JP2000134605A - モニタ画像ワイヤレス伝送システム - Google Patents

モニタ画像ワイヤレス伝送システム

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JP2000134605A
JP2000134605A JP32282398A JP32282398A JP2000134605A JP 2000134605 A JP2000134605 A JP 2000134605A JP 32282398 A JP32282398 A JP 32282398A JP 32282398 A JP32282398 A JP 32282398A JP 2000134605 A JP2000134605 A JP 2000134605A
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Japan
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monitor
unit
wireless transmission
interval setting
transmission system
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Nobuaki Miyaji
伸明 宮地
Kuniharu Tatezuki
邦治 竪月
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】監視カメラとモニタユニットとをワイヤレス接
続して、監視精度を低下させることなく、消費電力化の
図れるモニタ画像ワイヤレス伝送システムを提供する。 【解決手段】監視カメラ11、ワイヤレス送信回路12
を内蔵した監視カメラユニット1と、モニタ表示部2
1、ワイヤレス受信回路22を内蔵したモニタユニット
2とを組み合わせて構成されたモニタ画像ワイヤレス伝
送システムであって、監視カメラユニット1は、監視カ
メラ11と、ワイヤレス送信回路12とを所定の時間間
隔で駆動するモニタ間隔設定スイッチSW2を設ける一
方、モニタユニット2には、ワイヤレス受信回路22で
間欠受信された画像をモニタ表示部21に逐次映し出す
構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視カメラを内蔵
した監視カメラユニットと、モニタ表示部を備えたモニ
タユニットとを微弱電波や小電力電波、あるいは赤外線
などでワイヤレス接続して構成されるモニタ画像ワイヤ
レス伝送システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラを利用した今日のセキュリテ
ィシステムにおいては、監視カメラとモニタユニットと
は、同軸ケーブルや平衡2線で接続した構成になってい
るが、施工性や使い勝手の面から、これらの監視カメラ
とモニタユニットとをワイヤレスで接続することが望ま
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなワイヤレス伝送システムは、電波法の規制対象とな
っており、現行法では、画像データの送信時間が3秒以
内、送信休止時間が2秒以上と定められており、連続的
に監視を行うことができないため、監視精度を低下させ
るなどの問題を生じている。
【0004】また、このようなワイヤレス伝送システム
では、監視カメラやモニタユニットも電池駆動が望まれ
るため、消費電力も十分に抑制することが望まれる。本
発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電波法
によって、監視カメラからの画像の送信時間を規制され
ても、ある程度の監視精度が保たれるとともに、消費電
力の抑制できるモニタ画像ワイヤレス伝送システムを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、以下の構成のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムを提案している。すなわち、請求項1に記載
のモニタ画像ワイヤレス伝送システムでは、監視カメ
ラ、ワイヤレス送信回路を内蔵した監視カメラユニット
と、モニタ表示部、ワイヤレス受信回路を内蔵したモニ
タユニットとを組み合わせて構成されたモニタ画像ワイ
ヤレス伝送システムであって、監視カメラユニットは、
少なくともワイヤレス送信回路を所定の時間間隔で駆動
して、ワイヤレス信号に変換された画像データを間欠送
信させるモニタ間隔設定スイッチを設ける一方、モニタ
