JP2000129635A - 遮断壁構造 - Google Patents

遮断壁構造

Info

Publication number
JP2000129635A
JP2000129635A JP10308618A JP30861898A JP2000129635A JP 2000129635 A JP2000129635 A JP 2000129635A JP 10308618 A JP10308618 A JP 10308618A JP 30861898 A JP30861898 A JP 30861898A JP 2000129635 A JP2000129635 A JP 2000129635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wall panel
shaped
shaped steel
wall structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10308618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3495617B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Nagahara
伸彦 永原
Takehiko Yamamoto
健彦 山本
Yukio Minami
幸男 南
Kiyotaka Nishida
清隆 西田
Kazuhiko Murata
和彦 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nozawa Corp
Hanshin Electric Railway Co Ltd
Original Assignee
Nozawa Corp
Hanshin Electric Railway Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nozawa Corp, Hanshin Electric Railway Co Ltd filed Critical Nozawa Corp
Priority to JP30861898A priority Critical patent/JP3495617B2/ja
Publication of JP2000129635A publication Critical patent/JP2000129635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3495617B2 publication Critical patent/JP3495617B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁パネルを取り付けるH型鋼材が、壁パネル
の表面側に露出しないようにすると共に、壁パネル取り
付け部の破損や経年変化による緩みで壁パネルが脱落す
るのを防止でき、しかも仕上げ状態が良好で体裁が良
く、さらに壁パネル取り付け時の溶接作業をなくすこと
のできる遮断壁構造を提供する。 【解決手段】 適宜間隔で立設されたH型鋼材1に壁パ
ネル9を上下及び左右方向に連続的に取り付けて遮断壁
を構築してなる遮断壁構造において、上記H型鋼材1の
溝5内に複数のL型ブラケット6を固定し、同L型ブラ
ケット6にその一辺を上記H型鋼材1の一方のフランジ
1a面より所定寸法外側へ突出させたL型アングル材7
をボルト8により締結すると共に、同L型アングル7に
弾性シート材17を介在させて上記壁パネル9をボルト
15により締結した遮断壁構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路、高架道
路、鉄道線路等に沿って、プレキャストコンクリート
板、押出成形セメント板、繊維セメント板等からなる中
空の壁パネルによって構築され、騒音防止や人等の侵入
を防止する防音壁、防護壁等として機能する遮断壁構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遮断壁に要求される機能は、防
音壁や防護壁として、騒音や人の侵入等を遮断すること
であるが、構築される環境からどうしても振動が伝わっ
てくることは避けられず、壁パネル取り付け部の破損や
経年変化によるボルト等の緩みで壁パネルが脱落してし
まう等の問題がある。また、道路に沿った遮断壁の場
合、車が衝突して破損したとき、破片が極力周辺に飛散
しないよう構成されることが望まれる。
【0003】図7乃至図9は、このような遮断壁構造の
従来例を示すものである。図7に示すものは、実開平2
−109819号公報に記載されたもので、適宜間隔で
立設されたH型鋼材31の一対のフランジ31a、31
b間に形成された溝32に壁パネル33の端部を嵌め込
み、一方のフランジ31aの内面との間に弾性シート材
