JPH0825897A - 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 - Google Patents
装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法Info
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- JPH0825897A JPH0825897A JP7138698A JP13869895A JPH0825897A JP H0825897 A JPH0825897 A JP H0825897A JP 7138698 A JP7138698 A JP 7138698A JP 13869895 A JP13869895 A JP 13869895A JP H0825897 A JPH0825897 A JP H0825897A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造工程の時間短縮が図れ、また、ほこりの
付着による不良品発生がなく、さらに、漆かぶれの問題
もない装飾シートを提供すること。 【構成】 透明な基体シートの上面に透明な表面保護層
が形成され、下面に装飾層が形成されている。透明な基
体シートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に
装飾層が形成されている装飾シートを用い、表面保護層
側を上にして、基材上に接着する。
付着による不良品発生がなく、さらに、漆かぶれの問題
もない装飾シートを提供すること。 【構成】 透明な基体シートの上面に透明な表面保護層
が形成され、下面に装飾層が形成されている。透明な基
体シートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に
装飾層が形成されている装飾シートを用い、表面保護層
側を上にして、基材上に接着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家具、建材などの表
面に装飾層、透明着色層または透明層を積層するための
装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製
造方法に関するものである。より詳しくは、装飾層と表
面保護層とを有する装飾シート、透明着色層と表面保護
層とを有する透明着色シートまたは透明層と表面保護層
とを有する透明シート並びにこれを用いることにより、
所望の色、模様あるいは質感などを有し、なおかつ表面
強度が強いラミネート製品を製造するものである。
面に装飾層、透明着色層または透明層を積層するための
装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製
造方法に関するものである。より詳しくは、装飾層と表
面保護層とを有する装飾シート、透明着色層と表面保護
層とを有する透明着色シートまたは透明層と表面保護層
とを有する透明シート並びにこれを用いることにより、
所望の色、模様あるいは質感などを有し、なおかつ表面
強度が強いラミネート製品を製造するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、家具、建材などの装飾には漆
塗や樹脂塗装が施されていた。
塗や樹脂塗装が施されていた。
【0003】まず、漆塗は、美術工芸品や仏壇、家具、
食器などの表面塗装用として従来より知られており、そ
の独特の風合が好まれてきた。漆塗料を用いた漆塗物品
は伝統的な漆塗工法によって製造されていた。すなわ
ち、木質基材の表面を下地調整した後に、塗布、乾燥、
研磨の工程を数回繰り返すものである。塗布および研磨
の工程は、熟練した漆塗職人によって手作業で行われて
いた。また、乾燥は自然乾燥によるもので、温度ととも
に適当な湿度を要した。
食器などの表面塗装用として従来より知られており、そ
の独特の風合が好まれてきた。漆塗料を用いた漆塗物品
は伝統的な漆塗工法によって製造されていた。すなわ
ち、木質基材の表面を下地調整した後に、塗布、乾燥、
研磨の工程を数回繰り返すものである。塗布および研磨
の工程は、熟練した漆塗職人によって手作業で行われて
いた。また、乾燥は自然乾燥によるもので、温度ととも
に適当な湿度を要した。
【0004】また、最近では、漆転写材を用いることに
より、本物の漆塗の質感に近付けた漆塗調物品を製造す
ることが提案されている。漆転写材としては、たとえ
ば、特開昭61-10497号公報に示されるように、合成樹脂
フィルムや合成紙などのフィルム状支持体の一面に天然
漆よりなる漆転写層が形成された漆転写材を用い、表面
に接着剤を塗布した基材に、漆転写材の漆転写層面を貼
り付け、最後にフィルム状支持体を剥離するものがある
(図4参照)。
より、本物の漆塗の質感に近付けた漆塗調物品を製造す
ることが提案されている。漆転写材としては、たとえ
ば、特開昭61-10497号公報に示されるように、合成樹脂
フィルムや合成紙などのフィルム状支持体の一面に天然
漆よりなる漆転写層が形成された漆転写材を用い、表面
に接着剤を塗布した基材に、漆転写材の漆転写層面を貼
り付け、最後にフィルム状支持体を剥離するものがある
(図4参照)。
【0005】一方、天然木目柄をそのまま生かした装飾
を家具、建材などの表面に施すために、無垢の木材に透
明樹脂塗装を施したものが知られている。この樹脂塗装