ユニットには、上記ワイヤレス受信回路で受信された画
像データを、モニタ表示部に映し出す構成としている。
【0006】請求項2では、監視カメラ、ワイヤレス送
受信回路を内蔵した監視カメラユニットと、モニタ表示
部、ワイヤレス送受信回路を内蔵したモニタユニットと
を組み合わせて構成されたモニタ画像ワイヤレス伝送シ
ステムであって、モニタユニットには、モニタ間隔設定
データを設定するモニタ間隔設定スイッチを設けて、こ
のモニタ間隔設定スイッチによって設定されたモニタ間
隔設定データが設定、変更される毎に、ワイヤレス送受
信回路を駆動して、変更、設定されたモニタ間隔設定デ
ータを監視カメラユニットのワイヤレス送受信回路に送
信する構成としており、これによって、モニタユニット
には、監視カメラユニットから、モニタ間隔設定スイッ
チによって設定されたモニタ間隔で送信されて来る画像
データを、モニタ表示部に映し出す構成としている。
【0007】請求項3に記載のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムでは、請求項1、2のいずれかにおいて、モ
ニタユニットのモニタ表示部には、モニタ間隔設定スイ
ッチによって設定されたモニタ間隔が表示される構成と
している。請求項4に記載のモニタ画像ワイヤレス伝送
システムでは、請求項3において、モニタユニットのモ
ニタ表示部には、モニタ間隔設定スイッチによって設定
された設定データがインジケータや数値となって表示さ
れる構成にしている。
【0008】請求項5に記載のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムでは、請求項1〜4のいずれかにおいて、モ
ニタユニットは、報知手段を更に備えており、モニタユ
ニットでは、監視カメラユニットから、モニタ間隔設定
スイッチによって設定された時間間隔で画像データを受
信する毎に、画像データの差分を検出し、差分が所定基
準を越えたときには、報知手段を作動する構成にしてい
る。
【0009】更に、請求項6、7に記載のモニタ画像ワ
イヤレス伝送システムでは、報知手段がアラームや音声
を出力する音報知器、光報知器で構成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のモニタ画像ワイ
ヤレス伝送システムについて、図とともに説明する。ま
ず、第1の本発明(請求項1に対応)について説明す
る。図1は、このモニタ画像ワイヤレス伝送システムの
要部構成を示すブロック図である。
【0011】このシステムは、監視カメラユニット1
と、モニタユニット2とで構成され、監視カメラユニッ
ト1は、CPUで構成された信号処理部10、監視カメ
ラ11、アンテナANT1を有したワイヤレス送信回路
12、電源スイッチSW1、監視カメラ11で被監視物
の撮像を行う時間間隔を規定するモニタ間隔設定スイッ
チSW2とを備える。
【0012】また、一方のモニタユニット2は、CPU
で構成された信号処理部20、CRTやLCDなどで構
成されたモニタ表示部21、アンテナANT2を有する
ワイヤレス受信回路22、電源スイッチSW3とを備え
る。ここに、モニタ間隔設定スイッチSW2は、ワイヤ
レス信号の送信時間と休止時間とから構成されるモニタ
間隔が所定の範囲内で設定変更可能になっている。図で
は、ディップスイッチで構成した例を示しているが、押
しボタンスイッチやダイヤルスイッチなども採用でき、
これらに限定されるものではない。
【0013】次に、第1の本発明システムの基本動作に
ついて説明する。図2のステップ100〜107は監視
カメラユニット1の基本動作、図3のステップ200〜
202はモニタユニットの基本動作を示している。監視
カメラユニット1の信号処理部10では、電源スイッチ
SW1がONになると、予めメモリに記憶されているモ
ニタ間隔設定データと、モニタ間隔設定スイッチSW2
の操作によって設定されているモニタ間隔設定データと
を比較し、モニタ間隔設定データが変更されているかど
うかを判別する。
【0014】そして、このデータが変更されているとき
には、メモリにそのデータを書き換えて更新する(以
上、ステップ100〜102参照)。ところが一方、デ
ータが変更されていないときには、メモリに記憶されて
いるデータに従ってワイヤレス送信回路12を駆動し
て、監視カメラ11によって撮像された画像データを電
波信号に変換して送信する。
【0015】すなわち、ワイヤレス送信回路12は、タ
イマによって、モニタ間隔設定データのうち設定された
送信時間だけ駆動されて監視カメラ11から画像データ
