JP2000133993A - 電子部品の位置決め装置 - Google Patents

電子部品の位置決め装置

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JP2000133993A
JP2000133993A JP10307137A JP30713798A JP2000133993A JP 2000133993 A JP2000133993 A JP 2000133993A JP 10307137 A JP10307137 A JP 10307137A JP 30713798 A JP30713798 A JP 30713798A JP 2000133993 A JP2000133993 A JP 2000133993A
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positioning device
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Akira Yoshizawa
明 吉沢
Mitsuo Ikushima
光男 生島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着ノズルで吸着された電子部品の吸着ノズ
ルに対する位置補正を行なう低コストで簡単な構成の電
子部品の位置決め機構を提供する。 【解決手段】 チップ部品9を、X軸方向の両側、及び
前記Y軸方向の両側からそれぞれ挾み込むように互いに
対向して配置された一対のXテーパプレート12aと一
対のYテーパプレート13aとを有している。Xテーパ
プレート12aとYテーパプレート13aの各対の対向
する側の各辺は、その間隔が上端に向かって徐々に大き
くなるようにゆるやかに傾斜させたテーパ部12b,1
3bに形成されている。吸着ノズル4aで吸着したチッ
プ部品9を、前記各対の間に垂直に降ろして行く際に、
このテーパ部12b,13bにチップ部品9が当たって
摺動しながら位置補正がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、チップ状
の電子部品をプリント基板の所定個所に実装する際に、
電子部品の位置決めを行うための電子部品の位置決め装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、チップ状の電子部品をプリン
ト基板等の所定個所に実装する際に、電子部品の位置を
補正する等して位置決めを行う方法についてはいくつか
の方式が用いられている。そのうちの一つとして、例え
ば、レバーを用いて機械的に位置決めをする方式があ
る。この装置は、図13に示すように、先端部に吸着ノ
ズル4a、後端部に吸気管21を有する吸着機構4の両
側面に軸支されたレバー23の先端部23aが矢印D方
向に回動自在に設けられ、このレバー23の後端部23
bに接触するカム24が、吸着機構4本体に対して矢印
E方向(上下方向)に摺動自在に設けられており、この
カム24はアーム25でシリンダー装置26に連結され
た構成である。この構成において、バキューム方式によ
り吸気管21を介して、吸着ノズル20の先端で電子部
品(以後、チップ部品と言う)9を吸着し、さらに、図
示しないプリント基板への実装時に、シリンダー装置2
6によってアーム25を下方向に動かすことにより、レ
バー23の先端部23aでチップ部品9を挾んで位置決
めを行う。
【0003】別の方法として、画像処理により位置決め
をする方式もある。これは図14に示すように、画像処
理用モニター30aを有するコンピュータ30に、制御
装置31とCCDカメラ32を接続した画像処理装置
と、先端に吸着ノズル4aを有し、図示しない駆動モー
タによるスライド機構33で水平方向、及び垂直方向に
任意に移動可能とされた吸着機構4とを用いた構成であ
って、吸着ノズル4aに吸着したチップ部品9を照明部
材34によって照明しながら、CCDカメラ32でチッ
プ部品9の画像をコンピュータ30に取り込むと共に、
画像処理用モニター30aにて目視による位置補正を行
って、その情報を制御装置31に入力し、制御装置31
において画像処理から位置誤差を解析して、チップ部品
9位置の実際の補正量を算出し、その値に応じてスライ
ド機構33を駆動させてチップ部品9の位置決めを行う
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記電子部品の位置決め装置のうち、レバーを用いる方
