JP2000131456A - 熱線センサ付自動スイッチ - Google Patents

熱線センサ付自動スイッチ

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JP2000131456A JP30401798A JP30401798A JP2000131456A JP 2000131456 A JP2000131456 A JP 2000131456A JP 30401798 A JP30401798 A JP 30401798A JP 30401798 A JP30401798 A JP 30401798A JP 2000131456 A JP2000131456 A JP 2000131456A
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】他の配線器具と並設することのできる熱線セン
サ付自動スイッチを提供する。 【解決手段】器体1はボディ2およびカバー3から構成
され、器体1の長手方向の寸法は、取付枠の開口窓の長
手方向寸法の略3分の2に形成されている。カバー1の
両側縁には側方に突出する係止爪片10が突設されると
ともに、側方に開口する結合凹所11が設けられてお
り、係止爪片10および結合凹所11から取付枠に取り
付けるための取付け部が構成される。器体1の内部には
人体から放射される熱線を検知して人体検知信号を発生
する人体検知センサや、周囲の明るさを検知する明るさ
センサが収納されており、明るさセンサが検知した周囲
の明るさが所定の明るさよりも暗い場合に、人体検知セ
ンサが人の存在を検知すると照明負荷などの負荷を一定
時間動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体から放射され
る熱線を検出して、負荷をオンオフさせる熱線センサ付
自動スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の熱線センサ付自動スイッチとし
ては、所定の検知領域において、人体から放射される熱
線を、レンズにより例えば焦電センサからなる人体検知
センサに集光し、人体検知センサの人体検知信号に基づ
いて負荷(例えば照明負荷)のオンオフ制御を行うもの
があった。この熱線センサ付自動スイッチは、玄関や廊
下などの壁面(施工面)に固定された取付枠を用いて埋
込配線され、人の出入りや往来を検知して、自動的に照
明負荷を点灯/消灯させるために用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の熱線センサ
付自動スイッチでは、器体が取付枠の開口窓と略同じ寸
法に形成されているので、1連のスイッチボックスに他
の埋込配線器具とともに埋込配線することができなかっ
た。そのため、熱線センサ付自動スイッチとは別に、外
玄関や他の部屋に配設された照明負荷をオンオフ制御す
るための点滅スイッチを取り付けたい場合は、2連以上
のスイッチボックスを用いて埋込配線しなければならな
いという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは他の配線器具とともに
取付枠に並設して使用することのできる熱線センサ付自
動スイッチを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、人体から放射される熱線を検
知することにより検知領域内における人の存否を検知す
る人体検知センサと、人体検知センサの検知信号に基づ
いて負荷をオンオフさせる制御信号を発生する制御回
路、該制御回路から入力される制御信号に基づいて負荷
への電源供給をオンオフ制御する負荷制御回路および制
御回路に動作電源を供給する電源回路よりなる回路部
と、人体検知センサおよび回路部を収納する器体とを備
え、上記器体は、前面が略矩形状に形成されるととも
に、壁面のような施工面に固定される取付枠に結合され
る取付け部を有し、上記器体の短幅方向の寸法は、施工
面に固定される取付枠の開口窓の短幅方向寸法と略同じ
寸法に形成されるとともに、上記器体の長手方向の寸法
は、取付枠の開口窓の長手方向寸法の略3分の2に形成
されたことを特徴とし、制御回路が人体検知センサの検
知信号に基づいて制御信号を発生し、負荷制御回路が制
御信号に応じて負荷への電源供給をオンオフしているの
で、人体検知センサの検知信号に応じて負荷を自動的に
オンオフすることができ、且つ、器体の長手方向寸法が
取付枠の開口窓の長手方向寸法の略3分の2に形成され
ているので、この器体を他の配線器具とともに取付枠に
並設することができる。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、商用電源および負荷の直列回路が接続される2個
の接続端子を設け、上記負荷制御回路は接続端子を介し
て商用電源および負荷と直列に接続されるとともに、上
記電源回路は負荷制御回路と並列に接続されており、上
記電源回路は負荷の非駆動時に負荷が駆動するに至らな
いレベルの入力インピーダンスを有し、負荷の非駆動時
に制御回路に電源供給しており、負荷の駆動時に制御回
路に動作電源を供給する補助電源回路を設けたことを特
徴とし、商用電源が接続される接続端子と負荷が接続さ
れる接続端子とを別々に設けた場合に比べて接続端子の
数を少なくすることができ、接続端子を収納する空間が
小さくて済むので、器体を小型化することができる。
【0007】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、商用電源や負荷の接続される接続端子が速
結端子構造の端子からなることを特徴とし、電線を端子
に差し込むだけで電線を容易に接続することができる。
【0008】請求項4の発明では、請求項1又は2の発
明において、商用電源や負荷の接続される接続端子がね
じ端子からなることを特徴とし、速結端子構造の端子を
用いる場合に比べて端子を収納する空間が小さくて済む
ので、器体をさらに小型化することができる。
【0009】請求項5の発明では、請求項1乃至4の発
明において、所定の検知領域から入射される熱線を人体
検知センサに集光するレンズと、所望の検知領域が得ら
れるようにレンズにより集光された光の一部を反射して
人体検知センサに入射させる反射部材とを設けたことを
特徴とし、レンズおよび反射部材の組み合わせにより所
望の検知領域を得ることができるので、従来のように人
体検知センサの向きを変化させて検知領域を調整するた
めの回転機構を器体に設ける必要がなく、回転機構を収
納する空間が不要になるので、器体を小型化することが
できる。
【0010】請求項6の発明では、請求項1乃至4の発
明において、人体検知センサを、熱を発生する回路部品
と離して器体内部に配置したことを特徴とし、人体検知
センサと発熱部品とを離すことによって回路部品の発熱
による人体検知センサの誤動作を防止することができ
る。
【0011】請求項7の発明では、請求項1乃至4の発
明において、人体検知センサが配置される器体の取付部
位の表面形状を、前方に突出する曲面形状に形成し、動
作モードを、人体検知センサの検知信号に基づいて自動
的に負荷をオンオフ制御する自動モードと、検知信号と