を取り込んでワイヤレス信号に変換して送信する。この
送信は、タイマがタイムアップするまで行われ、タイマ
がタイムアップすれば、ワイヤレス送信回路12の駆動
は停止され、次にモニタ間隔設定データのうち設定され
た休止時間だけ休止してから、同様な手順で、ワイヤレ
ス送信回路12を間欠駆動して、監視カメラ11で撮像
した画像データを電波信号に変換して送出する(以上ス
テップ100→103〜107参照)。
【0016】これに対して、モニタユニット2のワイヤ
レス受信回路22では、監視カメラユニット1から送信
されて来る電波信号を受信して、画像データを取出し、
画像データを取り出す毎にモニタ表示部21に映し出す
(以上、ステップ200〜202参照)。本発明では、
このような方法で、監視カメラユニット1からモニタユ
ニット2へは、モニタ間隔設定データによって設定され
た送信時間と休止時間で電波信号が間欠的に送信されて
来るので、監視カメラユニット1は電波法の規制の範囲
内で小電力局として使用することができ、またワイヤレ
ス送信回路12も常時駆動でないため、電池駆動も可能
となり省電力化が図れる。
【0017】なお、以上の動作では、モニタ間隔設定デ
ータによって、ワイヤレス送信回路12のみを間欠駆動
する例を示したが、監視カメラ11も間欠駆動にしても
よいことはいうまでもない。また、以上のような本発明
システムでは、いずれもカメラユニット1とモニタユニ
ット2とは、ワイヤレス接続されているので、ワイヤレ
ス信号を送信する側にワイヤレス発信確認ランプを設
け、ワイヤレス信号を受信する側にワイヤレス受信確認
ランプを設けておけば、双方の動作や電波状態などが容
易に確認できる。
【0018】また、カメラユニット1から一定時間継続
して画像データが送信されて来ない場合には、モニタユ
ニット2のワイヤレス受信回路22の動作を停止し、ア
ラームを出力させるようにしてもよい。こうすれば、監
視カメラユニット1から、モニタ間隔データや画像が受
信されないにもかかわらず、ワイヤレス受信回路22が
作動し続け、電力を無駄に消費するという事態を防止で
きる。
【0019】図4は、第2の本発明の実施例を示すブロ
ック図を示している。システムは、監視カメラユニット
1Aと、モニタユニット2Aとを組み合わせて構成さ
れ、監視カメラユニット1Aは、CPUで構成された信
号処理部10、監視カメラ11、アンテナANT1を有
したワイヤレス送受信回路12A、電源スイッチSW1
とを備えおり、モニタユニット2は、CPUで構成され
た信号処理部20、CRTやLCDなどで構成されたモ
ニタ表示部21、アンテナANT2を有するワイヤレス
送受信回路22、電源スイッチSW3と、被監視物の撮
像を行う時間間隔を規定するモニタ間隔を設定するため
のモニタ間隔設定スイッチSW2とを備えた構成となっ
ている。
【0020】このシステムにおいて、第1の本発明シス
テムと異なる点は、モニタ間隔設定スイッチSW2は、
モニタユニット2A側に設けられており、監視カメラユ
ニット1Aとモニタユニット2Aには、いずれもワイヤ
レス送受信回路12A、22Aを設けた構成になってい
る。ここに、モニタ間隔設定スイッチSW2は、画像デ
ータの伝送のため、監視カメラユニット1Aから送信さ
れるワイヤレス信号の送信時間と休止時間とを構成する
点は、第1の本発明システムと同じである。
【0021】ついで、この第2の本発明システムの基本
動作を説明する。図5のステップ300〜305は、モ
ニタユニットの基本動作を示しており、図6のステップ
400〜411には、監視カメラユニットの基本動作を
示している。これらを参照して、基本動作について説明
すると、このシステムでは、モニタユニット2A側でモ
ニタ間隔設定スイッチSW2を操作して、モニタ間隔設
定データを設定あるいは変更すると、モニタユニット2
Aの信号処理部20は、ワイヤレス送受信回路22Aを
駆動して、設定あるいは変更されたモニタ間隔設定デー
タを、電波信号に変換して、監視カメラユニット1Aに
向けて送信する(以上、ステップ300〜302参
照)。
【0022】これに対して、監視カメラユニット1A
は、電源投入後は、モニタユニット2A側から既にモニ
タ間隔設定データを受信しているときには、そのモニタ
間隔設定データによって規定された時間間隔で、また未
だモニタ間隔設定データを受信していないときには、予
めメモリに記憶されているデフォルト値によって規定さ
れた間隔でワイヤレス送受信回路12Aが間欠駆動され
ているので、モニタユニット2のワイヤレス送受信回路
22Aから送信されて来るモニタ間隔設定データを受信
して、これをメモリに記憶させ、あるいは更新する(以
