JP2000123254A - データ処理装置および記憶媒体 - Google Patents

データ処理装置および記憶媒体

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JP2000123254A
JP2000123254A JP28975598A JP28975598A JP2000123254A JP 2000123254 A JP2000123254 A JP 2000123254A JP 28975598 A JP28975598 A JP 28975598A JP 28975598 A JP28975598 A JP 28975598A JP 2000123254 A JP2000123254 A JP 2000123254A
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JP28975598A
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Hiroshi Takahashi
高橋  宏
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡潔なメッセージや、詳細な案内を行うメッ
セージを含む複数のメッセージのうち、必要に応じて適
切なメッセージを出力するデータ処理装置を提供する。 【解決手段】 誤操作によりエラーが発生した場合に、
CPU11によって、誤操作時のECR1のモードと、
誤操作の内容とに対応するエラー/ガイダンスメッセー
ジの番号をエラー/ガイダンスNo.メモリ172から
読み出し、この番号に対応するエラー/ガイダンスメッ
セージをエラー/ガイダンスメモリ171より読み出し
て表示装置15により表示させ、さらに、入力装置12
の「エラー/ガイダンス」キーの操作に応じて、順次、
エラー/ガイダンスメモリ171内の次のエラー/ガイ
ダンスメッセージを読み出して表示装置15に表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤操作に対応して
メッセージを出力するデータ処理装置、および、その制
御プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ECR(電子式キャッシュレジスタ)お
よびPOS(Point Of Scales System)端末装置は、入
力された売上データを出力し、その売上データを累計
(登録)し、登録された売上金額や売上個数、売上回数
等を出力する点検、精算を行う装置であり、また、百貨
店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの
売り場に設置し、商品管理、顧客管理、売上管理等に利
用するデータを即時に収集する端末装置である。
【0003】これらの装置は、入力された売り上げデー
タや、登録された売り上げ金額や売り上げ個数をはじめ
とする各種データを表示するための表示画面を有する表
示装置を備えている。そして、オペレータが誤った操作
を行った場合には、当該操作が誤っていることを示すエ
ラーメッセージが表示画面上に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のECRやPOS端末装置等では、発生したエ
ラーの種類に応じたメッセージが表示されるので、同じ
種類のエラーに対しては常に同じエラーメッセージが表
示されることが一般的であった。このため、初心者のオ
ペレータが誤った操作を行ってしまった場合には、エラ
ーメッセージをもとに操作方法のマニュアル等を参照し
て、エラーを回避する操作や、正しい操作方法について
その都度確認する必要があり、作業が長く中断されると
いう問題があった。また、詳細な操作方法を案内するエ
ラーメッセージが表示されるようにすると、初心者のオ
ペレータの手間は減るものの、操作に熟練したオペレー
タにとっては不要なメッセージが表示されるため、効率
が悪いという問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点を解決するため、
簡潔なメッセージや、詳細な案内を行うメッセージを含
む複数のメッセージのうち、必要に応じて適切なメッセ
ージを出力するデータ処理装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明のデータ処理装置は、複数の識
別情報の各識別情報に対応づけられた各メニュー項目
と、これら各メニュー項目に対応する複数のメッセージ
とを格納する格納手段と、この格納手段に格納された複
数のメニュー項目を所定の記録紙に印字する印字手段
と、前記識別情報を指定することによって前記格納手段
に格納された複数のメニュー項目の中から特定のメニュ
ー項目を指定する指定手段と、この指定手段により指定
されたメニュー項目に対応して前記格納手段に格納され
たメッセージを前記印字手段により印字させる印字制御
手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】従って、複数のメニュー項目を印字すると
ともに、メニュー項目の中から特定のメニュー項目を指
定して、対応するメッセージを印字させることができる
ので、例えば、操作手順を知りたい場合に、その操作に
該当するメニュー項目を指定することにより、詳細な操
作を案内するメッセージが印字される。これによって、
操作方法のマニュアル等を参照しなくても、必要に応じ
て、当該データ処理装置に関する情報を容易に得ること
ができ、不慣れな操作を行う場合であっても、長時間作
業を中断することがないので、効率よく作業を行うこと
ができる。さらに、メニュー項目やメッセージが所定の
記録紙に印字されるので、当該データ処理装置が表示画
面を備える場合であっても、表示画面上にメッセージが
表示される場合に比べて、画面が切り換えられても、手
元の記録紙を参照すれば作業を続けることができ、何度
も同じメッセージを表示させる等の無駄を省いて、より
一層の効率化を図ることができる。
【0008】請求項4記載の発明は、複数の処理形態で
データ処理を行うデータ処理装置において、誤操作に応
じて複数の出力されるメッセージを、誤操作の内容と前
記データ処理装置の処理形態とに対応づけて所定の順序
に配列して格納する格納手段と、誤操作を検知して、前
記格納手段に格納されたメッセージの中から当該誤操作
と当該誤操作時における前記データ処理装置の処理形態
とに対応するメッセージを指定する指定手段と、この指
定手段により指定されたメッセージを前記格納手段から
抽出して出力する出力手段と、所定の入力操作に応じ
て、前記指定手段により指定されたメッセージの次の順
番に該当するメッセージを新たに指定させる指定更新手
段と、を備えることを特徴としている。
【0009】従って、誤った操作が行われた場合には、
その誤操作の内容と、その時点でのデータ処理装置の処
理形態とに対応するメッセージが出力され、さらに、所
定の入力操作を行うことにより、次のメッセージが出力
される。例えば、最初に出力されるメッセージを簡潔な
メッセージとしておき、このメッセージに続けて格納さ
れるメッセージを、詳細な案内を行うメッセージとすれ
ば、操作に習熟したオペレータは、最初に表示される簡
潔なメッセージを見るだけで十分であり、また、詳細な