について詳しく述べる。まず、成形された無垢の木材の
表面をサンディングマシンを用いて研磨した後に、サン
ディングシーラー、ウォッシュコートなどの下地塗料を
塗装し、乾燥後、塗装表面をさらに研磨する。また、必
要に応じて塗装、乾燥、研磨の工程を繰り返し、必要に
よっては最後にプライマー塗装を施す。以上の下地調整
を数回繰り返した後に、アクリルラッカー、ポリウレタ
ン塗料、ポリエステル塗料などのオーバーコートを施す
か、UV塗装を施してUV照射し、表面をバフ研磨す
る。
を家具、建材などの表面に施すために、無垢の木材に透
明樹脂塗装を施したものが知られている。この樹脂塗装
について詳しく述べる。まず、成形された無垢の木材の
表面をサンディングマシンを用いて研磨した後に、サン
ディングシーラー、ウォッシュコートなどの下地塗料を
塗装し、乾燥後、塗装表面をさらに研磨する。また、必
要に応じて塗装、乾燥、研磨の工程を繰り返し、必要に
よっては最後にプライマー塗装を施す。以上の下地調整
を数回繰り返した後に、アクリルラッカー、ポリウレタ
ン塗料、ポリエステル塗料などのオーバーコートを施す
か、UV塗装を施してUV照射し、表面をバフ研磨す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、漆塗について
は、作業が手作業で行われること、また、乾燥が自然乾
燥によることなどが原因で、製造工程に大変多くの時間
がかかった。また、一定時間自然乾燥させるために、ほ
こりの付着による不良品が発生しやすかった。さらに、
漆塗物品の品質を確保するには、熟練した漆塗職人の勘
や経験に頼らざるをえないことなどの問題点があった。
は、作業が手作業で行われること、また、乾燥が自然乾
燥によることなどが原因で、製造工程に大変多くの時間
がかかった。また、一定時間自然乾燥させるために、ほ
こりの付着による不良品が発生しやすかった。さらに、
漆塗物品の品質を確保するには、熟練した漆塗職人の勘
や経験に頼らざるをえないことなどの問題点があった。
【0007】また、漆転写材を用いた漆塗調物品の製造
方法によれば、漆転写層の形成や転写の作業が工業的に
行われるので、伝統的な漆塗工法において手作業にかか
っていた時間をある程度短縮できるようになった。しか
し、漆転写材の漆転写層は、フィルム状支持体の一面に
天然漆を塗布した後に乾燥するという操作を反復するこ
とによって形成されるため、漆転写層の形成は工業的に
行えるようにはなったものの、天然漆の塗布、乾燥工程
に時間がかかり、時間短縮の問題は充分に解決されては
いない。また、自然乾燥時に、ほこりの付着による不良
品が発生する問題に関しては、漆転写材の製造において
同じ問題を残した。さらに、熟練した漆塗職人の勘や経
験に頼らずに、漆塗物品の品質を確保できるようになっ
たが、フィルム状支持体の一面に天然漆を塗布する工程
においては、漆かぶれを起こす問題を残した。
方法によれば、漆転写層の形成や転写の作業が工業的に
行われるので、伝統的な漆塗工法において手作業にかか
っていた時間をある程度短縮できるようになった。しか
し、漆転写材の漆転写層は、フィルム状支持体の一面に
天然漆を塗布した後に乾燥するという操作を反復するこ
とによって形成されるため、漆転写層の形成は工業的に
行えるようにはなったものの、天然漆の塗布、乾燥工程
に時間がかかり、時間短縮の問題は充分に解決されては
いない。また、自然乾燥時に、ほこりの付着による不良
品が発生する問題に関しては、漆転写材の製造において
同じ問題を残した。さらに、熟練した漆塗職人の勘や経
験に頼らずに、漆塗物品の品質を確保できるようになっ
たが、フィルム状支持体の一面に天然漆を塗布する工程
においては、漆かぶれを起こす問題を残した。
【0008】一方、樹脂塗装については、前記した通
り、塗装、乾燥、研磨の工程を数回繰り返すという、念
入りな下地調整が必要であり、多くの製造工程と時間を
要した。また、樹脂塗装時の樹脂の飛散による環境汚染
の問題を有し、これを防ぐための設備が必要であった。
さらに、乾燥時に、ほこりの付着による不良品が発生す
る問題があった。
り、塗装、乾燥、研磨の工程を数回繰り返すという、念
入りな下地調整が必要であり、多くの製造工程と時間を
要した。また、樹脂塗装時の樹脂の飛散による環境汚染
の問題を有し、これを防ぐための設備が必要であった。
さらに、乾燥時に、ほこりの付着による不良品が発生す
る問題があった。
【0009】この発明は、本物の漆塗の質感に近付けた
漆塗調物品を製造するに当り、上記の諸欠点を取り除
き、製造工程の時間短縮が図れ、また、ほこりの付着に
よる不良品発生がなく、さらに、漆かぶれの問題もない
装飾シートを提供することを目的としている。また、こ
の発明は、天然木目柄をそのまま生かした装飾を施すに
当たり、念入りな下地調整を必要とせず、少ない製造工
程と時間で作成でき、環境汚染の問題がなく、しかも、
ほこりの付着による不良品発生がない着色透明シートお
よび透明シートを提供することを目的としている。
漆塗調物品を製造するに当り、上記の諸欠点を取り除
き、製造工程の時間短縮が図れ、また、ほこりの付着に
よる不良品発生がなく、さらに、漆かぶれの問題もない
装飾シートを提供することを目的としている。また、こ
の発明は、天然木目柄をそのまま生かした装飾を施すに
当たり、念入りな下地調整を必要とせず、少ない製造工
程と時間で作成でき、環境汚染の問題がなく、しかも、
ほこりの付着による不良品発生がない着色透明シートお
