JP2001283329A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2001283329A
JP2001283329A JP2000092781A JP2000092781A JP2001283329A JP 2001283329 A JP2001283329 A JP 2001283329A JP 2000092781 A JP2000092781 A JP 2000092781A JP 2000092781 A JP2000092781 A JP 2000092781A JP 2001283329 A JP2001283329 A JP 2001283329A
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JP
Japan
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JP2000092781A
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English (en)
Inventor
Naoki Kasumi
直樹 霞
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品販売データ処理を迅速かつ正確に遂行で
きるようにする。 【解決手段】 エラーメッセージに対応するエラー詳細
説明をメモリに記憶可能かつ表示器に表示されたエラー
メッセージの表示消滅を要求する表示消滅要求操作およ
び表示されたエラーメッセージに対応するエラー詳細説
明の表示要求をするエラー詳細説明表示要求操作を選択
的に実行可能に形成され、エラー詳細説明表示要求操作
が選択実行された場合に表示器に表示されているエラー
メッセージに対応するエラー詳細説明を当該表示器に表
示可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラー発生に際し
当該エラーに対応するエラーメッセージを表示器に表示
可能に形成された商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売データ処理装置では、店内の担当者が、スキャナ
やキーボードを用いて商品コードを入力すると、制御部
(CPU,ROM等)が商品ファイル(または、ストア
コントローラ内の商品マスターファイル)から当該商品
コードに対応する商品データ(商品名,単価等)を取得
し、この取得商品データおよび入力データ等を含む売上
データをRAM内の売上ファイルに記憶する。つまり、
商品登録する。上記入力データ等には、例えばキー入力
された個数や宣言およびこの宣言を条件とする部門等が
含まれる。
【0003】客購入商品の全てについて商品登録したと
ころで、担当者が例えばキーボード上の預り/現計キー
を押下して1取引終了宣言としての締め操作をすると、
制御部が、合計金額,釣銭額の算出やドロワの自動開放
等を含む会計処理を実行する。売上データ・会計データ
は、表示器に表示され、プリンタによってレシート用紙
に印字されかつレシートとして発行される。
【0004】これら商品登録・会計処理を遂行する場合
においても、所定の操作を所定の手順で行う必要があ
る。しかし、例えば急ぐあまりあるいは操作手順を正確
に覚えていないために、ミス操作でエラーが発生する場
合がある。そこで、エラー発生したことの注意喚起とし
て当該発生エラーに対応するエラーメッセージを表示し
たり、ブザーを鳴動するものと形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品販売業
務を遂行するための商品登録,会計処理等を遂行させる
ための各制御プログラムは、必要十分でなければならず
かつそのように決定・作成されている。したがって、エ
ラーメッセージも各種ガイダンスや各結果の表示等の場
合と同様に固定的に決められている。
【0006】すなわち、エラーメッセージの内容を店舗
内担当者のどのレベル(ランク)に照準を合わせて決定
しても、そのレベル以下の担当者が存在する限りにおい
て、当該エラーメッセージでは対処できない事態が生
じ、迅速性,正確性および取扱い難易度に関する問題は
残る。
【0007】だからと言って、最低的レベルに照準を合
せてエラーメッセージを決定したのでは、多くのベテラ
ン担当者の業務遂行遅速化を招きかつ全体としての業務
能率および顧客サービスが大幅に低下してしまう。
【0008】本発明の目的は、商品販売データ処理を迅
