JP2000130833A - 吹出し口のフィン構造 - Google Patents
吹出し口のフィン構造Info
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- JP2000130833A JP2000130833A JP29964398A JP29964398A JP2000130833A JP 2000130833 A JP2000130833 A JP 2000130833A JP 29964398 A JP29964398 A JP 29964398A JP 29964398 A JP29964398 A JP 29964398A JP 2000130833 A JP2000130833 A JP 2000130833A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィンの外観品質を損ねることなく吹出し風
による風切り音の低減を図る吹出し口のフィン構造を得
る。 【解決手段】 縦フィン84は、支軸86が設けられて
いる中間部から送風方向の下流側の先端へ向けて幅寸法
が徐々に狭められた先端部92が、従来と同様の半径r
の円弧状に形成されている。また、縦フィンは、送風方
向の上流側の端部に、送風方向下流側の先端部よりも幅
寸法(長手方向と直交する方向)を広げた拡幅部94を
設け、この拡幅部の先端を、先端部よりも大きい所定の
半径Rの円弧状に形成している。これにより、拡幅部の
近傍を通過する空調風は、円弧状の表面に沿って流れ、
角度θを大きくしたときに、縦フィン84の近傍での渦
の発生が抑えられ、従来に比べて風切り音が低減され
る。
による風切り音の低減を図る吹出し口のフィン構造を得
る。 【解決手段】 縦フィン84は、支軸86が設けられて
いる中間部から送風方向の下流側の先端へ向けて幅寸法
が徐々に狭められた先端部92が、従来と同様の半径r
の円弧状に形成されている。また、縦フィンは、送風方
向の上流側の端部に、送風方向下流側の先端部よりも幅
寸法(長手方向と直交する方向)を広げた拡幅部94を
設け、この拡幅部の先端を、先端部よりも大きい所定の
半径Rの円弧状に形成している。これにより、拡幅部の
近傍を通過する空調風は、円弧状の表面に沿って流れ、
角度θを大きくしたときに、縦フィン84の近傍での渦
の発生が抑えられ、従来に比べて風切り音が低減され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
係り、詳細には、吹出し口に設けられて空調風の吹出し
方向を偏向する吹出し口のフィン構造に関する。
係り、詳細には、吹出し口に設けられて空調風の吹出し
方向を偏向する吹出し口のフィン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられる空調装置(以下「エア
コン」と言う)では、ブロワファンによって車室内の空
気ないし外気を吸引し、この空気を空調ダクト内でエバ
ポレータ及びヒータコアを通過させることにより温調
し、温調した空気を所定の吹出し口から空調風として車
室内へ吹出して車室内を空調する。
コン」と言う)では、ブロワファンによって車室内の空
気ないし外気を吸引し、この空気を空調ダクト内でエバ
ポレータ及びヒータコアを通過させることにより温調
し、温調した空気を所定の吹出し口から空調風として車
室内へ吹出して車室内を空調する。
【0003】この空調風が吹出される吹出し口には、平
行に配設された複数のフィンを設けられており、これら
のフィンの向きを一体で変更することにより、空調ダク
ト内から吹出し口へ送り込まれる空気を所望の方向へ空
調風として吹出すことができる。
行に配設された複数のフィンを設けられており、これら
のフィンの向きを一体で変更することにより、空調ダク
ト内から吹出し口へ送り込まれる空気を所望の方向へ空
調風として吹出すことができる。
【0004】図8には、エアコンの吹出し口に設けられ
ているフィンの一例を示している。このフィン100
は、空調風の流れに沿った中間部に設けられている軸1
02を中心に回動可能となっており、この軸102を中
心に回動して先端の向きを変えることにより、吹出し風
を偏向することができる。
ているフィンの一例を示している。このフィン100
は、空調風の流れに沿った中間部に設けられている軸1
02を中心に回動可能となっており、この軸102を中
心に回動して先端の向きを変えることにより、吹出し風
を偏向することができる。
【0005】このフィン100の車室内側(矢印B方向
側)は、車室内の美観を損ねることがないように徐々に
細くされ、先端が丸められている。また、このフィン1
00は、車室内と反対側であるフィン100への送風方
向(矢印A方向)上流側は、空調風が通過する開口面積
を狭めて風量を低下させることがないように、車室内側
と同様に徐々に細くされて先端が丸められている。すな
わち、フィン100は、軸102が設けられている中間
部が太くされ、先端へ向けて徐々に細くされている。
側)は、車室内の美観を損ねることがないように徐々に
細くされ、先端が丸められている。また、このフィン1
00は、車室内と反対側であるフィン100への送風方
向(矢印A方向)上流側は、空調風が通過する開口面積
を狭めて風量を低下させることがないように、車室内側
と同様に徐々に細くされて先端が丸められている。すな
わち、フィン100は、軸102が設けられている中間
部が太くされ、先端へ向けて徐々に細くされている。
【0006】ところで、このような吹出し口として車両
に設けられているセンタレジスタでは、例えば、乗員が
急速な冷房感を望むときに、吹出し風が乗員に向けられ
るようにフィンの向きが大きく変えられる。これによ
り、空調ダクトからセンタレジスタへ送り込まれる温調
された空気が乗員へ向けられて吹出される。
に設けられているセンタレジスタでは、例えば、乗員が
急速な冷房感を望むときに、吹出し風が乗員に向けられ
るようにフィンの向きが大きく変えられる。これによ
り、空調ダクトからセンタレジスタへ送り込まれる温調
された空気が乗員へ向けられて吹出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空調ダ
クト内から吹出し口へ送り込まれる空気の流れに対する
フィンの角度が大きくなると、温調された空気がフィン
を通過するときに大きな風切り音が生じ、車室内の静粛