上、ステップ400〜403、400〜402→40
4、405参照)。
【0023】このようにして、モニタユニット2からモ
ニタ間隔設定データが送信されて来た後は、監視カメラ
ユニット1Aの信号処理部10では、モニタ間隔設定デ
ータの更新の有無を判断しながら、第1の本発明システ
ムと同様にして、メモリに記憶されているモニタ間隔設
定データによって規定された時間間隔に従って、ワイヤ
レス送受信回路12Aを駆動して、監視カメラ11によ
って撮像された画像データを電波信号に逐次変換して、
モニタユニット2A側に送信する(以上、ステップ40
0→406〜411参照)。
【0024】これに対して、モニタユニット2A側で
は、ワイヤレス送受信回路22Aが、監視カメラユニッ
ト1からワイヤレス信号に変換されて送信されて来る画
像データを受信する毎に、画像データを取り出してモニ
タ表示部21に映し出し、またモニタ間隔設定スイッチ
SW2によって、モニタ間隔設定データが変更される毎
に、ワイヤレス送受信回路22Aを駆動して、変更され
たモニタ間隔設定データを監視カメラユニット1Aに向
けて送信している(以上、ステップ300〜305参
照)。
【0025】したがって、この第2の本発明システムに
よれば、監視カメラユニット1Aの監視カメラ11によ
って撮像された画像をモニタユニット2Aの表示部22
を見ながら、モニタ間隔が設定できるので、すこぶる利
便である。次に、本発明システムにおける他の特徴につ
いて説明する。図7(a),(b)は、いずれもモニタ
ユニットの表示画面の使用例を示している。
【0026】本発明のシステムでは、システムが稼動中
にあるときには、モニタユニット2、2Aの表示部2
1、21には、監視カメラユニット1、1Aから間欠的
に送信されて来る画像データが逐次表示される。したが
って、モニタユニット2、2Aの表示部21、21に被
監視物の画像データを映し出したときに、モニタ間隔設
定スイッチSW2によって設定操作したモニタ間隔を適
宜表示すれば、設定変更されるべきモニタ間隔が視覚に
よって把握できるので、使用目的に応じて、最適なモニ
タ間隔が容易に設定できる(請求項3に対応)。
【0027】また、表示部21の表示画面21aには、
モニタ間隔設定スイッチSW2を操作して、モニタ間隔
設定データを変更あるいは設定した際に、図7(a)に
示したようなインジケータや、図7(b)に示したよう
な数値を表示させてもよい。すなわち、図7(a)で
は、モニタ間隔設定データは、画像データの送信時間
と、休止時間の2つの要素で規定されており、設定スイ
ッチSW2を左右に押操作することにって、そのバー表
示部を増減させて任意の値に設定できるようにしてお
り、図7(b)では、設定スイッチSW2を左右に押操
作することにって、画像データの送信時間と、休止時間
のデジタル表示を増減させて任意の値に設定できるよう
にしている。なお、これらの図では、送信時間と休止時
間の選択は、タイマなどによって自動的に切換えられる
ものを想定しているが、選択スイッチを個別に設けても
よい。
【0028】このような構成のものでは、モニタユニッ
ト2,2A側でモニタ画像を見ながら、モニタ間隔が変
更、設定できるので、モニタ間隔の設定具合が操作者に
とっても分かりやすいものに出来る(請求項4に対
応)。以上の例では、モニタユニット2側では、監視カ
メラユニット1側からワイヤレス信号に変換して間欠的
に送信されて来る画像データを映し出すシステム構成を
説明したが、送信されて来る画像データを更にモニタユ
ニット2側で処理して、監視者に報知するようにすれ
ば、更に商品価値の高いセキュリティ監視システムを実
現できる。
【0029】図8は、このような目的で提案されるもの
で、モニタユニット2B側に報知手段23を備えたもの
で、報知手段としては、アラームや音声メッセージを出
力させる音報知手段と、光を出力させる光報知手段を同
時に組み込んだシステムを示している。この実施例では
音報知手段としてスピーカSPを用い、光報知手段とし
てLEDを用いているが、使用目的に応じた報知手段が
採用でき、このようなものに限定されない。なお、その
他の部分には、図1や図4と同じ符号を付して説明を省
略する。
【0030】これらのシステムでは、監視カメラユニッ
ト1からモニタユニット2Bに画像データが間欠送信さ
れて来る毎に、その差分が検出され、その差分が所定基
準を越えたときに、報知手段23を作動させる構成にな
っている。このようなシステムでは、監視カメラユニッ
ト1で撮像された画像に特定の変化がある場合に、モニ
タユニット2Bに設けた報知手段23を作動するので、
