JPH0699698A - 装飾性に優れたプラスチツクシート - Google Patents
装飾性に優れたプラスチツクシートInfo
- Publication number
- JPH0699698A JPH0699698A JP25154692A JP25154692A JPH0699698A JP H0699698 A JPH0699698 A JP H0699698A JP 25154692 A JP25154692 A JP 25154692A JP 25154692 A JP25154692 A JP 25154692A JP H0699698 A JPH0699698 A JP H0699698A
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- JP
- Japan
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- layer
- colored
- transparent
- light
- sheet
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 第1層が無色透明、第2層が着色透明、第3
層が着色不透明または光反射性の3層からなり、第2層
と第3層との界面が凹凸状になっている装飾性に優れた
プラスチツクシート。 【効果】 シート全体が平滑で、しかもシートが薄くて
も深み感、立体感のある外観を有するシートを得ること
ができる。
層が着色不透明または光反射性の3層からなり、第2層
と第3層との界面が凹凸状になっている装飾性に優れた
プラスチツクシート。 【効果】 シート全体が平滑で、しかもシートが薄くて
も深み感、立体感のある外観を有するシートを得ること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材、雑貨などで高度
の意匠性を要求される分野に好適な、装飾性に優れたプ
ラスチツクシートに関する。
の意匠性を要求される分野に好適な、装飾性に優れたプ
ラスチツクシートに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、装飾性が必要なプラスチ
ツクシートとして、深み感のあるものが要求されてお
り、濃淡印刷やシヤドー印刷をしたシートが用いられて
きたが、外観上必ずしも満足できるものではなかった。
特に、薄いシートにおいては、深み感のあるものを得る
のは困難であった。
ツクシートとして、深み感のあるものが要求されてお
り、濃淡印刷やシヤドー印刷をしたシートが用いられて
きたが、外観上必ずしも満足できるものではなかった。
特に、薄いシートにおいては、深み感のあるものを得る
のは困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、全体が平滑
でしかもシートが薄くても深み感、立体感のある外観を
得ることができるシートを提供するものであって、その
要旨は、第1層が無色透明、第2層が着色透明、第3層
が着色不透明または光反射性の3層からなり、第2層と
第3層との界面が凹凸状になっていることを特徴とする
装飾性に優れたプラスチツクシートにある。
でしかもシートが薄くても深み感、立体感のある外観を
得ることができるシートを提供するものであって、その
要旨は、第1層が無色透明、第2層が着色透明、第3層
が着色不透明または光反射性の3層からなり、第2層と
第3層との界面が凹凸状になっていることを特徴とする
装飾性に優れたプラスチツクシートにある。
【0004】以下、図面に基づいて本発明を詳しく説明
する。図1は本発明シートの一例の断面図であって、1
は第1層、2は第2層、3は第3層を示す。
する。図1は本発明シートの一例の断面図であって、1
は第1層、2は第2層、3は第3層を示す。
【0005】第1層1は、無色透明のプラスチツク層で
あって、表面は実質的に平滑である。材質としては、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレンなど汎用のプラスチツクを用いることができる。
あって、表面は実質的に平滑である。材質としては、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレンなど汎用のプラスチツクを用いることができる。
【0006】第2層2は、着色透明なプラスチツク層で
あって、製法上液状で得られるものが好ましく、例えば
ポリ塩化ビニルゾル、エポキシ樹脂などが挙げられる。
あって、製法上液状で得られるものが好ましく、例えば
ポリ塩化ビニルゾル、エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0007】第3層3は、着色不透明ないし光反射性の
層であって、材質としては前記第1層と同様なものを用
いることができる。この層には各種模様を印刷すること
もできる。また光反射性にするには、金属粉の混入、金
属蒸着などによることができる。
層であって、材質としては前記第1層と同様なものを用
いることができる。この層には各種模様を印刷すること
もできる。また光反射性にするには、金属粉の混入、金
属蒸着などによることができる。
【0008】本発明シートは、第2層と第3層との界面
が凹凸状になっていることが特徴である。この凹凸によ
り、第2層の着色透明層に厚さ変化を付与し、それが色
の濃淡模様となって現れて深み感、立体感のある外観が
得られる。特に、第3層3を光反射性にすることによ
り、一層深み感を出すことができる。
が凹凸状になっていることが特徴である。この凹凸によ
り、第2層の着色透明層に厚さ変化を付与し、それが色
の濃淡模様となって現れて深み感、立体感のある外観が
得られる。特に、第3層3を光反射性にすることによ
り、一層深み感を出すことができる。
【0009】次に、本発明シートの好ましい製造方法を
説明する。第1層1として、予め製膜された平滑シート
を、また第3層3としては、エンボス加工を施して少な
くとも一面が凹凸状となったシートを用いる。そして、
第2層の材料としては、粘稠な液状のプラスチツクを用
い、第1層と第3層との間に、第2層を形成する液状プ
ラスチツクを供給して、ロールニツプにより積層一体化
し、冷却またはエージングにより第2層を硬化させる。
説明する。第1層1として、予め製膜された平滑シート
を、また第3層3としては、エンボス加工を施して少な
くとも一面が凹凸状となったシートを用いる。そして、