性を妨げてしまうと言う問題が生じる。
クト内から吹出し口へ送り込まれる空気の流れに対する
フィンの角度が大きくなると、温調された空気がフィン
を通過するときに大きな風切り音が生じ、車室内の静粛
性を妨げてしまうと言う問題が生じる。
【0008】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、フィンの外観品質を損ねることなく吹出し風によ
る風切り音の低減を図る吹出し口のフィン構造を提案す
ることを目的とする。
あり、フィンの外観品質を損ねることなく吹出し風によ
る風切り音の低減を図る吹出し口のフィン構造を提案す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、ダクトの吹出し口に設けられて、ダクト内
から吹出し口へ送られる空気の吹出し口からの吹出し方
向を偏向する吹出し口のフィン構造であって、前記フィ
ンの吹出し方向に沿った上流側端部に、先端が所定半径
の円弧状に形成した拡幅部を形成し、前記フィンの幅寸
法を上流側端部から下流側の先端に向けて徐々に狭めて
いることを特徴とする。
の本発明は、ダクトの吹出し口に設けられて、ダクト内
から吹出し口へ送られる空気の吹出し口からの吹出し方
向を偏向する吹出し口のフィン構造であって、前記フィ
ンの吹出し方向に沿った上流側端部に、先端が所定半径
の円弧状に形成した拡幅部を形成し、前記フィンの幅寸
法を上流側端部から下流側の先端に向けて徐々に狭めて
いることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、フィンの吹出し方向上
流側の端部に拡幅部を設け、先端を比較的大きな円弧状
に形成する。これにより、先端の円弧の半径が小さい場
合に比べて空気の剥離が抑えられ、フィンの先端から空
気の流れが剥離し、フィンの影となる部分に空気の渦が
生じることによる風切り音を低減させることができる。
流側の端部に拡幅部を設け、先端を比較的大きな円弧状
に形成する。これにより、先端の円弧の半径が小さい場
合に比べて空気の剥離が抑えられ、フィンの先端から空
気の流れが剥離し、フィンの影となる部分に空気の渦が
生じることによる風切り音を低減させることができる。
【0011】また、吹出し方向と直交する方向に沿った
フィンの寸法である幅寸法を、吹出し方向に沿って徐々
に狭めることにより、吹出し方向の下流側から見たフィ
ンの外観品質を損ねることがない。
フィンの寸法である幅寸法を、吹出し方向に沿って徐々
に狭めることにより、吹出し方向の下流側から見たフィ
ンの外観品質を損ねることがない。
【0012】このような本発明では、前記フィンが前記
ダクトの吹出し口に所定間隔で設けられているときに、
それぞれの前記フィンの吹出し方向の上流側端部が、半
径約2mmの円弧状に形成することが好ましい。
ダクトの吹出し口に所定間隔で設けられているときに、
それぞれの前記フィンの吹出し方向の上流側端部が、半
径約2mmの円弧状に形成することが好ましい。
【0013】すなわち、フィンによる風切り音を低減す
るためのには、フィンの先端を大きな半径の円弧状に形
成するのが好ましいが、先端の円弧の半径を大きくする
ために、拡幅部を大きくすると、空気の通路を狭めるこ
とになる。
るためのには、フィンの先端を大きな半径の円弧状に形
成するのが好ましいが、先端の円弧の半径を大きくする
ために、拡幅部を大きくすると、空気の通路を狭めるこ
とになる。
【0014】このため、フィンを配置する間隔によって
も異なるが、通常、この拡幅部の先端の半径を約2mmと
することにより、フィンが空気抵抗となるのを抑えつ
つ、風切り音の低減を図ることができる。
も異なるが、通常、この拡幅部の先端の半径を約2mmと
することにより、フィンが空気抵抗となるのを抑えつ
つ、風切り音の低減を図ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図2には、本実施の形態に適
用した車両用空調装置(以下「エアコン10」と言う)
の概略構成を示している。エアコン10は、ブロワユニ
ット12のケーシング14とエアコンユニット16のケ
ーシング18によって形成されている空調ダクト20を
備えている。
の実施の形態を説明する。図2には、本実施の形態に適
用した車両用空調装置(以下「エアコン10」と言う)
の概略構成を示している。エアコン10は、ブロワユニ
ット12のケーシング14とエアコンユニット16のケ
ーシング18によって形成されている空調ダクト20を
備えている。
【0016】ブロワユニット12には、空気取入口2
2、24が形成されると共に切替ダンパ26及びブロワ
ファン28が設けられており、図示しないブロワモータ
の作動によってブロワファン28が回転されることによ
り、空気取入口22又は空気取入口24から空気が吸引
される。切替ダンパ26は、外気(車外の空気)を導入
する外気導入モードでは、空気取入口24を閉塞し、内
気(車室内の空気)を導入する内気循環モードでは、空
気取入口22を閉塞する。ブロワユニット12は、空気
取入口22、24から吸引した空気をエアコンユニット
16のケーシング18内に送り込む。
2、24が形成されると共に切替ダンパ26及びブロワ
ファン28が設けられており、図示しないブロワモータ
の作動によってブロワファン28が回転されることによ
り、空気取入口22又は空気取入口24から空気が吸引
される。切替ダンパ26は、外気(車外の空気)を導入
する外気導入モードでは、空気取入口24を閉塞し、内
気(車室内の空気)を導入する内気循環モードでは、空
気取入口22を閉塞する。ブロワユニット12は、空気
取入口22、24から吸引した空気をエアコンユニット
16のケーシング18内に送り込む。
【0017】エアコンユニット16のケーシング18内
には、エバポレータ30、エアミックスダンパ32、ヒ
ータコア34及びモード切替ダンパ36が設けられてい
る。また、このケーシング18には、それぞれに吹出し
口が設けられている複数のダクト38が接続されてい
る。
には、エバポレータ30、エアミックスダンパ32、ヒ
ータコア34及びモード切替ダンパ36が設けられてい
る。また、このケーシング18には、それぞれに吹出し
口が設けられている複数のダクト38が接続されてい
る。
【0018】エバポレータ30は、図示しないコンプレ
ッサ、コンデンサ、エキスパンションバルブ等との間で