無関係に負荷を強制的にオン又はオフさせる連続入モー
ド、連続切モードとに切り換えるモード切換手段を設
け、モード切換手段を操作するための操作ハンドルを器
体の前面に配設し、該操作ハンドルの表面形状を上記取
付部位の表面形状と略同じ表面形状に形成したことを特
徴とし、人体検知センサの取付部位と操作ハンドルの表
面形状を略同じに曲面形状に形成しているので、操作ハ
ンドルを大きくして操作性を向上させるとともに、見栄
えを良くすることができ、且つ、現在の設定状態を容易
に判別することができる。
【0012】請求項8の発明では、請求項1乃至7の発
明において、人体検知センサの検知領域を制限する遮光
性を有する検知領域制限カバーを設け、該検知領域制限
カバーが表面に沿ってスライド自在に移動するカバー支
持部材を器体に設けたことを特徴とし、不要な領域から
の熱線を検知領域制限カバーで遮光することにより人体
検知センサの誤動作を防止することができ、且つ、検知
領域制限カバーはスライド自在に設けられているので、
遮光する領域の変更にも容易に対応することができる。
【0013】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、検知領域制限カバーに設けられた被係止部と凹凸
係止する係止部を支持カバーの表面に設けたことを特徴
とし、検知領域制限カバーをスライドさせる際に被係止
部が係止部と係止してクリック感が発生するので、検知
領域制限カバーの調整位置を容易に見つけることができ
る。
【0014】請求項10の発明では、請求項1乃至7の
発明において、人体検知センサの検知領域を制限する遮
光性を有する検知領域制限カバーが器体に着脱自在に取
り付けられたことを特徴とし、検知領域制限カバーは着
脱自在となっているので、任意の位置に取り付けて所望
の領域からの熱線を遮光することができる。
【0015】請求項11の発明では、請求項1乃至10
の発明において、周囲の明るさを検知する明るさセンサ
を設け、明るさセンサの検知した周囲の明るさが所定の
しきい値よりも暗く、且つ、人体検知センサが人の存在
を検知すると、制御回路は所定の動作保持時間の間だけ
負荷をオンオフさせる制御信号を発生することを特徴と
し、負荷が周囲が明るい場合に動作させる必要のない照
明負荷などからなる場合は、周囲が明るい場合に負荷が
動作するのを防止して省エネを図ることができる。
【0016】請求項12の発明では、請求項11の発明
において、動作モードを、人体検知センサおよび明るさ
センサの検知信号に基づいて自動的に負荷をオンオフ制
御する自動モードと、検知信号と無関係に負荷を強制的
にオン又はオフさせる連続入モード、連続切モードとに
切り換えるモード切換手段や、明るさのしきい値や動作
保持時間の設定を切り換える設定手段を設け、モード切
換手段や設定手段の操作ハンドルが配設された器体の部
位よりも上方に明るさセンサが配置されたことを特徴と
し、モード切換手段や設定手段を操作する際に明るさセ
ンサが手のかげに入ることがなく、明るさセンサの誤動
作を防止することができる。
【0017】請求項13の発明では、請求項11の発明
において、人体検知センサが配置される器体の取付部位
の表面形状を前方に突出する曲面形状に形成し、明るさ
のしきい値や動作保持時間の設定を切り換える設定手段
が設けられた器体の部位を開閉自在に覆う扉を器体に設
け、上記扉の表面形状を上記取付部位と略同じ表面形状
に形成したことを特徴とし、設定手段を覆う扉の形状を
人体検知センサの取付部位の形状と略同じ形状に形成し
ているので、見栄えを良くすることができ、且つ、扉の
表面形状を曲面形状としているので、扉の内面側の空間
を広く取ることができ、したがって、設定手段を操作す
る操作ハンドルを設定手段に取り付ける空間を扉内部に
確保することができるから、設定手段の操作性を向上さ
せることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
23を参照して説明する。
【0019】図21に、この熱線センサ付自動スイッチ
の回路図を示す。接続端子t1,t2間には負荷(例え
ば白熱灯や蛍光灯やインバータ照明器具などの照明負
荷)Lと商用電源ACとが直列に接続される。
【0020】接続端子t1,t2間には、カレントトラ
ンスCTの1次巻線と、全波整流器DB1と、負荷Lへ
の電源供給をオンオフ制御するトライアックTRCを有
する負荷制御回路101とが直列に接続される。全波整
流器DB1の直流出力端子間には、例えばマイクロコン
ピュータよりなる制御用IC103から入力される信号
によりトリガされ、トライアックTRCのゲートに制御
信号を与えてターンオンさせるサイリスタSCRを有す
る駆動回路102と、制御用IC103の動作電源を生
成する定電圧回路104に負荷Lの非駆動時に電源供給
する電源回路105が接続される。また、カレントトラ
ンスCTおよびカレントトランスCTの2次巻線に接続
された整流器DB2などから、負荷Lの駆動時に定電圧
回路104に電源供給する補助電源回路106が構成さ
れる。ここに、制御用IC103および駆動回路102
から制御回路が構成され、負荷制御回路101、制御回
路、定電圧回路104および電源回路105などから回
路部が構成される。なお、図21中の111は制御用I
C103の動作クロックを発生するクロック回路であ
る。
【0021】制御用IC103は、所定の検知領域にお
ける人体から放射される熱線を検出して人体検知信号を
発生する例えば焦電素子からなる人体検知センサ10
7、および、硫化カドミウム(CdS)セルのような光
電変換素子からなり周囲の明るさを検出する明るさセン
サ108の検出信号に基づいて、駆動回路102を動作
させる制御信号を発生する。なお、明るさセンサ108
は、周囲の明るさが所定のしきい値よりも明るい場合は
Hレベルの検出信号を発生し、周囲の明るさが所定のし
きい値よりも暗い場合はLレベルの検出信号を発生す
る。
【0022】明るさセンサ108の検出信号がLレベ
ル、すなわち周囲の明るさが所定のしきい値よりも暗い
場合に、人体検知センサ107から人体検知信号が入力
されると、制御用IC103は駆動回路102を動作さ
せる制御信号を駆動回路102に出力し、駆動回路10
2では制御用IC103から入力された制御信号により
サイリスタSCRがオンし、トライアックTRCのゲー
トにトリガ電流が流れて、トライアックTRCがターン
オンし、負荷Lに電源が供給される。ここで、全波整流
器DB1の直流出力端子間には抵抗R4,R5の直列回
路が接続され、全波整流器DB1の出力電圧を抵抗R
4,R5で分圧した電圧が制御用IC103に入力され
ている。制御用IC103ではこの分圧電圧から商用電
源ACのゼロクロス点を検出し、サイリスタSCRをト
リガする位相を制御している。
【0023】一方、明るさセンサ108の検出信号がH
レベル、すなわち周囲の明るさが所定のしきい値よりも
明るい場合には、人体検知センサ107から人体検知信
号が入力されたとしても制御用IC103は駆動回路1
02に制御信号を出力しない。なお、設定手段たるスイ
ッチSW2の切換操作によって、明るさのしきい値を明
(例えば14〜80ルクス)、暗(例えば5〜20ルク
ス)の2段階に切り換えたり、明るさセンサ108の出
