JP2000124991A - モーニングコール機能付電話装置 - Google Patents

モーニングコール機能付電話装置

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JP2000124991A
JP2000124991A JP10293822A JP29382298A JP2000124991A JP 2000124991 A JP2000124991 A JP 2000124991A JP 10293822 A JP10293822 A JP 10293822A JP 29382298 A JP29382298 A JP 29382298A JP 2000124991 A JP2000124991 A JP 2000124991A
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Japan
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call
wake
telephone device
incoming call
time
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Toshiaki Yoshino
聡明 吉野
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーニングコールを依頼した依頼者に対して
モーニングコールか否かを的確に識別させるとともに、
前記依頼者を確実に起床させる。 【解決手段】 着信時に受信した発信者番号がメモリ1
2に登録された番号と一致し、かつ着信の到来時の時計
IC11の時刻がメモリ12に登録された指定時間の場
合は録再メモリ15に録音されている音声による起床催
促メッセージを再生してスピーカSPから送出する。そ
して、そのメッセージの送出停止操作が所定時間内に行
われない場合は、メモリ12の発信者番号を読み出して
自動発信し、相手が応答すると通話回路5をハンズフリ
ー状態にセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーニングコール
機能付電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のモーニングコールの第1の例と
して、一般に、指定した時刻になると電話機からアラー
ムや着信音を所定時間鳴動させる機能がある。また、モ
ーニングコールの第2の例として、単身赴任中の赴任者
に対し、家族の人が毎朝赴任先に電話をかけ、この着信
によって起床すると、家族の元へ電話をかけなおすこと
で、起床を報知することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、指定時
刻になると電話機からアラームや着信音を鳴動させる前
記第1の例の場合は、所定時間しか鳴動しないため、熟
睡中の場合はモーニングコールに気づかないという問題
がある。また、前記第2の例の場合はモーニングコール
を目的とした着信に応答してしまうと通話料金が徴収さ
れることから、通常は着信音のみで留守宅側からモーニ
ングコールを行うとともに、主人側から留守宅へ起床の
報知を行うものである。しかし、着信側では、モーニン
グコール発信のための着信か否かは識別できないため、
モーニングコール発信のための着信に誤って応答した
り、また第三者からの着信が到来しているにもかかわら
ずその着信に応答しなかったりするという問題がある。
【0004】したがって本発明は、モーニングコールを
依頼した依頼者に対してモーニングコールか否かを的確
に識別させるとともに、前記依頼者を確実に起床させる
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、着信が到来した時に発信者の電話番
号を示す発信者番号の受信が可能な電話装置において、
予め発信者番号及び指定時間が登録される第1の記憶部
と、所定の可聴信号が録音される第2の記憶部と、時刻
を計時する時計部と、着信時に受信した発信者番号が第
1の記憶部に登録された発信者番号と一致し、かつ着信
の到来時の時計部の時刻が第1の記憶部に登録された指
定時間である場合は第2の記憶部の可聴信号を再生して
送出する制御部とを設けたものである。また、制御部
は、着信を検出するとこの着信の継続の有無にかかわら
ず可聴信号を一定時間送出するものである。また、送出
された可聴信号の停止操作が所定時間内に行われないと
きに第1の記憶部の発信者番号を読み出して自動発信す
る発信手段と、自動発信に対する応答を検出する検出手
段と、検出手段が応答を検出すると通話を行うための通