監視者はモニタユニット2Bの表示部21に映し出され
る映像を常時注視しておく必要がない。
【0031】また、報知手段として、アラームや音声で
メッセージするものでは、被監視物の動きを耳で確認す
ることができ、また光で報知するものでは、フラッシュ
ランプなどを発光させるようにすれば、昼間であって
も、耳の不自由な者や、騒音の大きい現場でも、使用で
きる。また、監視カメラユニット1で撮像された画像デ
ータは、モニタユニット2Bにおいて処理されているの
で、監視カメラユニット1の構成を簡略にでき、電池駆
動型のものが採用できる。
【0032】したがって、このような監視システムによ
れば、住戸の玄関先、倉庫内、店舗などの来訪者や侵入
者を監視出来る他、老人や赤ちゃんなどの動きも監視で
き、好適である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項1、2に記載のモニタ画像ワイヤレス伝送システム
では、モニタ間隔設定スイッチの操作によって設定され
たモニタ間隔データで規定された時間間隔で、監視カメ
ラが被監視物を撮像し、撮像された被監視物の画像をモ
ニタに送信し、モニタユニットがその画像を受信し、モ
ニタ表示に表示する動作を繰り返し行うので、監視カメ
ラによる監視精度をある程度は保持しながら、システム
の消費電力を大幅に軽減できる。
【0034】また、この動作を行う時間間隔を、モニタ
間隔設定スイッチの操作によって設定するので、監視を
行う用途に合わせて、自在に設定することができる。特
に、請求項2に記載のモニタ画像ワイヤレス伝送システ
ムでは、モニタ間隔設定スイッチをモニタユニット側に
設けているので、モニタ表示部に表示された被監視物の
動きの変化を参照しながら、撮像を行う時間間隔を設定
することができ、便利である。
【0035】請求項3に記載のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムでは、モニタユニットのモニタ表示部には、
モニタ間隔設定スイッチによって設定されたモニタ間隔
が表示されるので、現在どのくらいの時間間隔で被監視
物のモニタを行っているのかを一目で確認することがで
きる。請求項4に記載のモニタ画像ワイヤレス伝送シス
テムでは、モニタ間隔設定スイッチは、モニタユニット
のモニタ表示部に表示されたインジケータや数値を可変
させる構成としているので、被監視物を撮像する時間間
隔を視認しながら設定することができるので、便利であ
る。
【0036】請求項5に記載のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムでは、モニタユニットでは、監視カメラユニ
ットから、モニタ間隔設定スイッチによって設定された
時間間隔で画像データを受信する毎に、画像データの差
分を検出し、差分が所定基準を越えたときには、報知手
段を作動するので、常時モニタユニットを注視していな
くても、被監視物の動きの変化を容易に察知することが
できるので、セキュリティー対策上、特に有益にでき
る。
【0037】請求項6に記載のモニタ画像ワイヤレス伝
送システムでは、報知手段がアラームや音声を出力する
音報知器であるので、被監視物の動きの変化を耳で察知
でき、常時モニタユニットを監視しておく必要がなく便
利である。また、音によって報知するので、視力障害者
などにとっても好適である。請求項7に記載のモニタ画
像ワイヤレス伝送システムでは、報知手段が光報知器で
あるので、被監視物の動きの変化を目で察知でき、常時
モニタユニットを監視しておく必要がなく便利である。
また、光によって報知するので、騒音が大きい場所や、
聴覚に不自由な人にとっても好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明システムの要部構成の一例を示す
ブロック図である。
【図2】第1の本発明システムにおける監視カメラユニ
ットの基本動作を示すフローチャートである。
【図3】第1の本発明システムにおけるモニタユニット
の基本動作を示すフローチャートである。
【図4】第2の本発明システムの要部構成の一例を示す
ブロック図である。
【図5】第2の本発明システムにおけるモニタユニット
の基本動作を示すフローチャートである。
【図6】第2の本発明システムにおける監視カメラユニ
ットの基本動作を示すフローチャートである。
【図7】(a),(b)は、モニタ表示部に表示される
インジケータとデジタル設定値の例を示す説明図であ
る。
【図8】本発明システムのモニタユニットに報知手段を
