JP2000122583A - 発光ガス放電表示器およびその製造方法 - Google Patents

発光ガス放電表示器およびその製造方法

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JP2000122583A JP11111261A JP11126199A JP2000122583A JP 2000122583 A JP2000122583 A JP 2000122583A JP 11111261 A JP11111261 A JP 11111261A JP 11126199 A JP11126199 A JP 11126199A JP 2000122583 A JP2000122583 A JP 2000122583A
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groove
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Bernard W Byrum
バーナド、ダブルュー、バイラム
Tracy W Bradford
トレイシ、ダブルュー、ブラドフォード
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Electro Plasma Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光ガス放電表示器のガス放電溝を、製造時
に、熱や汚染を受けないようにして、表示器を形成して
いる少なくとも2枚の板、例えばガラス板の光学的明瞭
さや透明さを維持したものとする。 【解決手段】 表示器の製造の間、発光ガス放電表示器
のガス放電溝から熱や汚染を隔離するためにバイパス管
(渡し管)を用いている。バイパス管はその後で取り除
いて、発光放電がその溝を通るようにしている。そのこ
とによって、高品質で信頼性のある灯火あるいは宣伝用
の表示器がえられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光ガス放電表示器
(luminous gas discharge d
isplay)に関し、特に本発明はガス放電を用いて
いる標識のような発光表示器およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガス放電を使った発光標識およびその標
識を製造する方法は幾つかの特許に開示されている。一
般にこのような標識は2〜3枚のガラス板を用いて作ら
れており、行なおうとしている表示に合った溝や空孔が
2〜3枚のガラス板に設けられている。その空孔は気密
にシールされており、一組の電極を持っているガス導入
口を備えている。その製造方法においては、その空孔は
真空にして、ガス導入口から空孔内にある量のガス例え
ばネオンを導入する。そのガスはその後、電極に印加し
た電圧によってイオン化される。次にイオン化したガス
は輝いて表示をする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発光標識について多く
の改良が加えられて満足すべきものとなっているが、発
光標識およびその製造方法について更なる改良をするこ
とが好ましい。
【0004】そこで本発明の目的は、発光ガス放電表示
器の通常の動作温度および真空レベルに耐えうるほとん
どの適当な材料で作ることのできる、非常に信頼性のあ
る発光ガス放電表示器を提供することである。更に、本
発明の目的は、表示器の電極を形成するときの高い温度
からガス放電表示器を隔離する手段を提供することであ
る。
【0005】本発明の更なる目的は、表示器を作ってい
るガラス板の光学的明瞭さや透明さを維持しているガス
放電表示器を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、電極を入れている同
じ孔や管を通して真空にしたりガス充填のできる手段を
提供することである。
【0007】加えて、前と後ろの両方のパネルではな
く、後ろのパネルにのみ真空のシールをしたり、ガス充
填をしたり、電極を用意したりすることも本発明の目的
である。
【0008】本発明の更なる目的は、表示器を気密にシ
ールするのに、低温シーリングガラスあるいは高真空エ
ポキシのみを使っている発光ガス放電表示器を提供する
ことである。
【0009】本発明の更に他の目的は簡単で製造するの
に経済的な発光ガス放電表示器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】まとめると、本発明は発
光ガス放電表示器に関係する。この表示器は向い合って
真空シールされた2枚の板を持っている。その板のうち
の少なくとも1枚は、ガラスやアルミライト社のアルミ
ライトクリア樹脂のような透明材料からできている。更
にその板のうち少なくとも1枚には、イオン化すること
のできるガスを有している少なくとも1本の溝を設けて
いてそれはガス放電路を形成している。少なくとも2本