式においては、駆動用のシリンダー装置26を必要とす
る等、構造が複雑になる上に、チップ部品9が小さくな
ると位置決めが困難になるという問題点があった。この
ために、位置決め部分の機構を小型化するのも容易では
なかった。また、画像処理による方式においては、CC
Dカメラ32、照明部材34、画像処理用のコンピュー
タ30や制御装置31、コンピュータ30用の画像処理
ソフト等が必要となり、必然的に高価なものになるとい
う問題点があった。本発明は前記事情に鑑み案出された
ものであって、本発明の目的は、電子部品(チップ部
品)のプリント基板への実装時に、小さな電子部品も含
めて、その位置決めを容易に行うことができる、低コス
トで簡単な構成の電子部品の位置決め装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、チップ状の電子部品を水平方向及び鉛直方向
に移動自在な吸着ノズルで吸着した状態で、吸着ノズル
に対する電子部品の位置補正を行うための電子部品の位
置決め装置であって、前記電子部品を水平方向でその両
側から挾み込むように互いに対向して配設された2つの
第1位置決め部材と、前記電子部品を前記両側の方向に
直交する方向の両側からそれぞれ挾み込むように互いに
対向して配設された2つの第2位置決め部材と、前記第
1位置決め部材の対向する箇所および第2位置決め部材
の対向する箇所にそれぞれ形成され、前記吸着ノズルで
吸着した電子部品を前記第1、第2位置決め部材の間に
降ろして行く際に、電子部品が当たって摺動しながら位
置補正がなされるように、間隔が上端に向かって徐々に
大きくなるように傾斜させたテーパ部とを備えることを
特徴とする。
【0006】本発明によれば、吸着ノズルで吸着した電
子部品を、第1、第2位置決め部材の間に垂直に降ろし
て行くと、吸着ノズルに対してズレて吸着された電子部
品が対向する両テーパ部のうち、片方のテーパ部に当た
り、さらに降ろして行くと、電子部品はテーパ部に摺動
することにより、中心方向へずらす力が作用して位置補
正がなされる。最終的に電子部品の周囲の4辺が第1、
第2位置決め部材の各テーパ部に同時に当たることによ
り位置決めがなされる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
チップマウンターの全体斜視図、図2はチップ部品を供
給するテープの説明図、図3は吸着機構の側断面図、図
4は電子部品を吸着した吸着ノズルの斜視図、図5は電
子部品の位置決め装置の正面図、図6は電子部品の位置
決め装置の側面図、図7は2対の位置決め部材を簡略化
した斜視図、図8はバックアップ機構を簡略化した側断
面図、図9は位置決め部材の配置構成を簡略化した斜視
図を示す。図1に示すように、小型のチップマウンター
1に本発明の電子部品の位置決め装置2(以後、チップ
位置決め装置2と言う)が装備され、マウンター台3上
に、先端にチップ部品(図示しない)を吸着する吸着ノ
ズル4aを有する吸着機構4と、この吸着機構4をX方
向に移動させるXスライド軸5a、Y方向及びZ方向
(垂直方向)に移動させるYスライド軸5bから成るス
ライド機構5と、プリント基板を載置する基板テーブル
6と、テープ8によってチップ部品を吸着ノズル4a下
へ供給するための部品供給装置7と、吸着ノズル4aに
吸着したチップ部品の位置決めを行うためのチップ位置
決め装置2とが所定位置に配設されている。尚、チップ
マウンター1としては、この実施例に限らず、ソニーデ
スクトップロボットCASTと組み合わせて、チップ部
品専用のマウンターとすることもできる。
【0008】前記部品供給装置7のテープ8は、図2に
示すように、粘着性のある角穴8aが等間隔で一列に設
けられており、この角穴8a内にチップ部品9を付着さ
せた状態で、チップ部品9を吸着ノズル4a下へ供給す
る。対象となるチップ部品は、例えば、コンデンサーや
抵抗部品などである。前記吸着ノズル4aは、図3に示
すように、ノズル支持部材4b側と吸着ノズル4aのス
トッパ部4cとの間にコイルスプリング5を介在させる
ことにより、上下方向に弾性的にスライド可能に配設さ
れ、これにより、吸着ノズル4aに吸着したチップ部品
9をマウントした際に、必要以上に押し付けても、上に
逃げることが可能である。また、図4に示すように、吸
着ノズル4aの内径rは0.3mm〜1mm程度で、吸着力
も小さく、チップ部品9の大きさもX方向長さxが0.
