JP2000124724A - 自動車用高周波ガラスアンテナ - Google Patents
自動車用高周波ガラスアンテナInfo
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- JP2000124724A JP2000124724A JP10294290A JP29429098A JP2000124724A JP 2000124724 A JP2000124724 A JP 2000124724A JP 10294290 A JP10294290 A JP 10294290A JP 29429098 A JP29429098 A JP 29429098A JP 2000124724 A JP2000124724 A JP 2000124724A
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- conductor
- opening
- antenna
- ground conductor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】感度のよい自動車用高周波ガラスアンテナを提
供する。 【解決手段】アース導体7には開口部7dが設けられて
おり、給電点6が開口部7d内に設けられていて、開口
部7d内において給電点6とアース導体7とが容量結合
されている。
供する。 【解決手段】アース導体7には開口部7dが設けられて
おり、給電点6が開口部7d内に設けられていて、開口
部7d内において給電点6とアース導体7とが容量結合
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話用の8
00MHz帯(810〜960MHz)、自動車電話用
の1.5GHz帯(1.429〜1.501GHz)、
UHF帯(300MHz〜3GHz)、GPS人工衛星
のGPS信号1575.42MHzの通信に適する自動
車用高周波ガラスアンテナに関する。
00MHz帯(810〜960MHz)、自動車電話用
の1.5GHz帯(1.429〜1.501GHz)、
UHF帯(300MHz〜3GHz)、GPS人工衛星
のGPS信号1575.42MHzの通信に適する自動
車用高周波ガラスアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話用の800MHz帯用の自動
車用高周波ガラスアンテナとして、従来、図2に示すよ
うなものを使用していた。図2に示す自動車用高周波ガ
ラスアンテナでは、後部窓ガラス板1のデフォッガ3よ
り下部の余白部にアンテナ導体4が設けられており、給
電点6とアース導体7との間の通信信号を送受信に使用
していた。しかし、この従来例では、受信の際には感度
が不充分であり、送信の際には送信が不充分で送信効率
が悪い問題があった。
車用高周波ガラスアンテナとして、従来、図2に示すよ
うなものを使用していた。図2に示す自動車用高周波ガ
ラスアンテナでは、後部窓ガラス板1のデフォッガ3よ
り下部の余白部にアンテナ導体4が設けられており、給
電点6とアース導体7との間の通信信号を送受信に使用
していた。しかし、この従来例では、受信の際には感度
が不充分であり、送信の際には送信が不充分で送信効率
が悪い問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消することを目的とし、受信の際
には感度が充分であり、送信の際には送信が充分で送信
効率に優れた自動車用高周波ガラスアンテナを提供す
る。
有する前述の欠点を解消することを目的とし、受信の際
には感度が充分であり、送信の際には送信が充分で送信
効率に優れた自動車用高周波ガラスアンテナを提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、アンテナ導
体、給電点及びアース導体が自動車の窓ガラス板に設け
られ、アンテナ導体の一端に給電点が接続されている自
動車用高周波ガラスアンテナにおいて、アース導体には
開口部が設けられており、給電点の一部又は全部が開口
部内に設けられていて、少なくとも開口部内において給
電点とアース導体とが容量結合されており、アンテナ導
体の他端がアース導体と50mm以上離れて配されてい
ることを特徴とする自動車用高周波ガラスアンテナであ
る。
体、給電点及びアース導体が自動車の窓ガラス板に設け
られ、アンテナ導体の一端に給電点が接続されている自
動車用高周波ガラスアンテナにおいて、アース導体には
開口部が設けられており、給電点の一部又は全部が開口
部内に設けられていて、少なくとも開口部内において給
電点とアース導体とが容量結合されており、アンテナ導
体の他端がアース導体と50mm以上離れて配されてい
ることを特徴とする自動車用高周波ガラスアンテナであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用高周波ガラスアン
テナの一実施例の構成図であり、自動車電話用ガラスア
ンテナである。図1において、1は自動車の後部窓ガラ