冷媒が循環される冷凍サイクルを形成しており、ブロワ
ユニット12から送り込まれる空気は、エバポレータ3
0を通過することにより冷却(除湿)される。また、ヒ
ータコア34には、エンジン冷却水が循環されるように
なっており、このエンジン冷却水によってヒータコア3
4を通過する空気が加熱される。
ッサ、コンデンサ、エキスパンションバルブ等との間で
冷媒が循環される冷凍サイクルを形成しており、ブロワ
ユニット12から送り込まれる空気は、エバポレータ3
0を通過することにより冷却(除湿)される。また、ヒ
ータコア34には、エンジン冷却水が循環されるように
なっており、このエンジン冷却水によってヒータコア3
4を通過する空気が加熱される。
【0019】エアコンユニット16では、ブロワユニッ
ト12から送り込まれた空気をエバポレータ30によっ
て冷却した後、エアミックスダンパ32の開度に応じて
ヒータコア34を通過した空気とヒータコア32をバイ
パスした空気とを混合し、所定温度の空調風を生成す
る。
ト12から送り込まれた空気をエバポレータ30によっ
て冷却した後、エアミックスダンパ32の開度に応じて
ヒータコア34を通過した空気とヒータコア32をバイ
パスした空気とを混合し、所定温度の空調風を生成す
る。
【0020】図3に示されるように、車室40内には、
デフロスタ吹出し口としてセンタデフロスタ42及びサ
イドデフロスタ44が設けられており、HEAT吹出し
口としてリアヒータ吹出し口46と足元吹出し口48
(図2参照)が設けられている。また、車室40内に
は、主に乗員へ向けて空調風を吹出すVENT吹出し口
として、センタレジスタ50とサイドレジスタ52がイ
ンスツルメントパネル54に設けられている。なお、図
3では、車幅方向である左右方向を矢印LRで示してい
る。
デフロスタ吹出し口としてセンタデフロスタ42及びサ
イドデフロスタ44が設けられており、HEAT吹出し
口としてリアヒータ吹出し口46と足元吹出し口48
(図2参照)が設けられている。また、車室40内に
は、主に乗員へ向けて空調風を吹出すVENT吹出し口
として、センタレジスタ50とサイドレジスタ52がイ
ンスツルメントパネル54に設けられている。なお、図
3では、車幅方向である左右方向を矢印LRで示してい
る。
【0021】図2に示されるように、エアコンユニット
16のケーシング18には、センタデフロスタ42とサ
イドデフロスタ44が設けられているダクト56及びセ
ンタレジスタ50とサイドレジスタ52が設けられてい
るダクト58、60が接続されている。また、このケー
シング18には、足元吹出し口48が設けられているダ
クト62が接続されており、このダクト62にリアヒー
タ吹出し口46が設けられているリアヒータダクト64
が接続されている。
16のケーシング18には、センタデフロスタ42とサ
イドデフロスタ44が設けられているダクト56及びセ
ンタレジスタ50とサイドレジスタ52が設けられてい
るダクト58、60が接続されている。また、このケー
シング18には、足元吹出し口48が設けられているダ
クト62が接続されており、このダクト62にリアヒー
タ吹出し口46が設けられているリアヒータダクト64
が接続されている。
【0022】モード切替ダンパ36は、ダクト56、5
8、62へ送り出す空気量の調整用となっており、例え
ば、このモード切替ダンパ36によってダクト56、6
2が閉じられることにより、ケーシング18内で混合さ
れた空気は、主にダクト58を介してセンタレジスタ5
0及びサイドレジスタ52へ供給され、センタレジスタ
50及びサイドレジスタ52から空調風として車室40
内へ吹出される。
8、62へ送り出す空気量の調整用となっており、例え
ば、このモード切替ダンパ36によってダクト56、6
2が閉じられることにより、ケーシング18内で混合さ
れた空気は、主にダクト58を介してセンタレジスタ5
0及びサイドレジスタ52へ供給され、センタレジスタ
50及びサイドレジスタ52から空調風として車室40
内へ吹出される。
【0023】すなわち、エアコン10に設けられている
空調風の吹出し口は、VENT吹出し口(センタレジス
タ50及びサイドレジスタ52)、HEAT吹出し口
(リアヒータ吹出し口46及び足元吹出し口48)及び
デフロスタ吹出し口(センタデフロスタ42及びサイド
デフロスタ44)の3系統に大別されており、インスト
ルメントパネル54に設けられている図示しない操作パ
ネルのモード切替スイッチを操作することにより、VE
NT吹出し口から空気を吹出すVENTモード、HEA
T吹出し口から空気を吹出すHEATモード、デフロス
タ吹出し口から空気を吹出すDEFモード、VENT吹
出し口とHEAT吹出し口から空気を吹出すBi−LE
VELモード及びHEAT吹出口とデフロスタ吹出し口
から空気を吹出すHEAT/DEFモードが選択され
る。
空調風の吹出し口は、VENT吹出し口(センタレジス
タ50及びサイドレジスタ52)、HEAT吹出し口
(リアヒータ吹出し口46及び足元吹出し口48)及び
デフロスタ吹出し口(センタデフロスタ42及びサイド
デフロスタ44)の3系統に大別されており、インスト
ルメントパネル54に設けられている図示しない操作パ
ネルのモード切替スイッチを操作することにより、VE
NT吹出し口から空気を吹出すVENTモード、HEA
T吹出し口から空気を吹出すHEATモード、デフロス
タ吹出し口から空気を吹出すDEFモード、VENT吹
出し口とHEAT吹出し口から空気を吹出すBi−LE
VELモード及びHEAT吹出口とデフロスタ吹出し口
から空気を吹出すHEAT/DEFモードが選択され
る。
【0024】なお、図2に示されるように、センタレジ
スタ50及びサイドレジスタ52には、ダンパ66が設
けられている。図3に示されるように、インストルメン
トパネル40には、センタレジスタ50及びサイドレジ
スタ52のそれぞれに隣接して設けられているダイアル
68を操作することにより、ダンパ66が吹出し口(セ
ンタレジスタ50及びサイドレジスタ52)を開閉す
る。
スタ50及びサイドレジスタ52には、ダンパ66が設
けられている。図3に示されるように、インストルメン
トパネル40には、センタレジスタ50及びサイドレジ
スタ52のそれぞれに隣接して設けられているダイアル
68を操作することにより、ダンパ66が吹出し口(セ
ンタレジスタ50及びサイドレジスタ52)を開閉す
る。
