JP3695310B2 - 電話装置 - Google Patents

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JP3695310B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話装置に関し、特に網側から発信相手先終話通知サービスが提供されている電話回線に接続される電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
公衆電話網では、加入者に対して発信相手先終話通知サービスが提供されている。このサービスは、発信相手先が話中の場合、発信側電話装置から網側へ所定の登録操作を行うことにより、その後の発信相手先終話を網側から発信側電話装置へ通知するサービスである。
以下、図10〜12を参照して、発信相手先終話通知サービスについて説明する。図10は発信相手先終話通知サービスの動作を示すシーケンス図、図11は発信相手先終話通知時の着信信号を示す信号波形図、図12は発信相手先終話通知のタイミングチャートである。
【0003】
図10において、発信側電話装置と着信側電話装置とは、それぞれ電話回線を介して電話網に接続されている。まず、発信側電話装置では利用者の操作に応じて電話回線を捕捉し発信相手先すなわち着信側電話装置の電話番号をダイヤル送出することにより、着信側電話装置へ発信したとする(ステップ70)。
これに応じて電話網では、着信側電話装置の状態をチェックし、着信側電話装置が他の電話装置と話中の場合などその電話回線を捕捉しており呼び出しできない場合は、発信側電話装置に対してビジートーン(BT)などにより着信側電話装置が使用状態にあることを通知する(ステップ71)。そして、発信側電話装置は電話回線を切断する(ステップ72)。
【0004】
ここで、利用者が着信側へ電話連絡を取りたい場合、発信相手先終話通知サービスを利用するため、サービスの登録操作を行う。
まず、発信側電話装置では、電話回線を捕捉してダイヤル「159」を送出する(ステップ73)。これにより、電話網からサービスの内容に関する音声メッセージが通知される(ステップ74)。
そして、発信側電話装置からサービスの登録を指示するダイヤル「1」を送出することにより、サービスの登録が行われ(ステップ75)、電話網からサービス登録の完了に関する音声メッセージが通知され(ステップ76)、発信相手先終話通知サービスの登録処理が終了する。
【0005】
これにより、電話網では、発信相手先終話通知サービスを開始し、登録された着信側電話装置の終話に応じて、後述するSIR着信により発信側電話装置の呼び出しを行う(ステップ80)。
発信側電話装置でこのSIR着信に応答した場合(ステップ81)、電話網から着信側電話装置の終話に関する音声メッセージが通知される(ステップ82)。これにより利用者は着信側電話装置が終話し、呼び出し可能な状態となったことを知り、一旦、電話回線を切断する(ステップ83)。
【0006】
続いて、このサービスを用いた網側からの再発信を指示するため、電話回線を再捕捉してダイヤル「159」を送出し(ステップ84)、これに応じて、電話網からのサービスの内容に関する音声メッセージが通知される(ステップ85)。
そして、発信側電話装置から網側へ発信相手先への再発信を指示するダイヤル「3」を送出することにより(ステップ86)、電話網から着信電話装置に対して呼び出しが行われ(ステップ87)、着信側電話装置での応答に応じて(ステップ88)、発信側電話装置と着信側電話装置とが電話網を介して接続され、両者間での通話が開始される(ステップ89)。
【0007】
このような発信相手先終話通知サービスを利用者が網側へ登録することにより、発信側電話装置で着信側電話装置の終話を知ることができる。また、電話網からの発信相手先終話通知後の簡単な操作で、着信側電話装置を呼び出すことができる。
【0008】
この発信相手先終話通知サービスでは、電話網から発信側電話装置に対して相手先終話を通知する際、図11に示すように、通常のIR着信とは異なるSIR着信が用いられる。
着信の際、アナログ電話回線では16Hzの周波数信号が用いられており、IR着信の鳴動パターンは、図11(a)のように、オン期間が1秒間の周波数信号90からなり、このようなパターンの周波数信号90,91,…が3秒周期で繰り返される。
【0009】
これに対して、SIR着信の鳴動パターンでは、図11(b)に示すように、周波数信号の短いオン期間(t1=0.25〜0.3秒)95Aに続いて、短いオフ期間(t2=0.2〜0.3秒)95Bがあり、さらに短いオン期間(t1=0.25〜0.3秒)95Cが設けられている。
そして、このような短いオフ期間を挟む、2つのオン期間からなるパターン95,96,…が3秒周期で、全12回(約36秒間)繰り返される。
【0010】
電話網では、このようなSIR着信に対して発信側電話装置が何らかの理由で応答できなかった場合を想定し、図12に示すように、初回のSIR着信から5分間隔(T2)で最大4回にわたり、SIR着信を用いて発信側電話装置への呼び出しを行う。
この際、SIR着信への応答後のダイヤル「159」の送出に続くダイヤル「3」の送出で、電話網から再発信できる期間は、電話網側負荷の低減を考慮して、SIR着信への応答から5分以内に制限されている。さらに、SIR着信に応答した時点で、発信相手先終話通知サービスが完了したと見なされるため、例えば初回SIR着信へ応答した場合、その後の残り3回のSIR着信は打ち切られる。
【0011】
また、相手先電話装置の終話を監視する際、電話網側負荷の低減を考慮して、相手先電話装置の終話を監視する期間、すなわち相手終話待ち時間(T1)をサービス登録時点から45分までに制限している。
電話網から発信側電話装置への音声メッセージとしては、サービス登録時の登録完了通知メッセージ(M1)のほか、発信側電話装置によるSIR着信への応答時に送出される相手先終話通知メッセージ(M2)がある。また、相手終話待ち時間(T1)が45分を越えた場合は、初回となるSIR着信への応答時に、サービス終了通知メッセージ(M3)が送出される。
【0012】
発信相手先終話通知サービスでは、サービス登録時にそのサービスにかかる料金が発信元の電話回線に対して課金される。また、サービス登録が有効な期間すなわち電話網側で発信相手先の終話を監視している期間内においては、回線を捕捉しダイヤル「159」に続いてダイヤル「8」を送出することにより、登録した発信相手先の電話番号を確認できる。
また、発信相手先終話通知サービスでは、1つの電話回線で1つの発信相手先しか登録できない。これは、登録される側、すなわち発信相手先についても同様であり、複数の発信元から重複して登録されない。なお、回線を捕捉しダイヤル「159」に続いてダイヤル「9」を送出することにより、既に登録されている発信相手先の設定を取り消すことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電話装置では、発信相手先終話通知サービスによるSIR着信に応じて、通常着信と同様に着信音を送出するだけであり、発信相手先終話通知サービスの状態を管理していないため、発信相手先終話通知サービスで規定されている網側からの再発信が可能な期間すなわち再発信有効期間が、SIR着信に応答してからいつまでなのか、まだ有効なのかどうか、利用者が容易に確認できないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、利用者が発信相手先終話通知サービスによる再発信可能な期間を容易に確認できる電話装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明による電話装置は、発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該電話回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出して相手先終話通知を網側へ登録することにより、網側からの発信元への特殊着信による呼び出しで発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている電話回線に接続される電話装置であって、
電話回線への着信の際、通常着信とは異なる特殊着信を識別して検出する着信識別手段と、この着信識別手段により特殊着信が識別検出された場合は、その特殊着信への応答後に起動して計時を開始し、所定の再発信有効期間経過後に停止するタイマ手段と、このタイマ手段での計時結果に基づき再発信有効期間に関する表示を行う表示手段とを備えるものである。
【0015】
特殊着信を識別して検出する場合、電話回線がアナログ電話回線の場合に、着信の際、網側からそのアナログ電話回線へ送出される周波数信号の検出有無を出力する着信信号検出手段をさらに備え、着信識別手段に、着信信号検出手段からの出力に基づき、周波数信号の検出有りに続く周波数信号の検出無し期間を計時するオフ期間計時手段と、着信信号検出手段からの出力に基づき、周波数信号の2回目以降の検出有り期間を計時するオン期間計時手段と、これらオフ期間計時手段およびオン期間計時手段からの計時出力に基づき特殊着信を識別判定する判定手段とを設けてもよい。
【0016】
発信相手先の終話通知後の再発信については、タイマ手段の起動中における所定の再発信要求操作に応じて、発信相手先終話通知サービスで予め登録されている発信相手先への再発信を網側へ要求するようにしてもよい。また、発信相手先の電話番号を予め格納しておき、タイマ手段の停止後における所定の再発信要求操作に応じて、発信相手先の電話番号を用いて再発信するようにしてもよい。
また、タイマ手段での計時結果が所定の警報通知時間を経過した場合に、再発信有効期間の終了を予告する警報を報知する警報手段を設けてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかる電話装置のブロック図であり、ここでは、発信相手先終話通知サービスが電話網から提供されているアナログ電話回線に接続される単独電話機が例として示されている。
この電話装置には、ダイオードブリッジDB1,DB2、コンデンサC、フックスイッチHS(HS1,HS2)、制御回路1,着信信号検出回路2、ブザーBZ、ループ閉結回路3、ダイヤル回路4、通話回路5、送受器TR、増幅回路6、音源回路7、音声録再回路8、ダイヤルキー9、機能キー10、メモリ11、表示回路12、リバース検出部13、時計回路14、およびBT(ビジートーン)検出回路15が設けられている。
【0018】
ダイオードブリッジDB1は、アナログ電話回線Lの両端に接続されており、アナログ電話回線Lからのループ電流を整流して後段のループ閉結回路3や通話回路5へ供給する。
ループ閉結回路3は、ダイオードブリッジDB1と通話回路5との間に接続され、制御回路1からの指示に応じてアナログ電話回線Lの直流ループを閉結する。このループ閉結回路3と並列してフックスイッチHS1が設けられている。なお、フックスイッチHS1の他の接点HS2を用いてフックスイッチの状態が制御回路1にも入力されている。
【0019】
ダイオードブリッジDB2は、コンデンサCを介してアナログ電話回線Lの両端に接続され、通常のIR着信および発信相手先終話通知サービスで用いられるSIR着信(特殊着信)の際に、電話網から送出される着信信号すなわち16Hzの周波数信号を整流し、その整流出力を着信信号検出回路2へ供給する。
着信信号検出回路2では、ダイオードブリッジDB2の整流出力から、IR着信またはSIR着信の鳴動パターンに応じた周波数信号の有無すなわちオン・オフを示す着信出力信号を制御回路1へ出力する。また着信時の鳴動パターンに応じてブザーBZを駆動して着信音を送出する。
【0020】
リバース検出回路13では、発信相手先の応答時に電話網からアナログ電話回線Lへ送出されるリバース信号(極性反転信号)を検出し、制御回路1へ出力する。
BT検出回路15では、アナログ電話回線Lから相手先話中を示すBT(ビジートーン)を検出し、制御回路1へ通知する。
ダイヤル回路4では、制御回路1からの指示に応じて、相手先電話番号や発信相手先終話通知サービスで用いるダイヤル「159」など、所定のダイヤルをループ閉結回路3を介してアナログ電話回線Lへ送出する。
【0021】
通話回路5では、ループ閉結回路3またはフックスイッチHS(HS1,HS2)を介してアナログ電話回線Lに接続され、送受器TRを動作させて音声通話を行う。増幅回路6では、通話回路5からの通話音声(スピーカ受話動作の場合)など、各種音声信号を増幅してスピーカSPから出力する。
音声録再回路8では、必要に応じて増幅回路6からの通話音声を録音し、また増幅回路6へ再生出力する。音源回路7では利用者への呼び出し音、警報音、確認音など各種の信号音を増幅回路6へ出力する。
【0022】
制御回路1は、CPUから構成され、任意の時間長を計時するタイマ1Aを有し、フックスイッチHS2の状態や、ダイヤルキー9および機能キー10からの操作入力を検出し、予め制御回路1やメモリ11に格納されている所定のプログラムにより動作して各回路を制御する。
メモリ11は、必要に応じて制御回路1で実行するプログラムを予め格納し、また制御回路11の処理動作に必要な情報を記憶する。処理動作に必要な情報としては、例えば電話装置自体の動作状態や発信相手先終話通知サービスの状態、短縮電話番号、リダイヤル電話番号などを記憶し、さらに空き待ちダイヤルエリアに発信相手先終話通知サービスで登録した発信相手先の電話番号などを記憶する。
【0023】
音源回路7では、各種呼び出し音、確認音などのほか、再発信有効期間の終了を予告警報するための警報音を、増幅回路6を介してスピーカSPから出力する。音声録再回路8では、増幅回路6を介して通話回路5からの音声、例えば通話内容や送受器TRから入力された利用者の音声メッセージを録音し、これを再生して増幅回路6さらには通話回路5へ出力する。
表示回路12は、LEDやLCDなどの表示素子を用いて、アナログ電話回線Lの状態、電話装置の動作状態を可視表示するほか、発信相手先終話通知サービスの状態、再発信有効期間の経過時間や残り時間を可視表示する。
時計回路10では、カレンダー管理や時刻計時動作のほか、制御回路1のタイマ1Aを用いた計時処理のために必要な所定周波数のクロック信号を制御回路1へ供給する。
【0024】
本実施の形態では、制御回路1において、着信信号検出回路2からの着信出力信号に基づきSIR着信を識別して検出し(着信識別手段)、SIR着信が検出された場合は、そのSIR着信への応答後に、タイマ1Aを起動して再発信有効期間の計時を開始し(タイマ手段)、その計時結果に基づき再発信有効期間に関する表示を表示回路12で行う(表示手段)ようにしたものである。
また、タイマ1Aの起動中における所定の再発信要求操作に応じて、発信相手先終話通知サービスで予め登録された発信相手先への再発信を行う(制御手段)ようにしたものである。
さらに、タイマ1Aでの計時結果が所定の警報通知時間を経過した場合に、再発信有効期間の終了を予告する警報音をスピーカSPから報知する(警報手段)ようにしたものである。
なお、これら機能手段は、上記した各回路部からなるハードウェア資源と制御回路1で実行されるプログラムによるソフトウェア資源とが共動することにより実現されている。
【0025】
また、本実施の形態については、図1で示した単独電話機に限定されるものではなく、図2に示すようなアナログ電話回線に接続されるボタン電話装置にも適用可能である。図2は本実施の形態にかかるボタン電話装置を示すブロック図である。
このボタン電話装置は、1本以上のアナログ電話回線31に接続される主装置30と、内線伝送路20を介してこれら主装置30に接続される複数のボタン電話機(子機)20A〜20Nから構成されている。
【0026】