5mm〜1.6、Y方向長さyが1mm〜3.2mm程度の小さ
いものなので、チップ部品9は、吸着ノズル4aで吸着
した状態で横方向から小さい力で簡単にスライドさせる
ことができる。
【0009】本発明の前記チップ位置決め装置2は、図
5乃至図10に示すように、位置決め台10、内側部材
12、外側部材13などを備えている。前記位置決め台
10は、マウンター台3上にビス11でネジ止めされて
いる。前記内側部材12は筒状に形成され、その下端
が、位置決め台10の下面側に設けたビス穴10aから
ビス17でネジ止め固定され、位置決め台10上に垂直
に立設されている。前記内側部材12の上部に、チップ
部品9のX方向の位置決めを行うための第1位置決め部
材である一対のXテーパプレート12aが互いに対向す
るように形成されている。前記一対のXテーパプレート
12aは内側部材12の中心軸を挟んだ箇所に設けら
れ、各Xテーパプレート12aは、内側部材12の直径
上で対向する上部箇所から、前記直径方向に延在する幅
と、直径方向と直交する方向に厚さをもって上方に延在
形成されている。前記Xテーパプレート12aの先端部
の対向する側の各辺には、その各辺の間隔dが上方に向
かって徐々に大きくなるようにゆるやかに傾斜させたテ
ーパ部12bが形成されている。
【0010】図6、及び簡略化した図9に示すように、
前記外側部材13は筒状で、前記内側部材12の外周に
回転不能にかつ上下に移動可能に嵌合されている。前記
外側部材13の上部に、チップ部品9のY方向の位置決
めを行うための第2位置決め部材である一対のYテーパ
プレート13aが互いに対向するように形成されてい
る。前記一対のYテーパプレート13aは外側部材13
の中心軸を挟んだ箇所に設けられ、各Yテーパプレート
13aは、外側部材12の直径上で対向する上部箇所か
ら、前記直径方向に延在する幅と、直径方向と直交する
方向に厚さをもって上方に延在形成され、Xテーパプレ
ート12aとYテーパプレート13aは互いに直交する
ように設けられている。前記Yテーパプレート13aの
先端部の対向する側の各辺には、その各辺の間隔dが上
方に向かって徐々に大きくなるようにゆるやかに傾斜さ
せたテーパ部13bが形成されている。
【0011】なお、前記外側部材13は、第1部材13
02と第2部材1304の2つの部材から構成され、第
1部材1302が内側部材12の外周に上下に移動可能
に嵌合され、図5に示すように、第1部材1302に打
ち込んだピン1312が内側部材12の溝に上下に移動
可能に挿入されている。また、前記第2部材1304
は、図6に示すように、ネジ18により第1部材130
2に固定され、本実施の形態では、前記各Yテーパプレ
ート13aは第2部材1304に形成されている。ま
た、前記外側部材13は、その下端が、内側部材12を
内包するコイルスプリング16を介してストッパー部1
2eで掛止されているため、上方向に微小な弾性力で付
勢され、図5、図6において符号1320は外側部材1
3の上限位置を規制するストッパを示す。
【0012】また、図8に示すように、前記2つのXテ
ーパプレート12aと2つのYテーパプレート13aの
中心位置に、吸着ノズル4aで吸着した電子部品9を下
面側から鉛直方向上方に軽く加圧して押さえるバックア
ップ部材14が配設されている。前記バックアップ部材
14は、内側部材12の内部空間に上下に移動可能に挿
入された胴部14bと、胴部14bから突出する細い棒
状のピン部14aを有している。前記ピン部14aは、
対向するテーパ部12b、13bによって狭められた開
口部12c内に位置し、その上端が吸着ノズル4aに吸
着されたチップ部品9を下面側から軽く垂直方向に加圧
できるように構成されている。前記内側部材12の内部
空間に、下端がストッパー部12dで掛止され、バック
アップ部材14を弱い力で弾性的に上方向に付勢するコ
イルスプリング15が設けられ、これによりピン部14
aの上端により、吸着ノズル4aに吸着されたチップ部
品9を下面側から軽く垂直方向上方に加圧できるように
構成されている。
【0013】次に、動作について説明する。チップ部品
9は、テープ8の角穴8aに付着されて連続的に供給さ
れるが、図10に示すように、角穴8aとチップ部品9
との間には隙間があって、チップ部品9は角穴8aに沿
って正確に位置決めされておらず、いくらか傾いたり、
ズレたりした状態で供給される。このチップ部品9を吸
着ノズル4aに吸着すると、ズレた状態のまま吸着され
る。そこで、図7に示すように、吸着されたチップ部品
9を、Xスライド軸5aとYスライド軸5bを操作し
て、Xテーパプレート12aのテーパ部12bとYテー
パプレート13aのテーパ部13bで形作られた凹部の
中心部に垂直に挿入して行く。これにより、図11に示
すように、チップ部品9の位置ズレした部分が先に何れ
かのテーパ部12b(13b)に当たり、さらに下方向
へ押し込んで行くと、チップ部品9を中心にずらす力が
矢印C方向に作用して、この力によりチップ部品9は移
動し、最終的にその4辺が各々、対応するテーパ部12
b,13bに同時に当たる位置で停止して、位置決めが
行われる。チップ部品9をこの位置よりさらに押し込ん
