができ、さらに複雑な外Rや内Rを有する曲線の木口面11にも対応できる。
【0013】
また、木口被覆材20の被覆部21は透明あるいは半透明軟質樹脂で形成されているため、パネル板10に装着後、該被覆部21を通して下層の装飾材30の模様や色を見ることが可能であり、木口面11のデザインに独特の奥行きや重厚感、遠近感、光沢などが付与される。さらに、該木口被覆材20は、いかなるデザインを有する木口面11においても、共用することができる。
【0014】
また、嵌合脚部22は必ずしも被覆部21と同じ透明軟質樹脂である必要はなく、不透明な着色軟質樹脂であっても良い。この場合、使用する装飾材30と嵌合脚部22を同系色にすれば取付溝11aとの嵌合部分が隠蔽できる。さらに、着色透明樹脂にて形成したり、あるいは透明樹脂に微小片材等を分散させて形成した被覆部21によって、相乗的な装飾効果を付与させることも可能である。
【0015】
また、木口被覆材20を装飾パネル板1に装着する際に、接着剤を使用していない場合は、必要時に木口被覆材20を装飾パネル板1より離脱し、装飾材30を交換することによって木口面11のデザインを容易に変更することができる。
【0016】
【発明の効果】
上述したように、本発明の装飾パネル板は、多様なデザインでパネル板の木口面を装飾した後、取付溝を配設、さらに木口被覆材をその底面に設けた嵌合脚にて該取付溝に嵌合し、装着することによって組み立てることが可能である。また、上記木口被覆材は、いかなるデザインで装飾された木口面にも共用して使用することができるため 、裏面に木目や単色のプリントを施した従来の透明樹脂製木口材に比べて多様なデザインに迅速に対応でき、装飾パネル板を安価に提供することができる。また、上記木口被覆材は透明又は半透明の被覆部と不透明の嵌合脚部とで構成されるので、特に嵌合脚部を木口面の装飾と同系色とすることにより、取付溝の嵌合部分を隠蔽できる。また、被覆部を着色透明樹脂や微小片材等を分散させた透明樹脂にて形成することによって、木口面の装飾のデザインに加えてさらに多種多様な装飾効果を創出することが可能である。また、木口被覆材を接着剤にて装着していなければ、必要時に木口被覆材を装飾パネル板より離脱し、木口面の装飾を変更することによって木口面のデザインの変更が容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における装飾パネル板の断面図。
【図2】 本発明における装飾パネル板の要部斜視図。
【符号の説明】
1 装飾パネル板
10 パネル板
11 木口面
11a 取付溝
20 木口被覆材
21 被覆部
22 嵌合脚部
21a 底面
22a、22b 鋸歯状凸条
30 装飾材

Claims (2)

  1. 装飾が施された木口面にその長手方向に沿う取付溝を配設し、該木口面に、透明又は半透明の軟質樹脂製被覆部と、その底面に設けられて長手方向に伸びる不透明の軟質樹脂製嵌合脚部とから構成される木口被覆材における上記嵌合脚部を上記取付溝に嵌合させた状態で装着したことを特徴とする装飾パネル板。
  2. 上記木口面は装飾材にて装飾されていると共に、該装飾材と上記嵌合脚部とは同系色とされていることを特徴とする請求項1に記載の装飾パネル板。
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