話回路をハンズフリー状態に設定する設定手段とを設け
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係るモーニングコール機
能付電話装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、前記電話装置には、CPU1が設けられ、CPU
1には、ダイヤル回路2と、回線L1,L2からのビジ
ートーン(以下、BT)などのトーン信号を検出するB
T検出回路3と、回線L1,L2を介してデータ伝送を
行うためのモデム4とが接続されている。また、CPU
1にはダイヤルキー8、機能キー9、登録キー10等の
操作部が接続され、かつフックスイッチHS2の動作と
連動するフックスイッチHS1が接続される。さらに、
CPU1には時計IC11、メモリ12、及びLCDや
LEDからなる表示器13が接続される。
【0007】また、前記電話装置には、音声メッセージ
を録音する録再メモリ15が設けられ、CPU1に制御
される音声録再回路14により、録再メモリ15の音声
メッセージが再生され増幅器7を介してスピーカSPか
ら送出される。また、前記電話装置では、収容した回線
L1,L2にダイオードブリッジDB1、DB2が接続
される。ダイオードブリッジDB2の他端には着信信号
を検出する16Hz検出回路6が接続され、回線L1,
L2に到来する16Hzの着信信号がこの検出回路6で
検出されると、ブザーBZから着信音として出力される
とともに、フォトカプラPCを介してCPU1に伝達さ
れる。また、ダイオードブリッジDB1の他端には回線
L1,L2の直流ループを閉結するためのトランジスタ
Q1が接続され、このトランジスタQ1はトランジスタ
Q2のオンにより導通して回線L1,L2のループを閉
結する。トランジスタQ2はフックスイッチHS2の接
点閉結またはダイヤル回路2の出力によりオンする。
【0008】以上のように構成された電話装置におい
て、利用者が発信するためにオフフックすると、フック
スイッチHS2の接点が閉結することによりトランジス
タQ1がオンして回線L1,L2の直流ループが閉結さ
れる。続いて利用者がダイヤルキー8を操作して相手番
号をダイヤルするとそのダイヤル操作がCPU1により
検出されてダイヤル回路2にダイヤル番号として与えら
れ、ダイヤル回路2からDPダイヤルまたはPBダイヤ
ルとして出力される。ここで、DPダイヤルの場合はダ
イヤル回路2がトランジスタQ2をオン・オフさせ、こ
れによりトランジスタQ1がオン・オフすることで回線
L1,L2側へ出力される。一方、PBダイヤルの場合
は、ダイヤル回路2から発生したPB信号が通話回路5
を経由して回線L1,L2側へ出力される。こうしたダ
イヤル信号が回線L1,L2へ送出されることにより相
手の呼出が行われ相手が応答すると、通話回路5及び送
話器T,受話器Rを介した通話が行われる。
【0009】次に着信信号が回線L1,L2に到来する
と、この着信信号はダイオードブリッジDB2を介して
16Hz検出回路6で検出されブザーBZが着信鳴動す
る。利用者がこの着信鳴動に気づいてこの着信に応答す
るためにオフフックすると、フックスイッチHS2の接
点が閉結することによりトランジスタQ1がオンして回
線L1,L2の直流ループが閉結される。これにより、
着信応答となり、利用者の着信応答通話が行われる。
【0010】ところでこの電話装置は、着信時に交換機
側から通知される発信者番号の受信機能を有しており、
表示器13を構成するLCDに受信した発信者番号を表
示することができる。すなわち、回線L1,L2に接続
される図示しない交換機から着信時に最初の呼出信号が
到来し、これをフォトカプラPCを介して検出するとC
PU1はダイヤル回路2を制御してトランジスタQ2を
介しトランジスタQ1をオンさせることにより回線L
1,L2のループを閉結する。これにより交換機側では
一次応答と認識し、発信者番号を通知する。この場合、
CPU1は予めリレーRLを駆動してその接点を閉結し
ておき、交換機側から通知される発信者番号をリレーR
L,トランスTLを介してモデム4により受信させる。
【0011】そして、モデム4から発信者番号を入力す
ると、CPU1はリレーRLの接点を開放するととも
に、ダイヤル回路2を制御してトランジスタQ2を介し
トランジスタQ1をオフさせることで回線L1,L2の
ループを開放する。これにより、交換機側は発信者番号
が受信されたことを認識し、呼出信号(着信信号)を電
話装置へ送出する。この呼出信号により上述したように
ブザーBZが着信鳴動する。また、CPU1はこのとき
発信者番号を表示器13に表示する。利用者は表示器1
3に表示されている発信者番号から電話をかけてきた相