操作案内を要する初心者のオペレータは、所定の入力操
作によって次のメッセージを出力させればよい。これに
よって、操作に習熟したオペレータに対しては簡潔なメ
ッセージのみを出力し、また、初心者のオペレータに対
しては十分な操作案内を行うことができるので、オペレ
ータに応じたメッセージを出力して、無駄を省くことに
より、作業効率を著しく向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図14の図面を参照しながら説明する。
【0011】[第1の実施の形態]まず、構成を説明す
る。図1は、本発明のデータ処理装置を適用した第1の
実施の形態としてのECR(Electronic Cash Registe
r)1の構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、ECR1は、CPU11、入力装置12、RAM1
3、ドロア14、表示装置15、印刷装置16、記憶装
置17および記憶装置17が有する記憶媒体18によっ
て構成され、これらの各部はバス19により接続されて
いる。
【0012】CPU(Central Processing Unit )11
は、記憶装置17内に格納されている各種制御プログラ
ムを読み込み、RAM13内に設けられるメモリエリア
に展開して、入力装置12が有する各種キーにおけるキ
ー操作に対応して、各種動作を行うための演算処理を実
行し、この演算処理結果に基づいてECR1内の各部を
制御するための各種制御信号を生成して出力する。
【0013】そして、CPU11は、商品販売時に入力
装置12によって商品の価格その他のデータが入力さ
れ、商品の登録が行われた後、小計を算出するための指
示が入力されると、登録された商品の合計金額や税額を
算出して小計を算出し、小計金額を表示装置15の表示
画面上に表示させる。さらに、入力装置12を介して客
からの預かり金額が入力されると、釣り銭の金額を算出
して表示させ、登録された商品の一覧、商品の区分、小
計金額、預かり金額、税額、釣り銭の金額等が記載され
たレシートを印刷装置16によって発行させる。ここ
で、印刷装置16からレシート用紙の残量が所定の量以
下であることを示すペーパニアエンド信号が入力される
と、CPU11は、レシート用紙切れが近い旨の警告を
表示装置15に表示させる。
【0014】また、CPU11は、入力装置12におい
て誤った操作が行われ、エラーが発生したことを検知す
ると、エラー発生の報知および操作の案内をするエラー
/ガイダンスメッセージを指定するためのエラー/ガイ
ダンスNo.をセットして、このエラー/ガイダンスN
o.に従って記憶装置17内のエラー/ガイダンスメモ
リ171から該当するエラーメッセージを読み出し、表
示装置15が有する表示画面上に表示させる。
【0015】入力装置12は、数字キーや、当該ECR
1を使用する取引担当者(クラーク)を設定するクラー
クキー、ECR1が動作する動作モードを設定するため
のモードキー、および、「操作ガイド」キーや「解除」
キー等の各種機能キーを備えるキーボードを有する。そ
して、いずれかのキーが押下されると、押下されたキー
をに対応する押下信号を生成して、CPU11に出力す
る。
【0016】また、入力装置12は、ECR1の動作モ
ードを設定するためのモードSW(スイッチ)を備えて
いる。このモードSWによって、通常の販売登録業務を
行う登録モード(以下、REGモード)、登録された金
額および回数などを点検するための点検モード(以下、
Xモード)、登録された金額および回数などを読み出す
とともに「0(ゼロ)」に戻す精算モード(以下、Zモ
ード)、ECR1における各種設定を行うための設定モ
ード(以下、PGMモード)等の各種モードを設定する
ことができる。
【0017】RAM(Random Access Memory)13は、
CPU11により後述するエラー対応処理、エラー/ガ
イダンス更新処理などの各種処理において、CPU11
により実行される各種プログラムおよびこれらプログラ
ムに係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
する。
【0018】ドロア14は、ECR1により管理される
現金、小切手、商品券などを収納し、通常は閉状態でロ
ックされ、客からの預り金を入力する「現/預」キー操
作や、両替を示すキー操作など、入力装置12における
所定のキー操作によって開放される。
【0019】表示装置15は、CRTや液晶ディスプレ
イにより構成される表示画面を備え、CPU11から入
力される各種指示に従って、販売登録された商品の商品
名や価格、小計、入力装置12により入力された預り金
額の他、入力装置12において誤操作が行われた場合の
エラーメッセージなどを表示する。
【0020】印刷装置16は、CPU11から入力され
る指示に従って、登録された商品の一覧、小計、預かり
金額、釣り銭の金額等をレシート用紙に印字してレシー
トを発行するものであり、例えば、セグメント単位のサ
ーマル素子がライン状に配列された印字ヘッド部とレシ
ート用紙がセットされる搬送部とによって構成される。
さらに、印刷装置16は、レシート用紙の残り部分が所
定の量よりも少ないことを検知すると、ペーパニアエン
ド信号をCPU11に対して出力する。
【0021】記憶装置17は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記
憶媒体18は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導
体メモリで構成されている。この記憶媒体18は、記憶
装置17に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装
着するものであり、この記憶媒体18には、上記ECR
1に対応する各種処理プログラムや、これら処理された
データ等を記憶する。
【0022】また、この記憶媒体18に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体1
8を備えた記憶装置17を設け、この記憶媒体18に記
憶されているプログラム、データを通信回線を介して使
用する構成にしてもよい。
【0023】図2は、記憶装置17内の構成を模式的に
示す図であり、図3は、図2に示すエラー/ガイダンス
メモリ171の構成をより詳細に示す図である。
【0024】図2に示すように、記憶装置17には、エ
ラー/ガイダンスメモリ171、エラー/ガイダンスN
o.メモリ172、および、ワークエリア173その他
のメモリ領域が設けられる。このうち、エラー/ガイダ
ンスメモリ171には、後述するように、入力装置12
における誤操作や「エラー/ガイダンス」キー操作に対
応して表示画面上に表示すべきエラー/ガイダンスメッ
セージが格納されている。
【0025】また、エラー/ガイダンスNo.メモリ1
72内には、ECR1の動作状態に対応づけて、エラー
/ガイダンスメッセージの番号が格納されている。すな
わち、ECR1において利用可能なREGモード、Xモ
ード、Zモード、PGMモード等の各種のモード毎に、
入力装置12における各種キー操作および処理状態に対
応づけて、エラー発生時や「エラー/ガイダンス」キー
操作時に表示すべきエラー/ガイダンスメッセージの番
号が格納されている。従って、「エラー/ガイダンス」
キーが押下された際には、その時点でのECR1のモー
ドとオペレータによる操作とに対応したエラー/ガイダ
ンスメッセージを選び出すことができる。
【0026】また、ワークエリア173は、ECR1の
CPU11により実行される各種処理のプログラムや、
データ等を一時的に格納する領域であり、RAM13か
らスワップされたスワップ・ファイルをワークエリア1
73に一時的に格納しても良い。
【0027】図3に示すように、エラー/ガイダンスメ
モリ171内には、複数のメッセージがECR1の動作
モードに対応づけて格納され、各メッセージにはそれぞ
れ固有の番号が付されている。例えば、REGモードに
対応するエラー/ガイダンスメッセージには、1−1,
1−2,1−3,…の番号がそれぞれ付されており、X
モードおよびZモードに対応するエラー/ガイダンスメ
ッセージには、2−1,2−2,2−3,…の各番号が
付され、PGMモードに対応するエラー/ガイダンスメ
ッセージには、3−1,3−2,3−3,…の各番号が
付されている。そして、1−1と1−2のように連続し
た番号が付されたメッセージは、それぞれ関連するメッ
セージ、或いは、同じエラー或いは操作内容についての
メッセージであり、かつ、説明の仕方が異なるものであ
る。例えば、No.2−1のメッセージとして、操作に
習熟したオペレータを対象とし、エラーの名称のみ、或
いは、操作すべき内容を簡潔に示すだけのメッセージが
格納され、No.2−2のメッセージとしては、具体的
な操作を示すメッセージが格納され、さらに、No.2
−3のメッセージとしては、No.2−2のメッセージ
に示す操作をより詳細に案内するメッセージが格納され
る。
【0028】従って、CPU11は、エラー/ガイダン
スNo.メモリ172を参照して、いずれかの番号をセ
ットすることで、エラー/ガイダンスメモリ171から
該当するエラー/ガイダンスメッセージを読み出すこと
ができ、また、オペレータがより詳細な案内を要求して
いる場合には、順次、次の番号が付されたエラー/ガイ
ダンスメッセージを読み出すことにより、より詳細なエ
ラー/ガイダンスメッセージを表示させることができ
る。
【0029】図4はECR1により実行されるキー操作
対応処理を示すフローチャートであり、図5は、エラー
/ガイダンス更新処理を示すフローチャートである。ま
た、図6および図7は、図4および図5に示すキー操作
対応処理における表示装置15の表示例を示す図であ
る。以下、図4〜図7の図に従って、ECR1の動作に
ついて説明する。
【0030】ここで、図4に示すキー操作対応処理は、
入力装置12が備える各種キーが押下された際に、当該
キー操作に対応して実行される処理であり、図4におい
ては、「部門」キーが押下された場合と「現/預」キー
が押下された場合とを例にとって説明する。
【0031】まず、オペレータにより「部門」キーが押
下されると、この「部門」キーに対応する押下信号が入
力装置12からCPU11に出力され、CPU11は、
この「部門」キーが適正な操作手順に従って押下された
か否か、すなわちエラーが発生したか否かを検知する
(ステップS11)。ここで、エラーが発生していない
場合には「部門」キー操作に対応する処理を実行して
(ステップS12)、処理結果の表示、或いは印字処理
を行う(ステップS13)。ここで、「部門」キー操作
によりエラーが発生した場合には(ステップS11;Y
es)、CPU11は、部門キーに対応するエラー/ガ
イダンスメッセージの番号を、エラー/ガイダンスN
o.メモリ172から読み出してセットする(ステップ
S14)。
【0032】ここで、CPU11は、「エラー/ガイダ
ンス」キーが押下されているか否かを検知して(ステッ
プS15)、「エラー/ガイダンス」キーが押下された
場合には、後述するエラー/ガイダンス更新処理を実行
する(ステップS16)。その後CPU11は、発生し
たエラーに対応する解除操作が行われたか否かを検知し
て(ステップS17)、エラー解除操作が行われた場合
には処理を終了し、エラー解除操作が実行されなければ
ステップS15に戻る。また、ステップS15で、「エ
ラー/ガイダンス」キーが押下されていない場合には、
CPU11は、ステップS16のエラー/ガイダンス更
新処理を行わないでステップS17に移行する。
【0033】一方、入力装置12が有する「現/預」キ
ーが押下された場合にも同様に、CPU11によってエ
ラーの有無が検知され(ステップS18)、エラーが発
生していなければ「現/預」キーに対応する処理を実行
して(ステップS19)、処理結果を表示、または印字
して(ステップS20)処理を終了する。
【0034】また、「現/預」キーが押下されたことに
よってエラーが発生した場合には、ステップS14に移
行して、上記「部門」キーが押下されてエラーが発生し
た場合と同様に、後述するエラー/ガイダンス更新処理
が実行される。
【0035】また、図示しないが、エラーが発生してい
ない状態で「エラー/ガイダンス」キーが押下された場
合にも、図4のステップS16に示すエラー/ガイダン
ス更新処理が実行される。
【0036】図5は、図4のステップS16に示すエラ
ー/ガイダンス更新処理を示すフローチャートである。
前述のように、ステップS15(図4)で「エラー/ガ
イダンス」キーが押下された場合、或いは、エラーが発
生していない状態で「エラー/ガイダンス」キーが押下
された場合に、この図5に示すエラー/ガイダンス行進
処理が実行される。
【0037】まず、CPU11は、ECR1においてエ
ラーが発生した状態であるか否かを検知して(ステップ
S31)、エラーが発生している場合には、ステップS
14(図4)でセットされたエラー/ガイダンスNo.
に従って、対応するエラー/ガイダンスメッセージをエ
ラー/ガイダンスメモリ171(図3)から読み出し
て、表示装置15の表示画面上に表示させる(ステップ
S32)。そして、セットされているエラー/ガイダン
スNo.に1を加えて(ステップS33)、処理を終了
する。
【0038】ここで、エラー/ガイダンスNo.に1を
加えると、エラー/ガイダンスメモリ171(図3)内
に格納されたメッセージのうち、次のメッセージが指定
されることになる。例えば、エラー/ガイダンスNo.
として「1−1」がセットされた状態で1を加えると、
エラー/ガイダンスNo.として「1−2」がセットさ
れる。ここで新たにセットされた番号「1−2」が示す
メッセージは、図3に示すように、「1−1」の次のメ
ッセージに該当する。
【0039】従って、ステップS33で、エラー/ガイ
ダンスNo.に1を加えることにより、オペレータガイ
ダンスメッセージの内容を理解することができず、同じ
誤操作を繰り返した場合には、前回と同じエラー/ガイ
ダンスメッセージではなく、次のエラー/ガイダンスメ
ッセージが表示される。
【0040】ステップS31で、エラーが発生していな
い場合には、CPU11は、入力装置12が備えるモー
ドSW(スイッチ)の状態を取り込み(ステップS3
4)、ECR1において設定されているモードを確認す
る。
【0041】そして、CPU11は、ステップS34に
おいて取り込んだモードSWの状態がREGモードか否
かを検知し(ステップS35)、REGモードであれ
ば、REGモードに対応するエラー/ガイダンスNo.