34を介在させると共に、他方のフランジ31bの内面
との間にテーパー面を有する一対の楔部材35と弾性押
さえ部材36を介在させ、楔部材35同志をH型鋼材3
1のウェブ31cを挟んでボルト37により締結して構
成したものである。
【0004】一方、図8に示すものは、その構成をより
簡素化したもので、H型鋼材31のウェブ31cにL型
アングル材38をボルト39により締結し、壁パネル3
3の端部をH型鋼材31の一対のフランジ31a、31
b間に形成される溝32に嵌め込み、その端部を弾性シ
ート材等を介してH型鋼材31の一方のフランジ31a
の内面とL型アングル材38との間で狭持することによ
って、壁パネル33を支持するようにしたものである。
【0005】しかしながら、上記した従来のものは、い
ずれもH型鋼材31の一対のフランジ31a、31b間
に形成される溝32に壁パネル33の端部を嵌め込ん
で、壁パネル33をH型鋼材31に取り付け支持するよ
う構成しているため、壁パネル33の表面にH型鋼材3
1の一部である一方のフランジ31aが露出することは
避けられず、このフランジ31aが遮断壁の左右方向に
沿って等間隔で現れることになり、見栄えの点で満足し
得るものではなかった。
【0006】さらに、図9に示すものは、別の従来例を
示すもので、H型鋼材31のフランジ外側31aにパッ
キン41を挟んで、壁パネル33とH型鋼材31を壁パ
ネル33にボルト39で取り付けられたZクリップ40
で取り付けるものである。この場合、フランジ31aが
遮断壁の左右方向にわたって等間隔で現れることはな
い。しかし、内側から見た場合には、壁パネル33に取
り付けられたZクリップ40が現れるために、見栄えが
悪くなった。また、Zクリップ40は振動などで回転す
る恐れがあり、これを防止するためには壁パネル33に
取り付けられているZクリップ40全てをH型鋼材31
に溶接する必要があり、手間がかかるものであった。さ
らに、前記H型鋼材31とZクリップ40は、耐久性を
高めるため予め工場において防錆処理が施されており、
施工現場でZクリップ40とH型鋼材31を溶接する
と、溶接部分の防錆処理を行なわなければならず手間が
かかると共に防錆処理の信頼性が低下し、さらに耐久性
の面でも問題があった。また、Zクリップ40の回転を
防止するためにZクリップ40に転び止め部材を取り付
けることもできるが、施工金具が多くなり、見栄えや施
工性の面でも良いものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、壁パネルを取り付け支持するH型鋼材が、壁パネル
の表面側に露出しないように構成された遮断壁構造を提
供することにある。また、本発明の他の課題は、壁パネ
ル取り付け部の破損や経年変化による緩みで壁パネルが
脱落するのを防止できる遮断壁構造を提供することにあ
る。本発明の更なる課題は、仕上げ状態が良好で現場で
の溶接が必要なく、耐久性に優れ体裁のよい遮断壁構造
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる遮断壁構造は、適宜間隔で立設さ
れたH型鋼材に壁パネルを上下及び左右方向に連続的に
取り付けて遮断壁を構築してなる遮断壁構造において、
上記H型鋼材の溝内に複数のL型ブラケットを固定し、
同L型ブラケットにその一辺を上記H型鋼材の一方のフ
ランジ面より所定寸法外側へ突出させたL型アングル材
をボルトにより締結すると共に、同L型アングルに弾性
シート材を介在させて上記壁パネルをボルトにより締結
してなることを特徴とするものであり、H型鋼材に固定
されたL型ブラケットにその一辺がH型鋼材の一方のフ
ランジ面より所定寸法外側へ突出されたL型アングル材
を締結し、このL型アングル材に弾性シート材を介在さ
せて壁パネルを取り付けているため、振動等を弾性シー
ト材により吸収できると共に、H型鋼材が壁パネルの表
面に露出しないようにして、壁パネルを取り付けること
ができる。
【0009】また、本発明にかかる遮音壁構造は、上記
した遮断壁構造において、上記L型アングル材と上記壁
パネルを緩み止めボルトにより締結することで、ボルト
の経年変化による緩みで壁パネルが脱落することがなく
なる。
【0010】また、本発明にかかる遮断壁構造は、上記
した遮断壁構造において、上記H型鋼材の下部にL型の
自重受けアングル材を固定し、同自重受けアングル材の
外側への突出辺に脱落防止材を設け、同脱落防止材上に
最下部の上記壁パネルを設置すると共に、同壁パネルと
基礎との間にシーリング材を充填してなることを特徴と
するものであり、最下部の壁パネルを脱落防止材で位置
決めして設置することができると共に、最下部の壁パネ
ルと基礎との間にシーリング材を充填しているため、遮
断壁の下方部を体裁よく仕上げることができる。
【0011】更に、本発明にかかる遮断壁構造は、上記
した遮断壁構造において、上記H型鋼材の上部に笠木取
り付け役物を介して笠木を取り付け、同笠木により最上
部の上記壁パネルの上端を被ってなることを特徴とする
ものであり、最上部の壁パネルの上端をH型鋼材の上部
に取り付けられた笠木により被っているため、一段と綺
麗な見栄えのよい遮断壁とすることができる。
【0012】また、本発明にかかる遮断壁構造は、上記
した遮断壁構造において、上記壁パネルは左右方向に沿
う中空部を有し、同中空部に沿って共芯入りワイヤーを
等間隔で挿入してなると共に、その上端面に凸部、下端
面に凹部を有し、同凸部と凹部とを互いに嵌合させて上
記壁パネルを上下方向に連続的に設置してなることを特
徴とするものであり、壁パネルを中空部に沿って共芯入
りワイヤーを挿入した構成としているため、軽量であり
ながらその強度アップと破損時の飛散防止を図ることが
できると共に、その上・下端面の凸・凹部により、壁パ
ネルを位置ずれなく設置することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
乃至図6に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態
にかかる遮断壁構造の横断面図、図2はその弾性シート
材の正面図(A)と側面図(B)、図3はそのL型アン
グル材の横断面図、図4は本発明の実施形態にかかる遮
断壁構造の下方部の縦断面図、図5は本発明の実施形態
にかかる遮断壁構造の上方部の縦断面図である。
【0014】図中において、1は遮断壁を構築する箇所
に所定間隔で立設されたH型鋼材であり、例えば図4に
示すようにH型鋼材1の下端に鉄板からなる部材2を溶
接し、これを基礎3中に埋設されたアンカーボルト4に
締付け固定することにより設置するか、あるいはH型鋼
材1の下部を基礎3中に埋設することによって設置され
る。
【0015】このH型鋼材1の一対のフランジ1a、1
b間に形成される溝5内に、その上下方向に沿って複数
個所にL型ブラケット6を溶接等によって固定されてお
り、工場などにおいて予め防錆処理が行なわれている。
このL型ブラケット6に対して、H型鋼材1の上端及び
下端付近まで通しで伸びるL型断面のアングル材7を取
り付けている。L型アングル材7は、複数個所でL型ブ
ラケット6にボルト8で締結され、その一辺がH型鋼材
1の一方のフランジ1aより所定寸法だけ外側に突出す
るように取り付けられている。
【0016】このL型アングル材7は、壁パネル9を取
り付けるためのもので、図3に示すように外側へ突出し
た一辺には上下方向複数個所にボルト貫通穴10が設け
られている。壁パネル9は、プレキャストコンクリート
板、押出成形セメント板、繊維セメント板等からなるも
のであり、左右方向に中空部11を有すると共に、この
中空部11に沿って共芯入りワイヤー12を等間隔で挿
入することによって、強度アップと破損時の飛散防止を
図っている。
【0017】また、壁パネル9には、上端面に上方への
凸部13が、又、下端面に内方への凹部14が設けられ
ており、上下方向に連続的に壁パネル9を設置する場
合、この凸部13と凹部14を互いに嵌合させ、その間
に図示されていないゴムパッキン等を介在させて設置す
るようにしている。壁パネル9は、L型アングル材7に
対して緩め止めボルト15と特殊ナット16を介して締
結される。この特殊ナット16はナット16aとバネ材
16bとを一体化構成したもので、壁パネル9の中空部
11に挿入されてバネ材16bにより所定位置に保持さ
れ、そのナット16aに緩め止めボルト15を締付ける
ことにより壁パネル9を締結できるようにしたものであ
る。これにより、経年変化によるボルトの緩みで壁パネ
ルが脱落することがなくなる。緩み止めボルトとして
は、例えば図6の(A)に示されたボルト15を用いる
ことができる。このボルト15はボルト本体15a中心
部の貫通孔に芯棒15bが挿入されており、図6(B)
の如くボルト締結後にこの芯棒15bを打ち込み、先端
部15cが開くことによってボルト15が緩むのを防止
するものである。
【0018】すなわち壁パネル9を取り付ける際に、壁
パネル9とL型アングル材7との間に図2に示すような
弾性シート17材を介在させ、振動を吸収できるように
している。この弾性シート17材は、中心に穴18を有
する矩形状の鉄板19の一面にゴムシート20を張って
積層一体化したものであり、壁パネル9とL型アングル
材7との締結箇所の全てに介在される。
【0019】上記のような壁パネル9を構築して構成さ
れる遮断壁の下方部は、図4に示すようにH型鋼材1の
下部にこのH型鋼材と同一幅でL型の自重受けアングル
21を溶接により固定し、この自重受けアングル21の
外側への突出辺に丸鋼等からなる脱落防止材22を設
け、この脱落防止材22に対して壁パネル9の下端面の
凹部14を嵌合することにより、最下部の壁パネル9を
位置決めして設置し、更にこの最下部の壁パネル9と基
礎3との間にバックアップ材23を介してシーリング材