力と無関係に人体検知センサ107の検出信号のみに基
づいて動作させる状態(切状態)に設定することができ
る。
【0024】また、制御用IC103は、人体検知セン
サ107から入力された人体検知信号に基づいて、駆動
回路102に制御信号を出力すると同時に、所定の動作
保持時間の限時を開始し、動作保持時間内に再度人体検
知センサ107から人体検知信号が入力された場合に
は、動作保持時間を再度最初から限時しなおすことで、
制御信号の出力時間すなわち負荷Lの動作時間を延長す
るようになっている。つまり、本実施形態においては所
謂リトリガブル機能を有している。そして、動作保持時
間の限時が完了したら制御用IC103は制御信号の出
力を停止し、サイリスタSCRがトリガされなくなり、
トライアックTRCのゲートにトリガ電流が流れなくな
って、トライアックTRCがオフし、負荷Lへの電源供
給が遮断される。なお、設定手段たるスイッチSW3の
切換操作によって動作保持時間を複数の段階(例えば1
0秒〜30分)に切り換えることができる。
【0025】ここで、モード切換手段たるモード切換ス
イッチSW1,SW1’の切換操作に応じて、本回路の
動作モードは、連続入モード(人体検知センサ107お
よび明るさセンサ108の検出信号と無関係に負荷制御
回路101を連続的にオンさせるモード)、自動モード
(制御用IC103が人体検知センサ107および明る
さセンサ108の検出信号に基づいて駆動回路102に
制御信号を出力し、負荷制御回路101を自動的にオン
オフさせるモード)、連続切モード(人体検知センサ1
07および明るさセンサ108の検出信号と無関係に負
荷制御回路101を連続的にオフさせるモード)の3つ
のモードに切り換えることができる。なお、モード切換
スイッチSW1とSW1’とは連動して切り換えられ
る。
【0026】電源回路105は、全波整流器DB1と、
全波整流器DB1の直流出力端子間にトランジスタから
なるスイッチング素子Q1を介して接続された抵抗R
1、ダイオードD1、およびコンデンサC1の直列回路
と、コンデンサC1の両端間にトランジスタからなるス
イッチング素子Q2を介して接続されたインダクタL
1、ダイオードD2、およびコンデンサC2の直列回路
と、トランジスタQ2およびインダクタL1の接続点に
カソードが接続されるとともにコンデンサC1,C2の
接続点にアノードが接続されたダイオードD3と、コン
デンサC2と並列に接続されたツェナダイオードZD1
などから構成される。
【0027】全波整流器DB1の直流出力端子間には抵
抗R2,R3の直列回路が接続されており、抵抗R2,
R3の接続点の電位は制御用IC103に入力されてい
る。制御用IC103は、抵抗R2,R3の接続点の電
位からコンデンサC1の両端電圧を検出しており、コン
デンサC1の両端電圧が所定の電圧値以下の場合は、ト
ランジスタQ1をオンするとともに、トランジスタQ2
をオフして、全波整流器DB1→トランジスタQ1→抵
抗R1→ダイオードD1→コンデンサC1→全波整流器
DB1の径路で電流を流してコンデンサC1を充電す
る。コンデンサC1の両端電圧が所定の電圧値よりも大
きくなると、制御用IC103はトランジスタQ1をオ
フするとともに、トランジスタQ2をオンさせる。この
時、コンデンサC1の放電電流がコンデンサC1→トラ
ンジスタQ2→インダクタL1→ダイオードD2→コン
デンサC2→コンデンサC1の径路で流れ、インダクタ
L1およびコンデンサC2にエネルギが供給される。そ
の後、コンデンサC1の両端電圧が所定の電圧値以下に
なると、制御用IC103は再びトランジスタQ1をオ
ンするとともに、トランジスタQ2をオフしてコンデン
サC1を充電する。この時、インダクタL2に蓄積され
たエネルギがコンデンサC2に供給される。而して、コ
ンデンサC2およびツェナダイオードZD1からなる定
電圧回路の両端間に一定電圧が発生し、この電圧がさら
にレギュレータIC109,110で安定化され、制御
用IC103に供給される。なお、電源回路105は負
荷制御回路101と並列に接続されているが、電源回路
105の入力インピーダンスは、負荷制御回路101の
オフ時に負荷Lが駆動するに至らないような高いインピ
ーダンスに設定されているので、電源回路105には僅
かな入力電流しか流れず、負荷Lは駆動には至らない。
【0028】また、負荷制御回路101のオン時には、
補助電源回路106のカレントトランスCTの2次側に
負荷電流に応じた電流が発生する。カレントトランスC
Tの2次巻線に流れる電流は整流器DB2で整流され、
ダイオードD4を介してコンデンサC2を充電して、コ
ンデンサC2およびツェナダイオードZD1からなる定
電圧回路に一定電圧が発生し、定電圧回路104に電源
供給される。
【0029】本実施形態では、2個の接続端子t1,t
2間に負荷Lおよび商用電源ACの直列回路が接続され
る2線式の回路方式を採用しているので、図22に示す
ように、商用電源ACが接続される2個の電源用接続端
子t4,t5と、負荷Lが接続される2個の負荷用接続
端子t6,t7とを備え、人体検知センサや明るさセン
サの検出信号に基づいて負荷Lをオンオフさせる制御信
号を発生する制御回路112と、制御回路112の制御
信号に基づいて負荷Lへの電源供給をオンオフする負荷
制御回路101と、商用電源ACから給電されて制御回
路112の動作電源を生成する電源回路113とで構成
される所謂4線式の回路方式を採用した場合に比べて接
続端子の個数を減らすことができ、したがって接続端子
を収納する空間が小さくて済むから熱線センサ付自動ス
イッチの器体を小型化できる。なお、本実施形態では接
続端子t1,t2とは別に送り配線用の端子t3を設け
ているが、送り配線用の端子t3を設けた場合でも、4
線式の回路方式に比べて端子の個数を減らすことができ
る。
【0030】また、4線式の回路方式を採用した場合で
も送り配線用の送り端子を無くすことによって、従来の
熱線センサ付自動スイッチに比べて接続端子の数を減ら
すことができ、接続端子を収納する空間を減らすことが
でき、器体を小型化することができる。
【0031】ところで、上述した人体検知センサ107
や明るさセンサ108や回路部を収納する器体1は、図
1に示すように、前面が開口する略箱状の合成樹脂製の
ボディ2と、ボディ2の前面を覆う合成樹脂製のカバー
3から構成される。
【0032】図7(a)〜(e)および図8に示すよう
に、ボディ2の両側面にはそれぞれ側方に突出する係止
凸部4が2個づつ突設されている。また、ボディ2の内
部は隔壁によって、上述した回路部がそれぞれ実装され
た2枚のプリント基板27,28を収納するプリント基
板収納部5aと、鎖錠ばねや解除釦などから構成される
従来周知の速結端子構造の端子(図示せず)が収納され
る端子収納部5bとに区切られている。端子収納部5b
の底面には、ボディ2の底面側から電線を挿入する電線
挿通孔6と、ボディ2の底面側からドライバなどの工具
を挿入して端子収納部5b内に収納された解除釦を操作
し、鎖状ばねと電線との接続状態を解除するための操作
孔7とが穿設されている。
【0033】ここで、接続端子t1,t2が速結端子構
造の端子から構成されているので、電線挿通孔6から電