のうち、エラーの原因となったキー操作に対応するエラ
ー/ガイダンスNo.をエラー/ガイダンスNo.メモ
リ172(図2)内から読み出してセットする(ステッ
プS36)。
【0042】そして、CPU11は、ステップS36で
セットされたエラー/ガイダンスNo.に該当するエラ
ー/ガイダンスメッセージをエラー/ガイダンスメモリ
171(図3)から「読み出して、表示装置15の表示
画面に表示させ(ステップS37)、セットされたエラ
ー/ガイダンスNo.に1を加えて再度セットし(ステ
ップS38)、処理を終了する。
【0043】また、ステップS34で取り込んだモード
SWの状態がREGモードでなければ、モードSWの状
態がXモードあるいはZモードのどちらかであるか否か
を検知する(ステップS39)。ここで、モードSWの
状態がXモードあるいはZモードであれば、CPU11
は、XモードまたはZモードに対応するエラー/ガイダ
ンスNo.のうち、エラーの原因となったキー操作に対
応するエラー/ガイダンスNo.をセットして(ステッ
プS40)、ステップS37に移行する。
【0044】さらに、ステップS39で、モードSWが
XモードおよびZモードのどちらでもなければ、CPU
11は、REGモード、Xモード、Zモード以外のモー
ドに対応するエラー/ガイダンスNo.の中で、エラー
の原因となったキー操作に対応するエラー/ガイダンス
No.をセットして(ステップS41)、ステップS3
7に移行する。
【0045】図6および図7は、図4に示すキー操作対
応処理および図5に示すエラー/ガイダンス更新処理に
おける表示装置15の表示例を示す図である。これらの
図6および図7において、左側は入力装置12において
行われるキー操作を示し、当該キー操作に対応するエラ
ー/ガイダンスメッセージの表示例を右側に示す。な
お、同図左側のキー操作の下部に示すかっこ内の数字
は、当該キー操作が行われた回数を示し、例えば、エラ
ー/ガイダンス(2)は、2回目の「エラー/ガイダン
ス」キーの操作を示す。
【0046】図6には、「現/預」キーが押下されてエ
ラーが発生した場合を特に示す。まず、「現/預」キー
が押下されたことによってエラーが発生すると、エラー
メッセージとして「小計コンパルソリー」と表示され
る。小計コンパルソリーとは、REGモードにおいて商
品の登録を行う際の制限事項であり、一人の客に対する
商品の登録が終了した後、オペレータは「小計」キーを
押して小計金額を表示させ、客に対して小計金額を確認
しなければならないというものである。この制限を無視
して、「小計」キーを押さずに、小計金額を確認するこ
となく客から現金を受け取って「現/預」キーを押下す
ると、エラーが発生し、図6に示すように「小計コンパ
ルソリー」と表示される。
【0047】ここで、オペレータが「エラー/ガイダン
ス」キーを押下すると、図5のエラー/ガイダンス更新
処理が実行され、REGモードでの「現/預」キーによ
るエラーに対応するエラー/ガイダンスメッセージとし
て、「小計キーを押して下さい」とのメッセージが表示
される。
【0048】さらに、オペレータが「エラー/ガイダン
ス」キーを押下すると、2回目の「エラー/ガイダン
ス」キー操作に対応して、エラー/ガイダンスメモリ1
71(図3)内の次のメッセージとして「締めの時は小
計キーを押して下さい」とのメッセージが表示される。
【0049】そして、オペレータにより3回目の「エラ
ー/ガイダンス」キー操作が行われると、エラー/ガイ
ダンス更新処理が実行され、エラー/ガイダンスメモリ
171内の次のメッセージとして、「お客様に小計を確
認して下さい」とのメッセージが表示される。
【0050】以上の一連のキー操作に対応して表示され
たメッセージは、「エラー/ガイダンス」キーが押下さ
れる毎に、初心者向けの内容に変化していく。つまり、
ECR1の操作に習熟したオペレータであれば、最初の
エラーメッセージである「小計コンパルソリー」を見て
自分の誤操作に気づき、エラーを解消する操作を行うこ
とができる。
【0051】また、最初のエラーメッセージを理解でき
ないオペレータは、「エラー/ガイダンス」キーを操作
すれば、より詳細な「小計キーを押して下さい」とのメ
ッセージを見ることができ、エラーを解消する操作を行
うことができる。ここで、オペレータがさらに「エラー
/ガイダンス」キーを操作すると、エラーの原因につい
ての説明を含むメッセージが表示され、3回目の「エラ
ー/ガイダンス」キー操作により、初心者のオペレータ
にも理解が可能なエラー/ガイダンスメッセージが表示
される。
【0052】図7には、エラーが発生していない状態で
「エラー/ガイダンス」キー操作が行われた場合の表示
例を特に示す。すなわち、この図7に示す例は、PGM
モードにおいて、操作手順が分からなくなった状態で
「エラー/ガイダンス」キーを押下した場合の表示例で
ある。
【0053】まず、1回目の「エラー/ガイダンス」キ
ー操作により、表示装置15には「キャラクタを設定」
と表示される。つまり、オペレータに対して、現在設定
すべき内容は、入力装置12の各キーに対応するキャラ
クタの設定であることが通知される。ECR1の操作に
習熟したオペレータであれば理解可能なメッセージであ
るが、ECR1の操作に不慣れなオペレータは、具体的
な操作を知ることができない。
【0054】そこで、2回目の「エラー/ガイダンス」
キー操作が行われると、「キャラクタ入力後、該当キー
押下」と、操作手順を示すエラー/ガイダンスメッセー
ジが表示される。そして、オペレータがさらに詳細な操
作手順を要するのであれば、3回目の「エラー/ガイダ
ンス」キー操作を行うと、「キャラクタはコードで入
力」と、詳細な操作を案内するエラー/ガイダンスメッ
セージが表示される。但し、ここで表示されるメッセー
ジはキャラクタの入力に関する案内のみである。4回目
の「エラー/ガイダンス」キー操作を行うと、「コード
入力後、キー押下」と、キャラクタのコードを入力した
後の操作が案内される。
【0055】従って、ECR1の操作に習熟したオペレ
ータであれば、最初のエラー/ガイダンスメッセージを
見れば、操作すべき内容を速やかに知ることができ、ま
た、「エラー/ガイダンス」キーを連続して押下するこ
とによって、より詳細に操作を案内するエラー/ガイダ
ンスメッセージが表示されるので、ECR1の操作に不
慣れなオペレータであっても、操作内容を知ることがで
きる。
【0056】以上のように、本発明の第1の実施の形態
としてのECR1によれば、記憶装置17内に、ECR
1におけるモードと、オペレータによるキー操作とに対
応づけてエラー/ガイダンスメッセージNo.が格納さ
れたエラー/ガイダンスNo.メモリ172と、関連す
る複数のエラー/ガイダンスメッセージが連続して格納
されたエラー/ガイダンスメモリ171とを備え、入力
装置12において誤ったキー操作が行われ、エラーが発
生した場合には、エラー/ガイダンスNo.メモリ17
2から、エラー発生時点でのECR1のモードと、エラ
ーの原因となったキー操作とに対応するエラー/ガイダ
ンスメッセージNo.が読み出されてセットされ、「エ
ラー/ガイダンス」キーが押下されることによって、セ
ットされたエラー/ガイダンスNo.に対応するエラー
/ガイダンスメッセージがエラー/ガイダンスメモリ1
71から読み出されて表示装置15に表示される。さら
に、2回目、3回目の「エラー/ガイダンス」キー操作
が行われると、既に表示されたエラー/ガイダンスメッ
セージに続いてエラー/ガイダンスメモリ171内に格
納されたエラー/ガイダンスメッセージが読み出されて
表示されるので、オペレータに対してより詳細な案内を
行うことができる。
【0057】従って、最初に簡潔なメッセージを表示す
ることにより、ECR1の操作に習熟したオペレータに
対して不要なメッセージを表示することがないので、無