【0025】また、ブロワユニット12、エアコンユニ
ット18及び車室40内に設けられる吹出し口は、従来
公知の一般的構成を適用でき、本実施の形態では詳細な
説明を省略する 図3に示されるように、センタレジスタ50及びサイド
レジスタ52には、グリル70、72が設けられてい
る。図4には、センタレジスタ50に設けられているグ
リル70を示している。
ット18及び車室40内に設けられる吹出し口は、従来
公知の一般的構成を適用でき、本実施の形態では詳細な
説明を省略する 図3に示されるように、センタレジスタ50及びサイド
レジスタ52には、グリル70、72が設けられてい
る。図4には、センタレジスタ50に設けられているグ
リル70を示している。
【0026】このグリル70は、略矩形形状のグリル枠
74内に複数の横フィン76が所定間隔で設けられてお
り、グリル枠74をセンタレジスタ50に組付けたとき
に、横フィン76のそれぞれが左右方向に沿うようにな
っている。このグリル70の中央部には、ノブ78が設
けられており、このノブ78を上下方向に移動させるこ
とにより、グリル70がセンタレジスタ50の枠体80
に形成されている支軸82(図5参照)を中心に回動す
る。この枠体80は、ダクト58を介してエアコンユニ
ット16のに連結されており、ダクト58を介して空調
風が送り込まれる。センタレジスタ50では、ノブ78
の操作によって横フィン76の向きが変えられることに
より、吹出される空調風の風向が上下方向に偏向され
る。
74内に複数の横フィン76が所定間隔で設けられてお
り、グリル枠74をセンタレジスタ50に組付けたとき
に、横フィン76のそれぞれが左右方向に沿うようにな
っている。このグリル70の中央部には、ノブ78が設
けられており、このノブ78を上下方向に移動させるこ
とにより、グリル70がセンタレジスタ50の枠体80
に形成されている支軸82(図5参照)を中心に回動す
る。この枠体80は、ダクト58を介してエアコンユニ
ット16のに連結されており、ダクト58を介して空調
風が送り込まれる。センタレジスタ50では、ノブ78
の操作によって横フィン76の向きが変えられることに
より、吹出される空調風の風向が上下方向に偏向され
る。
【0027】一方、図4及び図5に示されるように、セ
ンタレジスタ50には、グリル70の内方側に本発明を
適用した縦フィン84が配置されている。なお、図5で
は、横フィン76の図示を省略している。
ンタレジスタ50には、グリル70の内方側に本発明を
適用した縦フィン84が配置されている。なお、図5で
は、横フィン76の図示を省略している。
【0028】図5に示されるように、縦フィン84は、
センタレジスタ50を形成する枠体80内に所定間隔で
配置されており、それぞれが上下方向(図5の紙面表裏
方向)に沿っている。縦フィン84のそれぞれは、長手
方向の中間部で上下方向の両端に設けられた支軸86が
枠体80に軸支され配置されている。これらの縦フィン
84は、この支軸86を中心に左右方向に回動可能とな
っている。
センタレジスタ50を形成する枠体80内に所定間隔で
配置されており、それぞれが上下方向(図5の紙面表裏
方向)に沿っている。縦フィン84のそれぞれは、長手
方向の中間部で上下方向の両端に設けられた支軸86が
枠体80に軸支され配置されている。これらの縦フィン
84は、この支軸86を中心に左右方向に回動可能とな
っている。
【0029】縦フィン84のそれぞれには、グリル70
と反対側の端部にレバー88が取付けられており、それ
ぞれのレバー88が、左右方向に沿って配置されている
連結バー90に軸支されている。また、中央部の縦フィ
ン84(84A)には、ノブ78が連結されている。
と反対側の端部にレバー88が取付けられており、それ
ぞれのレバー88が、左右方向に沿って配置されている
連結バー90に軸支されている。また、中央部の縦フィ
ン84(84A)には、ノブ78が連結されている。
【0030】これにより、縦フィン84Aは、ノブ78
を左右方向に操作すると支軸86を中心に回動する。こ
の縦フィン84Aの回動に伴って、連結バー90が左右
方向に移動して、この連結バー90にレバー88を介し
て連結されている他の縦フィン84が縦フィン84Aと
略平行に支軸86を中心に回動する。
を左右方向に操作すると支軸86を中心に回動する。こ
の縦フィン84Aの回動に伴って、連結バー90が左右
方向に移動して、この連結バー90にレバー88を介し
て連結されている他の縦フィン84が縦フィン84Aと
略平行に支軸86を中心に回動する。
【0031】この縦フィン84の一体の回動操作によっ
て枠体80内に送り込まれる空調風の吹出し方向が左右
方向に偏向される。すなわち、枠体80内への空調風の
送風方向を矢印A方向として示し、センタレジスタ50
からの吹出し風の吹出し方向を矢印B方向として示した
とき、縦フィン84の向きによって吹出し方向が矢印B
1、B2、B3方向に変えられる。
て枠体80内に送り込まれる空調風の吹出し方向が左右
方向に偏向される。すなわち、枠体80内への空調風の
送風方向を矢印A方向として示し、センタレジスタ50
からの吹出し風の吹出し方向を矢印B方向として示した
とき、縦フィン84の向きによって吹出し方向が矢印B
1、B2、B3方向に変えられる。
【0032】このように構成されているエアコン10で
は、図示しない操作パネル上のスイッチ操作によって空
調運転が指示されると、ブロワファン28が作動して、
空気取入口22又は空気取入口24から外気ないし内気
を吸引する。ブロワファン28によって吸引された空気
は、エバポレータ30を通過して冷却されると、エアミ
ックスダンパ32によってヒータコア34を通過する空
気とヒータコア34をバイパスする空気に分離される。
ヒータコア34を通過する空気は、ヒータコア34内を
循環されるエンジン冷却水によって加熱された後、ヒー
タコア34をバイパスした空気と混合される。これによ
り、所定の温度の空調風となる空気が得られる。
は、図示しない操作パネル上のスイッチ操作によって空
調運転が指示されると、ブロワファン28が作動して、
空気取入口22又は空気取入口24から外気ないし内気
を吸引する。ブロワファン28によって吸引された空気
は、エバポレータ30を通過して冷却されると、エアミ
ックスダンパ32によってヒータコア34を通過する空
気とヒータコア34をバイパスする空気に分離される。