よび透明シートを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の装飾シート
は、以上のような目的を達成するために、透明な基体シ
ートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に装飾
層が形成されている構成にした。また、装飾層が漆塗調
着色層からなる構成にしてもよい。また、この発明の透
明着色シートは、透明な基体シートの上面に透明な表面
保護層が形成され、下面に透明着色層が形成されている
構成にした。また、この発明の透明シートは、透明な基
体シートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に
透明層が形成されている構成にした。また、それぞれ、
最下層として接着剤層が形成されている構成にしてもよ
い。また、この発明の透明シートは、透明な基体シート
の上面に透明な表面保護層が形成され、下面に接着剤層
が形成されている構成にしてもよい。この発明のラミネ
ート製品の製造方法としては、上記の装飾シート等を用
い、表面保護層側を上にして、基材上に接着するものと
した。
は、以上のような目的を達成するために、透明な基体シ
ートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に装飾
層が形成されている構成にした。また、装飾層が漆塗調
着色層からなる構成にしてもよい。また、この発明の透
明着色シートは、透明な基体シートの上面に透明な表面
保護層が形成され、下面に透明着色層が形成されている
構成にした。また、この発明の透明シートは、透明な基
体シートの上面に透明な表面保護層が形成され、下面に
透明層が形成されている構成にした。また、それぞれ、
最下層として接着剤層が形成されている構成にしてもよ
い。また、この発明の透明シートは、透明な基体シート
の上面に透明な表面保護層が形成され、下面に接着剤層
が形成されている構成にしてもよい。この発明のラミネ
ート製品の製造方法としては、上記の装飾シート等を用
い、表面保護層側を上にして、基材上に接着するものと
した。
【0011】以下、図面を参照しながらこの発明につい
てさらに詳しく説明する。図1は、この発明の装飾シー
トを用いて製造したラミネート製品の一実施例を示す模
式断面図である。図2は、漆塗調着色層を有するこの発
明の装飾シートを用いて製造したラミネート製品の一実
施例を示す模式断面図である。図3は、この発明の透明
着色シートを用いて製造したラミネート製品の一実施例
を示す模式断面図である。1は基体シート、2は表面保
護層、3は装飾層、4は漆塗調着色層、5は透明着色
層、6は接着剤層、7は装飾シート、8は透明着色シー
ト、9は基材をそれぞれ示す。
てさらに詳しく説明する。図1は、この発明の装飾シー
トを用いて製造したラミネート製品の一実施例を示す模
式断面図である。図2は、漆塗調着色層を有するこの発
明の装飾シートを用いて製造したラミネート製品の一実
施例を示す模式断面図である。図3は、この発明の透明
着色シートを用いて製造したラミネート製品の一実施例
を示す模式断面図である。1は基体シート、2は表面保
護層、3は装飾層、4は漆塗調着色層、5は透明着色
層、6は接着剤層、7は装飾シート、8は透明着色シー
ト、9は基材をそれぞれ示す。
【0012】基体シート1としては、ポリエステル系樹
脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂などを
材質とする透明性に優れた樹脂シートを用いるとよい。
特に、ポリアクリル系樹脂は、屈折率が0.002〜0.008な
ので、天然漆の深み・質感を現出するのに最適である。
屈折率が高くなると、天然漆の深み・質感を現出しにく
くなる。なお、基体シート1の厚みは、12〜500μm程度
が適当である。
脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチ
レン系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂などを
材質とする透明性に優れた樹脂シートを用いるとよい。
特に、ポリアクリル系樹脂は、屈折率が0.002〜0.008な
ので、天然漆の深み・質感を現出するのに最適である。
屈折率が高くなると、天然漆の深み・質感を現出しにく
くなる。なお、基体シート1の厚みは、12〜500μm程度
が適当である。
【0013】基体シート1の上面に、透明な表面保護層
2を形成する。
2を形成する。
【0014】透明な表面保護層2は、この発明の製造方
法で得られるラミネート製品の最外層となるものであ
り、装飾シート等と基材を保護し、傷をつきにくくする
ためのものである。表面保護層2の材質としては、紫外
線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂な
どの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、二液硬化性樹脂
などを用い、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの
通常の印刷法やロールコート法により形成するとよい。
また、表面保護層2は、基体シート1に硬質フィルムを
積層して形成してもよい。
法で得られるラミネート製品の最外層となるものであ