第2層の材料としては、粘稠な液状のプラスチツクを用
い、第1層と第3層との間に、第2層を形成する液状プ
ラスチツクを供給して、ロールニツプにより積層一体化
し、冷却またはエージングにより第2層を硬化させる。
【0010】
【実施例】本発明シートの製造にあたり、下記材料を用
いた。 第1層 透明ポリエチレンテレフタレートシート(厚
さ50μm) 第2層 青色染料を添加したウレタン変性エポキシ樹
脂 第3層 小石タイル状にエンボス加工した白色不透明
のポリ塩化ビニル樹脂シート(厚さ300μm、エンボ
スの最大深さ200μm)
いた。 第1層 透明ポリエチレンテレフタレートシート(厚
さ50μm) 第2層 青色染料を添加したウレタン変性エポキシ樹
脂 第3層 小石タイル状にエンボス加工した白色不透明
のポリ塩化ビニル樹脂シート(厚さ300μm、エンボ
スの最大深さ200μm)
【0011】そして、押出機により、100℃に加熱し
た溶融状態の第2層材料を、第1層と第2層との間に注
入し、一対の金属ロール(100℃)でしごきながら積
層し、冷却後巻き取って、巻いた状態で30℃で2日間
エージングし、第2層材料を硬化させた。このシート
は、全体が平滑で、外観上優れた深み感を有するもので
あった。
た溶融状態の第2層材料を、第1層と第2層との間に注
入し、一対の金属ロール(100℃)でしごきながら積
層し、冷却後巻き取って、巻いた状態で30℃で2日間
エージングし、第2層材料を硬化させた。このシート
は、全体が平滑で、外観上優れた深み感を有するもので
あった。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、シート全体が平滑で、
しかもシートが薄くても深み感、立体感のある外観を有
するシートを得ることができる。
しかもシートが薄くても深み感、立体感のある外観を有
するシートを得ることができる。
【図1】本発明シートの一例の断面図。
1 第1層 2 第2層 3 第3層
Claims (1)
- 【請求項1】 第1層が無色透明、第2層が着色透明、
第3層が着色不透明または光反射性の3層からなり、第
2層と第3層との界面が凹凸状になっていることを特徴
とする装飾性に優れたプラスチツクシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25154692A JPH0699698A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 装飾性に優れたプラスチツクシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25154692A JPH0699698A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 装飾性に優れたプラスチツクシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0699698A true JPH0699698A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17224442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25154692A Pending JPH0699698A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 装飾性に優れたプラスチツクシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699698A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0825897A (ja) * | 1994-05-12 | 1996-01-30 | Nissha Printing Co Ltd | 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 |
WO2002080135A1 (fr) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Plaque a zones d'ombre et de lumiere, modele tridimensionnel, et systeme de commande y relatif |
US8227070B2 (en) | 2009-12-25 | 2012-07-24 | Panasonic Corporation | Decorative member |
US8415001B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-04-09 | Panasonic Corporation | Decorative member |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25154692A patent/JPH0699698A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0825897A (ja) * | 1994-05-12 | 1996-01-30 | Nissha Printing Co Ltd | 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 |
WO2002080135A1 (fr) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Plaque a zones d'ombre et de lumiere, modele tridimensionnel, et systeme de commande y relatif |
US8227070B2 (en) | 2009-12-25 | 2012-07-24 | Panasonic Corporation | Decorative member |
US8415001B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-04-09 | Panasonic Corporation | Decorative member |
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