手を識別することができる。
【0012】以下、本電話装置のモーニングコールの動
作について図2〜図4の各フローチャートに基づいて説
明する。 (第1の実施の形態)図2は、上記のような発信者番号
受信機能を利用した本発明の第1の実施の形態を示すフ
ローチャートである。ここで、本電話装置宛にモーニン
グコール発信を行う人を利用者aとし、本電話装置の利
用者を利用者bとする。まず、本電話装置の利用者b
は、モーニングコールを目的とした着信を受けるために
予め登録キー10等を操作することにより、モーニング
コールの時間と、利用者aが用いる電話装置のダイヤル
番号とをメモリ12に登録する。また、利用者bは所定
の操作を行いかつ図示しないマイクから所定のモーニン
グコール用の音声メッセージを入力すると、CPU1が
音声録再回路14を制御してこのマイクからの音声メッ
セージを録再メモリ15に録音させることで、モーニン
グコール用の音声メッセージとして登録する。
【0013】このような各登録処理が行われた後、CP
U1はまずステップS1で着信検出判断を行う。ここ
で、利用者aは指定時刻になると自身の電話装置を用い
て本電話装置宛に発信し、本電話装置への呼出をリング
バックトーン(RBT)を聴取することにより確認する
と、このモーニングコール発信によって通話料金が徴収
されないように直ちにオンフックする。すると、本電話
装置に着信が到来しステップS1の判定が「Y」とな
る。こうして着信が検出されると、CPU1はメモリ1
2に登録されたモーニングコールの時間と、時計IC1
1の時間との一致を判断し、双方の時間が一致すればス
テップS3に移行して着信時に受信した発信者番号がメ
モリ12に登録されているダイヤル番号と一致するか否
かを判断する。そして、これが一致すればモーニングコ
ールを目的とした着信ということでステップS6以降の
モーニングコール処理へ移行する。
【0014】また、メモリに登録されたモーニングコー
ルの時間と時計IC11の時間とが不一致になる場合、
または双方の時間が一致しても受信した発信者番号とメ
モリ12のダイヤル番号とが不一致になる場合は、モー
ニングコールを目的とした着信ではなく通常の着信とい
うことで、ステップS4へ移行し通常の着信に基づく通
話処理が行われ、その後終話が検出されステップS5の
判定が「Y」となると処理を終了する。
【0015】前記モーニングコール処理では、まずステ
ップS6でCPU1が音声録再回路14を制御すること
により、録再メモリ15に登録されている、例えば「起
床時間です。起床して下さい。」旨の音声による起床催
促メッセージを再生させ、増幅器7を介してスピーカS
Pから出力させる。これと同時にCPU1は自身に内蔵
した図示しないメッセージ送出タイマをステップS7で
起動させる。次に、CPU1は、ステップS8でメッセ
ージ送出タイマのタイムアップ判断、ステップS9でダ
イヤルキー8の操作等のボタン操作の検出判断、及びス
テップS10で前記着信が所定時間継続するか否かの判
断を順次行うが、これらの各ステップの判定が「Y」と
なるまでの間は、前記起床催促メッセージはスピーカS
Pから繰り返し送出されている。
【0016】ここで、ステップS7で起動したメッセー
ジ送出タイマがタイムアップし、ステップS8の判定が
「Y」となると、CPU1は音声録再回路14の制御を
停止することにより、ステップS11で前記起床催促メ
ッセージの送出を停止させる。この場合、CPU1は、
本電話装置の利用者bが起床催促メッセージの繰り返し
の送出にもかかわらず起床しないということで、回線L
1,L2を捕捉し、かつメモリ12に登録されているダ
イヤル番号をダイヤル回路2に送出することにより、ス
テップS12で登録ダイヤル先(即ち、利用者a)に自
動発信する。
【0017】この自動発信により登録ダイヤル先へ呼出
が行われ、登録ダイヤル先がこれに応答してステップS
13の判定が「Y」となると、CPU1はステップS1
4で音声録再回路14を制御して、録再メモリ15に登
録されている、例えば「起床を促したにもかかわらず起
床しない」旨の起床未確認メッセージを再生させ、増幅
器7,通話回路5等を介して回線L1,L2側へ送出さ
せる。この起床未確認メッセージは登録ダイヤル先へ伝
達される。
【0018】続いてCPU1はハイブリッド回路から構
成される通話回路5を制御することにより、ステップS
15で通話回路5をハンズフリー状態にセットする。す
ると、通話回路5では、回線L1,L2を介する登録ダ
イヤル先(即ち、利用者a)からの音声は受話器Rに送
出せずに増幅器7を経由してスピーカSPから送出し、
図示しないマイクを介する本電話装置の利用者b側から