速かつ正確に遂行できる商品販売データ処理装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここに、本発明は、各担
当者の習熟レベルのバラツキが現存する事実を是認しつ
つ、各担当者に共通のエラーメッセージの他に、要求に
よって当該エラー詳細説明を表示可能に形成し、特にレ
ベル(ランク)の低い担当者に補完情報(エラー詳細説
明)を提供可能に形成し、前記目的を達成するものであ
る。
【0010】すなわち、請求項1の発明は、エラー発生
に際し当該エラーに対応するエラーメッセージを表示器
に表示可能に形成された商品販売データ処理装置におい
て、前記エラーメッセージに対応するエラー詳細説明を
メモリに記憶可能であるとともに前記表示器に表示され
た前記エラーメッセージの表示消滅を要求する表示消滅
要求操作および前記表示器に表示された前記エラーメッ
セージに対応するエラー詳細説明の表示要求をするエラ
ー詳細説明表示要求操作を選択的に実行可能に形成さ
れ、エラー詳細説明表示要求操作が選択実行された場合
に前記表示器に表示されている前記エラーメッセージに
対応するエラー詳細説明を当該表示器に表示可能に形成
された商品販売データ処理装置である。
【0011】かかる発明では、商品販売データ処理業務
中に表示器にエラーメッセージが表示された場合におい
て、担当者が選択的にエラー詳細説明表示要求操作を実
行すると、表示器に表示されているエラーメッセージに
対応するエラー詳細説明がメモリから読み出されて表示
器に表示される。したがって、当該エラーメッセージに
関する詳細説明を参照できるから、担当者(特に、初心
者)は迅速かつ正確にエラー解除に向けた対処を執れ
る。
【0012】一方、ベテラン担当者(オペレータ)は、
表示消滅要求操作を選択的に実行する。すると、表示器
に表示されたエラーメッセージが表示消滅する。当該エ
ラー詳細説明は表示されない。表示器に表示されたエラ
ーメッセージだけで、その詳細説明を見ることなく適正
な対処を執れるからである。
【0013】したがって、エラーメッセージが表示され
た場合に当該エラーを解除するための対処を迅速かつ容
易に行える。すなわち、ベテラン担当者の業務遂行速度
を阻害することなく、初心者の業務遂行速度および正確
性を向上できるから、全体として業務能率を大幅に向上
できる。取扱いも簡単である。
【0014】また、請求項2の発明は、前記表示消滅要
求操作が前記表示器に表示されている前記エラーメッセ
ージに対応するエラーが解除されたこと、とされている
商品販売データ処理装置である。
【0015】かかる発明では、エラーメッセージあるい
はエラー詳細説明を参照して対処した結果、表示器に表
示されているエラーメッセージに対応するエラーが解除
されると、表示消滅要求操作が成されたものと擬制さ
れ、当該エラーメッセージは自動的に表示消滅される。
【0016】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに担
当者(オペレータ)に無用な表示消滅要求操作を強制し
ないから、ベテラン担当者に不利不便を与えない。
【0017】また、請求項3の発明は、前記エラー詳細
説明には当該エラーの発生原因の説明が含まれている商
品販売データ処理装置である。
【0018】かかる発明では、エラー詳細説明には、当
該エラーが何であるかの説明や対処策の説明等の他に、
当該エラーの発生原因の説明が含まれているから、請求
項1および請求項2の各発明の場合と同様な作用効果を
奏することができることに加え、さらにエラー発生の根
本事項を知ることができかつ初心者の操作教育にも有効
である。
【0019】さらに、請求項4の発明は、前記エラー詳
細説明には複数のランク別エラー詳細説明が含まれ、ラ
ンクを選択設定可能でかつ選択設定されたランクのラン
ク別エラー詳細説明を表示可能に形成されている請求項
1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品販
売データ処理装置である。
【0020】かかる発明では、例えば業務開始前に担当
者はベテラン(習熟)度に関して自己(担当者)が属す
ると思われるランクを選択設定しておく。業務中に、エ
ラー詳細説明表示要求操作を実行すると、表示器に表示
されているエラーメッセージおよび設定ランクに対応す
るエラー詳細説明が表示される。ランクは、エラー詳細
説明表示要求操作の際に選択してもよい。
【0021】したがって、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにエラー詳細説明を必要としないベテラ
ン担当者の事情を勘案しつつ、エラー詳細説明を大いに
頼りにする初心者(担当者)に十分的なエラー詳細説明
を提供することができる。
【0022】さらに、請求項5の発明は、前記エラー詳
細説明には複数の担当者ランク別エラー詳細説明が含ま
れ、担当者ランクを自動取得可能でかつ自動取得された
担当者ランクの担当者ランク別エラー詳細説明を表示可
能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0023】かかる発明では、業務中に、エラー詳細説
明表示要求操作を実行すると、例えば業務開始条件であ
るサインオン時にキー入力された当該担当者の担当者番
号が特定されかつこの担当者番号に対応するランク(担
当者ランク)が自動取得される。そして、この自動取得
された担当者ランクに対応する担当者ランク別エラー詳
細説明が表示される。
【0024】したがって、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにエラー詳細説明を必要としないベテラ
ン担当者の事情を勘案しつつ、エラー詳細説明を大いに
頼りにする初心者(担当者)に十分的なエラー詳細説明
を提供することができるとともに、担当者ランクが自動
取得されるので取扱いが容易である。
【0025】さらにまた、請求項6の発明は、前記エラ
ー詳細説明が宣言操作を必要とする入力操作のエラーに
対する前記エラーメッセージに関して表示可能に形成さ
れた商品販売データ処理装置である。
【0026】かかる発明では、宣言を必要とする場合で
かつ宣言操作および入力操作を間違えてエラーとなった
場合に、エラーメッセージに対応したエラー詳細説明が
表示されるので、請求項1から請求項5までの各発明の
場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに全ての操作に対するエラーを対象とするので
はなくミスが生じ易い宣言操作(例えば、部門登録)を
対象としてエラー詳細説明を表示するから、メモリの小
容量化を図りつつ無駄なく実効性を向上できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0028】本商品販売データ処理装置は、図1に示す
如く、基本的構造が電子キャッシュレジスタ10から形
成され、かつエラーメッセージに対応するエラー詳細説
明をメモリ(13M)に記憶可能かつ表示器(21)に
表示されたエラーメッセージの表示消滅を要求する表示
消滅要求操作(20C)および表示されたエラーメッセ
ージに対応するエラー詳細説明の表示要求をするエラー
詳細説明表示要求操作(20R)を選択的に実行可能に
形成され、エラー詳細説明表示要求操作が選択実行され
た場合に表示器(21OPT)に表示されているエラー
メッセージに対応するエラー詳細説明を当該表示器(2
1OPT)に表示可能に形成されている。
【0029】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路
14,スキャナ19(スキャナ回路15),キーボード
20(キーボード回路16),表示器21(表示制御回
路17),入出力ポート(I/O)18を介して接続さ
れたプリンタ22(プリンタ駆動回路24)およびドロ
ワ23(ドロワ開放装置25),HDD26,ブザー2
7,上位機(ストアコントローラ30)と接続するデー
タ通信回線35用のデータ通信用インターフェイス(I
/F)29を含み、商品登録機能,会計処理機能等を有
する。
【0030】外観は、図2に示す通りである。表示器2
1は、オペレータ用表示器21OPTおよび客用表示器
21CSTから形成されている。なお、図2では、スキ
ャナ19等は図示省略した。また、図1のデータ通信回
線35を介して接続されたストアコントローラ(SC)
30は、各電子キャッシュレジスタ10をターミナルと
して一括管理する店舗内上位機を形成する。
【0031】各種機能(商品登録機能,会計処理機能
等)の遂行に際する手順相違,入力ミス,操作ミス等が
発生した場合には、当該ミスに対応するエラーメッセー
ジ(例えば、“入力桁数不足”)が表示器21(オペレ
ータ用表示器21OPT)に表示可能に形成されてい
る。この表示の際に、ブザー27が鳴動される。注意喚
起強化のためである。
【0032】RAM13には、エラーメッセージに対応
するエラー詳細説明を記憶するメモリ(13M)が設け
られている。このメモリ(13M)は、この実施形態で
は、図3に示すエラー詳細説明検索テーブル13M1お
よび図4に示すエラー説明詳細設定テーブル13M2か