線の芯線を挿入するだけで、電線と鎖錠ばねとを接続す
ることができ、しかも電線を取り外す際は操作孔7から
工具を挿入して解除釦を操作することにより、鎖錠ばね
と電線の芯線との接続状態が外れるので、電線の着脱作
業を容易に行うことができる。なお、速結端子構造の端
子の代わりにねじ端子を用いても良く、速結端子構造の
端子に比べて端子の収納する空間が小さくて済むので、
器体1をさらに小型化することができる。
【0034】2枚のプリント基板27,28は、電源回
路105や補助電源回路106などの電源回路が実装さ
れたプリント基板28をボディ2の底面側、制御用IC
103などの弱電回路が実装されたプリント基板27を
前面側にしてボディ2内に収納されており、2枚のプリ
ント基板27,28の間は図示しない電線を介して電気
的に接続されている。また、プリント基板28には速結
端子の端子板が半田付されている。図12に示すよう
に、弱電回路が実装されたプリント基板27は略矩形状
であって、プリント基板27の長手方向における一側に
は人体検知センサ107および明るさセンサ108が実
装され、略中央にはモード切換スイッチSW1が実装さ
れ、長手方向における他側にはスイッチSW2,SW3
が実装されている。
【0035】一方、カバー3は、図4乃至図6に示すよ
うに、前面が略矩形状に形成され、カバー3の前面には
略直方体状の突台8が形成されており、突台8の両側に
は突台8よりも一段低くなった段部9が形成されてい
る。各段部9の側縁には側方に突出する一対の係止爪片
10が2組突設され、各段部9には側方に開口する結合
凹所11が2個形成されており、係止爪片10及び結合
凹所11から取付枠に結合するための取付け部が構成さ
れる。而して、係止爪片10又は結合凹所11の何れか
を利用して金属製の取付枠あるいは合成樹脂製の取付枠
の何れにも器体1を取り付けることができるようになっ
ている。
【0036】突台8の長手方向における一側には、突台
8よりも一段低くなった略矩形状の凹所12が設けら
れ、凹所12にはスイッチSW2,SW3の操作つまみ
をそれぞれ臨ませる開口13,14が穿設されている。
また凹所12の一側には、カバー3に開閉自在に取り付
けられる扉15の軸15aを軸支する軸受け部16が設
けられるとともに、凹所12の他側には孔17が穿設さ
れている。突台8の略中央にはモード切換スイッチSW
1の操作つまみを臨ませる開口18が設けられ、突台8
の長手方向における他側には人体検知センサ107や明
るさセンサ108の受光面を臨ませるセンサ窓19が設
けられている。また、カバー3の両側縁からは、それぞ
れ、一対の舌片20が背面側に突設されており、各舌片
20にはボディ2の係止凸部4と係止離脱自在に係止す
る係止孔20aが穿設されている。而して、ボディ2に
突設された係止凸部4と、カバー3に設けられた舌片2
0の係止孔20aとを係止させることによって、ボディ
2とカバー3とを容易に結合することができる。なお、
係止凸部4の前縁には傾斜面4aが形成されているの
で、カバー3をボディ2に取り付ける際に、舌片20の
先端が傾斜面4aに案内され、係止孔20aと係止凸部
4とが係止するので、取付作業を容易に行うことができ
る。
【0037】カバー3のセンサ窓19は、外部の光(熱
線を含む)を人体検知センサ107や明るさセンサ10
8の受光面に集光するためのレンズが形成されたレンズ
体21によって閉塞される。図9(a)〜(f)に示す
ようにレンズ体21の両側縁にはレンズ体21をカバー
3に取り付けるための鍔22が突設されており、レンズ
体21の前面にはフレネルレンズからなる略半球状のレ
ンズ23が一体的に設けられている。また、レンズ体2
1の上下辺には、断面略半円状の透光性のレンズカバー
26を支持する略半月状のカバー支持枠25,25が設
けられており、レンズカバー26はカバー3とレンズ体
21との間に挟持され、レンズ23を保護する。なお、
センサ窓19の上下縁には略半月状のカバー29,29
が突設されており、カバー29,29によりレンズ支持
枠25,25が覆われている。
【0038】なお、人体検知センサ107には、図13
(a)〜(c)に示すように略円筒状であって表面にク
ロムメッキなどの反射面が形成された反射部材30が被
着されており、反射部材30は脚片31aをプリント基
板27に接触させた状態で突起31bをプリント基板2
7の孔27aに挿入することにより、プリント基板27
に取り付けられる。而して、レンズ23に外部から熱線
が入射すると、入射した熱線の一部は反射部材30の反
射面で反射され、人体検知センサ107に入射されるよ
うになっているので、熱線センサ付自動スイッチの配設
された壁面のような施工面(造営面)に沿って移動する
人を検知するための検知ビームを、レンズ23と反射部
材30とで配置することができ、熱線センサ付自動スイ
ッチの水平方向における検知範囲を約180度とするこ
とができる。従来は、人体検知センサの水平方向におけ
る検知範囲が約90度であるので、人体検知センサを収
納した回転体を回動自在に器体に取り付け、回転体を回
動させることによって検知領域の調整を行っていたた
め、回転体の回動機構を収納する空間を確保する必要が
あったが、本実施形態では反射部材30でレンズ23に
入射する熱線を反射することによって水平方向における
検知範囲を広げることができ、水平方向における検知範
囲を例えば約180度まで広げることができる。したが
って、従来のように回転体の回動機構を設ける必要が無
く、器体1の小型化を図ることができる。
【0039】ところで、本実施形態では、不要な領域か
らの熱線の入射によって熱線センサ付自動スイッチが誤
動作するのを防止するため、レンズカバー26の前面
に、熱線の検知領域を制限する遮光性を有する検知領域
制限カバーとしての2個のエリア制限カバー24,24
が、カバー支持部材たるカバー支持枠25の周面に沿っ
てスライド自在に取り付けられており、エリア制限カバ
ー24はカバー3とレンズ体21との間に挟持される。
図10(a)〜(c)に示すように、エリア制限カバー
24は略矩形状であって断面円弧状に形成されており、
エリア制限カバー24におけるカバー支持枠25側の面
にはカバー支持枠25の表面に設けられた溝25aと係
止する突起24aが突設され、反対側の面の端部にはエ
リア制限カバー24を開閉操作するための操作つまみ2
4bが突設されている。検知領域を制限する必要のない
場合、エリア制限カバー24,24はカバー3内に収納
されており、検知領域を制限したい場合は、操作つまみ
24bを操作して、エリア制限カバー24をカバー支持
枠25の周面に沿ってカバー3内から引き出すことによ
り、検知領域を熱線センサ付自動スイッチが取り付けら
れた造営面側から制限することができる。なお、熱線セ
ンサ付自動スイッチの正面方向の検知領域のみを制限し
たい場合は、レンズカバー26の前方に所定の領域から
の熱線を遮光する遮光部材(図示せず)を後付けするよ
うにしても良く、正面方向の検知領域のみを制限するこ
ともできる。
【0040】従来の熱線センサ付自動スイッチでは、検
知領域を制限するために遮光性を有するシールをレンズ
に貼り付けるなどして、検知領域を制限していたが、本
実施形態ではエリア制限カバー24がスライド自在に取
り付けられているので、シールを貼り付ける場合に比べ
て検知領域の調整が容易に行え、検知領域の変更にも容
易に対応することができる。ここで、エリア制限カバー
24をカバー支持枠25の周面に沿ってスライドさせる
と、突起24aと溝25aとが係止してクリック感が発
生するので、エリア制限カバー24の調整位置を容易に
見つけることができる。
【0041】また従来の熱線センサ付自動スイッチで
は、人体検知センサ107などの検知部が配置される器
体1の取付部位の表面形状は、前面に突出する曲面形状
に形成されているが、モード切換スイッチSW1やスイ
ッチSW2,SW3が配設される器体1の部位は平面形
状に形成されているので、見栄えが悪いという問題があ
った。また、モード切換スイッチSW1の操作つまみ3
2が小さいため、操作しづらく、また現在の切換位置が
判別しにくいという問題があった。
【0042】そこで、本実施形態では、モード切換スイ
ッチSW1の操作つまみ32に操作ハンドル33を被着
している。操作ハンドル33は、図14(a)〜(d)
に示すように背面が開口した略箱状に形成され、前面は
略中央が前方に突出するような曲面形状に形成されてお
り、操作ハンドル33の幅寸法は突台8の幅寸法よりも
若干小さい寸法に形成されている。操作ハンドル33前
面の裏側には、開口部に突出する一対の挟持片33a,
33aが突設されている。図17に示すように、挟持片
33a,33aはカバー3の開口18からカバー3の内
部に挿入され、挟持片33a,33aの間でモード切換
スイッチSW1の操作つまみ32を挟持することによ
り、操作ハンドル33がカバー3の前面に取り付けられ
る。而して、操作ハンドル33を操作することによっ
て、モード切換スイッチSW1の操作つまみ32の切換
操作を行い、動作モードを切り換えることができる。操
作ハンドル33前面の表面形状は、検知部の取付部位の
表面形状と同じく曲面形状に形成されているので、見栄
えが良く、また操作ハンドル33の幅寸法は操作つまみ
32に比べて大型であるので操作性が向上する。
【0043】また、モード切換スイッチSW1が自動モ
ードに切り換えられている場合、操作ハンドル33の水
平方向における中心位置と器体1の水平方向における中
心位置とが略一致し、連続入モードあるいは連続切モー
ドに切り換えられている場合、操作ハンドル33の水平
方向における中心位置と、器体1の水平方向における中
心位置とがずれるので、自動モードに切り換えられた時
の操作ハンドル33の位置(定常位置)を容易に見分け
ることができ、操作ハンドル33を、連続入モードある
いは連続切モードの位置から定常位置に戻しやすくでき
る。
【0044】また、プリント基板27に実装されたスイ
ッチSW2,SW3の操作つまみ35,36は、それぞ
れ、カバー3の表面に穿設された開口13,14からカ
バー3の前面側に突出している。スイッチSW3の断面
略円形の操作つまみ36には操作性を向上するために鍔
37が取り付けられている。図15(a)(b)に示す
ように、鍔37は略円筒状であって、周面に一対の突起
37bが突設されており、筒孔37a内に操作つまみ3
6が嵌合される。
【0045】スイッチSW2,SW3が配置された器体
1の凹所12は扉15により開閉自在に覆われている。
図16(a)〜(e)に示すように、扉15の表面形状
は前方に突出する曲面形状に形成されており、両側縁に
は略半月状の側板15d,15dが設けられている。側
板15d,15dの一端部には、それぞれ、カバー3に
設けられた軸受け部16の孔16aに軸支される軸15
a,15aが突設されており、カバー3の孔17に対応
する扉15の部位には裏面側に突出する弾性を有する係
止片15bが突設されており、係止片15bの先端には
側方に突出する爪15cが突設されている。
【0046】図18に示すように、扉15の軸15a,
15aを軸受け部16の孔16aと係止させることによ
り、扉15がカバー3の前面に開閉自在に取り付けられ
る。扉15を閉じる際は、扉15を図18中時計回りに
回転させると、扉15に突設された係止片15bが孔1
7内に挿入され、爪15cが孔17の端面に当たって係
止片15bが内側に押し撓められ、爪15cが孔17の
端面を乗り越えてカバー3の内面と係止するので、扉1
5が閉じられた状態でラッチされる。また扉15を開け
る際は、扉15を図18中反時計回りに回転させると、
爪15cが孔17の端面に当たって係止片15bが内側
に押し撓められ、爪15cが孔17の端面を乗り越えて
爪15cとカバー3内面との係止状態が外れるので、扉
15を容易に開けることができる。
【0047】このように、スイッチSW2,SW3が配
設されたカバー3の部位は扉15によって開閉自在に覆
われているので、スイッチSW2,SW3が不用意に操
作させるのを防止することができる。また、扉15の表
面は曲面形状に形成されており、人体検知センサ107
が配設されたカバー3の取付部位の表面形状や、操作ハ
ンドル33の表面形状と同様に曲面形状に形成されてい
るので、見栄えを良くすることができる。また、扉15
は断面略半月状に形成されているので、扉15内の空間
を大きくとることができるから、スイッチSW3の操作
つまみ36に操作ハンドル37を取り付けることがで
き、スイッチSW3の操作性を向上させることができ
る。
【0048】本実施形態では、器体1を造営面に取り付
けた状態で、人体検知センサ107の取付部位を器体1
の下側に配置し、モード切換スイッチSW1を器体1の
中央に配置し、スイッチSW2,SW3を器体1の上側
に配置しており、発熱部品とと人体検知センサ107と
をできるだけ離して器体1内に納めているので、人体検
知センサ107が器体内部の発熱の影響を受けにくくな
る。さらに、人体検知センサ107を器体1の下側に配
置した場合は、発熱部品から直接放射される輻射熱の影
響を低減できるとともに、器体1内部の熱の循環による
影響を低減することもでき、発熱部品の発熱の影響をさ
らに受けにくくできる。
【0049】なお、モード切換スイッチSW1やスイッ
チSW2,SW3を操作する際に、明るさセンサ108
が手の影に入ると明るさセンサ108が誤動作する虞が
あるので、明るさセンサ108および人体検知センサ1
07を器体1の上側に配置するとともに、スイッチSW
1〜SW3を明るさセンサ108よりも下側に配置する
ようにしても良い。すなわち、最も頻繁に操作されるモ
ード切換スイッチSW1を器体1の略中央に配置すると
ともに、スイッチSW2,SW3を器体1の下側に配置
するか、あるいは、モード切換スイッチSW1を器体1
の下側に配置するとともに、スイッチSW2,SW3を
器体1の略中央に配置する。
【0050】ところで本実施形態においては、ボディ2
とカバー3から成る器体1を壁面等の造営面に埋込配設
するために、埋込型の配線器具用に規格化された既製の
取付枠に取り付けることができる寸法に形成してある。
このような取付枠としては、例えばJISで規格化され
ている大角形連用配線器具の取付枠(JISC8375
参照)がある。そして、本実施形態では器体1の長手方
向の寸法を、大角形連用配線器具の1連の取付枠の開口
窓の長手方向寸法の略3分の2の寸法(2個モジュール
寸法)に形成している。
