JP2002199102A - 電話装置 - Google Patents
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Abstract
先終話通知サービスを用いて利用者が発信相手先の終話
を確実に知ることができるようにする。 【解決手段】 制御回路1において、SIR着信による
発信相手先の終話通知に応じて、アナログ電話回線Lを
再捕捉して予め登録されている転送先を呼び出し、その
転送先の応答に応じて、予め登録されている音声メッセ
ージを音声録再回路8からアナログ電話回線Lへ送出す
ることにより、発信相手先の終話を利用者へ通知する。
さらには、発信相手先も呼び出して転送先との通話パス
を接続する。
Description
特に網側から発信相手先終話通知サービスが提供されて
いる電話回線に接続される電話装置に関するものであ
る。
手先終話通知サービスが提供されている。このサービス
は、発信相手先が話中の場合、発信側電話装置から網側
へ所定の登録操作を行うことにより、その後の発信相手
先終話を網側から発信側電話装置へ通知するサービスで
ある。以下、図9〜11を参照して、発信相手先終話通
知サービスについて説明する。図9は発信相手先終話通
知サービスの動作を示すシーケンス図、図10は発信相
手先終話通知時の着信信号を示す信号波形図、図11は
発信相手先終話通知のタイミングチャートである。
話装置とは、それぞれ電話回線を介して電話網に接続さ
れている。まず、発信側電話装置では利用者の操作に応
じて電話回線を捕捉し発信相手先すなわち着信側電話装
置の電話番号をダイヤル送出することにより、着信側電
話装置へ発信したとする(ステップ70)。これに応じ
て電話網では、着信側電話装置の状態をチェックし、着
信側電話装置が他の電話装置と話中の場合などその電話
回線を捕捉しており呼び出しできない場合は、発信側電
話装置に対してビジートーン(BT)などにより着信側
電話装置が使用状態にあることを通知する(ステップ7
1)。そして、発信側電話装置は電話回線を切断する
(ステップ72)。
たい場合、発信相手先終話通知サービスを利用するた
め、サービスの登録操作を行う。まず、発信側電話装置
では、電話回線を捕捉してダイヤル「159」を送出す
る(ステップ73)。これにより、電話網からサービス
の内容に関する音声メッセージが通知される(ステップ
74)。そして、発信側電話装置からサービスの登録を
指示するダイヤル「1」を送出することにより、サービ
スの登録が行われ(ステップ75)、電話網からサービ
ス登録の完了に関する音声メッセージが通知され(ステ
ップ76)、発信相手先終話通知サービスの登録処理が
終了する。
通知サービスを開始し、登録された着信側電話装置の終
話に応じて、後述するSIR着信により発信側電話装置
の呼び出しを行う(ステップ80)。発信側電話装置で
このSIR着信に応答した場合(ステップ81)、電話
網から着信側電話装置の終話に関する音声メッセージが
通知される(ステップ82)。これにより利用者は着信
側電話装置が終話し、呼び出し可能な状態となったこと
を知り、一旦、電話回線を切断する(ステップ83)。
再発信を指示するため、電話回線を再捕捉してダイヤル
「159」を送出し(ステップ84)、これに応じて、
電話網からのサービスの内容に関する音声メッセージが
通知される(ステップ85)。そして、発信側電話装置
から網側へ発信相手先への再発信を指示するダイヤル
「3」を送出することにより(ステップ86)、電話網
から着信電話装置に対して呼び出しが行われ(ステップ
87)、着信側電話装置での応答に応じて(ステップ8
8)、発信側電話装置と着信側電話装置とが電話網を介
して接続され、両者間での通話が開始される(ステップ
89)。
利用者が網側へ登録することにより、発信側電話装置で
着信側電話装置の終話を知ることができる。また、電話
網からの発信相手先終話通知後の簡単な操作で、着信側
電話装置を呼び出すことができる。
話網から発信側電話装置に対して相手先終話を通知する
際、図10に示すように、通常のIR着信とは異なるS
IR着信が用いられる。着信の際、アナログ電話回線で
は16Hzの周波数信号が用いられており、IR着信の
鳴動パターンは、図10(a)のように、オン期間が1
秒間の周波数信号90からなり、このようなパターンの
周波数信号90,91,…が3秒周期で繰り返される。
では、図10(b)に示すように、周波数信号の短いオ
ン期間(t1=0.25〜0.3秒)95Aに続いて、
短いオフ期間(t2=0.2〜0.3秒)95Bがあ
り、さらに短いオン期間(t1=0.25〜0.3秒)
95Cが設けられている。そして、このような短いオフ
期間を挟む、2つのオン期間からなるパターン95,9
6,…が3秒周期で、全12回(約36秒間)繰り返さ
れる。
て発信側電話装置が何らかの理由で応答できなかった場
合を想定し、図11に示すように、初回のSIR着信か
ら5分間隔(T2)で最大4回にわたり、SIR着信を
用いて発信側電話装置への呼び出しを行う。この際、S
IR着信への応答後のダイヤル「159」の送出に続く
ダイヤル「3」の送出で、電話網から再発信できる期間
は、電話網側負荷の低減を考慮して、SIR着信への応
答から5分以内に制限されている。さらに、SIR着信
に応答した時点で、発信相手先終話通知サービスが完了
したと見なされるため、例えば初回SIR着信へ応答し
た場合、その後の残り3回のSIR着信は打ち切られ
る。
際、電話網側負荷の低減を考慮して、相手先電話装置の
終話を監視する期間、すなわち相手終話待ち時間(T
1)をサービス登録時点から45分までに制限してい