らなるエラーメッセージテーブル13Mから形成されて
いる。各テーブル13M1,13M2は、HDD26で
バックアップされている。
【0033】エラー詳細説明検索テーブル13M1に
は、図3に示す如く、宣言欄(宣言…例えば、“部門登
録”を記憶する。),エラーメッセージ欄(エラーメッ
セージ…例えば“操作エラー”を記憶する。),担当者
ランク欄(担当者ランク…例えばランク“1”を記憶す
る。)およびエラー詳細説明番号欄(エラー詳細説明番
号…例えば“M12”を記憶する。)が設けられてい
る。
【0034】つまり、部門登録に関する宣言操作をした
後に、すなわち宣言前置を条件とした操作(“部門登
録”)が所定の手順で行われなった場合に表示器(2
1)に表示されるエラーメッセージ(“操作エラー”)
が設定記憶されかつ当該エラーメッセージ(操作エラ
ー)に対する担当者ランク(“2”)別のエラー詳細説
明番号(“M12”)を検索可能に記憶する。
【0035】また、エラー詳細説明設定テーブル13M
2には、図4に示す如く、エラー詳細説明番号欄に記憶
されたエラー詳細説明番号“M12”に対応するエラー
詳細説明(例えば、“部門キーを押下してくださ
い。”)が、設定記憶されている。
【0036】図3,図4の場合は、宣言(“部門登
録”)後の当該部門登録用の入力操作に関して操作ミス
があったときに表示される同一のエラーメッセージ
(“操作エラー”)に対し、担当者ランク別エラー詳細
説明が記憶されている。すなわち、担当者ランクが
“2”(エラー詳細説明番号が“M12”)のエラー詳
細説明は「“部門”キーを押下してください。」で、担
当者ランクがそれ(“2”)よりも低ランクの“3”
(エラー詳細説明番号が“M13”)のエラー詳細説明
は「“金額”を入力した後に、“部門”キーを押下して
ください。」である。
【0037】ただし、図3の担当者ランクが最高ランク
の“1”(エラー詳細説明番号が“M11”)である場
合のエラー詳細説明は、現在(図3,図4)は、ブラン
クとされている。
【0038】なお、図3に示すエラー詳細説明検索テー
ブル13M1および図4に示すエラー説明詳細設定テー
ブル13Mを一体的としてエラーメッセージテーブル1
3Mを形成してもよい。
【0039】しかし、この実施形態の場合のように別個
(13M1,13M2)に形成しておけば、例えば図4
のエラー詳細説明番号(“M99”)および当該エラー
詳細説明(“入力桁数が違います。”)を、例えば図3
では図示省略したその他の各エラーメッセージに共通利
用できるから、メモリ(RAM13)の小容量化を図れ
る。
【0040】キーボード20には、ファンクションキ
ー,置数キー等の他に、エラー詳細説明の表示要求(エ
ラー詳細説明表示要求操作)をするための表示要求キー
20Rおよび表示内容の表示消滅を要求(表示消滅要求
操作)をするための表示消滅キー20Cが設けられてい
る。
【0041】かかる実施形態では、例えば、キー操作に
より“部門登録”を宣言してから、部門登録の入力操作
に掛かる。この入力操作が所定手順で行われなかった場
合には、図3に示す当該エラーメッセージ(“操作エラ
ー”)が、表示器21(オペレータ用表示器21OP
T)に表示(図5のST10でYES)される。ブザー
27が鳴動される。
【0042】判別手段(CPU11,ROM12)は、
当該操作が宣言前置操作であるか否かを判別する(ST
11)。宣言前置操作でない場合(ST11のNO)
は、従来例の場合と同様に、原因解消やクリアキーの押
下で表示消滅される(図5では、図示省略)。
【0043】判別手段(11,12)によって宣言前置
操作であると判別された場合(ST11のYES)に
は、制御部(CPU11,ROM12)は、当該担当者
の要求を待つ(ST12のNO,ST18のNO)。
【0044】ベテラン担当者の場合が、表示されたエラ
ーメッセージに対して適正に対処した結果当該エラーが
解除された場合には、当該エラーメッセージ(“操作エ
ラー”)は表示消滅する(ST17のYES,ST1
9)。当該ベテラン担当者が、対処前に表示消滅要求操
作をした場合(ST18のYES)も、表示消滅する
(ST19)。
【0045】さて、比較的に低レベル(担当者ランク)
の担当者(担当者ランクが“2”)の場合は、表示要求
キー20Rを押下(操作)してエラー詳細説明の表示要
求をする(ST12でYES)。以下では、この担当者
が“部門”キーの押下を忘れた場合を想定する。
【0046】この際、制御部(CPU11,ROM1
2)は、当該機(10)の開局時に入力された担当者番
号を自動的に取得するとともに、図1に示すランクテー