【0051】図20は前記2個モジュール寸法に器体1
が形成された熱線センサ付自動スイッチと、大角形連用
配線器具の1個モジュール寸法のスイッチ90を一連の
金属製の取付枠60に取り付けた状態を示している。こ
の取付枠60は、中央に開口窓60aを有する矩形枠状
に形成されており、長手方向に対向する取付片61に図
示しない埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじ
用の長孔62と、壁を構成する石膏ボードなどに取り付
けるための従来周知のはさみ金具(図示せず)が取着さ
れる取着孔63と、前面にプレート枠(図示せず)等を
取り付けるためのプレートねじ用のねじ孔64とが少な
くとも設けてある。また、取付枠60の開口窓60a両
側の各側片65には固定爪(図示せず)と可動爪66と
が設けてある。而して、カバー3の結合凹所11の一方
に固定爪を挿入したのち、可動爪66を他方の結合凹所
11に押し込んで係止することで器体1を取付枠60に
容易に取り付けることができる。このように器体1を3
個モジュール寸法の取付枠60に取り付ければ、器体を
2個モジュール寸法に形成してあるため、取付枠60の
残りの1個モジュール寸法の空間にスイッチ90やコン
セント、モジュラージャックなどの他の配線器具(大角
連用形配線器具)を取り付けることができ、取付枠60
によって他の配線器具と容易に並設できる。
【0052】また図20は熱線センサ付自動スイッチと
スイッチ90を合成樹脂製の取付枠70に取り付けた状
態を示している。ここで、この取付枠70は、長手方向
に対向する取付片71にボックスねじ用の長孔72と、
はさみ金具が取着される取着孔(図示せず)と、プレー
トねじ用のねじ74とが少なくとも設けてある。また、
取付枠70の一方の側片75には2つで1組となった係
止孔(図示せず)が3組ずつ並設され、他方の側片76
には横長の板片77が垂設されている。この板片77に
は開口部79が3つ並設され、各開口部79の下縁には
突出片78が上方へ突設してある。而して、カバー3の
一方の係止爪片10を側片75の係止孔に挿入したの
ち、反対側の係止爪片10を突出片78の肩80に載せ
るようにして開口部79に挿入すれば、図20に示すよ
うに器体1を取付枠70に取り付けることができる。な
お、この場合における器体1の長手方向の寸法は、取付
枠70の開口窓70aの長手方向寸法の略3分の2に形
成されている(2個モジュール寸法)。
【0053】ところで、図20に2点破線で示すよう
に、合成樹脂製の取付枠70の前面にはプレート取付枠
81を介してプレート82が取り付けられるようになっ
ている。このプレート82は取付枠70の開口窓70a
よりも大きな寸法の開口部を有しており、そのままでは
プレート82の開口部から取付枠70の一部が露出して
しまう。そこで、取付枠70の前面にプレート82の開
口部と熱線センサ付自動スイッチの前面との隙間を塞ぐ
化粧カバー83が取り付けてある。これにより、所謂ピ
アノハンドルスイッチのような配線器具に対応して大き
な開口部を有するプレート82にも容易に対応が可能と
なる。
【0054】なお、図19、図20では、スイッチ90
が熱線センサ付自動スイッチに対して上側になるように
取付枠60,70に取り付けているが、スイッチ90を
操作する際に手の影が明るさセンサ108に入らないよ
うにするため、スイッチ90が熱線センサ付自動スイッ
チに対して下側にくるようにして、スイッチ90と熱線
センサ付自動スイッチとを取付枠60,70に並設して
も良い。
【0055】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、人体
から放射される熱線を検知することにより検知領域内に
おける人の存否を検知する人体検知センサと、人体検知
センサの検知信号に基づいて負荷をオンオフさせる制御
信号を発生する制御回路、該制御回路から入力される制
御信号に基づいて負荷への電源供給をオンオフ制御する
負荷制御回路および制御回路に動作電源を供給する電源
回路よりなる回路部と、人体検知センサおよび回路部を
収納する器体とを備え、上記器体は、前面が略矩形状に
形成されるとともに、壁面のような施工面に固定される
取付枠に結合される取付け部を有し、上記器体の短幅方
向の寸法は、施工面に固定される取付枠の開口窓の短幅
方向寸法と略同じ寸法に形成されるとともに、上記器体
の長手方向の寸法は、取付枠の開口窓の長手方向寸法の
略3分の2に形成されたことを特徴とし、制御回路が人
体検知センサの検知信号に基づいて制御信号を発生し、
負荷制御回路が制御信号に応じて負荷への電源供給をオ
ンオフしているので、人体検知センサの検知信号に応じ
て負荷を自動的にオンオフすることができ、且つ、器体
の長手方向寸法が取付枠の開口窓の長手方向寸法の略3
分の2に形成されているので、この器体を他の配線器具
とともに取付枠に並設することができるという効果があ
る。
【0056】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、商用電源および負荷の直列回路が接続される2個の
接続端子を設け、上記負荷制御回路は接続端子を介して
商用電源および負荷と直列に接続されるとともに、上記
電源回路は負荷制御回路と並列に接続されており、上記
電源回路は負荷の非駆動時に負荷が駆動するに至らない
レベルの入力インピーダンスを有し、負荷の非駆動時に
制御回路に電源供給しており、負荷の駆動時に制御回路
に動作電源を供給する補助電源回路を設けたことを特徴
とし、商用電源が接続される接続端子と負荷が接続され
る接続端子とを別々に設けた場合に比べて接続端子の数
を少なくすることができ、接続端子を収納する空間が小
さくて済むので、器体を小型化できるという効果があ
る。
【0057】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、商用電源や負荷の接続される接続端子が速結
端子構造の端子からなることを特徴とし、電線を端子に
差し込むだけで電線を容易に接続できるという効果があ
る。
【0058】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、商用電源や負荷の接続される接続端子がねじ
端子からなることを特徴とし、速結端子構造の端子を用
いる場合に比べて端子を収納する空間が小さくて済むの
で、器体をさらに小型化することができるという効果が
ある。
【0059】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、所定の検知領域から入射される熱線を人体検
知センサに集光するレンズと、所望の検知領域が得られ
るようにレンズにより集光された光の一部を反射して人
体検知センサに入射させる反射部材とを設けたことを特
徴とし、レンズおよび反射部材の組み合わせにより所望
の検知領域を得ることができるので、従来のように人体
検知センサの向きを変化させて検知領域を調整するため
の回転機構を器体に設ける必要がなく、回転機構を収納
する空間が不要になるので、器体を小型化することがで
きるという効果がある。
【0060】請求項6の発明は、請求項1乃至4の発明
において、人体検知センサを、熱を発生する回路部品と