主装置30には、外線I/F部32、着信信号検出部33、BT検出部34、音声録再部35、Tスイッチ36、内線I/F部37、主制御部38、および主記憶部39が設けられている。
外線I/F部32は、電話網からのアナログ電話回線31に接続され、回線捕捉/切断、リバース検出、ダイヤル送出、アナログ音声の符号/復号処理などの終端制御を回線ごとに個別に行う。
【0027】
着信信号検出部33は、外線I/F部32と並列してアナログ電話回線31に接続され、電話網からの着信信号すなわち16Hzの周波数信号を回線ごとに個別に検出し、その検出出力を主制御部38へ出力する。
BT検出部34は、外線I/F部32と並列してアナログ電話回線31に接続され、電話網から相手先話中を示すBT(ビジートーン)を回線ごとに個別に検出し、その検出出力を主制御部38へ出力する。
【0028】
内線I/F部37は、内線伝送路20を介して各ボタン電話機20A〜20Nとデータ伝送を行うことにより、音声データや制御データをやり取りする。
Tスイッチ(時分割スイッチ)36では、主制御部38からの指示に応じて外線I/F部32と内線I/F部37との間で符号化された音声データをやり取りすることにより、所定のアナログ電話回線31とボタン電話機2A〜2Nのいずれかとの間の音声通話を形成する。
音声録再部35は、Tスイッチ36からの音声データを録音し、再生出力する。
【0029】
主制御部38は、CPUから構成され、任意の時間長を計時するタイマ38Aを有し、予め主制御部38や主記憶部39に格納されている所定のプログラムにより動作して主装置の各部を制御する。
主記憶部39は、必要に応じて主制御部38で実行するプログラムを予め格納し、また主制御部38の処理動作に必要な情報を記憶する。処理動作に必要な情報としては、例えば各アナログ電話回線31の個別の状態や、ボタン電話機2A〜2Nの個別の動作状態、短縮電話番号やリダイヤル電話番号、各アナログ電話回線31(またはボタン電話機2A〜2N)ごとの発信相手先終話通知サービスの状態を記憶し、さらに空き待ちダイヤルエリアに発信相手先終話通知サービスに登録した発信相手先の電話番号などを記憶する。
【0030】
ボタン電話機2A〜2Nは、それぞれ同様の構成をなしており、伝送I/F部21、音声処理部22、子機制御回路23、操作部24、表示部25、メモリ26が設けられている。
伝送I/F部21では、内線伝送路20を介して主装置30の内線I/F部37とデータ伝送することにより、音声データや制御データをやり取りする。
音声処理部22では、伝送I/F部21で受信された主装置30からの音声データを復号化して送受器TRやスピーカSPへ出力し、送受器TRからの音声信号を音声データへ符号化して伝送I/F部21へ出力する。また、各種呼び出し音、確認音などの他、再発信有効期間の終了を予告警報するための警報音をスピーカSPから出力する。
【0031】
表示部25は、LEDやLCDなどの表示素子を用いて、アナログ電話回線31の状態、当該ボタン電話機の動作状態を可視表示するほか、発信相手先終話通知サービスの状態を可視表示する。
操作部24では、ダイヤルキーや各種機能キー、例えば外線ボタンや発信相手先終話通知サービスで用いる再発信ボタンなどの操作、およびフックスイッチの状態を検出し操作情報として子機制御部23へ出力する。
【0032】
子機制御部23は、CPUから構成され、伝送I/F部21からの制御データを受信して、予め子機制御部23やメモリ25に格納されている所定のプログラムにより動作してボタン電話機の各部を制御する。また、操作部24からの操作情報を取得し、主装置30への制御データとして伝送I/F部21へ出力する。メモリ25は、必要に応じて子機制御部23で実行するプログラムを予め格納し、また子機制御部23の処理動作に必要な情報を記憶する。処理動作に必要な情報としては、例えば当該ボタン電話機の動作状態や表示部27で表示する表示データなどを記憶する。
【0033】
以上では、アナログ電話回線に接続される電話装置やボタン電話装置について説明したが、本実施の形態は、アナログ電話回線だけでなくデジタルデータ伝送を行うISDN回線に接続される電話装置やボタン電話装置にも適用できる。
ISDN回線では、着信、発信などの呼制御は、すべて網側とやり取りする制御メッセージにより行われる。特に、着信時には、網側から呼設定メッセージが送信される。その呼設定メッセージに含まれる網特有ファシリティ(network-specific facilities)という網側からの情報を参照することにより、その着信がIR着信かSIR着信かを識別できる。また発信相手先の応答および話中状態については、網側からの応答メッセージおよび切断メッセージにより確認できる。
【0034】
図3は、ISDN回線に接続される電話装置を示すブロック図であり、前述の図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。この電話装置では、図1と比較して外線I/F回路16や音声処理回路17が新たに設けられている。
外線I/F回路16は、ISDN回線LAに接続され網側とデジタルデータ伝送を行い、網側からの各種制御メッセージを制御回路1へ出力し、音声データを音声処理回路17へ出力する。また、制御回路1からの各種制御メッセージや音声処理回路17からの音声データを網側へ送信する。
音声処理回路17では、伝送I/F部21で受信した網側からの音声データを音声信号へ復号化して送受器TRやスピーカSPへ出力し、送受器TRからの音声信号を音声データへ符号化して伝送I/F部21へ出力する。また、音声録再回路8と音声信号あるいは音声データをやり取りするとともに、各種呼び出し音、確認音などの他、再発信有効期間の終了を予告警報するための警報音をスピーカSPから出力する。
【0035】
図4は、ISDN回線に接続されるボタン電話装置の主装置を示すブロック図であり、前述の図2と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。このボタン電話装置では、図2の外線I/F部32に代えて、ISDN回線31A用の外線I/F部32Aが設けられている。
外線I/F部32Aは、ISDN回線31Aに接続され網側とデジタルデータ伝送を行い、網側からの各種制御メッセージを主制御部38へ出力し、音声データをTスイッチ36へ出力する。また、主制御部38からの各種制御メッセージやTスイッチ36からの音声データを網側へ送信する。
【0036】
次に、図面を参照して、本実施の形態の動作について、図1に示した電話装置を例として説明する。
図5を参照して、回線発信処理について説明する。図5は回線発信処理を示すフローチャートである。
図1の電話装置では、利用者によるオフフック操作に応じたフックスイッチHS1(HS2)の動作により、アナログ電話回線Lが捕捉される(ステップ100)。そして、ダイヤルキー9から入力された発信相手先の電話番号や、メモリ11に格納されている発信相手先の電話番号に基づき、制御回路1がダイヤル回路4を制御して、ループ閉結回路3からアナログ電話回線Lへダイヤルを送出する(ステップ101)。
【0037】
その後、網側でその電話番号に応じた発信相手先を呼び出す。このとき、発信相手先の電話回線が他の相手先と通話状態にあった場合、網側からアナログ電話回線LへBT(ビジートーン)が送信される。
制御回路1では、BT検出回路15の出力に基づきBTの有無すなわち相手話中を確認し(ステップ102)、BTが検出されなかった場合は(ステップ102:YES)、通常の通話処理へ移行して(ステップ103)、一連の処理を終了する。
一方、BTが検出されて相手話中が確認された場合は(ステップ102:YES)、利用者の機能キー例えば再発信ボタンの押下、すなわちサービス登録要求操作により、終話通知サービスの登録要求が行われたかどうかチェックする(ステップ104)。
【0038】
終話通知サービス登録要求があった場合は(ステップ104:YES)、後述の図6に示すように、網側に対して終話通知サービスの登録を行った後(ステップ105)、利用者から発信相手先へ伝える用件を、受話器TRから増幅回路6を介して音声録再回路8へ音声メッセージで録音し(ステップ106)、一連の処理を終了する。
また、ステップ104で終話通知サービス登録要求がなく(ステップ104:NO)、利用者によるオンフックなどの終話操作があった場合は(ステップ107:YES)、その終話操作により、アナログ電話回線Lが開放されて(ステップ108)、一連の処理を終了する。
【0039】
ここで、図6を参照して、ステップ105のサービス登録処理について説明する。図6はサービス登録処理を示すフローチャートである。
制御回路1は、まず、先程送出した発信相手先の電話番号を、以降の再発信に備えて、メモリ11の空き待ちダイヤルエリアへ記憶する(ステップ110)。このとき、送出した発信相手先の電話番号は、通常、メモリ11にリダイヤルデータとして格納されており、それを利用してもよい。
【0040】
そして、ループ閉結回路3を制御してフッキング信号をアナログ電話回線Lへ送出することにより回線再捕捉し(ステップ111)、発信相手先終話通知サービスの登録要求を示すダイヤル「159P1」を送出する(ステップ112)。なお、「P」はポーズを示しており、必要に応じて挿入される(以下、同様)。これにより、網側で発信相手先終話通知サービスの登録が行われ、その後、ループ閉結回路3を制御してアナログ電話回線Lを開放し(ステップ113)、タイマ1Aを制御して、発信相手先終話通知サービスで規定されている空き待ち期間、すなわち発信相手先の終話監視を行う最長期間(45分)を計時する空き待ちタイマを起動し(ステップ114)、一連の処理を終了する。
【0041】
次に、図7を参照して、アナログ電話回線においてIR着信とSIR着信とを識別して検出する着信検出処理について説明する。図7は着信処理を示すフローチャートである。
前述の図11に示したように、IR着信とSIR着信とは、その鳴動パターンが異なる。SIR着信の鳴動パターンでは、図11(b)のように、周波数信号の短いオン期間(t1=0.25〜0.3秒)95Aに続いて、短いオフ期間(t2=0.2〜0.3秒)95Bがあり、さらに短いオン期間(t1=0.25〜0.3秒)95Cが設けられている。
そして、このような短いオフ期間を挟む、2つのオン期間からなるパターン95,96,…が3秒周期で、全12回(約36秒間)繰り返される。
【0042】
制御回路1では、着信信号検出回路2からの着信出力信号に基づき、周波数信号の検出有り継続期間すなわちオン期間95A,95C、および周波数信号の検出無し継続期間すなわちオフ期間95Bの時間長を、それぞれタイマ1Aで計時する。
このとき、オン期間を計時する場合は、着信開始から2回目以降の検出有り継続期間を計時する(オン期間計時手段)。また、オフ期間を計時する場合は、周波数信号の検出有りに続く検出無し継続期間を計時する(オフ期間計時手段)。
【0043】
そして、検出したオフ期間がSIR着信の0.2〜0.3秒のオフ期間95Bと一致した場合(ステップ120:YES)、または着信開始から2回目以降のオン期間がSIR着信の0.25〜0.3秒のオン期間95A,95と一致した場合(ステップ122:YES)、その着信がSIR着信であると判定する(ステップ121)。一方、0.3秒以上のオン期間91を検出した場合は(ステップ123:YES)、SIR着信には存在しないオン期間であることから、IR着信と判定する(ステップ124)。
【0044】
したがって、例えば図11(b)のオン期間95Aの途中から着信信号送出が開始された場合は、そのオン期間95Aに続くオフ期間95Bの計時が行われ、その期間長がSIR着信時のオフ期間すなわち0.2〜0.3秒であった場合は、その後のオン期間95Cを待つことなく、直ちにSIR着信であると判定できる。
また、図11(a)のオン期間90の途中から着信信号送出が開始され、そのオン期間の期間長がSIR着信時のオン期間すなわち0.25〜0.3秒より長いと判定された時点で、その着信がIR着信であると判定できる。
【0045】
さらに、図11(b)のオフ期間95Bの途中から着信信号送出が開始された場合は、その次の1回目のオン期間95Cではなく、着信開始から2回目のオン期間96Aの計時が行われ、その期間長がSIR着信時のオン期間すなわち0.25〜0.3秒であった場合に、SIR着信であると判定される。
これにより、図11(a)のオン期間90の途中から着信信号送出が開始され、そのオン期間がSIR着信時のオン期間すなわち0.25〜0.3秒であった場合でも、SIR着信であると誤判定されることがなくなり、IR着信とSIR着信とを正確に識別して検出できる。
【0046】
また、オン期間の時間長のみに基づきSIR着信の判定を行う場合と比較して、早めに着信検出することができる。これにより、SIR着信と利用者による回線発信操作とがほぼ同時に生じる可能性を低減でき、このようなSIR着信と回線発信動作と衝突による利用者の混乱を低減できる。
【0047】
次に、図8を参照して、アナログ電話回線LへのSIR着信が検出された後に実行されるSIR着信処理について説明する。図8はSIR着信処理を示すフローチャートである。
制御回路1では、SIR着信検出時、まず、利用者がSIR着信への応答操作、例えばオフフック操作を行ったかどうか監視する(ステップ130)。そして、応答操作がない場合は(ステップ130:NO)、SIR着信が継続しているかどうかチェックし(ステップ131)、SIR着信が中断された場合は(ステップ131:NO)、一連の処理を終了する。
【0048】
また、ステップ130において、SIR着信への応答操作が検出された場合は(ステップ130:YES)、網側からの相手先終話通知メッセージ(図12のM2)を利用者が確認した後の終話操作に応じて(ステップ132:YES)、図6のサービス登録処理で起動しておいた空き待ちタイマ(45分)のタイムアップをチェックする(ステップ133)。
ここで、空き待ちタイマがタイムアップしていない場合は(ステップ133:NO)、タイマ1Aを制御して、SIR着信への応答後の再発信有効期間を計時する再発信有効タイマ(5分)を起動する(ステップ134)。そして、発信相手先が終話したことを表示回路12で表示して利用者へ通知するとともに、再発信有効タイマの計時結果に基づき、再発信有効期間に関する情報として、その経過時間や残り時間を表示回路12で表示し(ステップ135)、後述の再発信ループへ移行する。
【0049】
このように、制御回路1において、着信信号検出回路2からの着信出力信号に基づきSIR着信を識別して検出し、SIR着信が検出された場合は、そのSIR着信への応答後に、タイマ1Aを起動して再発信有効期間の計時を開始し、その計時結果に基づき再発信有効期間に関する表示を表示回路12で行うようにしたので、電話装置が発信相手先終話通知サービスの状態を管理でき、サービスによる再発信が可能な期間すなわち再発信有効期間が、SIR着信に応答してからいつまでなのか、まだ有効なのかどうか、利用者が容易に確認できる。
【0050】
一方、空き待ちタイマがタイムアップしている場合は(ステップ133:YES)、発信相手先終話通知サービスによる発信相手先の空き待ち監視期間が終了した旨を表示回路12で表示し(ステップ136)、再発信ループへ移行する。再発信ループは、ステップ140〜ステップ142で構成されている。この再発信ループにおいて、利用者により再発信操作が行われた場合は(ステップ140:YES)、発信相手先終話通知サービスで登録しておいた発信相手先への再発信処理を行い(ステップ145)、一連の処理を終了する。
【0051】
再発信ループにおいて、再発信有効タイマがタイムアップした場合は(ステップ141:YES)、発信相手先終話通知サービスの規定により、そのサービスを用いた網側からの再発信が無効となった旨を表示回路12で表示し(ステップ143)、ステップ140へ移行する。
また、再発信ループにおいて、再発信有効タイマの計時結果が警報通知時間を経過した場合は(ステップ142:YES)、SIR着信への応答後の再発信有効期間が残り少なくその期間が終了することを予告する警報音を、音源回路7から増幅回路6およびスピーカSPを介して報知し(ステップ144)、ステップ140へ移行する。
【0052】
このように、再発信有効期間が終了する前に、再発信有効期間が残り少なくなったことを警報音により予告するようにしたので、SIR着信への応答後、直ちに再発信できない場合でも、その警報により再発信有効期間が残り少ないことがわかり、利用者が発信相手先終話通知サービスを有効に利用できる。なお、この警報については、警報音に限定されるものではなく、表示回路12を用いて警告表示するようにしてもよい。
【0053】
上記のステップ130〜132では、SIR着信に対して利用者の操作により応答し、網側からの相手先終話通知メッセージ(図12のM2)を確認し、その後、利用者により終話する場合を例として説明した。
これに対して、SIR着信を検出した場合、制御回路1がループ閉結回路3を制御して、アナログ電話回線Lを捕捉することによりそのSIR着信へ自動応答し、その後、そのアナログ電話回線Lを開放してSIR着信を終話し、後続のステップ133へ移行するようにしてもよい。
【0054】
これにより、利用者が何らかの理由でSIR着信への応答操作をできない場合でも、利用者に代わって応答することができる。また、このようなSIR着信への自動応答可否を、予め利用者が設定できるようにしてもよい。なお、SIR着信へ自動応答した後、網側からの相手先終話通知メッセージ(M2)をスピーカSPから出力して、利用者が相手先終話通知メッセージ(M2)を確認できるようにしてもよい。
【0055】
さらに、ステップ130〜132で、利用者に代わって自動応答し回線を開放した後、ステップ140での利用者による発信操作を待たずに、ステップ145の再発信処理へ移行してもよい。これにより、利用者の操作を要することなく、SIR着信から再発信までを自動的に行うことができ、発信相手先の終話に応じて直ちに再発信したい場合、例えば発信相手先の電話回線が混み合うチケット予約などの場合に効果的である。
【0056】
次に、図9を参照して、ステップ145の再発信処理について説明する。図9は再発信処理を示すフローチャートである。
制御回路1は、まず、表示回路12での再発信有効時間に関する表示をクリアし(ステップ150)、再発信有効タイマが動作中かチェックする(ステップ151)。ここで、再発信有効タイマが動作中の場合は(ステップ151:YES)、そのタイマを停止し(ステップ152)、アナログ電話回線Lを捕捉してダイヤル「159P3」(Pはポーズ)で発信し(ステップ153)、一連の処理を終了する。
【0057】
また、再発信有効タイマが停止している場合は(ステップ151:NO)、発信相手先終話通知サービスの登録時、メモリ11の空き待ちダイヤルエリアへ格納しておいた発信相手先の電話番号で発信し(ステップ154)、一連の処理を終了する。
【0058】
このように、タイマ1Aによる空き待ちタイマの起動中における所定の再発信要求操作に応じて、発信相手先終話通知サービスで予め登録された発信相手先への再発信を行うようにしたので、再発信が可能な期間にだけ、サービスを利用する再発信が行われるものとなり、再発信有効期間経過後の無効な再発信処理を回避できる。
さらに、機能キー10(図1参照)の1つとして、発信相手先終話通知サービス用の再発信ボタンを設けておけば、この再発信ボタンを押下するという極めて簡単な操作で再発信が可能な期間にだけ再発信することができるとともに、サービスやその内容に固有のダイヤル番号、すなわち「159」とその後の「3」を利用者が記憶しておく必要がなく、利用者のサービス使用負担を大幅に軽減できる。
【0059】
また、発信相手先終話通知サービスでの発信相手先終話通知の登録の際に、発信相手先の電話番号を予め格納しておき、空き待ちタイマの停止後における所定の再発信要求操作に応じて、その発信相手先の電話番号を用いて再発信するようにしたので、再発信有効期間経過後であっても極めて簡単な操作で発信相手先へ再発信できる。
【0060】
以上では、図1の単独電話機を例として説明したが、図2のボタン電話装置では主制御部38が制御回路1の役割を果たすことになり、前述と同様にして本発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。なお、ボタン電話装置では、発信相手先終話通知サービスを登録した電話回線とボタン電話機とを関連付けて主記憶部39で管理しておき、SIR着信時の着信音などを、そのSIR着信があった電話回線に対応するボタン電話機から出力すればよい。
また、これらアナログ電話回線に接続されるものではなく、図3,4に示すようなISDN回線に接続される単独電話機やボタン電話装置については、着信検出やBT検出、相手応答検出を制御メッセージで行う点がアナログ電話回線の場合と異なるものの、前述と同様にして本発明を実施でき、同様の作用効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、電話回線への着信の際、通常着信とは異なる特殊着信を識別して検出する着信識別手段と、この着信識別手段により特殊着信が識別検出された場合は、その特殊着信への応答後に起動して計時を開始し、所定の再発信有効期間経過後に停止するタイマ手段と、このタイマ手段での計時結果に基づき再発信有効期間に関する表示を行う表示手段とを設け、着信識別手段でSIR着信が検出された場合は、そのSIR着信への応答後に、タイマ手段を起動して再発信有効期間の計時を開始し、その計時結果に基づき再発信有効期間に関する表示を表示手段で行うようにしたものである。