24を充填した納まり構造としている。
【0020】また、遮断壁の上方部は、図5に示すよう
にH型鋼材1の上端にプレート25を溶接等により固定
し、このプレート25に笠木取り付け役物26をボルト
27で締結することによって、壁パネル9の上端を被う
ように笠木28を取り付けた納まり構造としている。な
お、上記の実施形態では、中間に立設されたH型鋼材1
の左右両側に壁パネル9を取り付けた例について説明し
たが、遮断壁の左右方向両端では、端に位置する壁パネ
ル9の一端だけがH型鋼材1に取り付けられることにな
ることは言うまでもない。
【0021】しかして、上記の実施形態によると、壁パ
ネル9は、H型鋼材1の溝5内に固定されたL型ブラケ
ット6にボルト8を介して締結されたL型アングル材7
のH型鋼材1の一方のフランジ1aより外側に突出され
た一辺に、緩め止めボルト15及び特殊ナット16を介
して締結されるようになっているため、壁パネル9の表
面にH型鋼材1を露出させないようにして、壁パネル9
を取り付け遮断壁を構築することができる。従って、壁
パネル9の表面にH型鋼材1を露出させた従来構造の遮
断壁とは異なる特徴、すなわち見栄えの良好な特徴を有
する遮断壁とすることができる。さらに、工場等で予め
H型鋼材にL型ブラケット等、所定の部材が溶接され防
錆処理された部材を用いて施工するため現場では、溶接
する必要がなくボルトを用いて組み立てるだけであり部
材の耐久性も向上する。
【0022】また、L型アングル材7と壁パネル9との
締結個所の全てに弾性シート17材を介在させ、緩め止
めボルト15と特殊ナット16とにより締結するように
しているため、ここで振動等を吸収することができ、壁
パネル9の取り付け部の振動による破損や緩め止めボル
ト15等の経年変化による緩みに起因する壁パネル9の
脱落等を防止することができる。
【0023】更に、遮断壁の下方部については、自重受
けアングル21と脱落防止材22を設けることにより、
最下部の壁パネル9を位置決めして設置するようにし、
その最下部の壁パネル9と基礎3との間にシーリング材
24を充填した納まりとしているため、見栄えよく仕上
げることができる。同様に遮断壁の上方部については、
最上部の壁パネル9の上端をH型鋼材1の上端に笠木取
り付け役物26を介して取り付けられた笠木28で被っ
た納まりとしているため、仕上げの状態を一段と体裁の
よいものにすることができる。
【0024】また、壁パネル9は、共芯入りワイヤー1
2を挿入して補強し、強度アップと破損時の飛散防止を
図ったものであるため、もし車等が衝突した場合でも、
簡単にパネルの破片が飛散することはなく、事故が拡大
するのを防止することができ、しかも、壁パネル9はそ
の上端面及び下端面に凸部13及び凹部14を設け、そ
れを互いに嵌合することによって上下方向に設置できる
ようにしているため、位置ずれ等を生ずることなく、体
裁よく綺麗に設置することができる。
【0025】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
かかる遮断壁構造によると、遮断壁としての本来の機能
である防音壁や防護壁としての機能や、振動による破損
や脱落等に対しての対策を充分に取りながら、H型鋼材
を表面に露出させない構造としているため、見栄えの良
好な遮断壁とすることができる。さらに、工場等で予め
H型鋼材に所定の部材が溶接され防錆処理された部材を
用いて施工するため、現場では溶接する必要がなくボル
トを用いて組み立てるだけであり部材の耐久性が向上
し、その上緩み止めボルトを用いることによって、経年
変化によるボルトの緩みで壁パネルが脱落することがな
く壁パネル取り付けの信頼性も向上する。
【0026】また、遮断壁の下方部を最下部の壁パネル
を位置決めして設置し、基礎との間にシーリング材を充
填した納まり構造とすると共に、遮断壁の上方部を最上
部の壁パネルの上端を笠木で被った納まり構造としてい
るため、一段と体裁のよい遮断壁とすることができる。
更に、壁パネルを中空部に沿って共芯入りワイヤーを挿
入した構成としているため、遮断壁の強度アップによる
破損防止と、仮に破損したときの破片の飛散防止を図る
ことができ、しかもその上端面、下端面に設けた凸部、
凹部により、壁パネルを位置ずれなく設置することがで
きる等多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる遮断壁構造の横断面
図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる遮断壁構造用の弾性
シート材の正面図(A)と側面図(B)である。
【図3】本発明の実施形態にかかる遮断壁構造用のL型
アングル材の横断面図である。
【図4】本発明の実施形態にかかる遮断壁構造の下方部
の縦断面図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる遮断壁構造の上方部
の縦断面図である。
【図6】本発明に用いられるボルトの説明図である。
【図7】従来の遮断壁構造の一例を示す横断面図であ
る。
【図8】従来の遮断壁構造の他の例を示す横断面図であ
る。
【図9】従来の遮断壁構造の更に他の例を示す横断面図
である。
【符号の説明】
1…H型鋼材、1a,1b…H型鋼材のフランジ、3…
基礎、5…溝、6…L型ブラケット、7…L型アングル
材、8…ボルト、9…壁パネル、11…中空部、12…
共芯入りワイヤー、13…凸部、14…凹部、15…ボ
ルト、17…弾性シート材、21…自重受けアングル
材、22…脱落防止材、24…シーリング材、26…笠
木取り付け役物、28…笠木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 健彦 大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号 阪神電気鉄道株式会社内 (72)発明者 南 幸男 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目3番16 号 株式会社ノザワ大阪支店内 (72)発明者 西田 清隆 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目3番16 号 株式会社ノザワ大阪支店内 (72)発明者 村田 和彦 滋賀県大津市梅林1丁目15番30号 株式会 社ノザワ大津営業所内 Fターム(参考) 2D001 AA01 BA02 CA01 CB01 CC01 CD03 DA02 2E001 DF02 GA20 GA52 GA53 HA01 HA04 HB02 LA15 MA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔で立設されたH型鋼材に壁パネ
    ルを上下及び左右方向に連続的に取り付けて遮断壁を構
    築してなる遮断壁構造において、 上記H型鋼材の溝内に複数のL型ブラケットを固定し、
    同L型ブラケットにその一辺を上記H型鋼材の一方のフ
    ランジ面より所定寸法外側へ突出させたL型アングル材
    をボルトにより締結すると共に、同L型アングルに弾性
    シート材を介在させて上記壁パネルを締結してなること
    を特徴とする遮断壁構造。
  2. 【請求項2】 上記L型アングル材と上記壁パネルを緩
    み止めボルトにより締結してなることを特徴とする請求
    項1記載の遮断壁構造。
  3. 【請求項3】 上記H型鋼材の下部にL型の自重受けア
    ングル材を固定し、同自重受けアングル材の外側への突
    出辺に脱落防止材を設け、同脱落防止材上に最下部の上
    記壁パネルを設置すると共に、同壁パネルと基礎との間
    にシーリング材を充填してなることを特徴とする請求項
    1又は2記載の遮断壁構造。
  4. 【請求項4】 上記H型鋼材の上部に笠木取り付け役物
    を介して笠木を取り付け、同笠木により最上部の上記壁
    パネルの上端を被ってなることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の遮断壁構造。
  5. 【請求項5】 上記壁パネルは左右方向に沿う中空部を
    有し、同中空部に沿って共芯入りワイヤーを等間隔で挿
    入してなると共に、その上端面に凸部、下端面に凹部を
    有し、同凸部と凹部とを互いに嵌合させて上記壁パネル
    を上下方向に連続的に設置してなることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の遮断壁構造。
JP30861898A 1998-10-29 1998-10-29 遮断壁構造 Expired - Fee Related JP3495617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30861898A JP3495617B2 (ja) 1998-10-29 1998-10-29 遮断壁構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30861898A JP3495617B2 (ja) 1998-10-29 1998-10-29 遮断壁構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000129635A true JP2000129635A (ja) 2000-05-09
JP3495617B2 JP3495617B2 (ja) 2004-02-09

Family

ID=17983226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30861898A Expired - Fee Related JP3495617B2 (ja) 1998-10-29 1998-10-29 遮断壁構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3495617B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173089A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社大林組 防音壁および防音材

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0115700Y2 (ja) * 1984-01-18 1989-05-10
JPH05209406A (ja) * 1991-09-24 1993-08-20 Showa Denko Kenzai Kk 中空板材の留付工法
JPH0621933Y2 (ja) * 1989-04-19 1994-06-08 滋 宇藤 高速道路用遮音壁
JPH0931925A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Sumitomo Chem Co Ltd 透明遮音壁

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0115700Y2 (ja) * 1984-01-18 1989-05-10
JPH0621933Y2 (ja) * 1989-04-19 1994-06-08 滋 宇藤 高速道路用遮音壁
JPH05209406A (ja) * 1991-09-24 1993-08-20 Showa Denko Kenzai Kk 中空板材の留付工法
JPH0931925A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Sumitomo Chem Co Ltd 透明遮音壁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173089A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 株式会社大林組 防音壁および防音材
JP7537123B2 (ja) 2020-04-28 2024-08-21 株式会社大林組 防音壁

Also Published As

Publication number Publication date
JP3495617B2 (ja) 2004-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102165226B1 (ko) 방음벽 지주 및 이를 설치하는 방법
JP4223535B2 (ja) 低層用柵構造体と接続用ブラケット
JP2000129635A (ja) 遮断壁構造
US20220316201A1 (en) Device for Thermally Insulating, Force-Transmitting Retrofitting of a Second Load-Bearing Construction Element to a First Load-Bearing Construction Element and Structure with Such a Device
JPS6256306B2 (ja)
JP3716290B2 (ja) カーテンウォールにおける横目地構造
JPH094240A (ja) 外構一体型住宅
JPH02296987A (ja) 避難装置の取付構造
JP4120820B2 (ja) 防火区画壁の構造および施工方法
JP2843531B2 (ja) カーテンウォールユニットの取付構造およびこのカーテンウォールユニットを支持する方立および無目の接合構造
KR102657703B1 (ko) 가설방음벽의 안전 캐노피 구조
CA2146110C (en) Sound barrier fence
JP3044171B2 (ja) ゲート
JP4223181B2 (ja) 低層用柵構造体と接続用ブラケット
JPH08134850A (ja) 遮音・防風壁板の落下防止装置
JP3240421B2 (ja) 地下構造物の構築方法
JP3048453B2 (ja) 外装材の取付け工法
JP2536183Y2 (ja) バルコニーの取付部の構造
JP4022943B2 (ja) パネル取付け金具
JP3705069B2 (ja)
JP3506168B2 (ja) 腰壁取付け金具および腰壁取付け構造
JP3037195B2 (ja) 軒天井取付構造
JP3382376B2 (ja) 屋根ユニットの固定金具
JP2571183Y2 (ja) 鉄骨小梁の取付構造
JPH076247Y2 (ja) バルコニ取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees