JPH0616733Y2 - 合成樹脂製凹凸シート - Google Patents
合成樹脂製凹凸シートInfo
- Publication number
- JPH0616733Y2 JPH0616733Y2 JP8770488U JP8770488U JPH0616733Y2 JP H0616733 Y2 JPH0616733 Y2 JP H0616733Y2 JP 8770488 U JP8770488 U JP 8770488U JP 8770488 U JP8770488 U JP 8770488U JP H0616733 Y2 JPH0616733 Y2 JP H0616733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- pattern
- synthetic resin
- uneven
- convex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、指圧マット,ビーチマット,緩衝材等に用い
られる凹凸シートに関するものである。
られる凹凸シートに関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば指圧マットにあっては、合成樹脂材からな
る平坦状シートと表面に凹凸を有するシートとを融着し
て表面に凸部を多数設けた凹凸シートや、せいぜいそれ
等の合成樹脂材に着色を付したもので形成される程度で
あった。
る平坦状シートと表面に凹凸を有するシートとを融着し
て表面に凸部を多数設けた凹凸シートや、せいぜいそれ
等の合成樹脂材に着色を付したもので形成される程度で
あった。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記従来例によれば、昨今の競争社会により肩こ
り,神経痛等を訴える若者が増え、指圧マットの使用を
欲する者が増える傾向にあるが、そのマットが上記せる
如く地味な凹凸シートから形成されているものであるの
で、室内に設置した場合に見栄えのよいものではなく、
指圧マットにおいてもインテリア感覚で使用したいと望
んでいる若者の購買意欲を掻き立てるものとはならず、
商品価値の向上を図らしめることができなかったのが現
状であった。
り,神経痛等を訴える若者が増え、指圧マットの使用を
欲する者が増える傾向にあるが、そのマットが上記せる
如く地味な凹凸シートから形成されているものであるの
で、室内に設置した場合に見栄えのよいものではなく、
指圧マットにおいてもインテリア感覚で使用したいと望
んでいる若者の購買意欲を掻き立てるものとはならず、
商品価値の向上を図らしめることができなかったのが現
状であった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、模様を付
した合成樹脂製シートの模様面上に透明の凸部を形設し
た合成樹脂製凹凸シートを提供し、そのレンズ効果によ
り外観的美感の向上を図り、その凹凸シートを用いた商
品の購買意欲を掻き立てるものとし,結果として商品価
値の向上を図らしめることである。
されたものであり、その目的とするところは、模様を付
した合成樹脂製シートの模様面上に透明の凸部を形設し
た合成樹脂製凹凸シートを提供し、そのレンズ効果によ
り外観的美感の向上を図り、その凹凸シートを用いた商
品の購買意欲を掻き立てるものとし,結果として商品価
値の向上を図らしめることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、所望模様を付した平坦状合成樹脂シートの模様面上
に、表面に凹凸を形設した合成樹脂製透明シートを設け
たことである。
は、所望模様を付した平坦状合成樹脂シートの模様面上
に、表面に凹凸を形設した合成樹脂製透明シートを設け
たことである。
(作用) 上記せる技術的手段により、模様面上に設けられた透明
の凸部が、レンズ的な効果を生じさせその模様が拡大か
つ浮き上がって見える。
の凸部が、レンズ的な効果を生じさせその模様が拡大か
つ浮き上がって見える。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中(A)は凹凸シートで、該凹凸シート(A)は、平
坦状シート(1)及び凹凸状透明シート(2)から構成
されている。
坦状シート(1)及び凹凸状透明シート(2)から構成
されている。
平坦状シート(1)は、ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニ
リデン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステ
ル,ポリウレタン,ポリカーボネート,ポリビニルアル
コール,ポリメチルメタクリレート,ABS樹脂,ポリ
アミド等の合成樹脂材を所望厚さの平坦状に形成し、そ
の一面に所望な模様(1a)を付する。
リデン,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステ
ル,ポリウレタン,ポリカーボネート,ポリビニルアル
コール,ポリメチルメタクリレート,ABS樹脂,ポリ
アミド等の合成樹脂材を所望厚さの平坦状に形成し、そ
の一面に所望な模様(1a)を付する。
尚、平坦状シート(1)は、透明または不透明のどちら
であってもよいことはいうまでもない。
であってもよいことはいうまでもない。
模様(1a)は、図示例では花柄模様のシート(1a′)を前記
平坦状シート(1)の上面に付着するものとする。
平坦状シート(1)の上面に付着するものとする。
尚、模様(1a)は上記花柄模様のシート(1a′)以外であっ
てもよいものとし、所望な模様で直接平坦状シート(1a)
に描かれていてもよく、所望な位置にのみ付してもよい
ものである。
てもよいものとし、所望な模様で直接平坦状シート(1a)
に描かれていてもよく、所望な位置にのみ付してもよい
ものである。
また、平坦状シート(1a)の上面と共に下面に付すること
も任意である。
も任意である。
凹凸状透明シート(2)は、前記平坦状シート(1)と
同様ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,ポリウレタン,ポ
リカーボネート,ポリビニルアルコール,ポリメチルメ
タクリレート,ABS樹脂,ポリアミド等の合成樹脂材
を透明かつ表面に所望な凸部(2a)を形設するように凹凸
状に形成し、前記平坦状シート(1)の上面(模様面)
に融着等すると、凸部(2a)が所望な模様(1a)上で内部空
間(2a′)に空気を包含した空気室(3)を形成するもの
となる。
同様ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリエステル,ポリウレタン,ポ
リカーボネート,ポリビニルアルコール,ポリメチルメ
タクリレート,ABS樹脂,ポリアミド等の合成樹脂材
を透明かつ表面に所望な凸部(2a)を形設するように凹凸
状に形成し、前記平坦状シート(1)の上面(模様面)
に融着等すると、凸部(2a)が所望な模様(1a)上で内部空
間(2a′)に空気を包含した空気室(3)を形成するもの
となる。
凸部(2a)は、図示例によれば断面略台形状に形成されて
いるが、断面略矩形状等の所望な形状に形成してもよ
い。
いるが、断面略矩形状等の所望な形状に形成してもよ
い。
従って、本実施例にあっては、断面略台形状の凸部(2a)
が花柄の模様(1a)をそのレンズ的な効果で拡大し、浮き
上がらせ、見る角度によって異なった大きさに変化させ
ることとなるので一風変わった花柄となり、例えば本実
施例の凹凸シート(A)を用いて指圧マット(図示省
略)を形成すれば、女性用として商品価値の向上が図れ
る。
が花柄の模様(1a)をそのレンズ的な効果で拡大し、浮き
上がらせ、見る角度によって異なった大きさに変化させ
ることとなるので一風変わった花柄となり、例えば本実
施例の凹凸シート(A)を用いて指圧マット(図示省
略)を形成すれば、女性用として商品価値の向上が図れ
る。
また、その凹凸シート(A)は、ビーチマット、緩衝材
等の所望な商品を形成するのに用いることができること
はいうまでもない。
等の所望な商品を形成するのに用いることができること
はいうまでもない。
第3図乃至第11図は、空気室(3)を複層状に形設する
ように凹凸シート(A)(A)を重合せしめたものを示
し、衝撃吸収性の向上を図ったものである。
ように凹凸シート(A)(A)を重合せしめたものを示
し、衝撃吸収性の向上を図ったものである。
この場合、凹凸シート(A)を構成する平坦状シート
(1)は透明なシートとする。
(1)は透明なシートとする。
第3図は、各凹凸シート(A)(A)の突部(2a)(2a)を
同一軸心線上に位置するように重合せしめたものであ
り、第4図はその凸部(2a)(2a)をずらして位置させたも
のであり、この場合、下位の凹凸シート(A)に付され
ている模様(1a)が角度によって視界に入ることとなる。
同一軸心線上に位置するように重合せしめたものであ
り、第4図はその凸部(2a)(2a)をずらして位置させたも
のであり、この場合、下位の凹凸シート(A)に付され
ている模様(1a)が角度によって視界に入ることとなる。
また、第5図及び第6図は、前記第3図及び第4図に示
す凹凸シート(A)(A)の一方の凸部(2a)が小さく形
成されたものであり、前記第3図及び第4図と同様の効
果を奏する 第7図は、凹凸シート(A)(A)間に所望な中間シー
ト(4)を介在するものとし、衝撃吸収性の一層の向上
を図ったものである。
す凹凸シート(A)(A)の一方の凸部(2a)が小さく形
成されたものであり、前記第3図及び第4図と同様の効
果を奏する 第7図は、凹凸シート(A)(A)間に所望な中間シー
ト(4)を介在するものとし、衝撃吸収性の一層の向上
を図ったものである。
尚、この場合も、上方の凹凸シート(A)がレンズ効果
を発揮するものである。
を発揮するものである。
第8図乃至第10図は外面に凸部(2a)が露出しないもので
あり、第8図及び第9図は凸部(2a)(2a)を対向せしめて
設け、第10図は別途にシート(5)を設けたものであ
る。
あり、第8図及び第9図は凸部(2a)(2a)を対向せしめて
設け、第10図は別途にシート(5)を設けたものであ
る。
第11図は、二つの凹凸シート(A)(A)を背中合わせ
状に融着せしめ凸部(2a)…を上下面に夫々設けたもので
ある。
状に融着せしめ凸部(2a)…を上下面に夫々設けたもので
ある。
(考案の効果) 本考案は、上記せる如き構成を有するので下記の効果を
奏する。
奏する。
所望な模様上に設けた透明な凸部が、レンズ的な効果で
その模様を拡大かつ浮き上がらせることとなり、外観的
美感の向上を図らしめた凹凸シートとなるため、その凹
凸シートを用いた商品のデザイン性を向上し購買意欲を
掻き立て、結果として商品価値の向上を図ることができ
るものとなる。
その模様を拡大かつ浮き上がらせることとなり、外観的
美感の向上を図らしめた凹凸シートとなるため、その凹
凸シートを用いた商品のデザイン性を向上し購買意欲を
掻き立て、結果として商品価値の向上を図ることができ
るものとなる。
また、両シート間に模様面を設けたため、摩耗等による
模様面の剥げ等が無くなり商品寿命の向上も図れるもの
である。
模様面の剥げ等が無くなり商品寿命の向上も図れるもの
である。
第1図は本考案合成樹脂製凹凸シートの一実施例を示す
一部拡大断面図、第2図は平面図、第3図乃至第11図は
他の実施例を示す断面図である。 尚、図中 (A):凹凸シート、(1):平坦状シート (1a):模様、(2):凹凸状透明シート (2a):凸部
一部拡大断面図、第2図は平面図、第3図乃至第11図は
他の実施例を示す断面図である。 尚、図中 (A):凹凸シート、(1):平坦状シート (1a):模様、(2):凹凸状透明シート (2a):凸部
Claims (1)
- 【請求項1】所望模様を付した平坦状合成樹脂シートの
模様面上に、表面に凹凸を形設した合成樹脂製透明シー
トを設けたことを特徴とする合成樹脂製凹凸シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8770488U JPH0616733Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 合成樹脂製凹凸シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8770488U JPH0616733Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 合成樹脂製凹凸シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH028926U JPH028926U (ja) | 1990-01-19 |
JPH0616733Y2 true JPH0616733Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31312305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8770488U Expired - Lifetime JPH0616733Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 合成樹脂製凹凸シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616733Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP8770488U patent/JPH0616733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028926U (ja) | 1990-01-19 |
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