JP2003191835A - 負圧式ブレーキ倍力装置 - Google Patents

負圧式ブレーキ倍力装置

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JP2003191835A JP2001396761A JP2001396761A JP2003191835A JP 2003191835 A JP2003191835 A JP 2003191835A JP 2001396761 A JP2001396761 A JP 2001396761A JP 2001396761 A JP2001396761 A JP 2001396761A JP 2003191835 A JP2003191835 A JP 2003191835A
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    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 バルブボディ3内に筒状部材18を摺動
自在に嵌合してあり、この筒状部材18に真空弁座21
を形成している。筒状部材18、弁プランジャ16及び
バルブボディ3は、キー部材13に当接して図示非作動
位置に保持されている。ホルダ14にテーパ面14aを
形成することで、リアクションディスク15の弾性変形
を容易にしている。入力軸8が前進されて弁機構7が作
動を開始した直後には、キー部材13に変圧通路28の
リヤ側端面が当接するまで、入力軸8、筒状部材18が
非作動位置に保持される。 【効果】 入力軸6の作動ストロークを出力軸11の作
動ストロークよりも小さくできると同時に、ジャンピン
グ値が過大になることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負圧式ブレーキ倍力
装置に関し、より詳しくは、入力軸の作動ストロークを
出力軸の作動ストロークよりも小さくなるように構成し
た負圧式ブレーキ倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力軸の作動ストロークを出力軸
の作動ストロークよりも小さくなるように構成した負圧
式ブレーキ倍力装置は知られている(例えば、特開平5
−193486号公報)。上記公報のブレーキ倍力装置
の図1においては、バルブボディの内周部にスリーブ1
3を摺動自在に嵌合するとともに、このスリーブ13の
リヤ側端部に真空弁座10を形成している。スリーブ1
3はばね14によって常時リヤ側へ付勢されており、ス
リーブ13の切欠き部のフロント側端部がキー部材17
に当接し、そのキー部材17がシェルの壁面に当接する
ことで、スリーブ13及びキー部材17は非作動位置に
保持されるようになっている。そして、上記非作動状態
から入力軸4が前進されると、真空弁座10に弁体12
が着座する一方、弁体12が大気弁座11から離座する
ことにより、変圧室7に大気が導入されてバルブディ8
が前進されて出力が得られるようになっている。この倍
力装置の作動開始初期においては、バルブボディ8とと
もに前進するストッパ18がスリーブ13のキー部材1
7に当接するまでの間は、スリーブ13(真空弁座1
0)、弁体12、キー部材17及び入力軸4がばね14
によって非作動位置に保持されるようになっている。上
記公報の倍力装置においては、このようにして入力軸4
の作動ストロークを出力軸20の移動ストロークよりも
小さくなるようにしてあり、それによってマスタシリン
ダピストンの軸方向の遊びが原因となる入力軸4のロス
ストロークを減少させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報の
倍力装置においては、出力軸20に作用するブレーキ反
力を剛体のピストン23,15を介して入力軸4側へ伝
達するように構成していたものである。つまり、上記公
報の倍力装置は、従来一般に知られているような反力伝
達部材としての弾性体のリアクションディスクを用いな
いものを前提としていたものであった。そこで、反力伝
達部材としての弾性体のリアクションディスクを備えた
ブレーキ倍力装置に対して上記公報の技術的思想を適用
した構成が従来から要望されていたものである。しかし
ながら、リアクションディスクを備えた負圧式ブレーキ
倍力装置に上記公報の技術的思想を適用すると次のよう
な欠点が生じる。つまり、入力軸が前進されてブレーキ
倍力装置が作動された作動開始初期においては、スリー
ブ(真空弁座)、弁体、弁プランジャ及び入力軸が非作
動位置に保持されたままであるのに対して、バルブボデ
ィ及び出力軸はフロント側へ移動されることになる。そ
のため、リアクションディスクとそれに対向する弁プラ
ンジャの端面との間隙が一時的に大きくなる。このよう
に、両部材の間隙が大きくなると、その後に、出力軸に
作用するブレーキ反力によってリアクションディスクが
膨出して弁プランジャと当接した際に、ジャンピング値
が過大になるという欠点が生じる。そこで、本発明の目
的は、入力軸の作動ストロークを出力軸の作動ストロー
クよりも小さくできると同時に、ジャンピング値が過大
にならない負圧式ブレーキ倍力装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、シ
ェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、このバルブ
ボディに設けたパワーピストンと、上記シェル内におけ
る上記パワーピストンの前後に形成した定圧室及び変圧
室と、入力軸によって作動されて上記定圧室と変圧室お
よび大気との連通状態を切り換える弁機構とを備え、上
記弁機構は、バルブボディの内方に設けた真空弁座と、
バルブボディに摺動自在に嵌合されるとともに上記入力
軸に連結された弁プランジャと、この弁プランジャに設
けた大気弁座と、上記真空弁座及び大気弁座に接離する
弁体とを備え、さらに出力軸と上記バルブボディのフロ
ント側を向けた端面との間に設けられて、上記弁機構が
作動された際に出力軸に作用するブレーキ反力を上記弁
プランジャを経由して上記入力軸へ伝達するリアクショ
ンディスクとを備えた負圧式ブレーキ倍力装置におい
て、上記バルブボディの内周部に筒状部材を摺動自在に
嵌合して、この筒状部材に上記真空弁座を形成するとも
に、上記筒状部材を付勢手段によって常時リヤ側へ付勢
し、上記弁機構の作動開始時に、上記バルブボディ及び
出力軸が所定ストローク前進するまで上記筒状部材を非
作動位置に保持する保持手段を設け、さらに、上記リア
クションディスクのリヤ側とバルブボディとの間に、上
記弁機構の作動開始時に上記弁プランジャ側への上記リ
アクションディスクの弾性変形を容易にする空間部を形
成したものである。上述した構成によれば、入力軸の作
動ストロークを出力軸の作動ストロークよりも小さくす
ることができる。しかも、上記空間部を形成しているの
で、リアクションディスクと弁プランジャの端面との間
隙が一時的に拡大したとしても、その後にリアクション
ディスクが空間部によって容易に弾性して弁プランジャ
と当接することができる。そのため、ジャンピング値が
過大にならない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図示実施例について本発明を
説明すると、図1において、負圧式ブレーキ倍力装置1
のシェル2内に概略筒状のバルブボディ3を摺動自在に
設けている。このバルブボディ3のリヤ側の外周部はシ
ェル2のリヤ側の開口部2aを介して外部へ突出させて
あり、このシェル2の開口部2aに設けた環状シール部
材4によって、バルブボディ3のリヤ側の外周部とシェ
ル2の開口部2aとの間の気密を保持している。バルブ
ボディ3の外周部に皿状のパワーピストン5を連結して
あり、このパワーピストン5の背面にダイヤフラム6を
張設している。このダイヤフラム6によってシェル2内
をフロント側の定圧室Aとリヤ側の変圧室Bとに区画し
ている。シェル2のフロント側の壁面に図示しない負圧
導入管を接続してあるので、定圧室A内には常時負圧が
導入されている。上記バルブボディ3内に後述する弁機
構7を設けてあり、この弁機構7は図示しないブレーキ
ペダルに連結した入力軸8によって作動されるようにな
っている。入力軸8が前進されて弁機構7が作動される
と、上記定圧室Aと変圧室Bとの連通状態が遮断される
一方、変圧室B内に大気が導入されるので、バルブボデ
ィ3および出力軸11が前進されて所定のサーボ比の出
力が得られるようになっている。
【0006】定圧室A内には、図示しないシェル2のフ
ロント側の壁面と上記出力軸11の基部11aとにわた
ってリターンスプリング12を設けてあり、これによっ
てバルブボディ3を常時リヤ側に向けて付勢している。
図1に示した負圧式ブレーキ倍力装置1の非作動状態に
おいては、キー部材13がシェル2のリヤ側の壁面2b
に当接して停止し、さらにこのキー部材13にバルブボ
ディ3のリヤ側へ向けた段部端面3aが当接することで
バルブボディ3及び出力軸11は図示非作動位置に保持
されている。バルブボディ3のフロント側の内周部にフ
ロント側へ伸びる環状突起3bを形成してあり、この環
状突起3b内に環状のホルダ14を気密を保持して嵌着
している。ホルダ14の軸方向寸法と環状突起3bの軸
方向寸法は同一にしてあり、環状突起3bの端面とホル
ダ14のフロント側の端面は、同一平面上に位置してい
る。ホルダ14は剛性体からなり実質的にバルブボディ
3の一部を構成するものである。なお、ホルダ14はバ
ルブボディ3と一体物で形成しても良い。
【0007】出力軸11のフロント側の先端部は、シェ
ル2のフロント側の壁面に穿設した開口を貫通させた図
示しないマスタシリンダのピストンに係合させている。
出力軸11の基部11aにリヤ側を向けた凹部11bを
形成してあり、この凹部11b内にリアクションディス
ク15を収納している。そして、上記凹部11bにおけ
るリヤ側の内周部を上記環状突起3bに摺動自在に嵌合
している。これにより、リアクションディスク15は、
出力軸11における凹部11bの底部と環状突起3bの
端面およびホルダ14のフロント側端面とによって挟持
されている。リアクションディスク15は、従来公知の
ものと同様にゴム製で概略円盤状に形成している。ホル
ダ14の内周部に弁プランジャ16のフロント部分を構
成するプレートプランジャ16aを摺動自在に嵌合させ
ている。これによって、リアクションディスク15とプ
レートプランジャ16aのフロント側端面(弁プランジ
ャ16のフロント側端面)とを相互に対向させている。
図示非作動状態では、リアクションディスク15とプレ
ートプランジャ16aとの間には、僅かな間隙が維持さ
れている。入力軸8およびそれに連結した弁プランジャ
16が前進されて弁機構7が作動されると、バルブボデ
ィ3及び出力軸11が前進されて、該前進される出力軸
11によって図示しないマスタシリンダピストンが前進
されてブレーキ液圧が発生する。そして、出力軸11に
ブレーキ反力が作用すると、リアクションディスク15
の軸部がリヤ側へ膨出してプランジャプレート14aに
当接する。この時点からブレーキ反力が弁プランジャ1
6および入力軸8を介して図示しないブレーキペダルに
伝達されるようになっている。図2に示すように、上記
リアクションディスク15がプレートプランジャ16a
に当接した時点Jは、入力に対する出力が瞬間的に大き
くなるため一般にジャンピングと称されている。
【0008】次に、定圧室Aと変圧室Bおよび大気との
連通状態を切り換える弁機構7について説明する。本実
施例の弁機構7は、バルブボディ3の内周部に摺動自在
に嵌合されるとともにばね17によってリヤ側へ付勢さ
れた筒状部材18と、この筒状部材18のリヤ側端部に
形成した真空弁座21と、上記筒状部材18をリヤ側か
ら貫通してバルブボディ3の内周部に摺動自在に嵌合し
た上記弁プランジャ16と、この弁プランジャ16のリ
ヤ側の端面に形成した環状の大気弁座22と、上記真空
弁座21および大気弁座22にリヤ側からスプリング2
3によって着座する弁体24とを備えている。上記弁体
24の外方側の第1シート部S1とそれが接離する上記
真空弁座21とによって真空弁25を構成してあり、ま
た、弁体24の内方側の第2シート部S2とそれが接離
する大気弁座22とによって大気弁26を形成してい
る。
【0009】真空弁25よりも外周側の空間は、バルブ
ボディ3に形成した定圧通路27を介して上記定圧室A
に連通している。また、真空弁25と大気弁26との間
の空間は、バルブボディ3に穿設した半径方向孔からな
る変圧通路28を介して変圧室Bに連通している。ま
た、大気弁26よりも内周側の空間は、バルブボディ3
内の大気通路31およびそこに設けたフィルタ32を介
して大気に連通している。上記弁プランジャ16のリヤ
側の軸部に上記入力軸8の先端部を枢支連結してあり、
バルブボディ3に嵌着したリテーナ33と入力軸8の外
周部とにわたって、上記スプリング23よりも大きな弾
発力を有するスプリング34を弾装している。上記入力
軸8の末端部は図示しないブレーキペダルに連結してい
る。次に、バルブボディ3の変圧通路28に上記キー部
材13を挿通するとともに、該キー部材13を上記筒状
部材18の切欠き部18aを貫通させてから上記弁プラ
ンジャ16の係合部16cに係合させている。
【0010】本実施例においては、キー部材13は、バ
ルブボディ3の段部端面3aと変圧通路28のリヤ側の
端面との間でバルブボディ3に対して軸方向に移動可能
となっており、また、このキー部材13は係合部16c
を構成する環状溝の範囲内で弁プランジャ16に対して
軸方向に移動することができる。さらに、このキー部材
13は、筒状部材18の切欠き部18aの軸方向寸法だ
け筒状部材18に対して軸方向に移動可能となってい
る。筒状部材18はフロント側を小径部とする一方、リ
ヤ側を大径部としてあり、その大径部をバルブボディ3
の内周部に摺動自在に嵌合している。上記大径部に環状
シール部材35を装着してあり、それによって、上記大
径部とバルブボディ3の内周部との間の気密を保持して
いる。また、上記大径部のリヤ側端部の厚さを小さくし
てあり、そこを上記真空弁座21としている。また、筒
状部材18における小径部に上記切欠き部18aを形成
してあり、上述したようにこの切欠き部18aにキー部
材13を貫通させている。筒状部材18の大径部とそれ
に対向するバルブボディ3の段部端面とにわたって上記
ばね17を弾装してあるので、筒状部材18は常時にリ
ヤ側に向けて、すなわち弁体24に向けて付勢されてい
る。このばね17の弾発力は弁体24を付勢したスプリ
ング23の弾発力よりも大きなものを用いている。
【0011】図1に示す負圧式ブレーキ倍力装置1の非
作動状態では、キー部材13はシェル2の壁面2bに当
接して非作動位置に保持されており、また、筒状部材1
8は切欠き部18aのフロント側の端部が上記キー部材
13に当接することで、図示非作動位置に保持されてい
る。また、キー部材13にバルブボディ3の段部端面3
aがフロント側から当接することにより、バルブボディ
3及び出力軸11も図示非作動位置に保持されている。
さらに、係合部16cにおけるフロント側の端面がキー
部材13に当接しているので、弁プランジャ16および
入力軸8も後退端となる図示非作動位置に保持されてい
る。この非作動状態においては、真空弁座21は弁体2
4の第1シート部S1から離座して真空弁25が開放さ
れる一方、大気弁座22に弁体24の第2シート部S2
が着座して大気弁26が閉鎖されている。上述したよう
に、本実施例においては、筒状部材18をバルブボディ
3に摺動自在に嵌合してあり、その筒状部材18に真空
弁座21を形成している。そして、図示非作動状態にお
いては、キー部材13が切欠き部18aのフロント側端
部に当接することで、筒状部材18及び真空弁座21を
最もリヤ側へ後退した後退位置に保持するようになって
いる。また、この非作動状態においては、キー部材13
とそのリヤ側に位置する変圧通路28のリヤ側の端面と
の間に、軸方向の間隙Lが維持されている。図示非作動
状態からブレーキペダルが踏み込まれて入力軸8および
弁プランジャ16が前進されると、真空弁25が閉鎖さ
れる一方、大気弁26が開放されるので、バルブボディ
3および出力軸11が前進される。この作動開始時にお
いては、ばね17に付勢された筒状部材18と真空弁座
21およびそれに着座した弁体24、さらに弁プランジ
ャ16及び入力軸8がキー部材13により一時的に停止
状態に保持される。
【0012】このとき、上記非作動状態において上記間
隙Lが存在していたために、この間隙Lがなくなるま
で、すなわち、前進されるバルブボディ3側の変圧通路
28のリヤ側端面がキー部材13に当接するまでの間は
弁プランジャ16及び入力軸8が停止状態に保持される
ようになっている。これによって、入力軸8の作動スト
ロークが出力軸11の作動ストロークよりも小さくなる
ように構成している。そのため、出力軸11に係合させ
た図示しないマスタシリンダピストンに軸方向の遊びが
あったとしても、その遊びを吸収できるようになってい
る。ところで、上述したように、本実施例は、入力軸8
の作動ストロークを出力軸11の作動ストロークよりも
小さくなるように構成しているので、上記作動開始時お
いては、上記間隙Lの寸法だけリアクションディスク1
5とプレートプランジャ16aの端面(弁プランジャ1
6の先端)との間隙が瞬間的に大きくなり、その後にブ
レーキ反力によってリアクションディスク15がリヤ側
へ膨出してプレートプランジャ16aの端面(弁プラン
ジャ16の先端)と当接することになる。
【0013】上述したように作動開始直後に瞬間的にリ
アクションディスク15とプレートプランジャ16aの
端面(弁プランジャ16の先端)との間隙が大きくなっ
たとしてもジャンピング値が過大になることを防止する
ために、さらに、本実施例においては、上記ホルダ14
のフロント側の端面にテーパ面14aを形成している。
このテーパ面14aは、そのフロント側端面における半
径方向中央部の位置から内周部にかけて形成してあり、
内周部側の端部が外周部が和の端部よりもリヤ側に位置
するようなテーパ面に形成している。このテーパ面14
aを形成したことにより、図示非作動状態において、テ
ーパ面14aとそれに対向するリアクションディスク1
5のリヤ側端面との間に空間部36が形成されており、
この空間部36はリアクションディスク15のリヤ側端
面とプレートプランジャ16aが隔てた間隙から連続す
るようになっている。上記ホルダ14およびプレートプ
ランジャ16aは、両者の反力を受ける面積の比率を変
更する組合せとすることにより、バルブボディ3自体を
変更することなく共用化して、種々のサーボ比を設定で
きるようにするために設けられる部材である。なお、図
1では、このような目的で設けたホルダ14を利用して
テーパ面14aを形成し、反力発生増大に伴うリアクシ
ョンディスク15の弾性変形を容易にする空間部36を
リアクションディスク15のリア側に画成している。こ
のように、ホルダ14にテーパ面14aを形成して上記
空間部36を形成しているので、上述したように作動開
始直後に瞬間的にリアクションディスク15とプレート
プランジャ16aの端面(弁プランジャ16の先端)と
の間隙が瞬間的に大きくなったとしても、上記空間部3
6が存在するのでリアクションディスク15が容易に弾
性変形してプレートプランジャ16aの端面に当接す
る。これによって、本実施例においては、負圧式ブレー
キ倍力装置1の作動時において入力軸8の作動ストロー
クを出力軸11の作動ストロークよりも小さくすること
ができると同時に、ジャンピング値が過大にならないよ
うになっている。
【0014】----------(作動説明) 以上の構成において、図1に示した負圧式ブレーキ倍力
装置1の非作動状態においては、キー部材13がシェル
2のリヤ側の壁面2bに当接して停止し、さらにこのキ
ー部材13にバルブボディ3の段部端面3aが当接する
ことでバルブボディ3および出力軸12は図示非作動位
置に保持されている。また、キー部材13が切欠き部1
8aのフロント側端部に当接しているので、筒状部材1
8及び真空弁座21も後退位置に保持されており、さら
にキー部材13に係合部16cのフロント側端面が当接
して、弁プランジャ16および入力軸8も後退位置に保
持されている。また、キー部材13とそのリヤ側に位置
する変圧通路28のリヤ側の端面との間に間隙Lが維持
されている。
【0015】この非作動状態においては、真空弁座21
は弁体24の第1シート部S1から離座して真空弁25
が開放される一方、大気弁座22に弁体24の第2シー
ト部S2が着座して大気弁26が閉鎖されている。ま
た、プレートプランジャ16aの端面(弁プランジャ1
6のフロント側端面)とリアクションディスク15との
間に間隙が維持されている。この非作動状態から図示し
ないブレーキペダルが踏み込まれると、入力軸8及び弁
プランジャ16が前進される。これにより、弁体24の
第1シート部S1が真空弁座21に着座して真空弁25
が閉鎖される一方、弁体24の第2シート部S2から大
気弁座22が離座して大気弁26が開放される。これに
より、定圧室A内の負圧と変圧室Bに導入された大気と
の差圧によってバルブボディ3および出力軸11が前進
される。この作動開始時の直後においては、上記間隙L
が存在するために、この間隙Lがなくなるまで、すなわ
ち、前進されるバルブボディ3側の変圧通路28のリヤ
側端面がキー部材13に当接するまでの間は、弁プラン
ジャ16及び入力軸8が停止状態に保持される。これに
よって、入力軸8の作動ストロークが出力軸11の作動
ストロークよりも小さくなるようにしている。そのた
め、出力軸11に係合させた図示しないマスタシリンダ
ピストンに軸方向の遊びがあったとしても、その遊びを
吸収できるようになっている。
【0016】変圧通路28のリヤ側端面がキー部材13
に当接すると、該キー部材13は変圧通路28のリヤ側
端面と筒状部材18側の切欠き部18aのフロント側端
部とによって挟持された状態となり、その状態において
キー部材13は壁面2bから離隔してバルブボディ3と
ともにフロント側へ移動される。また、このキー部材1
3とともに弁プランジャ16および入力軸8もフロント
側へ移動される。このようにして、負圧式ブレーキ倍力
装置1が作動されると、出力軸11に作用するブレーキ
反力によってリアクションディスク15がリヤ側へ膨出
してプレートプランジャ16aの端面(弁プランジャ1
6の先端面)に当接する。その際、本実施例において
は、上記ホルダ14にテーパ面14aを形成して上記空
間部36を確保してあるので、リアクションディスク1
5のリヤ側の軸部が容易に空間部36内に膨出してプレ
ートプランジャ16aに当接するようになっている。こ
の時点が図2におけるジャンピングJとなり、その時点
からブレーキ反力が弁プランジャ16及び入力軸8を介
してブレーキペダルに伝達されるようになっている。
【0017】このように本実施例は、入力軸8の作動ス
トロークを出力軸11の作動ストロークよりも小さくな
るように構成してあり、それと同時に、作動開始直後に
おいて瞬間的にリアクションディスク15とプレートプ
ランジャ16aの端面(弁プランジャ16の先端)との
間隙が大きくなったとしても、上記空間部36を形成し
たことにより、ジャンピング値が過大にならないように
なっている。なお、上記負圧式ブレーキ倍力装置1の作
動状態からブレーキペダルの踏み込みが解除されると、
リターンスプリング12およびばね17によって各部材
が図示非作動位置に復帰するようになっている。なお、
この実施例では、上記ホルダ14にテーパ面14aを形
成することで上記空間部36を形成していたが、これに
限らず、リアクションディスク15のリヤ側の端面に凹
部を形成し、そこを空間部36としても良い。そのよう
な構成であっても、上述した実施例と同様の作用効果を
得ることが可能である。
【0018】---------(第2実施例) 次に図3は本発明の第2実施例を示したものである。上
記図1に示す第1実施例においては、ホルダ14をバル
ブボディ3の環状突起3b内に嵌着して移動できないよ
うにしていたが、この第2実施例においては、ホルダ1
4を環状突起3b内に摺動自在に嵌合して、弁機構7が
作動された際にリアクションディスク15の隣接リヤ側
に空間部が形成されるようにしたものである。より詳細
には、この第2実施例においては、ホルダ14の軸方向
寸法を環状突起3bの軸方向寸法よりも短く設定して、
環状突起3bの内部に摺動自在に嵌合している。これに
より、バルブボディ3のフロント側へ向けた段部端面3
cとリアクションディスク15のリヤ側の端面との間で
ホルダ14が移動できるようになっている。また、ホル
ダ14には、軸方向リヤ側へ伸びる係合部14bを形成
している。一方、バルブボディ3には、フロント側の段
部端面3cからそのリヤ側の段部端面3aまで貫通する
貫通孔3dを穿設してあり、そこに上記ホルダ14の係
合部14bを摺動自在に貫通させると同時に、その先端
部をキー部材13に当接させている。係合部14bを含
めたホルダ14の軸方向寸法は、リヤ側の段部端面3a
からフロント側の環状突起3bの端面に至るまでの寸法
と同一に設定している。そのため、図示非作動状態にお
いて、係合部14bの先端部がキー部材13に当接した
状態では、ホルダ14のフロント側の端面は環状突起3
bのフロント側の端面と同一平面となってリアクション
ディスク15と当接している。また、このときには、ホ
ルダ14のリヤ側端面とそれに対向する段部端面3cと
の間に間隙が維持されている。この第2実施例では、ホ
ルダ14のフロント側の端面には、上記第1実施例のよ
うなテーパ面は形成しておらず、内周縁を小さく面取り
してあるだけである。その他の構成は、上記図1に示し
た第1実施例と同じである。
【0019】この第2実施例においては、負圧式ブレー
キ倍力装置1の作動開始時の直後にキー部材13に変圧
通路28のリヤ側端部がリヤ側から当接してキー部材1
3がシェル2の壁面2bから離隔すると、該キー部材1
3は弁プランジャ16の係合部16c内で自由に移動可
能な状態となる。また、ホルダ14もリアクションディ
スク15と段部端面3cとの間で自由に移動可能な状態
となる。そのため、図示非作動状態において、ホルダ1
4のリヤ側端面と段部端面3cとの間に維持された間隙
に相当する分だけ、リアクションディスク15の隣接リ
ヤ側にそれが自由に弾性変形可能な空間部が形成される
ようになっている。そのため、出力軸11に作用する反
力によってリアクションディスク15が容易に弾性する
ことができる。したがって、このような第2実施例であ
っても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、入力軸
の作動ストロークを出力軸の作動ストロークよりも小さ
くできると同時に、ジャンピング値が過大にならない負
圧式ブレーキ倍力装置を提供できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】図1に示した負圧式ブレーキ倍力装置1の特性
線図。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1…負圧式ブレーキ倍力装置 2…シェル 3…バルブボディ 5…パワーピス
トン 7…弁機構 8…入力軸 11…出力軸 13…キー部材 14…ホルダ 14a…テーパ
面 15…リアクションディスク 16…弁プラン
ジャ 18…筒状部材 21…真空弁座 22…大気弁座 36…空間部 A…定圧室 B…変圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 泰士 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 ボ ッシュ ブレーキ システム株式会社内 (72)発明者 岡 弘之 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 ボ ッシュ ブレーキ システム株式会社内 Fターム(参考) 3D048 BB25 BB37 CC26 EE02 EE10 EE15 EE25 EE35

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
    ィと、このバルブボディに設けたパワーピストンと、上
    記シェル内における上記パワーピストンの前後に形成し
    た定圧室及び変圧室と、入力軸によって作動されて上記
    定圧室と変圧室および大気との連通状態を切り換える弁
    機構とを備え、 上記弁機構は、バルブボディの内方に設けた真空弁座
    と、バルブボディに摺動自在に嵌合されるとともに上記
    入力軸に連結された弁プランジャと、この弁プランジャ
    に設けた大気弁座と、上記真空弁座及び大気弁座に接離
    する弁体とを備え、 さらに出力軸と上記バルブボディのフロント側を向けた
    端面との間に設けられて、上記弁機構が作動された際に
    出力軸に作用するブレーキ反力を上記弁プランジャを経
    由して上記入力軸へ伝達するリアクションディスクとを
    備えた負圧式ブレーキ倍力装置において、 上記バルブボディの内周部に筒状部材を摺動自在に嵌合
    して、この筒状部材に上記真空弁座を形成するともに、
    上記筒状部材を付勢手段によって常時リヤ側へ付勢し、 上記弁機構の作動開始時に、上記バルブボディ及び出力
    軸が所定ストローク前進するまで上記筒状部材を非作動
    位置に保持する保持手段を設け、 さらに、上記リアクションディスクのリヤ側とバルブボ
    ディとの間に、上記弁機構の作動開始時に上記弁プラン
    ジャ側への上記リアクションディスクの弾性変形を容易
    にする空間部を形成したことを特徴とする負圧式ブレー
    キ倍力装置。
  2. 【請求項2】 上記バルブボディのフロント側を向けた
    端面に、内周部側が外周部側よりもリヤ側に位置するテ
    ーパ面を形成し、そのテーパ面の内方に上記空間部を形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の負圧式ブレー
    キ倍力装置。
  3. 【請求項3】 上記バルブボディのフロント側に環状突
    起を形成するとともに、この環状突起内にバルブボディ
    の一部を構成し、サーボ比の変更を可能にするホルダを
    備え、このホルダに上記弁プランジャのフロント側の外
    周部を摺動自在に嵌合し、上記環状突起の端面およびホ
    ルダのフロント側端面によって上記フロント側を向けた
    端面を構成し、 さらに上記ホルダのフロント側端面における内周部側に
    テーパ面を形成して、該テーパ面の隣接位置に上記空間
    部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の負圧式
    ブレーキ倍力装置。
  4. 【請求項4】 上記バルブボディのフロント側に環状突
    起を形成するとともに、この環状突起の端面により上記
    フロント側へ向けた端面を構成し、 上記環状突起内に環状のホルダを摺動自在に嵌合すると
    ともに、上記リアクションディスクとバルブボディの段
    部端面との間で軸方向に移動可能とし、 また、上記弁プランジャのフロント側の外周部を上記ホ
    ルダに摺動自在に貫通させ、 上記弁機構の作動開始時に上記ホルダが上記環状突起内
    でリヤ側へ移動することにより、リアクションディスク
    のリヤ側に上記空間部が形成されるように構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の負圧式ブレーキ倍力装
    置。
  5. 【請求項5】 上記保持手段は、上記ホルダの非作動位
    置を規制する規制手段を兼ねていることを特徴とする請
    求項1に記載の負圧式ブレーキ倍力装置。
  6. 【請求項6】 上記バルブボディに設けた半径方向の変
    圧通路および上記筒状部材に形成した切欠き部を貫通し
    て上記弁プランジャに係合させたキー部材を備え、 上記キー部材、上記弁プランジャの係合部、上記筒状部
    材の切欠き部及び上記付勢手段によって上記保持手段を
    構成したことを特徴とする請求項1から請求項5のそれ
    ぞれに記載の負圧式ブレーキ倍力装置。
  7. 【請求項7】 上記変圧通路のリヤ側の端面によって、
    上記保持手段による上記各部材の保持状態を解除する解
    除手段を構成したことを特徴とする請求項6に記載の負
    圧式ブレーキ倍力装置。
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