ブル13Tから当該担当者番号に対応する担当者ランク
(例えば、“2”)を取得する(ST13)。
【0047】ここに、検索制御手段(CPU11,RO
M12)は、メモリ(エラーメッセージテーブル13M
…図3のエラー説明詳細検索テーブル13M1)を参照
して、取得された担当者ランク(“2”)に対応するエ
ラー詳細説明番号(“M12”)を検索(ST14)す
る。
【0048】すると、実質的には検索制御手段の一部で
ある抽出制御手段(CPU11,ROM12)が、メモ
リ(エラーメッセージテーブル13M…図4のエラー説
明詳細設定テーブル13M2)を参照して、検索された
エラー詳細説明番号(“M12”)に対応するエラー詳
細説明(“部門”キーを押下してください。)を抽出
(ST15)する。
【0049】なお、担当者ランクがより低度な“3”で
ある場合には、図4に示すエラー詳細説明(“金額”を
入力した後に、“部門”キーを押下してください。)が
抽出されることになる。
【0050】かくして、エラー詳細説明表示制御手段
(CPU11,ROM12)が、オペレータ用表示器2
1OPTに当該エラー詳細説明を表示する。したがっ
て、当該担当者(オペレータ)は、そのエラー詳細説明
を参照してエラーを解消するための対処を正確に行え
る。
【0051】エラーが解除されると、当該エラーメッセ
ージ(“操作エラー”)およびエラー詳細説明(“部
門”キーを押下してください。)は表示消滅(ST17
のYES,ST19)する。もとより、当該担当者が、
表示消滅要求操作をした場合(ST18のYES)も、
表示消滅する(ST19)。
【0052】しかして、この実施形態によれば、商品販
売データ処理業務中に表示器21(オペレータ用表示器
21OPT)にエラーメッセージが表示された場合にお
いて、担当者(オペレータ)が選択的にエラー詳細説明
表示要求操作(図5のST12でYES)を実行する
と、オペレータ用表示器21OPTに表示されているエ
ラーメッセージに対応するエラー詳細説明がメモリ(1
3M)から読み出されてオペレータ用表示器21OPT
に表示(ST16)されるので、当該エラーメッセージ
に関する詳細説明を参照できるから、担当者(特に、初
心者)は迅速かつ正確に対処できる。
【0053】一方、ベテラン担当者は、表示されたエラ
ーメッセージだけでその詳細説明を見ることなく適正な
対処を執れるので、表示消滅要求操作(ST18のYE
S)を選択的に実行する。これにより、オペレータ用表
示器21OPTに表示されたエラーメッセージを表示消
滅(ST19)させられる。したがって、ベテラン担当
者の業務遂行速度を阻害することなく初心者の業務遂行
速度および正確性を向上できるから、全体として業務能
率を大幅に向上できる。
【0054】また、オペレータ用表示器21OPTに表
示されているエラーメッセージに対応するエラーが解除
された場合に表示消滅要求操作が成された(ST18の
YES)ものと擬制される(ST17のYES)ので、
担当者(オペレータ)に無用な表示消滅要求操作を強制
しないから、ベテラン担当者に不利不便を与えない。
【0055】また、エラー詳細説明には、当該エラーが
何であるかの説明(例えば、“キー入力ミス”)や対処
策の説明(“金額”を入力した後に、“部門”キーを押
下してください。)等の他に、発生原因の説明(“部門
登録”のキー入力操作が正しくない。”)を含めて表示
可能に形成できるから、初心者の操作教育にも有効であ
る。この実施形態では、図3等では図示省略したがこの
ように形成してある。
【0056】また、例えば業務開始前に担当者はベテラ
ン度に関する自己の担当者ランク(例えば、“2”)を
選択設定しておく。業務中に、エラー詳細説明表示要求
操作(ST12のYES)を実行すると、オペレータ用
表示器21OPTに表示されているエラーメッセージお
よび設定ランク(“2”)に対応するエラー詳細説明が
表示されるので、エラー詳細説明を必要としないベテラ
ン担当者とエラー詳細説明を大いに頼りにする初心者と
いう両極端間の担当者に関しても最小的で十分的なエラ
ー詳細説明を提供することができる。
【0057】また、業務中に、エラー詳細説明表示要求
操作(ST12のYES)を実行すると、例えば業務開
始条件であるサインオン時にキー入力されていた当該担
当者の担当者番号が特定されかつランクテーブル13T
を参照して当該担当者番号に対応するランク(担当者ラ
ンク)が自動取得(ST13)されかつ自動取得担当者
ランクに対応するエラー詳細説明が表示されるので、取
扱いが容易である。
【0058】また、エラー詳細説明は宣言操作を必要と