り、装飾シート等と基材を保護し、傷をつきにくくする
ためのものである。表面保護層2の材質としては、紫外
線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂な
どの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、二液硬化性樹脂
などを用い、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの
通常の印刷法やロールコート法により形成するとよい。
また、表面保護層2は、基体シート1に硬質フィルムを
積層して形成してもよい。
【0015】さらに、基体シートの上面に表面保護層2
を形成するかわりに表面保護層をあらかじめ片面に有す
る基体シートを用いることもできる。この基体シート
は、高硬度樹脂層と低硬度樹脂層との2枚重ねからなる
ものである。高硬度樹脂層は、シート状あるいはフィル
ム状に成形できない硬度を有する樹脂からなる。高硬度
樹脂層は、たとえば、メチルメタアクリレート樹脂など
の鉛筆硬度H以上の樹脂を用いて、後述する低硬度樹脂
層とともに、共押し出し法によって形成する。具体的に
は、低硬度樹脂層のシート状あるいはフィルム状への成
形と同時に、低硬度樹脂層の表面に高硬度樹脂層をシー
ト状あるいはフィルム状に成形するとよい。低硬度樹脂
層は、シート状あるいはフィルム状に成形しやすいもの
である。低硬度樹脂は、ポリカーボネイト樹脂、アクリ
ルゴム、スチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ABS樹脂
などがあり、一般に鉛筆硬度は約HB以下である。
を形成するかわりに表面保護層をあらかじめ片面に有す
る基体シートを用いることもできる。この基体シート
は、高硬度樹脂層と低硬度樹脂層との2枚重ねからなる
ものである。高硬度樹脂層は、シート状あるいはフィル
ム状に成形できない硬度を有する樹脂からなる。高硬度
樹脂層は、たとえば、メチルメタアクリレート樹脂など
の鉛筆硬度H以上の樹脂を用いて、後述する低硬度樹脂
層とともに、共押し出し法によって形成する。具体的に
は、低硬度樹脂層のシート状あるいはフィルム状への成
形と同時に、低硬度樹脂層の表面に高硬度樹脂層をシー
ト状あるいはフィルム状に成形するとよい。低硬度樹脂
層は、シート状あるいはフィルム状に成形しやすいもの
である。低硬度樹脂は、ポリカーボネイト樹脂、アクリ
ルゴム、スチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、ABS樹脂
などがあり、一般に鉛筆硬度は約HB以下である。
【0016】基体シート1の下面に、装飾層3、透明着
色層5または透明層を形成する。
色層5または透明層を形成する。
【0017】装飾層3は、基材表面を装飾するものであ
り、通常は印刷層として形成する。印刷層の材質として
は、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
ビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹
脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド樹脂などの樹
脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色
剤として含有する着色インキを用いるとよい。
り、通常は印刷層として形成する。印刷層の材質として
は、ポリビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
ビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹
脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド樹脂などの樹
脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着色
剤として含有する着色インキを用いるとよい。
【0018】印刷層の形成方法としては、オフセット印
刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の
印刷法などを用いるとよい。特に、多色刷りや階調表現
を行うには、オフセット印刷法やグラビア印刷法が適し
ている。また、単色の場合には、グラビアコート法、ロ
ールコート法、コンマコート法などのコート法を採用す
ることもできる。印刷層は、表現したい図柄に応じて、
全面的に設ける場合や部分的に設ける場合もある。
刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの通常の
印刷法などを用いるとよい。特に、多色刷りや階調表現
を行うには、オフセット印刷法やグラビア印刷法が適し
ている。また、単色の場合には、グラビアコート法、ロ
ールコート法、コンマコート法などのコート法を採用す
ることもできる。印刷層は、表現したい図柄に応じて、
全面的に設ける場合や部分的に設ける場合もある。
【0019】装飾層3は、基材表面を所望の色、模様あ
るいは質感などに装飾するために、不透明着色層、透明
着色層、また、不透明着色層と透明着色層との組合せ、
不透明着色層と透明層との組合せ、透明着色層と透明層
との組合せなどにすることができる。装飾層3は、単な