でも吸着ノズル4aは、図3に示したように、上方向に
スライドして逃げることができるので、チップ部品9に
対して過剰な力が加わることはない。
【0014】この位置決め動作において、チップ部品9
の全体的な大きさにバラツキがある場合は、別に問題な
く、前記動作により位置決めが可能であるが、チップ部
品9のX方向、あるいはY方向のみに偏って大きさにバ
ラツキがある場合に、外側部材13が、この実施例のよ
うに、上下方向に摺動可能でないとすると、位置決めが
不可能となる。例えば、チップ部品9のY方向のみの大
きさが規定よりやや大きい場合、チップ部品9を2対の
テーパ部12b,13b間に上から挿入して行くと、先
ず、チップ部品9のY方向の両側辺が両テーパ部13b
に当たって位置決めされ、それ以上、下へ押し込むこと
ができないので、チップ部品9のX方向の両側辺、若し
くは片側辺がテーパ部12bに当たらず、チップ部品9
のX方向が位置決めされないことになる。
【0015】しかし、外側部材13は上下方向にスライ
ド可能なので、チップ部品9のY方向が既に位置決めさ
れていても、そのままの状態で、チップ部品9をさらに
押し下げて、チップ部品9のX方向の両側辺がテーパ部
12bに当たるまで、外側部材13を下方向にスライド
させることにより、残されたX方向の位置決めを行うこ
とができる。逆に、チップ部品9のX方向の大きさが規
定よりやや大きい時は、X方向の両側辺がテーパ部12
bに先に当たってしまって、チップ部品9をそれ以上、
下に押し込むことができず、Y方向の両側辺、若しくは
片側辺がテーパ部13bに当たらないので、チップ部品
9のY方向の位置決めができないことになる。
【0016】そこで、図12に示すように、上下方向に
摺動可能なYテーパプレート13aの方は、Xテーパプ
レート12aの位置より所定長さhだけ上方向にズレた
位置が初期位置となるように設定しておくようにする。
これにより、チップ部品9のX方向の大きさが規定より
やや大きい場合でも、X方向の両側辺がテーパ部12b
に当たる前に、Y方向の両側辺がYテーパプレート13
aのテーパ部13bに当たって、必ずY方向の位置決め
が行われるので、さらにチップ部品9を押し込んで、X
方向の両側辺がテーパ部12bに当たるまで、外側部材
13を下方向にスライドさせるようにすれば、最終的
に、チップ部品9のX方向とY方向の位置決めができる
ことになる。
【0017】また、チップ部品9のX方向とY方向の位
置決めを、比較的ゆっくりした動作で行うなら問題のな
いことであるが、図8にも示したように、この位置決め
は、バックアップ部材14のピン部14aが、コイルス
プリング15の弱い弾性力でチップ部品9を裏側から軽
く上方向に加圧した状態で行われるので、位置決めを高
速で行っても、チップ部品9が吸着ノズル4aに吸着さ
れている力が微小であるために、チップ部品9がテーパ
部12b,13bに当たる衝撃で、吸着ノズル4aから
脱落してしまうのを防止することができる。したがっ
て、チップ部品9のX方向とY方向の位置決めを高速で
行なう場合により有利となる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、チップ状
の電子部品を水平方向及び鉛直方向に移動自在な吸着ノ
ズルで吸着した状態で、吸着ノズルに対する電子部品の
位置補正を行うための電子部品の位置決め装置であっ
て、前記電子部品を水平方向でその両側から挾み込むよ
うに互いに対向して配設された2つの第1位置決め部材
と、前記電子部品を前記両側の方向に直交する方向の両
側からそれぞれ挾み込むように互いに対向して配設され
た2つの第2位置決め部材と、前記第1位置決め部材の
対向する箇所および第2位置決め部材の対向する箇所に
それぞれ形成され、前記吸着ノズルで吸着した電子部品
を前記第1、第2位置決め部材の間に降ろして行く際
に、電子部品が当たって摺動しながら位置補正がなされ
るように、間隔が上端に向かって徐々に大きくなるよう
に傾斜させたテーパ部とを備える構成とした。そのため
簡単な構成、且つ低コストにて、電子部品の位置決めを
容易に行うことができ、また、駆動源を必要とせず、小
型で軽量な装置を実現することができるため、どのチッ
プマウンターにも小さなスペースがあれば設置すること
ができ、さらに、設置する装置との電気的信号のやり取
りが不要なため、小型の既存装置にも適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチップマウンターの
全体斜視図である。
【図2】チップ部品を供給するテープを示す説明図であ
る。
【図3】吸着機構を示す側断面図である。
【図4】電子部品を吸着した吸着ノズルを示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態を示す電子部品の位置決め
装置の正面図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す電子部品の位置決め
装置の側面図である。
【図7】2対の位置決め部材を簡略化して示した斜視図
である。
【図8】バックアップ機構を簡略化して示した側断面図
である。
【図9】片方の対が移動自在な位置決め部材の配置構成
を簡略化して示した斜視図である。
【図10】テープの角穴に電子部品を填め込んだ状態を
示す説明図である。
【図11】電子部品を位置決め部材のテーパ部に当てて
位置決めを行う動作を示す説明図である。
【図12】上下移動自在な片方の対の位置決め部材の初
期位置を示す説明図である。
【図13】従来のレバーを用いた電子部品の位置決め装
置を示す概略図である。
【図14】従来の画像処理による電子部品の位置決め方
式を示す概略図である。
【符号の説明】
1……チップマウンター、2……チップ(電子)部品の
位置決め装置、4……吸着機構、4a……吸着ノズル、
9……チップ部品(電子部品)、12……内側部材、1
2a……Xテーパプレート(第1位置決め部材)、12
b,13b……テーパ部、13……外側部材、13a…
…Yテーパプレート(第2位置決め部材)、14……バ
ックアップ部材、14a……ピン部、5,15,16…
…コイルスプリング。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状の電子部品を水平方向及び鉛直
    方向に移動自在な吸着ノズルで吸着した状態で、吸着ノ
    ズルに対する電子部品の位置補正を行うための電子部品
    の位置決め装置であって、 前記電子部品を水平方向でその両側から挾み込むように
    互いに対向して配設された2つの第1位置決め部材と、 前記電子部品を前記両側の方向に直交する方向の両側か
    らそれぞれ挾み込むように互いに対向して配設された2
    つの第2位置決め部材と、 前記第1位置決め部材の対向する箇所および第2位置決
    め部材の対向する箇所にそれぞれ形成され、前記吸着ノ
    ズルで吸着した電子部品を前記第1、第2位置決め部材
    の間に降ろして行く際に、電子部品が当たって摺動しな
    がら位置補正がなされるように、間隔が上端に向かって
    徐々に大きくなるように傾斜させたテーパ部と、 を備えることを特徴とする電子部品の位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの第1位置決め部材は鉛直方向
    に延在して配設された筒状の内側部材の上部に設けら
    れ、前記2つの第2位置決め部材は、前記内側部材の外
    周に回転不能に嵌合する筒状の外側部材の上部に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の電子部品の位
    置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの第1位置決め部材は内側部材
    の中心軸を挟んだ箇所に設けられ、前記2つの第2位置
    決め部材は外側部材の中心軸を挟んだ箇所に設けられて
    いることを特徴とする請求項2記載の電子部品の位置決
    め装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの第1位置決め部材は、内側部
    材の直径上で対向する上部箇所から、前記直径方向に延
    在する幅と、前記直径方向と直交する方向の厚さをもっ
    て上方に板状に延在形成されていることを特徴とする請
    求項3記載の電子部品の位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記2つの第2位置決め部材は、外側部
    材の直径上で対向する上部箇所から、前記直径方向に延
    在する幅と、前記直径方向と直交する方向の厚さをもっ
    て上方に板状に延在形成されていることを特徴とする請
    求項3記載の電子部品の位置決め装置。
  6. 【請求項6】 前記外側部材は前記内側部材の外周に上
    下に移動可能に結合され、かつ、上方に付勢されている
    ことを特徴とする請求項2記載の電子部品の位置決め装
    置。
  7. 【請求項7】 前記2つの第1位置決め部材と2つの第
    2位置決め部材の中心位置に、前記吸着ノズルに吸着し
    た前記電子部品を下面側から鉛直方向上方に軽く加圧し
    て押さえるバックアップ部材が配設されていることを特
    徴とする請求項1記載の電子部品の位置決め装置。
  8. 【請求項8】 前記2つの第1位置決め部材と2つの第
    2位置決め部材の中心位置に、前記吸着ノズルに吸着し
    た前記電子部品を下面側から鉛直方向上方に軽く加圧し
    て押さえるバックアップ部材が配設され、前記バックア
    ップ部材は前記内側部材の内部空間に上下に移動可能に
    収容された胴部と、前記胴部の先端に形成され前記内部
    空間から突出するピン部とを備え、前記胴部は内側部材
    の内部に配設されたコイルスプリングにより上方に付勢
    され、前記ピン部の先端が前記電子部品の下面に当接す
    ることを特徴とする請求項2記載の電子部品の位置決め
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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