ス板、2はヒータ線、3はデフォッガ、4はアンテナ導
体、4aは第1の位相調整線、4bは第2の位相調整
線、4cは給電点6とは反対側のアンテナ導体4の先
端、5はバスバ、6はアンテナ導体4の給電点、7はア
ース導体、7aは第3の位相調整線、7bはアース導体
7の第1の包囲導体、7cはアース導体7の第2の包囲
導体、7dは開口部である。以下の説明において、特記
しないかぎり方向は図面上での方向をいう。
に説明する。図1は本発明の自動車用高周波ガラスアン
テナの一実施例の構成図であり、自動車電話用ガラスア
ンテナである。図1において、1は自動車の後部窓ガラ
ス板、2はヒータ線、3はデフォッガ、4はアンテナ導
体、4aは第1の位相調整線、4bは第2の位相調整
線、4cは給電点6とは反対側のアンテナ導体4の先
端、5はバスバ、6はアンテナ導体4の給電点、7はア
ース導体、7aは第3の位相調整線、7bはアース導体
7の第1の包囲導体、7cはアース導体7の第2の包囲
導体、7dは開口部である。以下の説明において、特記
しないかぎり方向は図面上での方向をいう。
【0006】自動車の内側から後部窓ガラスを見て、後
部窓ガラス板1の右下部分に自動車用高周波ガラスアン
テナが設けられている。アース導体7には略四角形の開
口部7cが設けられており、給電点6全部が開口部7c
内に設けられていて、開口部7c内において給電点6と
アース導体7とが容量結合されている。ここで、導体ど
うしが容量結合される距離の範囲は通常0.1〜50m
mである。
部窓ガラス板1の右下部分に自動車用高周波ガラスアン
テナが設けられている。アース導体7には略四角形の開
口部7cが設けられており、給電点6全部が開口部7c
内に設けられていて、開口部7c内において給電点6と
アース導体7とが容量結合されている。ここで、導体ど
うしが容量結合される距離の範囲は通常0.1〜50m
mである。
【0007】また、アンテナ導体4の一端には給電点6
が接続されている。アンテナ導体4の他端である先端4
cは、できるだけアース導体6と容量結合されていない
ことが好ましく、50mm以上離れている。50mm以
上離れている場合には、両者の距離が50mm未満であ
る場合と比較して数dB感度が向上する。
が接続されている。アンテナ導体4の他端である先端4
cは、できるだけアース導体6と容量結合されていない
ことが好ましく、50mm以上離れている。50mm以
上離れている場合には、両者の距離が50mm未満であ
る場合と比較して数dB感度が向上する。
【0008】給電点6とアース導体7との間隔(給電点
6と開口部7dの内側との間隔)の好ましい範囲は、1
〜5mmである。この範囲内の場合には、この範囲外の
場合と比較して感度が0.5dB以上向上する。
6と開口部7dの内側との間隔)の好ましい範囲は、1
〜5mmである。この範囲内の場合には、この範囲外の
場合と比較して感度が0.5dB以上向上する。
【0009】本発明における開口部とは、アース導体に
包囲導体が設けられており、窓ガラス板面と平行方向に
アース導体と包囲導体とによって給電点の一部又は全部
を囲むことができるアース導体の部分をいう。
包囲導体が設けられており、窓ガラス板面と平行方向に
アース導体と包囲導体とによって給電点の一部又は全部
を囲むことができるアース導体の部分をいう。
【0010】受信の場合には、給電点6とアース導体7
との間の受信信号を受信機(不図示)に送る。また、送
信の場合には、給電点6とアース導体7との間に送信信
号を印加する。
との間の受信信号を受信機(不図示)に送る。また、送
信の場合には、給電点6とアース導体7との間に送信信
号を印加する。
【0011】図3は図1の自動車用高周波ガラスアンテ
ナとは別タイプの実施例の構成図であり、自動車の電話
用ガラスアンテナである。給電点6には、略円形の開口
部7eが設けられている。なお、図1、3において、第
1の位相調整線4a、第2の位相調整線4b及び第3の
位相調整線7aは、必要に応じて設けられる。
ナとは別タイプの実施例の構成図であり、自動車の電話
用ガラスアンテナである。給電点6には、略円形の開口
部7eが設けられている。なお、図1、3において、第
1の位相調整線4a、第2の位相調整線4b及び第3の
位相調整線7aは、必要に応じて設けられる。
【0012】本発明の自動車用高周波ガラスアンテナが
設けられる窓ガラス板は後部窓ガラス板に限定されず、
サイド窓ガラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板
等であってもよく、自動車用高周波ガラスアンテナが設
けられる窓ガラス板にデフォッガが設けられていなくと
もよい。
設けられる窓ガラス板は後部窓ガラス板に限定されず、
サイド窓ガラス板、前部窓ガラス板、ルーフ窓ガラス板
等であってもよく、自動車用高周波ガラスアンテナが設
けられる窓ガラス板にデフォッガが設けられていなくと
もよい。
【0013】
【実施例】「例1(実施例)」自動車の後部窓ガラス板
を使用し、図1に示すような自動車電話800MHz帯
用の自動車用高周波ガラスアンテナを製作した。各部の
寸法は表1のとおりである。周波数−感度特性を図4に
実線で示す。送信も良好であった。
を使用し、図1に示すような自動車電話800MHz帯
用の自動車用高周波ガラスアンテナを製作した。各部の
寸法は表1のとおりである。周波数−感度特性を図4に
実線で示す。送信も良好であった。
【0014】
【表1】
【0015】「例2(比較例)」図2に示す自動車用高
周波ガラスアンテナを製作した。図2に示す自動車用高
周波ガラスアンテナでは第1の包囲導体7b、第2の包
囲導体7cが設けられてなく、第1の包囲導体7b、第
2の包囲導体7cの寸法以外については、例1とまった
く同様の仕様とした。周波数−感度特性を図4に点線で
示す。
周波ガラスアンテナを製作した。図2に示す自動車用高
周波ガラスアンテナでは第1の包囲導体7b、第2の包
囲導体7cが設けられてなく、第1の包囲導体7b、第
2の包囲導体7cの寸法以外については、例1とまった
く同様の仕様とした。周波数−感度特性を図4に点線で
示す。
【0016】
【発明の効果】本発明では、アース導体に開口部が設け
られており、給電点の一部又は全部が開口部内に設けら
れていて、少なくとも開口部内において給電点とアース
導体とが容量結合されているため、容量結合が強化され
て感度が向上し、送信効率に優れているため送信性能も
向上する。
られており、給電点の一部又は全部が開口部内に設けら
れていて、少なくとも開口部内において給電点とアース
導体とが容量結合されているため、容量結合が強化され
て感度が向上し、送信効率に優れているため送信性能も
向上する。
【図1】本発明の自動車用高周波ガラスアンテナの一実
施例の構成図。
施例の構成図。
【図2】従来例の構成図。
【図3】本発明の自動車用高周波ガラスアンテナ装置の
別の実施例の構成図。
別の実施例の構成図。
【図4】例1及び例2の周波数−感度特性図。
1:自動車の後部窓ガラス板 2:ヒータ線 3:デフォッガ 4:アンテナ導体 4a:第1の位相調整線 4b:第2の位相調整線 4c:給電点6とは反対側のアンテナ導体4の先端 5:バスバ 6:アンテナ導体4の給電点 7:アース導体 7a:第3の位相調整線 7b:アース導体7の第1の包囲導体 7c:アース導体7の第2の包囲導体 7d、7e:開口部
Claims (1)
- 【請求項1】アンテナ導体、給電点及びアース導体が自
動車の窓ガラス板に設けられ、アンテナ導体の一端に給
電点が接続されている自動車用高周波ガラスアンテナに
おいて、 アース導体には開口部が設けられており、給電点の一部
又は全部が開口部内に設けられていて、少なくとも開口
部内において給電点とアース導体とが容量結合されてお
り、 アンテナ導体の他端がアース導体と50mm以上離れて
配されていることを特徴とする自動車用高周波ガラスア
ンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294290A JP2000124724A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 自動車用高周波ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10294290A JP2000124724A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 自動車用高周波ガラスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000124724A true JP2000124724A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17805794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10294290A Pending JP2000124724A (ja) | 1998-10-15 | 1998-10-15 | 自動車用高周波ガラスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000124724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101740853A (zh) * | 2008-11-07 | 2010-06-16 | 旭硝子株式会社 | 车辆用玻璃天线及车辆用窗玻璃 |
-
1998
- 1998-10-15 JP JP10294290A patent/JP2000124724A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101740853A (zh) * | 2008-11-07 | 2010-06-16 | 旭硝子株式会社 | 车辆用玻璃天线及车辆用窗玻璃 |
CN101740853B (zh) * | 2008-11-07 | 2015-03-04 | 旭硝子株式会社 | 车辆用玻璃天线及车辆用窗玻璃 |
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