JP2000129277A - 容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤 - Google Patents

容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤

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JP2000129277A
JP2000129277A JP30186398A JP30186398A JP2000129277A JP 2000129277 A JP2000129277 A JP 2000129277A JP 30186398 A JP30186398 A JP 30186398A JP 30186398 A JP30186398 A JP 30186398A JP 2000129277 A JP2000129277 A JP 2000129277A
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lubricant
conveyor
chloride
container
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Seiji Kamioka
誠治 上岡
Tsunenori Chiba
経範 千葉
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Daisan Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶やビン等の容器中にお茶、紅茶、コーヒ
ー、コーラ、ビール等の飲用食品を容器搬送コンベア上
で充填して該容器を搬送するに当り、該コンベア上に塗
布等により適用される潤滑剤であって、殺菌性に優れる
ことはもちろんのこと、コンベア上で飲用食品と接触し
ても沈澱を生じることがなく、したがって、コンベア上
で沈澱物による汚れや潤滑性の低下を引き起こすことが
なく、常に優れた潤滑性を保持する潤滑剤を得る。 【構成】 容器搬送コンベア上で容器中に飲用食品を充
填して該容器を搬送するに当り、該コンベア上に適用さ
れる潤滑剤であって、アルキルピリジウムクロライドを
主成分として含有し、該コンベア上で充填すべき飲用食
品と接触しても沈澱の発生を抑制することを特徴とす
る。前記アルキルピリジウムクロライドのアルキル基が
長鎖もしくは分岐鎖アルキル基、ラウリル基、ミリスチ
ル基、セチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基ま
たはステアリル基である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はお茶、紅茶、コーヒー、コーラ、
ビール等の飲用食品を、缶やビン等の容器中に容器搬送
コンベア上で充填し、搬送する際に、該コンベア上に適
用される殺菌性潤滑剤に係り、特に、良好な殺菌力を有
することはもちろんのこと、該コンベア上で上記飲用食
品と接触しても沈澱の発生を起こさず、したがって、沈
澱物による潤滑性の低下を引き起こすことがなく、常に
良好な潤滑性を保持し得る容器搬送コンベア用殺菌性潤
滑剤に関する。
【0002】
【従来の技術】お茶、紅茶、コーヒー、コーラ、ビール
等の飲用食品を缶やビン等の容器中に充填する工程で
は、多数のプレートを搬送方向に無端状に連ねた容器搬
送用コンベアが利用されている。
【0003】これら容器搬送用コンベアは自動制御によ
り連続運転されており、このため、容器の流れが停止し
ても容器搬送用コンベアのみがそのまま連続して運転さ
れることになる。この場合には、容器とコンベアのプレ
ート表面との間に摩擦が生じて、モータの負荷を異常に
増したり容器を傷つけたりする。そこでこの摩擦を低下
させる必要がある。
【0004】一方、洗浄機から運ばれてきた容器をその
まま容器搬送用コンベアの流れに乗せるためには、コン
ベアのプレート表面に適当な静摩擦力も要求される。
【0005】これらの必要性を満たす潤滑剤として、従
来、高級脂肪酸石けんを主体とした潤滑剤が知られてい
る。これは例えば、主成分としてヤシ油脂肪酸カリウム
石けん、オレイン酸アミン石けん等を含み、100〜4
00倍に希釈したものを容器搬送用コンベアのプレート
表面に塗布することにより使用に供されていた。
【0006】さらに、近年では、コンベア上でも微生物
の繁殖を抑制し、衛生管理を徹底する要求が高まってお
り、この要求を満たす潤滑剤として本出願人にかかる特
定のアニオン界面活性剤と、塩化ベンザルコニウム型殺
菌性第4級アンモニウム塩とからなる殺菌性潤滑剤組成
物が開発され、特許となっている。(特公平4−675
6号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の殺菌性潤滑剤組
成物は高殺菌力を有し、コンベア上での微生物の繁殖を
良好に抑制し、衛生管理上好ましいものである。
【0008】しかし、これは例えば、コーヒー、ウーロ
ン茶、コーラ、ビール等の飲用食品をコンベア上で容器
に充填の際、この飲用食品がコンベア上にこぼれて潤滑
剤と接触すると、沈澱物を生成してしまう。
【0009】この沈澱物はコンベア、その周辺、さらに
はコンベア上の容器を汚すばかりか、コンベアの潤滑性
をも低下させてしまい、非常に大きな問題となってい
る。
【0010】そこで、本発明の目的は殺菌性に優れるこ
とはもちろんのこと、コンベア上で飲用食品と接触して
も沈澱の発生を起こさず、したがって、沈澱物による汚
れや潤滑性の低下を引き起こすことがなく、常に優れた
潤滑性を保持し、上述の公知技術に存する欠点を改良し
た容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によれば、容器搬送コンベア上で容器中に飲
用食品を充填して該容器を搬送するに当り、該コンベア
上に適用される潤滑剤であって、アルキルピリジウムク
ロライドを主成分として含有し、該コンベア上で充填す
べき飲用食品と接触しても沈澱の発生を抑制することを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に詳述す
る。
【0013】本発明に用いられるアルキルピリジウムク
ロライドは一般式
【化3】 を有する長鎖アルキルピリジウム塩型カチオン界面活性
剤であって、殺菌性を保持するとともに潤滑性をも保持
する。ここで、Rは長鎖もしくは分岐鎖のアルキル基で
あって、炭素数が6〜18、好ましくは10〜18、さ
らに好ましくは12〜16である。
【0014】このアルキル基の具体例としては、ヘキシ
ル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、ミリスチル
基、セチル基、ステアリル基等が挙げられる。この中
で、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、
ステアリル基等が好ましく、特にラウリル基、ミリスチ
ル基、セチル基等が好ましい。
【0015】このようなアルキル基を有するアルキルピ
リジウムクロライドの具体例としては、ヘキシルピリジ
ニウムクロライド、オクチルピリジウムクロライド、デ
シルピリジニウムクロライド、ラウリルピリジニウムク
ロライド、ミリスチルピリジウムクロライド、セチルピ
リジニウムクロライド、ステアリルピリジニウムクロラ
イド等が挙げられる。このうち、好ましい例としては、
デシルピリジニウムクロライド、ラウリルピリジニウム
クロライド、ミリスチルピリジニウムクロライド、セチ
ルピリジニウムクロライド等が挙げられ、特に好ましい
例としては、ラウリルピリジニウムクロライド、ミリス
チルピリジニウムクロライド、セチルピリジニウムクロ
ライド等が挙げられる。この種のアルキルピリジウムク
ロライドは例えば竹本油脂(株)の商品名「パイオニ
ン」として市販されている。
【0016】本発明の潤滑剤は長鎖アルキルピリジウム
塩型カチオン界面活性剤の中で、特に上述のアルキルピ
リジウムクロライドを選定し、これを主成分として含有
したことに特徴を有するものであり、これを容器搬送コ
ンベア上に潤滑剤として使用することにより、良好な殺
菌力を呈することはもちろん、コンベア上で充填すべき
飲用食品と接触しても沈澱を生成することがなく、この
ため沈澱物による潤滑性の低下を引き起こさず、常に良
好な潤滑性を保持するという効果を奏するものである。
【0017】このような本発明の効果はアルキルピリジ
ウムクロライドの使用によってのみ生じるものであっ
て、他の長鎖アルキルアンモニウム塩型カチオン界面活
性剤では沈澱を生じてしまい、本発明の上述効果を奏し
得ない。このような沈澱を生じる界面活性剤を以下に列
挙する。
【0018】ラウリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ヤシトリメチ
ルアンモニウムクロライド、大豆トリメチルアンモニウ
ムクロライド、牛脂トリメチルアンモニウムクロライド
等のアルキルトリメチルアンモニウム塩型カチオン界面
活性剤、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライド、
ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジオレ
イルジメチルアンモニウムクロライド、ジヤシジメチル
アンモニウムクロライド、ジ牛脂ジメチルアンモニウム
クロライド等のジアルキルジメチルアンモニウム塩型カ
チオン界面活性剤、ラウリルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、セチルジメチルベンジルアンモニウム
クロライド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム
クロライド、オレイルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド、ヤシジメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド等のアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩型カチ
オン界面活性剤。
【0019】本発明にかかる潤滑剤は上述アルキルピリ
ジウムクロライドに加えて、非イオン界面活性剤を含有
し、あるいはさらに、必要に応じて陰イオン界面活性剤
をも併用して潤滑性を向上せしめることもできる。
【0020】上述非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤が用
いられる。この具体例としては、ポリオキシエチレンラ
ウリルエトキシレート、ポリオキシエチレントリデシル
エトキシレート、ポリオキシエチレンミリスチルエトキ
シレート、ポリオキシエチレンペンタデカエトキシレー
ト、ポリオキシエチレンヘプタデカエトキシレート、ポ
リオキシエチレンステアリルエトキシレート、ポリオキ