駄を省いて、効率の向上を図ることができる。また、E
CR1の操作に不慣れなオペレータがより詳細な案内を
要する場合には、「エラー/ガイダンス」キーの操作に
より、順次、詳細なエラー/ガイダンスメッセージが複
数表示されるので、不慣れなオペレータであっても処理
を継続して行うことができ、ECR1の付属品としての
操作説明書を参照したり、習熟したオペレータが操作方
法を教える等の手間を省くことによって、より一層の効
率化を図ることができる。
【0058】なお、上記第1の実施の形態においては、
エラー/ガイダンスメモリ171から読み出されたエラ
ー/ガイダンスメッセージが表示装置15に表示される
構成としたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、エラー/ガイダンスメッセージを印刷装置16によ
ってレシート用紙に印刷される構成であっても良く、こ
の場合には、表示装置15の表示が切り替わった後に、
レシート用紙に印刷されたエラー/ガイダンスメッセー
ジを見ながら操作を行うことができる。その他、細部の
構成についても、適宜変更可能であることは勿論であ
る。
【0059】[第2の実施の形態]図8は、本発明のデ
ータ処理装置を適用した第2の実施の形態としてのEC
R1において、記憶装置17内の構成を示す図である。
この第2の実施の形態としてのECR1は、入力装置1
2が有する「操作ガイド」キーがオペレータにより押下
されると、その時点でECR1が実行中の処理に応じた
操作の案内を行うガイダンスメッセージを、印刷装置1
6によってレシート用紙に印刷して出力するものであ
る。
【0060】なお、本第2の実施の形態としてのECR
1における記憶装置17を除く各部は、上記第1の実施
の形態としてのECR1と同様の構成によってなり、同
符号を付して図示および説明を省略する。
【0061】図8に示すように、記憶装置17内には、
ガイダンスメモリ174、レコードNo.メモリ17
5、ペーパニアエンドフラグ176およびワークエリア
173等の各記憶領域が設けられている。
【0062】ペーパニアエンドフラグ176は、印刷装
置16において、レシート用紙の残りが所定の量よりも
少ないことが検知され、ペーパニアエンド信号が出力さ
れた場合に、CPU11によって「ON」に設定される
フラグであり、レシート用紙が補充され、残り量が所定
の量を上回った際に「OFF」に設定される。
【0063】ワークエリア173は、ECR1のCPU
11により実行される各種処理のプログラムや、データ
等を一時的に格納する領域であり、RAM13からスワ
ップされたスワップ・ファイルをワークエリア173に
一時的に格納しても良い。
【0064】ガイダンスメモリ174内には、複数のガ
イダンスメッセージが、それぞれ所定の番号が付され、
分類されて格納されている。図9は、ガイダンスメモリ
174内の構成をより詳細に示す図である。同図におい
て、(a)は大分類レコードを示し、(b)は中分類レ
コードの一例を示し、(c)は小分類レコードの一例を
示す。
【0065】ガイダンスメモリ174内には、大分類レ
コードと、複数の中分類レコードと、複数の小分類レコ
ードと、がそれぞれ対応づけて格納されている。大分類
レコードには、1〜9の番号が付された複数のガイダン
スメッセージが格納される。図9(a)に示す例におい
ては、No.1のガイダンスメッセージとして「1.フ
ラッシュパックの注文」、No.2のガイダンスメッセ
ージとして「2.フラッシュパックの取付」が格納され
ており、この大分類レコードにはECR1のメンテナン
スに関するガイダンスメッセージが格納されている。こ
こで、フラッシュパックとは、ECR1の機能を拡張す
る際に利用されるフラッシュメモリである。なお、この
大分類レコードを10以上のガイダンスメッセージによ
って構成する場合、ガイダンスメッセージに、番号に代
わる符号としてA〜Zのアルファベットを付しても良
い。
【0066】そして、ガイダンスメモリ174に格納さ
れる複数の中分類レコードは、それぞれ、大分類レコー
ドの各ガイダンスメッセージに対応している。図9
(b)に示す中分類レコードは、図9(a)の大分類レ
コードのNo.1のガイダンスメッセージに対応する中
分類レコードである。例えば、この中分類レコードのN
o.11はフラッシュパックの注文方法をより詳細に示
すガイダンスメッセージであり、No.12は、同様
に、注文してから到着までの期間を示すガイダンスメッ
セージである。なお、この図9(b)に示す中分類レコ
ードは大分類レコードのNo.1に対応するため、当該
中分類レコードに格納されるガイダンスメッセージの番
号はNo.11〜19である。
【0067】そして、ガイダンスメモリ174内に格納
される複数の小分類レコードは、各中分類レコードの各
ガイダンスメッセージに対応している。図9(c)に
は、図9(b)に示す中分類レコードのNo.11のガ
イダンスメッセージに対応する小分類レコードを示す。
この図9(c)に示す小分類レコードのNo.111
は、フラッシュパックの発注方法である発注書の記入事
項を詳細に示すガイダンスメッセージであり、No.1
12は、フラッシュパックの発注書の送付先についての
詳細なガイダンスメッセージである。
【0068】従って、大分類レコードの各ガイダンスメ
ッセージには、それぞれ中分類レコードが対応してお
り、さらに、中分類レコードの各ガイダンスメッセージ
には、それぞれ、小分類レコードが対応していて、その
対応関係は各ガイダンスメッセージに付される番号によ
って示される。そして、大分類レコードのガイダンスメ
ッセージの内容について、より詳細な案内を要する場合
には、当該ガイダンスメッセージに対応する中分類レコ
ードのガイダンスメッセージを参照すれば、より詳細な
案内を得ることができる。また、中分類レコードのガイ
ダンスメッセージについて、より詳細な案内を要する場
合には、当該ガイダンスメッセージに対応する小分類レ
コードのガイダンスメッセージを参照すれば良い。
【0069】すなわち、上記の例においては、No.1
のガイダンスメッセージについて、より詳細な案内を要
する場合には、No.11またはNo.12のガイダン
スメッセージを参照すれば良く、さらに、例えばNo.
11のガイダンスメッセージについて詳細な案内を要す
る場合には、No.111またはNo.112のガイダ
ンスメッセージを参照すればよい。
【0070】なお、上記の図9(a)〜(c)に示す例
においては、大分類レコード、中分類レコードおよび小
分類レコードによって3段階に細分化される構成とした
が、小分類レコードの各ガイダンスメッセージに対応す
るレコードをさらに格納し、4段階あるいはそれ以上細
分化する構成とすることも可能である。この場合、下位
のレコードに格納されるガイダンスメッセージには、4
桁あるいはそれ以上の桁の番号が付される。
【0071】図10は、レコードNo.メモリ175の
構成を示す図であり、(a)はレコードNo.メモリ1
75が初期化された状態を示し、(b)は、中分類レコ
ードとして1が設定された状態を示し、(c)は全ての
設定内容が解除された状態を示す。なお、この図10に
示すレコードNo.メモリ175は、図9に示す大分類
レコード、中分類レコードおよび小分類レコードに対応
するので、このレコードNo.メモリ175で使用され
る桁数は3桁であり、この桁数は、ガイダンスメモリ1
74の構成に合わせて変更可能である。
【0072】この図10に示すレコードNo.メモリ1
75に設定された設定内容に従って、ECR1において
は、印刷装置16によりガイダンスメッセージをレシー
ト用紙に印字する処理が実行される。すなわち、レコー
ドNo.メモリ175は、印刷装置16によりレシート
用紙に印刷するガイダンスメッセージを指定するための
番号を格納するメモリである。
【0073】図10(a)に示すようにレコードNo.
メモリ175が初期化されると、レコードNo.メモリ
175には「100」が設定される。0(ゼロ)以外の
数が設定された桁は最上位の「1」であり、この図10
(a)に示すレコードNo.メモリ175によれば、図
9(a)に示す大分類レコードの全てのガイダンスメッ
セージが印刷される。
【0074】図10(b)に示す状態では、2桁の「1
10」が設定される。0(ゼロ)以外の数が設定された
桁は上位2桁の「11」であり、中分類レコードまでの
番号が指定される。従って、図10(b)に示す状態で
は、図9(b)に示す中分類レコードに格納されるガイ
ダンスメッセージが全て印字される。
【0075】図10(c)に示す状態では、レコードN
o.メモリ175における設定項目が全てクリアされて
いる。この状態では、印字すべきガイダンスメッセージ
を指定することができないので、印刷装置16による印
字は行われない。
【0076】図11および図12は、本第2の実施の形
態としてのECR1により実行される「操作ガイド」キ
ー対応処理を示すフローチャートである。まず、入力装
置12が備える「操作ガイド」キーが押下されると、C
PU11は、ペーパニアエンドフラグ176がONに設
定されているか否かを検知する(ステップS51)。こ
こでペーパニアエンドフラグ176がOFFであれば
(ステップS51;No)、「操作ガイド」キーの操作
が1回目の操作であるか否かを検知する(ステップS5
2)。
【0077】「操作ガイド」キーの操作が1回目であっ
た場合には、現在のレシート用紙がペーパニアエンドの
状態か否かを検知する(ステップS53)。ここで、印
刷装置16においてレシート用紙がペーパニアエンドの
状態であった場合には、印字を行うことができないの
で、ペーパニアエンドである旨をオペレータに報知する
ための表示を表示装置15に実行させ(ステップS5
4)、ペーパニアエンドフラグ176をONに設定して
(ステップS55)、処理を終了する。
【0078】また、ステップS53で、印刷装置16に
おけるレシート用紙の残量が所定の量を超えており、ペ
ーパニアエンドでない場合には、CPU11はレコード
No.メモリ175の設定内容を初期化して(ステップ
S56)、あらためてレコードNo.メモリ175の大
分類レコード(図9)に対応する桁の設定を行う(ステ
ップS57)。そして、ステップS57で設定されたレ
コードNo.メモリ175の設定内容に従って、印刷装
置16により、大分類レコード(図9)のガイダンスメ
ッセージを印刷装置16によって全て印字させ(ステッ
プS58)、処理を終了する。
【0079】また、ステップS52において、「操作ガ
イド」キーの操作が1回目でなかった場合には、入力装
置12のキー操作による置数の入力の有無を検知する
(ステップS61;図12)。ここで、置数の入力がな
い場合には、既にレコードNo.メモリ175に設定さ
れている値をインクリメント(+1)する(ステップS
62)。例えば、レコードNo.メモリ175に「11
0」が設定されていた場合には、ここでレコードNo.
メモリ175に「111」を設定する。
【0080】一方、ステップS61において、置数の入
力を検知した場合には、入力装置12の「+」キーの入
力操作の有無を検知する(ステップS63)。この
「+」キーの操作が行われた場合には、単に置数が入力
された場合とは異なる処理を実行する。すなわち、
「+」キー入力がない場合には、レコードNo.メモリ
175において指定されている次の桁を指定する(ステ
ップS64)。なお、初期状態においては、レコードN
o.メモリ175の最上位の桁、すなわち左端の桁が指
定されている。続いて、CPU11は、ステップS64
で指定した桁の設定値を、ステップS61で検知した置
数に置き換える(ステップS65)。
【0081】また、ステップS63で「+」キー入力を
検知した場合には、レコードNo.メモリ175の指定
されている桁の設定値を、ステップS61で検知した置
数に置き換える(ステップS66)。
【0082】例えば、ステップS61においてレコード
No.メモリ175の設定値が「100」であり、指定
された桁が左から3桁目の小分類レコードを示す桁であ
り、置数として「1」が入力された場合には、「+」キ
ー操作がなければ、指定された桁がずれて、レコードN
o.メモリ175の設定値は「110」とされ、「+」
キー操作があった場合には、指定された桁に「1」が設
定され、設定値は「111」となる。
【0083】その後、CPU11は、印刷装置16にお
けるレシート用紙がペーパニアエンド状態か否かを検知
させ(ステップS67)、ペーパニアエンド状態であっ
た場合にはペーパニアエンドフラグ176をONに設定
し(ステップS69)、処理を終了する。また、ステッ
プS67で、レシート用紙の残量が所定の量を超えてい
た場合には、レコードNo.メモリ175に設定された
値に対応するガイダンスメッセージを印刷装置16によ
って印字させ(ステップS68)、処理を終了する。
【0084】また、図示はしないが、図11および図1
2に示す「操作ガイド」キー対応処理を実行中に、オペ
レータにより入力装置12の「解除」キーの操作が行わ
れた場合には、CPU11は、レコードNo.メモリ1
75の設定値を始め、ワークエリア173内に格納され
たデータ等を全て消去して、処理を終了する。
【0085】従って、印刷装置16のレシート用紙の残
量が十分にあれば、まず、1回目の「操作ガイド」キー
操作によって、初期状態として設定された大分類レコー
ド(図9)の内容がレシート用紙に印字され、続いて
「操作ガイド」キーを押すと、より詳細な内容が印字さ
れる。また、置数を入力することにより、大分類レコー
ドの所望のガイダンスメッセージについて、より詳細な
ガイダンスメッセージを印字させることができる。
【0086】さらに、レシート用紙の残量が不足し、ペ
ーパニアエンド状態となってしまった場合には、一度、
処理が終了し、その後、レシート用紙が補充されると、
印字が行われなかったことによってガイダンスメッセー
ジの印字処理が終了していない旨の表示が行われる。そ
して、再度、「操作ガイド」キーを押下することによっ
て、中断された処理と同じ設定値のレコードNo.メモ
リ175に従って処理を行うことができるので、レシー
ト用紙が不足してしまっても、同じ操作を繰り返す必要
がない。そして、初期状態から「操作ガイド」キー対応
処理を実行させたい場合には、入力装置12が有する
「解除」キーを操作することによって、容易に各種メモ
リを初期状態に戻すことができる。
【0087】図13および図14は、上記の「操作ガイ
ド」キー対応処理における印字例を示す図である。図1
3(a)は、1回目の「操作ガイド」キー対応処理にお
いて印字される印字例を示し、(b),(c),(d)
は、同図(a)に示すような印字が実行された後、所定
のキー対応処理が実行された場合の印字例を示す。
【0088】図13(a)に示すように、1回目の「操
作ガイド」キーの押下操作によって「操作ガイド」キー
対応処理が実行されると、まず大分類レコード(図9)
の各ガイダンスメッセージが一覧表示された形態で印字
される。ここで、「1」キーと「操作ガイド」キーとを
押下して、置数として「1」を入力して「操作ガイド」
キー対応処理を実行させると、図13(b)に示すよう
に、レコードNo.メモリ175の設定値「110」に
対応するガイダンスメッセージ、すなわち同図(a)の
「1.フラッシュパックの発注」に関するより詳細なガ
イダンスメッセージが印字される。
【0089】また、図(a)に示す印字が行われた後、
「1」キー、「+」キーおよび「操作ガイド」キーを押
下して、置数「1」を入力するとともに「+」キー操作
を行うと、レコードNo.メモリ175の設定値は「1
11」となり、同図(c)に示すように、同図(b)に
