JP2000125630A - 移動農機の施肥装置 - Google Patents

移動農機の施肥装置

Info

Publication number
JP2000125630A
JP2000125630A JP10304449A JP30444998A JP2000125630A JP 2000125630 A JP2000125630 A JP 2000125630A JP 10304449 A JP10304449 A JP 10304449A JP 30444998 A JP30444998 A JP 30444998A JP 2000125630 A JP2000125630 A JP 2000125630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
hydraulic
hydraulic motor
fertilizing
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10304449A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Maniwa
芳樹 馬庭
Shigeru Yokoi
茂 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP10304449A priority Critical patent/JP2000125630A/ja
Publication of JP2000125630A publication Critical patent/JP2000125630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)
  • Fertilizing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動農機に装着され、吐出ポンプの吐出圧に
より土中に肥料を注入しうる施肥装置において、吐出ポ
ンプの速度が、作業機側の負荷変動に連動することな
く、所定の施肥量を安定して注入することができるよう
にする。 【解決手段】 前記移動農機1の施肥装置において、前
記肥料の吐出ポンプ22を油圧モータ18により作動さ
せ、かつ、前記油圧モータ18を移動農機1の操向用の
パワーステアリングの油圧回路により駆動するようにし
て上記の課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動農機に装着さ
れ、吐出ポンプの吐出圧により土中に肥料を注入しうる
施肥装置に係り、詳しくは吐出ポンプの駆動方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、肥料の吐出ポンプの駆動方法は、
エンジンからロータリ耕耘装置等の作業機を駆動する動
力から分岐して施肥用の送液ポンプを駆動するものは、
既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来知られている、作
業機を駆動する動力から分岐して施肥用の送液ポンプを
駆動するものは、作業機側の負荷変動に連動して吐出ポ
ンプの速度が変動し、所定の施肥量を安定して送液する
ことが困難であった。
【0004】そこで、本発明は、吐出ポンプの速度が、
作業機側の負荷変動に連動することなく、所定の施肥量
を安定して送液することができるようにすることを、目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、請求項1では、移動農機
(1)に装着され、吐出ポンプ(22)の吐出圧により
た土中に肥料を注入しうる施肥装置において、前記液状
肥料の吐出ポンプ(22)を油圧モータ(18)により
作動させ、請求項2では、前記油圧モータ(18)を移
動農機(1)の操向用の油圧系から取出した圧油により
駆動するようにして上記の課題を解決した。
【0006】(作用)移動農機(1)を前進させなが
ら、後方に装着したロータリ耕耘装置(2)で田畑を耕
耘作業をすると共に、移動農機(1)の操向用の油圧系
から取出した圧油により油圧モータ(18)を駆動し、
該油圧モータ(18)によって肥料の吐出ポンプ(2
2)を駆動し、その吐出圧により土中に、肥料を注入す
る。
【0007】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何ら本発明の構成を限定するもので
はない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態例について説明する。
【0009】農用トラクタ1の後方には、図1に示すよ
うに、ロータリ耕耘装置2が装着され、農用トラクタ1
の本体に搭載されたエンジン3の動力は動力伝達装置4
を経て、一方では走行用の車輪5を駆動して農用トラク
タ1の本体を前進させると共に、後方のロータリ耕耘装
置2にも伝達され、耕耘爪6の駆動によって田畑を耕耘
している。
【0010】耕耘爪6の駆動によって耕耘砕土された土
は、ロータリ耕耘装置2の後方に放擲され堆積するが、
同時にロータリ耕耘装置2の後部に装着された畦立器7
によって、膨軟な土となって成畦される。
【0011】本発明は、前記耕耘・畦立作業と同時に、
この成畦された土中に、前方に配設された肥料タンク1
0から液状肥料を注入する施肥作業に係るものである。
【0012】農用トラクタ1の本体前部には、図1及び
図2に示すように、エンジン3や動力伝達装置4を保護
するために、ボンネット11が装着され、前方、上方及
び左右側方をそれぞれ開放可能にカバーで覆われてい
る。
【0013】ボンネット11の前後の下方には、農用ト
ラクタ1の本体機枠から左右を連結する頑丈なフレーム
12a,12bが設けられ、ボンネット11の左右側面
から運転席からの前方視界十分な空間を持って、フレー
ム12a,12bが前後にも連結されている。
【0014】フレーム12a,12bの左右端部には、
図3に示すように、取付ブラケット12c,12dが設
けられ、取付ブラケット12c,12dには前後・左右
の重量バランスが維持出来るように、相互に連通する複
数個の肥料タンク10及び肥料圧送部材13が配置され
ている。
【0015】農用トラクタ1は、一般に前輪分担荷重が
大きく、手動でハンドル14を操作して操向することが
困難なため、エンジン3の動力で油圧ポンプ15を駆動
し、その油圧と前記ハンドル14を連動連結して操向す
る、パワーステアリング装置を備えている。
【0016】本発明は、図2及び図3に示すように、本
体のクラッチハウジング16左右両側面からの頑丈なス
テー17a,17bを左右側方に延出して前記取付ブラ
ケット12c,12dに連結し、ボンネット11の左後
部には前記肥料圧送部材13が装着されている。
【0017】肥料圧送部材13は、パワーステアリング
装置用の油圧ポンプ15(図5参照)、油圧ポンプ15
の分岐油圧で駆動される油圧モータ18、油圧モータ1
8と並列に配備された油圧バルブ19、油圧モータ18
の動力を受け施肥量を調整するギヤ変速装置20、ギヤ
変速装置20で調整された施肥量を前方部の肥料タンク
10からロータリ耕耘装置2の後方に送液パイプ21で
送液する吐出ポンプ22(図1参照)、ならびにそれら
を連結するパイプから構成され、一群として前記複数個
の肥料タンク10と共に前後・左右の重量バランス維持
の役割りも果たしている。
【0018】送液パイプ21は、各条ごとに上下2本づ
つ設けられており、その後端部は、ロータリ耕耘装置2
の後方まで延長され、最後端部は上ノズル21aと下ノ
ズル21bの2本に接続されている。これら上下ノズル
21a,21bは、図4(a)に示すように固定用ブラ
ケット24で、下ノズル21bが前、上ノズル21aが
同一立面内の後と、相対位置が決められ、それぞれの土
中への送液口位置が固定されている。
【0019】上ノズル21aと下ノズル21bの相対位
置を更に、確実にするため、図4(b)に示すように、
双方を連結する補強プレート25を設けて、前進による
耕耘土からの抵抗により、上ノズル21aと下ノズル2
1bの変形、相対位置の変動を防止すると共に、上ノズ
ル21a及び補強プレート25が前を行く下ノズル21
bの通過軌跡の空間を通過するので、耕耘土からの抵抗
を最小限に留めることができる。
【0020】図5は、油圧の回路構成を示しており、作
動油は油圧ポンプ15から油圧バルブ19を介してパワ
ーステアリングの操作バルブに供給され、一方、前述し
たように、前記油圧バルブ19と並列に前記油圧モータ
18及びリリーフバルブが設けられていて、この油圧モ
ータ18の駆動により吐出ポンプ22が駆動される。
【0021】前記油圧バルブ19は、図5に示すよう
に、2ポートの操作バルブで構成され、操作バルブが閉
の時は油圧モータ18が回転するが、操作バルブが開に
なると油圧モータ18及びその配管の曲折による回路抵
抗が大きく、並列に配設している油圧モータ18側には
作動油は流れず、油圧モータ18は停止し、作動油は直
進し、殆どが本来のパワーステアリング装置に流れるよ
うに構成されているので、油圧バルブ19の構造が簡単
になった。
【0022】更に、前記油圧バルブ19の前記並列回路
の油圧モータ18への分岐点及び油圧モータ18からの
合流点までの回路長さを最少限に留め、油圧バルブ19
側への抵抗を少なく、油圧モータ18側への抵抗を大き
くして上記機能を助長するように構成されている。
【0023】次に本実施の形態例の作用について説明す
る。
【0024】上記構造に基づき、農用トラクタ1を前進
させながら、後方に装着したロータリ耕耘装置2で田畑
を耕耘作業をすると共に、農用トラクタ1の走行用のパ
ワーステアリング装置用の油圧回路により、油圧バルブ
19を閉じて油圧モータ18を駆動し、更に、ギヤ変速
装置20で施肥量を調整し、吐出ポンプ22で前方部の
肥料タンク10に貯蔵された液状肥料を、送液パイプ2
1を経てロータリ耕耘装置2の後方に送液し、上下に配
設された上ノズル21aと下ノズル21bの2本のノズ
ルの先端から液状肥料を、耕耘した土中に注入する。
【0025】前記油圧バルブ19を開にすると、油圧モ
ータ18の回転が停止し、液状肥料の送液も停止する。
【0026】
【発明の効果】請求項1では、移動農機に装着され、吐
出ポンプの吐出圧により土中に肥料を注入しうる施肥装
置において、前記吐出ポンプを油圧モータにより作動さ
せるため、ロータリ回転数変速に影響されることなく、
独立して所定の施肥量を得ることができ、また、走行速
度と吐出量の比を一定になすことができるので、エンジ
ン回転数に影響されることなく、一定の施肥量を獲得す
ることができる。
【0027】請求項2では、前記油圧モータを、操向系
油圧から取出した圧油により駆動するようにしたので、
走行速度に連動した施肥量を送液することができ、効率
のよい施肥作業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の施肥装置の側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の施肥装置の前部の平面図
である。
【図3】本発明の実施の形態の施肥装置の前方からの立
面図である。
【図4】本発明の実施の形態の施肥ノズル先端を示し、
(a)はその側面図、(b)はその後面図である。
【図5】本発明の実施の形態の油圧回路の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 農用トラクタ 2 ロータリ耕耘装置 10 肥料タンク 11 ボンネット 15 油圧ポンプ 18 油圧モータ 21 送液パイプ 22 吐出ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B034 AA09 BA07 BB01 BB02 BC06 2B052 BC05 BC07 BC13 CA07 DB03 EA03 EB03 ED03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動農機に装着され、吐出ポンプの吐出
    圧により土中に肥料を注入しうる施肥装置において、 前記吐出ポンプを油圧モータにより作動させることを特
    徴とする、 移動農機の施肥装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧モータを、操向用の油圧系から
    取出した圧油により駆動するようにしてなる、 請求項1記載の移動農機の施肥装置。
JP10304449A 1998-10-26 1998-10-26 移動農機の施肥装置 Pending JP2000125630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304449A JP2000125630A (ja) 1998-10-26 1998-10-26 移動農機の施肥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304449A JP2000125630A (ja) 1998-10-26 1998-10-26 移動農機の施肥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000125630A true JP2000125630A (ja) 2000-05-09

Family

ID=17933155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10304449A Pending JP2000125630A (ja) 1998-10-26 1998-10-26 移動農機の施肥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000125630A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106068864A (zh) * 2016-06-15 2016-11-09 张侃 一种城市绿化带施肥浇灌车
CN112740885A (zh) * 2020-12-16 2021-05-04 杨文忠 一种农业机械施肥装置
CN113016313A (zh) * 2021-01-26 2021-06-25 北京诺和兴建设工程有限公司 一种薄膜滴灌装置及其施工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106068864A (zh) * 2016-06-15 2016-11-09 张侃 一种城市绿化带施肥浇灌车
CN112740885A (zh) * 2020-12-16 2021-05-04 杨文忠 一种农业机械施肥装置
CN112740885B (zh) * 2020-12-16 2022-12-16 湖南农夫机电有限公司 一种农业机械施肥装置
CN113016313A (zh) * 2021-01-26 2021-06-25 北京诺和兴建设工程有限公司 一种薄膜滴灌装置及其施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010007234A1 (en) Apparatus and method for real time adjustment of a fifth wheel associated with an agricultural machine
US4569296A (en) Agricultural tool bar and chemical applicator
JP2000125630A (ja) 移動農機の施肥装置
US3788415A (en) Hydraulic front-wheel propulsion system for harvesting vehicles
GB1578650A (en) Trailer for farm tractors with driven member powered by pto
JPS61111617A (ja) 施肥装置付の苗植機
JP3457500B2 (ja) 畦塗り機
JP3101060B2 (ja) 土中注入形施肥機
JP3322298B2 (ja) 施肥装置
JP2000125631A (ja) 移動農機の施肥装置
US20080206026A1 (en) Tool carrier
JP6827351B2 (ja) 田植機
JP2565116Y2 (ja) 散布機
JP2008295342A (ja) 中耕散布作業機
JPH10295130A (ja) 移動農機における施肥駆動装置
JP3370755B2 (ja) 側条施肥型田植機
JP2587797Y2 (ja) 乗用田植機
JPH10309109A (ja) 乗用移植機
JP2514754Y2 (ja) 施肥機
JPH0631403U (ja) トラクタ用薬剤散布装置
JP2518498B2 (ja) 施肥装置付き田植機
JP2541667Y2 (ja) 施肥作業機
JP2970614B2 (ja) 施肥装置付き乗用型田植機
JPH11308909A (ja) 施肥作業機
JP2787627B2 (ja) 施肥方法