の音声は回線L1,L2側に送出する。これにより、前
記起床未確認メッセージを聴取した登録ダイヤル先側か
らの音声をスピーカSPから送出させることができ、登
録ダイヤル先側からの音声により起床を促すことができ
る。また、この場合、登録ダイヤル先側では本電話装置
の利用者bの状態をモニタして確認することもできる。
その後、登録ダイヤル先側がオンフックすることにより
交換機からBTが送出されると、BT検出回路3を介し
てこれを検出したCPU1はステップS16の「終話
?」を「Y」と判定し、処理を終了する。
【0019】なお、登録ダイヤル先への呼出中には、リ
ングバックトーン(RBT)が送出される。CPU1は
これをBT検出回路3を介して検出し、登録ダイヤル先
がこの呼出に不応答のままリングバックトーンの送出が
10回を数える(即ち、登録ダイヤル先にはこの間10
回着信音が鳴動する)と、ステップS17の「10コー
ルカウント?」を「Y」と判定する。この場合CPU1
は登録ダイヤル先への発呼を停止する終話処理をステッ
プS18で実行し処理を終了する。また、本電話装置の
利用者bが前記起床催促メッセージの繰り返しの送出に
より起床しダイヤルキー8の操作等のボタン操作を行う
と、CPU1はステップS9の「ボタン操作検出?」を
「Y」と判定し、ステップS19で起床催促メッセージ
の送出を停止し処理を終了する。
【0020】また、起床催促メッセージの送出中に着信
が所定時間継続しステップS10の判定が「Y」となる
と、前記起床催促メッセージの送出停止などのモーニン
グコール解除処理をステップS20で行い、ステップS
21の通常の着信処理へ移行する。即ち、モーニングコ
ールを行う場合は、登録ダイヤル先側(即ち、利用者
a)は本電話装置の利用者bに発信し、利用者bが呼び
出されたことを確認すると直ちにオンフックしている
が、利用者aが利用者bに用事があってモーニングコー
ル時間帯に利用者bに発信する場合は、オンフックせず
に利用者bへの呼出を継続させる。これにより、ステッ
プS10の「所定時間着信継続?」が「Y」となり、ス
テップS21の通常の着信処理が行われて、利用者bが
呼出され、利用者bの応答により通話を行うことがあ
る。なお、ステップS3の一致判断時に利用者aの複数
回の発信に基づく着信回数を判断し、利用者aからの2
回目以降の着信の場合はステップS21の通常着信処理
を実行するようにすれば、1回目の着信のみモーニング
コール処理を実行することが可能になる。また、本実施
の形態ではモーニングコール時には起床を促す音声メッ
セージを送出しているが、アラーム音を送出するように
しても良い。
【0021】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態について図3及び図4の各フローチャートに
基づいて説明する。ここで、図1に示す電話装置を2台
用意し、1台の電話装置Aを利用者aが利用し、もう1
台の電話装置Bを利用者bが利用するものとする。図3
は利用者aが電話装置Aを用いて利用者bの電話装置B
にモーニングコール発信を行う場合の電話装置Aの動作
を示すフローチャートである。また、図4は利用者aの
モーニングコール発信を受信して利用者bにモーニング
コールを行う電話装置Bの動作を示すフローチャートで
ある。
【0022】まず図3のフローチャートに示す電話装置
Aの動作から説明する。所定のモーニングコールの時間
になると、利用者aはオフフックし所定の発信操作を行
う。すると、CPU1はメモリ12に予め登録されてい
る電話装置Bのダイヤル番号を読み出して自動発信する
モーニングコール発信処理をステップS31で実行し、
ステップS32で前記モーニングコール発信により利用
者bが起床したか否かを確認するための起床確認タイマ
をスタートさせる。ここで、利用者aはリングバックト
ーンを聴取することにより電話装置Bへの呼出が行われ
たことを確認するとオンフックする。これにより、電話
装置Bの呼出は停止するが、この電話装置Bへの前記呼
出により電話装置Bのモーニングコール処理が起動され
る。
【0023】ここで、電話装置A側ではオンフックされ
たことによりステップS33の「オンフック?」が
「Y」となり、この場合は、電話装置AのCPU1は自
身に内蔵した図示しない前記起床確認タイマのタイムア
ップ判断をステップS35で行うとともに、これがタイ
ムアップしない場合は前記モーニングコール発信に基づ
き子機B(即ち、電話装置B)の利用者bが起床して本
電話装置A宛に自動発信することによる電話装置Bから
の着信の検出の有無をステップS36で判断する。
【0024】電話装置Bへモーニングコール発信を行っ
たにもかかわらず、電話装置Bの利用者bが起床しない
まま、起床確認タイマがタイムアップすると、電話装置
AのCPU1は、録再メモリ15に録音されている起床
未確認を示す警報音を音声録再回路14により再生さ
せ、ステップS37で増幅器7を介しスピーカSPから
送出させる。また、CPU1は自身に内蔵した警報音鳴
動タイマ(図示省略)をステップS38でスタートさせ
る。
【0025】ここで、CPU1は利用者aによるオフフ
ック及び前記警報音鳴動タイマのタイムアップをそれぞ
れステップS39、S43で判断し、オフフックが検出
されると、ステップS40で警報音を停止し、かつメモ
リ12に登録されている電話装置B(子機B)のダイヤ
ル番号をステップS41で自動発信する。この結果、電
話装置B側には電話装置Aから前記モーニングコール発
信に続く2回目の着信が到来する。この自動発信に対し
て電話装置B側での応答が検出されるとステップS42
で電話装置Bとの間で通話が開始される。一方、利用者
aのオフフックが検出されずに前記警報音鳴動タイマが
タイムアップしステップS43の判定が「Y」となる
と、ステップS44で警報音を停止し処理を終了する。
【0026】また、前記起床確認タイマがタイムアップ
しないうちに、前記モーニングコール発信に基づき電話
装置Bの利用者bが起床して本電話装置A宛に自動発信
すると、本電話装置Aに着信が到来し、このとき受信し
た電話装置Bの番号(即ち、発信者番号)と電話装置A
のメモリ12に登録されているダイヤル番号とが一致す
るため、ステップS36の「子機Bからの着信検出?」
が「Y」となる。この場合、電話装置AのCPU1は起
床確認タイマをステップS45で停止し、かつ表示器1
3を構成するLED(起床確認LED)をステップS4
6で点灯し、電話装置Aの利用者aに対し、電話装置B
の利用者bが前記モーニングコール発信により起床した
旨を報知する。
【0027】次にこのような電話装置Aの動作に応動す
る電話装置Bの動作を図4のフローチャートに基づいて
説明する。電話装置Aから前記モーニングコール発信が
行われると、電話装置Bには着信が到来し、電話装置B
のCPU1はステップS51の「着信検出?」を「Y」
と判定する。この場合、CPU1は、メモリ12に登録
されたモーニングコールの時間と、時計IC11の時間
との一致をステップS52で判断し、双方の時間が一致
すればステップS53に移行して着信時に受信した発信
者番号がメモリ12に登録されているダイヤル番号(即
ち、電話装置Aの番号)と一致するか否かを判断する。
そして、これが一致すればモーニングコールを目的とし
た着信ということでステップS54以降のモーニングコ
ール処理へ移行する。
【0028】また、メモリに登録されたモーニングコー
ルの時間と時計IC11の時間とが不一致になる場合、
または双方の時間が一致しても受信した発信者番号とメ
モリ12のダイヤル番号とが不一致になる場合は、モー
ニングコールを目的とした着信ではなく通常の着信とい
うことで、ステップS65へ移行し通常の着信処理を行
う。
【0029】前記モーニングコール処理では、まずステ
ップS54でこの着信が1回目の着信か否かを判断す
る。電話装置Aの前記モーニングコール発信に基づく1
回目の着信であれば、CPU1はステップS56で音声
録再回路14を制御し、録再メモリ15に登録されてい
る起床催促メッセージを再生させ、増幅器7を介してス
ピーカSPから出力させる。これと同時にCPU1はメ
ッセージ送出タイマをステップS57でスタートさせ
る。次に、CPU1は、ステップS58でメッセージ送
出タイマのタイムアップ判断、ステップS59でダイヤ
ルキー8の操作等のボタン操作の検出判断、及びステッ
プS60で前記1回目の着信により5回以上着信音が鳴
動するか否かの判断を順次行うが、これらの各ステップ
の判定が「Y」となるまでの間は、前記起床催促メッセ
ージはスピーカSPから繰り返し送出されている。
【0030】ここで、ステップS57で起動したメッセ
ージ送出タイマがタイムアップし、ステップS58の判
定が「Y」となると、CPU1は、前記起床催促メッセ
ージの送出にもかかわらず電話装置Bの利用者bが起床
しないと判断して、ステップS61で前記起床催促メッ
セージの送出を停止させ、かつ電話装置A側の2回目の
発信に基づく2回目の着信を受信して再度のモーニング
コール処理を行うためにメモリ12にリコール待ちフラ
グを設定する。続いてCPU1はステップS62で装置
をアイドル状態とした後、ステップS51へ戻り電話装
置A側からの2回目の発信に基づく着信を待機する。
【0031】また、メッセージ送出タイマがタイムアッ
プしないうちに電話装置Bの利用者bが前記起床催促メ
ッセージの繰り返しの送出により起床しダイヤルキー8