る着色層であってもよいし、また、木目柄や砂目柄など
の図柄層であってもよい。さらに、装飾層3は金属薄膜
層からなるもの、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み
合わせからなるものでもよい。
るいは質感などに装飾するために、不透明着色層、透明
着色層、また、不透明着色層と透明着色層との組合せ、
不透明着色層と透明層との組合せ、透明着色層と透明層
との組合せなどにすることができる。装飾層3は、単な
る着色層であってもよいし、また、木目柄や砂目柄など
の図柄層であってもよい。さらに、装飾層3は金属薄膜
層からなるもの、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み
合わせからなるものでもよい。
【0020】装飾層3は漆塗調着色層4であってもよ
い。この場合、上記した樹脂をバインダーとし、黒、
茶、赤などの漆調の色彩を有する染顔料を配合したもの
を用いるとよい。合成樹脂を用いた漆塗調着色層4は、
印刷法などによって形成できるので、工程が簡略化でき
る。また、乾燥に時間を要しないので、ほこりの付着に
よる不良品を排除できる。さらに、漆かぶれなどの心配
が全くない。
い。この場合、上記した樹脂をバインダーとし、黒、
茶、赤などの漆調の色彩を有する染顔料を配合したもの
を用いるとよい。合成樹脂を用いた漆塗調着色層4は、
印刷法などによって形成できるので、工程が簡略化でき
る。また、乾燥に時間を要しないので、ほこりの付着に
よる不良品を排除できる。さらに、漆かぶれなどの心配
が全くない。
【0021】透明着色層5または透明層は、基材の柄や
質感を生かした装飾を施すためのものである。基材の柄
や質感を生かし、色の色相や濃度を所望のものに近付け
たい場合には、透明着色層5を用いる。また、基材の柄
と色をそのまま生かしたい場合には、透明層を用いる。
透明層は、また、基体シート1と後述の接着剤層7との
密着性が不良な場合に、その中間層としての役割をも有
する。なお、基材の柄と色をそのまま生かしたい場合で
あって、基体シート1と後述の接着剤層7との密着性が
良好な場合には、あえて透明層を形成する必要はなく、
上面に表面保護層を形成した基体シートの下面に、接着
剤層7を直接設けてもよい。
質感を生かした装飾を施すためのものである。基材の柄
や質感を生かし、色の色相や濃度を所望のものに近付け
たい場合には、透明着色層5を用いる。また、基材の柄
と色をそのまま生かしたい場合には、透明層を用いる。
透明層は、また、基体シート1と後述の接着剤層7との
密着性が不良な場合に、その中間層としての役割をも有
する。なお、基材の柄と色をそのまま生かしたい場合で
あって、基体シート1と後述の接着剤層7との密着性が
良好な場合には、あえて透明層を形成する必要はなく、
上面に表面保護層を形成した基体シートの下面に、接着
剤層7を直接設けてもよい。
【0022】上記のように、基体シート1の上面に表面
保護層2を形成し、下面に、装飾層3、透明着色層5ま
たは透明層を形成した装飾シート等を基材9に接着する
には、接着剤層6を形成するとよい。接着剤層6は、基
材9と装飾シート等とを貼り合わせる直前に基材9表面
に接着剤を塗布して形成してもよいし、また、貼り合わ
せる直前に装飾シート等の下面に接着剤を塗布して形成
してもよいし、さらに、装飾シート等の下面に最下層と
してあらかじめ形成しておいてもよい。接着剤として
は、基材の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を
適宜使用する。このような接着剤としては、酢酸ビニル
系樹脂、EVA系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩素化ポ
リオレフィン系樹脂やエチレン・酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体などを用いるとよい。
保護層2を形成し、下面に、装飾層3、透明着色層5ま
たは透明層を形成した装飾シート等を基材9に接着する
には、接着剤層6を形成するとよい。接着剤層6は、基
材9と装飾シート等とを貼り合わせる直前に基材9表面
に接着剤を塗布して形成してもよいし、また、貼り合わ
せる直前に装飾シート等の下面に接着剤を塗布して形成
してもよいし、さらに、装飾シート等の下面に最下層と
してあらかじめ形成しておいてもよい。接着剤として
は、基材の素材に適した感熱性あるいは感圧性の樹脂を
適宜使用する。このような接着剤としては、酢酸ビニル
系樹脂、EVA系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩素化ポ
リオレフィン系樹脂やエチレン・酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体などを用いるとよい。
【0023】装飾シート等の下面に最下層としてあらか
じめ接着剤層7を形成しておく方法としては、グラビア
コート法、ロールコート法、コンマコート法などのコー
ト法、グラビアコート法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。また、ポリオレフィン、アイオノマー、ポリ
エステル、ポリアミドなどの樹脂フィルムを、ラミネー
トして接着剤層7を形成してもよい。
じめ接着剤層7を形成しておく方法としては、グラビア
コート法、ロールコート法、コンマコート法などのコー
ト法、グラビアコート法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。また、ポリオレフィン、アイオノマー、ポリ
エステル、ポリアミドなどの樹脂フィルムを、ラミネー
トして接着剤層7を形成してもよい。
【0024】上記のように、基体シート1の上面に表面
保護層2を形成し下面に装飾層3を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、装飾
シート7とする。また、基体シート1の上面に表面保護
層2を形成し下面に透明着色層5を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、透明
着色シート8とする。さらに、基体シート1の上面に表
面保護層2を形成し下面に透明層を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、透明
シートとする。なお、透明シートとしては、基体シート
1の上面に表面保護層2を形成し、下面に接着剤層7を
形成したものも含むものとする。以上のものを総称して
装飾シート等という。
保護層2を形成し下面に装飾層3を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、装飾
シート7とする。また、基体シート1の上面に表面保護
層2を形成し下面に透明着色層5を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、透明
着色シート8とする。さらに、基体シート1の上面に表
面保護層2を形成し下面に透明層を形成したもの、およ
び、その最下層として接着剤層を形成したものを、透明
シートとする。なお、透明シートとしては、基体シート
1の上面に表面保護層2を形成し、下面に接着剤層7を
形成したものも含むものとする。以上のものを総称して
装飾シート等という。
【0025】基材9としては、木質基材、プラスチック
基材、金属基材などがある。木質基材としては桧、杉、
モミなどの針葉樹材や、オーク、ラワンなどの広葉樹材
など、通常の家具、建材などに用いる木材を用いるとよ
い。また、これらの間伐材や、ファイバーボード、パー
ティクルボードなどの改良木材を用いることもできる。
プラスチック基材としては、ポリオレフィン系樹脂やポ
リスチレン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂、塩
化ビニル樹脂などが挙げられる。金属基材としては、
鉄、アルミ、ステンレスなどが挙げられる。
基材、金属基材などがある。木質基材としては桧、杉、
モミなどの針葉樹材や、オーク、ラワンなどの広葉樹材
など、通常の家具、建材などに用いる木材を用いるとよ
い。また、これらの間伐材や、ファイバーボード、パー
ティクルボードなどの改良木材を用いることもできる。
プラスチック基材としては、ポリオレフィン系樹脂やポ
リスチレン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂、塩
化ビニル樹脂などが挙げられる。金属基材としては、
鉄、アルミ、ステンレスなどが挙げられる。
【0026】上記の装飾シート7、透明着色シート8ま
たは透明シートを基材9に接着するに当たって、接着剤
層7を有しない装飾シート等を用いる場合は、装飾シー
ト等の下面に接着剤層6を塗布した後、乾燥炉にて溶剤
を排除し、基材9上に装飾シート等を重ね合わせ、ゴム
ロールを用いて加圧する。あるいは、接着剤6を塗布し
た基材9上に装飾シート等を重ね合わせ、ゴムロールを
用いて加圧する。また、接着剤層7を有する装飾シート
等を用いる場合は、基材9上に表面保護層2側を上にし
て装飾シート等を重ね合わせ、ゴムロールを用いて加熱
および加圧する。
たは透明シートを基材9に接着するに当たって、接着剤
層7を有しない装飾シート等を用いる場合は、装飾シー
ト等の下面に接着剤層6を塗布した後、乾燥炉にて溶剤
を排除し、基材9上に装飾シート等を重ね合わせ、ゴム
ロールを用いて加圧する。あるいは、接着剤6を塗布し
た基材9上に装飾シート等を重ね合わせ、ゴムロールを
用いて加圧する。また、接着剤層7を有する装飾シート
等を用いる場合は、基材9上に表面保護層2側を上にし
て装飾シート等を重ね合わせ、ゴムロールを用いて加熱
および加圧する。
【0027】
【作用】この発明の製造方法で得られたラミネート製品
は、上記構成の装飾シート、透明着色シートおよび透明
シートが、表面保護層側を上にして基材上に貼り合わせ
られているので、表面保護層と基体シートの両方によ
り、それぞれ装飾層、透明着色層または透明層が保護さ
れるとともに、基材も保護される。また、装飾シートに
ついては、表面保護層と基体シートを通して装飾層、ま
たは、装飾層および基材が見えることになり、非常に深
みのある発色となる。さらに、透明着色シートおよび透
明シートについては、表面保護層、基体シートおよび透
明着色層または透明層を通して基材が見えることにな
り、非常に深みのある発色となる。
は、上記構成の装飾シート、透明着色シートおよび透明
シートが、表面保護層側を上にして基材上に貼り合わせ
られているので、表面保護層と基体シートの両方によ
り、それぞれ装飾層、透明着色層または透明層が保護さ
れるとともに、基材も保護される。また、装飾シートに
ついては、表面保護層と基体シートを通して装飾層、ま