示すガイダンスメッセージをより詳細に示すガイダンス
メッセージが印字される。
【0090】そして、同図(a)に示す印字が行われた
後、「2」キーと「操作ガイド」キーとを押下して、置
数として「2」を入力して「操作ガイド」キー対応処理
を実行させると、図13(d)に示すように、レコード
No.メモリ175の設定値「120」に対応するガイ
ダンスメッセージ、すなわち同図(a)の「2.フラッ
シュパックの取付」に関するより詳細なガイダンスメッ
セージが印字される。
【0091】図14は、図13(d)に示す印字が行わ
れた後、所定のキー対応処理が実行された場合の印字例
を示す。図14(a)は、図13(d)に示す印字の実
行後、「操作ガイド」キーを押下した場合の印字例を示
す。図13(d)の印字例では、レコードNo.メモリ
175の設定値「120」に対応するガイダンスメッセ
ージが表示されていたが、さらに「操作ガイド」キーを
押下することにより、レコードNo.メモリ175の設
定値「130」に対応するガイダンスメッセージが、図
14(a)に示すように印字される。
【0092】さらに、図14(a)に示す印字の実行
後、繰り返し「操作ガイド」キーを押下することによっ
て、レコードNo.メモリ175の設定値「140」,
「150」,…に対応するガイダンスメッセージが印字
され、図14(b)に示すように、レコードNo.メモ
リ175の設定値「190」に対応するガイダンスメッ
セージを印字させることができる。
【0093】また、図14(c)は、置数として「M」
を入力して「操作ガイド」キー対応処理を実行させた場
合の印字例を示す。この図14(c)に示すように、数
字以外の置数を入力し、「操作ガイド」キーを押下し
て、操作方法の案内を行うガイダンスメッセージとは異
なる重要なメッセージを表示させることも可能である。
【0094】以上のように、本発明の第2の実施の形態
としてのECR1によれば、記憶装置17内に、複数の
ガイダンスメッセージを格納する大分類レコードと、こ
の大分類レコードに対応する中分類レコードと、この中
分類レコードに対応する小分類レコードと、を格納する
ガイダンスメモリ174と、ガイダンスメモリ174内
から読み出して印字すべきガイダンスメッセージの番号
を格納するレコードNo.メモリ175と、印刷装置1
6におけるレシート用紙の残量を示すペーパニアエンド
フラグ176と、を備え、「操作ガイド」キーの操作が
行われると、初期状態に置いては、ガイダンスメモリ1
74内の大分類レコード内のガイダンスメッセージを印
刷装置16によってレシート用紙に印字させ、続いて
「操作ガイド」キー操作が行われると、順次、次のガイ
ダンスメッセージを印字させ、さらに、レシート用紙の
残量が所定の量以下となった場合には、いったん処理を
終了して、レシート用紙が補充された後に、再び、処理
中だったレコードNo.メモリ175の状態から処理を
続行し、また、「解除」キー操作により、レコードN
o.メモリ175をはじめとする各メモリの内容を全て
解除して処理を終了する。
【0095】従って、まず、案内可能な操作についての
説明がレシート用紙に印字され、所望の項目についての
詳細な案内を行うガイダンスメッセージがレシート用紙
に印刷されるので、オペレータは、操作方法が分からな
い場合であっても、印字された内容を見ながら、操作を
行うことができる。これにより、ECR1の電源を切っ
たり、或いは、画面を切り換えたりする場合であって
も、印字された案内を見ることができ、ECR1の状態
に関係なく、オペレータに対して操作方法を案内するこ
とができる。また、操作に習熟したオペレータは、詳細
なガイダンスメッセージを見る必要がないので、詳細な
案内を実行させることがなく、より効率良く、無駄を省
くことができる。一方、ECR1の操作に不慣れなオペ
レータは、より詳細な案内を所望の項目についてのみ得
ることができるので、ECR1に付属するマニュアル等
を参照する場合に比べ、より一層の効率化を図ることが
できる。
【0096】なお、上記第2の実施の形態としてのEC
R1においては、置数の入力後、「+」キーの操作によ
って、レコードNo.メモリ175で指定された桁の位
置を変更する構成としたが、この操作は「+」キーでな
くても良く、置数の入力時に使用しないようなキーであ
れば、他の各種記号キー等でも良く、特に限定されな
い。また、印刷装置16においてペーパニアエンド信号
が出力された場合の他、例えば、レシート用紙の紙詰ま
りや破れが発生した場合にも、ペーパニアエンドフラグ
176をONにすることも可能であり、その他細部の構
成についても適宜変更可能である。
【0097】
【発明の効果】請求項1および5記載の発明によれば、
複数のメニュー項目を印字するとともに、メニュー項目
の中から特定のメニュー項目を指定して、対応するメッ
セージを印字させることができるので、例えば、操作手
順を知りたい場合に、その操作に該当するメニュー項目
を指定することにより、詳細な操作を案内するメッセー
ジが印字される。これによって、操作方法のマニュアル
等を参照しなくても、必要に応じて、当該データ処理装
置に関する情報を容易に得ることができ、不慣れな操作
を行う場合であっても、長時間作業を中断することがな
いので、効率よく作業を行うことができる。さらに、メ
ニュー項目やメッセージが所定の記録紙に印字されるの
で、当該データ処理装置が表示画面を備える場合であっ
ても、表示画面上にメッセージが表示される場合に比べ
て、画面が切り換えられても、手元の記録紙を参照すれ
ば作業を続けることができ、何度も同じメッセージを表
示させる等の無駄を省いて、より一層の効率化を図るこ
とができる。
【0098】請求項2記載の発明によれば、複数のメニ
ュー項目が所定の順序で配列されて格納されており、所
定の入力操作を行うことにより、順次、次のメニュー項
目に対応するメッセージが印字されるので、簡単なキー
操作によって、様々なメニュー項目に関するメッセージ
を印字させることができる。これにより、様々なメニュ
ー項目に関するメッセージを容易に得ることができるの
で、例えば、操作方法のマニュアルに相当する内容を全
て格納することで、マニュアルに代わって操作方法の案
内をすることが可能となり、より一層の効率化を図るこ
とができる。
【0099】請求項3記載の発明によれば、印字手段に
おいて、記録紙に異常が発生した場合にこれを報知する
ので、用紙切れや紙詰まり等の記録紙の異常を知らずに
操作を行ったり、或いは、印字装置が故障する等の事態
を確実に回避することができる。
【0100】請求項4記載および6の発明によれば、誤
った操作が行われた場合には、その誤操作の内容と、そ
の時点でのデータ処理装置の処理形態とに対応するメッ
セージが出力され、さらに、所定の入力操作を行うこと
により、次のメッセージが出力される。例えば、最初に
出力されるメッセージを簡潔なメッセージとしておき、
このメッセージに続けて格納されるメッセージを、詳細
な案内を行うメッセージとすれば、操作に習熟したオペ
レータは、最初に表示される簡潔なメッセージを見るだ
けで十分であり、また、詳細な操作案内を要する初心者
のオペレータは、所定の入力操作によって次のメッセー
ジを出力させればよい。これによって、操作に習熟した
オペレータに対しては簡潔なメッセージのみを出力し、
また、初心者のオペレータに対しては十分な操作案内を
行うことができるので、オペレータに応じたメッセージ
を出力して、無駄を省くことにより、作業効率を著しく
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理装置を適用したECRの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の記憶装置の内部構成を示す図である。
