JP2000127945A - 倍力装置 - Google Patents

倍力装置

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JP2000127945A
JP2000127945A JP10302212A JP30221298A JP2000127945A JP 2000127945 A JP2000127945 A JP 2000127945A JP 10302212 A JP10302212 A JP 10302212A JP 30221298 A JP30221298 A JP 30221298A JP 2000127945 A JP2000127945 A JP 2000127945A
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valve body
peripheral portion
retainer
inner peripheral
chamber
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JP10302212A
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Masahiro Ikeda
昌浩 池田
Yoshiyasu Takasaki
良保 高崎
Naoto Saito
直人 斉藤
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Bosch Corp
Bosch Braking Systems Corp
Original Assignee
Bosch Braking Systems Co Ltd
Bosch Braking Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 バルブボディ6に形成した第2変圧通路
32のリヤ側の端部は、バルブボディ6の段部端面6D
に開口している。リヤパワーピストン12およびリヤダ
イアフラム14の内周部は、段部端面6Dよりもフロン
ト側となるバルブボディ6の外周部に嵌合してあり、環
状のリテーナ9によって係止している。リテーナ9の内
周部は、バルブボディ6の環状溝6Eに係合させてあ
り、リテーナ9の所定位置には、第2変圧通路32のリ
ヤ側の端部の開口の位置に合わせて長穴9bを形成して
いる。この長穴9bを介して第2変圧通路32は変圧室
Dと連通することができる。 【効果】 段部端面6Dよりもフロント側の外周部にリ
テーナ9を係合させていた従来に比較すると、バルブボ
ディの軸方向寸法を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は倍力装置に関し、より詳
しくはバルブボディに対するリヤパワーピストンおよび
リヤダイアフラムの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の倍力装置として次のような構成を
備えたものが知られている。すなわち、センタープレー
トによって内部をフロント側のフロント室とリヤ側のリ
ヤ室とに区分したシェルと、上記シェル内に設けられて
上記センタープレートの内周部に気密を保持して摺動自
在に貫通させたバルブボディと、上記フロント室内とな
るバルブボディの外周部に設けたフロントパワーピスト
ンと、フロントパワーピストンの背面に張設されてフロ
ント室内をフロント側の第1定圧室とリヤ側の第1変圧
室とに区分するフロントダイアフラムと、上記リヤ室内
となるバルブボディの外周部に設けたリヤパワーピスト
ンと、リヤパワーピストンの背面に張設されてリヤ室内
をフロント側の第2定圧室とリヤ側の第2変圧室とに区
分するリヤダイアフラムと、リヤパワーピストンおよび
リヤダイアフラムの内周部をバルブボディの外周部に係
止する環状のリテーナと、上記第1定圧室と第2定圧室
とを連通させる定圧通路と、リヤ側の端部をバルブボデ
ィにおけるリヤ側を向けた段部端面に開口させて設けら
れ、上記第1変圧室と第2変圧室とを連通させる変圧通
路とを備えた倍力装置は知られている。このような従来
の倍力装置では、上記リヤパワーピストンおよびリヤダ
イアフラムの内周部を次のようにしてバルブボディの外
周部に連結していたものである。すなわち、図6に示す
ように、リヤパワーピストン(12)の内周部にフロン
ト側へ膨出する環状凹部を形成する一方、リヤダイアフ
ラム(14)の内周部は肉厚のビード部を形成してい
る。そして、変圧通路(32)のリヤ側の端部をバルブ
ボディ(6)における段部端面(6D)に開口させてあ
り、この段部端面(6D)よりもフロント側となるバル
ブボディの外周部に、リヤパワーピストンの内周部を嵌
合する。そして、リヤパワーピストンの内周部の環状凹
部とバルブボディの外周部によって構成される環状の空
間部にリヤダイアフラムの内周部を嵌合し、そのリヤ側
からバルブボディの外周部にリテーナ(9)の内周部を
係合させると同時に、このリテーナをリヤダイアフラム
の内周部にリヤ側から当接させていたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、変圧通路のリヤ側の端部が開口するバルブボディ
の段部端面よりもフロント側となるバルブボディの外周
部に、リヤパワーピストンおよびリヤダイアフラムをリ
テーナで係止するように構成していたものである。その
ように構成することで、変圧通路のリヤ側端部の開口が
リテーナで閉鎖されない様にしていたものである。この
ような従来の構成では、バルブボディの軸方向寸法が長
くなるという欠点が指摘されていたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、上述した倍力装置において、上記段部端面よ
りもリヤ側に位置するバルブボディの外周部に環状溝を
形成し、また、リテーナの所定位置に貫通孔を穿設し
て、上記段部端面よりもフロント側となるバルブボディ
の外周部に上記リヤパワーピストンおよびリヤダイアフ
ラムの内周部をリヤ側から嵌合し、上記バルブボディの
環状溝にリテーナの内周部を係合させるとともに該リテ
ーナをリヤダイアフラムの内周部にリヤ側から圧接さ
せ、かつ、リテーナの貫通孔を変圧通路のリヤ側の端部
の開口の位置に位置させたものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、リテーナは段部端面
よりもリヤ側となる環状溝に係合させてあるにも拘ら
ず、リテーナによって変圧通路のリヤ側の端部の開口が
閉鎖されることはない。そして、上記段部端面よりもフ
ロント側の外周部にリテーナを係合させていた従来と比
較すると、少なくともリテーナの内周部を取り付けるた
めに必要な軸方向寸法分だけバルブボディの軸方向寸法
を短縮することができる。したがって、従来に比較して
バルブボディの軸方向寸法を短縮することができ、ひい
ては倍力装置の軸方向寸法を短縮することができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1ないし図2において、タンデムブレーキ倍力装
置1のシェル2内は、その中央部に設けたセンタープレ
ート3によって、前方側のフロント室4と後方側のリヤ
室5とに区画形成している。そして概略筒状のバルブボ
ディ6を、シェル2のリヤ側(右方側)の内周部とセン
タープレート3の内周部とにそれぞれシール手段7、8
により気密を保持して摺動自在に貫通させている。上記
フロント室4およびリヤ室5内に位置するバルブボディ
6の外周部には、それぞれフロントパワーピストン11
とリヤパワーピストン12とを連結してあり、また各パ
ワーピストン11、12の背面にフロントダイアフラム
13とリヤダイアフラム14とをそれぞれ張設してい
る。後に詳述するが、リヤパワーピストン12およびリ
ヤダイアフラム14の内周部は、環状のリテーナ9によ
ってバルブボディ6の外周部に係止している。上記フロ
ントダイアフラム13によってフロント室4内を定圧室
Aと変圧室Bとに区画してあり、またリヤダイアフラム
14によってリヤ室5内を定圧室Cと変圧室Dとに区画
している。上記バルブボディ6内には、定圧室A、Cと
変圧室B、Dとの連通状態を切換える弁機構15を設け
るとともに、この弁機構15のフロント側にソレノイド
16を配置している。弁機構15は、バルブボディ6の
内周部に形成した環状の真空弁座17と、バルブボディ
6に対して軸方向に移動可能に設けた筒状部材18と、
この筒状部材18に形成した環状の大気弁座21と、筒
状部材18内に摺動自在に嵌合されるとともに入力軸3
5と連動した弁プランジャ22と、上記両弁座17、2
1にリヤ側からスプリング23によって着座する弁体2
4とを備えている。
【0007】上記真空弁座17とそれに接離する弁体2
4の第1シート部S1とによって真空弁25を構成して
あり、この真空弁25よりも外周側の空間は、バルブボ
ディ6に形成した第1定圧通路26を介して上記定圧室
Aに連通し、また定圧室A内は、第1定圧通路26から
連続する第2定圧通路27を介して定圧室Cに連通して
いる。上記定圧室A内は図示しない負圧導入管を介して
負圧源と連通しており、それにより定圧室A、C内に常
時負圧が導入されている。また上記大気弁座21とそれ
に接離する弁体24の第2シート部S2とによって大気
弁28を構成している。そして、第2シート部S2と第
1シート部S1との間の空間は、バルブボディ6に形成
した半径方向の第1変圧通路31を介して変圧室Dに連
通しており、この変圧室Dはバルブボディ6に形成した
軸方向の第2変圧通路32を介して変圧室Bに連通して
いる。さらに、大気弁28よりも内周側の空間は、バル
ブボディ6に形成した大気通路33およびそこに設けた
フィルタ34を介して大気に連通している。弁プランジ
ャ22のリヤ側の軸部に入力軸35の先端部を枢支連結
してあり、バルブボディ6に嵌着したリテーナ36と入
力軸35の外周部とにわたって、上記スプリング23よ
りも大きな弾発力を有するスプリング37を弾装してい
る。これにより、図1に示したタンデムブレーキ倍力装
置1の非作動状態では、大気弁座21に弁体24の第2
シート部S2を着座させて大気弁28を閉鎖させるとと
もに、弁体24の第1シート部S1を真空弁座17から
離座させて真空弁25を開放させている。なお、入力軸
35の末端部は図示しないブレーキペダルに連動させて
いる。この非作動状態では、上記各室A,B,C,Dが
相互に連通し、各室A,B,C,D内に負圧が導入され
ている。
【0008】また、バルブボディ6には、第1変圧通路
31のフロント側に半径方向孔6Aを形成してあり、こ
の半径方向孔6Aに従来公知のキー部材38を挿通させ
るとともに、該キー部材38を弁プランジャ22の係合
部22aに係合させている。図1に示したタンデムブレ
ーキ倍力装置1の非作動時に、上記キー部材38をシェ
ル2のリヤ側の壁面2aに当接させることで、キー部材
38および弁プランジャ22をバルブボディ6に対する
前進位置に保持するようにしている。これにより、タン
デムブレーキ倍力装置1の作動開始時における入力軸3
5のロスストロークを減少させるようにしている。上記
第1変圧通路31の位置およびそのフロント側となるバ
ルブボディ6の内周部に、ソレノイド38のハウジング
41を気密を保持して嵌着している。このハウジング4
1は、フロント側に位置してフロント側が大径となる段
付筒状のホルダ42と、リヤ側に位置してフロント側が
大径となる段付筒状のヨーク43とによって構成してい
る。コイルを巻回した円筒状のスプール44をヨーク4
3の大径部内にフロント側から嵌合し、さらにその状態
のスプール44の内周部にホルダ42におけるリヤ側の
外周部を嵌合し、リヤ側を向けたホルダ42の段部端面
とフロント側を向けたヨーク43の段部端面とによって
スプール44を軸方向に挟持している。そして、この状
態においてヨーク43をバルブボディ6の内周部に気密
を保持して嵌合している。
【0009】上記スプール44のコイルに接続したリー
ド線45の中間部は、バルブボディ6のフロント側の内
周部およびフロント側の端面に保持させてからフロント
パワーピストン11のフロント側の端面に保持させてい
る。シェル2内に位置するリード線4の一端は、シェル
2のフロント側の壁面2bに取り付けたコネクタ46に
接続している。リード線4の一端がコネクタ46から離
脱しないように、リード線4の一端を保持部材47によ
って保持している。次に、ホルダ42における小径部の
フロント側の内周部には、プランジャプレート51を摺
動自在に嵌合している。このプランジャプレート51よ
りもフロント側となるホルダ42の大径部内に、円盤状
のリアクションディスク52を収納している。本実施例
のプランジャプレート51は、リヤ側に位置する円柱部
材51Aと、フロント側に位置する環状部材51Bとに
よって構成している。円柱部材51Aのフロント側の端
面には円柱状の突起を形成してあり、その突起を環状部
材51Bにリヤ側から貫通させている。これにより、リ
アクションディスク52のリヤ側の端面と環状部材51
Bおよび円柱部材51Aの突起の端面とが対向してい
る。また、リアクションディスク52のフロント側に出
力軸53を配置してあり、この出力軸53における大径
の基部53aを上記ホルダ42の大径部に摺動自在に嵌
合して、リアクションディスク52にフロント側から当
接させている。これにより、リアクションディスク52
は、出力軸53における基部53aのリヤ側の端面と、
ホルダ42の段部端面とによって挟持されている。図1
に示したタンデムブレーキ倍力装置1の非作動状態で
は、リアクションディスク52のリヤ側の端面とそれに
対向するプランジャプレート51のフロント側の端面
(円柱部材51Aの突起の端面)とがわずかに離隔して
いる。ホルダ42のフロント側の外周部には、皿状のリ
テーナ54を嵌合してあり、このリテーナ54によって
出力軸53の基部53aがホルダ42の外周部から脱落
するのを防止している。このリテーナ54とシェル2の
フロント側の壁面2bとにわたってリターンスプリング
55を弾装してあり、これによって、バルブボディ6等
を図示非作動位置に保持させている。上記出力軸53の
フロント側の先端部は、シェル2のフロント側の壁面2
bから外部に突出させてあり、かつその先端部を図示し
ないマスターシリンダのピストンに連動させている。上
記プランジャプレート51よりもリヤ側となるスプール
44およびヨーク43の内周部には、磁性体からなる円
筒状のピストン56を摺動自在に嵌合している。本実施
例では、ソレノイド16はON−OFF制御のものを用
いており、図示しない制御装置によってこのソレノイド
16の作動を制御するようにしている。制御装置によっ
てソレノイド16が励磁されると、ピストン56は、ス
プール44、ヨーク43、ホルダ42およびバルブボデ
ィ6に対してフロント側へ移動されるようになってい
る。
【0010】本実施例では、ピストン56のリヤ側に筒
状部材18を配置して、これらピストン56と筒状部材
18とを連動させるとともに、それらの内方に弁プラン
ジャ22を摺動自在に嵌合させている。ピストン56に
おけるフロント側の軸部に、フロント側へ向けて伸びる
筒状ガイド部56Aを一体に形成してあり、その筒状ガ
イド部56Aの先端部をプランジャプレート51(円柱
部材51A)のリヤ側の端面に当接させるとともに、筒
状ガイド部56Aの外周部を、ホルダ42の内周部に摺
動自在に嵌合させている。一方、ピストン56における
リヤ側の軸部もリヤ側にむけて筒状に突設させてあり、
その外周部に環状ガイド56Bを嵌合してピストン56
のリヤ側の段部端面に密着させている。そして、この環
状ガイド56Bのリヤ側から環状の係合部56Cの内周
部をピストン56のリヤ側の軸部に嵌合して、該ピスト
ン56のリヤ側の軸部を半径方向外方側にカシメてい
る。このカシメた部分とピストン56のリヤ側の端面と
の間に、環状ガイド56Bおよび係合部56Cの内周部
を一体となるように挟持している。環状ガイド56Bの
外径はピストン56の外径よりもわずかに寸法を大きく
してあり、ピストン56がハウジング41内を進退動す
るときには、環状ガイド56Bの外周部がヨーク43の
内周部と摺動するとともに筒状ガイド部56Aがホルダ
42の内周部と摺動するように構成している。換言する
と、本実施例では、ピストン56の外周面とそれを嵌合
したスプール44およびヨーク43の内周面との間には
わずかに間隙が維持され、その状態でピストン56が軸
方向に移動されるようにしている。上記係合部56Cの
リヤ側の端部は、半径方向外方側へ伸長させたフランジ
部としてあり、このフランジ部とそのフロント側となる
環状ガイド56Bのリヤ側の端面との間には所定の間隙
が維持されている。そして、その間隙内に筒状部材18
のフロント側の端部となる係合部18A’を位置させて
いる。
【0011】筒状部材18は、順次フロント側が縮径す
る段付筒状に形成してあり、小径部18Aのフロント側
の端部は、半径方向内方に折り曲げて係合部18A’と
してあり、他方、大径部18Cのリヤ側の端部も半径方
向内方に伸長させて半径方向部18Dとしている。筒状
部材18における小径部18Aをヨーク43の内周部に
挿入し、小径部18Aのフロント側の端部(係合部18
A’)をピストン56の係合部56Cの外周部に摺動自
在に嵌装している。これによって小径部18Aのフロン
ト側の端部(係合部18A’)を、ピストン56のリヤ
側の端面と係合部56Cのフランジ部との間に位置させ
ている。また、これと同時に筒状部材18における中径
部18Bの外周部をヨーク43の内周部に摺動時自在に
嵌合させている。ピストン56の環状ガイド56Bのリ
ヤ側の端面とそれに対向する筒状部材18の段部端面と
にわたってばね57を弾装してあるので、ピストン56
と筒状部材18とは相互に離隔する方向(左右方向)に
付勢されて、ピストン56における係合部56Cのフラ
ンジ部(リヤ側端部)に筒状部材18の係合部18A’
が当接している。換言すると、係合部18A’は、環状
ガイド56Bとピストン56における係合部56Cのフ
ランジ部との間で軸方向に移動することができ、その移
動距離だけ、ピストン56と筒状部材18が軸方向に相
対移動することができる。
【0012】さらに、本実施例における弁体24は、第
1シート部S1と第2シート部S2とを軸方向に離隔さ
せてあり、かつそれらの直径は同一寸法に設定してい
る。つまり、真空弁25と大気弁28の直径は同一寸法
に設定している。上記筒状部材18の大径部18Cは、
上記第1シート部S1と第2シート部S2の間に位置さ
せている。また、本実施例では、筒状部材18の半径方
向部18Dの外周縁によって大気弁座21を構成してい
る。次に弁プランジャ22について説明すると、本実施
例では筒状部材18に大気弁座21を形成しているの
で、従来一般のものとは異なり、本実施例の弁プランジ
ャ22には大気弁座21を形成しておらず、フロント側
が順次縮径する段付の丸棒状に形成している。弁プラン
ジャ22は、フロント側の部分を小径部22bとしてあ
り、そのリヤ側となる部分を中径部22cとしてあり、
さらにそのリヤ側の部分を大径部22dとしている。ま
た、大径部22dのリヤ側の端部は、半径方向外方へ伸
長させてフランジ部22eとしている。弁プランジャ2
2は、その小径部22bをピストン56にリヤ側から摺
動自在に貫通させると同時に、中径部22cよりもリヤ
側の部分を筒状部材18の内周部に摺動自在に嵌合して
いる。すなわち、中径部22cは筒状部材18の小径部
18Aの内周部に、また、大径部22dは筒状部材18
の中径部18Bの内周部に、さらにフランジ部22eは
筒状部材18の大径部18Cの内周部に、それぞれ摺動
自在に嵌合している。フランジ部22eの外周部にはシ
ール部材58を装着してあり、これによって、フランジ
部22eと筒状部材18の大径部18Cの内周部との間
の気密を保持している。中径部22cにおけるリヤ側の
領域に環状溝を形成し、そこを上記キー部材38が係合
する係合部22aとしている。また、筒状部材18の中
径部18Bには上記キー部材38が係合部22aに挿通
されるのを許容する切欠き部18Eを形成している。ま
た、ヨーク43にも、バルブボディ6の半径方向孔6A
の位置に合わせて、リヤ側の端部側にキー部材38が挿
通される切欠き部43aを形成している。上述したよう
に弁プランジャ22のリヤ側の軸部に入力軸35を枢支
連結している。
【0013】さらに、弁プランジャ22のリヤ側の軸部
とそれに対向する筒状部材18の半径方向部18Dとに
わたってばね61を弾装している。これにより、弁プラ
ンジャ22は、筒状部材18に対して常時フロント側へ
向けて付勢されて、上記フランジ部22eが筒状部材1
8における大径部18Cと中径部18Bとの段部断面に
当接する位置に維持されており、かつ、弁プランジャ2
2におけるフロント側の端面(小径部22Bのフロント
側の端面)は、プランジャプレート51(円柱部材51
A)のリヤ側の端面に当接している。さらに、ピストン
56のフロント側の端面と対向するホルダ42のリヤ側
の端面には、ゴム製のリング62を接着している。ソレ
ノイド16が励磁されてピストン56がフロント側へ向
けて移動された際に、ピストン56のフロントの端面が
リング62に当接するように構成してあり、それによっ
て、ピストン56が移動された際にホルダ42のリヤ側
の端面と直接当接することを阻止して打音が生じないよ
うにしている。
【0014】(作動説明)以上の構成において、図1な
いし図2に示したように、ソレノイド16が励磁されて
おらず、かつ、図示しないブレーキペダルが踏み込まれ
ていない非作動状態では、弁プランジャ22はシェル2
の壁面2aに当接したキー部材38に係合して図示非作
動位置に保持されている。また、弁プランジャ22のフ
ランジ部22eは筒状部材18の段部端面に当接し、弁
プランジャ22のフロント側の端面は、プランジャプレ
ート51と当接している。また、筒状部材18に設けた
大気弁座21は弁体24の第2シート部S2に着座して
大気弁28が閉鎖し、弁体24の第1シート部S1は真
空弁座17から離隔して真空弁25が開放されている。
さらに、ピストン56の係合部56Cと筒状部材18の
フロント側の端部(係合部18A’)とが係合し、ピス
トン56はハウジング41に対してリヤ側の後退端に位
置しており、ピストン56のフロント側の端面と、それ
に対向するリング62との間に間隙が維持されている。
また、プランジャプレート51のフロント側の端面(円
柱部材51Aの突起の端面)とリアクションディスク5
2のリヤ側の端面との間には僅かに間隙が維持されてい
る。上述したように、真空弁25が開放され、大気弁2
8が閉鎖されているので、各室A,B,C,Dは相互に
連通し、それらには負圧が導入されている。この非作動
状態から図示しないブレーキペダルが踏み込まれると、
入力軸35、弁プランジャ22および筒状部材18が一
体となってフロント側にむけて前進される。これによ
り、弁体24の第2シート部S2が大気弁座21から離
隔して大気弁28が開放されるとともに、弁体24の第
1シート部S1が真空弁座17に着座して真空弁25が
閉鎖される。したがって、両定圧室A、Cと両変圧室
B、Dとの連通が阻止され、両変圧室B、D内に大気が
導入される。両定圧室A、C内の負圧と両変圧室B、D
との間の大気圧との差圧によって、両パワーピストン1
1,12およびバルブボディ6等がフロント側にむけて
前進される。なお、筒状部材18が上述のように前進さ
れることに伴って、ピストン56に対して筒状部材18
がフロント側にむけてわずかに相対移動されるが、筒状
部材18の係合部18A’は、環状ガイド56Bとは当
接せず、該環状ガイド56Bと係合部56Cとの間に位
置している。このように、弁プランジャ22が前進され
ても、それによってピストン56が前進されないように
なっている。このようにしてタンデムブレーキ倍力装置
1が作動されるが、出力軸53に作用する出力の反力に
よって、リアクションディスク52の軸部がリヤ側に膨
出されて、そこがプレートプランジャ51と当接する。
したがって、この時点から出力軸53に作用する出力の
反力が、弁プランジャ22と入力軸35を介して運転者
に伝達される。この作動状態から運転者がブレーキペダ
ルの踏み込みを解除すると、リターンスプリング55に
よってバルブボディ6などが図1に示した元の非作動状
態に復帰する。ブレーキペダルが踏み込まれた際の通常
時のタンデムブレーキ倍力装置1の作動説明は以上のと
おりである。換言するとソレノイド16を励磁しない限
り、筒状部材18は弁プランジャ22および入力軸35
と一体となって進退動するようになっている。
【0015】(自動ブレーキとしての作動説明)上記通
常の作動に対して、タンデムブレーキ倍力装置1を自動
ブレーキとして作動させる場合には、ブレーキペダルを
踏み込むことなく、図1に示した非作動状態から制御装
置によってソレノイド16を励磁させる。これにより、
ピストン56がハウジング41に対してフロント側へ移
動され、それと同時に筒状部材18がバルブボディ6お
よび弁プランジャ22に対してフロント側へ移動され
る。これによって、弁体の24の第2シート部S2から
大気弁座21が離隔して大気弁28が開放されるととも
に、弁体の24の第1シート部S1が真空弁座17に着
座して真空弁25が閉鎖される。したがって、両変圧室
B、D内に大気が導入され、両パワーピストン11,1
2およびバルブボディ6等がフロント側にむけて前進さ
れる。このようにしてタンデムブレーキ倍力装置1が自
動ブレーキとして作動される。また上記作動状態からソ
レノイド16の作動が停止されると(消勢されると)、
ばね57,61によって筒状部材18およびピストン5
6が弁プランジャ22に対してリヤ側へ押し戻されるの
で、大気弁28が閉鎖される一方、真空弁25が開放さ
れる。したがって、リターンスプリング55によってバ
ルブボディ6などが図1に示した元の非作動状態に復帰
する。
【0016】しかして、本実施例は、リヤパワーピスト
ン12およびリヤダイアフラム14の内周部を次のよう
にしてバルブボディ6の外周部に連結することにより、
バルブボディ6の軸方向寸法を短縮させたものである。
すなわち、図1および図2に示すように、バルブボディ
6の外周部は、軸方向中央部よりもフロント側の領域を
大径部6Bとする一方、軸方向中央部よりもリヤ側の領
域を小径部6Cとしている。大径部6Bとの小径部6C
との境界部となる段部端面6Dの隣接リヤ側となる小径
部6Cに環状溝6Eを形成してあり、この環状溝6E内
にリテーナ9の内周部を係合させるようにしている。上
記段部端面6Dにおける半径方向中央の位置に第2変圧
通路32のリヤ側の端部を開口させている。なお、図1
ないし図2では、表現の煩雑さを避けるために第2変圧
通路32はバルブボディ6に1か所しか表示していない
が、実際には図3に示すように、円周方向に180度ず
れた位置に2箇所形成している。大径部6Bのリヤ側の
端部となる段部端面6Dの外周縁は、円周方向に連続さ
せて切欠いて外径を小さくした係合部6Fとしている。
この係合部6Fにリヤパワーピストン12の内周部をリ
ヤ側から嵌合し、かつこの係合部6Fのフロント側端部
となる段部端面に当接させている。また、図5に拡大し
て示すように、本実施例のリヤダイアフラム14は、そ
の内周部を肉厚のビード部14aとしてあり、このビー
ド部14aにおけるリヤ側の端面に円周方向に連続する
環状溝14bを形成している。また、ビード部14aの
内周側には、自然状態において半径方向内方にリヤ側へ
向けて斜めに伸びるリップ部14cを形成している。こ
のように形成したリヤダイアフラム14のビード部14
aおよびリップ部14cを上記リヤパワーピストン12
のリヤ側から上記係合部6Fに嵌合し、かつ、ビード部
14aを含めたリヤダイアフラム14におけるフロント
側の面をリヤパワーピストン12に密着させている。な
お、この状態において、リヤダイアフラム14のビード
部14aのリヤ側の端面は、バルブボディ6の段部端面
6Dよりも少しリヤ側に位置している。
【0017】他方、図2、図4、図5に示すように、本
実施例のリテーナ9は、その内周部に半径方向内方に向
けてリヤ側へ斜めに伸びる複数の係合爪9aを備えてお
り、この係合爪9aをバルブボディ6の環状溝6Eに係
合させるようにしている。また、リテーナ9における半
径方向中央側で、かつ円周方向に180度ずれた位置に
は、円弧状の長穴9bを穿設している。長穴9bを設け
る位置とその形状は、バルブボディ6に形成した第2変
圧通路32のリヤ側の端部が開口する段部端面6D上の
位置および第2変圧通路32の開口の形状にあわせてい
る。また、上記長穴9bにおける長手方向(円周方向)
の両側に近い位置には、軸方向フロント側へ伸びる2か
所の係合爪9cを形成している。さらに、このリテーナ
9の外周部側には、フロント側が拡径するテーパ状の押
圧部9dを形成している(9d)。このように構成した
リテーナ9を、リヤパワーピストン12およびリヤダイ
アフラム14のリヤ側からバルブボディ6に嵌合し、長
穴9bの位置に設けた係合爪9cを第2変圧通路32の
リヤ側の端部の開口に係合させて、第2変圧通路32の
リヤ側の端部の開口と長穴9bの位置を合わせる。この
後、リテーナ9の押圧部9dをリヤダイアフラム14の
ビード部14aの外周部に当接させるとともに、押圧部
9dよりも半径方向内方側となるリテーナ9の端面をビ
ード部14aリヤ側の端面に押圧し、その状態でリテー
ナ9の内周部に設けた係合爪9aをバルブボディ6の環
状溝6Eに係合させる。これにともない押圧部9dおよ
びそれよりも内方側の部分によってビード部14aが半
径方向内方に押圧されると同時にフロント側へ強く押圧
される。そのため、環状溝14bが圧縮されると同時に
リップ部14cがバルブボディ6の係合部6Fに強く密
着し、ビード部14aによってリヤパワーピストン12
の内周部が係合部6Fのフロント側の段部端面に強く押
圧される。このようにして、リテーナ9によってリヤパ
ワーピストン12およびリヤダイアフラム14の内周部
をバルブボディ6の係合部6Fに係止している。そし
て、この状態において、第2変圧通路32のリヤ側の端
部の開口とリテーナ9の長穴9bの位置が一致している
ので、第2変圧通路3はリテーナ9の長穴9bを介して
変圧室Dと連通することができる。
【0018】上述したように、本実施例では段部端面6
Dよりもリヤ側の環状溝6Eにリテーナ9を係合させて
いるにも拘らず、第2変圧通路3はリテーナ9の長穴9
bを介して変圧室Dと連通することができる。そのた
め、上記段部端面6Dよりもフロント側の外周部にリテ
ーナ9を係合させた図6に示す従来のものと比較する
と、少なくともリテーナ9の内周部を取り付けるために
必要な軸方向寸法分だけバルブボディ6の軸方向寸法を
短縮することができる。ひいては、タンデムブレーキ倍
力装置1の軸方向寸法を従来よりも短縮することができ
る。また、リテーナ9は位置決め用の係合爪9cを備え
ているので、長穴9bと第2変圧通路32のリヤ側の端
部の開口との位置決めを容易に行うことが出来るので、
組立性も良好である。また、長穴9bは第2変圧通路3
2のリヤ側の端部の開口の大きさに合わせて寸法を決定
しているので、リテーナ9によって第2変圧通路32の
流路面積が減少することはなく、タンデムブレーキ倍力
装置1の作動時の応答性が低下することはない。さら
に、リテーナ9は押圧部9dを備えており、上述した組
立時には押圧部9dによってリヤダイアフラム12のビ
ード部14aおよびリップ部14cが半径方向内方にむ
けて押圧されるので、リップ部14cはバルブボディ6
の係合部6Fに強く密着する。したがって、リヤダイア
フラム12の内周部(リップ部14c)とバルブボディ
6の外周部(係合部6F)との間の気密を確実に保持す
ることができる。
【0019】なお、上記実施例においては、リテーナ9
における位置決め用の係合爪9cを、長穴9bにおける
両端側に近い位置に設けているが、長穴9における長手
方向の両端部の位置に設けても良い。また、上記実施例
は、本発明をバルブボディにソレノイドを内蔵した自動
ブレーキ用タンデムブレーキ倍力装置に適用した場合に
ついて説明したが、ソレノイドを有さないタンデムブレ
ーキ倍力装置にも本発明を適用することができるし、少
なくとも変圧室を複数有し、バルブボディにその変圧室
を連通する変圧通路を有するブレーキ倍力装置にも適用
することができる。また、本発明はクラッチ倍力装置に
も適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較してバルブボディの軸方向寸法を短縮することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】図1の要部の拡大図
【図3】図1のIII−III線に沿う要部の断面図
【図4】図1に示したリテーナ9の正面図
【図5】図1に示したリヤダイアフラム14の自然状態
における要部の拡大図
【図6】従来技術を示す断面図
【符号の説明】
1 タンデムブレーキ倍力装置 6 バルブボ
ディ 6D 段部端面 6E 環状溝 9 リテーナ 9a 係合爪 9b 長穴 9c 係合爪 12 リヤパワーピストン 14 リヤダ
イアフラム A,C 定圧室 B,D 変圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 直人 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内 Fターム(参考) 3D048 BB59 CC27 EE10 EE12 MM03 NN03 NN08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタープレートによって内部をフロン
    ト側のフロント室とリヤ側のリヤ室とに区分したシェル
    と、上記シェル内に設けられて上記センタープレートの
    内周部に気密を保持して摺動自在に貫通させたバルブボ
    ディと、上記フロント室内となるバルブボディの外周部
    に設けたフロントパワーピストンと、フロントパワーピ
    ストンの背面に張設されてフロント室内をフロント側の
    第1定圧室とリヤ側の第1変圧室とに区分するフロント
    ダイアフラムと、上記リヤ室内となるバルブボディの外
    周部に設けたリヤパワーピストンと、リヤパワーピスト
    ンの背面に張設されてリヤ室内をフロント側の第2定圧
    室とリヤ側の第2変圧室とに区分するリヤダイアフラム
    と、リヤパワーピストンおよびリヤダイアフラムの内周
    部をバルブボディの外周部に係止する環状のリテーナ
    と、上記第1定圧室と第2定圧室とを連通させる定圧通
    路と、リヤ側の端部をバルブボディにおけるリヤ側を向
    けた段部端面に開口させて設けられ、上記第1変圧室と
    第2変圧室とを連通させる変圧通路とを備えた倍力装置
    において、 上記段部端面よりもリヤ側に位置するバルブボディの外
    周部に環状溝を形成し、また、リテーナの所定位置に貫
    通孔を穿設して、上記段部端面よりもフロント側となる
    バルブボディの外周部に上記リヤパワーピストンおよび
    リヤダイアフラムの内周部をリヤ側から嵌合し、上記バ
    ルブボディの環状溝にリテーナの内周部を係合させると
    ともに該リテーナをリヤダイアフラムの内周部にリヤ側
    から圧接させ、かつ、リテーナの貫通孔を変圧通路のリ
    ヤ側の端部の開口の位置に位置させたことを特徴とする
    倍力装置。
  2. 【請求項2】 上記リテーナの内周部には、円周方向複
    数箇所に係合爪を設けてあり、これらの係合爪をバルブ
    ボディの環状溝に係合させてあり、 さらに上記リテーナの貫通孔の縁部の所定位置には、上
    記変圧通路のリヤ側の端部の開口に係合して、該リテー
    ナの貫通孔と変圧通路のリヤ側の端部の開口との位置決
    めを行う位置決め用の係合爪が形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の倍力装置。
  3. 【請求項3】 リヤダイアフラムの内周部は肉厚のビー
    ド部としてあり、このビード部の内周縁には、バルブボ
    ディの外周部に密着するリップ部を形成してあり、ま
    た、ビード部のリヤ側の端面には、該ビード部が半径方
    向の弾性変形を容易にする環状溝を形成してあり、さら
    に、リテーナの外周部側にはリヤダイアフラムのビード
    部における外周部と接触し、ビード部を半径方向内方に
    むけて押圧する傾斜部を備えることを特徴とする請求項
    1および請求項2に記載の倍力装置。
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