ヒータコア34を通過する空気は、ヒータコア34内を
循環されるエンジン冷却水によって加熱された後、ヒー
タコア34をバイパスした空気と混合される。これによ
り、所定の温度の空調風となる空気が得られる。
【0033】混合された空気は、モード切替ダンパ36
によって設定された吹出し口へ空調風として供給され
て、車室40内へ吹出される。
によって設定された吹出し口へ空調風として供給され
て、車室40内へ吹出される。
【0034】ここで、乗員がVENTモードないしBi
−LEVELモードを選択することによりセンタレジス
タ50から空調風が車室40内へ吹出される。センタレ
ジスタ50には、横フィン76及び縦フィン84が設け
られており、ノブ78の上下方向及び左右方向の操作に
よって空調風を所望の方向へ吹出すことができる。
−LEVELモードを選択することによりセンタレジス
タ50から空調風が車室40内へ吹出される。センタレ
ジスタ50には、横フィン76及び縦フィン84が設け
られており、ノブ78の上下方向及び左右方向の操作に
よって空調風を所望の方向へ吹出すことができる。
【0035】ところで、図1に示されるように、縦フィ
ン84は、支軸86が設けられている中間部から送風方
向の下流側の先端へ向けて幅寸法が徐々に狭められてい
る。これにより縦フィン84は、車室40内側となる送
風方向下流側の先端部92が半径rの円弧状に形成され
ており、縦フィン84を車室40内側から見たときの美
観の向上を図っている。なお、本実施の形態では、この
半径rを一例として、従来から多用されている寸法であ
る約1mm(r=1mm)としている。
ン84は、支軸86が設けられている中間部から送風方
向の下流側の先端へ向けて幅寸法が徐々に狭められてい
る。これにより縦フィン84は、車室40内側となる送
風方向下流側の先端部92が半径rの円弧状に形成され
ており、縦フィン84を車室40内側から見たときの美
観の向上を図っている。なお、本実施の形態では、この
半径rを一例として、従来から多用されている寸法であ
る約1mm(r=1mm)としている。
【0036】一方、縦フィン84は、送風方向の上流側
の端部に、送風方向下流側の先端部92よりも幅寸法
(長手方向と直交する方向)を広げた拡幅部94を形成
している。縦フィン84は、この拡幅部94の送風方向
上流側が所定の半径Rの円弧状に形成されている。ま
た、縦フィン84は、拡幅部94から支軸86が形成さ
れている中間部へ向けて、徐々に幅寸法が狭まるように
滑らかに屈曲されている。なお、拡幅部94と支軸86
が設けられている中間部の間は、幅寸法の大きな変化が
なければ、括れが形成されていても良い。
の端部に、送風方向下流側の先端部92よりも幅寸法
(長手方向と直交する方向)を広げた拡幅部94を形成
している。縦フィン84は、この拡幅部94の送風方向
上流側が所定の半径Rの円弧状に形成されている。ま
た、縦フィン84は、拡幅部94から支軸86が形成さ
れている中間部へ向けて、徐々に幅寸法が狭まるように
滑らかに屈曲されている。なお、拡幅部94と支軸86
が設けられている中間部の間は、幅寸法の大きな変化が
なければ、括れが形成されていても良い。
【0037】ダクト58内から縦フィン84へ向けて送
風される空調風は、縦フィン84の先端の拡幅部94に
よって互いに隣接する縦フィン84の間へ分割され、縦
フィン84の間を通過する。縦フィン84により変更さ
れる空調風の吹出し方向は、略縦フィン84の長手方向
に沿う方向となる。
風される空調風は、縦フィン84の先端の拡幅部94に
よって互いに隣接する縦フィン84の間へ分割され、縦
フィン84の間を通過する。縦フィン84により変更さ
れる空調風の吹出し方向は、略縦フィン84の長手方向
に沿う方向となる。
【0038】すなわち、送風方向に対する縦フィン84
の角度θを変化させることにより、この角度θの変化に
応じてセンタレジスタ50からの空調風の吹出し方向も
左右方向に変化する。
の角度θを変化させることにより、この角度θの変化に
応じてセンタレジスタ50からの空調風の吹出し方向も
左右方向に変化する。
【0039】この縦フィン84の拡幅部94の半径R
は、従来の先端の半径(従来は、先端部92の半径rと
略同じ)よりも大きくなっている。本実施の形態では、
一例としてこの半径Rを2mm(R=2mm)としている。
は、従来の先端の半径(従来は、先端部92の半径rと
略同じ)よりも大きくなっている。本実施の形態では、
一例としてこの半径Rを2mm(R=2mm)としている。
【0040】これにより、拡幅部94の近傍を通過する
空気(空調風)は、円弧状の表面に沿って流れ易くなっ
ており、角度θを大きくして縦フィン84によって風向
を変えたときに、縦フィン84の近傍での渦の発生を抑
えるようにしている。
空気(空調風)は、円弧状の表面に沿って流れ易くなっ
ており、角度θを大きくして縦フィン84によって風向
を変えたときに、縦フィン84の近傍での渦の発生を抑
えるようにしている。
【0041】一般に、乗員が急速な冷房感が得られるよ
うにするときなどには、乗員がセンタレジスタ50のノ
ブ78を操作して、空調風の吹出し方向が乗員に向くよ
うに左右方向に操作する。これにより、縦フィン84が
左右方向に回動され、送風方向に対する縦フィン84の
角度θが大きくなる。
うにするときなどには、乗員がセンタレジスタ50のノ
ブ78を操作して、空調風の吹出し方向が乗員に向くよ
うに左右方向に操作する。これにより、縦フィン84が
左右方向に回動され、送風方向に対する縦フィン84の
角度θが大きくなる。
【0042】この角度θが大きくなることにより、風切
り音が大きくなり、車室内の静粛性を妨げてしまうこと
がある。
り音が大きくなり、車室内の静粛性を妨げてしまうこと
がある。
【0043】このとき、本実施の形態に適用した縦フィ
ン84は、送風方向上流側の先端部に拡幅部94を形成
し、先端に円弧状の曲面を形成するときの半径Rを大き
くすることにより、この拡幅部94によって分割され
て、拡幅部94の近傍を通過する空気が、円弧状の曲面
に沿うようにしている。これにより、縦フィン84の近
傍を通過する空気、特に送風方向に対して縦フィン84
の裏側(送風方向の下流側の面)を通過する空気が、縦
フィン84の表面から剥離することにより生じる空気の
渦が抑えられる。すなわち、縦フィン84の角度θを大
きくしたときに生じる乱流エネルギーを抑えている。