する入力操作を間違えてエラーとなった場合のエラーメ
ッセージに関して表示されるので、全ての操作に対する
エラーを対象とするのではなくミスが生じ易い宣言操作
(例えば、部門登録)を対象としてエラー詳細説明を表
示するから、メモリ(RAM23)の小容量化を図りつ
つ無駄なく実効性を向上できる。
【0059】さらに、エラーメッセージテーブル13M
を図3に示すエラー詳細説明検索テーブル13M1およ
び図4に示すエラー説明詳細設定テーブル13Mから形
成してあるので、エラー詳細説明を多くのエラーメッセ
ージで共通利用できるから、メモリ(RAM13)の小
容量化を図れる。
【0060】さらにまた、上位機であるストアコントロ
ーラ20側でエラー詳細説明等を作成して各電子キャッ
シュレジスタ10(13M…13M1,13M2)に配
信可能に形成されているので、各担当者がどの電子キャ
ッシュレジスタ10を担当しても、同じエラーメッセー
ジおよびエラー詳細説明を得られる。したがって、担当
者のローテーション決定自由度が拡大するので、店舗全
体の業務能率を大幅に向上できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エラー詳細説
明をメモリに記憶可能であるとともに表示器に表示され
たエラーメッセージの表示消滅を要求する表示消滅要求
操作および表示されたエラーメッセージに対応するエラ
ー詳細説明の表示要求をするエラー詳細説明表示要求操
作を選択的に実行可能に形成され、エラー詳細説明表示
要求操作が選択実行された場合に表示エラーメッセージ
に対応するエラー詳細説明を当該表示器に表示可能に形
成された商品販売データ処理装置であるから、エラーメ
ッセージが表示された場合に当該エラーを解除するため
の対処を迅速かつ容易に行える。よって、ベテラン担当
者の業務遂行速度を阻害することなく、初心者の業務遂
行速度および正確性を向上できるから、全体として業務
能率を大幅に向上できる。取扱いも簡単である。
【0062】また、請求項2の発明によれば、表示器に
表示されているエラーメッセージに対応するエラーが解
除された場合に表示消滅要求操作が成されたものと形成
されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらに担当者(オペレ
ータ)に無用な表示消滅要求操作を強制しないから、ベ
テラン担当者に不利不便を与えない。
【0063】また、請求項3の発明によれば、エラー詳
細説明には当該エラーの発生原因の説明が含まれている
ので、請求項1および請求項2の各発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらにエラー発
生の根本事項を知ることができかつ初心者の操作教育に
も有効である。
【0064】さらに、請求項4の発明によれば、複数の
ランク別エラー詳細説明の中から選択されたランクのラ
ンク別エラー詳細説明を表示可能に形成されているの
で、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様な
作用効果を奏することができることに加え、さらにエラ
ー詳細説明を必要としないベテラン担当者の事情を勘案
しつつ、エラー詳細説明を大いに頼りにする初心者(担
当者)に十分的なエラー詳細説明を提供することができ
る。
【0065】さらに、請求項5の発明によれば、複数の
担当者ランク別エラー詳細説明の中から担当者ランクを
自動取得しかつ自動取得した担当者ランク別エラー詳細
説明を表示可能に形成されているで、請求項1から請求
項3までの各発明の場合と同様な効果を奏することがで
きることに加え、さらにエラー詳細説明を必要としない
ベテラン担当者の事情を勘案しつつ、エラー詳細説明を
大いに頼りにする初心者(担当者)に十分的なエラー詳
細説明を提供することができるとともに、担当者ランク
が自動取得されるので取扱いが容易である。
【0066】さらにまた、請求項6の発明によれば、エ
ラー詳細説明が宣言操作を必要とする入力操作のエラー
メッセージに関して表示されるので、請求項1から請求
項5までの各発明の場合と同様な効果を奏することがで
きることに加え、さらに全ての操作に対するエラーを対
象とするのではなくミスが生じ易い宣言操作(例えば、
部門登録)を対象としてエラー詳細説明を表示するか
ら、メモリの小容量化を図りつつ無駄なく実効性を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、外観斜視図である。
【図3】同じく、エラーメッセージテーブルを説明する