る。電話網から発信側電話装置への音声メッセージとし
ては、サービス登録時の登録完了通知メッセージ(M
1)のほか、発信側電話装置によるSIR着信への応答
時に送出される相手先終話通知メッセージ(M2)があ
る。また、相手終話待ち時間(T1)が45分を越えた
場合は、初回となるSIR着信への応答時に、サービス
終了通知メッセージ(M3)が送出される。
ス登録時にそのサービスにかかる料金が発信元の電話回
線に対して課金される。また、サービス登録が有効な期
間すなわち電話網側で発信相手先の終話を監視している
期間内においては、回線を捕捉しダイヤル「159」に
続いてダイヤル「8」を送出することにより、登録した
発信相手先の電話番号を確認できる。また、発信相手先
終話通知サービスでは、1つの電話回線で1つの発信相
手先しか登録できない。これは、登録される側、すなわ
ち発信相手先についても同様であり、複数の発信元から
重複して登録されない。なお、回線を捕捉しダイヤル
「159」に続いてダイヤル「9」を送出することによ
り、既に登録されている発信相手先の設定を取り消すこ
とができる。
電話装置では、発信相手先終話通知サービスを登録した
場合、発信相手先の終話を通知する網側からのSIR着
信を確認した後で再発信して用件を伝えればよいが、利
用者が何らかの理由によりその電話装置から離れた場所
へ移動しなければならない場合には、最長45分もSI
R着信を待っていることができず、また利用者が移動中
あるいは移動先で、再度、発信相手先へ電話連絡しても
発信相手先が不在となる場合もあり、発信相手先の終話
が通知されるという有用な発信相手先終話通知サービス
を利用できるにも係わらず、発信相手先の終話を知るこ
とができないという問題点があった。本発明はこのよう
な課題を解決するためのものであり、利用者が外出や離
席する場合でも、発信相手先終話通知サービスを用いて
利用者が発信相手先の終話を確実に知ることができる電
話装置を提供することを目的としている。
るために、本発明にかかる電話装置は、発信相手先終話
通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該電
話回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出し
て相手先終話通知を網側へ登録することにより、網側か
らの発信元への特殊着信による呼び出しで発信相手先の
終話を通知するサービスが提供されている電話回線に接
続される電話装置であって、特殊着信による発信相手先
の終話通知に応じて、電話回線を再捕捉して、予め登録
されている転送先へ呼び出しを行う転送先呼出手段と、
この転送先呼出手段による呼び出しに応じた転送先の応
答に応じて、予め登録されている音声メッセージを電話
回線へ送出することにより、発信相手先の終話を通知す
るメッセージ送出手段とを備えるものである。
先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に
当該電話回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを
送出して相手先終話通知を網側へ登録することにより、
網側からの発信元への特殊着信による呼び出しで発信相
手先の終話を通知するサービスが提供されているサービ
ス電話回線を含む複数の電話回線に接続される電話装置
であって、特殊着信による発信相手先の終話通知に応じ
て、その終話通知のあったサービス電話回線とは異なる
電話回線を捕捉して、予め登録されている転送先へ呼び
出しを行う転送先呼出手段と、サービス電話回線を捕捉
し網側へ発信相手先終話通知サービスによる発信相手先
の呼び出しを指示する指示ダイヤルを送出することによ
り、発信相手先の呼び出しを行う発信相手先呼出手段
と、転送先呼出手段で用いた電話回線と発信相手先呼出
手段で用いたサービス電話回線との通話パスを接続する
スイッチとを備えるものである。
手段で、転送先呼出手段による呼び出しに対する転送先
の応答後に、発信相手先呼出手段による発信相手先の呼
び出しを行うようにしてもよい。このとき、制御手段
で、発信相手先呼出手段による呼び出しに対する発信相
手先の応答後に、スイッチによる通話パスの接続を行う
ようにしてもよい。また、制御手段で、転送先呼出手段
による転送先の呼び出しと、発信相手先呼出手段による
発信相手先の呼び出しとを並行して行うようにしてもよ
い。このとき、制御手段で、転送先呼出手段による呼び
出しに対する転送先の応答、および発信相手先呼出手段
による呼び出しに対する発信相手先の応答に応じて、ス
イッチによる通話パスの接続を行うようにしてもよい。
して説明する。図1は本発明の一実施の形態にかかる電
話装置のブロック図であり、ここでは、発信相手先終話
通知サービスが電話網から提供されているアナログ電話
回線に接続される単独電話機が例として示されている。
この電話装置には、ダイオードブリッジDB1,DB
2、コンデンサC、フックスイッチHS(HS1,HS
2)、制御回路1,着信信号検出回路2、ブザーBZ、
ループ閉結回路3、ダイヤル回路4、通話回路5、送受
器TR、増幅回路6、音源回路7、音声録再回路8、ダ
イヤルキー9、機能キー10、メモリ11、表示回路1
2、リバース検出回路13、時計回路14、およびBT
(ビジートーン)検出回路15が設けられている。
話回線Lの両端に接続されており、アナログ電話回線L
からのループ電流を整流して後段のループ閉結回路3や
通話回路5へ供給する。ループ閉結回路3は、ダイオー
ドブリッジDB1と通話回路5との間に接続され、制御
回路1からの指示に応じてアナログ電話回線Lの直流ル
ープを閉結する。このループ閉結回路3と並列してフッ
クスイッチHS1が設けられている。なお、フックスイ
ッチHS1の他の接点HS2を用いてフックスイッチの
状態が制御回路1にも入力されている。
Cを介してアナログ電話回線Lの両端に接続され、通常
のIR着信および発信相手先終話通知サービスで用いら
れるSIR着信(特殊着信)の際に、電話網から送出さ
れる着信信号すなわち16Hzの周波数信号を整流し、
その整流出力を着信信号検出回路2へ供給する。着信信
号検出回路2では、ダイオードブリッジDB2の整流出
力から、IR着信またはSIR着信の鳴動パターンに応
じた周波数信号の有無すなわちオン・オフを示す着信出
力信号を制御回路1へ出力する。また着信時の鳴動パタ
ーンに応じてブザーBZを駆動して着信音を送出する。
応答時に電話網からアナログ電話回線Lへ送出されるリ
バース信号(極性反転信号)を検出し、制御回路1へ出
力する。BT検出回路15では、アナログ電話回線Lか
ら相手先話中を示すBT(ビジートーン)を検出し、制
御回路1へ通知する。ダイヤル回路4では、制御回路1
からの指示に応じて、相手先電話番号や発信相手先終話
通知サービスで用いるダイヤル「159」など、所定の
ダイヤルをループ閉結回路3を介してアナログ電話回線
Lへ送出する。
フックスイッチHS(HS1,HS2)を介してアナロ
グ電話回線Lに接続され、送受器TRを動作させて音声
通話を行う。増幅回路6では、通話回路5からの通話音
声(スピーカ受話動作の場合)など、各種音声信号を増
幅してスピーカSPから出力する。音声録再回路8で
は、必要に応じて増幅回路6からの通話音声を録音し、
また増幅回路6へ再生出力する。音源回路7では利用者
への呼び出し音、警報音、確認音など各種の信号音を増
幅回路6へ出力する。
の時間長を計時するタイマ1Aを有し、フックスイッチ
HS2の状態や、ダイヤルキー9および機能キー10か
らの操作入力を検出し、予め制御回路1やメモリ11に
格納されている所定のプログラムにより動作して各回路
を制御する。メモリ11は、必要に応じて制御回路1で
実行するプログラムを予め格納し、また制御回路1の処
理動作に必要な情報を記憶する。処理動作に必要な情報
としては、例えば電話装置自体の動作状態や発信相手先
終話通知サービスの状態、短縮電話番号、リダイヤル電
話番号などを記憶する。
などのほか、再発信有効期間の終了を予告警報するため
の警報音を、増幅回路6を介してスピーカSPから出力
する。音声録再回路8では、増幅回路6を介して通話回
路5からの音声、例えば通話内容や送受器TRから入力
された利用者の音声メッセージを録音し、これを再生し
て増幅回路6さらには通話回路5へ出力する。表示回路
12は、LEDやLCDなどの表示素子を用いて、アナ
ログ電話回線Lの状態、電話装置の動作状態を可視表示
する。時計回路14では、カレンダー管理や時刻計時動
作のほか、制御回路1のタイマ1Aを用いた計時処理の
ために必要な所定周波数のクロック信号を制御回路1へ
供給する。
した単独電話機に限定されるものではなく、図2に示す
ようなアナログ電話回線に接続されるボタン電話装置に
も適用可能である。図2は本実施の形態にかかるボタン
電話装置を示すブロック図である。このボタン電話装置
は、1本以上のアナログ電話回線31に接続される主装
置30と、内線伝送路20を介してこれら主装置30に
接続される複数のボタン電話機(子機)20A〜20N
から構成されている。
信号検出部33、BT検出部34、音声録再部(録再
部)35、Tスイッチ36、内線I/F部37、主制御
部38、および主記憶部39が設けられている。外線I
/F部32は、電話網からのアナログ電話回線31に接
続され、回線捕捉/切断、リバース検出、ダイヤル送
出、アナログ音声の符号/復号処理などの終端制御を回
線ごとに個別に行う。
と並列してアナログ電話回線31に接続され、電話網か
らの着信信号すなわち16Hzの周波数信号を回線ごと
に個別に検出し、その検出出力を主制御部38へ出力す
る。BT検出部34は、外線I/F部32と並列してア
ナログ電話回線31に接続され、電話網から相手先話中
を示すBT(ビジートーン)を回線ごとに個別に検出
し、その検出出力を主制御部38へ出力する。
して各ボタン電話機20A〜20Nとデータ伝送を行う
ことにより、音声データや制御データをやり取りする。
Tスイッチ(時分割スイッチ)36では、主制御部38
からの指示に応じて外線I/F部32と内線I/F部3
7との間で符号化された音声データをやり取りすること
により、所定のアナログ電話回線31とボタン電話機2
0A〜20Nのいずれかとの間の音声通話を形成する。
音声録再部35は、Tスイッチ36からの音声データを
録音し、再生出力する。
意の時間長を計時するタイマ38Aを有し、予め主制御
部38や主記憶部39に格納されている所定のプログラ
ムにより動作して主装置の各部を制御する。主記憶部3
9は、必要に応じて主制御部38で実行するプログラム
を予め格納し、また主制御部38の処理動作に必要な情
報を記憶する。処理動作に必要な情報としては、例えば
各アナログ電話回線31の個別の状態や、ボタン電話機
20A〜20Nの個別の動作状態、短縮電話番号やリダ
イヤル電話番号を記憶する。
同様の構成をなしており、伝送I/F部21、音声処理
部22、子機制御部23、操作部24、表示部25、メ
モリ26が設けられている。伝送I/F部21では、内
線伝送路20を介して主装置30の内線I/F部37と
データ伝送することにより、音声データや制御データを
やり取りする。音声処理部22では、伝送I/F部21