ン84は、送風方向上流側の先端部に拡幅部94を形成
し、先端に円弧状の曲面を形成するときの半径Rを大き
くすることにより、この拡幅部94によって分割され
て、拡幅部94の近傍を通過する空気が、円弧状の曲面
に沿うようにしている。これにより、縦フィン84の近
傍を通過する空気、特に送風方向に対して縦フィン84
の裏側(送風方向の下流側の面)を通過する空気が、縦
フィン84の表面から剥離することにより生じる空気の
渦が抑えられる。すなわち、縦フィン84の角度θを大
きくしたときに生じる乱流エネルギーを抑えている。
【0044】一般に、縦フィン84の角度θを大きくす
ることにより、縦フィン84の近傍に生じる空気の渦に
よって風切り音が発生する。本実施の形態に適用した縦
フィン84では、風切り音を抑えているので風切り音が
車室40内の騒音となって乗員に不快感を生じるのを抑
えることができる。
ることにより、縦フィン84の近傍に生じる空気の渦に
よって風切り音が発生する。本実施の形態に適用した縦
フィン84では、風切り音を抑えているので風切り音が
車室40内の騒音となって乗員に不快感を生じるのを抑
えることができる。
【0045】一方、縦フィン84の送風方向上流側に拡
幅部94を設けた場合、縦フィン84の間の空気の通路
が狭められ、センタレジスタ50から吹出される風量の
低下を引き起こす。これに対して、本実施の形態では、
縦フィン84の拡幅部94の幅寸法を適切に設定するこ
とにより、センタレジスタ50から吹出される風量の低
下を抑えている。
幅部94を設けた場合、縦フィン84の間の空気の通路
が狭められ、センタレジスタ50から吹出される風量の
低下を引き起こす。これに対して、本実施の形態では、
縦フィン84の拡幅部94の幅寸法を適切に設定するこ
とにより、センタレジスタ50から吹出される風量の低
下を抑えている。
【0046】ここで、本発明を適用した縦フィン84
と、図8に示す一般的従来構造のフィン100の比較説
明を行なう。
と、図8に示す一般的従来構造のフィン100の比較説
明を行なう。
【0047】図6(A)及び図6(B)は、縦フィン8
4とフィン100の比較実験の概略構成を示している。
なお、縦フィン84と従来構造のフィン100では、縦
フィン84に拡幅部94が形成されている点のみが異な
るものとしている。
4とフィン100の比較実験の概略構成を示している。
なお、縦フィン84と従来構造のフィン100では、縦
フィン84に拡幅部94が形成されている点のみが異な
るものとしている。
【0048】図6(A)に示されるように、試験装置1
10は、チャンバー112からダクト114内へ一定風
量の送風を行なう。ダクト114の先端部には、試験用
吹出し口116を取付け、この試験用吹出し口116か
ら所定の間隔X(例えばX=100mmだけ離れた位置に
集音用のマイク118を配置し、このマイク118によ
って騒音レベルを測定する。なお、ダクト114と試験
用吹出し口116の間には、遮音板120を配置して、
チャンバー112やダクト114内で発生する音がマイ
ク118に入力するのを防止している。
10は、チャンバー112からダクト114内へ一定風
量の送風を行なう。ダクト114の先端部には、試験用
吹出し口116を取付け、この試験用吹出し口116か
ら所定の間隔X(例えばX=100mmだけ離れた位置に
集音用のマイク118を配置し、このマイク118によ
って騒音レベルを測定する。なお、ダクト114と試験
用吹出し口116の間には、遮音板120を配置して、
チャンバー112やダクト114内で発生する音がマイ
ク118に入力するのを防止している。
【0049】図6(B)に示されるように、試験用吹出
し口116は、所定の幅寸法Y(Y=70mm)に形成さ
れており、この試験用吹出し口116内に所定の間隔で
縦フィン84又はフィン100を配置し、送風方向に対
する縦フィン84及びフィン100のそれぞれの角度θ
を変化させる。
し口116は、所定の幅寸法Y(Y=70mm)に形成さ
れており、この試験用吹出し口116内に所定の間隔で
縦フィン84又はフィン100を配置し、送風方向に対
する縦フィン84及びフィン100のそれぞれの角度θ
を変化させる。
【0050】表1には、縦フィン84とフィン100の
それぞれについて、角度θを変化させたときの騒音レベ
ルの変化と風量の変化を示している。なお、測定値は、
乗員(人間が)耳に感じる音成分のみを抽出した、所謂
A特性として示す。
それぞれについて、角度θを変化させたときの騒音レベ
ルの変化と風量の変化を示している。なお、測定値は、
乗員(人間が)耳に感じる音成分のみを抽出した、所謂
A特性として示す。
【0051】
【表1】 一方、図7(A)及び図7((B))には、表1の測定
結果を示している。図7(A)に示されるように、本実
施の形態に適用した縦フィン84は、角度θが比較的小
さい範囲では、従来構造の一例として適用したフィン1
00と略同じ程度の騒音レベルとなっているが、角度θ
が大きくなるにしたがってフィン100よりも騒音レベ
ルが小さくなっている。
結果を示している。図7(A)に示されるように、本実
施の形態に適用した縦フィン84は、角度θが比較的小
さい範囲では、従来構造の一例として適用したフィン1
00と略同じ程度の騒音レベルとなっているが、角度θ
が大きくなるにしたがってフィン100よりも騒音レベ
ルが小さくなっている。
【0052】一方、図7(B)に示されるように、縦フ
ィン84では、角度θが小さいときには、フィン100
に比べて僅かながら風量が低下するが、角度θが大きく
なると、逆にフィン100よりも風量の低下は少なくな
る。
ィン84では、角度θが小さいときには、フィン100
に比べて僅かながら風量が低下するが、角度θが大きく
なると、逆にフィン100よりも風量の低下は少なくな
る。
【0053】このように、縦フィン84に送風方向の上
流側の先端部に拡幅部94を設けるときに、円弧状にす
るための半径Rを適切に選択することにより、送風量を
大きく低下させること無く、車室40内の騒音の低減を
図ることができる。
流側の先端部に拡幅部94を設けるときに、円弧状にす
るための半径Rを適切に選択することにより、送風量を
大きく低下させること無く、車室40内の騒音の低減を
図ることができる。
【0054】一般に、センタレジスタ50から吹く出す
空調風を乗員に向ける場合、縦フィン84の角度θが大
きくなる。このとき、本実施の形態に適用した縦フィン