の操作等のボタン操作を行うと、CPU1はステップS
59の「ボタン操作検出?」を「Y」と判定する。この
場合、CPU1はステップS63で起床催促メッセージ
の送出を停止し、かつメモリ12に登録してある電話装
置A(子機A)の番号をステップS64で自動発信す
る。これにより、電話装置Aに着信が到来し、電話装置
Aの利用者aは利用者bが起床したことを認識する。ま
た、起床催促メッセージが送出されメッセージ送出タイ
マがタイムアップしないうちに前記1回目の着信による
着信鳴動が5回以上となりステップS60の判定が
「Y」となると、前記起床催促メッセージの送出停止を
行い、ステップS65の通常着信処理へ移行する。
【0032】前記メッセージ送出タイマがタイムアップ
することにより、電話装置BのCPU1が電話装置Aの
2回目の発信に基づく2回目の着信の待機中に、電話装
置Aから着信が到来すると、ステップS51の「Y」、
ステップS52の「Y」、及びステップS53の「Y」
を経て、ステップS54の「1回目の着信」が「N」と
判定される。この場合、ステップS66でブザーBZが
同様に着信鳴動するが、メモリ12にはリコール待ちフ
ラグが設定されているため、CPU1はステップS67
の「リコール待ち?」を「Y」と判定する。
【0033】このリコール待ちの場合は、電話装置Bの
利用者bによるオフフック及び後述の「10コールカウ
ント?」の各判断がそれぞれステップS68及びS70
で判断され、電話装置Bの利用者bが着信音によって目
覚めオフフックすると、回線L1,L2が捕捉されて着
信応答となり、これによりステップS69で電話装置A
(即ち、子機A)の利用者aとの間で通話が開始され
る。
【0034】一方、電話装置Bの利用者bによるオフフ
ック操作が検出されないまま、前記2回目の着信に基づ
く着信音が10回鳴動すると、この着信音鳴動回数をフ
ォトカプラPCを介して検出した電話装置BのCPU1
は、ステップS70の「10コールカウント?」を
「Y」と判定する。この場合、電話装置BのCPU1
は、この電話装置Bの利用者bが前記起床催促メッセー
ジの繰り返しの送出及び前記着信鳴動によってもまだ起
床しないと判断して、回線L1,L2を捕捉し、かつ通
話回路5を制御することにより、ステップS71でハン
ズフリー自動応答を行う。これにより、電話装置Aの利
用者aによる音声をスピーカSPから送出させることが
でき、利用者aが直接音声によって利用者bの起床を促
すことができる。また、この場合、利用者aは利用者b
の状態をモニタして確認することもできる。
【0035】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、図2に示すフローチャートのステップS1の「着信
検出?」の判断、ステップS3の「登録ダイヤルと発信
者番号との一致?」判断、ステップS10の「所定時間
着信継続?」の判断、ステップS20の「モーニングコ
ール解除」、及びステップS21の「通常の着信処理」
の各処理を省略したものである。
【0036】このように構成することにより、第3の実
施の形態では、時計IC11の時間がメモリ12に登録
された時間になると(図2のステップS3の「Y」)、
起床催促メッセージがスピーカSPから送出され、メッ
セージ送出タイマがスタートする(図2のステップS
6,S7)。このメッセージ送出タイマの動作中に前記
起床催促メッセージにより本電話装置の利用者bが起床
し、ボタン操作を行うと(図2のステップS9の
「Y」)、起床催促メッセージの送出を停止させて処理
を終了する(図2のステップS19)。
【0037】一方、利用者bがこの起床催促メッセージ
の送出によっても起床せずに前記メッセージ送出タイマ
がタイムアップすると(図2のステップS8の
「Y」)、起床催促メッセージの送出を停止し、かつメ
モリ12に登録されている相手(登録ダイヤル先;利用
者a)に自動発信する(図2のステップS11,S1
2)。ここで、相手が応答すると(図2のステップS1
3の「Y」)、起床未確認メッセージを送出し、ハンズ
フリー状態にセットする(図2のステップS14,S1
5)。これにより、相手側では本電話装置の利用者bを
音声で呼び出して起床を促すことができ、また利用者が
どのような状態になっているか識別することもできる。
また、相手を10回呼び出し(10回の着信音鳴動)し
ても、不応答の場合(図2のステップS17の「Y」の
場合)は、終話処理を行う(図2のステップS18)。
なお、本実施の形態では、発信者番号受信機能を有する
アナログ電話装置の例を説明したが、発信者番号受信機
能を有するISDN電話装置にも同様に適用できること
は明らかである。また、本実施の形態では起床催促メッ
セージ等を録音する場合、録再メモリに録音しているが