の電極は、ガラス板の外に設けられており、各々の溝と
連絡しており、イオン化することのできるガスをイオン
化してガス放電表示をするようになっている。
【0011】本発明の更なる特徴や他の目的や効果は、
図面を参照しながら以下の詳細な説明から明らかとなる
であろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図面において同じ参照符号は同じ
部分を示しており、図1〜6は発光ガス放電表示器10
を描いている。図面を検討するに当たり、あたりまえの
ことや本発明を開示され説明されると当業者にとってよ
くわかっているようなものとなる詳細な構造のある部分
は、説明の簡易さのために書いていないことがわかるで
あろう。例えば、本発明のいろんな部分は、フェロ社製
のガラスシーリングフリット#7075やバリアン社の
トールシールエポキシなどのような低温フリットを用い
て接着することができる。
【0013】図において、発光ガス放電表示器10は向
い合って気密にシールした2枚の板12と14を持つ。
その板のうちの少なくとも1枚には、イオン化できるガ
スを有し、ガス放電路を形成している少なくとも1本の
溝16が設けられている。その少なくとも1本の溝16
と連絡するように設けられている少なくとも2本の電極
18と20がある。その電極18と20は2枚のシール
された板12と14の外に設けられている。他の言い方
をすれば、電極18と20は板12と14の境界外に位
置している。
【0014】板12と14は、約38℃を超えているガ
ス放電の温度や真空レベルに耐え得るほとんどの適当な
材料で作ることができ、ほとんどの適当な厚さや寸法の
ものとすることができる。表示器10の少なくとも表の
板12は、ガラスやプラスチックのような透明材料で作
る。そのガラス板は少なくとも10重量%のソーダを含
むソーダガラスで作ることができる。好ましい実施態様
では、表の板12と後ろの板14の両方共にガラスで作
り、同じあるいは違った厚さとすることができる。例え
ば、ガラス板12と14の厚さを0.04インチよりも
薄くすることができる。
【0015】表示器10の溝16は、ガス放電路を形成
し、後ろの板14に設けられている開孔22のところに
その溝の両端がある。その溝16はほとんどの適当な形
状として好ましい長さにすることができることはわかる
であろう。溝16は、文字あるいは数字のような参照文
字になるように、連続した曲がりくねった路の形やある
いは多くの独立した路の形にすることができる。説明の
ために、溝16は図1〜3ではギリシャ文字「Ω」の形
に示されている。別々の絵や文字を表すために、表示器
10は、当業者に良く知られているように板の上に光学
的な不透明なマスク層(表示せず)を設けて、その絵や
文字を内側で連続している溝16の一部を隠すことがで
きる。
【0016】表示器10の溝16は、1枚あるいはそれ
以上の板12、14の内表面に、サンドブラストや他の
機械的なやり方など、当業者に良く知られている適当な
方法で形成することができる。好ましい実施態様におい
ては、溝16は板12、14の1枚あるいはそれ以上の
内表面に酸腐蝕で形成される。酸腐蝕によって、狭く境
界のはっきりした溝16を、電極を形成する上で許され
る限界まで延びて、しかもガラスの厚さと同じ幅を持っ
ているように、形成してあるガス放電表示器10を製造
することができる。溝を腐蝕させてガラスに凹みを形成
するとその形は半円となるので、その溝の最大幅は、半
径として、ガラス厚さから腐蝕の後で残そうとするガラ
スの厚みを差し引いただけのものを持った半円の直径と
なる。
【0017】酸腐蝕は、酸によって変えないで残そうと
しているガラス表面を保護するために、ガラスの上にレ
ジストインクをプリントするのにシルクスクリーン像を
形成する。そのレジストで被覆したガラスはフッ化水素
酸を主に含んでいる溶液に浸漬される。好ましい実施態
様では、アライドシグナル社から市場で入手できるタイ
プの48%フッ化水素酸を主に含んでいる溶液である。
溶液の強さと温度は互いに影響して腐蝕領域の美しさや
機械的な特性を変化させる。酸に浸漬する時間はガラス
を腐蝕する深さを決めるものであり、その後でガラス板
を取り出して、苛性溶液、代表的なものとしては薄い苛
性ソーダにその板を漬けることで腐蝕過程を終了させ
る。板はそれから水で十分に濯ぐ。最終の濯ぎの後、板
を溶媒液(代表的なものとしては石油スピリット)に漬
けて、レジストインクを除去する。このように洗浄した
板はその後更に、水とアンモニアの反応性の溶液で洗浄
して、本発明の組立品に用いる。
【0018】板12、14の内表面の1つあるいはそれ
以上のところに溝16を形成した後で、腐蝕した溝の深
さに応じていずれかの手段によって、表示器10に光放
出燐光体24を被覆する。約0.06インチよりも浅い
溝では、スプレー付着シルクスクリーニングが最も適し
たものであり、それは好ましい実施態様である。スプレ
ー付着シルクスクリーニングでプリントすることはシル
クスクリーニング工業ではよく知られた技術である。よ
り深い溝では、溝の中に燐光体を手動ブラシで塗布する
こと(少量生産には適している)からセトリングとして
知られている技術ーー燐光体と液体例えば変性アルコー
ルとの懸濁液を溝に充填して蒸発させて、その間に燐光
体を溝の壁に堆積させるーーの間で選択される。光放出
燐光体24は、前パネル12の内表面や、後ろパネル1
4の内表面や、溝16の内表面や、あるいは、溝を形成
したのがただ1枚の板である場合には、前パネルあるい
は後ろパネルの平坦な面に塗布することができる。表示
器の美しさを向上したいとの要望があるときには、表示
器10の光の色を燐光体24で変える。光放出燐光体2
4は当業者にとってよく知られた適当な色と種類のもの
を使うことができる。
【0019】表示器10に燐光体24を付けた後、当業
者に良く知られた低温シール材26、例えばフェロ社の
フリット#7075やバリアン社のトールシールエポキ
シあるいは他の適当なシール材を使って、2枚の板12
と14を一緒にシールする。図4や図7に示しているよ
うに、シール材は2枚の板の間あるいは板12と14が
重なっている外側のエッジに沿って付けて、真空に引い
ている間に吸い込んでシールすることができる。
【0020】この低温シール材26は表示器10の境界
線に沿ってシールするので、板12と14の光学的透明
さに影響を及ぼすことはない。シール材26は表示器1
0の全部の境界線の周りに付けて、溝16の境界となっ
ている内部領域と外の境界領域とを形成する。好ましい
実施態様では、前の板12は後ろの板14とを気密にシ
ールして、各々の板に形成されている溝16の鏡像が一
致するように後ろの板と並べる。
【0021】電極18は板12と14の外部に位置して
いて、少なくとも1本の溝16と連絡している。図1、
3、5および6に示しているように、電極18は隔離管
28を介して連絡するように設けられている。
【0022】隔離管28は発光ガス放電表示器10の後
ろの板14を通って設けられている開孔22の上に、適
当なシール材、例えば、これに限定されるものではない
が、低温ガラスシールフリットあるいは低真空エポキシ
によってシールされている。隔離管28はシールされた
通路として働き、後ろの板14の外表面にある溝16の
両端のところで電極18に接続している。
【0023】電極18は各隔離管28の表にある端に溶
接されている。電極18は当業者に良く知られているタ
イプのものとすることができ、表示器10の作動要求に
合ったデザインとすることができる。好ましい実施態様
としては、各電極18は電極ハウジング30と、その電
極ハウジングと一体に作られた排気管32とを持ってい
る。各電極18と一体に形成した排気管32があること
によって、溝16に容易にアクセスすることができ、パ
ネル12と14の間の空間を真空にする機器(図示せ
ず)を取り付けることが容易になり、溝にアクセスして
シールする前に適当な不活性ガスを再充填したり、電極
にアクセスして電極から延びているワイア34を通して
電流を供給することができる。
【0024】図1〜3に示しているように、表示器の製
造と性能の改善のために、取り外しのできる渡し管36
が隔離管28の内部と連絡するように設けられて、それ
によって隔離管28同士を一時的に接続している。表示
管の製造の間、この渡し管36によってガス放電表示器
10の溝16から熱や汚染を遮断する。この渡し管36
はほとんどの適当な材料、例えばガラスまたはプラスチ
ックのチューブなどで作ることができる。本発明の他の
実施態様としては、この渡し管36は、どちらかの端に
高真空フランジ継手を持っている金属又はガラス管で作
ることができる。渡し管の長さが溝16よりも短くそし
て、物理的抵抗が溝よりも低くなるように渡し管36を
デザインしなければならないことは明らかであろう。例
えば、図にあるように、渡し管36の全体の長さが溝1
6の全体の長さよりも短く、より小さな抵抗となってい
る。
【0025】表示器10を気密にシールした後、電極1
8のところの排気管32を通して真空にする。表示器1
0はなんらかの適当な方法、機械的あるいは低温液体ポ
ンプなどで真空に引かれる。真空にすることによって2
枚の向い合った板12と14をお互いの方向(図4)に
反らすように周囲の大気圧が働くので、板をもう1枚の
板と密着して板の間の溝16にシールをする。真空にす
ることで、板12と14の間の接触している全てのとこ
ろでは物理的なまた誘電抵抗の状態が形成され、溝16
の境界内では抵抗が減少して、最低抵抗路として溝の輪
郭に合わせて発光ガス放電が生じる。加えて、板は真空
シールをしており、板を作っている材料の軟化点には決
してならないので、板12と14の光学的および物理的
性質は保持される。
【0026】板12と14の真空や大気による変形は、
板が薄くなればなるほどまた全長が長くなればなるほ
ど、より低い真空で生じることがわかるであろう。この
ことは約1.25インチ厚までで約30インチ長までの
ガラス板で観察された。更に、より厚いガラス、約0.
125インチよりも厚い場合には、溝は表示器の境界線
から約1.00インチ以内に作るべきではなく、非常に
薄いガラス部分、すなわち約0.0625インチよりも
薄いときには、表示器の境界から約0.125インチの
ように近くまで溝を作ることができる。
【0027】表示器10を気密シールし、表示器の中を
真空にした後で、電極18を準備する。電極18は、そ
の電極を真空中で高温に加熱して準備する。その温度
は、電極表面にある保護酸化物層を分解除去して塩基性
金属リッチな酸化物にする温度とする。その金属リッチ
な酸化物の代表的なものは酸化バリウムである。電極間
に電流を流すと電極18は加熱される。電極18を加熱
する温度は使用する電極の種類によって変わってくる。
例えば、ユーロコム社から市販されている電極18は、
大電流を約2〜3分流して、化合物を分解して金属リッ
チな酸化物を生じるには約800℃に加熱する。
【0028】本発明のプロセスの特徴は、電極18間に
加えられる電流が、溝16を通ってではなく、電極を結
んでいる渡し管36を通って流れることであることがわ
かるであろう。渡し管36の設けられている位置とその
大きさによって、最小の抵抗を持っている路に電極18
間のガス放電が生じる。すなわち渡し管を直接に通る路
である。結果として、電極18を準備しているときに生
じた熱のほとんどすべては、渡し管36の壁および真空
を通じて放出されてすぐに消えてしまう。電極を準備す
る間に生じた熱の残りは、溝16から板12、14にゆ
っくりと伝わっていく。隔離管28、渡し管36および
電極18が板12と14の外部に設けられているという
構造をしているので、電極をより高い温度例えば850
℃よりも高い温度で形成しても、表示器10のシールに
破損を生じたり、板に損傷を加えるような危険がない。
【0029】渡し管36や隔離管28の長さや方向は電
力、ガス混合物、ガス放電のデザイン、溝16の長さや
溝の大きさに応じて適当に変えることができる。電極1
8を形成する温度に達して、電極が準備できると、ワイ
アや電極を通して供給されている電流が減少し、表示器
10の温度が低下する。前に述べたように、電極は高温
で真空中で準備されるが、発光ガス放電溝は電極形成時
の温度よりも低い温度で「洗浄」することができる。
【0030】電極18への電力を減少した後で、渡し管
36は図5に示しているようにシールして取り除く。渡
し管36全体がガラスでできているときには、渡し管を
封じ切って当業者によく知られているように表示器10
から取り除く。表示器10はそれから排気管32を通し
て不活性ガス例えば、限定をするものではないが、ネオ
ン、アルゴン、キセノンなどで再充填する。渡し管36
はすでに電極18と結ばれていないので、ガス放電の路
としてはもう働かないので、ガス放電は電極18から、
隔離管28へ行って、隔離管の端から出ていって、発光
放電表示の溝16を通り、向かい側の隔離管28に再び
入って、反対側の電極18に戻るように放電をする。
【0031】発光表示器10への電力は、当業者に良く
知られているトランス38などからワイア34を通って
電極18に供給する。
【0032】本発明を発光表示器10に関連して説明し
たが、本発明は他の形をも取ることができることを理解
されるであろう。例えば、本発明はキセノンやアルゴン
ガスなどを再充填することができるし、写真やx線を見
る光源として一般の商業光源として使ったり、溝16の
表面に光放出燐光体を使うことおよびユニットの厚さや
寸法をいろいろな一般的及び特殊な光源要求に合わせる
こともできる。
【0033】ここで参照している特許、特許出願および
文献は参考文献とする。
【0034】本発明を好ましい実施態様で説明したが、
添付の特許請求の範囲を他の形で実施することができる
ことは明らかであろう。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の発光
ガス放電表示管は、表示器を作っている少なくとも2枚
の板、好ましくはガラス板の光学的明瞭さや透明さを維
持したものにすることができる。また、ガス放電溝を製
造の間に、熱や汚染から保護することができる。それに
よって、高品質で信頼性のある灯火あるいは宣伝用表示
器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による発光ガス放電表示器の斜視図であ
る。
【図2】図1の表示器の正面図である。
【図3】図1の表示器の背面図である。
【図4】図3の4−4線での部分断面図である。
【図5】本発明による図1の電極の部分図である。
【図6】図3の6−6線での拡大部分断面図である。
【図7】重なっているシールされた板の拡大部分断面図
である。
【符号の説明】
10 発光ガス放電表示器 12、14 板(パネル) 16 溝 18、20 電極 22 開孔 24 (光放出)燐光体 26 低温シール材 28 隔離管 30 電極ハウジング 32 排気管 34 ワイア 36 渡し管 38 トランス
フロントページの続き (72)発明者 トレイシ、ダブルュー、ブラドフォード アメリカ合衆国ミシガン州49004、カラマ ズー、 スプリングブルック・レイン 6926番

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 向い合っている2枚の気密シールをした
    板、その板の少なくとも1枚は透明材料で作られてお
    り、またその板の少なくとも1枚にはガス放電路を形成
    している溝を少なくとも1本有していて、そこにイオン
    化できるガスを充填しているものと、 前記ガラス板の外に位置していて、前記イオン化できる
    ガスをイオン化してガス放電表示をするのに前記少なく
    とも1本の溝の各々と連絡している少なくとも2本の電
    極とを、 持っている発光ガス放電表示器。
  2. 【請求項2】 前記板の1枚はガラスで作られた前の板
    である請求項1記載の発光ガス放電表示器。
  3. 【請求項3】 前記板の1枚はプラスチックで作られた
    前の板である請求項1記載の発光ガス放電表示器。
  4. 【請求項4】 前記シールされた板はガラスで作られた
    前の板と後ろの板である請求項1記載の発光ガス放電表
    示器。
  5. 【請求項5】 前記シールされた板はプラスチックで作
    られた前の板と後ろの板である請求項1記載の発光ガス
    放電表示器。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1本の溝は前記板の少な
    くとも1枚に形成された開孔のところにあるその端部で
    終わっている請求項1記載の発光ガス放電表示器。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1本の溝は参照文字の形
    をしている請求項6記載の発光ガス放電表示器。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1本の溝は前記板の少な
    くとも1枚の内表面に形成されている請求項1記載の発
    光ガス放電表示器。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1本の溝は前記板の少な
    くとも1枚の内表面に酸腐蝕で形成されている請求項8
    記載の発光ガス放電表示器。
  10. 【請求項10】 表示器に塗布された光放出燐光体の被
    覆を更に有している請求項1記載の発光ガス放電表示
    器。
  11. 【請求項11】 前記光放出燐光体は少なくとも1枚の
    板の内表面に塗布されている請求項10記載の発光ガス
    放電表示器。
  12. 【請求項12】 前記光放出燐光体は少なくとも1本の
    溝の内表面に塗布されている請求項10記載の発光ガス
    放電表示器。
  13. 【請求項13】 前記2枚の板は、その2枚の板の間に
    入れられ、前記少なくとも1本の溝を取り囲んでいるシ
    ール材によって、一緒に気密シールされている請求項1
    記載の発光ガス放電表示器。
  14. 【請求項14】 前記2枚の板は、前記向い合っている
    板で形成されている外周端に沿って入れられ、前記少な
    くとも1本の溝を取り囲んでいるシール材によって、一
    緒に気密シールされている請求項1記載の発光ガス放電
    表示器。
  15. 【請求項15】 前記電極は、少なくとも1本の隔離管
    を通して連絡している請求項6記載の発光ガス放電表示
    器。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1本の隔離管は前記板
    の少なくとも1枚に形成されている前記開孔の上にシー
    ルされていて、それによって前記板の少なくとも1枚の
    外表面のところで前記溝16の対向している端部で前記
    電極を接続している請求項15記載の発光ガス放電表示
    器。
  17. 【請求項17】 電極は、少なくとも1本の隔離管の外
    に出ている端部に溶接されている請求項16記載の発光
    ガス放電表示器。
  18. 【請求項18】 各電極は電極ハウジングと、その電極
    ハウジングと一体に形成された排気管とを有している請
    求項16記載の発光ガス放電表示器。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1本の隔離管の内部と
    連絡している少なくとも1本の取り除くことのできる渡
    し管を更に持っており、それによって一時的に前記少な
    くとも1本の隔離管の各々と相互に接続している請求項
    1記載の発光ガス放電表示器。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1本の取り除くことの
    できる渡し管は、前記少なくとも1本の溝よりも短く、
    物理的抵抗の低いものである請求項19記載の発光ガス
    放電表示器。
  21. 【請求項21】 気密にシールされた前の板と後ろの板
    とを有し、その板の少なくとも1枚は透明材料で作られ
    ており、その板の少なくとも1枚はガス放電路を形成し
    ているイオン化できるガスを持った少なくとも1本の溝
    を有し、前記各々の少なくとも1本の溝は前記板の少な
    くとも1枚に形成されている開孔のところでその各端部
    を持って終わっている、 また表示器に塗布された光放出燐光体の被覆を有し、 また、前記ガラス板の外に位置している少なくとも2本
    の電極を有し、その電極は、前記開孔を通して少なくと
    も1本の溝の各々と連絡しており、前記イオン化できる
    ガスをイオン化し、ガス放電表示をするようになってい
    る発光ガス放電表示器。
  22. 【請求項22】 表示器の少なくとも前の板は透明材料
    で作られているような、前の板と後ろの板とを設け、 前記板の少なくとも1枚に設けた開孔のところにその各
    端部を持って終わっている少なくとも1本の溝を、前記
    板の少なくとも1枚の内表面に設けてガス放電路を形成
    し、 表示器に光放出燐光体の被覆を塗布し、 向い合って固定した位置で前の板と後ろの板をシール
    し、 前記開孔の上で隔離管をシールし、 ハウジングと排気管を有する電極を各隔離管の外に出た
    端に溶接して、電極を少なくとも1本の溝の対向してい
    る端部で接続するシールされた通路としてその隔離管が
    働くようにし、 その隔離管の内部と連絡している取り除くことのできる
    渡し管を設けて、一時的に隔離管を互いに接続し、 表示器を気密にシールした後で排気管を通して電極のと
    ころを真空に引いて、外部の大気圧によって2枚の向い
    合った板をお互いの方向に反らしてその板同士を密着さ
    せて、板の間に少なくとも1本の溝をシールして形成
    し、 電極の上に付けられた保護酸化物層を除去するのに十分
    な温度に真空中で電極を加熱して電極を準備し、 その上で渡し管をシール封じして、排気管を通して不活
    性ガスを少なくとも1本の溝に再充填する工程からなる
    発光ガス放電表示器の製造方法。
  23. 【請求項23】 電極間に電流を通して電極を用意する
    請求項22記載の発光ガス放電表示器の製造方法。
  24. 【請求項24】 前の板と後ろの板とは表示器の外周辺
    全体の周りに入れたシール材によってシールされて、少
    なくとも1本の溝を取り囲んでいる内部領域を形成する
    請求項23記載の発光ガス放電表示器の製造方法。
  25. 【請求項25】 その少なくとも1本の溝は酸腐蝕で形
    成する請求項22記載の発光ガス放電表示器の製造方
    法。
  26. 【請求項26】 光放出燐光体をスプレー付着シルクス
    クリーニングで塗布する請求項25記載の発光ガス放電
    表示器の製造方法。
  27. 【請求項27】 光放出燐光体は、少なくとも1本の溝
    の中に燐光体をブラシで塗布して形成している請求項2
    5記載の発光ガス放電表示器の製造方法。
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