JPS597120Y2 - 装飾用枠体 - Google Patents
装飾用枠体Info
- Publication number
- JPS597120Y2 JPS597120Y2 JP1296781U JP1296781U JPS597120Y2 JP S597120 Y2 JPS597120 Y2 JP S597120Y2 JP 1296781 U JP1296781 U JP 1296781U JP 1296781 U JP1296781 U JP 1296781U JP S597120 Y2 JPS597120 Y2 JP S597120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- decorative frame
- top wall
- iris
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、看板の装飾のための膨隆状の縁取り部材、
あるいは額縁等に用いられる装飾用枠体に関する。
あるいは額縁等に用いられる装飾用枠体に関する。
この考案の目的とするところは、従来の同種物品には見
ることのできない虹彩色による美しい独得の光輝効果を
有し、かつ立体感のある装飾性に優れた製作簡易な合戒
膨脂製の装飾枠体を提供しようとするものである。
ることのできない虹彩色による美しい独得の光輝効果を
有し、かつ立体感のある装飾性に優れた製作簡易な合戒
膨脂製の装飾枠体を提供しようとするものである。
以下、この考案の構戒を図面に基づいて詳しく説明する
。
。
この考案に係る枠体は、その戒形材料として第8図に示
すような熱可塑性合戒樹脂基板1の片面に虹彩フイルム
2が貼着一体化された積層板3が用いられる。
すような熱可塑性合戒樹脂基板1の片面に虹彩フイルム
2が貼着一体化された積層板3が用いられる。
基板1の材質は加熱戊形可能なものであること以外、特
に限定されるものではなく、例えば塩化ビニル樹脂、ア
クリル樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
樹脂等からなる無色透明板ないしは透明または不透明な
着色板が用いられる。
に限定されるものではなく、例えば塩化ビニル樹脂、ア
クリル樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
樹脂等からなる無色透明板ないしは透明または不透明な
着色板が用いられる。
一方虹彩フイルム2は、それ自体既知のものであり、相
互に屈折率を異にする複数種類の例えばポリプロピレン
とポリスチレンよりなる極薄な合戊樹脂薄膜が多数枚交
互積層されたものである。
互に屈折率を異にする複数種類の例えばポリプロピレン
とポリスチレンよりなる極薄な合戊樹脂薄膜が多数枚交
互積層されたものである。
斯るフイルム2は、各薄膜の界面において生しる反射光
の干渉によって虹彩色を放つものであり、かつ製造上不
可避的に生ずる第9図に示すような厚みのばらつきによ
り、見る角度によって色彩と輝度を異にしたまだらな虹
彩模様が目視されるものである。
の干渉によって虹彩色を放つものであり、かつ製造上不
可避的に生ずる第9図に示すような厚みのばらつきによ
り、見る角度によって色彩と輝度を異にしたまだらな虹
彩模様が目視されるものである。
基板1と虹彩フイルム2の貼着は、基板1に対面する虹
彩フイルム2の外側層の種類に応じ、熱融着あるいは接
着剤による接着等の任意の手段が採用される。
彩フイルム2の外側層の種類に応じ、熱融着あるいは接
着剤による接着等の任意の手段が採用される。
この考案に係る装飾用枠体は、上記のような積層板3を
加熱或形することによって、所期する第1図および第3
図に示すような断面ハット形、即ちjt.状断面の無端
状或形体Aに形威される。
加熱或形することによって、所期する第1図および第3
図に示すような断面ハット形、即ちjt.状断面の無端
状或形体Aに形威される。
しかも該戊形体Aは、第5図に示すように、その頂壁部
4が凹凸状の模様面4aに形或されると共に、該頂壁部
から下方に新曲された内外側壁部5およびその下端から
折曲された内外方水平鍔部6,7がいずれも平滑面に形
成される。
4が凹凸状の模様面4aに形或されると共に、該頂壁部
から下方に新曲された内外側壁部5およびその下端から
折曲された内外方水平鍔部6,7がいずれも平滑面に形
成される。
このような戒形操作により、側壁部5は下端に至るに従
って肉厚が潮滅せられた比較的大きな厚み変化を生じ、
頂壁剖4はこれに比較して相対的に少ない量の厚み減小
を生じる一方、水平鍔部6,7はほとんど厚み変イ[を
生じることなくほぼ積層板3そのままの厚さを保持する
。
って肉厚が潮滅せられた比較的大きな厚み変化を生じ、
頂壁剖4はこれに比較して相対的に少ない量の厚み減小
を生じる一方、水平鍔部6,7はほとんど厚み変イ[を
生じることなくほぼ積層板3そのままの厚さを保持する
。
かかる各部の厚み変化は、これによって戒形体Aから視
覚的に看取される各部の虹彩の究輝度に変化をもたらし
、その美匠性を増大する久果をもたらす。
覚的に看取される各部の虹彩の究輝度に変化をもたらし
、その美匠性を増大する久果をもたらす。
頂壁部4の凹凸状模様面4aは、所定単位形状の凹凸が
規則的に配列されたものとしても良いが、より変化に富
んだものとするためには、第1図にその一態様を例示す
るように、不定形の凹凸が不規則に配列されたものとす
る方が、見る方向によって種々異なった多様なきらめき
を伴った虹彩色を外観せしめることができ、頂壁部分を
一層浮き立たせてその顕示力、立体感を向上し、装飾性
を高めうる点で好ましい。
規則的に配列されたものとしても良いが、より変化に富
んだものとするためには、第1図にその一態様を例示す
るように、不定形の凹凸が不規則に配列されたものとす
る方が、見る方向によって種々異なった多様なきらめき
を伴った虹彩色を外観せしめることができ、頂壁部分を
一層浮き立たせてその顕示力、立体感を向上し、装飾性
を高めうる点で好ましい。
もつとも、頂壁部4のみを凹凸状模様面4aに形或し、
他の側壁部5および水平鍔部6,7をいずれも平滑状に
形或するのは、それらの各部から発現され反射光輝の異
質さの対照により、全体として戒形枠体に所期する立体
感を出すためであり、もとよりそれらの各部をいずれも
平滑面に形或し、あるいは凹凸状に形戒するときは、こ
の考案の所期する効果を少なくとも同程度には期待する
ことができない。
他の側壁部5および水平鍔部6,7をいずれも平滑状に
形或するのは、それらの各部から発現され反射光輝の異
質さの対照により、全体として戒形枠体に所期する立体
感を出すためであり、もとよりそれらの各部をいずれも
平滑面に形或し、あるいは凹凸状に形戒するときは、こ
の考案の所期する効果を少なくとも同程度には期待する
ことができない。
虹彩フイルム2は、基板1が透明なものである場合には
、戊形体Aの内外いずれの面に設けても良い。
、戊形体Aの内外いずれの面に設けても良い。
しかし、虹彩フイルム2による反射光の強さ、又は明る
さは、その自体の積層数の大小、使用されている異種合
戒樹脂の相対的な屈折率の差と共に、該フイルムの背景
の色彩によって変化されるものであり、特に背景の色彩
が暗色になるほど反射光が強くなることに鑑み、該背景
を構戒する基板1として着色合戒樹脂板、特に暗色の着
色合威樹脂板を用いることは有利である。
さは、その自体の積層数の大小、使用されている異種合
戒樹脂の相対的な屈折率の差と共に、該フイルムの背景
の色彩によって変化されるものであり、特に背景の色彩
が暗色になるほど反射光が強くなることに鑑み、該背景
を構戒する基板1として着色合戒樹脂板、特に暗色の着
色合威樹脂板を用いることは有利である。
また、基板1にかかる着色板を用いる代わりに、第6図
に示すように、透明な基板1を用いて形或した戊形体A
の背面に別途着色板8を当てて水平鍔部6,7に貼着一
体化したものとしても良いし、更には第7図に示すよう
に、或形体Aにおける頂壁部4または該部を含む内面の
全体または一部に着色塗層9を設け、これによって背景
色をあらわしたものとしても良い。
に示すように、透明な基板1を用いて形或した戊形体A
の背面に別途着色板8を当てて水平鍔部6,7に貼着一
体化したものとしても良いし、更には第7図に示すよう
に、或形体Aにおける頂壁部4または該部を含む内面の
全体または一部に着色塗層9を設け、これによって背景
色をあらわしたものとしても良い。
かかる着色塗層9を設けた場合には、実に顕著な光輝効
果を実現せしめることができる。
果を実現せしめることができる。
尚、図示実施例は、中央部がくり抜かれた方形の無端状
或形体Aとして形戒したものを示したが、中央部をくり
抜かずに平板状に残して形戊することも許容される。
或形体Aとして形戒したものを示したが、中央部をくり
抜かずに平板状に残して形戊することも許容される。
かつ全体を円形またはその他の形状の無端状に形戊する
ことも許容される。
ことも許容される。
この考案に係る上記の如き装飾枠体、即ち無端状或形体
Aは、例えば第3図に示すように貼り文字10等を貼着
した着板用面板11を下面側に当てがって接着し、ある
いはまた第4図および第10図に示すように、文字部分
12等を膨出形或した看板用面板13を同じく下面側に
当てて、これら看板用面板11.13の装飾用縁取り部
材として使用したり、その他額縁等に使用しうるもので
ある。
Aは、例えば第3図に示すように貼り文字10等を貼着
した着板用面板11を下面側に当てがって接着し、ある
いはまた第4図および第10図に示すように、文字部分
12等を膨出形或した看板用面板13を同じく下面側に
当てて、これら看板用面板11.13の装飾用縁取り部
材として使用したり、その他額縁等に使用しうるもので
ある。
この考案は上述のように、合戒樹脂基板に虹彩フイルム
が貼着された積層板による戊形体からなるものであるか
ら、全体的に虹彩フイルムによる独得の虹彩効果が得ら
れるのはもとより、特に頂壁部が凹凸模様面に形或され
、そのまわりの側壁部および水平鍔部がいずれも平滑状
に形或されていることにより、頂壁部からは見る方向に
よって多様なきらめきを伴った変化に富んだ虹彩光輝色
を呈する一方、そのまわりの側壁部および水平鍔部から
は、相対的には単調でなめらかな感じの虹彩光輝色を呈
し、両部の著しい対照により、優れた立体感、特異性、
美匠性を発現する。
が貼着された積層板による戊形体からなるものであるか
ら、全体的に虹彩フイルムによる独得の虹彩効果が得ら
れるのはもとより、特に頂壁部が凹凸模様面に形或され
、そのまわりの側壁部および水平鍔部がいずれも平滑状
に形或されていることにより、頂壁部からは見る方向に
よって多様なきらめきを伴った変化に富んだ虹彩光輝色
を呈する一方、そのまわりの側壁部および水平鍔部から
は、相対的には単調でなめらかな感じの虹彩光輝色を呈
し、両部の著しい対照により、優れた立体感、特異性、
美匠性を発現する。
しかも特に加熱戒形によって横断面ハット状に形威され
たものであるから、戒形によって生じる各部の厚みの変
化によって、各部の虹彩の光輝度に変化をもたらし、一
層優れた美感を呈するものとなる。
たものであるから、戒形によって生じる各部の厚みの変
化によって、各部の虹彩の光輝度に変化をもたらし、一
層優れた美感を呈するものとなる。
加えて、積層板の加熱戊形により、全体を一挙に一体に
製作しうるから、量産性が良く、強度にも優れたものと
なしうる。
製作しうるから、量産性が良く、強度にも優れたものと
なしうる。
図面はこの考案の実施態様を示すもので、第1図は全体
の斜視図、第2図は第1図II−II線の断面図、第3
図および第4図は看板用面板に対する取付状態を示す断
面図、第5図は要部の拡大横断面図、第6図および第7
図は変形例の第2図相当部分の断面図、第8図は戊形用
材料として用いる積層板の断面図、第9図は虹彩フイル
ムの厚みのばらつ−きの状態を誇張的に示した斜視図、
第10図は本考案品を使用した看板の縦断面図である。 1・・・・・・合或樹脂基板、2・・・・・・虹彩フイ
ルム、3・・・・・・積層板、4・・・・・・頂壁部、
4a・・・・・・凹凸状模様面、5・・・・・・側壁部
、6,7・・・・・・水平鍔部、8・・・・・・着色板
、9・・・・・・着色塗層、A・・・・・・無端状戊形
体。
の斜視図、第2図は第1図II−II線の断面図、第3
図および第4図は看板用面板に対する取付状態を示す断
面図、第5図は要部の拡大横断面図、第6図および第7
図は変形例の第2図相当部分の断面図、第8図は戊形用
材料として用いる積層板の断面図、第9図は虹彩フイル
ムの厚みのばらつ−きの状態を誇張的に示した斜視図、
第10図は本考案品を使用した看板の縦断面図である。 1・・・・・・合或樹脂基板、2・・・・・・虹彩フイ
ルム、3・・・・・・積層板、4・・・・・・頂壁部、
4a・・・・・・凹凸状模様面、5・・・・・・側壁部
、6,7・・・・・・水平鍔部、8・・・・・・着色板
、9・・・・・・着色塗層、A・・・・・・無端状戊形
体。
Claims (3)
- (1)熱可塑性合或樹脂基板と、これの片面に貼着一体
化された相互に屈折率を異にする複数種類の合戒樹脂薄
膜の交互積層からなる不均一な厚みを有する虹彩フイル
ムとの積層板からなり、該積層板を加熱威形することに
より、ハット状断面の無端状威形体に形威されると共に
、その頂壁部が凹凸状模様面に、かつ該頂壁部から下方
に折曲された内外側壁部およびその下端から折曲された
内外方水平鍔部がいずれも平滑面に、それぞれ形成され
てなる装飾用枠体。 - (2)頂壁部の凹凸状模様面は、凹凸の各単位形状およ
び配列が不定形かつ不規則なものとなされている実用新
案登録請求の範囲第1項記載の装飾用枠体。 - (3)基板が着色合戊樹脂板からなり、その外面側に虹
彩フイルムが設けられている実用新案登録請求の範囲第
1項または第2項記載の装飾用枠体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296781U JPS597120Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | 装飾用枠体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296781U JPS597120Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | 装飾用枠体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57125399U JPS57125399U (ja) | 1982-08-04 |
JPS597120Y2 true JPS597120Y2 (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=29811066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296781U Expired JPS597120Y2 (ja) | 1981-01-30 | 1981-01-30 | 装飾用枠体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597120Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-30 JP JP1296781U patent/JPS597120Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57125399U (ja) | 1982-08-04 |
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