シエチレンオレイルエトキシレート等、さらに、アルキ
ル基が混合アルコールであるポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、アルキル基が合成アルコールであるポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、アルキル基がラウリ
ル、セチル、ステアリル、オレイルのポリオキシエチレ
ンモノ脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレンジ脂肪
酸エステル等、さらには、ポリオキシエチレンの含有率
70〜80%、ポリオキシプロピレンの分子量が2,000〜
3,500のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロ
ックコポリマー、アルキル基がラウリル、ミリスチル、
セチル、ステアリル、オレイルのポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸エステル等、さらに、アルキル基がラウ
リル、トリデシル、ミリスチル、ペンタデカ、ヘプタデ
カ、ステアリル、オレイルのポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル等、また、アルキル基がラウリル、
ステアリル、オレイルのポリオキシエチレンソルビット
脂肪酸エステル等、さらには、アルキル基が高級アルコ
ール、合成アルコールのポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル等、さらにまた、アルキル
基が高級アルコール、合成アルコールであり、オキシエ
チレンの末端基の水素元素がC1 〜C4 のアルキル基に
置換されたポリオキシエチレンアルキルエーテル等、が
挙げられる。
【0021】さらに、上述陰イオン界面活性剤として
は、例えば、一般式
【化4】 (式中、Rは炭素数8〜20の直鎖もしくは分岐アルキル
基またはアルケニル基であり、XはCOOM、または
【化5】 であり、nは0〜4の正数であり、mは1または2、M
は水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア
基またはアミン基である。)を有する化合物が挙げられ
る。
【0022】この化合物の具体例としては、例えば、ア
ルキル基がラウリル、トリデシル、ミリスチル、セチ
ル、ステアリル、オレイル等のポリオキシエチレンアル
キルエーテル酢酸塩、アルキル基がラウリル、トリデシ
ル、ミリスチル、セチル、ステアリル等のポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル等が挙げられる。
【0023】上記非イオン界面活性剤単独による使用量
は、アルキルピリジウムクロライド100重量部に対して
10〜500重量部の範囲がまた、非イオン界面活性剤と陰
イオン界面活性剤との併用による使用量はアルキルピリ
ジウムクロライド100重量部に対して10〜500重量部の
範囲が潤滑性を向上する上で好ましい。
【0024】本発明潤滑剤はさらに、所望に応じて洗浄
剤、可溶化剤、消泡剤、pH調整剤、金属キレート剤等
を、任意の量配合してもよい。得られた潤滑剤は水で1
00〜1,000倍に希釈し、容器搬送コンベア表面に塗布す
ることにより使用に供される。
【0025】
【発明の実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。
【0026】本発明の実施例および比較例に使用した各
成分を以下に明記する。セチルピリジニウムクロライ
ド:竹本油脂(株)製パイオニンB−651−P、純分
40%。ラウリルベンザルコニウムクロライド:三洋化成
工業(株)製カチオンG−50、純分50%。非イオン界
面活性剤:1級アルコールエトキシレート(C13-14
(CH2 ・CH2 O)9H、旭電化工業(株)製アデカト
ールLO−9、純分100%)。陰イオン界面活性剤:ポ
リオキシエチレンラウリルエーテル(CH2 ・CH
2 O)2燐酸エステル、東邦化学工業(株)製フォスファ
ノールML−220、純分97%。
【0027】実施例 1 表1に示す各潤滑剤組成物(各試料)を調製した。組成
物を構成する各成分は重量%で示し、いずれも純分換算
値である。実施例1〜7は〔化3〕に示される長鎖アル
キルピリジウム型カチオン界面活性剤を使用した潤滑剤
組成物であり、実施例2〜4は、非イオン界面活性剤を
併用した組成物であり、実施例5〜7は、さらに陰イオ
ン界面活性剤を併用した組成物である。比較例1〜3
は、従来のアルキルベンザルコニウム塩型カチオン界面
活性剤を使用した潤滑剤組成物である。
【0028】飲用食品と本発明の潤滑剤組成物が混入さ
れた場合の溶液安定性試験は、各潤滑剤組成物を水道水
で400倍に希釈した水溶液と飲用食品(緑茶、紅茶、コ
ーヒー)を水溶液:飲用食品=5:1で混合し、また、
ビールとコーラの場合は1:1で混合し、50℃のウォー
ターバス中に3時間静置した後、沈澱の発生を目視で観
察することにより行った。併せて、コンベア上で400倍
に希釈した各潤滑剤組成物の水溶液と緑茶とを5:1の
比率で混合した時のコンベア上での沈澱の生成を観察し
た。なお、上記の試験結果の判定において、×は沈澱の
発生が見られ、作業上に支障ありを表し、△はやや沈澱
の発生が見られるが、作業上に支障がないを表し、○は
全く沈澱の発生が見られないを表す。
【0029】コンベア上の潤滑性試験の方法は、樹脂製
コンベア上にビール壜を2本置き、各潤滑剤組成物を4
00倍に希釈した水溶液を50ml/分の条件でコンベア上に
噴霧し、コンベアを60cm/秒のスピードで稼働した時の
摩擦係数を測定することにより行った。なお、試験結果
の判定において、×は倒壜があり作業性に支障ありを示
し、△は摩擦係数が大きいが作業性に支障がないを示
し、○は摩擦係数・作業性ともに良好であるを示す。
【0030】殺菌力試験の方法は、厚生省編衛生検査指
針に準拠して、潤滑剤組成物を滅菌水を用いて希釈した
水溶液に大腸菌を10分間接触し、この水溶液を液体培地
中に接種して、37℃、48時間培養した時の菌の繁殖の有
無を判定することにより行った。なお、試験結果の判定
では、×は菌の繁殖が認められるを示し、○は菌の繁殖
が認められないを示す。測定結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1の結果から、実施例1〜7の組成物は
飲用食品と混合されても比較例1〜3に見られるような
沈澱の発生は見られず、あるいは若干見られるものもあ
るが、作業上の問題はないことがわかる。このことから
本発明の潤滑剤組成物は〔化3〕のアルキルピリジニウ
ム塩型のカチオン界面活性剤を主成分として使用するこ
とにより、飲用食品との溶液相溶性に優れ、しかもコン
ベア上で実際に稼働した場合、飲料と混合されても沈澱
は生じなかったことが認められた。さらに、実施例1〜
7の組成物は、従来使用されていたアルキルベンザルコ
ニウム塩型カチオン界面活性剤を使用した比較例1〜3
よりも潤滑性に優れており、かつ殺菌力を有することも
表1からわかる。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明にかかる容器搬送
コンベア用殺菌性潤滑剤は、缶やビン等の容器中にお
茶、紅茶、コーヒー、コーラ、ビール等の飲用食品を容
器搬送コンベア上で充填して該容器を搬送するに当り、
該コンベア上に塗布等により適用される潤滑剤であっ
て、主成分としてアルキルピリジウムクロライドを含有
し、これに必要に応じて非イオン界面活性剤を併用し、
さらに必要に応じて、該非イオン界面活性剤と陰イオン
界面活性剤とを併用するようにしたから、殺菌性に優れ
ることはもちろんのこと、コンベア上で飲用食品と接触
しても沈澱を生じることがなく、したがって、コンベア
上で沈澱物による汚れや潤滑性の低下を引き起こすこと
がなく、常に優れた潤滑性を保持する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10M 137/06 C10M 137/06 137/08 137/08 145/28 145/28 // C10N 30:04 30:16 40:00 Fターム(参考) 4H011 AA02 BA01 BA05 BB09 BC03 BC06 BC17 BC19 DA17 DH03 4H104 BB45C BE27A BH04C EB04 FA01 FA02 LA08 LA20 PA50

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器搬送コンベア上で容器中に飲用食品
    を充填して該容器を搬送するに当り、該コンベア上に適
    用される潤滑剤であって、アルキルピリジウムクロライ
    ドを主成分として含有し、該コンベア上で充填すべき飲
    用食品と接触しても沈澱の発生を抑制することを特徴と
    する容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤。
  2. 【請求項2】 請求項1のアルキルピリジウムクロライ
    ドのアルキル基が長鎖もしくは分枝鎖アルキル基である
    請求項1に記載される容器搬送コンベア用殺菌性潤滑
    剤。
  3. 【請求項3】 請求項1のアルキルピリジウムクロライ
    ドのアルキル基がラウリル基、ミリスチル基またはセチ
    ル基である請求項1に記載される容器搬送コンベア用殺
    菌性潤滑剤。
  4. 【請求項4】 請求項1のアルキルピリジウムクロライ
    ドのアルキル基がヘキシル基、オクチル基、デシル基、
    またはステアリル基である請求項1に記載される容器搬
    送コンベア用殺菌性潤滑剤。
  5. 【請求項5】 請求項1の潤滑剤がさらに非イオン界面
    活性剤および必要に応じて陰イオン界面活性剤を含有し
    てなる請求項1に記載される容器搬送コンベア用殺菌性
    潤滑剤。
  6. 【請求項6】 請求項5の非イオン界面活性剤がポリエ
    チレングリコール型非イオン界面活性剤である請求項5
    に記載される容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤。
  7. 【請求項7】 請求項5の陰イオン界面活性剤が一般式 【化1】 (式中、Rは炭素数8〜20の直鎖もしくは分岐アルキル
    基またはアルケニル基であり、XはCOOM、または 【化2】 であり、nは0〜4の正数、mは1または2、Mは水素
    原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア基
    またはアミン基である。)を有する化合物である請求項
    5に記載される容器搬送コンベア用殺菌性潤滑剤。
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