84をセンタレジスタ50に設けることにより、従来構
造(フィン100)に比べると、風量を落すこと無く、
車室内の騒音を抑えることができ、乗員に不快感を生じ
させること無く、快適な空調感を与えることができる。
空調風を乗員に向ける場合、縦フィン84の角度θが大
きくなる。このとき、本実施の形態に適用した縦フィン
84をセンタレジスタ50に設けることにより、従来構
造(フィン100)に比べると、風量を落すこと無く、
車室内の騒音を抑えることができ、乗員に不快感を生じ
させること無く、快適な空調感を与えることができる。
【0055】なお、本実施の形態では、センタレジスタ
50に設けている縦フィン84に本発明を適用して説明
したが、縦フィン84に限らず横フィン76に本発明を
適用しても良い。また、センタレジスタ50に限らず、
サイドレジスタ52に設けるフィンに本発明を適用して
も良く、後席に着座した乗員へ向けて空調風を吹出すリ
アコンソールレジスタを備えているときには、このリア
コンソールレジスタのフィンに本発明を適用しても良
い。
50に設けている縦フィン84に本発明を適用して説明
したが、縦フィン84に限らず横フィン76に本発明を
適用しても良い。また、センタレジスタ50に限らず、
サイドレジスタ52に設けるフィンに本発明を適用して
も良く、後席に着座した乗員へ向けて空調風を吹出すリ
アコンソールレジスタを備えているときには、このリア
コンソールレジスタのフィンに本発明を適用しても良
い。
【0056】また、本実施の形態に適用したエアコン1
0は、本発明を適用したフィンが用いられる車両用空調
装置の構成を限定するものではない。本発明は、任意の
構成の車両用空調装置に適用が可能である。すなわち、
本発明を適用したフィンは、本実施の形態に適用したエ
アコン10に限らず、互いに平行となるように配置され
て空気の流れを所望の方向へ偏向可能な吹出し口のフィ
ンとして用いても良い。
0は、本発明を適用したフィンが用いられる車両用空調
装置の構成を限定するものではない。本発明は、任意の
構成の車両用空調装置に適用が可能である。すなわち、
本発明を適用したフィンは、本実施の形態に適用したエ
アコン10に限らず、互いに平行となるように配置され
て空気の流れを所望の方向へ偏向可能な吹出し口のフィ
ンとして用いても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、フィ
ンの先端に拡幅部を設けて従来よりも比較的大きい所定
半径の円弧状に形成しているので、フィンに向けて送り
込まれる空気が、円弧状の表面に沿って流れ、空気がフ
ィンの先端部近傍の表面から剥離することによる風切り
音の発生を防止することができる。これにより、例え
ば、吹出し口から車室内へ吹出される空調風による車室
内の騒音を抑えることができると言う優れた効果が得ら
れる。
ンの先端に拡幅部を設けて従来よりも比較的大きい所定
半径の円弧状に形成しているので、フィンに向けて送り
込まれる空気が、円弧状の表面に沿って流れ、空気がフ
ィンの先端部近傍の表面から剥離することによる風切り
音の発生を防止することができる。これにより、例え
ば、吹出し口から車室内へ吹出される空調風による車室
内の騒音を抑えることができると言う優れた効果が得ら
れる。
【図1】本発明を適用した縦フィンの構造を示す概略平
面図である。
面図である。
【図2】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図
である。
である。
【図3】車両に設けている吹出し口を示す車室内の概略
斜視図である。
斜視図である。
【図4】センタレジスタの概略を示す要部正面図であ
る。
る。
【図5】縦フィンの配置を示すセンタレジスタを車両の
左右方向に沿って切断した概略断面図である。
左右方向に沿って切断した概略断面図である。
【図6】(A)は、騒音レベルを測定する試験装置の概
略構成図、(B)は試験装置に用いる試験用吹出し口を
示す概略図である。
略構成図、(B)は試験装置に用いる試験用吹出し口を
示す概略図である。
【図7】(A)は、角度θの変化に対する騒音レベルの
変化を示す線図、(B)は角度θに対する風量の変化を
示す線図である。
変化を示す線図、(B)は角度θに対する風量の変化を
示す線図である。
【図8】従来構造のフィンの一例を示す概略図である。
10 エアコン(車両用空調装置) 20 空調ダクト 50 センタレジスタ(吹出し口) 78 ノブ 84 縦フィン 86 支軸 92 先端部 94 拡幅部
Claims (2)
- 【請求項1】 ダクトの吹出し口に設けられて、ダクト
内から吹出し口へ送られる空気の吹出し口からの吹出し
方向を偏向する吹出し口のフィン構造であって、前記フ
ィンの吹出し方向に沿った上流側端部に、先端が所定半
径の円弧状に形成した拡幅部を形成し、前記フィンの幅
寸法を上流側端部から下流側の先端に向けて徐々に狭め
ていることを特徴とする吹出し口のフィン構造。 - 【請求項2】 前記フィンが前記ダクトの吹出し口に所
定間隔で設けられているときに、それぞれの前記フィン
の吹出し方向の上流側端部が、半径約2mmの円弧状に形
成されていることを特徴とする請求項1記載の吹出し口
のフィン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29964398A JP2000130833A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 吹出し口のフィン構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29964398A JP2000130833A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 吹出し口のフィン構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000130833A true JP2000130833A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17875251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29964398A Withdrawn JP2000130833A (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | 吹出し口のフィン構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000130833A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050119492A (ko) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | 기아자동차주식회사 | 차량 공조 장치의 벤트 노즐 블레이드 |