録音テープに録音させても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め第1の記憶部に発信者番号及び指定時間を登録すると
ともに、第2の記憶部に所定の可聴信号を録音し、着信
時に受信した発信者番号が第1の記憶部に登録された番
号と一致し、かつ着信の到来時の時計部の時刻が第1の
記憶部に登録された指定時間である場合は第2の記憶部
の可聴信号を再生して送出するようにしたので、モーニ
ングコールの指定時間に着信が到来すると通常の着信音
とは異なる例えば起床催促メッセージ等の音声メッセー
ジが送出されるため、モーニングコールを依頼した依頼
者は、モーニングコールか否かを的確に識別できるとと
もに、前記依頼者を確実に起床させることができる。ま
た、着信を検出するとこの着信の継続の有無にかかわら
ず可聴信号を一定時間送出するようにしたので、モーニ
ングコール発信の際に通話料金が徴収されずに前記依頼
者を起床させることができる。また、送出された可聴信
号の停止操作が所定時間内に行われないときに第1の記
憶部の発信者番号を読み出して自動発信し、かつ通話回
路をハンズフリー状態に設定するようにしたので、モー
ニングコール発信によっても前記依頼者が起床しない場
合は前記依頼者を音声により起床させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモーニングコール機能付電話装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 上記電話装置の第1の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 上記電話装置の第2の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 上記電話装置の第2の実施の形態を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…ダイヤル回路、3…BT検出回路、4
…モデム、5…通話回路、6…16Hz検出回路、7…
増幅器、8…ダイヤルキー、10…登録キー、11…時
計IC、12…メモリ、13…表示器、14…音声録再
回路、15…録再メモリ、PC…フォトカプラ、SP…
スピーカ、BZ…ブザー、L1,L2…回線。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA06 AA14 BB04 CC02 DD06 FF05 GG01 HH03 5K027 AA00 BB02 EE04 EE15 FF03 FF25 GG08 HH03 HH23 HH27 MM13 MM16 5K036 AA00 CC02 DD25 DD33 EE03 EE13 JJ05 JJ15 KK07 KK09 KK18 9A001 BZ03 BZ05 CZ04 HH15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信が到来した時に発信者の電話番号を
    示す発信者番号の受信が可能な電話装置において、 予め前記発信者番号及び指定時間が登録される第1の記
    憶部と、 所定の可聴信号が録音される第2の記憶部と、 時刻を計時する時計部と、 着信時に受信した発信者番号が第1の記憶部に登録され
    た発信者番号と一致し、かつ前記着信の到来時の時計部
    の時刻が第1の記憶部に登録された指定時間である場合
    は第2の記憶部の可聴信号を再生して送出する制御部と
    を備えたことを特徴とするモーニングコール機能付電話
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御部は、前記着信を検出するとこの着信の継続の
    有無にかかわらず前記可聴信号を一定時間送出すること
    を特徴とするモーニングコール機能付電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 送出された前記可聴信号の停止操作が所定時間内に行わ
    れないときに第1の記憶部の発信者番号を読み出して自
    動発信する発信手段と、 前記自動発信に対する応答を検出する検出手段と、 検出手段が前記応答を検出すると通話を行うための通話
    回路をハンズフリー状態に設定する設定手段とを備えた
    ことを特徴とするモーニングコール機能付電話装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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