たは、装飾層および基材が見えることになり、非常に深
みのある発色となる。さらに、透明着色シートおよび透
明シートについては、表面保護層、基体シートおよび透
明着色層または透明層を通して基材が見えることにな
り、非常に深みのある発色となる。
【0028】
実施例1 透明なポリアクリル系樹脂よりなる基体シートの上面に
放射線硬化性のポリアクリル系樹脂よりなる表面保護層
を印刷形成し、下面に2液硬化型ウレタンとカーボンブ
ラックよりなる不透明黒色の合成樹脂を用い漆塗調着色
層を印刷形成して、装飾シートを得た。次に、接着剤層
としてEVA系の樹脂を、装飾シートの漆塗調着色層側
に塗布し、襖枠用に成形したモミからなる木質基材に装
飾シートを重ね、ラッピングマシンを用いて貼り合わせ
た(図2参照)。このようにして、表面強度の強い、深
みのある黒色の漆塗調襖枠を得ることができた。その
上、実施例1の漆塗調襖枠の製造方法は、従来の漆塗調
物品の製造方法と比較し、製造工程にかかる時間を大幅
に短縮でき、また、ほこりの付着による不良品の発生率
を減少でき、さらに、漆かぶれの問題を排除できた。
放射線硬化性のポリアクリル系樹脂よりなる表面保護層
を印刷形成し、下面に2液硬化型ウレタンとカーボンブ
ラックよりなる不透明黒色の合成樹脂を用い漆塗調着色
層を印刷形成して、装飾シートを得た。次に、接着剤層
としてEVA系の樹脂を、装飾シートの漆塗調着色層側
に塗布し、襖枠用に成形したモミからなる木質基材に装
飾シートを重ね、ラッピングマシンを用いて貼り合わせ
た(図2参照)。このようにして、表面強度の強い、深
みのある黒色の漆塗調襖枠を得ることができた。その
上、実施例1の漆塗調襖枠の製造方法は、従来の漆塗調
物品の製造方法と比較し、製造工程にかかる時間を大幅
に短縮でき、また、ほこりの付着による不良品の発生率
を減少でき、さらに、漆かぶれの問題を排除できた。
【0029】
実施例2 透明なポリエチレンテレフタレート樹脂よりなる基体シ
ートの上面に放射線硬化性のポリアクリル系樹脂よりな
る表面保護層を印刷形成し、下面に透明茶色の印刷層を
形成し、最下層としてポリアミド系樹脂で接着剤層を形
成して透明着色シートを得た。次に、オーク単板を貼っ
た突板合板に透明着色シートを重ね、ラミネーターを用
いて熱圧着し、貼り合わせた(図3参照)。このように
して、表面強度が強く、天然桧の木目柄を生かした、深
みのあるダーク色の部材を得ることができた。その上、
実施例2のラミネート製品の製造方法は、従来の透明樹
脂塗装と比較し、念入りな下地調整を必要とせず、少な
い製造工程と時間で作成でき、また、環境汚染の問題が
なく、さらに、ほこりの付着による不良品の発生率を減
少できた。
ートの上面に放射線硬化性のポリアクリル系樹脂よりな
る表面保護層を印刷形成し、下面に透明茶色の印刷層を
形成し、最下層としてポリアミド系樹脂で接着剤層を形
成して透明着色シートを得た。次に、オーク単板を貼っ
た突板合板に透明着色シートを重ね、ラミネーターを用
いて熱圧着し、貼り合わせた(図3参照)。このように
して、表面強度が強く、天然桧の木目柄を生かした、深
みのあるダーク色の部材を得ることができた。その上、
実施例2のラミネート製品の製造方法は、従来の透明樹
脂塗装と比較し、念入りな下地調整を必要とせず、少な
い製造工程と時間で作成でき、また、環境汚染の問題が
なく、さらに、ほこりの付着による不良品の発生率を減
少できた。
【0030】
【発明の効果】この発明の装飾シート、透明着色シート
または透明シートは上記の構成および作用を有するの
で、これらを用いて製造したラミネート製品は、表面強
度が強く、発色に深みがでた。その上、この発明のラミ
ネート製品の製造方法では、製造工程にかかる時間を大
幅に短縮でき、また、ほこりの付着による不良品の発生
率を減少できた。
または透明シートは上記の構成および作用を有するの
で、これらを用いて製造したラミネート製品は、表面強
度が強く、発色に深みがでた。その上、この発明のラミ
ネート製品の製造方法では、製造工程にかかる時間を大
幅に短縮でき、また、ほこりの付着による不良品の発生
率を減少できた。
【図1】この発明の装飾シートを用いて製造したラミネ
ート製品の一実施例を示す模式断面図である。
ート製品の一実施例を示す模式断面図である。
【図2】漆塗調着色層を有するこの発明の装飾シートを
用いて製造したラミネート製品の一実施例を示す模式断
面図である。
用いて製造したラミネート製品の一実施例を示す模式断
面図である。
【図3】この発明の透明着色シートを用いて製造したラ
ミネート製品の一実施例をを示す模式断面図である。
ミネート製品の一実施例をを示す模式断面図である。
【図4】従来の漆転写材を用い製造された漆塗調物品を
示す模式断面図である。
示す模式断面図である。
1 基体シート 2 表面保護層 3 装飾層 4 漆塗調着色層 5 透明着色層 6 接着剤層 7 装飾シート 8 透明着色シート 9 基材
Claims (7)
- 【請求項1】 透明な基体シートの上面に透明な表面保
護層が形成され、下面に装飾層が形成されていることを
特徴とする装飾シート。 - 【請求項2】 装飾層が漆塗調着色層からなる請求項1
記載の装飾シート。 - 【請求項3】 透明な基体シートの上面に透明な表面保
護層が形成され、下面に透明着色層が形成されているこ
とを特徴とする透明着色シート。 - 【請求項4】 透明な基体シートの上面に透明な表面保
護層が形成され、下面に透明層が形成されていることを
