JP2000123676A - 押ボタン装置 - Google Patents

押ボタン装置

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JP2000123676A
JP2000123676A JP10288161A JP28816198A JP2000123676A JP 2000123676 A JP2000123676 A JP 2000123676A JP 10288161 A JP10288161 A JP 10288161A JP 28816198 A JP28816198 A JP 28816198A JP 2000123676 A JP2000123676 A JP 2000123676A
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JP
Japan
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light
push button
elastic member
light transmitting
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Pending
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JP10288161A
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English (en)
Inventor
Masayuki Otani
正行 大谷
Yoshitake Yokota
義剛 横田
Yasuhiro Ishida
康弘 石田
Koji Yatsui
弘二 八井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立て作業等の簡略化を図るとともに販売状
態の表示が鮮明になされる押ボタン装置を提供する。 【解決手段】 キートップとスイッチ回路並びに光源を
搭載した基板との間に弾性復帰可能に介在する弾性部材
によりスイッチ動作と販売状態の表示とがなされる押ボ
タン装置において、 弾性部材の前面部に所要の文字・
図形などを形取った透光部分と遮光部分とからなる表示
部を直接形成する。さらに前記表示部は光源の発光色と
同系色の透明なシート状フィルタ材または印刷手段から
なる着色層と、不透明なシート状フィルタ材または印刷
手段からなる隠蔽層とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に組み
付けられる商品選択スイッチなどの押ボタン装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は自動販売機を示したものであり、
この種の自動販売機200に使用される押ボタン装置1
00は、概ね図5から図7に示したように、自動販売機
200の前面パネル201の表面側から取り付けられる
押ボタンケース1、リング状シール部材であるOリング
2、操作部材としての透明なキートップ3、表示プレー
ト4、弾性部材5、ケース内固定部材としてのリフレク
タ6と、前面パネル201の背面側から取り付けられる
補強部材7、基板8、基板取付部材9とから構成されて
いる。
【0003】前記弾性部材5は、図6のように、キート
ップの凹陥部に嵌合する前面部5aと、該前面部の周囲
に張出傾斜する中間部5bと、基板スイッチ回路に当接
するように前面部裏側に突設されるスイッチ杆5c、基
板に搭載された光源と対峙する個所に設ける導光部5d
とから構成され、導光性、弾力性を有する半透明のシリ
コーン樹脂等から形成される。該弾性部材5は、押ボタ
ンケース1のボタン穴10においてキートップ3とリフ
レクタ6との間に表示プレート4とともに挟ませた状態
に組付けられ、中間部5bの弾力により前記キートップ
3を前方に押し出す方向に浮かせた状態で保持するよう
に作用させるとともに、ボタン穴の前後方向に1mm程
度押し込み可能にプリセットされる。
【0004】そして、基板取付部材9に装着され補強部
材7を介して前面パネル201の背面側に配設される基
板8に搭載したスイッチ回路の作動部80、光源(発光
ダイオード)81に対して、前記弾性部材5のスイッチ
杆5c並びに導光部5dが対応するように押ボタンケー
ス1が前面パネル201の表面に取付けられる。
【0005】これにより、弾性部材のスイッチ杆5cの
後端がリフレクタ6の隙間を通り抜けて基板のスイッチ
回路の前方約0.5mmに位置し、前記導光部5dそれ
ぞれが基板の光源(発光ダイオード)81に対峙するよ
うに構成される。(図7参照)。
【0006】基板のスイッチ回路と光源(発光ダイオー
ド)は自動販売機の制御器と接続され、この制御器が出
力する制御信号によってスイッチ回路毎に発光ダイオー
トの何れか一方が商品の在庫状態に応じて点灯すると共
に、他方の発光ダイオートが点灯しているときに所要の
額面の貨幣が図示しない貨幣投入口から投入され、対応
する押ボタンスイッチのキートップ3がボタン穴の内側
に押し込まれて、スイッチ杆5cの後端がスイッチ回路
に接したときにはスイッチ回路が閉成し、これにより自
動販売機の制御器に制御信号が送信されて所要の商品の
販売動作が行われるようになっている。
【0007】前記光源(発光ダイオート)81が点灯す
ると、その発光は弾性部材5の導光部5d、5dに進入
し、屈折率が空気より大きい導光部の光ファイバー効果
によって外部に漏らすことなく前方部5aにまで導光さ
れ、弾性部材の前方部の表面から外方に向かって明るく
透過するものとなる。
【0008】各々の押ボタンスイッチにおいては、この
透過光を利用して販売情報を表示しており、販売可能を
示す『○』印、販売不可を示す『売切』文字などといっ
た所要の表示等に切り抜かれた透光孔4aを有する不透
明な表示プレート4を別体成形して前記キートップ3と
弾性部材5との間に配設しているのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表示プ
レートが別体の成形品であることから部品点数が増加す
るといった不都合があり、さらには、該表示プレートに
施した文字や図形等の表示部分と弾性部材の透過光を発
する部分とを対応させて配置しなければならないため
に、キートップ側か弾性部材側に仮止めするなどして予
め位置決めした後にプリセットされており、このことが
組立構造の複雑化と作業効率の低下を生じているといっ
た問題点があった。
【0010】また、前記表示プレートに位置ずれなどの
不具合が生じた場合には、透光孔から不十分な透過光し
か得られないことから販売状態の表示が不鮮明となると
いった精度的な問題点も有している。
【0011】本発明は上記した事情のもとになされたも
のであり、その目的とするところは、弾性部材側に販売
状態に係る表示部を直接形成することにより、組立て作
業等の簡略化を図るとともに販売状態の表示が鮮明にな
される押ボタン装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、キートップとスイッチ回路並びに光
源を搭載した基板との間に弾性復帰可能に介在する弾性
部材によりスイッチ動作と販売状態の表示とがなされる
押ボタン装置において、弾性部材の前面部またはキート
ップの背面部に所要の文字・図形などを形取った透光部
分と遮光部分とからなる表示部を直接形成した押ボタン
装置を提供するものである。
【0013】さらに、前記表示部を光源の発光色と同系
色の透明なシート状フィルタ材または印刷手段からなる
着色層と、不透明なシート状フィルタ材または印刷手段
からなる隠蔽層とで構成してなる押ボタン装置を提供す
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図4を参照しながら詳細に説明する。なお、本説明
において、従来構造のものと構成が重複する部分には同
一符号を用い、その説明は省略する。本発明に係る弾性
部材5は従来のものと同様に、導光性、弾力性を有する
半透明のシリコーン樹脂等から形成され、キートップ3
の凹陥部に嵌合する前面部5aと、該前面部の周囲に張
出傾斜する中間部5bと、基板スイッチ回路に当接する
ように前面部裏側に突設されるスイッチ杆5cと、基板
に搭載された光源と対峙する個所に設ける導光部5dと
が所定のとおり設けられる。
【0015】そして前面部5aには、当該押ボタンスイ
ッチにより選択される商品の販売情報を表示するための
表示部50が直接形成される。
【0016】この表示部50は前記導光部5dに相対す
る個所に設けられる透光部分50aと、その他の個所の
遮光部分50bとで構成するものであり、遮光部分50
bは不透明なシート状フィルタ材または印刷手段により
設けられる隠蔽層51からなり、透光部分50aはこの
隠蔽層が及ばない部分であって、かつ、販売可能を表す
『○』印や『売切』などといった所要の文字・図形など
に形取って設けられている。
【0017】これにより、弾性部材の導光部によって導
光される光源からの発光は、該透光部分50aにおい
て、所要の文字・図形などの輪郭どおりに形抜きされて
透過するものとなり、点灯時には当該押しボタンスイッ
チに係る商品の販売状態の表示が克明に浮かび上がるも
のとなる。前記した文字や図形等の表示は前記隠蔽層5
1の形成形態によってポジ表示にもネガ表示にも設定可
能である。
【0018】この場合、前記透光部分50aの表示色
は、基板に搭載する光源(発光ダイオード)の発光色に
依存するものであり、例えば光源が赤色であれば同じ赤
色光が透過される。
【0019】なお、半透明である弾性部材の素材色によ
っては表示部の表面における表示色が若干くすんだ色と
なる場合もあるが、表示内容の識別等に影響を及ぼすも
のではなく、十分に識別可能であって表示機能を損なう
ものではない。
【0020】さらに該表示部50にあっては、前記透光
部分の表示色を鮮明なものとするために、遮光部分を形
成する隠蔽層51の上層または下層に、光源(発光ダイ
オード)の発光色と同系色の透明なシート状フィルタ材
または印刷手段からなる着色層52を設けて構成するこ
とも可能としている。
【0021】これによれば、隠蔽層51と着色層52と
が重なる個所は遮光部分50bを呈し、着色層52のみ
の個所が透光部分50aを呈するものになり、該透光部
分50aを透過する光は同系色の着色層を介することか
ら、光源の発光色がより強調されて透過するものとな
り、鮮明な表示色が得られる。
【0022】前記着色層52を設ける場合には、該着色
層を前面部5aの表面全体を覆うように予めに形成し、
その上層に所定の文字や図形を形取って不透明な隠蔽層
51を形成することが作業効率の点で好ましいものであ
るが、上下層を逆に形成することも当然に可能である。
【0023】このように前面部5aに表示部50を直接
形成した弾性部材5を採用することにより、従来の表示
プレートを不要として押しボタンケース1にプリセット
することができ、しかも、商品の販売情報に係る表示は
確実に光源に対応する個所に位置された押ボタン装置と
なる。
【0024】また、前記透光部分50aが着色層である
と、押ボタンスイッチが太陽光などの外部光に晒されて
も着色層においてその光線を反射することから、表示部
分が非点灯状態であるにも拘らず恰も点灯によって販売
情報に係る表示が浮き出したように誤認されてしまうよ
うな不具合が解消され、販売情報に係る表示が明確に判
別されるものとなる。
【0025】なお、前記弾性部材の全体形状は、自動販
売機の設計範囲内において適宜に変更されるものである
が、本発明からなる表示部の構成はいかなる形状のもの
に対しても実施可能であり、弾性部材の形状を限定する
ものではない。また、これまでに説明した表示部50
は、前記キートップ3の背面部に構成することも当然に
可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
弾性部材の前面部に所要の文字・図形などを形取った透
光部分と遮光部分とからなる表示部を直接形成したこと
により、部品点数を減少して組立て作業等の簡略化を図
るばかりでなく、販売状態の表示位置にズレを生ずるこ
となくなるため、組立に係る作業効率と確実性とが向上
するといった優れた効果を奏するものとなる。さらに、
表示部を光源の発光色と同系色の透明なシート状フィル
タ材または印刷手段からなる着色層と、不透明なシート
状フィルタ材または印刷手段からなる隠蔽層とで構成し
たことにより、光源の発光色がより鮮明に透過されるこ
とから、表示精度も向上するといった効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の押ボタン装置の一実施形態を要部で
示す説明図である。
【図2】 本発明の押ボタン装置に係る弾性部材の一実
施形態を示すもので、(a)は平面図、(b)は断面図
である。
【図3】 本発明の押ボタン装置の一実施形態を略示し
た断面図である。
【図4】 自動販売機を示す正面図である。
【図5】 従来の押ボタン装置の構造例を示す説明図で
ある。
【図6】 従来の押ボタン装置に係るの表示手段の一例
を要部で示す説明図である。
【図7】 従来の押ボタン装置の一実施形態を略示した
断面図である。
【符号の説明】
1……押ボタンケース、3……キートップ、5……弾性
部材、5a……前面部、5b……中間部、5c……スイ
ッチ杆、5d……導光部、50……表示部、51……隠
蔽層、52……着色層、50a……透光部分、50b…
…遮光部分、6……リフレクタ、7……補強部材、8…
…基板、80……スイッチ回路の作動部、81……光源
(発光ダイオード)、9……基板取付部材、100……
押ボタン装置、200……自動販売機、201……自動
販売機の前面パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 八井 弘二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CA02 EA08 EA20 EB02 EB06 FB20 5G006 AZ01 BA01 BB07 BC03 CB01 CB03 CD07 FB06 JA01 JB03 JC02 JD03 JF01 JF21 JF27 LC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キートップとスイッチ回路並びに光源を搭
    載した基板との間に弾性復帰可能に介在する弾性部材に
    よりスイッチ動作と販売状態の表示とがなされる押ボタ
    ン装置において、 弾性部材の前面部またはキートップの背面部に所要の文
    字・図形などを形取った透光部分と遮光部分とからなる
    表示部を直接形成したことを特徴とする押ボタン装置。
  2. 【請求項2】表示部が光源の発光色と同系色の透明なシ
    ート状フィルタ材または印刷手段からなる着色層と、不
    透明なシート状フィルタ材または印刷手段からなる隠蔽
    層とからなることを特徴とする請求項1に記載の押ボタ
    ン装置。
JP10288161A 1998-10-09 1998-10-09 押ボタン装置 Pending JP2000123676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216262A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Koha Co Ltd 押しボタン装置
JP2009283174A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Shin Etsu Polymer Co Ltd ライトガイド層を備えた照明構造

Cited By (3)

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