離して器体内部に配置したことを特徴とし、人体検知セ
ンサと発熱部品とを離すことによって回路部品の発熱に
よる人体検知センサの誤動作を防止することができると
いう効果がある。
【0061】請求項7の発明は、請求項1乃至4の発明
において、人体検知センサが配置される器体の取付部位
の表面形状を、前方に突出する曲面形状に形成し、動作
モードを、人体検知センサの検知信号に基づいて自動的
に負荷をオンオフ制御する自動モードと、検知信号と無
関係に負荷を強制的にオン又はオフさせる連続入モー
ド、連続切モードとに切り換えるモード切換手段を設
け、モード切換手段を操作するための操作ハンドルを器
体の前面に配設し、該操作ハンドルの表面形状を上記取
付部位の表面形状と略同じ表面形状に形成したことを特
徴とし、人体検知センサの取付部位と操作ハンドルの表
面形状を略同じに曲面形状に形成しているので、操作ハ
ンドルを大きくして操作性を向上させるとともに、見栄
えを良くすることができ、且つ、現在の設定状態を容易
に判別することができ、操作ハンドルを自動モードの位
置に戻しやすくなるという効果がある。
【0062】請求項8の発明は、請求項1乃至7の発明
において、人体検知センサの検知領域を制限する遮光性
を有する検知領域制限カバーを設け、該検知領域制限カ
バーが表面に沿ってスライド自在に移動するカバー支持
部材を器体に設けたことを特徴とし、不要な領域からの
熱線を検知領域制限カバーで遮光することにより人体検
知センサの誤動作を防止することができ、且つ、検知領
域制限カバーはスライド自在に設けられているので、遮
光する領域の変更にも容易に対応できるという効果があ
る。
【0063】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、検知領域制限カバーに設けられた被係止部と凹凸係
止する係止部を支持カバーの表面に設けたことを特徴と
し、検知領域制限カバーをスライドさせる際に被係止部
が係止部と係止してクリック感が発生するので、検知領
域制限カバーの調整位置を容易に見つけることができる
という効果がある。
【0064】請求項10の発明は、請求項1乃至7の発
明において、人体検知センサの検知領域を制限する遮光
性を有する検知領域制限カバーが器体に着脱自在に取り
付けられたことを特徴とし、検知領域制限カバーは着脱
自在となっているので、任意の位置に取り付けて所望の
領域からの熱線を遮光することができるという効果があ
る。
【0065】請求項11の発明は、請求項1乃至10の
発明において、周囲の明るさを検知する明るさセンサを
設け、明るさセンサの検知した周囲の明るさが所定のし
きい値よりも暗く、且つ、人体検知センサが人の存在を
検知すると、制御回路は所定の動作保持時間の間だけ負
荷をオンオフさせる制御信号を発生することを特徴と
し、負荷が周囲が明るい場合に動作させる必要のない照
明負荷などからなる場合は、周囲が明るい場合に負荷が
動作するのを防止して省エネを図ることができるという
効果がある。
【0066】請求項12の発明は、請求項11の発明に
おいて、動作モードを、人体検知センサおよび明るさセ
ンサの検知信号に基づいて自動的に負荷をオンオフ制御
する自動モードと、検知信号と無関係に負荷を強制的に
オン又はオフさせる連続入モード、連続切モードとに切
り換えるモード切換手段や、明るさのしきい値や動作保
持時間の設定を切り換える設定手段を設け、モード切換
手段や設定手段の操作ハンドルが配設された器体の部位
よりも上方に明るさセンサが配置されたことを特徴と
し、モード切換手段や設定手段を操作する際に明るさセ
ンサが手のかげに入ることがなく、明るさセンサの誤動
作を防止できるという効果がある。
【0067】請求項13の発明は、請求項11の発明に
おいて、人体検知センサが配置される器体の取付部位の
表面形状を前方に突出する曲面形状に形成し、明るさの
しきい値や動作保持時間の設定を切り換える設定手段が
設けられた器体の部位を開閉自在に覆う扉を器体に設
け、上記扉の表面形状を上記取付部位と略同じ表面形状
に形成したことを特徴とし、設定手段を覆う扉の形状を
人体検知センサの取付部位の形状と略同じ形状に形成し
ているので、見栄えを良くすることができるという効果
があり、且つ、扉の表面形状を曲面形状としているの
で、扉の内面側の空間を広く取ることができ、したがっ
て、設定手段を操作する操作ハンドルを設定手段に取り
付ける空間を扉内部に確保することができるから、設定
手段の操作性を向上させることもできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の熱線センサ付自動スイッチを示
し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同上の熱線センサ付自動スイッチを示し、図1
(a)中のA−A’線断面図である。
【図3】同上の熱線センサ付自動スイッチを側方から見
た断面図である。
【図4】同上に用いるカバーを示し、(a)は正面図、
(b)は右側から見た側面図、(c)は左側から見た断
面図、(d)は上面図である。
【図5】同上に用いるカバーを示し、(a)は図4
(a)中のB−B’線断面図、(b)は図4(a)中の
C−C’線断面図、(c)は図4(a)中のD−D’線
断面図である。
【図6】同上に用いるカバーを示す裏面図である。
【図7】同上に用いるボディを示し、(a)は正面図、
(b)はE−E’線断面図、(c)は右側から見た側面
図、(d)は上面図、(e)はF−F’線断面図であ
る。
【図8】同上に用いるカバーを示す裏面図である。
【図9】同上に用いるレンズ体を示し、(a)は正面
図、(b)は左側から見た側面図、(c)は右側から見
た断面図、(d)は裏面図、(e)は上面図、(f)は
G−G’線断面図である。
【図10】同上に用いるエリア制限カバーを示し、
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は下面図であ
る。
【図11】同上に用いるレンズカバーを示し、(a)は
正面図、(b)は下面図である。
【図12】同上に用いるプリント基板を示し、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図13】同上に用いる反射部材を示し、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)は下側から見た断面図であ
る。
【図14】同上に用いる操作ハンドルを示し、(a)は
正面図、(b)は右側から見た側面図、(c)は左側か
ら見た断面図、(d)は下側から見た断面図である。
【図15】同上に用いる操作つまみを示し、(a)は正
面図、(b)は側断面図である。
【図16】同上に用いる扉を示し、(a)は正面図、
(b)は右側から見た側面図、(c)は左側から見た側
面図、(d)は上面図、(e)は下側から見た断面図で
ある。
【図17】同上の熱線センサ付自動スイッチを示す要部
断面図である。
【図18】同上の熱線センサ付自動スイッチを示す要部
断面図である。
【図19】同上の熱線センサ付自動スイッチの使用状態
を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図20】同上の熱線センサ付自動スイッチの使用状態