ための図である。
【図4】同じく、エラー詳細説明テーブルを説明するた
めの図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 11 CPU 12 ROM 13 RAM 13M エラーメッセージテーブル(メモリ) 13M1 エラー詳細説明検索テーブル(メモリ) 13M2 エラー説明詳細設定テーブル(メモリ) 13T ランクテーブル 19 スキャナ 20 キーボード 20R 表示要求キー 20C 表示消滅キー 21 表示器 21OPT オペレータ用表示器(表示器) 21CST 客用表示器 22 プリンタ 26 HDD 27 ブザー 30 ストアコントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラー発生に際し当該エラーに対応する
    エラーメッセージを表示器に表示可能に形成された商品
    販売データ処理装置において、 前記エラーメッセージに対応するエラー詳細説明をメモ
    リに記憶可能であるとともに前記表示器に表示された前
    記エラーメッセージの表示消滅を要求する表示消滅要求
    操作および前記表示器に表示された前記エラーメッセー
    ジに対応するエラー詳細説明の表示要求をするエラー詳
    細説明表示要求操作を選択的に実行可能に形成され、エ
    ラー詳細説明表示要求操作が選択実行された場合に前記
    表示器に表示されている前記エラーメッセージに対応す
    るエラー詳細説明を当該表示器に表示可能に形成されて
    いる商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示消滅要求操作が前記表示器に表
    示されている前記エラーメッセージに対応するエラーが
    解除されたこととされている請求項1記載の商品販売デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記エラー詳細説明には当該エラーの発
    生原因の説明が含まれる請求項1または請求項2記載の
    商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記エラー詳細説明には複数のランク別
    エラー詳細説明が含まれ、ランクを選択設定可能でかつ
    選択設定されたランクのランク別エラー詳細説明を表示
    可能に形成されている請求項1から請求項3までのいず
    れか1項に記載された商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー詳細説明には複数の担当者ラ
    ンク別エラー詳細説明が含まれ、担当者ランクを自動取
    得可能でかつ自動取得された担当者ランクの担当者ラン
    ク別エラー詳細説明を表示可能に形成されている請求項
    1から請求項3までのいずれか1項に記載された商品販
    売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記エラー詳細説明が宣言操作を必要と
    する入力操作のエラーに対する前記エラーメッセージに
    関して表示可能に形成されている請求項1から請求項5
    までのいずれか1項に記載された商品販売データ処理装
    置。
JP2000092781A 2000-03-30 2000-03-30 商品販売データ処理装置 Pending JP2001283329A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011016963A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Three M Innovative Properties Co 粘弾性ダンパー用プライマー組成物および粘弾性ダンパー
JP4927222B1 (ja) * 2011-05-19 2012-05-09 株式会社デジアイズ クリーニング業用posシステム
JP2018005944A (ja) * 2017-10-02 2018-01-11 株式会社寺岡精工 ラベル発行装置及び包装値付け装置

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JP4927222B1 (ja) * 2011-05-19 2012-05-09 株式会社デジアイズ クリーニング業用posシステム
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