【図3】図2のエラー/ガイダンスメモリの構成を詳細
に示す図である。
【図4】図1のECRにより実行されるキー操作対応処
理を示すフローチャートである。
【図5】図1のECRにより実行されるエラー/ガイダ
ンス更新処理を示すフローチャートである。
【図6】図4に示すキー操作対応処理および図5に示す
エラー/ガイダンス更新処理における表示装置の表示例
を示す図である。
【図7】図4に示すキー操作対応処理および図5に示す
エラー/ガイダンス更新処理における表示装置の表示例
を示す図である。
【図8】本発明のデータ処理装置を適用した第2の実施
の形態としてのECRが備える記憶装置内の構成を示す
図である。
【図9】図8のガイダンスメモリ内の構成を詳細に示す
図であり、(a)は大分類レコードを示し、(b)は中
分類レコードの一例を示し、(c)は小分類レコードの
一例を示す。
【図10】図8のレコードNo.メモリの構成を詳細に
示す図であり、(a)はレコードNo.メモリが初期化
された状態を示し、(b)は、中分類レコードとして1
が設定された状態を示し、(c)は全ての設定内容が解
除された状態を示す。
【図11】本発明のデータ処理装置を適用した第2の実
施の形態としてのECRにより実行される「操作ガイ
ド」キー対応処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明のデータ処理装置を適用した第2の実
施の形態としてのECRにより実行される「操作ガイ
ド」キー対応処理を示すフローチャートである。
【図13】図11および図12に示す「操作ガイド」キ
ー対応処理における印刷装置による印字例を示す図であ
り、(a)は、1回目の「操作ガイド」キー対応処理に
おいて印字される印字例を示し、(b),(c),
(d)は、同図(a)に示す印字の実行後、所定のキー
対応処理が実行された場合の印字例を示す。
【図14】図11および図12に示す「操作ガイド」キ
ー対応処理における印刷装置による印字例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ECR 11 CPU 12 入力装置 13 RAM 14 ドロア 15 表示装置 16 印刷装置 17 記憶装置 171 エラー/ガイダンスメモリ 172 エラー/ガイダンスNo.メモリ 173 ワークエリア 174 ガイダンスメモリ 175 レコードNo.メモリ 176 ペーパニアエンドフラグ 18 記憶媒体 19 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別情報の各識別情報に対応づけら
    れた各メニュー項目と、これら各メニュー項目に対応す
    る複数のメッセージとを格納する格納手段と、 この格納手段に格納された複数のメニュー項目を所定の
    記録紙に印字する印字手段と、 前記識別情報を指定することによって前記格納手段に格
    納された複数のメニュー項目の中から特定のメニュー項
    目を指定する指定手段と、 この指定手段により指定されたメニュー項目に対応して
    前記格納手段に格納されたメッセージを前記印字手段に
    より印字させる印字制御手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記格納手段は、前記複数のメニュー項目
    を所定の順序で配列して格納し、 前記指定手段は、所定の入力操作に応じて、既に指定し
    たメニュー項目の次の順番に該当するメニュー項目を新
    たに指定すること、 を特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記印字手段における前記所定の記録紙の
    異常を検知して、前記印字手段による印字が不可能であ
    ることを報知する報知手段をさらに備えること、 を特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】複数の処理形態でデータ処理を行うデータ
    処理装置において、 誤操作に応じて複数の出力されるメッセージを、誤操作
    の内容と前記データ処理装置の処理形態とに対応づけて
    所定の順序に配列して格納する格納手段と、 誤操作を検知して、前記格納手段に格納されたメッセー
    ジの中から当該誤操作と当該誤操作時における前記デー
    タ処理装置の処理形態とに対応するメッセージを指定す
    る指定手段と、 この指定手段により指定されたメッセージを前記格納手
    段から抽出して出力する出力手段と、 所定の入力操作に応じて、前記指定手段により指定され
    たメッセージの次の順番に該当するメッセージを新たに
    指定させる指定更新手段と、 を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 複数の識別情報の各識別情報に対応づけられた各メニュ
    ー項目と、これら各メニュー項目に対応する複数のメッ
    セージとを格納手段に格納させるためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 前記格納手段に格納された複数のメニュー項目を印字手
    段によって所定の記録紙に印字させるためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 前記識別情報を指定することによって前記格納手段に格
    納された複数のメニュー項目の中から特定のメニュー項
    目を指定させるためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 前記指定されたメニュー項目に対応して前記格納手段に
    格納されたメッセージを前記印字手段により印字させる
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】データ処理装置により複数の処理形態でデ
    ータ処理を実行させるためのプログラムを格納した記憶
    媒体であって、 誤操作に応じて出力される複数のメッセージを、誤操作
    の内容と前記データ処理装置の処理形態とに対応づけ
    て、所定の順序に配列して格納手段に格納させるための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 誤操作を検知して、前記格納手段に格納されたメッセー
    ジの中から当該誤操作と当該誤操作時における前記デー
    タ処理装置の処理形態とに対応するメッセージを指定さ
    せるためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 前記指定されたメッセージを前記格納手段から抽出して
    出力手段により出力させるためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 所定の入力操作に応じて、前記指定手段により指定され
    たメッセージの次の順番に該当するメッセージを新たに
    指定させるためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015164009A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 富士電機株式会社 金銭処理装置用の操作ガイダンス表示システム、プログラムおよび記録媒体
JP2020030869A (ja) * 2017-03-06 2020-02-27 日本電気株式会社 精算装置、商品登録装置、各装置のデータ処理方法、およびプログラム、ならびに、情報処理システム

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