特徴とする透明シート。 - 【請求項5】 最下層として接着剤層が形成されている
請求項1〜4のいずれかに記載の装飾シート等。 - 【請求項6】 透明な基体シートの上面に透明な表面保
護層が形成され、下面に接着剤層が形成されていること
を特徴とする透明シート。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の装飾シ
ート等を用い、表面保護層側を上にして、基材上に接着
することを特徴とするラミネート製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7138698A JPH0825897A (ja) | 1994-05-12 | 1995-05-11 | 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-124227 | 1994-05-12 | ||
JP12422794 | 1994-05-12 | ||
JP7138698A JPH0825897A (ja) | 1994-05-12 | 1995-05-11 | 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0825897A true JPH0825897A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=26460941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7138698A Pending JPH0825897A (ja) | 1994-05-12 | 1995-05-11 | 装飾シート等およびこれらを用いたラミネート製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825897A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002192660A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nissha Printing Co Ltd | 加飾シートおよびその製造方法、成形同時加飾品の製造方法 |
CN1318919C (zh) * | 1999-02-17 | 2007-05-30 | 株式会社伊奈 | 装饰成形品及其制造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125900A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-04 | 米田織物株式会社 | 彩漆蒔絵処理法 |
JPH0516594A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-26 | Hakuyama Sangyo Kk | 印写模様を有する装飾材及びその製造方法 |
JPH0535394U (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-14 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
JPH0699698A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 装飾性に優れたプラスチツクシート |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7138698A patent/JPH0825897A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6125900A (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-04 | 米田織物株式会社 | 彩漆蒔絵処理法 |
JPH0516594A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-26 | Hakuyama Sangyo Kk | 印写模様を有する装飾材及びその製造方法 |
JPH0535394U (ja) * | 1991-10-23 | 1993-05-14 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
JPH0699698A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-12 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 装飾性に優れたプラスチツクシート |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1318919C (zh) * | 1999-02-17 | 2007-05-30 | 株式会社伊奈 | 装饰成形品及其制造方法 |
JP2002192660A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nissha Printing Co Ltd | 加飾シートおよびその製造方法、成形同時加飾品の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |