JP2514754Y2 - 施肥機 - Google Patents

施肥機

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JP2514754Y2
JP2514754Y2 JP1990079073U JP7907390U JP2514754Y2 JP 2514754 Y2 JP2514754 Y2 JP 2514754Y2 JP 1990079073 U JP1990079073 U JP 1990079073U JP 7907390 U JP7907390 U JP 7907390U JP 2514754 Y2 JP2514754 Y2 JP 2514754Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液状またはペースト状の流動性肥料を圃場
中へ注入するノズルに係わるものである。
〔従来の技術〕
野菜等の作物の初期成育時には、施肥深さ・施肥間隔
・施肥条間等が適宜に選択できることが望ましく、これ
を可能にすべく本出願人は、先に、特開平1-281002号公
報に記載されているように、トラクタ等の牽引車により
牽引され有効な施肥ができる牽引ノズルを有する施肥機
を提案している。
〔本考案が解決しようとする課題〕 ところで野菜等の作物では育成期間中に追肥を施すこ
とを要望されているものであるが、従来の前記の牽引ノ
ズルを有する施肥機では、野菜等の作物の育成期中の繁
茂状態により作物の茎葉を損傷する虞があるため、追肥
作業ができなかった。
そこで、これを解決するために本出願人は、クランク
作動により液状またはペースト状の流動性肥料を地中へ
点注施肥して作物の成長を促進する追肥作業をすること
のできる点注ノズルを有する施肥機を開発するに至った
ものである。しかしながら、施肥条件の設定は対象物、
地域、農家によって種々の要望が提起されており、初期
成育時の播種と同時の施肥作業時には牽引ノズルタイプ
で行い、追肥作業時は点注ノズルタイプで行う複合形式
のものが望まれている。そこで本出願人は更に研究を重
ね前記点注ノズルタイプものに、牽引ノズルを有する施
肥機の要部を装着し、以て、野菜等の作物の初期成育時
の施肥作業と作物の育成期中の成長を促進する追肥作業
との作業に各々適応すべく両者を択一的に切り換えて仕
様の変更を簡単・迅速に行うと共に、牽引ノズルでの施
肥作業時に牽引ノズルは圃場面より所定位置下方の地中
に位置せしめて支持され常に適正な施肥位置を保っての
施肥作業及び橇体基準にゲージホイルの高さを合わせる
設定作業が容易にでき、また施肥の位置を調節すること
で作物の種類又は圃場条件等に応じた適正な施肥位置と
することができる施肥機を提供することを目的としたも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案が講じた技術的
手段は、点注ノズルを備えたフレームの下部に、下方に
突出する上下動可能なゲージホイルを配設し、ポンプか
ら圧送される流動性の肥料を誘導する施肥ホースを点注
ノズルに接続し、該点注ノズルをクランク作動させ、前
記ゲージホイルで施肥深さを設定して前記肥料を地中へ
点注施肥する施肥機において、該施肥機のフレーム下部
に、前記ゲージホイルと側面視でラップする橇体を支持
ブラケットを介して配設し、該橇体を支持する前記支持
ブラケットに施肥作業時に先端が常時地中に埋没する牽
引ノズルを調節部材を介して着脱自在に装着し、該牽引
ノズルを装着固定した状態では前記点注ノズルを施肥機
より取り外すか、若しくは、点注ノズルの作動を停止し
た状態にした後、前記施肥ホースの接続位置を点注ノズ
ル側から牽引ノズル側に装着変更すべく構成すると共
に、上記調節部材の調節で前記橇体下面に対して牽引ノ
ズルの先端部が上下方向に位置変更固定可能となるよう
に構成したことを特徴とするものである。
〔考案の作用〕
本考案によれば、機体を走行させると同時に、施肥を
することが可能である。その際、播種と同時に施肥等作
物の初期成育用として牽引ノズルで施肥する必要がある
場合にはクランク作動する点注ノズルを取り外すか、若
しくは、点注ノズルの作動を停止して、施肥機のフレー
ム下部に着脱自在に装着された牽引ノズルにポンプから
圧送される肥料を誘導する施肥ホースを接続し、常時地
中に埋没する牽引ノズルの先端から肥料を噴出施肥をす
ることにより野菜等の作物の初期成育時の施肥作業を行
い作物成長促進を図ることができる。また、ゲージホイ
ルの上下調節で橇体を圃場面に常に接するように高さ設
定できるので牽引ノズルは圃場面より所定位置下方の地
中に位置して支持されて常に適正な施肥位置を保つて施
肥作業が行え、ゲージホイルと側面視でラップするよう
に配設した橇体により、橇体基準にゲージホイルの高さ
を合わせる設定作業が容易にできる。更に牽引ノズルの
先端部を橇体下面に対して上下方向に位置を変更固定し
ての施肥作業ができることで、作物の種類又は圃場条件
等に対応した適正な施肥位置で施肥が行われる。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付した図面に基づいて説明する。
先ず本考案の基本構成をなす点注ノズルタイプの施肥機
1は第5図に示すように、フレーム2を有しており、動
力伝動部3とクランク作動部4,4により施肥をする上段
・下段の点注ノズル6,6′,7,7′及び6a,6′a,7a,7′a
を有する点注部5,5とで構成されている。
その後方にはフレーム2aで、播種機(又は移植機)8
を連結することができる。
また、前記施肥機1の前方にはトラクタ等の牽引車
(図示せず)が連結されており、該牽引車から施肥機1
は動力を伝達されると共に、圃場面を牽引されるように
構成されている。
該牽引車に対し前記フレーム2はトップリンク9との
ロアリンク10,10で昇降可能に連結されている。該施肥
機1には、前記トップリンク9とロアリンク10,10の間
に配設された前記牽引車側のPTO軸11、カプラ12が連結
されて、該PTO軸11、カプラ12から動力伝動部3へ動力
が伝達されており、クランク作動部4,4が駆動されて点
注ノズル6,6′,7,7′及び6a,6′a,7a,7′aの先端は地
中に打込まれて、流動性肥料を点注施肥する。
前記フレーム2には、その左右両端にハンドル13の回
動によりネジで上下調節のできるゲージホイル14がそれ
ぞれ装着されている。また、ゲージホイル14の内側近傍
には、フレーム2に固着された左右2個のブラケット15
の孔16……にピン17によって左右それぞれに橇体18が係
止されていて、圃場中に埋没するゲージホイル14で施肥
機1を支持し橇体18が圃場面に一致するようハンドル13
で高さを調節設定して移動させるように構成されてい
る。そして、第5図、第6図に示すように牽引車側に設
けられる流動性肥料を収容した肥料タンク21,21にはポ
ンプ22が接続されており、該ポンプ22の吐出側には前記
ロアリンク10に固着された上段,下段のノズルへの流路
切換用の切換バルブ23……が接続されており、さらに、
フレーム20の上部に配設された第1の分配弁24,第2の
分配弁25が接続されている。該第1の分配弁24,第2の
分配弁25へは前記切換バルブ23……は切換レバー23a…
…を機体と平行方向(第5図実線図示位置)へ倒すこと
により下段ノズル用の第1の分配弁24へ、また、機体に
直角方向に立てる(第5図点線図示位置)ことにより上
段ノズル用の第2の分配弁25へ流動性肥料が供給される
ように接続されている。そして、前記の第1の分配弁24
及び第2の分配弁25の前方にはパイプ27が取付けられて
いる。該パイプ27中央一側にはパイプ穴部27aがあり、
パイプ27の上面にはジョイント31,32,33,34,35,36,37,3
8が固設されており、パイプ27の該ジョイント取付部位
には各々チューブ穴27bが穿けられている。そして、前
記第1の分配弁24にはチューブ41が接続されており、該
チューブ41は前記パイプ穴部27aからパイプ27へ挿入さ
れて、チューブ穴27bを挿通されて前記ジョイント31へ
通じている。
該ジョイント31はチューブ42を介して前記点注ノズル
6に通じている。更に、第1の分配弁24はチューブ43、
ジョイント32、チューブ44を介して前記点注ノズル7に
通じており、チューブ45、ジョイント33、チューブ46を
介して前記点注ノズル6aに通じており、チューブ47、ジ
ョイント34、チューブ48を介して前記点注ノズル7aに通
じている。また、第2の分配弁25はチューブ51、ジョイ
ント35、チューブ52を介して前記点注ノズル6′に通じ
ており、チューブ53、ジョイント36、チューブ54を介し
て前記点注ノズル7′に通じており、チューブ55、ジョ
イント37、チューブ56を介して前記点注ノズル6′aに
通じており、チューブ57、ジョイント38、チューブ58を
介して前記点注ノズル7′aに通じているように構成さ
れている。
上記の如く構成された点注ノズルタイプの施肥機を牽
引ノズルタイプの施肥機に仕様変更するに際しては第5
図に示した基本構成のものの左右両側の前記ゲージホイ
ル14の内側近傍でフレーム2に固着された左右2個のブ
ラケット15,15に係止された橇体18,18を取り外し第1
図、第2図、第3図に示すように施肥作業時に先端が常
時地中に埋没するノズルを有する牽引ノズル体60,60を
装着し、併せて動力伝動部3にクラッチを有しない場合
等にはクランク作動部4,4及び点注部5,5を取り外してし
まうか、若しくは、動力伝動部3にクラッチを有する場
合にはこれらを装着したままの状態で点注ノズル6,6′,
7,7′及び6a,6′a,7a,7′aの作動を動力伝動部3のク
ラッチで停止した状態になして、前方のトラクタ等の牽
引車(図示せず)で牽引する。2組の前記牽引ノズル体
60,60は前記フレーム2に固着された左右のブラケット1
5,15に支持部61,61を嵌着し、ブラケット15の孔16……
と支持部61の孔61aとをピン17により係止する。ブラケ
ット15の孔16……と支持部61の孔61aとをずらして、ピ
ン17を差し替えをすることにより牽引ノズル体60の上下
位置調節ができる。
牽引ノズル体60は、第3図(a),(b),(c)に
示すように、支持部61の下部には逆U字状のブラケット
62、その下端に橇体63を固着し、ブラケット62の両側の
下端の中心孔には、上段ノズル65,65′の調節板65a,65
a′の下部の孔とカラー67,67を介して下段ノズル66,6
6′(66b,は土切り板)の調節板66a,66aの下部の孔に支
点ボルト64,64を挿通してナット68,68で締着し、調節板
65a,65a′の2個の丸孔に挿入したボルト69,69,71,71を
ブラケット62に穿設した円弧状の長孔72,72に挿通して
ナット73……にて締着し,調節板66a,66aの丸孔に挿入
したボルト74,74はカラー67,67を介して調節板65a,65
a′に穿設した円弧状の長孔75,75に挿通してナット76…
…で締着されている。また、ボルト69,69にはカラー67,
67が挿通されているので、第3図(b)に示すように上
段ノズル65,65′はXの範囲で、下段ノズル66,66′はY
の範囲で上下傾動調節することができると共に、前記カ
ラー67,67の介装位置を変更することにより第3図
(c)に示すように組をなす左右の上段ノズル65,6
5′、下段ノズル66,66′の先端の吐出口65d,65′d、下
段66d,66′dの間隔を、、の3段階に調節するこ
とができ、作物の種類又は圃場条件等に応じて施肥の位
置を調節することができる。
また、橇体63は圃場を滑走して、組をなす左右の上段
ノズル65,65′、下段ノズル66,66′の施肥深さを一定に
保持するもので、滑走部77を上段ノズル65,65′、下段
ノズル66,66′が突出するように切欠き78,79を設け、該
切欠き78,79の中央部分の滑走部77の両側に補強板81,81
を固着し、該補強板81,81はブラケット62と固着されて
いる。そして、滑走部77の切欠き78,79の左右にはボス8
2,82を設けられ、切欠き78,79の幅の調節用の調節板83,
83は一端を滑走部77に螺着し他端に設けたボス84,84を
立設し、該ボス84,84と前記ボス82,82に連結棒85を挿通
し84,84の止ボルト86,86で連結するように構成されてい
る。
一方、牽引車側に設けられる流動性肥料を収容した前
記肥料タンク21,21から前記牽引ノズル体60の肥料供給
の構成は、第6図に説明をした構成における各チューブ
42,44,46,48,52,54,56,58の点注ノズル側端部を第4図
に示す如く牽引ノズル体60の各牽引ノズル65,65′,66,6
6′の端部に付け替えをすることにより施肥が可能とな
るように構成されている。本実施例の場合、各チューブ
42,44,46,48,52,54,56,58は点注ノズルのクランク作動
を許容する関係上長さにゆとりを持たせてあり、各牽引
ノズル65,65′,66,66′が下方位置にあっても充分に各
チューブを連結することができ、チューブの兼用利用化
が可能になっている。
第7図に示す他の実施例の牽引ノズル体80は2組をそ
れぞれ前記フレーム2に固着された左右のブラケット1
5,15に支持部61,61を嵌着し、ブラケット15の孔16……
と支持部61の孔61aとをピン17により係止する。ブラケ
ット15の孔16……と孔61aとはピン17を差し替えするこ
とにより牽引ノズル体80の上下位置調節ができるように
構成されている。
前記牽引ノズル体80は支持部61の下部にブラケット6
2、その下端に橇体81を固着し、ブラケット62の下端の
中心孔に、カラーを介装した状態で支点ボルト82を挿通
すると共にその両側にそれぞれ複数のカラー83……を介
して上段の調節板84,84と下段の調節板85,85の下部の孔
を遊嵌してナット86により締着し、前記カラー83……の
介装位置を変更することにより第7図(c)に示すよう
に組をなす左右のノズル87,88……の間隔を4段階に調
節することができ、上段の調節板84,84の2個の丸孔に
挿入したボルト89をブラケット62に穿設した円弧状の長
孔72,72にも挿通してナット90,90にて締着し、下段の調
節板85,85の丸穴に挿入したボルト91,91を上段の調節板
84,84の前寄り上部に穿設した円弧状の長孔92,92にも挿
通してナット93,93にて締着してあり、上段ノズル87,87
は第7図(c)に示すように吐出口部分を内方へ折曲し
て間隔を狭くし、下段ノズル88,88(88aは土切板)はそ
のまま下方へ延出させて両者の吐出口を背面視で台形状
に配設して、上段ノズル87は第7図(a)のXの範囲
で、また下段ノズル88は第7図(a)のYの範囲で上下
傾動調節することにより、作物の種類又は圃場条件等に
応じて施肥位置を調節することができる。また、橇体81
は圃場を滑走して、組をなす左右の上段ノズル87,87、
下段ノズル88,88の施肥深さを一定に保持するもので、
滑走部95を上段ノズル87,87、下段ノズル88,88が突出す
るように切欠き96,97を設け、該切欠き96,97の中央部分
の滑走部95の両側に補強板81,81を固着し、該補強板81,
81はブラケット62と固着されている。そして、滑走部95
の切欠き96,96の左右にはボス98,98を設け、更に、切欠
き96,96幅の調節用の調節板99……は一端を滑走部95に
螺着し他端に設けたボス100……を立設し、該ボス100…
…と前記ボス98,98に連結棒101を挿通し、ボス100…
…,止ボルト102……で連結するように構成されてい
る。
本実施例は上記のような構成よりなるので、点注ノズ
ルタイプのものを牽引ノズルタイプに仕様変更する際に
は点注ノズルタイプの施肥機1のクランク作動部4によ
って、圃場の地中へ施肥をする点注部5を取り外し、若
しくは、クランク作動部4の作動を停止した状態とな
し、前記施肥機1のフレーム2に設けたブラケット15に
係止された橇体18と牽引ノズル体60とを取り替えて装着
してトラクタ等の牽引車で牽引する。この時、流動性肥
料が収容された肥料タンク21、ポンプ22、切換バルブ2
3、第1の分配弁24、第2の分配弁25はジョイント及び
チューブでそれぞれ接続されて、さらに、牽引ノズル体
60の施肥作業時には先端が常時地中に埋没する上段ノズ
ル65,65′及び、下段ノズル66,66′へチューブ42,44,4
6、48を接続する、そして、橇体63はゲージホイル14に
て位置決め設定され圃場を滑走して施肥深さを一定に保
持することにより牽引ノズルタイプの施肥機となる。従
って、施肥作業時には肥料タンク21に収容された流動性
肥料はポンプ22で圧送されて、切換バルブ23の切換レバ
ー23aの切換操作に伴って常時地中に埋没する上段ノズ
ル65,65′若しくは、下段ノズル66,66′の先端の吐出口
65d,65′d、下段ノズル66d,66′dから地中に施肥をす
る。また、上段ノズル65,65′はXの範囲で、下段ノズ
ル66,66′はYの範囲で上下傾動調節することができる
と共に、前記カラー67,67の介装位置を変更することに
より吐出口65d,65′d、66d,66′dの間隔を、、
の3段階に調節することができ、作物の種類又は圃場条
件等に応じて施肥の位置を調節することができるので、
野菜等の作物の初期成育時の施肥作業と作物の育成期中
の成長を促進する追肥作業との作業に各々適応をすべく
両者を択一的に切り換えて行うことのできるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、点注ノズルを備えたフ
レームの下部に、下方に突出する上下動可能なゲージホ
イルを配設し、ポンプから圧送される流動性の肥料を誘
導する施肥ホースを点注ノズルに接続し、該点注ノズル
をクランク作動させ、前記ゲージホイルで施肥深さを設
定して前記肥料を地中へ点注施肥する施肥機において、
該施肥機のフレーム下部に、前記ゲージホイルと側面視
でラップする橇体を支持ブラケットを介して配設し、該
橇体を支持する前記支持ブラケットに施肥作業時に先端
が常時地中に埋没する牽引ノズルを調節部材を介して着
脱自在に装着し、該牽引ノズルを装着固定した状態では
前記点注ノズルを施肥機より取り外すか、若しくは、点
注ノズルの作動を停止した状態にした後、前記施肥ホー
スの接続位置を点注ノズル側から牽引ノズル側に装着変
更すべく構成すると共に、上記調節部材の調節で前記橇
体下面に対して牽引ノズルの先端部が上下方向に位置変
更固定可能となるように構成したから、 追肥作業を行う点注ノズルの施肥機に、牽引ノズルを
装着して牽引施肥作業が可能となる施肥機としても使用
できるようにすることで、それぞれ専用の施肥機を必要
としない安価な施肥機を提供できる。
牽引ノズルでの施肥作業時にゲージホイルにより橇体
が常に圃場に接する高さに設定できるので、施肥ノズル
は圃場面より所定位置下方の地中に位置して支持されて
常に適正な施肥位置を保っての施肥作業ができる。
ゲージホイルと側面視でラップするように橇体を配設
しているので、橇体基準にゲージホイルの高さを合わせ
る設定作業が容易にできる。
橇体の下面に対して牽引ノズルの先端部を上下方向で
位置を変更固定しての施肥作業ができるため、作物の種
類又は圃場条件等に対応した適正な施肥位置で施肥する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
牽引ノズル体を装着した施肥機の側面図、第2図は牽引
ノズル体を装着した施肥機の平面図、第3図(a)は牽
引ノズル体の平面図、 第3図(b)は牽引ノズル体の側面図、 第3図(c)は牽引ノズル体の背面図、 第4図は肥料フローの牽引ノズル部装着要部図、 第5図は点注ノズルを装着した施肥機の側面図、 第6図は点注ノズルを装着した肥料フロー図、 第7図は牽引ノズル体の他の実施例で(a)は側面図、
(b)は要部断面図((a)のA-A断面図)、(c)は
背面図である。 図中、1:施肥機、2:フレーム、5:点注部、22:ポンプ、6
0:牽引ノズル体、65,65′:上段ノズル、66,66′:下段
ノズル、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】点注ノズルを備えたフレームの下部に、下
    方に突出する上下動可能なゲージホイルを配設し、ポン
    プから圧送される流動性の肥料を誘導する施肥ホースを
    点注ノズルに接続し、該点注ノズルをクランク作動さ
    せ、前記ゲージホイルで施肥深さを設定して前記肥料を
    地中へ点注施肥する施肥機において、該施肥機のフレー
    ム下部に、前記ゲージホイルと側面視でラップする橇体
    を支持ブラケットを介して配設し、該橇体を支持する前
    記支持ブラケットに施肥作業時に先端が常時地中に埋没
    する牽引ノズルを調節部材を介して着脱自在に装着し、
    該牽引ノズルを装着固定した状態では前記点注ノズルを
    施肥機より取り外すか、若しくは、点注ノズルの作動を
    停止した状態にした後、前記施肥ホースの接続位置を点
    注ノズル側から牽引ノズル側に装着変更すべく構成する
    と共に、上記調節部材の調節で前記橇体下面に対して牽
    引ノズルの先端部が上下方向に位置変更固定可能となる
    ように構成したことを特徴とする施肥機。
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