で受信された主装置30からの音声データを復号化して
送受器TRやスピーカSPへ出力し、送受器TRからの
音声信号を音声データへ符号化して伝送I/F部21へ
出力する。また、各種呼び出し音、確認音などをスピー
カSPから出力する。
素子を用いて、アナログ電話回線31の状態、当該ボタ
ン電話機の動作状態を可視表示するほか、発信相手先終
話通知サービスの状態を可視表示する。操作部24で
は、ダイヤルキーや各種機能キー、例えば外線ボタンや
発信相手先終話通知サービスで用いる再発信ボタンなど
の操作、およびフックスイッチの状態を検出し操作情報
として子機制御部23へ出力する。
おり、伝送I/F部21からの制御データを受信して、
予め子機制御部23やメモリ26に格納されている所定
のプログラムにより動作してボタン電話機の各部を制御
する。また、操作部24からの操作情報を取得し、主装
置30への制御データとして伝送I/F部21へ出力す
る。メモリ26は、必要に応じて子機制御部23で実行
するプログラムを予め格納し、また子機制御部23の処
理動作に必要な情報を記憶する。処理動作に必要な情報
としては、例えば当該ボタン電話機の動作状態や表示部
25で表示する表示データなどを記憶する。
着信)とを識別して検出する方法としては、公知の技術
を用いることができる。電話回線がアナログ電話回線の
場合、前述した図10に示すように、IR着信とSIR
着信とでその鳴動パターンが異なるため、その16Hz
の周波数信号の長さすなわちオン期間長を計時すればよ
い。
だけでなく周波数信号のオフ期間長も計時することによ
り、オン期間の途中から着信信号送出が開始された場合
でも、IR着信をSIR着信と誤判定することがなくな
り、IR着信とSIR着信とを正確に識別して検出でき
る。また、周波数信号のオフ期間の時間長をチェックす
ることにより、周波数信号のオン期間の時間長のみに基
づきSIR着信の判定を行う場合と比較して、早めに着
信検出することができる。これにより、SIR着信と利
用者による回線発信操作とがほぼ同時に生じる可能性を
低減でき、このようなSIR着信と回線発信動作と衝突
による利用者の混乱を低減できる。
相手先の終話通知に応じて、電話回線を再捕捉して、予
め登録されている転送先へ呼び出しを行い(転送先呼出
手段)、その呼び出しに応じた転送先の応答に応じて、
予め登録されている音声メッセージをその電話回線へ送
出することにより、発信相手先の終話を通知する(メッ
セージ送出手段)ようにしたものである。この実施の形
態については、1本の電話回線に接続される単独電話装
置だけでなく、ボタン電話装置など複数の電話回線が接
続される電話装置にも適用できる。
による発信相手先の終話通知に応じて、その終話通知の
あったサービス電話回線とは異なる電話回線を捕捉し
て、予め登録されている転送先へ呼び出しを行うととも
に(転送先呼出手段)、サービス電話回線を捕捉し網側
へ発信相手先終話通知サービスによる発信相手先の呼び
出しを指示する指示ダイヤルを送出することにより、発
信相手先の呼び出しを行い(発信相手先呼出手段)、転
送先呼び出しで用いた電話回線と発信相手先呼び出しで
用いたサービス電話回線との通話パスを接続する(スイ
ッチ)ようにしたものである。
スが提供されているサービス電話回線を含む複数の電話
回線が必要となり、ボタン電話装置など、複数の電話回
線を交換接続できる電話装置に適用できる。なお、これ
ら機能手段は、上記した各回路部からなるハードウェア
資源と制御回路1や主制御部38で実行されるプログラ
ムによるソフトウェア資源とが共動することにより実現
されている。
電話装置やボタン電話装置について説明したが、本実施
の形態は、アナログ電話回線に接続される電話装置だけ
でなくデジタルデータ伝送を行うISDN回線に接続さ
れる電話装置やボタン電話装置にも適用できる。ISD
N回線では、着信、発信などの呼制御は、すべて網側と
やり取りする制御メッセージにより行われる。特に、着
信時には、網側から呼設定メッセージが送信される。そ
の呼設定メッセージに含まれる網特有ファシリティ(ne
twork-specific facilities)という網側からの情報を
参照することにより、その着信がIR着信かSIR着信
かを識別できる。また、発信相手先による応答および話
中状態については、網側からの応答メッセージおよび切
断メッセージにより確認できる。
置を示すブロック図であり、前述の図1と同じまたは同
等部分には同一符号を付してある。この電話装置では、
図1と比較して外線I/F回路16や音声処理回路17
が新たに設けられている。外線I/F回路16は、IS
DN回線LAに接続され網側とデジタルデータ伝送を行
い、網側からの各種制御メッセージを制御回路1へ出力
し、音声データを音声処理回路17へ出力する。また、
制御回路1からの各種制御メッセージや音声処理回路1
7からの音声データを網側へ送信する。
6で受信した網側からの音声データを音声信号へ復号化
して送受器TRやスピーカSPへ出力し、送受器TRか
らの音声信号を音声データへ符号化して外線I/F回路
16へ出力する。また、音声録再回路8と音声信号ある
いは音声データをやり取りするとともに、各種呼び出し
音、確認音などをスピーカSPから出力する。
電話装置の主装置を示すブロック図であり、前述の図2
と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。この
ボタン電話装置では、図2の外線I/F部32に代え
て、ISDN回線31A用の外線I/F部32Aが設け
られている。外線I/F部32Aは、ISDN回線31
Aに接続され網側とデジタルデータ伝送を行い、網側か
らの各種制御メッセージを主制御部38へ出力し、音声
データをTスイッチ36へ出力する。また、主制御部3
8からの各種制御メッセージやTスイッチ36からの音
声データを網側へ送信する。
の動作について、図1に示したアナログ電話回線用の単
独電話装置を例として説明する。まず、図5を参照し
て、転送登録処理について説明する。図5は転送登録処
理を示すフローチャートである。図1の電話装置では、
利用者が例えばオフフック操作によりアナログ電話回線
Lを捕捉して、ダイヤルキー9の押下により所定の発信
相手先を呼び出した際、その発信相手先が他の相手先と
通話状態にあった場合、網側からアナログ電話回線Lへ
BT(ビジートーン)が送信され、利用者によりオンフ
ック操作が行われる。
り、発信相手先終話通知サービスの転送通知を利用する
場合は、機能キー10の例えば転送登録ボタンを押下す
る。この転送登録要求操作に応じて、制御回路1は、図
5の転送登録処理を開始する。なお、BT送出中に転送
登録要求操作が行われた場合には、アナログ電話回線L
を一旦解放した後、転送登録処理を開始するようにして
もよい。制御回路1は、図5の転送登録処理で、まずル
ープ閉結回路3を制御してアナログ電話回線Lを捕捉し
(ステップ100)、ダイヤル回路4を制御して発信相
手先終話通知サービスの登録要求を示すダイヤル「15
9P1」を送出する(ステップ101)。なお、「P」
はダイヤル送出を一時的に停止するポーズを意味してお
り、必要に応じて挿入され、またその数によりポーズ期
間が設定される(以下、同様である)。
ービスの登録が行われ、その後、ループ閉結回路3を制
御してアナログ電話回線Lを開放し(ステップ10
2)、発信相手先終話通知サービスの転送待機状態であ
ることをメモリ11へ登録する(ステップ103)。そ
して、タイマ1Aを制御して、発信相手先終話通知サー
ビスで規定されている空き待ち期間、すなわち発信相手
先の終話監視を行う最長期間(45分)を計時する空き
待ちタイマを起動し(ステップ104)、一連の処理を
終了する。
送待機状態が登録されている際に、アナログ電話回線L
へのSIR着信が着信信号検出回路2を介して検出され
た場合、制御回路1は、図6に示すSIR着信処理を実
行する。図6はSIR着信処理を示すフローチャートで
ある。制御回路1では、SIR着信検出時、まず、ルー
プ閉結回路3を制御してアナログ電話回線Lを捕捉する
ことによりSIR着信へ自動応答し、そのアナログ電話
回線Lを解放する(ステップ110)。そして、図5の
転送登録処理で起動しておいた空き待ちタイマのタイム
アップをチェックする(ステップ111)。
ていた場合は(ステップ111:YES)、発信相手先
終話通知サービスを継続するため、上記図5の転送登録
処理を再実行し(ステップ112)、一連の処理を終了
する。このように、空き待ちタイマのタイムアップ時に
は、転送登録処理を再実行するようにしたので、網側か
らの発信相手先の終話通知が得られなかった場合でも、
発信相手先終話通知サービスを自動的に継続することが
でき、利用者が外出や離席している場合に有用である。
場合(ステップ111:NO)、制御回路1では、ルー
プ閉結回路3を制御してアナログ電話回線Lを捕捉し
(ステップ113)、予めメモリ11に登録しておいた
利用者の転送先ダイヤルをダイヤル回路4から送出する
(ステップ114)。ここで、BT検出部15により網
側からのBTが検出され、転送先が話中であった場合
(ステップ115:YES)、アナログ電話回線Lを解
放して(ステップ116)、ステップ113へ戻り、転
送先の再呼び出しを行う。
確認されずに呼び出し状態となり(ステップ115:N
O)、その後にリバース検出回路13で転送先の応答が
確認された場合は(ステップ117:YES)、音声録
再回路8を制御して、発信相手先の終話通知があったこ
とを通知する音声メッセージを、増幅回路6および通話
回路5を介してアナログ電話回線Lへ送出し(ステップ
118)、一連の処理を終了する。これにより、発信相
手先終話通知サービスにより相手先終話を知らせるSI
R着信があった場合は、予めメモリ11に登録しておい
た転送先へ、所定の音声メッセージにより発信相手先の
終話が通知される。
出先や携帯電話の電話番号を登録しておくことにより、
利用者が何らかの理由によりその電話装置から離れた場
所へ移動しなければならない場合でも、発信相手先終話
通知サービスを用いて発信相手先の終話を利用者が確実
に知ることができる。この発信相手先の終話通知の後、
利用者から発信相手先へ電話をかけることにより、発信
相手先に対して用件を伝えることができ、利用者が外出
や離席をしない場合と同様に発信相手先終話通知サービ
スを有効利用できる。
明したが、図2のボタン電話装置では主制御部38が制
御回路1の役割を果たすことになり、前述と同様にして
本発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。なお、
ボタン電話装置では、発信相手先終話通知サービスを登
録した電話回線と転送先ダイヤル番号とを関連付けて主
記憶部39で管理しておき、そのSIR着信があった電
話回線に対応する転送先へ発信相手先終話を通知すれば
よい。また、これらアナログ電話回線に接続されるもの
ではなく、図3,4に示すようなISDN回線に接続さ
れる単独電話機やボタン電話装置については、着信検出
や相手応答検出などを制御メッセージで行う点がアナロ
グ電話回線の場合と異なるものの、前述と同様にして本
発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。
の動作について、図2に示したアナログ電話回線用のボ
タン電話装置を例として説明する。第1の実施の形態で
は、単独電話装置を用いて相手先終話を転送先へ通知す
る場合について説明したが、本実施の形態では複数の電
話回線を収容するボタン電話装置を用いて発信相手先と
転送先とを接続するようにしたものである。図7はSI
R着信処理を示すフローチャートである。図5に示した
転送登録処理により発信相手先終話通知サービスの転送
待機状態がすでに登録されている際に、アナログ電話回
線31へのSIR着信が着信信号検出回路2を介して検
出された場合、主装置30の主制御部38は、図7に示
すSIR着信処理を実行する。
ず、外線I/F部32を制御してアナログ電話回線31
を捕捉することによりSIR着信へ自動応答し、そのア
ナログ電話回線31を解放する(ステップ120)。そ
して、図5の転送登録処理で起動しておいた空き待ちタ
イマのタイムアップをチェックする(ステップ12
1)。ここで、空き待ちタイマがタイムアップしていた
場合は(ステップ121:YES)、発信相手先終話通
知サービスを継続するため、上記の転送登録処理を再実
行し(ステップ122)、一連の処理を終了する。
場合(ステップ121:NO)、主制御部38では、タ
イマ38Aを用いて発信相手先終話通知サービスによる
呼び出し有効期間を計時する呼出タイマ(例えば、1
分)を起動する(ステップ123)。そして、外線I/
F部32を制御して上記SIR着信のあった電話回線
(以下、サービス電話回線という)とは異なるアナログ
電話回線31を捕捉し(ステップ124)、予めサービ
ス電話回線に対応させて主記憶部39に登録しておいた
利用者の転送先ダイヤルを送出する(ステップ12
5)。ここで、BT検出部34により網側からのBTが
検出され、転送先が話中であった場合(ステップ12
6:NO)、そのアナログ電話回線31を解放して(ス
テップ127)、ステップ124へ戻り、転送先の再呼
び出しを行う。
確認されずに呼び出し状態となり(ステップ126:Y
ES)、その後に外線I/F部32で転送先の応答が確
認された場合は(ステップ128:YES)、呼出タイ
マのタイムアップをチェックする(ステップ129)。
ここで、呼出タイマがタイムアップしていない場合は
(ステップ129:NO)、音声録再部35およびTス
イッチ36を制御してアナログ電話回線31へ音声メッ
セージを送出することにより、転送先へ発信相手先を呼
出中である旨を通知する(ステップ130)。この音声
メッセージを送出することにより、転送先で応答した利
用者が、発信相手先終話通知サービスによる転送処理中
であることを容易に認識できる。
にSIR着信のあったサービス電話回線31を捕捉し
(ステップ131)、発信相手先終話通知サービスの呼
出要求を示すダイヤル「159P3」を送出する(ステ
ップ132)。そして、発信相手先の応答後に、Tスイ
ッチ36を制御して、発信相手先と転送先との通話パス
を接続し(ステップ133)、一連の処理を終了する。
これにより、主装置30を介して発信相手先と転送先と
の音声通話が開始される。
出先や携帯電話を登録しておくことにより、利用者が何
らかの理由によりその電話装置から離れた場所へ移動し
なければならない場合でも、発信相手先終話通知サービ
スによる発信相手先の終話通知に応じて、利用者と発信
相手先との通話が自動的に形成される。これにより、利
用者が外出や離席をしない場合と同様に、発信相手先へ
用件を伝えることができ、発信相手先終話通知サービス
を有効利用できる。また、これらアナログ電話回線に接
続されるボタン電話装置以外の、図4に示すようなIS
DN回線に接続されるボタン電話装置については、着信
検出や相手応答検出を制御メッセージで行う点がアナロ
グ電話回線の場合と異なるものの、前述と同様にして本
発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。
ムアップしていた場合は(ステップ129:YES)、
音声録再部35およびTスイッチ36を制御してアナロ
グ電話回線31へ音声メッセージを送出することによ
り、転送先へ発信相手先の終話を通知し(ステップ13
4)、一連の処理を終了する。このように、呼出タイマ
のタイムアップ時には、発信相手先との通話形成動作へ
移行せず、発信相手先の終話のみを転送先へ通知するよ
うにしたので、網側サービスで規定されている発信相手
先呼出有効時間に適切に対応した動作を行うことができ
る。
の動作について、図2に示したアナログ電話回線用のボ
タン電話装置を例として説明する。第2の実施の形態で
は、発信相手先終話の通知に応じて転送先を呼び出した
後、発信相手先を呼び出すようにした場合について説明
したが、本実施の形態では転送先および発信相手先を並
行して呼び出すようにしたものである。図8はSIR着
信処理を示すフローチャートである。上記図5の転送登
録処理により、発信相手先終話通知サービスの転送待機
状態がすでに登録されている際に、アナログ電話回線3
1へのSIR着信が着信信号検出回路2を介して検出さ
れた場合、主装置30の主制御部38は、図8に示すS
IR着信処理を実行する。
ず、外線I/F部32を制御してアナログ電話回線31
を捕捉することによりSIR着信へ自動応答し、そのア
ナログ電話回線31を解放する(ステップ140)。そ
して、図5の転送登録処理で起動しておいた空き待ちタ
イマのタイムアップをチェックする(ステップ14
1)。ここで、空き待ちタイマがタイムアップしていた
場合は(ステップ141:YES)、発信相手先終話通
知サービスを継続するため、上記の転送登録処理を再実
行し(ステップ142)、一連の処理を終了する。
場合(ステップ141:NO)、主制御部38では、外
線I/F部32を制御して上記SIR着信のあった電話
回線(以下、サービス電話回線という)とは異なるアナ
ログ電話回線31を捕捉し(ステップ143)、予めサ
ービス電話回線に対応させて主記憶部39に登録してお
いた利用者の転送先ダイヤルを送出する(ステップ14
4)。また、外線I/F部32を制御して空きアナログ
電話回線31を捕捉し(ステップ145)、発信相手先
終話通知サービスの呼出要求を示すダイヤル「159P
3」を送出する(ステップ146)。
か一方の応答が外線I/F部32で検出された場合は
(ステップ147:YES)、音声録再部35およびT
スイッチ36を制御して、応答が確認されたアナログ電
話回線31へ音声メッセージを送出することにより、他
方を呼出中である旨を通知する(ステップ148)。こ
のように、一方が応答した場合にはその応答側に対して
呼出中メッセージを送出するようにしたので、応答側で
発信相手先終話通知サービスによる転送処理中であるこ
とを容易に認識できる。その後、他方の応答が外線I/
F部32で検出された場合は(ステップ149:YE
S)、Tスイッチ36を制御して、発信相手先と転送先
との通話パスを接続し(ステップ150)、一連の処理
を終了する。これにより、主装置30を介して発信相手
先と転送先との音声通話が開始される。
出先や携帯電話を登録しておくことにより、利用者が何
らかの理由によりその電話装置から離れた場所へ移動し
なければならない場合でも、発信相手先終話通知サービ
スによる発信相手先の終話通知に応じて、利用者と発信
相手先との通話が自動的に形成される。これにより、利
用者が外出や離席をしない場合と同様に、発信相手先へ
用件を伝えることができ、発信相手先終話通知サービス
を有効利用できる。また、これらアナログ電話回線に接
続されるボタン電話装置以外の、例えば図4に示すよう
なISDN回線に接続されるボタン電話装置について
は、着信検出や相手応答検出を制御メッセージで行う点
がアナログ電話回線の場合と異なるものの、前述と同様
にして本発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。
いても、第2の実施の形態のように、呼び出しタイマを
用いて発信相手先終話通知サービスの転送動作の継続管
理を行うようにしてもよい。例えば、ステップ141:
YESの後に呼出タイマを起動し、ステップ147の応
答待ちループ内で呼出タイマのタイムアップをチェック
し、タイムアップまでに両者とも応答しない場合は転送
動作を中止するようにしてもよく、これにより転送動作
に用いていた電話回線を他で利用できる。また、ステッ
プ149の応答待ちループ内で呼出タイマのタイムアッ
プをチェックし、発信相手先の応答が先に確認されてお
り、タイムアップまでに転送先が応答しなかった場合
は、発信相手先に対して転送先の電話番号を通知するよ
うにしてもよい。
手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合
に当該電話回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤル
を送出して相手先終話通知を網側へ登録することによ
り、網側からの発信元への特殊着信による呼び出しで発
信相手先の終話を通知するサービスが提供されている電
話回線に接続される電話装置において、SIR着信によ
る発信相手先の終話通知に応じて、電話回線を再捕捉し
て予め登録されている転送先へ呼び出しを行うととも
に、その呼び出しに応じた転送先の応答に応じて、予め
登録されている音声メッセージを電話回線へ送出するこ
とにより発信相手先の終話を通知するようにしたもので
ある。さらには、網側へ発信相手先終話通知サービスに
よる発信相手先の呼び出しを指示する指示ダイヤルを送
出することにより、発信相手先の呼び出しを行い、転送
先呼び出しで用いた電話回線と発信相手先呼び出しで用
いたサービス電話回線との通話パスを接続するようにし
たものである。
出先や携帯電話を登録しておくことにより、利用者が何
らかの理由によりその電話装置から離れた場所へ移動し
なければならない場合でも、発信相手先終話通知サービ
スを用いて発信相手先の終話を利用者が確実に知ること
ができ、さらには発信相手先と音声通話することができ
る。これにより、利用者が外出や離席をしない場合と同
様に、発信相手先終話通知サービスを有効利用できる。
ナログ電話回線用単独電話機)を示すブロック図であ
る。
ナログ電話回線用ボタン電話装置)を示すブロック図で
ある。
SDN回線用単独電話機)を示すブロック図である。
SDN回線用ボタン電話装置)の主装置を示すブロック
図である。
である。
ートである。
ートである。
すシーケンス図である。
号波形図である。
である。
3…ループ閉結回路、4…ダイヤル回路、5…通話回
路、6…増幅回路、7…音源回路、8…音声録再回路、
9…ダイヤルキー、10…機能キー、11…メモリ、1
2…表示回路、13…リバース検出回路、14…時計回
路、15…BT検出回路、16…外線I/F回路、17
…音声処理回路、HS1,HS2…フックスイッチ、L
…アナログ電話回線、LA…ISDN回線、20A〜2
0N…ボタン電話機、20…内線伝送路、21…伝送I
/F部、22…音声処理部、23…子機制御部、24…
操作部、25…表示部、26…メモリ、30…主装置、
31…アナログ電話回線、31A…ISDN回線、32
…外線I/F部、32A…外線I/F部、33…着信信
号検出部、34…BT検出部、35…音声録再部、36
…Tスイッチ、37…内線I/F部、38…主制御部、
38A…タイマ、39…主記憶部。
Claims (6)
- 【請求項1】 発信相手先終話通知サービスとして、発
信相手先が話中の場合に当該電話回線を再捕捉して発信
元から所定のダイヤルを送出して相手先終話通知を網側
へ登録することにより、網側からの前記発信元への特殊
着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知する
サービスが提供されている電話回線に接続される電話装
置であって、 前記特殊着信による発信相手先の終話通知に応じて、前
記電話回線を再捕捉して、予め登録されている転送先へ
呼び出しを行う転送先呼出手段と、 この転送先呼出手段による呼び出しに応じた転送先の応
答に応じて、予め登録されている音声メッセージを前記
電話回線へ送出することにより、前記発信相手先の終話
を通知するメッセージ送出手段とを備えることを特徴と
する電話装置。 - 【請求項2】 発信相手先終話通知サービスとして、発
信相手先が話中の場合に当該電話回線を再捕捉して発信
元から所定のダイヤルを送出して相手先終話通知を網側
へ登録することにより、網側からの前記発信元への特殊
着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知する
サービスが提供されているサービス電話回線を含む複数
の電話回線に接続される電話装置であって、 前記特殊着信による発信相手先の終話通知に応じて、そ
の終話通知のあったサービス電話回線とは異なる電話回
線を捕捉して、予め登録されている転送先へ呼び出しを
行う転送先呼出手段と、 前記サービス電話回線を捕捉し網側へ発信相手先終話通
知サービスによる発信相手先の呼び出しを指示する指示
ダイヤルを送出することにより、発信相手先の呼び出し
を行う発信相手先呼出手段と、 前記転送先呼出手段で用いた電話回線と前記発信相手先
呼出手段で用いたサービス電話回線との通話パスを接続
するスイッチとを備えることを特徴とする電話装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の電話装置において、 前記転送先呼出手段による呼び出しに対する前記転送先
の応答後に、前記発信相手先呼出手段による発信相手先
の呼び出しを行う制御手段をさらに備えることを特徴と
する電話装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の電話装置において、 前記制御手段は、前記発信相手先呼出手段による呼び出
しに対する前記発信相手先の応答後に、前記スイッチに
よる前記通話パスの接続を行うことを特徴とする電話装
置。 - 【請求項5】 請求項2記載の電話装置において、 前記転送先呼出手段による前記転送先の呼び出しと、前
記発信相手先呼出手段による発信相手先の呼び出しとを
並行して行う制御手段をさらに備えることを特徴とする
電話装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の電話装置において、 前記制御手段は、前記転送先呼出手段による呼び出しに
対する前記転送先の応答、および前記発信相手先呼出手
段による呼び出しに対する前記発信相手先の応答に応じ
て、前記スイッチによる前記通話パスの接続を行うこと
を特徴とする電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397185A JP2002199102A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397185A JP2002199102A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002199102A true JP2002199102A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18862343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000397185A Pending JP2002199102A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002199102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011166660A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Nec Access Technica Ltd | 音声記録装置、音声記録方法及び音声記録プログラム |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397185A patent/JP2002199102A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011166660A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Nec Access Technica Ltd | 音声記録装置、音声記録方法及び音声記録プログラム |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040506 |
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