したがって、電話装置が発信相手先終話通知サービスの状態を管理でき、サービスによる再発信が可能な期間すなわち再発信有効期間が、SIR着信に応答してからいつまでなのか、まだ有効なのかどうか、利用者が容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる電話装置(アナログ電話回線用単独電話機)を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態にかかる電話装置(アナログ電話回線用ボタン電話装置)を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施の形態にかかる電話装置(ISDN回線用単独電話機)を示すブロック図である。
【図4】 本発明の一実施の形態にボタン電話装置(ISDN回線用ボタン電話装置)の主装置を示すブロック図である。
【図5】 回線発信処理を示すフローチャートである。
【図6】 サービス登録処理を示すフローチャートである。
【図7】 着信検出処理(アナログ電話回線用)を示すフローチャートである。
【図8】 SIR着信処理を示すを示すフローチャートである。
【図9】 再発信処理を示すフローチャートである。
【図10】 発信相手先終話通知サービスの動作を示すシーケンス図である。
【図11】 発信相手先終話通知時の着信信号を示す信号波形図である。
【図12】 発信相手先終話通知のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…制御回路、1A…タイマ、2…着信信号検出回路、3…ループ閉結回路、4…ダイヤル回路、5…通話回路、6…増幅回路、7…音源回路、8…音声録再回路、9…ダイヤルキー、10…機能キー、11…メモリ、12…表示回路、13…リバース検出回路、14…時計回路、15…BT検出回路、16…外線I/F回路、17…音声処理回路、HS1,HS2…フックスイッチ、L…アナログ電話回線、LA…ISDN回線、20A〜20N…ボタン電話機、20…内線伝送路、21…伝送I/F部、22…音声処理部、23…子機制御部、24…操作部、25…表示部、26…メモリ、30…主装置、31…アナログ電話回線、31A…ISDN回線、32…外線I/F部、32A…外線I/F部、33…着信信号検出部、34…BT検出部、35…音声録再部、36…Tスイッチ、37…内線I/F部、38…主制御部、38A…タイマ、39…主記憶部。

Claims (5)

  1. 発信相手先終話通知サービスとして、発信相手先が話中の場合に当該電話回線を再捕捉して発信元から所定のダイヤルを送出して相手先終話通知を網側へ登録することにより、網側からの前記発信元への特殊着信による呼び出しで前記発信相手先の終話を通知するサービスが提供されている電話回線に接続される電話装置であって、
    前記電話回線への着信の際、通常着信とは異なる前記特殊着信を識別して検出する着信識別手段と、
    この着信識別手段により前記特殊着信が識別検出された場合は、その特殊着信への応答後に起動して計時を開始し、所定の再発信有効期間経過後に停止するタイマ手段と、
    このタイマ手段での計時結果に基づき前記再発信有効期間に関する表示を行う表示手段とを備えることを特徴とする電話装置。
  2. 請求項1記載の電話装置において、
    前記電話回線がアナログ電話回線の場合に、着信の際、網側からそのアナログ電話回線へ送出される前記周波数信号の検出有無を出力する着信信号検出手段をさらに備え、
    前記着信識別手段は、前記着信信号検出手段からの出力に基づき、前記周波数信号の検出有りに続く前記周波数信号の検出無し期間を計時するオフ期間計時手段と、前記着信信号検出手段からの出力に基づき、前記周波数信号の2回目以降の検出有り期間を計時するオン期間計時手段と、これらオフ期間計時手段およびオン期間計時手段からの計時出力に基づき特殊着信を識別判定する判定手段とを有することを特徴とする電話装置。
  3. 請求項1記載の電話装置において、
    前記タイマ手段の起動中における所定の再発信要求操作に応じて、発信相手先終話通知サービスで予め登録されている発信相手先への再発信を網側へ要求する制御手段をさらに備えることを特徴とする電話装置。
  4. 請求項1記載の電話装置において、
    前記発信相手先の電話番号を予め格納しておき、前記タイマ手段の停止後における所定の再発信要求操作に応じて、前記発信相手先の電話番号を用いて再発信する制御手段をさらに備えることを特徴とする電話装置。
  5. 請求項1記載の電話装置において、
    前記タイマ手段での計時結果が所定の警報通知時間を経過した場合に、前記再発信有効期間の終了を予告する警報を報知する警報手段をさらに備えることを特徴とする電話装置。
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