を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図21】同上の熱線センサ付自動スイッチの回路図で
ある。
【図22】同上の別の回路方式をの回路図である。
【符号の説明】
1 器体 2 ボディ 3 カバー 10 係止爪片 11 結合凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 達也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福島 政治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 渡辺 博俊 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA28 AA58 AA75 AA83 AB01 AB03 BA25 BA28 CA01 CF13 CG02 CG15 CG23 CJ11 CJ21 CJ22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体から放射される熱線を検知することに
    より検知領域内における人の存否を検知する人体検知セ
    ンサと、人体検知センサの検知信号に基づいて負荷をオ
    ンオフさせる制御信号を発生する制御回路、該制御回路
    から入力される制御信号に基づいて負荷への電源供給を
    オンオフ制御する負荷制御回路および制御回路に動作電
    源を供給する電源回路よりなる回路部と、人体検知セン
    サおよび回路部を収納する器体とを備え、上記器体は、
    前面が略矩形状に形成されるとともに、壁面のような施
    工面に固定される取付枠に結合される取付け部を有し、
    上記器体の短幅方向の寸法は、施工面に固定される取付
    枠の開口窓の短幅方向寸法と略同じ寸法に形成されると
    ともに、上記器体の長手方向の寸法は、取付枠の開口窓
    の長手方向寸法の略3分の2に形成されたことを特徴と
    する熱線センサ付自動スイッチ。
  2. 【請求項2】商用電源および負荷の直列回路が接続され
    る2個の接続端子を設け、上記負荷制御回路は接続端子
    を介して商用電源および負荷と直列に接続されるととも
    に、上記電源回路は負荷制御回路と並列に接続されてお
    り、上記電源回路は負荷の非駆動時に負荷が駆動するに
    至らないレベルの入力インピーダンスを有し、負荷の非
    駆動時に制御回路に電源供給しており、負荷の駆動時に
    制御回路に動作電源を供給する補助電源回路を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の熱線センサ付自動スイッ
    チ。
  3. 【請求項3】商用電源や負荷の接続される接続端子が速
    結端子構造の端子からなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  4. 【請求項4】商用電源や負荷の接続される接続端子がね
    じ端子からなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    熱線センサ付自動スイッチ。
  5. 【請求項5】所定の検知領域から入射される熱線を人体
    検知センサに集光するレンズと、所望の検知領域が得ら
    れるようにレンズにより集光された光の一部を反射して
    人体検知センサに入射させる反射部材とを設けたことを
    特徴とする請求項1乃至4記載の熱線センサ付自動スイ
    ッチ。
  6. 【請求項6】人体検知センサを、熱を発生する回路部品
    と離して器体内部に配置したことを特徴とする請求項1
    乃至4記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  7. 【請求項7】人体検知センサが配置される器体の取付部
    位の表面形状を、前方に突出する曲面形状に形成し、動
    作モードを、人体検知センサの検知信号に基づいて自動
    的に負荷をオンオフ制御する自動モードと、検知信号と
    無関係に負荷を強制的にオン又はオフさせる連続入モー
    ド、連続切モードとに切り換えるモード切換手段を設
    け、モード切換手段を操作するための操作ハンドルを器
    体の前面に配設し、該操作ハンドルの表面形状を上記取
    付部位の表面形状と略同じ表面形状に形成したことを特
    徴とする請求項1乃至4記載の熱線センサ付自動スイッ
    チ。
  8. 【請求項8】人体検知センサの検知領域を制限する遮光
    性を有する検知領域制限カバーを設け、該検知領域制限
    カバーが表面に沿ってスライド自在に移動するカバー支
    持部材を器体に設けたことを特徴とする請求項1乃至7
    記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  9. 【請求項9】検知領域制限カバーに設けられた被係止部
    と凹凸係止する係止部を支持カバーの表面に設けたこと
    を特徴とする請求項8記載の熱線センサ付自動スイッ
    チ。
  10. 【請求項10】人体検知センサの検知領域を制限する遮
    光性を有する検知領域制限カバーが器体に着脱自在に取
    り付けられたことを特徴とする請求項1乃至7記載の熱
    線センサ付自動スイッチ。
  11. 【請求項11】周囲の明るさを検知する明るさセンサを
    設け、明るさセンサの検知した周囲の明るさが所定のし
    きい値よりも暗く、且つ、人体検知センサが人の存在を
    検知すると、制御回路は所定の動作保持時間の間だけ負
    荷をオンオフさせる制御信号を発生することを特徴とす
    る請求項1乃至10記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  12. 【請求項12】動作モードを、人体検知センサおよび明
    るさセンサの検知信号に基づいて自動的に負荷をオンオ
    フ制御する自動モードと、検知信号と無関係に負荷を強
    制的にオン又はオフさせる連続入モード、連続切モード
    とに切り換えるモード切換手段や、明るさのしきい値や
    動作保持時間の設定を切り換える設定手段を設け、モー
    ド切換手段や設定手段の操作ハンドルが配設された器体
    の部位よりも上方に明るさセンサが配置されたことを特
    徴とする請求項11記載の熱線センサ付自動スイッチ。
  13. 【請求項13】人体検知センサが配置される器体の取付
    部位の表面形状を前方に突出する曲面形状に形成し、明
    るさのしきい値や動作保持時間の設定を切り換える設定
    手段が設けられた器体の部位を開閉自在に覆う扉を器体
    に設け、上記扉の表面形状を上記取付部位と略同じ表面
    形状に形成したことを特徴とする請求項11記載の熱線
    センサ付自動スイッチ。
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