| JP2007205643A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Max Co Ltd | 送風装置 |
| JP2011220679A (ja) * | 2011-08-10 | 2011-11-04 | Max Co Ltd | 送風装置 |
| US20160167484A1 (en) * | 2014-12-11 | 2016-06-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Register |
| CN105691150A (zh) * | 2014-12-11 | 2016-06-22 | 丰田自动车株式会社 | 配风器 |
| CN106288269A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-01-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风组件及具有其的空调器 |
| JP2017001663A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | 自動車の乗員室を換気するための換気ダクト |
| JP2018103864A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | しげる工業株式会社 | 車両用レジスタ装置 |
| JP2019098878A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | レジスタ |
| JP2021146856A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 豊和化成株式会社 | レジスタ及びフィン |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP29964398A patent/JP2000130833A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050119492A (ko) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | 기아자동차주식회사 | 차량 공조 장치의 벤트 노즐 블레이드 |
| JP2007205643A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Max Co Ltd | 送風装置 |
| JP2011220679A (ja) * | 2011-08-10 | 2011-11-04 | Max Co Ltd | 送風装置 |
| US10189334B2 (en) | 2014-12-11 | 2019-01-29 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Register |
| US20160167484A1 (en) * | 2014-12-11 | 2016-06-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Register |
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| JP2016113140A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
| JP2017124830A (ja) * | 2014-12-11 | 2017-07-20 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
| JP2017001663A (ja) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | 自動車の乗員室を換気するための換気ダクト |
| CN106288269A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-01-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风组件及具有其的空调器 |
| JP2018103864A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | しげる工業株式会社 | 車両用レジスタ装置 |
| JP2019098878A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | レジスタ |
| JP2021146856A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 豊和化成株式会社 | レジスタ及びフィン |
| JP7493358B2 (ja) | 2020-03-18 | 2024-05-31 | 豊和化成株式会社 | レジスタ |
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Legal Events
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| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050804 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20061218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |