JP2000127573A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2000127573A
JP2000127573A JP10321345A JP32134598A JP2000127573A JP 2000127573 A JP2000127573 A JP 2000127573A JP 10321345 A JP10321345 A JP 10321345A JP 32134598 A JP32134598 A JP 32134598A JP 2000127573 A JP2000127573 A JP 2000127573A
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Masaya Kikuta
昌哉 菊田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の印字装置において不可能だったデータ
転送後に印字方法を切り替える手段及び印字装置に停留
している複数ページにわたる印字データの任意の複数ペ
ージのみをクリアする手段を有する印字装置を提供す
る。 【構成】 本発明の印字装置においてはデータ及びコマ
ンドを任意の大きさのデータ及びコマンド群とし、その
個々のデータ及びコマンド群に対して付けられている実
行の優先順位に従い、優先順位の高いコマンド及びデー
タから印字を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置に関し、特
に、上位装置から印字データ及び印字制御コマンドを受
信し印刷処理を行う印字装置がデータを受信するときの
印字データ展開おける優先順位を示すデータを付加した
データ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置は印字データと印字制御
コマンドを受信し、コマンドにより指示された印字位
置、印字方法等に従い印字データを印字していた。この
ような印字装置では、処理される順番が受信された順に
処理が行われていた。この場合、印字方法を制御するコ
マンドは印字データより先に転送されていなければ、印
字データは印字データを受信する前に設定されている印
字方法で印字を行う。途中で印字方法を変更する場合も
同様に印字データより先に印字方法設定用のコマンドを
送信しなければならない。
【0003】また、数ページの印字データを印刷し、途
中でその印字を中止する場合は印刷途中でリセットする
必要がある。例えば、1枚目でリセットが実行される
と、印字装置は受信しているデータを全て破棄し初期化
状態にもどる。この場合に2枚目以降を印刷したい場合
は再度2枚目以降のデータとコマンドを送信しなければ
いけない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の欠点を除去するものであり、その目的とすると
ころは従来の印字装置において不可能だったデータ転送
後に印字方法を切り替える手段及び印字装置に停留して
いる複数ページにわたる印字データの任意の複数ページ
のみをクリアする手段を有する印字装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を実現するため
に、本発明の印字装置においてはデータ及びコマンドを
任意の大きさのデータ及びコマンド群とし、その個々の
データ及びコマンド群に対して付けられている実行の優
先順位に従い、優先順位の高いコマンド及びデータから
印字を実行する。
【0006】
【作用】印字コマンド及び印字データに優先順位をつけ
ることによりデータとしては後方に送ったデータであっ
ても、受信バッファに溜められいるような場合は、優先
順位の高いコマンド及びデータが先に実行されるためデ
ータの後に転送された印字方法変更コマンドを先に転送
された印字データに反映させることができる。
【0007】また、受信バッファが複数ページを格納す
ることが可能な場合でも印字データを複数枚分転送した
後に例えば前方の1ページを削除させる優先順位の高い
コマンドを送信すると優先順位の高いコマンドから順に
処理されるため、前方の指定ページのみをクリアするこ
とができる。
【0008】
【実施例】(実施例1)図1は本発明を適用可能なプリ
ンタ(印字装置)である。CPU101はプリンタ装置
の印字データの作成、印字制御のためのモータ駆動、印
字ヘッド吐出制御、上位装置から転送されたコマンドの
解析、パネルからの入力による各種設定などを行う演算
装置である。
【0009】ROM102はプリンタを駆動するための
制御プログラム、各種固定値データ(モータの駆動テー
ブル等)、印字データに使用するフォントデータ等が格
納されている。ROM102に格納された制御プログラ
ムはCPU101によって読み出され実行される。各種
固定値データはそのまま初期値として使用されるもの
と、RAM103に展開され、CPU101により加工
され使用されるものとがある。フォントデータは必要に
応じて指定されたものがCPU101によって読み出さ
れ、RAM103に展開され、印字データとして生成さ
れる。
【0010】このフォントデータは機種により搭載個
数、搭載文字種類が異なるため、その容量も異なる。本
実施例のプリンタにおいては、明朝体1フォントとなっ
ている。RAM103は指定された修飾方法によって上
述したフォントデータが修飾された結果を展開し印字デ
ータとして使用する。イメージデータの場合も同様であ
り、CPU101によって読み込まれたイメージデータ
を指定された印字位置と対応するRAM103上に展開
し、印字データとして使用する。
【0011】さらに、RAM103は、プログラム実行
に必要なワークメモリとして使用され、I/F104か
ら入力データの一時格納場所としての受信バッファとし
ても使用される。I/F104は不図示のホスト装置と
接続され、スキャナデータの送信、印字データ、プリン
ト指示コマンド等のデータを受信するためのものであ
る。本実施例のI/Fは、IEEE−1284に準拠し
た電気的仕様となっており、ホストからのデータの転送
だけでなく、プリンタの状態をホストに転送するため、
双方向の通信が可能なI/Fとなっている。
【0012】EEPROM105はプリンタの設定状態
を保管しておくだけでなく、その他、印刷枚数、インク
残量などのデータを格納するために用いられる。そし
て、プリンタの状態を表すものとして、フォント種別、
対応用紙、自動電源ON/OFFなどが機能項目として
格納されている。
【0013】モータコントローラ106は、本実施例の
プリンタにおいては、主走査方向に印字ヘッドを1回ま
たは複数回走査させて印字を行うために使用する。モー
タコントローラ106への制御はCPU101が行い、
印字はモータの等速域を使用して印字が行われる。モー
タコントローラ106のもう一つの制御は紙を進行方向
へ移動させるためのモータであるラインフィールドモー
タコントローラとしての制御である。このモータはヘッ
ド走査用のモータとして独立で動作可能であり、通常印
刷においては、ヘッド走査用モータが1回または複数回
走査後、ラインフィールドモータコントローラが所定量
紙を送る制御を行う。
【0014】バスライン109はデータを転送するため
のデータ及びアドレスバスである。CPU101がバス
ライン109を使用し、各102から107までの各ユ
ニットを制御する。111は各ユニットへの電源供給ラ
インである。
【0015】図2は本実施例でデータ及びコマンドの送
信に用いられるパケットの内容である。パケットの先頭
はこの管理NOであり、このパケットの識別に使用され
る。その後、このパケットの優先順位が転送され、パケ
ットの内容、レングス等が続き、その後に実際のデータ
及びコマンドが続く。そして、最後は本パケット全体の
サム値が2バイトで格納される。このパケットは受信デ
ータとして、上位装置より本実施例のプリンタに転送さ
れる。
【0016】本実施例のプリンタはこのパケットを受信
すると、図3のような受信バッファにパケットの内容を
格納する。格納する際には、レングス分全てのデータが
読み込まれてからバッファ302に格納される。その
時、同時にサムの計算を行い、パケットのデータの信頼
性をチェックする。そのチェック結果において、正常だ
と判断された場合は管理NOと優先順位のデータとチェ
ックサム値を除去し、バッファ302に格納する。格納
するバッファはパケットの優先順位に基づいて行われ
る。最も優先順位の高いバッファ303から最も優先順
位の低いバッファ306まで4段階のバッファを持って
いる。
【0017】本実施例のプリンタはデータ受信時優先順
位のチェックを行う。図3のバッファ303から306
までを検索し、データがあれば、優先順位の高いものか
ら処理を行う。
【0018】優先順位のチェックは1つのパケット単位
で行われ、パケットの処理終了後、新たに優先順位のチ
ェックを行い、その時最も高い優先順位のパケットが処
理される。図4はその処理の流れを示したものである。
STEP1では、まずバッファをチェックするために一
番優先順位の高いバッファにチェックするバッファをセ
ットする。STEP2においてはセットされたバッファ
の内容をチェックし、処理すべきデータの存在を確認す
る。
【0019】その結果、処理するデータが存在する場合
はSTEP3に進み、処理すべきデータが存在しない場
合、STEP4に進む。STEP3は、指定バッファ内
のデータをデータの内容に従い処理するルーチンであ
る。このSTEPは処理終了後STEP1に戻り、再度
一番優先順位が高いバッファからチェックを再開する。
【0020】STEP4はチェックされたバッファが一
番優先順位の低いバッファかどうかを調べ、全てのバッ
ファにデータがないことを確認する。一番優先順位が低
いバッファの場合、全てのバッファにデータがないこと
になるため各バッファのデータチェック作業を終了す
る。一番優先順位が低いバッファでない場合は、STE
P5に処理を移行する。STEP5は、優先順位を1つ
低下させたバッファを指定しSTEP2に処理を戻す。
この処理を継続し、エンドまで処理を継続する。このこ
とにより、パケット単位で常に優先順位の高いデータか
ら処理されることになる。
【0021】次に、データを各々の優先順位のバッファ
に格納する方法について説明する。図5のSTEP1で
は、まずパケットの最初の6バイトを受信し、優先順位
とバッファの必要サイズを得る。その結果を元に次のS
TEP2では指定優先順位の受信可能バッファサイズと
受信パケットのサイズを比較し、指定優先順位のバッフ
ァサイズが小さい場合、STEP3に処理を移行する。
【0022】STEP3ではバッファが足りないことを
パラレルポートのBUSY信号を1秒間アクティブにす
ることで通知する。上位装置はその間にIEEE−12
84規格に従いリバース転送を行い、プリンタの状態を
確認することができる。
【0023】一度バッファが一杯になると、次の転送は
またパケットの先頭から送らなければならない。パケッ
トが受信可能な場合はSTEP4に処理を移行する。S
TEP4ではバッファへの格納に先立って一時的なバッ
ファにデータを受信しながらサム側を計算し、パケット
の末尾のサム値と比較する(STEP5)。この結果N
G(即ち、NO)の場合はSTEP3と同じ処理を行
う。この場合も同様にBUSY信号アクティブ中にプリ
ンタのステータスを要求することができる。またNGの
場合は一時的なバッファに格納したデータは全てデータ
は全て破棄されるため、上位装置からは再度パケットの
転送が必要となる。
【0024】サム値がOK(即ち、YES)の場合はS
TEP6に処理を移行し、指定優先順位のバッファにデ
ータを格納する。この時格納するデータはサム値、ドキ
ュメントNO、優先順位は除かれる。このような処理を
経てデータは各優先順位バッファに格納される。
【0025】(実施例2)実施例2は実施例1と同様の
構成であるが、異なる構成は、まず優先順位が2段階で
あること、そして高い優先順位のバッファにデータが格
納された場合に割り込みを発生させ、処理を一時的に切
り替える機能を持つことである。
【0026】図6はその構成を示している。601は入
力データを一時的にラッチさせるためのレジスタであ
る。データは全てここに入力される。602は実施例1
の図5で説明したようにバッファの状態とデータのレン
グスのチェックを行い、更に、サム値のチェックを行っ
た後にパケットを優先順位に従い低優先順位バッファ6
04と高優先順位バッファ603に振り分けてデータを
格納する。
【0027】その時、格納するパケットが高優先順位の
場合に割り込み発生回路605にもアクセスし、割り込
みを発生させる。この割り込み発生回路605はバッフ
ァに書き込むのと同時に割り込みがセットされるだけで
なく16回分の割り込みを保持し、図1のCPU101
が割り込み処理を終了すると残り回数分割り込みを発生
させる機能を持っている。この機能により連続して転送
されてくる高優先順位パケットに対しても対応すること
ができる。
【0028】次に、実際の処理の流れを図7を使って説
明する。図7のSTEP1は図1のCPU101の通常
状態の処理内容である。図6の低優先順位バッファ60
4にデータが存在するかどうかをチェックしデータが存
在した場合、STEP2のバッファからデータを読み取
りその内容に従いコマンドであれば、指示通りの内容を
実行し、データの場合は印字データとして印字バッファ
に格納する。1パケットの処理が終了すると、STEP
1に戻りバッファにデータが存在するかどうかチェック
を行う。通常状態では、バッファにデータが存在し続け
る限りこの処理を継続する。また、バッファにデータが
存在しなくなると、処理を中断して再度データが格納さ
れるのを待つ。
【0029】STEP3は高優先順位パケットの受信に
伴い発生した割り込みの処理であり、この割り込み発生
前に通常状態で低優先順位パケットの処理中であったか
どうかを判断し、処理中の場合、STEP4の処理を行
う。ここでの処理は処理中の低優先順位パケットの状態
をそのまま保存する(レジスタ、変数、環境等)処理で
ある。これは高優先順位パケットの処理終了時に低優先
順位パケットの処理を継続させるための処理である。そ
の後、(低優先順位パケットが処理中でない場合はすぐ
に)高優先順位パケットのデータの処理を行う。処理内
容は格納されているデータにより異なるが本実施例にお
いては非常停止、低優先順位パケットのクリア等の処理
が実行可能である。
【0030】(その他)本実施例は4段階の優先順位
と、2段階の優先順位のシステムに関して説明したが、
優先順位の段数によってその効果が損なわれることはな
い。又、実施例2のように割り込み処理との連結等他の
処理と連結し用いてもその効果にかわりはない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実施例1においては、優先順位の設定を優先順位4番目
の設定に通常印刷に用いられる印字データパケットを設
定し、なるべく大きなパケットサイズにてデータの転送
を行う。次に、優先順位3番目は上記優先順位4によっ
て転送されるデータを印刷途中または、展開中にキャン
セルした場合に印字データが途絶えてしまうため、でき
るだけ早く次の印刷を行うために使用する第2のデータ
パケット転送用に使用する。優先順位2番目は通常印刷
時のステータスの要求を遅延無く取り込むために使用す
る(データ用バッファを使用するとデータの処理が終了
しないとステータスが実行されないため、時間に少しず
れがでる)。優先順位の一番高い設定は通常印刷中は使
用されることはなく、エラー発生時にエラーの内容の確
認及びエラー状態の復旧、または、印字途中でのキャン
セルに対応する印字停止などを行うために使用する。こ
のような形態を取ることにより、従来の優先順位を持た
ないプリンタではできなかったコマンドによる印刷の中
止及び、エラー復旧などが可能になり、操作性の優れた
印字装置が得られる。
【0032】実施例2においては、実施例1よりも高速
に安価で性能的には同等な性能を持つ印字装置が得られ
る。概要としては、低い優先順位のバッファにはデータ
パケット及びステータスのパケットを格納し、実施例1
とは異なるパケット毎に優先順位を確認することなくデ
ータが存在し続ける限り処理を継続する。高い優先順位
のバッファは実施例1と同様に通常の印刷時には使用せ
ず、エラー発生時及び印字途中のデータのキャンセル等
の緊急の場合にのみ使用する。このことにより、ステー
タスのデータが印字データを同じバッファに格納するた
め印字データの処理後しか処理されないため、若干の時
間的遅延が発生するがその他においては、印字データの
読み取りなどは1パケット毎の優先順位のチェックを行
わないため、速度の向上がはかられだけでなくバッファ
構成も2つに簡素化されているため、安価なプリンタが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1を示す要部ブロック
図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1のパケット内容詳細
を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施例1のデータ格納詳細を
示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施例1のデータ処理フロー
チャートである。
【図5】図5は、本発明の実施例1の入力バッファ選択
フローチャートである。
【図6】図6は、本発明の実施例2のデータ格納詳細を
示す図である。
【図7】図7は、本発明の実施例2のデータ処理フロー
チャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 I/F 105 EEPROM 106 モータコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 HH07 HJ06 HJ08 HJ10 HK05 HN05 HN15 HN21 HP02 HQ21 HR02 HV01 HV19 HV35 HV58 2C087 AB05 BA01 BB20 BC02 BC07 BD01 BD53 CB02 DA06 5B021 AA01 AA02 BB01 CC04 CC05 DD12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置からの印字データを受信する
    受信バッファと、受信したデータを解析するためのコマ
    ンド解析部と、解析されたデータを印字する印字制御部
    を具備する印字装置において、コマンド解析手段はコマ
    ンドの優先順位を判断する優先順位判別手段と、データ
    の長さを管理するデータ長管理手段とを持ち、優先順位
    の高いデータからコマンド解析を行うことを特徴とする
    印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印字装置において、優先
    順位別に複数の受信バッファを持ち、受信したデータを
    優先順位に従い指定の受信バッファに格納する受信バッ
    ファ格納手段と、現在解析中のデータより優先順位の高
    いデータが転送された場合現在の処理を中断し、優先順
    位の高いデータの解析に処理を移行することを特徴とす
    る印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印字装置において、受信
    したデータを受信バッファの中で優先順位に従い優先順
    位の高いデータを直後に処理可能な位置に受信バッファ
    の内容を変更する受信バッファ変更手段と、受信バッフ
    ァの先頭への変更があった場合に解析処理を変更するこ
    とを特徴とする印字装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印字装置において、受信
    バッファ変更手段は請求項1の受信データ長管理手段に
    管理されている情報に従い、各々のデータの入れ替え変
    更を行うことを特徴とする印字装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の印字装置において、優先
    データとして、印字装置の初期化コマンドを受信した場
    合に受信中のデータが指定されたデータ分受信していな
    い場合に、指定された長さ分のデータ受信後に初期化処
    理を行うことを特徴とする印字装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の印字装置において、優先
    順位が同じ場合は先行入力されたデータから順番に処理
    することを特徴とする印字装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の印字装置において、上位
    装置から転送されるデータは優先順位とデータレングス
    を含むパケット化されたデータであることを特徴とする
    印字装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の印字装置において、 前記受信バッファは、優先順位に従って印字データを格
    納する複数の受信バッファから成り、 印字装置は、さらに、 チェックするバッファとして優先順位の一番高い受信バ
    ッファをセットする受信バッファセット手段と、 該受信バッファセット手段でセットした受信バッファに
    データが有るか否かを判断するデータ有無判断手段と、
    を有し、 該データ有無判断手段によってデータがあると判断した
    場合、前記印字制御部によってデータを印字し、 印字装置は、さらに、 該データ有無判断手段によってデータがないと判断した
    場合、チェックするバッファが優先順位の一番低いバッ
    ファであるか否かを判断する最低順位バッファ判断手段
    と、 最低順位バッファ判断手段によって、チェックするバッ
    ファが優先順位の一番低いバッファでないと判断した場
    合、バッファの優先順位を下げる優先順位降下手段と、
    を有し、 該優先順位降下手段で優先順位を下げたとき、前記デー
    タ有無判断手段の処理に移行する、 ことを特徴とする印字装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の印字装置において、 前記受信バッファは、優先順位に従って印字データを格
    納する複数の受信バッファから成り、 印字装置は、指定優先順位の残バッファ数とデータレン
    グスを比較し、かつ全データを受信し、サム値の計算を
    行い、指定優先順位の残バッファ数とデータレングスを
    比較した結果、格納可能であり、かつサム値もOKなら
    ばデータを指定優先順位の受信バッファに格納する、 ことを特徴とする印字装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の印字装置において、 前記受信バッファは、優先順位に従って印字データを格
    納する2つの受信バッファから成り、 印字装置は、さらに、 2つの受信バッファのうち高優先順位の受信バッファに
    データが格納されるとき、割り込みを発生させる割り込
    み発生回路を有し、 通常、低優先順位の受信バッファに格納されたデータを
    処理し、前記割り込み発生回路が割り込みを発生させた
    場合、高優先順位の受信バッファに格納されたデータを
    処理する、 ことを特徴とする印字装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の印字装置において、
    前記割り込み発生回路が割り込みを発生させた場合、高
    優先順位の受信バッファに格納されたデータを処理する
    前に、現状の状態を退避することを特徴とする印字装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021077392A (ja) * 2021-01-25 2021-05-20 能美防災株式会社 火災受信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021077392A (ja) * 2021-01-25 2021-05-20 能美防災株式会社 火災受信機

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