組み込んだ一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A・・・監視カメラユニット 2,2A,2B・・・モニタユニット 10,20・・・信号処理部 11・・・監視カメラ 12・・・ワイヤレス送信回路 12A・・・ワイヤレス送受信回路 21・・・モニタ表示部 21a・・・モニタ表示画面 22・・・ワイヤレス受信回路 22A・・・ワイヤレス送受信回路 23・・・報知手段 SW2・・・モニタ間隔設定スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視カメラ、ワイヤレス送信回路を内蔵し
    た監視カメラユニットと、モニタ表示部、ワイヤレス受
    信回路を内蔵したモニタユニットとを組み合わせて構成
    されたモニタ画像ワイヤレス伝送システムであって、 上記監視カメラユニットは、少なくともワイヤレス送信
    回路を所定の時間間隔で駆動して、ワイヤレス信号に変
    換された画像データを間欠送信させるモニタ間隔設定ス
    イッチを設ける一方、 上記モニタユニットには、上記ワイヤレス受信回路で間
    欠受信された画像データを、逐次モニタ表示部に映し出
    す構成としているモニタ画像ワイヤレス伝送システム。
  2. 【請求項2】監視カメラ、ワイヤレス送受信回路を内蔵
    した監視カメラユニットと、モニタ表示部、ワイヤレス
    送受信回路を内蔵したモニタユニットとを組み合わせて
    構成されたモニタ画像ワイヤレス伝送システムであっ
    て、 上記モニタユニットには、モニタ間隔設定スイッチを設
    けて、このモニタ間隔設定スイッチによって設定された
    モニタ間隔設定データが設定、変更される毎に、ワイヤ
    レス送受信回路を駆動して、監視カメラユニットのワイ
    ヤレス送受信回路に、その変更、設定されたモニタ間隔
    設定データを送信する構成とし、 これによって、上記モニタユニットは、上記監視カメラ
    ユニットから、モニタ間隔設定スイッチによって設定さ
    れたモニタ間隔で送信されて来る画像データを、モニタ
    表示部に逐次映し出す構成としているモニタ画像ワイヤ
    レス伝送システム。
  3. 【請求項3】請求項1、2のいずれかにおいて、 モニタユニットのモニタ表示部には、上記モニタ間隔設
    定スイッチによって設定されたモニタ間隔設定データが
    表示される構成としているモニタ画像ワイヤレス伝送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上記モニタユニットのモニタ表示部には、上記モニタ間
    隔設定スイッチによって設定された設定データがインジ
    ケータや数値となって表示させる構成としているモニタ
    画像ワイヤレス伝送システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 上記モニタユニットは、報知手段を更に備えており、 上記モニタユニットでは、上記監視カメラユニットか
    ら、モニタ間隔設定スイッチによって設定された時間間
    隔で画像データを受信する毎に、画像データの差分を検
    出し、差分が所定基準を越えたときには、上記報知手段
    を作動することを特徴とするモニタ画像ワイヤレス伝送
    システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、 上記報知手段がアラームや音声を出力する音報知手段で
    あることを特徴とするモニタ画像ワイヤレス伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項5において、 上記報知手段が光報知手段であることを特徴とするモニ
    タ画像ワイヤレス伝送システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1185104A1 (en) * 2000-08-23 2002-03-06 Motorola, Inc. Mobile terminal battery power conservation
JP2002335501A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Mitsubishi Electric Corp 携帯型表示装置
KR100957807B1 (ko) 2007-12-24 2010-05-13 (주)윈티앤에스 래들 탕면 모니터링 장치

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